JP2000018074A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2000018074A JP10186368A JP18636898A JP2000018074A JP 2000018074 A JP2000018074 A JP 2000018074A JP 10186368 A JP10186368 A JP 10186368A JP 18636898 A JP18636898 A JP 18636898A JP 2000018074 A JP2000018074 A JP 2000018074A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油の希釈を誘起せずに騒音とすすを低減
できるパイロット噴射をおこなう燃料噴射装置を提供す
ること。 【解決手段】 メイン噴射の前に、第1パイロット噴射
と第2パイロット噴射の2回のパイロット噴射をおこな
う。エンジン回転数NEと、アクセルペダル開度ACC
Pに応じてマップからメイン噴射の噴射量QMと噴射圧
力PCをもとめ、メイン噴射の噴射量QMとエンジン回
転数NEに対して設定されているマップから、第1パイ
ロット噴射の噴射量QPS、噴射時期(噴射開始時期)
SPS、第2パイロット噴射の噴射量QPF、噴射時期
(噴射開始時期)SPFをもとめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射装置、特に
メイン噴射の前にパイロット噴射をおこなう燃料噴射装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関、特にディーゼル機関、とりわ
け、共通の高圧燃料管から各気筒毎に設けられた噴射ノ
ズルに燃料を分配する所謂コモンレール式の燃料分配を
おこなう直噴式のディーゼル機関においては、燃焼圧力
の急激な立ち上がりを防止して燃焼騒音の低減や、すす
の低減のために、メイン噴射の前にパイロット噴射をお
こなうようにした燃料噴射装置を使用することが公知で
あり、パイロット噴射をおこなう色々な燃料噴射装置が
開示されている(特開平8−246935号公報等参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】騒音とすすの低減のた
めにはメイン噴射の開始よりもかなり早く、例えば、4
0〜60°CA前に、比較的多量のパイロット噴射をお
こなうのが好ましい。しかしながら、この様なパイロッ
ト噴射をすると、パイロット噴射された燃料が着火する
前にシリンダのボアに到達し、潤滑油の希釈を誘起する
という問題がある。本発明は、上記問題に鑑み、潤滑油
の希釈を誘起せずに騒音とすすを低減できるパイロット
噴射をおこなう燃料噴射装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、メイン噴射の前に燃料を噴射するパイロット噴射の
噴射条件を決定するパイロット噴射条件決定手段と、パ
イロット噴射条件決定手段が決定した条件でパイロット
噴射を実施するパイロット噴射手段とを具備し、パイロ
ット噴射条件決定手段がパイロット噴射を複数回に分割
して実施する分割パイロット噴射の少なくとも噴射量と
噴射時期を含む噴射条件を決定する燃料噴射装置が提供
される。この様に構成された燃料噴射装置ではメイン噴
射の前に、パイロット噴射条件決定手段が決定した分割
パイロット噴射の噴射条件で複数回のパイロット噴射を
実行する。
【0005】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、分割パイロ
ット噴射の内の先に実施するパイロット噴射の噴射量を
後に実施するパイロット噴射の噴射量よりも小さく決定
するようにされている燃料噴射装置が提供される。この
様に構成された燃料噴射装置では、メイン噴射の前に複
数回に分割した分割パイロット噴射がおこなわれるが、
先に実施するパイロット噴射の噴射量が後に実施するパ
イロット噴射の噴射量よりも小さくされる。
【0006】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、分割パイロ
ット噴射の各回の噴射条件を運転状態に応じて決定する
ようにされている燃料噴射装置が提供される。この様に
構成された燃料噴射装置では、メイン噴射の前に複数回
に分割した分割パイロット噴射がおこなわれるが、分割
パイロット噴射の各回の噴射条件は、パイロット噴射条
件決定手段が、運転状態に応じて決定する。
【0007】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、運転状態に
応じて決定されるメイン噴射の噴射量を基に、分割パイ
ロット噴射の各回の噴射条件を決定するようにされてい
る燃料噴射装置が提供される。この様に構成された燃料
噴射装置では、メイン噴射の前に複数回に分割した分割
パイロット噴射がおこなわれるが、分割パイロット噴射
の各回の噴射条件は、パイロット噴射条件決定手段が、
運転状態に応じて決定されるメイン噴射の噴射量に応じ
て決定する。
【0008】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、運転状態に
応じて単発パイロット噴射の噴射条件と、単発パイロッ
ト噴射を実行した場合のシリンダボアへの燃料到達量を
演算し、燃料到達量が適正であるかどうか判定し、燃料
到達量が不適正であると判定した場合には分割パイロッ
ト噴射をするべく分割パイロット噴射の噴射条件を決定
するようにされている燃料噴射装置が提供される。この
様に構成された燃料噴射装置では、まず、運転状態に応
じて単発パイロット噴射の噴射条件が演算され、該噴射
条件で単発パイロット噴射を実行した場合のシリンダボ
アへの燃料到達量が演算される。そして、単発パイロッ
ト噴射を実行した場合のシリンダボアへの燃料到達量が
不適正と判定された場合には分割パイロット噴射が実行
される。
【0009】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が単発パイロッ
ト噴射の噴射条件に基づいて分割パイロット噴射の噴射
条件を決定するようにされている燃料噴射装置が提供さ
れる。この様に構成された燃料噴射装置では、単発パイ
ロット噴射を実行した場合のシリンダボアへの燃料到達
量が不適正と判定された場合に、単発パイロット噴射の
噴射条件に基づいて決定された噴射条件で分割パイロッ
ト噴射がおこなわれる。
【0010】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、噴射装置の
限界最小噴射量と限界最小噴射間隔以上になるように、
分割パイロット噴射の噴射量と噴射間隔を決定するよう
にされている燃料噴射装置が提供される。この様に構成
された燃料噴射装置では、単発パイロット噴射を実行し
た場合のシリンダボアへの燃料到達量が不適正と判定さ
れた場合に、単発パイロット噴射の噴射条件に基づいて
もとめた分割パイロット噴射の各回の噴射条件で分割パ
イロット噴射がおこなわれるが、分割パイロット噴射の
各回の噴射量と噴射間隔は噴射装置の限界最小噴射量と
限界最小噴射間隔以上になるようにされている。
【0011】請求項8の発明によれば、請求項7の発明
において、パイロット噴射条件決定手段が、分割パイロ
ット噴射を、可能な限り多段階に分けておこなうよう
に、分割パイロット噴射の噴射量と噴射間隔を決定する
ようされている燃料噴射装置が提供される。この様に構
成された燃料噴射装置では、単発パイロット噴射を実行
した場合のシリンダボアへの燃料到達量が不適正と判定
された場合に、単発パイロット噴射の噴射条件に基づい
てもとめた分割パイロット噴射の各回の噴射条件で分割
パイロット噴射がおこなわれるが、噴射装置の限界最小
噴射量と限界最小噴射間隔が維持できる限りできるだけ
多段階に分けて分割パイロット噴射がおこなわれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は各実施の形態に共通の構
成を示す図である。図1を参照すると、4気筒の直噴式
のディーゼルエンジン10は#1、#2、#3、#4の
各気筒に対して、それぞれ燃料噴射弁11、12、1
3、14を備えている。燃料タンク15から低圧ポンプ
16で吸い出された燃料は圧力レギュレータを含む高圧
ポンプ17で所定の高圧に加圧されコモンレール18に
送られ、コモンレール18から分配パイプ19で各燃料
噴射弁11、12、13、14に送られる。
【0013】クランクポジションセンサ20はクランク
軸21に設けられた信号歯22が通過に伴い信号を発生
し、この信号は電子制御ユニット(以下ECUという)
30に送られECU30はクランク位置とクランク回転
数を演算する。アクセル開度センサ23はアクセルペダ
ル24の踏み込み量に応じた信号を発生しECU30に
送り、ECU30はこの信号から負荷を演算する。
【0014】30は電子制御ユニット(以下ECUとい
う)であり、互いに接続された入力インターフェイス3
1、CPU32、RAM33、ROM34、出力インタ
ーフェイス35を有するデジタルコンピュータである。
前述の各センサから送られてくる信号は入力インターフ
ェイス31から、必要に応じて変換されてCPU32に
送られ、CPU32はそれらの信号、及び、RAM3
3、ROM34等に記憶されているデータをもとに、本
発明に関して、燃料噴射の量、タイミング、圧力等を制
御値を演算し、この制御値は出力インターフェイス35
で適切な信号に変換されて燃料噴射弁11〜14、ある
いは、高圧ポンプ17等に送られる。
【0015】次に各実施の形態毎の燃料噴射の制御につ
いて説明する。先ず、第1の実施の形態では、メイン噴
射の前に第1パイロット噴射、第2パイロット噴射の2
回のパイロット噴射がおこなわれるが、各パイロット噴
射の噴射量、噴射時期、噴射圧力はメイン噴射の値をも
とに決定される。図2は機関回転数NEとアクセルペダ
ル開度ACCPに対するメイン噴射の噴射量QMのマッ
プであり、図3は機関回転数NEとアクセルペダル開度
ACCPに対するメイン噴射の噴射圧力PCのマップで
ある。
【0016】そして、メイン噴射の噴射量QMに対する
第1パイロット噴射、第2パイロット噴射の噴射時期、
噴射量が図4に示すマップに記憶されている。図4の
(A)は第1パイロット噴射の噴射時期SPSを、図4
の(B)は第1パイロット噴射の噴射量QPSを、図4
の(C)は第2パイロット噴射の噴射時期SPFを、図
4の(D)は第2パイロット噴射の噴射量QPFを、そ
れぞれ示している。
【0017】ここで、第1パイロット噴射の噴射時期S
PS、第2パイロット噴射の噴射時期SPFはそれぞ
れ、第1パイロット噴射の噴射開始時期、第2パイロッ
ト噴射の噴射開始時期のメイン噴射の噴射開始時期に対
する先行時間であって、クランク角で示される。なお、
この第1の実施の形態、および、後述する各実施の形態
において、各分割パイロット噴射の噴射圧力はメイン噴
射の圧力と同じにされ図3のマップからもとめた値をそ
のまま使用する。
【0018】図5が第1の実施の形態における分割パイ
ロット噴射を模式的に示す図であって、横軸は時間を、
縦軸は噴射弁の開度を示していて、第1パイロット噴射
の噴射量QPSは第2パイロット噴射の噴射量QPFよ
り少なくなるように設定されている。すなわち、QPS
<QPFとされている。図6は第1の実施の形態の制御
のフローチャートであって、ステップ601でエンジン
回転数NE,アクセル開度ACCを読み込み、ステップ
602でステップ601で読み込んだエンジン回転数N
E,アクセル開度ACCに対応するメイン噴射の噴射量
QM、噴射圧PCを図1、図2のマップから読み込む。
ステップ603ではステップ602で読み込んだメイン
噴射の噴射量QMに対する第1パイロット噴射の噴射時
期SPS、第1パイロット噴射の噴射量QPS、第2パ
イロット噴射の噴射時期SPF、第2パイロット噴射の
噴射量QPFを、図4の(A)、(B),(C),
(D)のマップから読み込む。そしてステップ604で
はステップ603で読み込んだ値にしたがって各パイロ
ット噴射とメイン噴射を実行して終了する。
【0019】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態は、運転状態に対する、単発
パイロット噴射の噴射条件を予め記憶しておいたマップ
から読み込み、その噴射条件で噴射した場合のシリンダ
ボアへの燃料到達量を演算する。そして、燃料到達量が
予め定めた許容値を超えるかどうかを判定し、許容値を
超えた場合には、2回に分割した分割噴射をおこなうこ
ととし、第1パイロット噴射と第2パイロット噴射の噴
射条件を単発パイロット噴射の噴射条件をもとに決定す
るものである。
【0020】そして、図7がこの第2の実施の形態のパ
イロット噴射を実行するルーチンのフローチャートであ
る。図7のフローチャートにおいて、ステップ701で
エンジン回転数NE,アクセル開度ACCを読み込み、
ステップ702でステップ701で読み込んだエンジン
回転数NE,アクセル開度ACCに対応するメイン噴射
の噴射量QM、噴射圧PCを図1、図2のマップから読
み込むのは、第1の実施の形態の場合のステップ60
1、602と同じである。
【0021】ステップ703では単発パイロット噴射の
噴射時期SPO、噴射量QPOを図8に示すマップから
読み込み、ステップ704ではステップ703で読み込
んだ単発パイロット噴射の噴射条件におけるシリンダボ
アへの燃料到達量QPBを計算し、ステップ705で単
発パイロット噴射の噴射条件におけるシリンダボアへの
燃料到達量QPBが予め定めた許容値QPBa以下かど
うかを判定する。
【0022】ステップ705で肯定判定された場合は、
そのまま、ステップ707に進み、ステップ705で否
定判定された場合は、ステップ706で第1パイロット
噴射の噴射時期SPS、第1パイロット噴射の噴射量Q
PS、第2パイロット噴射の噴射時期SPF、第2パイ
ロット噴射の噴射量QPFを、単発パイロット噴射の噴
射時期SPO、噴射量QPOをもとに計算して、ステッ
プ707に進む。
【0023】ステップ706では、例えば、以下のよう
にして第1パイロット噴射の噴射時期SPS、第1パイ
ロット噴射の噴射量QPS、第2パイロット噴射の噴射
時期SPF、第2パイロット噴射の噴射量QPFをもと
める。 QPS=0.4×QPO QPF=0.5×QPO SPS=SPO+α SPF=SPO+α−SS−SMIN +(プラス)は進角側にずらすことを意味し、−(マイ
ナス)は遅角側にずらすことを意味している。
【0024】αは予め定めた値で、例えば、5°CAの
ような値である。SSは第1パイロット噴射で開弁して
いた期間である。SMINは燃料噴射装置に固有の最小
噴射間隔であって、例えば1ms(0.001秒)の様
な値を、回転数NEに応じてクランク角度に換算した値
であって、NE=1000rpmの場合は10°CAが
1msに相当し、2000rpmの場合は15°CAが
1msに相当し、3000rpmの場合は22°CAが
1msに相当する。第1パイロット噴射の噴射時期(噴
射開始時期)は単発パイロット噴射の場合の噴射時期よ
りαだけ進角した時期に設定され、第2パイロット噴射
の噴射時期(噴射開始時期)は第1パイロット噴射の開
弁終了後に最小噴射間隔を経た時期に設定されている。
【0025】ステップ707ではステップ702で求め
たメイン噴射の噴射量を補正するが、これを実施するの
はステップ702で求めたメイン噴射の噴射量はパイロ
ット噴射の条件が未定の状態で決めた値であるので、パ
イロット噴射の条件の確定にともない補正をするのであ
る。例えば、ステップ705からステップ707に進ん
できて単発パイロット噴射を実行する場合と、ステップ
705からステップ706を経てステップ707に進ん
できて分割パイロット噴射を実行する場合で補正の係数
を変える。そして、ステップ708で、パイロット噴射
およびメイン噴射を実行して終了する。図9が以上説明
した第2の実施の形態のパイロット噴射を模式的に示し
た図である。
【0026】次に、第3の実施の形態について説明す
る。この第3の実施の形態は、可能な限り少量多段階の
噴射に分割するものである。図9に示すのがそのルーチ
ンのフローチャートである。ステップ1001、90
2、903は第2の実施の形態のフローチャートにおけ
るステップ801、802、803と同じであって、エ
ンジン回転数NE,アクセル開度ACCを読み込み、エ
ンジン回転数NE,アクセル開度ACCに対応するメイ
ン噴射の噴射量QM、噴射圧PCを図1、図2のマップ
から読み込み、単発パイロット噴射の噴射時期SPO、
噴射量QPOを図9の示すマップから読み込む。
【0027】ステップ1004では単発パイロット噴射
の噴射量QPOが2分割すると最小噴射量より小さな噴
射量になる噴射量QP2Dよりも大きいかどうかを判定
し、否定判定された場合はステップ1010に飛び、肯
定判定された場合はステップ1005に進み単発パイロ
ット噴射の噴射量QPOが3分割できる噴射量QP3D
より大きいかどうかを判定する。ステップ1005で否
定判定された場合はステップ1006に進み2分割パイ
ロット噴射の各回の噴射条件を計算してステップ101
0に進み、肯定判定された場合はステップ1007に進
み3分割パイロット噴射の各回の噴射条件を計算する。
【0028】ステップ1006における2分割噴射条件
の計算の内容は、第2の実施の形態の場合と同じである
ので省略し、ステップ1007で実行する3分割の噴射
条件について説明する。第1番目のパイロット噴射すな
わちメイン噴射より3つ前のパイロット噴射の噴射量を
QPT、噴射時期をSPTとし、第2番目のパイロット
噴射すなわちメイン噴射より2つ前のパイロット噴射の
噴射量をQPS、噴射時期をSPSとし、第3番目のパ
イロット噴射すなわちメイン噴射の直前のパイロット噴
射の噴射量をQPS、噴射時期をSPSとして、3分割
の噴射条件を例えば以下のように決定する。
【0029】QPT=QMIN QPS=(QPO−QMIN)×0.4 QPF=(QPO−QMIN)×0.4 SPT=SPO+α+ST+SMIN SPS=SPO+α SPT=SPO+α−SS−SMIN
【0030】QMINは最小噴射量であり、燃料噴射弁
に固有の既知の値である。αは先述の通り、予め定めた
値で、例えば、5°CAのような値であり、STはメイ
ン噴射から3つ前の第1パイロット噴射の噴射弁の開弁
期間であり、SSはメイン噴射から2つ前の第2パイロ
ット噴射の噴射弁の開弁期間であり、SMINは先述の
通り最小噴射間隔である。
【0031】ここで、2分割パイロット噴射の場合はス
テップ1005をおこなうことによりメイン噴射の直前
のパイロット噴射の噴射量の最大値がわかるので、メイ
ン噴射との噴射間隔が最小噴射間隔以上になるように噴
射タイミングを設定するこが可能であるが、3分割パイ
ロット噴射をおこなう場合には、メイン噴射の直前の第
3番目のパイロット噴射の噴射量がどの位になるかは運
転条件により異なる。したがって、3番目のパイロット
噴射が終了してからメイン噴射開始までの間隔が変化
し、最小噴射間隔以下になる場合もある。そこで、ステ
ップ1008において、3番目のパイロット噴射が終了
してからメイン噴射開始までの間隔が最小噴射間隔より
も大きいか否かを判定し、最小噴射間隔よりも小さい場
合には、ステップ1009で補正するのである。
【0032】そこで、ステップ1008における判定に
ついて説明する。3番目のパイロット噴射が終了してか
らメイン噴射開始までの間隔DTMは、3番目のパイロ
ット噴射の噴射開始時期SPTがメイン噴射開始時期と
の間隔を示しているのであるから、3番目のパイロット
噴射の噴射開始時期SPTから3番目のパイロット噴射
の開弁期間SFを減算したものである。すなわち、DT
M=SPT−SF=SPO+α−SS−SMIN−SF
であって、ステップ1008ではSPO+α−SS−S
MIN−SFが最小噴射間隔SMINより大きいかどう
かが判定される。
【0033】そして、ステップ1008で否定判定され
た場合、すなわち、3番目のパイロット噴射が終了して
からメイン噴射開始までの間隔DTMが最小噴射間隔S
MINよりも小さい場合には、ステップ1009に進ん
でメイン噴射開始までの間隔DTMが最小噴射間隔SM
INより大きくなるようにαをα+Δαに補正をする
が、Δα=DTM−SMINである。そして、ステップ
1010、1011を実行して終了するが、ステップ1
010、1011は第2の実施の形態におけるフローチ
ャートのステップ707、708と同じであるので説明
は省略する。図11が上記の第3の実施の形態におい
て、3分割パイロット噴射を実行する場合の様子を模式
的に示した図である。
【0034】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、パイロット噴
射が複数回に分割しておこなわれ、多量の燃料がメイン
噴射の前に一度に噴射されないので潤滑油の希釈を抑制
しながら燃焼騒音とすすの低減が実現され、HCの排出
も抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】回転数と負荷に対して設定されているメイン噴
射の噴射量のマップである。
【図3】回転数と負荷に対して設定されている噴射圧力
のマップである。
【図4】メイン噴射の噴射量QMに対する第1パイロッ
ト噴射、第2パイロット噴射の噴射時期、噴射量を示す
マップであって、(A)は第1パイロット噴射の噴射時
期SPSを、(B)は第1パイロット噴射の噴射量QP
Sを、(C)は第2パイロット噴射の噴射時期SPF
を、(D)は第2パイロット噴射の噴射量QPFを、そ
れぞれ示している。
【図5】第1の実施の形態におけるパイロット噴射を説
明する図である。
【図6】第1の実施の形態におけるパイロット噴射を実
行するルーチンのフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態におけるパイロット噴射を実
行するルーチンのフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態におけるパイロット噴射を実
行する際に使用する単発パイロット噴射の噴射時期、噴
射量を示すマップであって、(A)は単発パイロット噴
射の噴射時期SPOを、(B)は単発パイロット噴射の
噴射量QPOを、示している。
【図9】第2の実施の形態におけるパイロット噴射を説
明する図である。
【図10】第3の実施の形態におけるパイロット噴射を
実行するルーチンのフローチャートである。
【図11】第3の実施の形態におけるパイロット噴射を
説明する図である。
【符号の説明】
11、12、13、14…燃料噴射弁 17…高圧ポンプ 18…コモンレール 20…クランク角センサ 23…アクセル開度センサ 30…ECU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン噴射の前に燃料を噴射するパイロ
    ット噴射の噴射条件を決定するパイロット噴射条件決定
    手段と、パイロット噴射条件決定手段が決定した条件で
    パイロット噴射を実施するパイロット噴射手段とを具備
    し、 パイロット噴射条件決定手段がパイロット噴射を複数回
    に分割して実施する分割パイロット噴射の少なくとも噴
    射時期と噴射量を含む噴射条件を決定することを特徴と
    する燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 パイロット噴射条件決定手段が、分割パ
    イロット噴射の内の先に実施するパイロット噴射の噴射
    量を後に実施するパイロット噴射の噴射量よりも小さく
    決定することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装
    置。
  3. 【請求項3】 パイロット噴射条件決定手段が、分割パ
    イロット噴射の各回の噴射条件を運転状態に応じて決定
    することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 パイロット噴射条件決定手段が、運転状
    態に応じて決定されるメイン噴射の噴射量を基に、分割
    パイロット噴射の各回の噴射条件を決定することを特徴
    とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 パイロット噴射条件決定手段が、 運転状態に応じて単発パイロット噴射の噴射条件と、単
    発パイロット噴射を実行した場合のシリンダボアへの燃
    料到達量を演算し、燃料到達量が適正であるかどうか判
    定し、 燃料到達量が不適正であると判定した場合には分割パイ
    ロット噴射をするべく分割パイロット噴射の噴射条件を
    決定することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装
    置。
  6. 【請求項6】 パイロット噴射条件決定手段が単発パイ
    ロット噴射の噴射条件に基づいて分割パイロット噴射の
    噴射条件を決定することを特徴とする請求項5に記載の
    燃料噴射装置。
  7. 【請求項7】 パイロット噴射条件決定手段が、噴射装
    置の限界最小噴射量と限界最小噴射間隔以上になるよう
    に、分割パイロット噴射の噴射量と噴射間隔を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 パイロット噴射条件決定手段が、分割パ
    イロット噴射を、可能な限り多段階に分けておこなうよ
    うに、分割パイロット噴射の噴射量と噴射間隔を決定す
    ることを特徴とする請求項7に記載の燃料噴射装置。
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