JP2000016807A - 粉末カーボンの黒鉛化焼成装置 - Google Patents

粉末カーボンの黒鉛化焼成装置

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JP2000016807A
JP2000016807A JP10185908A JP18590898A JP2000016807A JP 2000016807 A JP2000016807 A JP 2000016807A JP 10185908 A JP10185908 A JP 10185908A JP 18590898 A JP18590898 A JP 18590898A JP 2000016807 A JP2000016807 A JP 2000016807A
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furnace
hearth
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carbon
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JP10185908A
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Shinko Ota
真弘 太田
Keiji Mizuta
桂司 水田
Ichiro Yamashita
一郎 山下
Naohiko Matsuda
直彦 松田
Kazunori Tejima
和範 手島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続焼成が可能で低消費電力で高能率の粉末
カーボンの黒鉛化焼成装置を提供する。 【構成】 周回運動し上面に炉床11aを設けた環状炉
可動部11と、該炉可動部11上に炉内空間30を形成
する隧道状の炉固定部20とより構成し、前記炉内空間
30及びそれを形成する炉固定部20は360°の周回
空間をA〜Fゾーンの6個のゾーンに区分して、各ゾー
ンに対応する炉固定部にはそれぞれ粉末原料供給部4
0、炉床加熱/粉末予熱部20a、粉末昇温部20b、
粉末温度保持部20c、冷却部20d、黒鉛化の終了し
た黒鉛化粉末取出し部41を設け、AゾーンよりFゾー
ンに至る間に炉可動部11を1回転(360度)させる
ことにより黒鉛化の焼成工程を完了するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉末カーボンの黒鉛
化焼成装置に係り、電磁波(マイクロ波)による加熱手
段を用いて粉末カーボンの連続焼成を行なう粉末カーボ
ンの黒鉛化焼成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】黒鉛は、炭素を層状に結晶したもので、
融点が極めて高く、良導体で、酸やアルカリにも侵され
にくいために電極や減摩材等に使用されているが、特に
無定形炭素を3000℃前後で熱処理して黒鉛化を行な
い、不規則な配列の微小黒鉛結晶の成長と配向を人工的
に行なわせたものは、一般的性質は耐熱性、耐熱衝撃
性、耐蝕性に富み、電気、熱伝導性が比較的よく、滑性
があり、耐火物、炭素ブラシ、発熱体、原子材料等に使
用されている。
【0003】上記の無定形炭素の黒鉛化は、従来は図1
1(A)に示すように、アチソン炉と呼ばれる炉で、被
黒鉛化品100を導電性坩堝101に充填したのち、該
坩堝101をパッキングコークス102の中に埋め、熱
遮蔽ライニング103、耐火煉瓦炉外壁104で覆い、
これら全体を両端の電極106へのブスバ107を介し
ての通電により加熱し、昇温焼成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方式は
バッチ方式であり、図11(B)に示すように被黒鉛化
品100の充填等準備に4日、3000℃に通電昇温に
2日、自然放熱による常温降下に20日、坩堝101及
び黒鉛化した粉末カーボンの取出しに4日かかり、黒鉛
が1バッチサイクル生産に約1ヵ月を要している。従っ
て1プラントの生産性は、年間生産量数百トンのもの
で、電力単価は25MW/ton以上、所用敷地面積数
千m2 を必要とし、生産能力の向上への道は厳しい状況
にある。
【0005】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、低消費電力で高能率で粉末カーボンから黒鉛を連続
的に製造できる粉末カーボンの黒鉛化焼成装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、無端状に周回する炉床上の隧道状
炉内空間を周回方向に沿って複数の処理ゾーンを形成
し、該処理ゾーンの一側に粉末原料供給ゾーン、他側に
黒鉛化粉末取出しゾーンを夫々形成するとともに、該二
つのゾーンの間に前記粉末原料供給ゾーンより炉床に供
給された粉末原料層に輻射熱若しくはマイクロ波等の熱
エネルギー若しくは熱変換エネルギーを供給する一又は
複数の熱処理ゾーンを設定して、前記炉床を周回させな
がら粉末カーボンの連続焼成を可能に構成したことを特
徴とする。
【0007】かかる構成によれば、粉末原料供給ゾーン
と黒鉛化粉末取出しゾーンの間に、粉末カーボン黒鉛化
の為に焼成用の一連の熱処理ゾーンを設けてあるたた
め、該熱処理ゾーン起点の供給ゾーンより粉末原料を供
給すれば、供給された粉末原料は炉床が周回する間に焼
成された黒鉛が形成され、該炉床周回工程の終点に位置
する黒鉛化粉末取出しゾーンより焼成された黒鉛製品を
連続して取り出すことが出来る。
【0008】又本発明は、炉内空間の360°周回空間
内を炉床が無端状に周回可能に構成されている為に、粉
末カーボンの黒鉛化の焼成工程に対応するゾーンを36
0°周回空間を分割して設け、黒鉛化粉末取出しゾーン
と粉末原料供給ゾーンを連結することにより、粉末表層
の未焼成粉末については再度粉末原料供給ゾーンに戻し
て再焼成が可能であるために常に完全黒鉛化した粉末の
みを黒鉛化粉末取出しゾーンより取り出すことが出来
る。
【0009】尚、請求項1記載の処理ゾーンは、後記実
施例においては、粉末原料供給ゾーンと、供給した粉末
を予熱する炉床加熱/粉末予熱ゾーンと、予熱した粉末
を焼成温度に昇温させる粉末昇温ゾーンと、粉末の焼成
温度を保持する粉末温度保持ゾーンと、焼成した粉末を
冷却する冷却ゾーンと、粉末取出しゾーンを設け、前記
炉床加熱/粉末予熱ゾーンは通電加熱した炉壁の輻射熱
により炉床を加熱し、前記粉末昇温ゾーンと粉末温度保
持ゾーンは粉末カーボンへの略1KHz〜30GHzの
マイクロ波照射により直接加熱可能に構成しているが、
かかる構成のみに限定されない。
【0010】また、熱処理ゾーンは、炉外壁の輻射熱を
利用して炉床上の粉末カーボンを略2800℃に昇温さ
せた後、マイクロ波照射により粉末温度を3200℃に
昇温及び温度保持をするようにした為に、粉末カーボン
層への直接加熱を可能にしてあるため、効率的短時間加
熱を可能にすることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記無端状に周回
する炉床上の隧道状炉内空間を形成する炉壁を固定炉壁
として形成すると共に、該固定炉壁と、上面に炉床が形
成された炉可動部間に、該炉可動部の周回に拘束を与え
ることなく周回可能に外気シールを行なうシール手段、
具体的には液体シール若しくは粉体シール手段を設けた
ことを特徴とする。
【0012】かかる発明によれば、前記シール手段によ
り炉内空間は常に外気と遮断された不活性ガス雰囲気下
に置くことができ、カーボンが酸化(燃焼)することな
く、目的とする黒鉛焼成を行なうことができる。又前記
前記シール手段は、炉可動部の周回に拘束を与えること
なく周回可能に構成できるために、回転炉床の等速円運
動を円滑に達成でき、精度よい熱処理時間の設定が可能
である。
【0013】請求項3記載の発明は、前記炉床に供給し
た粉末原料層上に放熱防止手段が形成されていることを
特徴とする。
【0014】放熱防止手段とは、粉末原料層の層厚を2
mm以上に設定し、その2mmの表面層を放熱防止手段
としてもよく、又粉末原料層上に放射熱防止用のシート
で覆うことにより放熱による未焼成表層の形成を排除す
る放熱防止手段として構成してもよい。
【0015】即ち、炉床を周回する粉末カーボン層は表
層部が炉内空間に直接対面しているために、該表層部が
放熱されて未焼成になり易い。このため図10に示すよ
うに、表層では2700℃であるが、2mm深さでは3
000℃、6mm深さでは3200℃と温度が上がり、
表層より7mm〜16mmの深さの厚さ9mmのカーボ
ンは、黒鉛化が終了していることを示している。そこで
図6に示すように、表層より2mm、好ましくは6mm
深さまでの表層粉末層を粉末カーボン層の厚さを15〜
20mmに設定し、表層より2mm、好ましくは6mm
深さまでの表層粉末層を再焼成する構成を取っている。
【0016】また、図7では粉末カーボン層の表層より
の熱放散による表層温度の低下を防止すべくを前記表層
を放射熱遮断シートの被覆により防止し、効率化を図る
ようにしてある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0018】図1は本発明の実施形態にかかる粉末カー
ボンの連続黒鉛化焼成炉の概略の構成を示す一部破断概
要図であり、図2は図1に示す回転炉床における炉可動
部が360°回転する間に順次設定された黒鉛化処理ゾ
ーンの概要と、該処理ゾーンの炉内温度と各処理ゾーン
の処理手段の対応状況を示す図である。
【0019】図1に示すように、本発明の実施形態にか
かる連続黒鉛化焼成炉10は360°周回可能なリング
円状をなし、等速円運動し、上面に炉床11aを持つ環
状の炉可動部11と、該炉床11a上に炉内空間30を
形成し下部に複数の脚柱23a、23bを備えたリング
円隧道状の炉固定部20とより構成し、前記炉内空間3
0及びそれを形成する炉固定部20は360°空間をA
〜Fゾーンの6個のゾーンに区分して、各ゾーンに対応
する炉固定部20に夫々粉末原料供給部40(Aゾー
ン)、炉床加熱/粉末予熱部20a(Bゾーン)、粉末
昇温部20b(Cゾーン)、粉末温度保持部20c(D
ゾーン)、冷却部20d(Eゾーン)、黒鉛化の終了し
た粉末を取り出す粉末(焼成製品)取出し部41(Fゾ
ーン)を設け、炉可動部11を1回転(360°)させ
てAゾーンよりFゾーンに至る間に黒鉛化の焼成工程を
完了するようにしてある。又炉床加熱/粉末予熱部20
a(Bゾーン)、粉末昇温部20b(Cゾーン)、粉末
温度保持部20c(Dゾーン)に位置する炉固定部20
は炉外壁内周側に断熱材を囲繞して保温構成を取ってい
る。(図3及び図4参照)
【0020】即ち、Aゾーンで粉末原料供給ライン40
aより粉末カーボン50aを炉可動部11の炉床11a
上に供給し、該炉床11a上に供給された粉末カーボン
50aはBゾーンで炉内空間30が炉固定部20の断熱
材により断熱されている炉床加熱/粉末予熱部20aに
入る。Bゾーンでは、炉内空間30と対面する炉固定部
20の炉内壁を形成するカーボンブロック層27への通
電加熱により発生する輻射熱により炉床11aが加熱可
能に構成され、これにより、炉床11a上の粉末カーボ
ン50aが2800℃まで予熱される。
【0021】ついで、2800℃まで予熱された粉末カ
ーボン50aは、Cゾーンに至り粉末昇温部20bによ
り1KHz〜30GHzのマイクロ波の照射を直接粉末
カーボン層内に与えることにより、粉末カーボン層が加
熱され焼成温度の3200℃に効率的に昇温する。
【0022】ついで、昇温した粉末カーボン層はDゾー
ンの粉末温度保持部20cに至り、1KHz〜30GH
zのマイクロ波の直接照射によって3200℃の焼成温
度を適宜時間保持させて黒鉛化を行なう。
【0023】ついで、前記焼成黒鉛化が終了した黒鉛化
粉末カーボンは炉固定部20に断熱材が囲繞されていな
いEゾーンに至り、該Eゾーンの冷却部20dにより5
00℃に降温する。ついで、降温した黒鉛化カーボンは
Fゾーンの焼成製品取出し部41に至り、黒鉛化した製
品を焼成製品取出しライン41aより外部に取出し、一
連の焼成工程を終了する。
【0024】上記のようにして、本実施形態によれば炉
可動部11の炉床11aが360°周回する間にAゾー
ンで粉末原料を連続供給しながら、Fゾーンより黒鉛化
した製品取出しを連続的に行なうことが出来、省設置面
積での連続生産が可能となる。
【0025】前記炉可動部11は、図1、図3〜図5に
示すように、垂直シール枠14a、14aを両サイドに
持つ環状架台14が、基礎面(床面)上に環状に設けた
エンドレスのリング円状レール12a上を車輪12と図
示してない駆動部を介して等速円運動可能に構成され、
該架台14上に順次アルミナ15、カーボンフェルト1
6、カーボンブロック17を積層させて積層断熱材構成
をとると共に、炉内空間30と対面する最表層の断熱材
17上にリング円状に炉床11aを凹設し、幅Aの矩形
状断面を持つリング円状の周回体で形成させたものであ
る。
【0026】また、炉固定部20は、同じく図1、図3
〜図5に示すように、前記炉可動部11の炉床11a上
に、炉内空間30をリング(周回)状に形成したリング
円隧道状炉壁21と、該リング円隧道状炉壁21底面若
しくは側壁に脚柱23a、23bを立設して形成し、該
炉壁21は、炉床加熱/粉末予熱部20a(Bゾーン)
は断面矩形状に形成し(図3参照)、粉末昇温部20b
(Cゾーン)及び粉末温度保持部20c(Dゾーン)は
断面蒲鉾形状に形成され(図4参照)、(Bゾーン)か
ら(Dゾーン)に位置する炉壁21内周側には断熱材が
囲繞されている。
【0027】断熱材は炉壁21の内周側より炉心に向
け、アルミナ層25、絶縁層19(Cゾーンの場合)、
カーボンフェルト層26、カーボンブロック層27を内
周側に向け順次積層して構成され、炉可動部11の側壁
に対し間隙28を介して対面させることにより、炉可動
部11が回動自在に接する隧道内壁を形成する構造にし
てある。
【0028】又上記炉壁のうち、冷却部20d(Eゾー
ン)及び黒鉛化粉末取出し部41(Fゾーン)、粉末原
料供給部40(Aゾーン)の炉固定部20は図5に示す
ように、内周側に断熱材を介装させることなく炉壁21
が直接前記炉可動部11の側壁に対し間隙28を介して
回動自在に対面するように形成して冷却効果の向上と構
造の簡単化を図っている。又、AゾーンとBゾーン間、
及びDゾーンとEゾーン間の炉壁はテーパ状に形成し、
両者のゾーンを連設する。
【0029】上記炉壁21の底面自由端側には、炉可動
部11の垂直シール枠14a下端をを浸漬する環状液封
樋18a、18aを設け、樋内にはシール可能の液体を
充填して液封シール18を構成する。又液体の代りに粉
体を充填して粉体シールを構成してもよい。上記液封シ
ール18により、炉内空間30は炉可動部11の回動に
拘束を与えることなく外気より気密状に遮断された特定
雰囲気を維持することが出来る。
【0030】以下、炉固定部20の各ゾーンの構成につ
いて詳細に説明する。但し粉末温度保持部20cは粉末
昇温部20bと同一構造を持つため、その説明は粉末昇
温部20b/粉末温度保持部20cとして説明する。
【0031】図3に示すように、炉床加熱/粉末予熱部
20aは、下部中央を開放状にし、矩形状断面を持つ炉
壁21の内周面にアルミナ層25、ついで絶縁層19を
介してカーボンフェルト層26を設けその内側にカーボ
ンブロック層27よりなる通電加熱兼断熱層を設けると
ともに、カーボンブロック層27天井部の、炉床11a
上に断面矩形のリング状炉内空間30を形成させ、且つ
前記したように液封シール18により、周方向に回転す
る炉可動部11に回転拘束を与えること無く外気より気
密状に遮断した雰囲気下で回転可能に構成している。
【0032】そして、前記通電可能な断熱層を形成する
カーボンブロック層27に通電発熱させることにより、
その輻射熱で炉床11a上の粉末カーボン50aを予熱
して、略2800℃まで昇温させるようにしてある。
【0033】図4にみるように粉末昇温部20b/粉末
温度保持部20cには、マイクロ波照射部32及び炉固
定部20頂部より炉内空間に挿設されたマイクロ波導入
部33が設けられている。炉固定部20は前記したよう
に、蒲鉾状断面を持つ炉壁21の内周面側をアルミナ層
25、カーボンフェルト層26、カーボンブロック層2
7からなる三層構造の断熱層を設けるとともに、炉床1
1a上に半円状断面の炉内空間30を形成させ、且つ前
記したように液封シール18により炉可動部11に回転
拘束を与えること無く外気より気密状に遮断した炉内空
間30が形成される点は前記した通りである。
【0034】マイクロ波照射部32は、導波管32aの
上流側より、マイクロ波発振器32aと、負荷よりの発
振器への反射波を防止するアイソレータ32cと、負荷
への出力電力と負荷からの反射電力表示用のパワーモニ
タ32bと、負荷への加熱効率を最大にする負荷整合用
のスタブ32dと、不活性ガス導入口32eとが設けら
れている。
【0035】導波管32aはその下流側の炉固定部20
頂部上で、湾曲させて下方に垂下させ、接合フランジ部
33bを介して炉内の耐熱導波管33aにより炉内空間
30に挿設され、炉内空間30を介して炉床11a上の
粉末カーボン50aと対面させている。なお、炉外壁2
1外壁側には外周部の温度上昇防止用の冷却水配管24
が巻回されている。
【0036】尚、前記不活性ガス導入部32eからは、
例えばN2 、Ar等の不活性ガスを前記液封シール18
を介して外気と遮断した炉内空間30内に導入して、不
活性雰囲気を形成させ焼成時のカーボンの酸化(燃焼)
を防止するようにしてある。
【0037】図5にみるように、Eゾーンとしての冷却
部20dは断面蒲鉾状をなし、炉固定部20の外周側に
冷却水配管24を囲繞するごとく配設し、炉床11a上
面に半円状炉内空間30を形成するとともに、該炉内空
間30は熱伝導製のよい材料で形成された炉壁を介して
冷却部20dよりの熱を吸熱可能に構成する。炉壁21
は可動部11側面に対しては間隙28を介して対峙する
構造とし、且つ前記したように液封シール18により炉
床11a上に回転拘束を与えること無く炉内空間30を
気密雰囲気を維持するようにしてある。
【0038】図8には、マイクロ波の粉末カーボンに照
射したときの粉末カーボン層の表層から下層へのマイク
ロ波の浸透状況を示してある。本図より明らかなように
表面より深さ方向に進むに連れ、マイクロ波浸透電力が
低下するが、20℃の場合に比較して3000℃の場合
は低下度合いが低く粉末カーボン深さが20mmで50
%のマイクロ波浸透電力が得られるために、1/2の炉
床周回速度にすれば50%×2=100%のエネルギー
が得られることが示されている。
【0039】又、図9に示すように粉末カーボン層の深
さ方向の温度分布は、粉末カーボンの表層部は放射冷却
により低下し、例えばマイクロ波の照射半径を5mmに
設定した場合、表層部のカーボン層の加熱温度は110
0℃であるが、深さ10mmでは2700℃、深さ20
mmでは3000℃、深さ30mmでは2700℃、深
さ40mmでは2200℃と、深さが10から30mm
付近の加熱温度が最も高い。これは表層部が内部の吸収
熱の断熱層として作用するため、少ない供給エネルギで
カーボン層内部を高温の焼成温度に昇温できることを示
している。
【0040】図10には、回転炉床上の粉末カーボン層
のヒートサイクルの検討結果を示してある。この場合
は、炉床の回転走行速度が約5cm/sでワンサイクル
200sec程度で、炉外径5m、敷地面積は約25m
2 の回転炉が使用されており、従来の敷地面積1000
2 のアチソン炉と同程度の生産が達成できることが示
されている。
【0041】なお、図には粉末カーボン層の表層より7
mm〜16mmの深さの厚さ9mmのカーボンは320
0℃の焼成温度を60sec維持していることが示さ
れ、黒鉛化が終了していることを示している。
【0042】図6にはかかる点を考慮した黒鉛化粉末取
出し部41の内部構成が示されており、(A)は炉床上
より見た平面図で(B)は側面図である。図8から図1
0に示すように、炉床を周回する粉末カーボンは表層よ
り6mm深さまでの表層部が炉内空間に直接対面してい
るために、粉末カーボン表層部が放熱されて表層粉末層
50bが未焼成になり易い。表層より7mm〜16mm
の深さの厚さ9mmのカーボンは、黒鉛化が終了してい
ることを示している。そこで粉末カーボン層の厚さを1
6mmに設定し、表層より6mm深さまでの表層粉末層
50bのみを常に再焼成する構成を図6に示している。
【0043】図6において、41bは底縁が炉床より中
空配置されている除去板で、炉床を周回する黒鉛化粉末
のうち、表層の未焼成の表層粉末50bを除去板41b
で左右に寄せ中央に残った十分焼成された内層粉末50
cを吸引器41cで吸い上げ製品取出しライン41aに
送り、粉末原料供給部40の手前で、先に左右に寄せら
れた未焼成表層粉末50bを、再充填板40bを介して
炉床11a中央に再供給したのち、粉末原料供給部40
でその上に粉末原料供給ライン40aよりスクリューフ
ィーダ40bを介して新たな粉末カーボン50aを供給
する状況を示している。
【0044】即ち図6に見るように、黒鉛化粉末取出し
部41の手前では、粉末カーボン層は放射熱により焼成
温度に達していない未焼成の表層粉末50bと完全に黒
鉛化されている焼成済みの内層粉末50cとの積層によ
り形成されているため、未焼成表層粉末層50bを、底
端が炉床11aより所定厚み中空配置されている除去板
41aによりその両サイドへ寄せて中央に内層粉末50
cを残留させる。
【0045】そして、黒鉛化粉末取出し部41で前記残
留させた内層粉末50cのみを吸引器41cで吸引して
取出しライン41aへ放出している。ついで、粉末原料
供給部40の手前で、先に炉床11aの左右両サイドに
よせた未焼成の表層粉末50bを、テーパ状に縮幅化し
た再充填板40bで炉床11aの中央に寄せ、その上に
前記粉末原料供給部40で新たに粉末原料50aを供給
し、常に未焼成の表層粉末50bは、二周回目に完全に
黒鉛化された製品粉末のみを取り出すことが出来る。
【0046】上記実施形態の場合は、二周回目で完全に
黒鉛化され、表層部には常に一周回分の未焼成の表層粉
末50bが存在するために、常に二周回の周回が必要な
ために、加熱/動力ロスにつながり、除去板41aや再
充填板40b等の余分な設備を必要としている。
【0047】上記課題解決のため、図7に炉床11a上
に載置した粉末原料層を放射熱の放散防止用のシートで
被覆するようにして、一周回で全層の粉末カーボンの完
全焼成と黒鉛化を可能とし、結果として未焼成表層粉末
を皆無とした焼成方法を提案している。即ち図7は、全
層の粉末カーボンの上面にシート被覆手段を設けた粉末
原料供給部40及び被覆取り除き手段を設けた黒鉛化粉
末取出し部41と構成を示す側面図で、本実施形態は粉
末原料供給部40の直後に被覆用シート繰り出し部49
を設け、黒鉛化粉末取出し部41の手前に被覆シート4
5の捲き取り部42を設けている。
【0048】図に見るように、被覆シート45の繰り出
し部49は、原反46aと繰り出し部47aと被覆ロー
ラ48aとよりなり、繰り出し部47aの速度調整によ
り炉床11a上にホッパ42aよりスクリューフィーダ
40bを介して載置された粉末原料51aの移動速度に
適合させる構成にしてある。
【0049】また、被覆シート45の捲き取り部42
は、抑えローラ48bと捲き取り部47bと捲き取り原
反46bとよりなり、捲き取り速度を炉床11a上に載
置され焼成された製品粉末51bの移動速度に適合さ
せ、被覆状態にあるシート45を取り払ったのち、黒鉛
化粉末取出し部41で吸引してホッパ42bへ貯留する
ようにしてある。上記構成により表層粉末50bであっ
てもシートにより被覆されている為に熱放散がなく、こ
のため表層の未焼成層の生成は排除することができ、焼
成効率を向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、低消
費電力で高能率で粉末カーボンから黒鉛を連続的に製造
出来るために、自動化でき、且つ加熱ゾーンを、通電加
熱による輻射熱により予熱を行なう予熱ゾーンと、焼成
温度への昇温と温度保持はマイクロ波によるカーボン直
接加熱を行なう本加熱及び該加熱維持ゾーンを設けるこ
とにより、高い熱効率を得ることができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、回転炉床の
回転に拘束を与えることなく周回できるために、炉内空
間に不活性雰囲気を維持しつつ精度よい加熱焼成が可能
となる。
【0052】請求項3記載の発明により、カーボン層の
表層よりの熱放射による不完全焼成を防止しつつ円滑な
黒鉛焼成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粉末カーボンの連続黒鉛化焼成炉の
概略の構成を示す一部破断した斜視図である。
【図2】 図1に示す回転炉床における炉可動部が36
0度回転する間に設定された黒鉛化工程の概要と、該工
程に対応する処理手段を持つ各処理ゾーンの角度分割状
況を示す図である。
【図3】 図1の炉可動部を含む炉床加熱/粉末予熱部
の概略の構成を示す断面図である。
【図4】 図1の炉可動部を含む粉末昇温部20b/粉
末温度保持部20cの概略の構成を示す断面図である。
【図5】 図1の炉可動部を含む冷却部の概略の構成を
示す断面図である。
【図6】 図1の製品取出し部で表層の未焼成粉末を除
去板で左右に寄せ、中央に残った粉末焼成層を吸い上げ
製品取出しラインに送り、粉末原料供給部で先に取り除
いた未焼成層を炉床上に再供給したのち粉末原料供給部
でその上に新に粉末原料を供給する状況を示す図で、
(A)は炉床上より見た平面図で(B)は側面図であ
る。
【図7】 炉床上に載置した粉末原料層を放射熱の放散
防止用のシートで被覆するようにして、未焼成表層粉末
を皆無とした焼成方法を実施すべく、シートの被覆手段
及び被覆取り除き手段を設けた黒鉛化粉末取出し部と粉
末原料供給部の構成を示す側面図である。
【図8】 マイクロ波のカーボン粉末層に対する浸透特
性図である。
【図9】 粉末カーボン層のマイクロ波の浸透による加
熱温度分布図である。
【図10】 図1の回転炉床上の粉末カーボン層のヒー
トサイクルの検討結果を示してある。
【図11】 (A)は従来のアチソン炉による粉末カー
ボンの焼成炉の概略の構成を示す一部破断した斜視図で
ある。(B)は従来のアチソン炉における粉末カーボン
の焼成工程を示す図である。
【符号の説明】
11 炉可動部 11a 炉床 15、16、17、25、26、27 断熱材 18 液封シール 20 炉固定部 20a 炉床加熱/粉末予熱部 20b 粉末昇温部 20c 粉末温度保持部 20d 冷却部 21 炉外壁 30 炉内空間 31 マイクロ波照射部 32a 導波管 33 導入部 40 粉末原料供給部 41 黒鉛化粉末取出し部 45 シート 50b 表層粉末 50c 内層粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 一郎 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 松田 直彦 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 手島 和範 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 4G046 EB02 EB09 EC02 4K050 AA04 BA05 CA04 CA09 CA11 CC07 CD07 CD11 CD12 CE09 CG22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に周回する炉床上の隧道状炉内空
    間を周回方向に沿って複数の処理ゾーンを形成し、該処
    理ゾーンの一側に粉末原料供給ゾーン、他側に黒鉛化粉
    末取出しゾーンを夫々形成するとともに、該二つのゾー
    ンの間に前記粉末原料供給ゾーンより炉床に供給された
    粉末原料層に輻射熱若しくはマイクロ波等の熱エネルギ
    ー若しくは熱変換エネルギーを供給する一又は複数の熱
    処理ゾーンを設定して、前記炉床を周回させながら粉末
    カーボンの連続焼成を可能に構成したことを特徴とする
    粉末カーボンの黒鉛化焼成装置。
  2. 【請求項2】 前記無端状に周回する炉床上の隧道状炉
    内空間を形成する炉壁を固定炉壁として形成すると共
    に、該固定炉壁と、上面に炉床が形成された炉可動部間
    に、該炉可動部の周回に拘束を与えることなく周回可能
    に外気シールを行なうシール手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の粉末カーボンの黒鉛化焼成装置。
  3. 【請求項3】 前記炉床に供給した粉末原料層上に放熱
    防止手段が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の粉末カーボンの黒鉛化焼成装置。
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