JP2000013837A - データ通信方法及び通信端末装置 - Google Patents

データ通信方法及び通信端末装置

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JP2000013837A
JP2000013837A JP10192503A JP19250398A JP2000013837A JP 2000013837 A JP2000013837 A JP 2000013837A JP 10192503 A JP10192503 A JP 10192503A JP 19250398 A JP19250398 A JP 19250398A JP 2000013837 A JP2000013837 A JP 2000013837A
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JP10192503A
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Shinji Hidaka
伸二 日高
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに応じて自動的にフォルダを設定する
ことができるとともに、情報受信者を容易に限定するこ
とができるデータ送信方法を提供する。 【解決手段】 事業者施設100は、ユーザの個人情報
に従って、世代フォルダ情報および付加フォルダ情報を
選択して、対応するユーザのページャ200に送信す
る。受信側のページャでは、上記個人情報、世代フォル
ダ情報および付加フォルダ情報を受信すると、個人情報
をRAM6に記憶するとともに、世代フォルダ情報およ
び付加フォルダ情報に従ってRAM6上にフォルダを形
成する。そして、事業者施設100から無線で送信され
る情報を受信すると、該情報に付与されているカテゴリ
情報に従って、対応するフォルダに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ム、例えば、無線呼出し(以下にページングと称する)
システムにおいて、ページング端末に対するデータ通信
方法及び通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ページングシステムに使用されて
いる無線呼出方式には、NTT方式、POCSAG方
式、及び高度無線呼出方式が採用されている。前者2つ
の無線呼出方式(NTT方式、POCSAG方式)は、
主に、数字やカナ文字(フリーワード、及び定型メッセ
ージ)によるメッセージの表示が可能なページャー(ア
ルファニューメリックページャー)を対象としてサービ
スを行っている。
【0003】これに対して、高度無線呼出方式(RCR
STD−43標準規格)は、上述のNTT方式やPO
CSAG方式とは異なり、システム側で送信するデータ
量に応じて、1600BPS(2値FSK)〜6400
BPS(4値FSK)の範囲で伝送速度を切り換えるこ
とが可能であり、漢字によるメッセージや電子メール等
の大容量のデータのやりとりに適している。このため、
高度無線呼出方式は、大量なデータの受信が可能なペー
ジャー、例えば、電子手帳機能を有した複合端末や、大
画面の表示機能を持つ比較的高価なページャーを対象と
したサービスに使用されている。
【0004】上記ページャにおいては、送信側から送ら
れてくるメッセージデータや電子メール等のデータ(例
えば、漢字50文字からなるメッセージ)を、一定量毎
に複数本、メモリに記憶させておき、メモリに記憶させ
たこれらのデータを任意の時点で読出して順次表示させ
ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のペー
ジャなどのデータ受信装置では、受信したメッセージデ
ータや電子メール等のデータをユーザによって、より容
易に選択して表示できるように、受信した情報をその種
類に応じて分類してメモリに記憶しておく技術が提案さ
れている。情報を分類する方法としては、メモリ上に情
報の種類(分野、カテゴリ)を明示するフォルダ(また
はディレクトリ)を作成し、その下位レベルに対応する
情報を記憶するようになっている。フォルダには、それ
ぞれ最大格納可能本数が設定されており、設定本数フル
状態において、新たに情報が格納されると、最古の情報
が削除されるようになっている。
【0006】しかしながら、データ受信装置のメモリに
は、記憶容量に限界があるため、提供されるサービスの
情報を全て受信できるものではない。そこで、従来のデ
ータ受信装置では、ユーザが自分の所望する情報だけを
選択し、選択した情報のカテゴリに応じたフォルダを設
定するようになっていた。このため、ユーザによっては
設定が難しく、適切なフォルダ設定ができないと、不必
要な情報が多数受信されてしまうという問題があった。
また、ユーザが選択することで、情報提供者側では、特
定のユーザだけに対して、情報を配信することが困難で
あるという問題があった。
【0007】そこで本発明は、ユーザに応じて自動的に
フォルダを設定することができるとともに、情報受信者
を容易に限定することができるデータ通信方法及び通信
端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるデータ通信方法は、受信端末に
各種情報を送信するデータ通信方法において、前記受信
端末に対して送信する情報を受信端末で分類保存させる
ための記憶媒体における分類構成情報を、該受信端末の
ユーザ毎の個人情報に基づいて設定し、ユーザ毎に、対
応する分類構成情報を予め送信し、情報の格納場所を設
定させておくことを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記個人情報は、少なくとも受信者の
年齢であってもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、前記分類構成情報は、情報をその種類
で分類保存するための記憶媒体におけるディレクトリ構
造であってもよい。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項4記載
の発明によるデータ通信方法は、受信端末に各種情報を
送信するデータ通信方法において、情報提供者から該情
報を送信する受信端末を特定する特定情報が入力され、
この入力された特定情報に基づいて各受信端末毎に記憶
されている個人情報を検索して前記情報を送信する受信
端末を特定し、この特定した受信端末へ前記情報を送信
することを特徴とする。
【0012】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明によるデータ通信方法は、受信端末に各種情報を
送信するデータ通信方法において、情報提供者から該情
報を送信する受信端末を特定する特定情報が入力され、
この入力された特定情報を前記情報と共に前記情報提供
者と契約している受信端末に送信し、受信端末は、受信
した特定情報に自身が保持している個人情報の条件が含
まれるあるいは一致するとき、この特定情報が付加され
ている情報を受信して保持することを特徴とする。
【0013】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、年齢毎に発生するイベントとその年齢
とからなるイベントテーブルを備え、前記イベントテー
ブルの年齢を前記特定情報としてもよい。
【0014】また、上記目的達成のため、請求項7記載
の発明による通信端末装置は、通信回線を介して各種情
報を受信する通信端末装置において、前記通信回線を介
して送られてくる情報を受信して所定記憶媒体に分類保
存させるための分類構成情報を該通信回線を介して受信
する受信手段と、この受信手段で受信した前記分類構成
情報を前記通信端末装置に設定する設定手段と、この設
定された分類構成情報に基づいて前記通信回線を介して
送られてくる各種情報を分類保存する分類保存手段とを
具備することを特徴とする。
【0015】また、上記目的達成のため、請求項8記載
の発明による通信端末装置は、通信回線を介して各種情
報を受信する通信端末装置において、前記通信回線を介
して送られてくる情報受信者を特定する受信者特定情報
及び情報を受信する受信手段と、個人情報を記憶する記
憶手段と、前記受信手段により受信した特定情報に前記
記憶手段に記憶されている個人情報の条件が含まれるあ
るいは一致するとき、この特定情報が付加されている情
報を保持する保持手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ペ
ージャに適用した一実施例として、図面を参照して説明
する。 A.実施例の構成 A−1.通信システムの構成 図1は、本発明の実施例によるページングシステムの構
成を示すブロック図である。図において、事業者施設1
00は、ニュース、株価、占い、天気予報等の各種情報
を、定期的あるいは情報発生の都度、所定のページング
プロトコルに変換して無線によりページャ200に送信
する。事業者施設100は、ユーザの個人情報を蓄積し
ており、上記各種情報の提供に先立って、各々のユーザ
のページャ200に対して個人情報に従って適切なフォ
ルダ構成を設定し、各ユーザのページャ200に対して
送信するようになっている。
【0017】ページャ200は、事業者施設100によ
って自動的に設定されたフォルダ、また該フォルダに加
えてユーザが選択したフォルダをメモリに設定し、事業
者施設100から無線で送信される各種情報を受信し、
該情報に付与されているカテゴリ(情報の種類:記憶す
べきフォルダ)を示すカテゴリ情報に従って、対応する
フォルダに記憶するとともに、ユーザの指定に従って表
示部に表示する。なお、設定されていないフォルダ(カ
テゴリ)の情報に関しては削除し、保持することはな
い。
【0018】A−2.ページャの構成 図2は、本発明の実施例によるページャの構成を示すブ
ロック図である。図において、アンテナ1は、図示しな
い送信基地局から無線で送信される1フレームのデータ
(アドレスデータ、ベクトルデータ、メッセージデータ
が含まれる)を受信して、RF受信部2に供給する。R
F受信部2は、デコーダ部3からの制御信号に基づいて
駆動し、アンテナ1で受信された受信データを2値また
は4値のデジタルデータに復調してデコーダ部3へ送出
する。
【0019】デコーダ部3は、RF受信部2より入力し
た2値もしくは4値のデジタルデータを8bitのパラ
レルデータに並び換え、逐次、CPU7に供給し、CP
U7における、受信したアドレスデータと、ID−RO
M4に登録されたアドレスデータ(情報サービスアドレ
ス、個別呼出アドレス)との照合の結果、一致検出信号
が供給された際は、受信動作をRF受信部2に対して継
続させるように制御する。ID−ROM4は、自機を識
別するためのアドレスコードワードを記憶している。R
OM5には、CPU7を動作させるための各種プログラ
ムや各種データを格納する。なお、このID−ROM4
及びROM5は、書換え可能なメモリ(例えば、EEP
ROM等)で構成しても良い。
【0020】RAM6には、事業者施設100から受信
したフォルダ情報に従ってフォルダが形成されるととも
に、各種情報が受信されると、それぞれの情報に対応す
るフォルダに格納する。また、該RAM6には、事業者
施設100から送信された個人情報が記憶される。該個
人情報は、事業者施設100から特定のユーザを対象と
した情報が送信された場合、その情報が自身に対するも
のであるかを判別するために用いられる。なお、このR
AM6を書換可能なROM(EEPROM)等で構成し
ても良い。その場合、メモリのバックアップは必要なく
なる。CPU7は、ページャー全体の動作をROM5に
格納された制御プログラムに従って制御し、また後述す
るデータの格納動作を制御する。
【0021】スピーカ8、バイブレータ9およびLED
(発光ダイオード)10は、着信を通知する報知手段で
あり、例えば、スピーカ8は、鳴音で報知し、バイブレ
ータ9は、振動で報知し、LED10は、点灯又は点滅
によって着信を報知する。いずれの手段により着信を通
知するかは、ユーザにより任意に設定可能である。表示
部11は、例えば20桁×2行程度の表示容量を有する
液晶表示パネルとその駆動回路とで構成されるもので、
選択したメッセージデータを表示してその内容を確認さ
せる。キー入力部12は、受信したメッセージを表示部
11に呼び出して表示させたり、ページャの動作を指示
するための各種キーからなる。
【0022】A−3.個人情報 次に、図3は、上述した個人情報を説明するための概念
図である。個人情報は、図3に示すように、会員番号、
氏名、性別、誕生年月、誕生日、家族構成、特別項目等
から構成されている。個人情報は、事業者施設100に
おいて一括管理さるとともに、ページャ200のフォル
ダ設定時に、対応するページャ200に送信され、ペー
ジャ200に保持される。なお、個人情報は、ページャ
の契約時に事業者施設100に登録されるものとする。
また、フォルダ情報の決定は、個人情報の登録時または
ユーザからの電話等による要求があったときに行うもの
とする。さらに、ページャ200をダイレクトで呼出す
個別呼出番号を有するものは、この個人情報に対応させ
記憶される。
【0023】A−4.フォルダ自動設定処理 次に、図4および図5は、各々、事業者施設100にお
ける各ページャに対するフォルダ自動設定手順を説明す
るための概念図である。事業者施設100は、個人情報
の内容に応じて、そのユーザに対して適切と思われるフ
ォルダ構成を決定する。図4に示す例では、まず、ユー
ザの世代および性別に従って、予め設定してある世代フ
ォルダ情報Fa1〜Fa4、Fb1〜Fb4のいずれか
を選択する。さらに、特別項目(職業)に従って、予め
設定してある付加フォルダ情報を選択する。例えば、ユ
ーザが20代の男性で、大学生であれば、世代フォルダ
情報Fa2と、付加フォルダ情報Fc3とが選択され
る。世代フォルダ情報および付加フォルダ情報には、そ
れぞれ対応する世代や職種に応じて必要とされるであろ
う情報を分類して格納できるように、基本的なフォルダ
構成が記述されている。
【0024】なお、本実施例では、ユーザの世代と職種
とに応じて、基本的なフォルダ(世代フォルダおよび付
加フォルダ)を決定するようにしたが、これに限定され
ることなく、他の項目の内容(例えば、家族構成、趣味
等)を、フォルダ決定のための条件に加えたり、置き換
えたりしてもよい。
【0025】また、本実施例では、事業者施設100が
ユーザの個人情報に基づいてページャ200側で受信し
た情報を格納するフォルダを決定していたが、これに加
えて、ユーザが自ら所望するフォルダをオプションで選
択するようにしもよい。この場合、オプションのフォル
ダは、ページャを登録するときに指定してもよいし、後
日、事業者施設100に電話等をかけて、所望する情報
(フォルダ)を指定することで追加してもよい。この場
合は、個別呼出番号により個別にオプションフォルダを
送信する。いずれにしろ、事業者施設100は、フォル
ダ設定時に、ユーザから指定されたフォルダ情報を、基
本的なフォルダ情報(世代フォルダおよび付加フォル
ダ)に加えて、対応するユーザのページャ200に送信
すればよい。また、その時々のトピックスに応じたフォ
ルダを追加するようにしてもよい。
【0026】事業者施設100は、上述したように、ペ
ージャの契約時、または、ユーザからの電話等による要
求があると、対応するページャのユーザの個人情報、上
記世代フォルダ情報および付加フォルダ情報を、対応す
るページャ200に送信する。ページャ200では、受
信した個人情報を記憶するとともに、フォルダ情報(世
代フォルダ情報および付加フォルダ情報)に従って、R
AM6上にフォルダを作成するようになっている。
【0027】ここで、図6および図7は、世代フォルダ
情報および付加フォルダ情報の一例を示す概念図であ
る。図6に示す例は、20代の女性で、大学生のユーザ
に対して自動的に設定されるフォルダである。20代の
女性ということで、世代フォルダ情報Fb2が選択さ
れ、さらに、大学生ということで、付加フォルダ情報F
d4が選択されている。世代フォルダ情報Fb2は、
「芸能」フォルダおよび「占い」フォルダからなる。
【0028】「芸能」フォルダの下位には、新譜情報が
格納される「新譜」フォルダおよびコンサートに関する
情報が格納される「コンサート」フォルダが設定されて
いる。また、「占い」フォルダの下位には、「星占い」
フォルダおよび「十二支」フォルダが設定されている。
付加フォルダ情報Fd4は、就職状況に関する情報が格
納される「就職」フォルダからなる。したがって、この
ユーザに対しては、基本的な情報として、「芸能」、
「占い」、「就職」に関する情報を受信すると、それぞ
れのフォルダ下に格納されることになる。
【0029】次に,図7に示す例は、30代の男性で、
社会人のユーザに対して自動的に設定されるフォルダで
ある。30代の男性ということで、世代フォルダ情報F
a3が選択され、さらに、社会人ということで、付加フ
ォルダ情報Fc4が選択されている。世代フォルダ情報
Fa3は、「スポーツ」フォルダからなる。「スポー
ツ」フォルダの下位には、野球に関する情報が格納され
る「野球」フォルダおよびゴルフに関する情報が格納さ
れる「ゴルフ」フォルダが設定されている。
【0030】付加フォルダ情報Fc4は、株価に関する
情報が格納される「株価」フォルダおよび「ニュース」
フォルダからなる。「ニュース」フォルダの下位には、
さらに新聞等の経済面に掲載される記事が格納される
「経済」フォルダおよび同様に社会面に掲載される記事
が格納される「社会面」フォルダからなる。したがっ
て、このユーザに対しては、基本的な情報として、「ス
ポーツ」、「株価」、「ニュース」に関する情報が配信
され、それぞれのフォルダ下に格納されることになる。
実際には、これらフォルダに加えて、ユーザ自身が選択
した任意のフォルダが加わることになる。
【0031】B.実施例の第1動作例 次に、上述した実施例によるページャの動作について説
明する。なお、通常の呼出メッセージ及び情報の送信に
関しては、従来技術通りであるので、ここでの説明を省
略し、本発明の特徴のみを説明する。ここで、図8は、
送信側(センター側)の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0032】個人情報の登録時またはユーザからの電話
等による要求があると、まず、ステップS10で、該当
ユーザの個人情報を取得する。次に、ステップS12
で、現在の年月日を取得し、ステップS14で、個人情
報から対応するユーザの生年月日を取得する。次に、ス
テップS16で、上記現在の年月日と生年月日とからユ
ーザの年齢を算出する。そして、ステップS18で、上
記年齢から得られる世代に従って世代フォルダ情報を選
択する。
【0033】次に、ステップS20で、個人情報の特別
項目(職種)を取得し、ステップS22で、特別項目に
従って付加フォルダ情報を選択する。そして、ステップ
S24で、ユーザの個人情報、世代フォルダ情報および
付加フォルダ情報を、個別呼出番号に基づいて対応する
ユーザのページャ200に送信する。
【0034】受信側のページャでは、上記個人情報、世
代フォルダ情報および付加フォルダ情報を受信すると、
個人情報をRAM6に記憶するとともに、世代フォルダ
情報および付加フォルダ情報に従ってRAM6上にフォ
ルダを形成する。そして、事業者施設100から無線で
送信される情報を受信し、該情報に付与されているカテ
ゴリ(情報の種類:記憶すべきフォルダ)を示すカテゴ
リ情報に従って、対応するフォルダに記憶する。言いか
えると、ページャ200には、RAM6上に形成された
フォルダに対応する情報、すなわちユーザの個人情報に
基づいて設定した、該ユーザにとって必要と思われる情
報が記憶されることになる。また、ユーザから情報の表
示指示があると、表示すべき情報に対応するカテゴリ
(フォルダ)を選択させた後、選択された情報を表示部
11に表示する。
【0035】B−1.特定ユーザへの情報提供(発信者
側での情報送信ユーザの指定) 次に、ページャ200毎に記憶された個人情報(図3参
照)を用いて、同報送信により送信する情報を、所望の
特定のページャで受け取る(受信・保存・表示)場合の
動作について説明する。ここで、図9は、事業者施設1
00において情報を提供するユーザ(ページャ)を特定
するための方法を説明するための概念図である。事業者
施設100では、図9(a)に示す、個人情報の各項目
を組み合わせ、図9(b)に示すように、情報を受け取
るユーザを特定するための条件(ユーザ特定情報)を設
定する。
【0036】図9(a)に示す例では、性別、年齢層、
家族構成、誕生年月、誕生日、会員番号、および特別項
目(職種)を組み合わせて、ユーザ特定情報を設定す
る。性別は、男性または女性のいずれかで指定、年齢層
は、未満、以上、範囲、特定の年齢で指定、家族構成
は、独身、既婚、子供の数等で指定、誕生年月・誕生日
・会員番号は、直接指定、特別項目は、高校生、大学
生、社会人、フリーなど職種等で指定できるようになっ
ている。例えば、発信者側から図9(b)に示すよう
に、ユーザ特定情報として、男性(性別)、15歳以上
(年齢層)、独身(家族構成)、1982年の2月14
日生まれ(誕生年月・誕生日)、会員番号00547、
高校生(特別項目)が設定される。
【0037】事業者施設100では、特定のユーザを対
象に情報を送信する場合、上記ユーザ特定情報を情報に
付加して同報送信する。ページャ200では、情報を受
信すると、ユーザ特定情報と個人情報とを比較し、自身
が対象のユーザに該当するかを判別し、該当する場合に
のみ、情報を受け取る(受信・保存・表示)ようになっ
ている。該当しない場合、すなわちユーザ特定情報の条
件に合致しない場合には、一時的に保持した受信情報を
削除する。なお、このユーザ特定情報に基づいて、事業
者施設100側に記憶してあるページャ200毎の個人
情報を前記ユーザ特定情報に基づいてサーチする事によ
り送信するページャ200を決定しても良い。この場合
は、同報アドレスを使用するのでなく、ユーザ特定情報
により特定されたページャ200の個別呼出アドレスを
使用して個別に呼出す事により可能となる。すなわち、
例えば、図9(b)に示されるユーザ特定情報に基づい
て複数の図3に示されるユーザ情報の中から情報を送信
するユーザを特定し、この特定ユーザに対してのみ情報
を送信する。
【0038】次に、図10のフローチャートを参照して
具体的に説明する。まず、事業者施設100が、情報提
供の対象となる特定のユーザを決定するために、ユーザ
特定情報を設定し、該上記ユーザ特定情報およびカテゴ
リ情報を情報に付加して同報送信する。ページャ200
では、電源オンとなると、ステップS30で、着信待ち
状態となり、ステップS32で、着信があったか否かを
判断する。そして、着信がなければ、ステップS30に
戻る。一方、着信があると、ステップS34に進み、受
信したメッセージ(この場合、通常の呼出メッセージ、
ユーザ特定情報および情報)を、そのカテゴリ情報に応
じて、対応するフォルダに保存する。
【0039】次に、ステップS36で、受信したメッセ
ージにユーザ特定情報が付加されているか否かを判断
し、ユーザ特定情報が付加されていなければ、通常の情
報であるとしてステップS30へ戻る。一方、ユーザ特
定情報が付加されていれば、ステップS38に進み、予
め受信し保存していた個人情報と、上記ユーザ特定情報
とを比較し、ステップS40で、ユーザ特定情報の条件
に該当するか否かを判断する。なお、年齢等を比較する
場合には、予め算出しておく。そして、ユーザ特定情報
の条件に該当しなければ、ステップS42で、受信した
メッセージを削除した後、ステップS30へ戻る。一
方、ユーザ特定情報の条件に該当すれば、削除すること
なく、ステップS30へ戻る。
【0040】また、上述した実施例において、情報を受
け取るユーザを限定する場合、図11に示すようなイベ
ントテーブルを参照することにより、上述したユーザ特
定情報の条件を決定してもよい。イベントテーブルと
は、ある年齢に達したときに発生する普遍的なイベント
項目と、その発生年齢とから構成されている。普遍的な
イベントとしては、例えば中学、高校の卒業、入学、成
人式等である。すなわち、高校卒業のユーザを情報受信
の対象とする場合には、イベントテーブルを参照して、
ユーザ特定情報の「年齢」を「18」とすればよい。あ
るいは成人式のユーザを情報受信の対象とする場合に
は、イベントテーブルを参照して、ユーザ特定情報の
「年齢」を「20」とすればよい。
【0041】なお、上記実施の形態では、ページャシス
テムに適用したが、これに限定されること無く、メッセ
ージを送信するシステム(例えば、携帯電話のショート
メール、電子メールシステム等)であれば適用できるこ
とは勿論である。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信端末
に対して送信する情報を受信端末で分類保存させるため
の記憶媒体における分類構成情報を、受信端末のユーザ
毎の個人情報に基づいて設定し、ユーザ毎に、対応する
分類構成情報を予め送信して、受信端末に情報の格納場
所を設定させておくするようにしたので、ユーザに応じ
て自動的にフォルダを設定することができるという利点
が得られる。
【0043】また、請求項2記載の発明によれば、前記
個人情報を、少なくとも受信者の年齢としたので、受信
者に応じてより適切な情報を提供することができるとい
う利点が得られる。
【0044】また、請求項3記載の発明によれば、前記
分類構成情報を、情報をその種類で分類保存するための
記憶媒体におけるディレクトリ構造としたので、ユーザ
に応じて自動的にフォルダを設定することができるとい
う利点が得られる。
【0045】また、請求項4記載の発明によれば、情報
提供者から該情報を送信する受信端末を特定する特定情
報が入力され、この入力された特定情報に基づいて各受
信端末毎に記憶されている個人情報を検索して前記情報
を送信する受信端末を特定し、この特定した受信端末へ
前記情報を送信するようにしたので、受信者に応じてよ
り適切な情報を提供することができるという利点が得ら
れる。
【0046】また、請求項5記載の発明によれば、情報
提供者から該情報を送信する受信端末を特定する特定情
報が入力され、この入力された特定情報を前記情報と共
に前記情報提供者と契約している受信端末に送信し、受
信端末は、受信した特定情報に自身が保持している個人
情報の条件が含まれるあるいは一致するとき、この特定
情報が付加されている情報を受信して保持するようにし
たので、情報受信者を容易に限定することができるとい
う利点が得られる。
【0047】また、請求項6記載の発明によれば、年齢
毎に発生するイベントとその年齢とからなるイベントテ
ーブルを備え、前記イベントテーブルの年齢を前記特定
情報としたので、受信者に応じてより適切な情報を提供
することができるという利点が得られる。
【0048】また、請求項7記載の発明によれば、受信
手段により、前記通信回線を介して送られてくる情報を
受信して所定記憶媒体に分類保存させるための分類構成
情報を該通信回線を介して受信し、設定手段により、こ
の受信手段で受信した前記分類構成情報を前記通信端末
装置に設定し、分類保存手段により、この設定された分
類構成情報に基づいて前記通信回線を介して送られてく
る各種情報を分類保存するようにしたので、受信者に応
じてより適切な情報を提供することができるという利点
が得られる。
【0049】また、請求項8記載の発明によれば、受信
手段により、前記通信回線を介して送られてくる情報受
信者を特定する受信者特定情報及び情報を受信し、前記
受信手段により受信した特定情報に記憶手段に記憶され
ている個人情報の条件が含まれるあるいは一致すると
き、この特定情報が付加されている情報を保持手段に保
持するようにしたので、情報受信者を容易に限定するこ
とができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるページャシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】ページャの構成を示すブロック図である。
【図3】個人情報を説明するための概念図である。
【図4】事業者施設100における各ページャに対する
フォルダ自動設定手順を説明するための概念図である。
【図5】事業者施設100における各ページャに対する
フォルダ自動設定手順を説明するための概念図である。
【図6】送信側(センター側)の動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】世代フォルダ情報および付加フォルダ情報の一
例を示す概念図である。
【図8】世代フォルダ情報および付加フォルダ情報の一
例を示す概念図である。
【図9】事業者施設100において情報を提供するユー
ザ(ページャ)を特定するための方法を説明するための
概念図である。
【図10】特定のユーザにのみ情報を提供する動作を説
明するためのフローチャートである。
【図11】イベントテーブルの構成を説明するための概
念図である。
【符号の説明】
100 事業者施設 200 ページャ 1 アンテナ 2 RF受信部(受信手段) 3 デコーダ部(受信手段) 4 ID−ROM 5 ROM 6 RAM(記憶手段) 7 CPU(設定手段、分類保存手段、保持手段) 8 スピーカ 9 バイブレータ 10 LED 11 表示部(表示手段) 12 キー入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 AA20 AB09 AC03 AD11 AE09 AF05 BB06 CC11 5K067 AA34 BB22 DD13 DD17 DD27 DD51 EE02 EE10 FF02 FF13 FF31 GG11 HH22 HH23 HH24 KK15 5K101 KK16 KK18 LL13 MM07 NN03 NN18 NN21 PP04 RR16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信端末に各種情報を送信するデータ通
    信方法において、 前記受信端末に対して送信する情報を受信端末で分類保
    存させるための記憶媒体における分類構成情報を、該受
    信端末のユーザ毎の個人情報に基づいて設定し、 ユーザ毎に、対応する分類構成情報を予め送信し、情報
    の格納場所を設定させておくことを特徴とするデータ通
    信方法。
  2. 【請求項2】 前記個人情報は、少なくとも受信者の年
    齢であることを特徴とする請求項1記載のデータ通信方
    法。
  3. 【請求項3】 前記分類構成情報は、情報をその種類で
    分類保存するための記憶媒体におけるディレクトリ構造
    であることを特徴とする請求項1記載のデータ通信方
    法。
  4. 【請求項4】 受信端末に各種情報を送信するデータ通
    信方法において、 情報提供者から該情報を送信する受信端末を特定する特
    定情報が入力され、 この入力された特定情報に基づいて各受信端末毎に記憶
    されている個人情報を検索して前記情報を送信する受信
    端末を特定し、 この特定した受信端末へ前記情報を送信することを特徴
    とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 受信端末に各種情報を送信するデータ通
    信方法において、 情報提供者から該情報を送信する受信端末を特定する特
    定情報が入力され、 この入力された特定情報を前記情報と共に前記情報提供
    者と契約している受信端末に送信し、 受信端末は、受信した特定情報に自身が保持している個
    人情報の条件が含まれるあるいは一致するとき、この特
    定情報が付加されている情報を受信して保持することを
    特徴とするデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 年齢毎に発生するイベントとその年齢と
    からなるイベントテーブルを備え、 前記イベントテーブルの年齢を前記特定情報とすること
    を特徴とする請求項4または5記載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して各種情報を受信する通
    信端末装置において、 前記通信回線を介して送られてくる情報を受信して所定
    記憶媒体に分類保存させるための分類構成情報を該通信
    回線を介して受信する受信手段と、 この受信手段で受信した前記分類構成情報を前記通信端
    末装置に設定する設定手段と、 この設定された分類構成情報に基づいて前記通信回線を
    介して送られてくる各種情報を分類保存する分類保存手
    段とを具備することを特徴とする通信端末装置。
  8. 【請求項8】 通信回線を介して各種情報を受信する通
    信端末装置において、 前記通信回線を介して送られてくる情報受信者を特定す
    る受信者特定情報及び情報を受信する受信手段と、 個人情報を記憶する記憶手段と、 前記受信手段により受信した特定情報に前記記憶手段に
    記憶されている個人情報の条件が含まれるあるいは一致
    するとき、この特定情報が付加されている情報を保持す
    る保持手段とを具備することを特徴とする通信端末装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308987A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Nec Software Kyushu Ltd 携帯通信機警告表示システム

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