JP2000013836A - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2000013836A
JP2000013836A JP18574198A JP18574198A JP2000013836A JP 2000013836 A JP2000013836 A JP 2000013836A JP 18574198 A JP18574198 A JP 18574198A JP 18574198 A JP18574198 A JP 18574198A JP 2000013836 A JP2000013836 A JP 2000013836A
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loop antenna
antenna
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mounted antenna
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Hajime Shimada
肇 島田
Hideo Nakanishi
英夫 中西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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(57)【要約】 【課題】 ループアンテナの開口面積を大きく取ること
ができるように、外部取り付け型アンテナの接続部を配
置した無線選択呼出受信機を提供する。 【解決手段】 ループアンテナ11と外部取り付け型アン
テナ用接続部12とを具備する無線選択呼出受信機におい
て、ループアンテナ11の開口内に外部取り付け型アンテ
ナ用接続部12を配置する。ループアンテナの開口面積を
縮小すること無く、外部取り付け型アンテナ用接続部を
配置することができ、ループアンテナの高い受信性能を
実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ループアンテナ及
び外部取り付け型アンテナの双方で受信が可能な無線選
択呼出受信機に関し、特に、ループアンテナの開口面積
が大きく取れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】無線選択呼出受信機は、普段携帯して用
いるため、小型化されており、この受信機のアンテナと
して、受信機に内蔵できるループアンテナが多用されて
いる。このループアンテナで高受信性能を実現するため
には、ループアンテナの開口面積をできるだけ大きく取
ることが必要である。
【0003】また、一般的にループアンテナは、近接
物、特に金属物の影響によりアンテナゲインが低減し、
ループアンテナの受信性能が劣化するため、ループアン
テナ付近には、部品等の配置を避ける必要がある。
【0004】従来、この無線選択呼出受信機では、必要
に応じて外部取り付け型アンテナを接続し、内蔵するル
ープアンテナと外部取り付け型アンテナの双方のアンテ
ナで受信できるようにしたものが知られている。
【0005】この種の無線選択呼出受信機は、図4
(a)の斜視図及び図4(b)の上面図に示すように、
基板15の一端に固定されたループアンテナ素子11と、ル
ープアンテナ素子11を基板15の回路に接続する接続部16
と、基板15の端にループアンテナ素子11と並んで固定さ
れた外部取り付け型アンテナ用コネクタ12とを具備して
おり、この外部取り付け型アンテナ用コネクタ12に、コ
ネクタ17及びケーブル14を介して、外部取り付け型アン
テナ13が接続される。
【0006】この無線選択呼出受信機では、ループアン
テナ素子11がコネクタ12の影響を受けないように、コネ
クタ12とループアンテナ素子11及び接続部16とが距離を
置くように配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無線選
択呼出受信機では、ループアンテナ11の開口の外に外部
取り付け型アンテナ用コネクタ12を配置しているため、
このコネクタ12の分だけループアンテナ11の開口面積を
縮小しなければならず、そのため、ループアンテナ11の
ゲインが低減し、ループアンテナ11での受信性能が劣化
するという問題点があった。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、ループアンテナの開口面積を大きく取る
ことができるように、外部取り付け型アンテナの接続部
を配置した無線選択呼出受信機を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の無線選
択呼出受信機では、外部取り付け型アンテナ用接続部
を、ループアンテナの開口内に配置したり、その開口面
の垂直線上に配置したり、または、ループアンテナと受
信機の基板との接続部の後方に配置している。
【0010】そのため、外部取り付け型アンテナ用接続
部が在ってもループアンテナの開口面積を大きく取るこ
とができ、ループアンテナの高い受信性能を実現するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ループアンテナと外部取り付け型アンテナ用接続部
とを具備する無線選択呼出受信機において、ループアン
テナの開口内に外部取り付け型アンテナ用接続部を配置
したものであり、ループアンテナの開口面積を縮小する
こと無く、外部取り付け型アンテナ用接続部を配置する
ことができ、ループアンテナの高い受信性能を実現する
ことができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、この外部取り付
け型アンテナ用接続部を、ループアンテナと受信機の基
板との接続部から距離を空けた位置に配置したものであ
り、ループアンテナの開口面積を大きく保ちながら、ル
ープアンテナの近接物による影響を軽減することができ
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、ループアンテナ
と外部取り付け型アンテナ用接続部とを具備する無線選
択呼出受信機において、ループアンテナの開口面に対す
る垂直線上の開口面から離れた位置に外部取り付け型ア
ンテナ用接続部を配置したものであり、ループアンテナ
の開口面積の拡大を図ることができ、また、ループアン
テナの近接物による影響を軽減することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、ループアンテナ
と外部取り付け型アンテナ用接続部とを具備する無線選
択呼出受信機において、ループアンテナの開口面に対す
る垂直線と平行する線であって、且つ、ループアンテナ
と受信機の基板との接続部を通る線の延長線上に外部取
り付け型アンテナ用接続部を配置したものであり、ルー
プアンテナと受信機の基板との接続部の後方に外部取り
付け型アンテナ用接続部を配置することによって、ルー
プアンテナの開口面積の拡大を図ることができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(第1の実施形態)第1の実施形態の無線
選択呼出受信機は、図1(a)の斜視図及び図1(b)
の上面図に示すように、基板15の一端に固定されたルー
プアンテナ素子11と、ループアンテナ素子11を基板15の
回路に接続する接続部16と、ループアンテナ素子11の開
口部の中の基板15端部に固定された外部取り付け型アン
テナ用コネクタ12とを具備しており、この外部取り付け
型アンテナ用コネクタ12に、コネクタ17及びケーブル14
を介して、外部取り付け型アンテナ13が接続される。
【0017】この無線選択呼出受信機では、外部取り付
け型アンテナ用コネクタ12が、ループアンテナ素子11の
開口部内で、接続部16より距離を置いた位置に配置され
ている。この接続部16と外部取り付け型アンテナ用コネ
クタ12との距離は4mm以上であることが望ましい。
【0018】このように、外部取り付け型アンテナ用コ
ネクタ12をループアンテナ11の開口部内に配置すること
によって、ループアンテナ11の開口面積を拡大すること
ができる。また、外部取り付け型アンテナ用コネクタ12
を、アンテナ特性に著しく影響を及ぼす、ループアンテ
ナ11と基板15との接続部16から距離を隔てて配置してい
るため、ループアンテナ11の近接物による影響を軽減で
きる。そのため、この構成により、ループアンテナ11の
ゲインを上げることが可能となる。
【0019】なお、この実施形態では、外部取り付け型
アンテナ用コネクタ12を使用して、外部取り付け型アン
テナ13を基板15の回路に接続しているが、外部取り付け
型アンテナ13に接続するケーブル14と基板15とを半田で
直付けするなど、他の接続方法により外部取り付け型ア
ンテナ13と基板15との接続を図っても良い。
【0020】(第2の実施形態)第2の実施形態の無線
選択呼出受信機は、図2(a)の斜視図及び図2(b)
の上面図に示すように、外部取り付け型アンテナ用コネ
クタ12を、ループアンテナ素子11の開口部から離れた基
板15上の位置に配置している。ループアンテナ素子11の
開口部の大きさは第1の実施形態と同じであり、外部取
り付け型アンテナ用コネクタ12は、ループアンテナ素子
11の開口面に対する垂直線上に位置している。
【0021】外部取り付け型アンテナ13は、ケーブル14
をループアンテナ素子11の開口内を通し、コネクタ17を
外部取り付け型アンテナ用コネクタ12と接続することに
より、基板15の回路に接続される。
【0022】この無線選択呼出受信機では、外部取り付
け型アンテナ用コネクタ12をループアンテナ素子11の開
口面に対する垂直線上に配置しているため、ループアン
テナの開口面積を大きく取ることができ、また、外部取
り付け型アンテナ用コネクタ12をループアンテナ素子11
及び接続部16から離して配置することができる。そのた
め、この接続部16による影響を殆ど受けずに、ループア
ンテナのゲインを高めることができる。
【0023】なお、この実施形態では、ケーブル14をル
ープアンテナ素子11の開口内を通して、コネクタ17を外
部取り付け型アンテナ用コネクタ12と接続しているが、
ケーブル14をループアンテナ素子11の開口部の左右また
は反対側など、どの方向から引き出すようにしても良
い。
【0024】また、外部取り付け型アンテナ13と基板15
の回路との接続は、外部取り付け型アンテナ13に接続す
るケーブル14と基板15とを半田で直付けするなど、他の
接続方法を用いても良い。
【0025】(第3の実施形態)第3の実施形態の無線
選択呼出受信機では、図3(a)の斜視図及び図3
(b)の上面図に示すように、基板15のループアンテナ
素子11の開口部が設けられている端面から見て、外部取
り付け型アンテナ用コネクタ12を接続部16の後方に当た
る位置に配置している。ループアンテナ素子11の開口部
の大きさは第1の実施形態と同じである。また、外部取
り付け型アンテナ13は、基板15のループアンテナ素子11
の開口部が設けられた端面と直交する端面の側から、コ
ネクタ17及びケーブル14を介して、外部取り付け型アン
テナ用コネクタ12に接続している。
【0026】この無線選択呼出受信機では、外部取り付
け型アンテナ用コネクタ12を接続部16の後方に、接続部
16から距離を置いて配置しているため、ループアンテナ
15の開口面積を拡大することができ、また、ループアン
テナ11の近接物による影響を軽減することができる。そ
のため、この接続部16による影響を殆ど受けずに、ルー
プアンテナのゲインを高めることができる。
【0027】なお、この実施形態では、外部取り付け型
アンテナ用コネクタ12におけるコネクタ17との接続面
が、ループアンテナ素子11の開口面と直交する方向を向
いているが、この接続面は、どの方向を向いても良く、
外部取り付け型アンテナ13をどの方向から接続するよう
にしても良い。
【0028】また、外部取り付け型アンテナ13と基板15
の回路との接続は、外部取り付け型アンテナ13に接続す
るケーブル14と基板15とを半田で直付けするなど、他の
接続方法を用いても良い。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の無線選択呼出受信機は、限られた寸法の筐体内に外部
取り付け型アンテナ用接続部を配置しながら、ループア
ンテナの開口面積を広く取ることができ、ループアンテ
ナでの高い受信性能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における無線選択呼出
受信機の構成図、
【図2】本発明の第2の実施形態における無線選択呼出
受信機の構成図、
【図3】本発明の第3の実施形態における無線選択呼出
受信機の構成図、
【図4】従来の無線選択呼出受信機の構成図である。
【符号の説明】
11 ループアンテナ素子 12 外部取り付け型アンテナ用コネクタ 13 外部取り付け型アンテナ 14 外部取り付け型アンテナ用接続ケーブル 15 基板 16 ループアンテナ素子と基板との接続部 17 外部取り付け型アンテナ用接続ケーブル側コネクタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5J046 AA03 AB07 AB11 BA08 TA07 TA09 5J047 AA03 AB07 AB11 FC04 5K067 AA23 BB22 EE02 KK01 KK17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループアンテナと外部取り付け型アンテ
    ナ用接続部とを具備する無線選択呼出受信機において、 前記ループアンテナの開口内に前記外部取り付け型アン
    テナ用接続部を配置したことを特徴とする無線選択呼出
    受信機。
  2. 【請求項2】 前記外部取り付け型アンテナ用接続部
    を、前記ループアンテナと前記受信機の基板との接続部
    から距離を空けた位置に配置したことを特徴とする請求
    項1に記載の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 ループアンテナと外部取り付け型アンテ
    ナ用接続部とを具備する無線選択呼出受信機において、 前記ループアンテナの開口面に対する垂直線上の前記開
    口面から離れた位置に前記外部取り付け型アンテナ用接
    続部を配置したことを特徴とする無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 ループアンテナと外部取り付け型アンテ
    ナ用接続部とを具備する無線選択呼出受信機において、 前記ループアンテナの開口面に対する垂直線と平行する
    線であって、且つ、前記ループアンテナと前記受信機の
    基板との接続部を通る線の延長線上に前記外部取り付け
    型アンテナ用接続部を配置したことを特徴とした無線選
    択呼出受信機。
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