JP2000013800A - 画像伝送方法並びに符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

画像伝送方法並びに符号化装置及び復号化装置

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JP2000013800A
JP2000013800A JP17187198A JP17187198A JP2000013800A JP 2000013800 A JP2000013800 A JP 2000013800A JP 17187198 A JP17187198 A JP 17187198A JP 17187198 A JP17187198 A JP 17187198A JP 2000013800 A JP2000013800 A JP 2000013800A
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Katsuyoshi Nishitani
勝義 西谷
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データ中に暗号情報を隠匿して伝送する
場合、入力画像データに直接暗号情報を埋め込むと、画
像の劣化が生じると共に、符号化において情報欠落が生
じるおそれがある。 【解決手段】 予測モード補正器14は、動き補償器1
1から出力された動きベクトルと予測モード及びその予
測モードにおける予測画像データが入力されるのと同期
して、暗号発生器15から暗号化された暗号情報のビッ
トが入力される。Pフレームの場合、暗号情報のビット
が”0”であれば、Iモードに予測モードを変更し、”
1”であれば、Fモードに変更する。Bフレームの場
合、暗号情報のビットが”0”であれば、Aモードに予
測モードを変更し、”1”であれば、予測モードがAモ
ード以外であればそのままの予測モードの予測画像デー
タを減算器1に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像伝送方法並びに
符号化装置及び復号化装置に係り、特にフレーム間(又
はフィールド間)予測符号化を用いて画像情報と共に暗
号情報を伝送する画像伝送方法並びに符号化装置及び復
号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の画像伝送方法の符号化部の
一例のブロック図、図5は従来の画像伝送方法の復号化
部の一例のブロック図を示す。図4において、入力され
た現フレームの画像データ(ブロック単位)は、まず減
算器1に供給されると共に動き検出器10に供給され、
ここでフレームメモリ(FM)9に記憶されている前フ
レームの画像データと比較されて、その動き検出が行わ
れ、その動きを示す動きベクトルが動き補償器11に供
給される。動き補償器11は、FM9に記憶されている
前フレームの画像データを、動き検出器10からの動き
ベクトルに従って動き補償し、これにより得られる予測
画像データを減算器1に供給する。
【0003】従って、減算器1からは現フレームの入力
画像データと前フレームの予測画像データとの減算によ
り、予測誤差データが出力されることとなる。この予測
誤差データは、離散コサイン変換器(DCT)2により
離散コサイン変換(DCT)が施され、これにより得ら
れた変換係数が量子化器3に供給される。量子化器3
は、バッファ5から一定の割合で符号を伝送するよう
に、量子化制御器12でバッファ5の符号量占有推移を
監視して、適切な量子化パラメータで量子化を制御し、
その量子化結果が可変長符号器4に供給され、更にバッ
ファ5を通して一定の割合で伝送される。
【0004】また、フレームメモリ9に格納するための
前フレームの復号データを生成するため、量子化器3か
ら出力されたデータが逆量子化器6により逆量子化され
て量子化器3の入力に対応した変換係数とされて出力さ
れる。この変換係数は、逆離散コサイン変換器(IDC
T)7によって逆離散コサイン変換(IDCT)される
ことにより、減算器1から出力される予測誤差データに
対応した局部復号予測誤差データとされて出力される。
この局部復号予測誤差データは、加算器8に供給され、
この加算器8において動き補償器11からの予測画像デ
ータと加算され、局部復号データとしてフレームメモリ
(FM)9に入力されて格納される。
【0005】このようにして伝送された符号化データ
は、図5に示す復号化部のバッファ21に一定の割合で
送られる。バッファ21から出力された符号化データ
は、可変長復号器22において量子化データ及び各種画
像情報に復号される。可変長復号器22からの量子化デ
ータは、可変長復号器22において復号化された量子化
パラメータに基づき、図4に示した逆量子化器6と同様
にして、量子化する前のデータ、すなわち、離散コサイ
ン変換の変換係数に逆量子化される。逆量子化器23か
ら出力された変換係数は、逆離散コサイン変換器(ID
CT)24によって図4の逆離散コサイン変化器7と同
様に復号予測誤差データに変換される。
【0006】一方、フレームメモリ(FM)26には前
フレームの復号画像データが格納されており、この前フ
レームデータを動き補償器27によって動きベクトルに
従って動き補償を行い、これによって得られた動き補償
予測データを加算器25に供給すると、加算器25では
逆離散コサイン変換器24からの復号予測誤差データと
を加算して現在のフレームの画像データを復号し、出力
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な符号化部及び復号化部からなる画像伝送方法におい
て、画像データ中に暗号情報を隠匿して伝送する場合、
入力画像データに直接暗号情報を埋め込むと、画像の劣
化が生じると共に、符号化において情報欠落が生じるお
それがある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
視覚特性上の画質劣化を極力抑え、画像だけでなく、簡
単に暗号情報の伝送を実現し得る画像伝送方法並びに符
号化装置及び復号化装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するためのステップ】本発明は上記の目的
を達成するため、画像情報をフレーム間(又はフィール
ド間)予測符号化により符号化して得た符号化データに
暗号情報を隠匿したデータを出力する符号化部と、伝送
路を経た符号化データを受け、暗号情報を復号すると共
に符号化データを復号する復号化部とからなる画像伝送
方法であって、符号化部は、ブロック毎の前フレーム
(又はフィールド)の予測画像データを予測モード信号
と共に生成する予測画像データ生成ステップと、所望の
情報を暗号化した暗号情報を発生する暗号情報発生ステ
ップと、予測画像データ生成ステップからの予測画像デ
ータの予測モード信号を、暗号情報のビットの値に対応
して補正し、補正したその予測モード信号と予測画像デ
ータを少なくとも出力する予測モード補正ステップと、
現フレーム(又はフィールド)の画像情報と予測モード
補正ステップからの予測画像データとの予測誤差により
ブロック単位で量子化して得た量子化データと、予測モ
ード補正ステップからの予測モード信号とを可変長符号
化して符号化データを得る符号化ステップとを有し、復
号化部は、符号化データを可変長復号する可変長復号ス
テップと、可変長復号ステップの出力データ中の予測モ
ード信号を抽出して、暗号情報を復号する暗号復号ステ
ップと、可変長符号ステップの出力データを復号して元
の画像情報を得る画像復号ステップとを有する構成とし
たものである。
【0010】この発明では、符号化部において予測画像
データの予測モード信号を、暗号情報のビットの値に対
応して補正し、補正したその予測モード信号に応じて符
号化を行い、復号化部においては予測モード信号から対
応した暗号情報のビットの値を先に抽出する一方、画像
データを復号して元の画像情報を得ることができる。
【0011】また、本発明になる符号化装置は本発明の
画像伝送方法の符号化部の構成とし、本発明になる復号
化装置は、本発明の画像伝送方法の復号化部の構成とし
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる画像伝送方
法の符号化部及び符号化装置の一実施の形態のブロック
図を示す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。この実施の形態の符号化部
は、図4に示した従来の符号化部と比較すると分かるよ
うに、予測モード補正器14及び暗号発生器15が予測
画像データ伝送経路に追加されている。
【0013】フレーム間予測符号化では、過去の再生画
像からの順方向予測による符号化画像(以後、Pフレー
ムと略す)、過去の再生画像からの順方向予測と未来の
再生画像からの逆方向予測による符号化画像(以後、B
フレームと略す)の2つの符号化タイプが存在し、更に
P、Bフレーム内部は小ブロックに細分化され、ブロッ
ク単位で符号化タイプを変えることができる。
【0014】Pフレーム内のブロックタイプは、フレー
ム内情報だけで符号化するフレーム内予測符号化モード
(以後、イントラ(I)モードと略す)と、過去から予
測する順方向フレーム間予測符号化モード(以後、フォ
ワード(F)モードと略す)の2つのモードを含んでい
る。Bフレーム内のブロックタイプは、上記Pフレーム
の2つのモードに加えて、未来から予測する逆方向フレ
ーム間予測符号化モード(以後、バックワード(B)モ
ードと略す)と、前後両方の予測による内挿的フレーム
間予測符号化モード(以後、インターポーレイティブ
(A)モードと略す)の4つのモードを含んでいる。
【0015】そこで、この実施の形態では、暗号情報の
ビットの”0”と”1”を各フレーム内のブロックの予
測モードに対応付けておく。ここでは、一例としてPフ
レームにおいては、Iモードを”0”に、Fモードを”
1”に、また、Bフレームにおいては、Aモードを”
0”に、それ以外のモードを”1”に対応付けることと
する。
【0016】次に、図1の符号化部の動作について説明
する。動き補償器11からは予測画像データと予測モー
ドが動きベクトルと共に出力されるが、予測画像データ
の符号化タイプがPフレームではIモードの予測画像デ
ータとFモードの予測画像データが共に出力され、Bフ
レームでは、Iモード、Fモード、Bモード及びAモー
ドの各予測画像データのうち現フレームの画像情報との
自乗誤差等の誤差が最小の予測モードとそれに対応した
予測画像データが出力されるものとする。
【0017】この場合、予測モード補正器14は、動き
補償器11から出力された動きベクトルと予測モード及
びその予測モードにおける予測画像データが入力される
のと同期して、暗号発生器15から暗号化された暗号情
報のビット(暗号信号)が入力される。Pフレームの場
合、もし暗号情報のビットが”0”であれば、Iモード
に予測モードを補正し、予測画像データを減算器1に与
えないようにし、暗号情報のビットが”1”であれば、
Fモードに補正して予測画像データを減算器1に与え
る。
【0018】また、Bフレームの場合、もし暗号情報の
ビットが”0”で、動き補償器11から出力された予測
モードがAモードであれば、そのままAモードの予測画
像データを減算器1に与え、Aモード以外であればAモ
ードに予測モードを変更すると共に、予測画像データを
平均内挿入画像データに変更して減算器1に与える。ま
た、暗号情報のビットが”1”であれば、動き補償器1
1から出力された予測モードがAモード以外であればそ
のままの予測モードの予測画像データを減算器1に与
え、予測モードがAモードであれば、現フレームと過去
若しくは未来のフレームで距離が近い方のAモード以外
のモードのフレームを判定し、そのモードに対応する予
測画像データを減算器1に与える。
【0019】また、Aモード以外の予測モードの補正方
法としては、図3に示すようにI、F、Bの各モードの
予測画像データと現フレームの画像データとの自乗誤差
で比較して、最小の誤差値を持つ予測モードを選択する
ようにしてもよい。図3は予測モード補正器14の一例
のブロック図を示す。この場合は、動き補償器11から
はPフレームの場合は、IモードとFモードの2種類の
予測画像データが共に出力され、Bフレームの場合もI
モード、Fモード、Bモード及びAモードの各予測画像
データが同時に出力されるものとする。
【0020】この例の予測モード補正器14は、動き補
償器11から入力される予測モードと予測画像データが
PフレームかBフレームかに応じてスイッチ30で選択
され、Pフレームの場合はスイッチ31に入力され、そ
のブロックタイプがIモードかFモードかに応じて端子
31a又は31bを通して端子34へ出力され、また、
Bフレームの場合はスイッチ32に入力される。
【0021】スイッチ31と32は暗号発生器15から
の暗号信号のビット値、すなわち暗号情報のビットが”
1”か”0”かによりスイッチング制御されると共に、
入力された予測モード信号を識別する機能を有する構成
とされており、スイッチ31は暗号情報のビットが”
0”のときは端子31aにIモードの予測モード信号と
予測画像データを出力し、”1”のときは端子31bに
Fモードの予測モード信号と予測画像データを選択出力
するように切り換えられる。
【0022】また、スイッチ32は暗号情報のビット
が”0”のときは端子32aにAモードの予測モード信
号と予測画像データを出力し、”1”のときは端子32
b、32c及び32dに順次Bモード、Fモード及びI
モードの予測モード信号と予測画像データを順次に出力
するように切り換えられる。スイッチ32の端子32
b、32c及び32dはそれぞれ判定器33に接続され
ている。
【0023】この予測モード補正器14の動作について
説明するに、図3において、予測モード補正器14のス
イッチ30には動き補償器11から動きベクトルと予測
モードと予測画像データとがそれぞれ入力される。ここ
で予測モードと予測画像データは、PフレームではIモ
ードの予測モード信号とその予測画像データ、及びPモ
ードの予測モード信号とその予測画像データの計2種類
が同時に入力されており、これらが端子30a側に接続
されているスイッチ30を通してスイッチ31に入力さ
れる。
【0024】このとき暗号情報のビットが”0”であれ
ば、スイッチ31はIモードの予測モード信号と予測画
像データを動きベクトルと共に選択して端子31aへ出
力し、暗号情報のビットが”1”であれば、スイッチ3
1はPモードの予測モード信号と予測画像データを動き
ベクトルと共に選択して端子31bへ出力する。
【0025】一方、BフレームではAモード、Bモー
ド、Fモード及びIモードの各予測モード信号とその予
測画像データの計4種類が同時に入力され、これらが端
子30b側に接続されているスイッチ30を通してスイ
ッチ32に入力される。
【0026】このとき暗号情報のビットが”0”であれ
ば、スイッチ31はAモードの予測モード信号と予測画
像データを動きベクトルと共に選択して端子32aへ出
力し、暗号情報のビットが”1”であれば、スイッチ3
2はBモード、Fモード及びIモードの各予測モード信
号とその予測画像データを動きベクトルと共に端子32
b、32c及び32dへ順次出力して判定器33に供給
する。
【0027】判定器33は動きベクトルと共に入力され
た3種類の予測モード信号と予測画像データのうち、各
予測画像データと現フレームの画像データとの自乗誤差
とを求め、その中で最小の自乗誤差を示す予測画像デー
タをその予測モード信号と動きベクトルと共に端子34
へ出力する。
【0028】スイッチ31により暗号情報のビット値に
応じて選択されたPフレームのIモード又はFモードの
予測モード信号と予測画像データと動きベクトル、ある
いはスイッチ32により暗号情報のビット値に応じて選
択されたBフレームのAモードの予測モード信号と予測
画像データと動きベクトル又は判定器33よりのBフレ
ームのIモード、Fモード又はBモードの予測モード信
号と予測画像データと動きベクトルは端子34に出力さ
れ、このうち予測画像データは図1の減算器1に供給さ
れ、予測モード信号と動きベクトルは、図1の可変長符
号器4に供給されて画像データと共に符号化されて符号
化データとして出力される。
【0029】なお、上記のIモード信号と共に選択され
る予測画像データはゼロデータであり、スイッチ31に
よりあるいはスイッチ32と判定器33によりIモード
の予測モード信号と予測画像データが選択されたときに
は、端子34を介して減算器1に供給される予測画像デ
ータはゼロデータであるので、予測画像データと現フレ
ームの入力画像データとの減算は実質的には行われな
い。
【0030】このように、暗号情報に応じて選択された
予測モードの予測画像データと現フレームの画像データ
との誤差信号は、減算器1より取り出され、DCT器
2、量子化器3を経て可変長符号器4に供給されて可変
長符号化され、バッファ5を介して一定の割合で符号化
データとして伝送される。
【0031】次に復号化部について説明する。図2は本
発明になる画像伝送方法の復号化部及び復号化装置の一
実施の形態のブロック図を示す。同図中、図5と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。この
実施の形態の復号化部は、図5に示した従来の復号化部
と比較すると分かるように、暗号復号器28が追加され
ている。
【0032】図2において、バッファ21を介して入力
された符号化データは、可変長復号器22に供給され
て、量子化データ及び各種画像情報に復号化される。暗
号復号器28は、可変長復号器22で復号化された各種
画像情報の中から予測モードのみを抽出し、その予測モ
ードに従い、予め対応付けていた暗号情報のビットの”
0”と”1”に復号化することにより、暗号情報のビッ
ト列を得ることができる。
【0033】更に、可変長復号器22から出力される復
号化データに対して、図1に示した符号化部の局部復号
化部に対応して、図2に示した復号化部においても、同
様の構成をとっており、逆量子化器23を介して逆離散
コサイン変換(IDCT)器24の出力データに対して
加算器25に与えた出力画像データを得るようにしてい
る。
【0034】なお、本発明は上記の実施の形態におい
て、隠匿する暗号情報は文字、音声、画像等どのような
データを用いても構わない。また、暗号発生器15にお
ける暗号化方法についても、復号化部における暗号復号
器28との整合性がとれていれば、どのような方法を用
いても構わない。更に、FM9、26の代わりにフィー
ルドメモリを使用することでフィールド間予測符号化で
符号化を行うシステムにも適用でき、符号化データに暗
号情報を隠匿したデータを伝送することができる。ま
た、上記の図1に示した符号化部は、符号化装置単体と
して構成してもよく、同様に、上記の図2に示した復号
化部もそれぞれ復号化装置単体として構成してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化部において予測画像データの予測モード信号を、
暗号情報のビットの値に対応して補正し、補正したその
予測モード信号に応じて符号化を行い、復号化部におい
ては予測モード信号から対応した暗号情報のビットの値
を先に抽出する一方、画像データを復号して元の画像情
報を得るようにしたため、視覚特性上の画質劣化を極力
抑え、画像だけでなく、簡単に暗号情報を伝送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化部及び符号化装置の一実施の形
態のブロック図である。
【図2】本発明の復号化部及び復号化装置の一実施の形
態のブロック図である。
【図3】図1注の予測モード補正器の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図4】従来の画像伝送方法の符号化部の一例のブロッ
ク図である。
【図5】従来の画像伝送方法の復号化部の一例のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 減算器(符号化ステップ) 2 離散コサイン変換器(DCT)(符号化ステップ) 3 量子化器(符号化ステップ) 4 可変長符号器(符号化ステップ) 5、21 バッファ 6 逆量子化器(予測画像データ生成ステップ) 7 逆離散コサイン変換器(IDCT)(予測画像デー
タ生成ステップ) 8 加算器(予測画像データ生成ステップ) 9 フレームメモリ(FM)(予測画像データ生成ステ
ップ) 10 動き検出器(予測画像データ生成ステップ) 11 動き補償器(予測画像データ生成ステップ) 12 量子化制御器 14 予測モード補正器(予測モード補正ステップ) 15 暗号発生器(暗号情報発生ステップ) 22 可変長復号器(可変長復号ステップ) 23 逆量子化器(画像復号ステップ) 24 逆離散コサイン変換器(IDCT)(画像復号ス
テップ) 26 フレームメモリ(FM)(画像復号ステップ) 27 動き補償器(画像復号ステップ) 28 暗号復号器(暗号復号ステップ) 30、31、32 スイッチ 33 判定器
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK43 MA05 MA23 MC11 MC38 ME01 PP05 PP06 PP07 RC35 RC40 TA60 TB04 TC00 UA02 UA05 UA33 5C064 BA01 BB05 BD14 5J064 AA01 BA09 BA13 BA15 BA16 BB03 BC00 BC08 BC16 BD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報をフレーム間(又はフィールド
    間)予測符号化により符号化して得た符号化データに暗
    号情報を隠匿したデータを出力する符号化部と、伝送路
    を経た前記符号化データを受け、前記暗号情報を復号す
    ると共に前記符号化データを復号する復号化部とからな
    る画像伝送方法であって、 前記符号化部は、 ブロック毎の前フレーム(又はフィールド)の予測画像
    データを予測モード信号と共に生成する予測画像データ
    生成ステップと、 所望の情報を暗号化した暗号情報を発生する暗号情報発
    生ステップと、 前記予測画像データ生成ステップからの前記予測画像デ
    ータの予測モード信号を、前記暗号情報のビットの値に
    対応して補正し、補正したその予測モード信号と前記予
    測画像データを少なくとも出力する予測モード補正ステ
    ップと、 現フレーム(又はフィールド)の画像情報と前記予測モ
    ード補正ステップからの前記予測画像データとの予測誤
    差によりブロック単位で量子化して得た量子化データ
    と、前記予測モード補正ステップからの前記予測モード
    信号とを可変長符号化して符号化データを得る符号化ス
    テップとを有し、 前記復号化部は、 前記符号化データを可変長復号する可変長復号ステップ
    と、 前記可変長復号ステップの出力データ中の予測モード信
    号を抽出して、前記暗号情報を復号する暗号復号ステッ
    プと、 前記可変長符号ステップの出力データを復号して元の画
    像情報を得る画像復号ステップとを有することを特徴と
    する画像伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記予測モード補正ステップは、前記予
    測画像データ生成ステップからの前記予測画像データの
    符号化タイプに応じて、前記暗号情報のビットの値と前
    記予測モード信号との対応付けを変更することを特徴と
    する請求項1記載の画像伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記予測モード補正ステップは、前記予
    測画像データ生成ステップからの前記予測画像データに
    3種類以上の前記予測モード信号があるときは、予め定
    めた1種類の予測モード信号を前記暗号情報のビットの
    2値の一方に割り当て、残りの2種類以上の予測モード
    信号にそれぞれ対応した前記予測画像データと現フレー
    ム(又はフィールド)の入力画像情報との自乗誤差が最
    小の予測画像データを判定し、その判定した予測画像デ
    ータに対応する予測モード信号を前記暗号情報のビット
    の2値の他方に割り当てて前記補正を行うことを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像伝送方法。
  4. 【請求項4】 画像情報をフレーム間(又はフィールド
    間)予測符号化により符号化して得た符号化データに暗
    号情報を隠匿したデータを出力する符号化装置であっ
    て、 ブロック毎の前フレーム(又はフィールド)の予測画像
    データを予測モード信号と共に生成する予測画像データ
    生成ステップと、 所望の情報を暗号化した暗号情報を発生する暗号情報発
    生ステップと、 前記予測画像データ生成ステップからの前記予測画像デ
    ータの予測モード信号を、前記暗号情報のビットの値に
    対応して補正し、補正したその予測モード信号と前記予
    測画像データを少なくとも出力する予測モード補正ステ
    ップと、 現フレーム(又はフィールド)の画像情報と前記予測モ
    ード補正ステップからの前記予測画像データとの予測誤
    差によりブロック単位で量子化して得た量子化データ
    と、前記予測モード補正ステップからの前記予測モード
    信号とを可変長符号化して符号化データを得る符号化ス
    テップとを有することを特徴とする符号化装置。
  5. 【請求項5】 画像情報をフレーム間(又はフィールド
    間)予測符号化により符号化して得た符号化データ中の
    予測モード信号に暗号情報が隠匿されているデータを受
    け、前記暗号情報を復号すると共に前記符号化データを
    復号する復号化部とからなる画像伝送方法であって、 前記符号化データを可変長復号する可変長復号ステップ
    と、 前記可変長復号ステップの出力データ中の予測モード信
    号を抽出して、前記暗号情報を復号する暗号復号ステッ
    プと、前記可変長符号ステップの出力データを復号して
    元の画像情報を得る画像復号 ステップとを有することを特徴とする復号化装置。
JP17187198A 1998-06-18 1998-06-18 画像伝送方法並びに符号化装置及び復号化装置 Pending JP2000013800A (ja)

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