JP2000013737A - 編集装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

編集装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000013737A
JP2000013737A JP10178614A JP17861498A JP2000013737A JP 2000013737 A JP2000013737 A JP 2000013737A JP 10178614 A JP10178614 A JP 10178614A JP 17861498 A JP17861498 A JP 17861498A JP 2000013737 A JP2000013737 A JP 2000013737A
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Noboru Yanagida
昇 柳田
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Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のチャンネルのビデオ情報またはオーデ
ィオ情報が記録される場合の選択情報を記憶し、このス
イッチング情報を、必要に応じて、トラックを交差する
ように表示することで、トランジションのためのスペー
スを不要とし、限られた画面スペースを有効に活用でき
る方法及び装置の提供。 【解決手段】 編集装置21のCPU53は、複数のチャ
ンネルのビデオ情報またはオーディオ情報のいずれのチ
ャンネルのものが選択されたかを表す選択情報を、メモ
リコントローラ64を制御してVRAM65に記憶させ、複
数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情報が、
チャンネル毎に、モニタ25の対応するトラックに表示
されるように、メモリコントローラ64を介してその表
示を制御し、VRAM65に記憶された選択情報に対応し
て、トラックを交差して選択情報がモニタ25に表示さ
れるように、メモリコントローラ64を介してその表示
を制御する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編集装置および方
法、並びに提供媒体に関し、特に、同一時間軸上で複数
のビデオ情報を編集する場合のスイッチング情報を記憶
し、このスイッチング情報を時間軸に添って表示するよ
うにした編集装置および方法、並びに提供媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラから得られたビデオデータ
を編集する業務分野において、ディスクを記録媒体とし
て使用したノンリニア編集システムが提案されている。
このノンリニア編集システムにおいて行われる編集処理
として、さまざまな種類の編集処理が存在している。例
えば、複数の素材をつなぎ合わせて所望のビデオプログ
ラムを作成するためのビデオ編集処理、キー信号によっ
て複数の素材を合成するための合成処理、あるいは素材
に対して特殊効果処理を施す特殊効果処理などが存在す
る。一般的に、このうちのビデオ編集処理は編集装置で
行われ、合成処理はビデオスイッチャで行われ、特殊効
果処理は特殊効果装置において行われている。
【0003】近年のディスク媒体のランダムアクセス性
の向上によって、複数チャンネルに対して同時にアクセ
スすることが可能になり、その結果、複数チャンネルの
ビデオデータをリアルタイムで編集処理することが要望
されるようになってきた。例えば、テレビジョン放送の
ためのコマーシャル作成用の編集業界や映画プログラム
作成用の編集業界等では、数十から数百の素材を使用し
て編集処理を行うとともに、異なる種類の編集処理を組
合わせて使用することが要望されている。さらに、これ
らの複数種類の編集処理を何度も繰り返し行うことによ
って、高度で且つ複雑な編集結果データを生成すること
が要求されるようになってきた。
【0004】このような高度で複雑な編集結果データを
作成するためには、数十から数百の素材を管理するとと
もに、編集処理の履歴を記憶しておく必要がある。従
来、例えば、マルチビデオカメラ等の映像や音声の情報
を編集処理する場合における、編集処理の履歴を記憶し
て表示する機能としては、各ビデオカメラ(各チャンネ
ル)の画像を表示する各トラック内において、音量やレ
イヤの合成の度合いを、折れ線グラフで表示するものが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
編集システムに備えられた、編集処理の履歴を記憶して
表示する上述の機能は、それぞれのトラックの内部での
設定によるものであり、複数のトラックにまたがる(ス
イッチング)動作はその記憶と表示の対象とされてはい
ない。そのため、従来の編集システムにおいては、スイ
ッチング情報の記憶と表示のためのトランジション用
に、別に1トラック用意しなくてはならず、サイズの限
られた画面を余分に消費してしまう課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、複数のチャンネルのビデオ情報またはオー
ディオ情報が記録される場合の選択情報を記憶し、この
スイッチング情報を、必要に応じて、トラックを交差す
るように表示することで、トランジションのためのスペ
ースを不要とし、限られた画面スペースを有効に活用す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の編集装
置は、複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ
情報のいずれのチャンネルのものが選択されたかを表す
選択情報を記憶する記憶手段と、複数のチャンネルのビ
デオ情報またはオーディオ情報が、チャンネル毎に、対
応するトラックに表示されるようにその表示を制御する
第1の表示制御手段と、記憶手段に記憶された選択情報
に対応して、トラックを交差して選択情報が表示される
ようにその表示を制御する第2の表示制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の編集方法は、複数のチャ
ンネルのビデオ情報またはオーディオ情報のいずれのチ
ャンネルのものが選択されたかを表す選択情報を記憶す
る記憶ステップと、複数のチャンネルのビデオ情報また
はオーディオ情報が、チャンネル毎に、対応するトラッ
クに表示されるようにその表示を制御する第1の表示制
御ステップと、記憶ステップで記憶された選択情報に対
応して、トラックを交差して選択情報が表示されるよう
にその表示を制御する第2の表示制御ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の提供媒体は、複数のチャ
ンネルのビデオ情報またはオーディオ情報のいずれのチ
ャンネルのものが選択されたかを表す選択情報を記憶す
る記憶ステップと、複数のチャンネルのビデオ情報また
はオーディオ情報が、チャンネル毎に、対応するトラッ
クに表示されるようにその表示を制御する第1の表示制
御ステップと、記憶ステップで記憶された選択情報に対
応して、トラックを交差して選択情報が表示されるよう
にその表示を制御する第2の表示制御ステップとを含む
処理を編集装置に実行させるコンピュータが読みとり可
能なプログラムを提供することを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の編集装置、請求項2に記
載の編集方法、および請求項3に記載の提供媒体におい
ては、複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ
情報のいずれのチャンネルのものが選択されたかを表す
選択情報が記憶され、複数のチャンネルのビデオ情報ま
たはオーディオ情報が、チャンネル毎に、対応するトラ
ックに表示されるようにその表示が制御され、記憶され
た選択情報に対応して、トラックを交差して選択情報が
表示されるようにその表示が制御される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0012】請求項1に記載の編集装置は、複数のチャ
ンネルのビデオ情報またはオーディオ情報のいずれのチ
ャンネルのものが選択されたかを表す選択情報を記憶す
る記憶手段(例えば、図5のステップS2)と、複数の
チャンネルのビデオ情報またはオーディオ情報が、チャ
ンネル毎に、対応するトラックに表示されるようにその
表示を制御する第1の表示制御手段(例えば、図6のス
テップS23)と、記憶手段に記憶された選択情報に対
応して、トラックを交差して選択情報が表示されるよう
にその表示を制御する第2の表示制御手段(例えば、図
6のステップS24)とを備えることを特徴とする。
【0013】本発明を適用した編集システムの一実施の
形態について、以下に説明する。なお、本明細書におい
て、システムの用語は、複数の装置、手段などにより構
成される全体的な装置を意味するものとする。図1は本
発明に使用するビデオカメラ1−1乃至1−5の配置を
示す図である。同図においては、所定の位置に置かれた
水平な台3の上で、弾力性のある3つのボール2−1乃
至2−3がバウンドしている様子を、異なる位置と角度
から、ビデオカメラ1−1乃至1−5により撮影が行わ
れている。こうして撮影された、ビデオカメラ1−1乃
至1−5からのビデオデータとオーディオデータを入力
データとして、これに基き、後述するようにして、本発
明の編集システムの処理がなされることになる。
【0014】図2は、本発明を適用した編集システムの
構成例を示すブロック図である。このシステムにおいて
は、ビデオカメラ1−1乃至1−5の出力は、スイッチ
ャ22を介して、対応するビデオテープレコーダ(VT
R)24−1乃至24−5に供給され、記録される。編
集装置21は、ビデオカメラ1−1乃至1−5またはVT
R24−1乃至24−5から、編集用のビデオデータの
入力を受けて、スイッチャ22またはオーディオミキサ
23に、適宜、編集処理を実行させ、出力させる。この
編集装置21は、スイッチャ22またはオーディオミキ
サ23の編集処理に対応して、編集リストの作成等処理
を行うようになされている。編集装置21はスイッチャ
22と、またビデオカメラ1−1乃至1−5、またはVT
R24−1乃至24−5はスイッチャ22と、オーディ
オミキサ23はスイッチャ22と、編集装置21はモニ
タ25と、それぞれビデオデータとオーディオデータを
授受するために、SDI(Serial Data Interface)を介し
て接続されている。
【0015】スイッチャ22は、編集装置21から、RS
422を介して、所定のコマンドを含む制御信号の供給
を受け、このコマンドに対応して、ビデオカメラ1−1
乃至1−5から入力されたビデオデータ、または、この
ビデオデータが記録されたVTR24−1乃至24−5か
ら入力された再生ビデオデータのうちのいずれかをを適
宜選択して、これに所定のエフェクト処理を施し、編集
装置21、および外部に出力する。オーディオミキサ2
3は、RS422を介して編集装置21から制御信号を受
け、オーディオ信号に所定の処理を施して、スイッチャ
22と外部に出力する。
【0016】図3は、編集装置21の構成例を示すブロ
ック図である。CPU53は、内部のROM66に記憶された
所定のコンピュータプログラムに従って、コマンドデー
タバス44を介して編集装置21全体の動作を制御し、
各種の処理を実行する。RAM67は、CPU53が各種の処
理を実行するのに必要なプログラムやデータを適宜記憶
する。ビデオプロセッサ42のプロセッサコントローラ
61は、データ変換回路62を制御して、外部から入力
されるビデオ信号の画像データに所定の変換処理を施さ
せ、変換されたこの画像データをフレームメモリ63に
記憶させるとともに、画像データバス43に出力させ
る。表示コントローラ45のメモリコントローラ64
は、モニタ25に表示されるビデオデータや、GUI(Gra
phical User Interface)のためのグラフィック表示デ
ータを、VRAM65に適宜記憶させる。
【0017】ハードディスクドライブ(HDD)47は、
ハードディスクIF(インタフェース)46からの制御に
より、外部と授受されるデータを、自己に装着されたハ
ードディスクに記録または再生させる。フロッピーディ
スクドライブ(FDD)49は、フロッピーディスクIF4
8からの制御により、外部と授受されるデータを、自己
に装着されたフロッピーディスクに記録または再生させ
る。ポインティングデバイスIF51は、マウス50、あ
るいはキーボード52からの入力に対応して、所定の制
御コマンドを生成し、コマンドデータバス44に出力す
る。外部IF51は、自己の内部の図示せぬソフトウエア
ドライバから、スイッチャ22に対し、SDIフォーマッ
トのビデオ信号を出力する。
【0018】画像データバス43は、ビデオデータを編
集装置21内の各部に伝送する。コマンドデータバス4
4は、コマンドデータ、あるいはアドレスデータを編集
装置21内の各部に伝送する。
【0019】図4は、スイッチャ22の構成例を示すブ
ロック図である。CPU81は、内部に記憶された所定の
コンピュータプログラムに従って、スイッチャ22全体
の動作を制御して、各種の処理を実行する。インプット
プロセッサ84は、SDIフォーマットの入力ビデオ信号
を、ビデオカメラ1−1乃至1−5、VTR24−1乃至
24−5から、入力ラインPRM(プライマリ入力ライ
ン)83−1乃至83−29を介して受け取り、スイッ
チャ22内部での信号処理に適するように、パラレルビ
デオ信号に変換する。マトリックス回路91は、図4中
に「×」で示されているクロスポイントを切り換えるこ
とによって、複数の入力信号ラインPRM83−1乃至8
3−29と、複数の出力信号ラインとしての、AUX(オ
グジャリ出力ライン)92−1乃至92−13とプログ
ラム93−1乃至93−3との接続を切り換える。クロ
マキー回路85−1乃至85−3は、キー信号作成のた
めに供給されたYUV信号の供給を受け、例えば色信号成
分のピーク値が一定レベルになるよう制御して、クロマ
キー信号を生成する。
【0020】ミックス/エフェクト回路86−1乃至8
6−3は、マトリックス回路91から供給されたビデオ
信号、および、クロマキー回路85−1乃至85−3か
ら供給されたキー信号に基づいて、ビデオ信号に所定の
エフェクト処理を施したり、2つのビデオ信号をミック
スしたりする。アウトプットプロセッサ87は、複数の
出力ビデオ信号としての、AUX92−1乃至92−13
とプログラム93−1乃至93−3を、SDIフォーマッ
トの出力ビデオ信号に変換して外部に出力する。
【0021】図5は、編集装置21とスイッチャ22に
よる、スイッチング処理を示すフローチャートである。
なお、本実施の形態の以下の説明においては、VTR24
−1乃至24−5からの再生ビデオデータに対してなさ
れる編集処理について説明する。最初に、ステップS1
において、ユーザは編集装置21またはスイッチャ22
を操作して、VTR24の再生ビデオデータの中から、所
定の映像を選択し、必要に応じてエフェクトを付与す
る。ステップS2で、編集装置21のCPU53は、その
編集内容を表す編集リストを作成し、ハードディスクに
記憶させる。ステップS3で、CPU53は、編集処理が
終了したか否かを判定する。まだ編集処理が終了しては
いないと判定された場合、ステップS1に戻り、CPU5
3は、それ以降の処理を繰り返し実行する。編集処理が
終了したと判定された場合、CPU53は、全ての処理を
終了させる。
【0022】以上のようにして、編集処理を行った後、
ユーザが、編集内容の確認を指令すると、編集装置21
のCPU53は、図6に示すような、スイッチング情報の
表示処理を実行する。最初に、ステップS21におい
て、CPU53は、表示コントローラ64のメモリコント
ローラ65を制御して、モニタ52に、VTR24−1乃
至24−5からの再生ビデオデータに対応するトラック
を表示させる。図7の表示例では、トラックT1乃至T5
が、それぞれVTR24−1乃至24−5(ビデオカメラ
1−1乃至1−5)に対応して表示されている。ステッ
プS22で、CPU53は、ハードディスクに記録されて
いる編集リストから、図5のステップS1でなされたス
イッチングの情報を読み出す。
【0023】ステップS23で、CPU53は、スイッチ
ング処理によりスイッチングされた画像を、VTR24−
1乃至24−5の所定のものに再生させ、図7に示すよ
うに、対応するトラック上に表示させる。ステップS2
4で、CPU53は、図5のステップS2で記憶されたス
イッチング情報を、視覚的にユーザが認識できる画像と
して、ステップS21で表示させたモニタ25のトラッ
ク上に表示させる。ステップS24の処理の終了後、CP
U53は、全ての処理を終了させる。
【0024】次に、上述したスイッチング情報の表示の
例を、図7乃至図10を参照してさらに説明する。図7
は、基本的な編集処理に対応するスイッチング情報の表
示の例を示している。図7においては、CAM1乃至5に
対応する、VTR24−1乃至24−5の再生画面が画像
130として、同図の左側から右側へと、4秒毎に区切
られた時間軸129に添って表示される。なお、本実施
の形態では4秒毎に区切られるように時間軸を設定した
が、この時間軸の間隔は、任意の値に変更することも可
能である。図7において、例えば、番号101乃至11
2が付されている、スイッチングの端点または変化点を
表示している四角形のことを、以下、便宜上bullet(バ
レット)と称する。また、表示される編集情報におい
て、bulletを結ぶ直線のことを、以下、スレッドと称す
る。
【0025】図7の例では、bullet101が、時刻01
時00分00秒00フレームにおいて、VTR24−1の
出力を選択することを表わし、bullet102が、その出
力が、時刻01時00分16秒00フレームまで継続し
て選択されていることを表している。bullet103は、
時刻01時00分16秒00フレームにおいて、VTR2
4−2の出力に切り換えられることを表している。VTR
24−2の出力はbullet104で示される時刻01時0
0分24秒00フレームまで選択された後、bullet10
5で示される時刻01時00分28秒00フレームまで
の4秒間の時間をかけて、VTR24−4の出力に徐々に
切り換えられる。ディゾルブ標識113は、その間の編
集処理がディゾルブ(オーバーラップ)であることを表
している。
【0026】VTR24−4の出力は、bullet106で示
される時刻01時00分36秒00フレームまで継続し
て選択された後、時刻01時00分36秒00フレーム
において、bullet107で示されるVTR24−5の出力
に切り換えられる。VTR24−5の出力はbullet108
で示される時刻01時00分40秒00フレームまで選
択された後、bullet109で示される時刻01時00分
44秒00フレームまでの4秒間の時間をかけて、VTR
24−2の出力に徐々に切り換えられる。ディゾルブ標
識114は、その間の編集処理がディゾルブであること
を表している。
【0027】VTR24−2の出力は、bullet110で示
される時刻01時00分48秒00フレームまで継続し
て選択された後、bullet111で示される時刻01時0
0分50秒00フレームとまでの約2秒間の時間をかけ
て、VTR24−4の出力に徐々に切り換えられる。ワイ
プ標識115は、その間の編集処理がワイプであること
を表している。VTR24−4の出力は、bullet112で
示される時刻01時00分56秒00フレームまで継続
して選択される。
【0028】図8の例では、図7の表示画面に、bullet
104,116,117,109に対応するスレッドが
追加されている。すなわち、この例では、bullet104
により、時刻01時00分24秒00フレームにおい
て、スレッドが分岐されている。この分岐したスレッド
のうち、本図で新たに示されるものにおいては、VTR2
4−2の出力が、bullet116で示される時刻01時0
0分32秒00フレームまでの8秒間間をかけて、VTR
24−1の出力に徐々に切り換えられる。ディゾルブ標
識118は、その間の編集処理がディゾルブであること
を表している。VTR24−1の出力は、bullet117で
示される時刻01時00分40秒00フレームまで継続
して選択された後、bullet109で示される、時刻01
時00分44秒00フレームまでの4秒間の時間をかけ
て、VTR24−2の出力に徐々に切り換えられる。ディ
ゾルブ標識119は、その間の編集処理がディゾルブで
あることを表している。
【0029】このような、分岐したスレッドの意味する
ところは、マルチレイヤの合成である。つまり、時刻0
1時00分24秒00フレームから、時刻01時00分
44秒00フレームに至るまでの期間、bullet104,
116,117,109のスレッドで規定される映像
と、bullet104乃至109のスレッドで規定される映
像が合成される。
【0030】図9の例では、図8の編集画面に、bullet
120,122,123,121に対応するスレッドが
追加されている。bullet120は、時刻01時00分0
4秒00フレームにおいて、画面が分岐することを示す
bulletである。この分岐したスレッドにおいては、VTR
24−1の出力は時刻01時00分04秒00フレーム
においてbullet122で示されるVTR24−3の出力に
切り換えられる。VTR24−3の出力は、bullet123
で示される時刻01時00分08秒00フレームまで継
続して選択された後、bullet121で示される、時刻0
1時00分12秒00フレームまでの4秒間の時間をか
けて、VTR24−1の出力に徐々に切り換えられる。
【0031】bullet122とbullet123の間の再生速
度変化標識124は、「R(Reverse)050」と表示
されており、これは、逆方向に通常の50%のスピード
で再生されていることを示す。つまり、分岐bullet12
0、並びにbullet122,123,121で示されるス
レッドは、時刻01時00分04秒00フレームから、
時刻01時00分08秒00フレームに至るまでの期間
において、VTR24−3の映像が通常の50%のスピー
ドで逆方向に再生されながら、同一区間におけるVTR2
4−1の映像に対して合成される。
【0032】図10の例では、図9の編集画面に、bull
et122,125,126,103に対応するスレッド
が追加されている。分岐bullet120は、時刻01時0
0分04秒00フレームにおいて、画面が分岐すること
を示すbulletである。この分岐したスレッドのうち、本
図で新たに示されるものにおいては、時刻01時00分
04秒00フレームにおいてbullet125で示されるVT
R24−5の出力が新たに選択される。VTR24−5の出
力は、bullet126で示される時刻01時00分12秒
00フレームまで継続して選択された後、bullet103
で示される、時刻01時00分16秒00フレームまで
の4秒間の時間をかけて、VTR24−2の出力に徐々に
切り換えられる。
【0033】bullet125とbullet126の間の再生速
度変化標識27は、「N(Normal)066」と表示され
ており、これは、正方向に通常の66%のスピードで再
生されていることを示す。つまり、bullet125,12
6,103で示されるスレッドは、時刻01時00分0
4秒00フレームから、時刻01時00分12秒00フ
レームに至るまでの期間において、VTR24−5の映像
が66%のスピードで正方向に再生されながら、同一区
間におけるVTR24−1とVTR24−3の映像に対して合
成されることを示している。ディゾルブ標識128は、
bullet126とbullet103の間の編集処理がディゾル
ブであることを表している。
【0034】ところで、以上のような画面表示がなされ
た後、ユーザが、編集内容の変更を指令すると、編集装
置21のCPU53は、例えば、図11に示すような、ス
レッド変更処理を実行する。最初に、ステップS51に
おいて、ユーザは、例えば図7に示すようなモニタ25
の画面上の所定のbulletに対し、例えば、マウス50を
介して、画面上のbulletの位置を、トラックT1乃至T5
のうち、現在のトラックから、所望の画像の位置するト
ラックまで移動させることにより、スレッドの変更指令
を入力する。このスレッド変更指令に対応して、編集装
置21のCPU53は、ステップS52で、表示データの
中の、対応するbulletの位置を変更させる。さらにステ
ップS53で、CPU53は、ステップS51で入力され
たスレッドに対応して、ハードディスクに保存されてい
る編集リストの中の対応する箇所の編集データを更新さ
せる。
【0035】例えば、図7を例に挙げて説明すると、ユ
ーザは、マウス50により、bullet102およびbullet
103を、時刻01時00分16秒00フレームから、
時刻01時00分12秒00フレームへと4秒間だけ前
の位置に移動させ、これにより、VTR24−1の映像か
らVTR24−2の映像へスイッチされるタイミングを、
図12に示すように早めることができる。すなわち、ス
レッド変更処理終了後においては、図12に示すよう
に、図7の例でスレッドに対応して表示されていた画像
130−Aが表示されなくなり、これに代わって、画像
130−Bが新しく変更されたスレッドに対応して表示
されることになる。
【0036】なお、本明細書中において、上記処理を実
行するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供
媒体には、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク
による伝送媒体も含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の編集装
置、請求項2に記載の編集方法、および請求項3に記載
の提供媒体によれば、複数のチャンネルのビデオ情報ま
たはオーディオ情報のいずれのチャンネルのものが選択
されたかを表す選択情報を記憶し、複数のチャンネルの
ビデオ情報またはオーディオ情報が、チャンネル毎に、
対応するトラックに表示されるようにその表示を制御
し、記憶された選択情報に対応して、トラックを交差し
て選択情報が表示されるようにその表示を制御するよう
にしたので、トランジションのためのスペースが必要な
くなり、限られた画面スペースを有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラ1−1乃至1−5の配置を示す図
である。
【図2】本発明を適用した編集システムの構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明を適用した編集装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】図3のスイッチャ22の構成例を示すブロック
図である。
【図5】本発明を適用した編集装置のスイッチング処理
を示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用した編集装置のスイッチング情報
表示処理を示すフローチャートである。
【図7】モニタ25に表示される画面の具体例を示す図
である。
【図8】モニタ25に表示される画面の他の具体例を示
す図である。
【図9】モニタ25に表示される画面のさらに他の具体
例を示す図である。
【図10】モニタ25に表示される画面のさらに他の具
体例を示す図である。
【図11】本発明を適用した編集装置のスレッド変更処
理を示すフローチャートである。
【図12】図7のスレッドを変更した画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1−1乃至1−5 ビデオカメラ, 2−1乃至2−3
ボール, 3 台,21 編集装置, 22 スイッ
チャ, 23 ビデオオーディオミキサ,24−1乃至
24−5 ビデオテープレコーダ, 25 モニタ,
41 外部I/F, 42 ビデオプロセッサ, 4
3,44 コントロールバス, 45表示コントロー
ラ, 46 ハードディスクI/F, 47 ハードデ
ィスク, 48 フロッピーディスクI/F, 49
フロッピーディスク, 50マウス, 51 ポインテ
ィングデバイスI/F, 52 キーボード, 53CP
U, 61 プロセッサコントローラ, 62 データ
変換回路, 63フレームメモリ, 64 メモリコン
トローラ, 65 VRAM, 66 ROM,67 RAM,
81 CPU, 82 バス, 83−1乃至83−29
Prm(プライマリー入力ライン), 84 インプッ
トプロセッサ, 85−1乃至85−3 クロマキー回
路, 86−1乃至86−3 ミックス/エフェクト回
路, 87 アウトプットプロセッサ, 91 マトリ
ックス回路, 92−1乃至92−13 AUX(オグジ
ャリー出力ライン), 93−1乃至93−3 プログ
ラム, 101乃至103,105乃至112,11
6,117,121乃至123,125,126 bull
et, 104,120 分岐bullet, 113,11
4,118,119,128 ディゾルブ標識, 11
5 ワイプ標識,124,127 再生速度変化標識,
129 時間軸, 130,130−A,130−B
画像
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA06 FA14 FA21 FA23 GB11 KA08 KA24 LA01 LA06 5C082 AA22 AA24 AA27 AA37 BA20 BA34 BA41 BB15 BB22 BB25 CA21 CA51 CA55 CA62 CA76 CA81 CB01 CB06 DA51 DA87 MM09 MM10 5D110 AA04 AA21 AA27 AA29 BB16 BB20 BB21 CA16 CD09 CD15 FA02 FA04 FA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルのビデオ情報またはオ
    ーディオ情報を編集する編集装置において、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報のいずれのチャンネルのものが選択されたかを表す選
    択情報を記憶する記憶手段と、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報が、チャンネル毎に、対応するトラックに表示される
    ようにその表示を制御する第1の表示制御手段と、 前記記憶手段に記憶された前記選択情報に対応して、前
    記トラックを交差して前記選択情報が表示されるように
    その表示を制御する第2の表示制御手段とを備えること
    を特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】 複数のチャンネルのビデオ情報またはオ
    ーディオ情報を編集する編集装置の編集方法において、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報のいずれのチャンネルのものが選択されたかを表す選
    択情報を記憶する記憶ステップと、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報が、チャンネル毎に、対応するトラックに表示される
    ようにその表示を制御する第1の表示制御ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記選択情報に対応し
    て、前記トラックを交差して前記選択情報が表示される
    ようにその表示を制御する第2の表示制御ステップとを
    含むことを特徴とする編集方法。
  3. 【請求項3】 複数のチャンネルのビデオ情報またはオ
    ーディオ情報を編集する編集装置に、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報のいずれのチャンネルのものが選択されたかを表す選
    択情報を記憶する記憶ステップと、 前記複数のチャンネルのビデオ情報またはオーディオ情
    報が、チャンネル毎に、対応するトラックに表示される
    ようにその表示を制御する第1の表示制御ステップと、 前記記憶ステップで記憶された前記選択情報に対応し
    て、前記トラックを交差して前記選択情報が表示される
    ようにその表示を制御する第2の表示制御ステップとを
    含む処理を実行させるコンピュータが読みとり可能なプ
    ログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006308951A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sony Corp 表示装置および方法、プログラム、記録媒体、並びに複合表示装置
US7982796B2 (en) 2001-03-21 2011-07-19 Apple Inc. Track for improved video compression
US9219899B2 (en) 2012-02-24 2015-12-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Signal processing device

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