JP2000012433A - X線マスク、x線露光装置、x線露光方法、及び、x線転写歪測定方法 - Google Patents

X線マスク、x線露光装置、x線露光方法、及び、x線転写歪測定方法

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JP2000012433A
JP2000012433A JP17567798A JP17567798A JP2000012433A JP 2000012433 A JP2000012433 A JP 2000012433A JP 17567798 A JP17567798 A JP 17567798A JP 17567798 A JP17567798 A JP 17567798A JP 2000012433 A JP2000012433 A JP 2000012433A
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Hajime Aoyama
肇 青山
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Fujitsu Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線マスク、X線露光装置、X線露光方法、
及び、X線転写歪測定方法に関し、ミラーの揺動に起因
するランナウトの影響による転写パターンの歪を低減す
る。 【解決手段】 少なくともデバイスパターン8を設けた
X線マスク1をX線ステッパに装着する際に、0°、9
0°、180°、或いは、270°の内の少なくとも2
つ以上の回転角でX線ステッパに装着することを可能に
する構造をX線マスク1に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線マスク、X線露
光装置、X線露光方法、及び、X線転写歪測定方法に関
するものであり、特に、シンクロトロン放射光(SO
R)を用いた等倍X線露光におけるミラーの揺動の影響
による転写パターンの歪を低減するためのX線マスク、
X線露光装置、X線露光方法、及び、X線転写歪測定方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光用光としてX線を用いた等倍X線リ
ソグラフィーは、優れた解像性を有するために、デザイ
ンルールが0.15μm以下のデバイス作製技術の有力
候補になっており、等倍X線リソグラフィーに用いるX
線マスクは、SiC、SiN、或いは、ダイヤモンド等
のX線を透過するメンブレン、即ち、X線透過膜と、T
a、W等のX線を吸収する吸収体パターン、即ち、X線
吸収体パターンとによって構成され、このX線マスクを
透過させることによってX線強度のコントラストを変化
させてパターンを形成するものである。
【0003】この様な等倍X線リソグラフィーに用いる
X線の光源としては、高輝度で発散角が小さなシンクロ
トロン放射光(SOR)を主に利用しているので、図9
を参照してSORによる等倍X線リソグラフィーの概念
的構成を説明する。
【0004】図9参照シンクロトロンから所定の形状の
スリットを介して取り出されたシンクロトロン放射光5
1は、固定された第1ミラー52によってX方向(図に
おいては、紙面に垂直方向)に拡大されたのち、X線揺
動ミラー53によってY方向、即ち、図において矢印で
示すミラーの揺動方向54に拡大する。
【0005】拡大されたシンクロトロン放射光51は、
ミラーの揺動方向54に沿って走査されることによって
X線吸収体パターン56を設けたX線マスク55に入射
させ、X線吸収体パターン56を設けた領域以外の領域
を透過したX線が、20〜30μmのギャップを介して
設けられたシリコンウェハ57上に塗布した厚さが0.
5μm程度のX線レジスト58に照射されて、所定の転
写パターンを形成する。
【0006】この様な、SORを用いた等倍X線リソグ
ラフィーにおいては、X線の発散角が小さく、且つ、X
線の波長が紫外線等に比べて格段に短波長であるので、
0.15μm以下の線幅のパターンを精度良く描画する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様なSO
Rを用いたX線リソグラフィーにおいては、X線揺動ミ
ラーの揺動に起因してランナウトと呼ばれる発散角の影
響が生じ、転写位置歪や解像性の劣化が生ずるという問
題がある。
【0008】図10(a)及び(b)参照 図10(a)は、X線マスクの露光前のマスクパターン
像、即ち、マスクイメージ61であり、図10(b)は
図10(a)のX線マスクを用いて露光した場合の転写
パターン像、即ち、転写イメージ62であり、図におい
て矢印のミラーの揺動方向63に沿った歪が生ずる。
【0009】この内の転写位置歪については、歪の成分
が分かれば、X線マスクの作製時に歪の補正を加えてX
線マスクを作製する方法があり、ランナウトによる歪の
成分は基本的にはX線マスク55とシリコンウェハ57
との間のギャップに比例するため、このギャップを変動
させて複数回の転写を行うことで転写歪の成分を求める
ことができる。
【0010】しかし、転写歪を求める場合、X線マスク
55とシリコンウェハ57とのギャップを変動させて転
写歪を求める場合、X線マスク55とシリコンウェハ5
7とのギャップの測定が、ギャップを変動させた毎に正
確に計測されている必要があり、また、ランナウト以外
の要因による転写歪、例えば、X線照射時における熱に
よるX線マスクの変形等に起因する転写歪については、
スキャンされる方向が同じであり、各ギャップで同一条
件となるために、本要因を分離することができないため
未だ正確に算出することができないという問題がある。
【0011】また、X線マスクの位置座標と転写された
パターンの位置精度の差からランナウト成分を分離する
手法も考えられるが、位置座標測定装置がX線マスクや
ウェハが同じに計測されているか懸念される。これは、
材料の剛性に伴い、試料の自重たわみが異なり、位置変
動を与えているからである。
【0012】また、デバイス作製においては、解像性、
及び、寸法制御性の向上が要請されており、そのために
は、上述のランナウト成分の影響をできるかぎり小さく
するひ必要がある。
【0013】したがって、本発明は、ミラーの揺動に起
因するランナウトの影響による転写パターンの歪を低減
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、少なくともデバイスパターン8を設け
たX線マスク1において、X線マスク1をX線ステッパ
に装着する際に、0°、90°、180°、或いは、2
70°の内の少なくとも2つ以上の回転角でX線ステッ
パに装着することを可能にする構造を有することを特徴
とする。
【0015】この様に、X線マスク1に0°、90°、
180°、或いは、270°の内の少なくとも2つ以上
の回転角でX線ステッパに装着することを可能にする構
造を設けることによって、4つの回転角の内の任意の回
転角での露光が可能になり、それによって、転写歪の測
定が可能になるので、X線マスク1の補正が容易にな
り、また、寸法精度の要求される方向を常にX線揺動ミ
ラーの揺動方向と垂直となる様に装着することが可能に
なるので高精度のデバイスの製造が可能になる。例え
ば、線幅の寸法精度が要求されるデバイスパターン8の
延在方向とX線揺動ミラーの揺動方向とが同じ方向、図
1においてはY方向になるように設定する。
【0016】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、少なくとも2つ以上の回転角でX線ステッパに装着
することを可能にする構造が、正規のアライメントマー
ク2〜4と、正規のアライメントマーク2〜4と異なっ
た所定回転量に対するアライメントマーク5〜7から構
成されることを特徴とする。
【0017】この様に、少なくとも2つ以上の回転角で
X線ステッパに装着することを可能にする構造は、基準
となるアライメントマーク、即ち、正規のアライメント
マーク2〜4と、正規のアライメントマーク2〜4と異
なった所定回転量に対するアライメントマーク5〜7と
によって構成することができ、0°、90°、180
°、及び、270°の全ての回転角に対応するアライメ
ントマークを設けても良い。なお、図1においては、所
定回転量に対応するアライメントマーク5〜7として、
正規のアライメント2〜4に対して90°回転させたア
ライメントマークを示している。
【0018】(3)また、本発明は、上記(1)におい
て、少なくとも2つ以上の回転角でX線ステッパに装着
することを可能にする構造が、X線ステッパ側に設けら
れた位置合わせ手段に対応してX線マスク1上に設けら
れた物理的構造物であることを特徴とする。
【0019】この様に、少なくとも2つ以上の回転角で
X線ステッパに装着することを可能にする構造は、アラ
イメントマークとは別に、X線ステッパ側に設けられた
位置合わせ手段、例えば、磁石等に対応して、X線マス
ク1側に鉄片等の複数の磁性体片からなる物理的構造物
を設けても良い。
【0020】(4)また、本発明は、X線露光装置にお
いて、X線マスク1を0°、90°、180°、或い
は、270°の内の少なくとも2つ以上の回転角でX線
ステッパに装着することを可能にする手段と、被転写試
料をX線マスク1と同一の回転量で回転させることを可
能にする手段を設けたことを特徴とする。
【0021】上記(1)乃至(3)のX線マスク1を効
果的に用いるためには、X線露光装置側にも、X線マス
ク1を0°、90°、180°、或いは、270°の内
の少なくとも2つ以上の回転角でX線ステッパに装着す
ることを可能にする手段と、被転写試料をX線マスク1
と同一の回転量で回転させることを可能にする手段を設
ける必要がある。
【0022】(5)また、本発明は、X線露光方法にお
いて、X線マスク1に設けたデバイスパターン8の内の
寸法精度の要求される方向とランナウト成分の最も大き
な方向とが直交するようにX線マスク1を回転させてX
線ステッパにセットすることを特徴とする。
【0023】この様に、X線マスク1に設けたデバイス
パターン8の内の寸法精度の要求される方向とランナウ
ト成分の最も大きな方向とが直交するようにすることに
よって、解像性及び寸法精度を向上することができ、そ
れによって、高精度のデバイスパターンの形成が可能に
なる。
【0024】(6)また、本発明は、X線転写歪測定方
法において、同一のX線マスク1を用いて、0°、90
°、180°、或いは、270°の回転角の内の少なく
とも2つの異なった回転角での転写を行ったのち、転写
されたパターンの位置歪を測定し、位置歪の回転角によ
る変動に基づいて転写歪を算出することを特徴とする。
【0025】この様に、少なくとも2つの異なった回転
角での転写を行ったのち、転写されたパターンの位置歪
を測定することによって、位置歪の回転角による変動に
基づいた転写歪を算出することができ、この転写歪をX
線マスク1の作製の際にフィードバックすることによっ
て、ランナウトの影響を低減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】ここで、図2を参照して、本発明
の第1の実施の形態のX線転写歪測定方法を説明する。 図2(a)参照 図2(a)は、正規の向きで位置計測用パターン、即
ち、位置座標マーク12を有するX線マスク11の概念
的構成を示す図であり、図においては説明を簡単にする
ために9つの十字マークとして示しており、後の比較の
ために上段の3つの位置座標マーク12を左から順に
A,B,Cとする。
【0027】図2(b)参照 次いで、この様なX線マスク11及び厚さ0.5μmの
X線レジストを塗布したシリコンウェハ(図示せず)を
X線ステッパ、即ち、X線露光装置にセットし、正規の
向きでX線露光及び現像を行って図2(b)の左側の転
写パターン像13を得た。また、X線マスク11を正規
の向きに対して180°回転させた状態で同様に露光及
び現像を行って右側に示す180°回転転写パターン像
15を得る。
【0028】この場合の転写パターン像13及び180
°回転転写パターン像15の外周形状は、X線のビーム
ライン設計及び制作時に生じる水平方向のランナウト、
即ち、X方向のランナウトの影響により台形状になり、
且つ、ミラー揺動による垂直方向のランナウト、即ち、
Y方向のランナウトの影響によってY方向の伸長した形
状となり、また、十字状の転写位置座標マーク14の縦
方向の配列も台形の側面の形状に沿って傾く。
【0029】図2(c)参照 次いで、正規マスク回転位置で転写した左側の転写パタ
ーン像13における転写位置座標マーク14の座標測定
を位置検査装置で行うとともに、180°回転位置で転
写した右側の180°回転転写パターン像15における
転写位置座標マーク14の座標測定を位置検査装置で行
ない、この180°回転転写パターン像15における転
写位置座標マーク14の座標の測定結果を正規マスク回
転位置座標に換算し、換算結果を正規の転写パターン像
13における転写位置座標マーク14の座標の測定結果
と比較参照することによって、水平方向のランナウト誤
差を算出することができる。
【0030】例えば、図2(c)においては、同じX線
マスク11における位置座標マーク12の内のAの転写
被座標マーク14であるAの位置座標とA′の位置座標
を比較することによって、水平方向のランナウト誤差を
算出する。なお、この場合、Y方向のランナウトについ
ては正規の位置においても、180°回転させた位置に
おいても同じ影響を受けるので、両者の位置座標を比較
してもY方向のランナウト誤差は検出されない。
【0031】このランナウト誤差データをX線マスクの
設計・作製時にフィードバックしてX方向のランナウト
を相殺するようにデバイスパターン、アライメントマー
ク、或いは、重ね合わせ評価マークのパターンを変更す
ることによって、水平方向のランナウトによる転写パタ
ーン像における歪を大幅に低減することができる。
【0032】この第1の実施の形態においては、2回の
露光工程においてX線ステッパに対して同一のX線マス
ク11をセットしているので、X線マスク1の位置誤差
を問題にする必要はなく、また、X線マスク11とシリ
コンウェハとの間のギャップを正確に計測する必要がな
いので、歪の測定が容易になる。
【0033】次に、図3乃至図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態のX線転写歪測定方法を説明する。 図3(a)参照 第1の実施の形態と同様のX線マスク11及び厚さ0.
5μmのX線レジストを塗布したシリコンウェハ16を
X線ステッパ(図示せず)に正規の向きでセットする。
なお、図において正規の向きを、X線マスク11の位置
座標マーク12の内の上段のA,B,Cの列とオリエン
テーションフラット17が平行な場合として示してい
る。
【0034】図3(b)参照 次いで、この正規の向きでX線露光及び現像を行って転
写パターン像13を得る。この場合も上記の第1の実施
の形態と同様に、X線のビームライン設計及び制作時に
生じる水平方向のランナウトの影響により転写パターン
像13の外周の形状は台形状で、且つ、ミラー揺動によ
る垂直方向のランナウト垂直方向の伸長した形状とな
り、また、十字状の転写位置座標マーク14の縦方向の
配列も台形の側面の形状に沿って傾く。
【0035】図4(c)参照 次いで、X線マスク11及び厚さ0.5μmのX線レジ
ストを塗布したシリコンウェハ16を共に、正規の状態
から右回りで90°回転した状態でX線ステッパ(図示
せず)にセットする。なお、説明の便宜上、A,B,C
と同じ位置の位置座標マーク12をA′,B′,C′と
する。
【0036】図4(d)参照 次いで、正規の状態から90°回転させた向きでX線露
光及び現像を行って90°回転転写パターン像18を得
る。なお、この場合には、シリコンウェハ16も90°
回転させているのでオリエンテーションフラット17に
沿った辺が側面となる台形状の90°回転転写パターン
像18が得られ、転写位置座標マーク14の内のA′,
B′,C′の列は台形の側面に沿った列となる。
【0037】図5(e)参照 次いで、正規マスク回転位置で転写した左側の転写パタ
ーン像13における転写位置座標マーク14の座標の測
定を位置検査装置で行うとともに、90°回転位置で転
写した右側の90°回転転写パターン像18における転
写位置座標マーク14の座標の測定を位置検査装置で行
ない、この90°回転転写パターン像18における転写
位置座標マーク14の座標の測定結果を正規マスク回転
位置座標に換算し、換算結果を正規の転写パターン像1
3における転写位置座標マーク14の座標の測定結果と
比較参照することによって、ランナウト誤差を算出する
ことができる。
【0038】この場合、上記の第1の実施の形態におい
て、ビームラインの設計・制作で報じる水平方向のラン
ナウト誤差が計測されているので、この水平方向のラン
ナウト誤差を考慮することによって、上記の図5(e)
におけるランナウト誤差からミラー揺動に伴う垂直方向
のランナウト誤差を算出することができる。
【0039】この様なランナウト誤差データをX線マス
クの設計・作製時にフィードバックしてY方向及びX方
向のランナウトを相殺するようにデバイスパターン、ア
ライメントマーク、或いは、重ね合わせ評価マークのパ
ターンを変更することによって、Y方向及び水平方向の
ランナウトによる転写パターン像における歪を大幅に低
減することができ、それによって、高精細なデバイスを
再現性良く製造することができる。
【0040】また、この場合には、X線照射に伴って発
生する熱によるX線マスク11の変形も含んだ形でラン
ナウト誤差が得られるが、熱による変形は、照射される
マスクパターンの中心ほど熱が逃げにくく、温度が上昇
しやすいことが分かっており、X,Y方向に発生するラ
ンナウトとは傾向が異なり、熱の影響については分離し
やすい。したがって、これから熱による位置変動につい
ても補正する、或いは、装置設計において、電流値やス
キャン周波数の最適値算出の指針とすることができる。
【0041】なお、この第2の実施の形態の形態におい
ては、正規位置に対して右回りに90°回転した90°
回転転写パターン像18を利用しているが、左回りに9
0°回転させても良く、即ち、右回りに270°回転さ
せても良いものであり、270°回転転写パターンを利
用することによっても同様なランナウト誤差を算出する
ことができる。
【0042】また、上記の第1の実施の形態及び第2の
実施の形態においては、異なった回転角毎に別個のシリ
コンウェハ16を用いて露光・現像し、座標位置計測を
行っているが、1枚のシリコンウェハを用いて重複露光
したのち、現像し、同じ座標位置に来るべき転写位置座
標マーク14同士のずれを測定することによってもラン
ナウト誤差を算出することができる。
【0043】図5(f)参照 図5(f)は、この様な重複露光によってランナウト誤
差を算出する場合に用いる転写位置座標マーク14の具
体的パターン、即ち、転写位置座標マークパターン19
の一例を示すもので、ボックス−イン−ボックス型のマ
ークを用いる。右側の図は、例えば、重複露光した場合
の転写位置座標マークB及びB′の重なり状態の一例を
示すものであり、各座標位置におけるボックス−イン−
ボックス型の転写位置座標マークパターン19の重なり
状態からランナウト誤差を算出することができる。な
お、転写位置座標マークパターン19の形状はボックス
−イン−ボックス型に限られるものではなく、バー−イ
ン−バー型のパターンを用いても良いものである。
【0044】次に、図6乃至図8を参照して、具体的デ
バイスの製造工程に関する本発明の第3の実施の形態を
説明する。 図6(a)参照 図6(a)は、DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)のゲートバス、即ち、ワードラインを
パターニングするためのワードライン露光用X線マスク
21の概念的構成を示す図であり、Y方向に延在するワ
ードラインパターン22を設けるとともに、右辺側に正
規のYアライメント用マーク23、上辺側に正規のXア
ライメント用マーク24、及び、左辺側に正規のθアラ
イメント用マーク25を設けている。また、このワード
ライン露光用X線マスク21には、90°回転させて露
光する場合のアライメントマーク、即ち、上辺側に90
°回転用Yアライメント用マーク26、左辺側に90°
回転用Xアライメント用マーク27、及び、下辺側に9
0°回転用θアライメント用マーク28を設けておく。
【0045】図6(b)参照 図6(b)は、DRAMのドレインバス、即ち、ビット
ラインをパターニングするためのビットライン露光用X
線マスク31の概念的構成を示す図であり、X方向に延
在するビットラインパターン32を設けるとともに、右
辺側に正規のYアライメント用マーク23、上辺側に正
規のXアライメント用マーク24、及び、左辺側に正規
のθアライメント用マーク25を設けている。また、こ
のビットライン露光用X線マスク31にも、上辺側に9
0°回転用Yアライメント用マーク26、左辺側に90
°回転用Xアライメント用マーク27、及び、下辺側に
90°回転用θアライメント用マーク28を設けてお
く。
【0046】図7(c)参照 次いで、このワードライン露光用X線マスク21と厚さ
0.5μmのX線レジストを塗布したシリコンウェハ3
3を、ワードラインパターン22の延在方向とオリエン
テーションフラット34とが直交するようにして、X線
ステッパ(図示せず)に正規の向き、即ち、回転角が0
°の状態になるようにセットしたのち、X線露光及び現
像を行い、現像されたX線レジストパターンをマスクと
して、ワードラインをパターニングする。この様にセッ
トすることによって、ランナウト成分の大きなミラーの
揺動方向、即ち、Y方向とワードラインパターン22の
延在方向が一致し、ワードラインの線幅を寸法精度良く
高解像度で、且つ、高いプロセスウインドウでパターニ
ングすることができる。
【0047】図7(d)参照 次いで、ワードラインを形成し、ビットラインのパター
ニング工程に至ったシリコンウェハ33とビットライン
露光用X線マスク21を共に正規の向きから右回りに9
0°回転した状態でX線ステッパにセットし、X線露光
・現像を行って、現像されたX線レジストパターンをマ
スクとしてビットラインをパターニングする。この場合
も、ランナウト成分の大きなミラーの揺動方向とビット
ラインパターン32の延在方向が一致するようにセット
して露光しているので、ビットラインの線幅を寸法精度
良く高解像度で、且つ、高いプロセスウインドウでパタ
ーニングすることができる。
【0048】ここで、図8を参照して、この第3の実施
の形態において、高いプロセスウインドウが得られる理
由を簡単に説明する。 図8(a)参照 図8(a)はランナウト誤差のない理想的な垂直入射が
行われる場合のX線露光の状態を示す図であり、X線4
5がX線マスクを構成するX線吸収体パターン42を設
けたX線透過膜41に対して垂直に入射することによっ
て、X線吸収体パターン42と投影的に重ならない位置
のX線レジスト44が露光されて100%露光が行われ
た完全露光領域46が形成され、現像することによって
精度の高いパターンが形成される。
【0049】図8(b)参照 図8(b)は、ミラー揺動に伴うランナウト成分により
X線45が斜め方向から入射する場合のX線露光の状態
を示す図であり、X線45がX線マスクを構成するX線
吸収体パターン42を設けたX線透過膜41に対して傾
斜して入射することによって、X線吸収体パターン42
と投影的に完全に重ならない位置に100%露光が行わ
れた完全露光領域46が形成されるとともに、その周囲
にX線吸収体パターン42を半透過したX線により不完
全露光された不完全露光領域47が形成される。
【0050】この場合の不完全露光領域47を照射する
X線45は、X線吸収体パターン42の透過厚さに応じ
て減衰され、それに伴って露光量、即ち、ドーズ量が変
化し、X線レジスト44の性質によって、X線レジスト
パターンとして残る領域の幅が異なってくることにな
り、この不完全露光領域47がパターンとして残存する
か、或いは、現像時に除去されるかはX線45の強度に
依存することになる。
【0051】図8(c)参照 図8(c)は、X線45の露光強度と線幅の誤差の相関
を説明する図であり、例えば、0.1μmの線幅のワー
ドライン等の配線層を形成する場合、そのパターン誤差
として図において破線で示す範囲まで許容されるとする
と、X線45の強度の最適値に対して許容されるドーズ
量の範囲、即ち、プロセスウインドウは、ランナウトが
小さい場合には、プロセスウインドウAのように広くな
り、一方、ランナウトが大きい場合には、プロセスウイ
ンドウBのように狭くなり、プロセスウインドウが広い
場合には、X線45の強度設定に余り精度が要求されず
寸法精度が高く高解像度の配線層が得られる。
【0052】本発明の第3に実施の形態においては、ワ
ードライン及びビットラインの露光工程において、ワー
ドライン及びビットラインの延在方向がミラー揺動によ
るランナウト成分の大きなY方向に一致するようにX線
マスクをX線露光装置にセットしているので、プロセス
ウインドウを広く、即ち、高いプロセスウインドウを得
ることができ、それによって、X線強度の設定にあまり
精度が要求されることがなく、寸法精度の高いワードラ
イン及びビットラインを形成することができる。
【0053】なお、上記の第3の実施の形態において
は、ワードライン及びビットラインの形成工程について
のみ示しているが、デバイス作製において、所望するパ
ターンに応じてX線マスク及びシリコンウェハの回転量
を適宜設定し、高い寸法精度が得られるように、また、
高いプロセスウインドウが得られるように工程を設定す
れば良い。
【0054】また、この第3の実施の形態において用い
るワードライン露光用X線マスク21及びビットライン
露光用X線マスク31に設けているパターンについて
は、上記の第1及び第2の実施の形態の歪測定方法を適
用して、ランナウト誤差を相殺するようにパターンを補
正しておくことが望ましく、この様な補正を行うことに
よってより高いパターン精度が得られる。
【0055】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記
の第3の実施の形態においては、正規のアライメントマ
ーク以外に、90°回転用アライメントマークを設けて
いるが、場合によっては、180°回転用アライメント
マーク、或いは、270°アライメントマークを設けて
も良いものであり、さらには、これらのアライメントマ
ークを全て設けても良いものである。
【0056】また、現在のX線ステッパにおいては、X
線マスクをセットする場合に、X線マスクの所定位置に
位置合わせ用の鉄片を設けておき、この鉄片とX線ステ
ッパ側に設けた磁石とにより位置合わせを行っている
が、X線マスクに所定回転角に応じて複数箇所に鉄片等
の物理的構造物を設けて、X線マスクを所定回転角で簡
単にセットすることができるようにしても良い。
【0057】また、X線露光装置自体にも、所定角度で
回転させたX線マスクに対して、同一の回転量でシリコ
ンウェハを回転させるための機構を設けておくことが望
ましく、X線マスクの回転とシリコンウェハの回転とが
自動的に連動する機構、即ち、ソフト面及びハード面の
制御機構を設けておくことが望ましい。
【0058】また、本発明は、X線光源としてシンクロ
トロン放射光を用いているが、必ずしもシンクロトロン
照射光に限られるものではなく、所定断面形状のX線ビ
ームラインを揺動ミラーを用いて拡大する機構を備えた
シンクロトロン照射光以外のX線光源にも適用されるも
のである。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、X線マスクを複数回、
回転させてパターンを形成することによって、ランナウ
トに起因する転写による位置変動を算出することがで
き、また、デバイスパターン作製時に、解像性や寸法精
度のスペックがより要求される方向に合わせてX線マス
クを回転させ、且つ、アライメント露光が可能になるよ
うに回転量に応じたアライメントマークを設けておくこ
とにより、高精度のデバイス作製が可能になり、それに
よって、X線露光技術の普及に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のX線転写歪測定方
法の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のX線転写歪測定方
法の途中までの工程の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のX線転写歪測定方
法の図3以降の途中までの工程の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のX線転写歪測定方
法の図4以降の工程の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のX線露光方法の途
中までの工程の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のX線露光方法の図
6以降の工程の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の作用効果の説明図
である。
【図9】SORを用いたX線露光方法の概念的構成の説
明図である。
【図10】ランナウトの影響による転写特性の変化の説
明図である。
【符号の説明】
1 X線マスク 2 正規のアライメントマーク 3 正規のアライメントマーク 4 正規のアライメントマーク 5 所定回転量に対するアライメントマーク 6 所定回転量に対するアライメントマーク 7 所定回転量に対するアライメントマーク 8 デバイスパターン 11 X線マスク 12 位置座標マーク 13 転写パターン像 14 転写位置座標マーク 15 180°回転転写パターン像 16 シリコンウェハ 17 オリエンテーションフラット 18 90°回転転写パターン 19 転写位置座標マークパターン 21 ワードライン露光用X線マスク 22 ワードラインパターン 23 正規のYアライメント用マーク 24 正規のXアライメント用マーク 25 正規のθアライメント用マーク 26 90°回転用Yアライメント用マーク 27 90°回転用Xアライメント用マーク 28 90°回転用θアライメント用マーク 31 ビットライン露光用X線マスク 32 ビットラインパターン 33 シリコンウェハ 34 オリエンテーションフラット 41 X線透過膜 42 X線吸収体パターン 43 シリコンウェハ 44 X線レジスト 45 X線 46 完全露光領域 47 不完全露光領域 51 シンクロトロン放射光 52 第1ミラー 53 X線揺動ミラー 54 ミラーの揺動方向 55 X線マスク 56 X線吸収体パターン 57 シリコンウェハ 58 X線レジスト 61 マスクイメージ 62 転写イメージ 63 ミラーの揺動方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともデバイスパターンを設けたX
    線マスクにおいて、前記X線マスクをX線ステッパに装
    着する際に、0°、90°、180°、或いは、270
    °の内の少なくとも2つ以上の回転角で前記X線ステッ
    パに装着することを可能にする構造を有することを特徴
    とするX線マスク。
  2. 【請求項2】 上記少なくとも2つ以上の回転角でX線
    ステッパに装着することを可能にする構造が、正規のア
    ライメントマークと、前記正規のアライメントマークと
    異なった所定回転量に対するアライメントマークから構
    成されることを特徴とする請求項1記載のX線マスク。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも2つ以上の回転角でX線
    ステッパに装着することを可能にする構造が、前記X線
    ステッパ側に設けられた位置合わせ手段に対応して上記
    X線マスク上に設けられた物理的構造物であることを特
    徴とする請求項1記載のX線マスク。
  4. 【請求項4】 X線マスクを0°、90°、180°、
    或いは、270°の内の少なくとも2つ以上の回転角で
    X線ステッパに装着することを可能にする手段と、被転
    写試料を前記X線マスクと同一の回転量で回転させるこ
    とを可能にする手段を設けたことを特徴とするX線露光
    装置。
  5. 【請求項5】 X線マスクに設けたデバイスパターンの
    内の寸法精度が要求される方向とランナウト成分の最も
    大きな方向とが直交するようにX線マスクを回転させて
    X線ステッパにセットすることを特徴とするX線露光方
    法。
  6. 【請求項6】 同一のX線マスクを用いて、0°、90
    °、180°、或いは、270°の回転角の内の少なく
    とも2つの異なった回転角での転写を行ったのち、転写
    されたパターンの位置歪を測定し、前記位置歪の回転角
    による変動に基づいて転写歪を算出することを特徴とす
    るX線転写歪測定方法。
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