JP2000011602A - スエ―ジ取付け部とその製造方法 - Google Patents

スエ―ジ取付け部とその製造方法

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JP2000011602A JP11138338A JP13833899A JP2000011602A JP 2000011602 A JP2000011602 A JP 2000011602A JP 11138338 A JP11138338 A JP 11138338A JP 13833899 A JP13833899 A JP 13833899A JP 2000011602 A JP2000011602 A JP 2000011602A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク駆動装置において磁気ヘッドの負荷
ビームをアクチュエータ腕に固定するために使用される
スエージ取付け部は寸法を小とし、高い強度を有するこ
とが要望され、高いトルクに耐える必要がある。 【解決手段】 スエージ取付け部が第1の側面と第2の
側面とを有する基板を含む。ハブが基板の第1の側面か
ら延長し、ハブには貫通開口がある。基板の第2の側面
はアクチュエータ腕または負荷ビームのいづれか一方に
取付けられ、ハブの貫通開口がアクチュエータ腕または
負荷ビームに配置されたスエージ開口に整合するように
なされる。ハブはアクチュエータ腕または負荷ビームの
他方のスエージ開口に挿入され、強制嵌合を形成する。
スエージ取付け部はガス浸炭方法、粒子ブラスト方法、
またはタンブリング方法によって表面硬化せしめられ、
強制嵌合のトルク保持能力を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク駆動部品に関
し、詳細には磁気ヘッド懸架組立体の負荷ビームをアク
チュエータ腕に固定するために使用される小断面スエー
ジ取付け部のトルク保持特性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク駆動は各種の装置、例えばコン
ピュータ、ファクシミル機械、コピアその他、大量のデ
ータ記憶が要望される装置に広く使用される。ディスク
駆動装置における2つの重要な高価な副組立体としてヘ
ッド懸架組立体(HSA)とコントローラ駆動アクチュ
エータ組立体とがある。ヘッド懸架組立体はディスク駆
動装置のプラッタに記憶されたディジタル情報を読取り
可能の読み書きヘッドを含む。ヘッド懸架組立体とアク
チュエータ組立体とは1つのユニットとして作用して読
み書きヘッドをディスク駆動プラッタ上の正確な点に正
確に位置決めするように機能し、ヘッド懸架組立体に連
結されたアクチュエータ腕はディスク駆動プラッタの面
を横切るヘッド懸架組立体の運動を指示する。それぞれ
の副組立体が精密製造部品を含んでおり、これが部品の
単価を増大せしめる。それぞれの副組立体が複雑で高価
であるので、ヘッド懸架組立体とアクチュエータ組立体
とを分離可能に結合することが一方の組立体の修理また
は交換の必要があった場合に著しく費用を節減すること
が判った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら組立体の修理又
は交換費用を節減するために、ヘッド懸架組立体とアク
チュエータ組立体とは代表的には、ピボット運動するア
クチュエータ腕の先端部と薄く細長い負荷ビームの基端
部とによって限定される重畳結合部において連結され
る。負荷ビームの他方端は読み書きヘッドを支持しヘッ
ドはアクチュエータ制御装置に応答してディスクプラッ
タを走査する。駆動装置の満足な作動のためには、読み
書きヘッドが選択された顕微鏡的に微細な環状のデータ
トラックに垂直方向に隣接してミリ秒の単位の時間に応
答して選択的に位置決めされる必要がある。この応答は
負荷ビームを最大40G(重力加速度)の加速度で走査
することを含む。従って、アクチュエータ腕と負荷ビー
ムとを連結する固定装置は高いトルク、例えば360〜
720gr−cm(5〜10インチ・オンス)程度のト
ルクに耐える必要がある。
【0004】ディスク駆動装置の製造者は作動速度を増
大し記憶容量を増加するという市場の要求に合致するた
め装置の寸法を減少せしめることを努力している。記憶
容量を増加するために付加的な両面プラッタを垂直方向
に積重ね、それぞれのプラッタにヘッド懸架組立体とア
クチュエータ組立体とを設ける。しかし、プラッタを増
加すると駆動装置の垂直形状が増大する。このため、製
造者は駆動装置部品を小さくすることに努力している。
【0005】駆動装置の全体寸法を小さくする1つの方
法は、ヘッド懸架組立体をアクチュエータ組立体に連結
する積重ね垂直結合部の寸法を小さくすることである。
例えば、米国特許第5,689,389号明細書には小
断面スエージ取付け部ファスナがヘッド懸架組立体の負
荷ビームをアクチュエータ組立体に連結するために使用
される。スエージ取付け部ファスナは小断面であるか
ら、ディスク駆動装置の全体の高さが減少し、特に多数
のプラッタと多数のヘッド懸架組立体を使用する場合に
効果が高い。しかし、小断面スエージ取付け部ファスナ
の使用は性能要求が増大すると、走査する負荷ビームに
作用する力に対して要求されるトルク保持性能が低下す
ることである。
【0006】該米国特許明細書において小断面スエージ
取付け部ファスナのトルク保持特性はスエージ取付け部
の断面形状を変更することにより増加することができ
る。しかし達成されるトルク保持特性はスエージ取付け
部の形状変更による制限を受ける。トルク保持値を増加
しなければ、負荷ビームが耐える加速度に制限があり、
これは読み書きヘッドがプラッタの選択された位置に位
置決めされる速度に制限を与える。これはディスク駆動
装置が達成するアクセス時間を制限するが、これはディ
スク駆動装置の性能の重要な要件である。従って、従来
達成されたよりも著しく高いトルク保持値を有する、小
断面スエージ取付け部についての要望がある。
【0007】さらに、読み書きヘッドをプラッタ上の特
定位置に位置決めするため負荷ビームが高速に加速度を
受けるとき、読み書きヘッドはプラッタから垂直方向に
離れる傾向がある。読み書きヘッドがプラッタから離れ
過ぎると読み書き作業は悪影響を受ける。悪影響を最小
とするためヘッド懸架組立体に予荷重を与える、すなわ
ちプラッタに向かう予荷重を与える。予荷重を与えると
ヘッド懸架組立体は下方に曲がって読み書きヘッドはプ
ラッタに近づく。すなわち予荷重はヘッドに下向きの力
を与え、負荷ビームが加速度を受けたときこの下向きの
力がヘッドがプラッタに平行な水平面より上方に上がる
ことを制限する。一般的に3〜4gの予荷重がこの結果
を得るために充分である。
【0008】ヘッド懸架組立体をアクチュエータ組立体
に結合するためにスエージ取付け部ファスナを使用する
欠点はスエージ作業時に「グラムロス」を生じて予荷重
の効果を失わせる点にある。「グラムロス」についての
スエージ作業の影響はスエージ作業前のヘッド懸架組立
体へのグラム荷重をスエージ作業後のグラム荷重と比較
することによって測定される。スエージ作業によって平
均的に約0.1ないし0.3gの「グラムロス」が生ず
る。従って、「グラムロス」を減少し、トルク保持値を
増加した小断面スエージ取付け部ファスナが要望され
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述従来技術に
おける欠点を克服することを目的とする。本発明は表面
硬化されたスエージ取付け部を提供し、これを製造する
方法を提供し、これら部品が製造される金属の硬化法を
提供し、ディスク駆動アクチュエータ腕と負荷ビームと
を連結する方法を提供し、これらによってトルク保持特
性の改善が達成される。トルク保持特性の改善に加えて
本発明のスエージ取付け部はスエージ工程における「グ
ラムロス」特性を減少せしめる。
【0010】本発明によるスエージ取付け部は第1の側
面と第2の側面とを有する有するベース板を含む。ハブ
がベース板の第1の側面から延長し、ハブは貫通開口を
有する。ベース板の第2の側面はアクチュエータ腕又は
負荷ビームのいづれかに取付けられて、ハブの開口がア
クチュエータ腕および負荷ビームの一方に設けられたス
エージ開口と整合する。ハブはアクチュエータ腕又は負
荷ビームの他方に設けられたスエージ開口に強制的に嵌
合せしめられる。スエージ取付け部を利用して負荷ビー
ムとアクチュエータ内にスエージされるようにしてよ
く、負荷ビームはスエージ支持台とアクチュエータ腕と
の間でスエージされる。スエージ取付け部は製造時に表
面硬化され、干渉嵌合におけるトルク保持値を高める。
小断面スエージ取付け部のトルク保持特性を高めること
によって、ディスク駆動部の形状を増加することなく、
駆動アクセス速度を増加することが増加することができ
る。本発明による表面硬化技術は金属および金属部品に
広く適用可能である。
【0011】本発明の上述以外の目的および特性は図面
を参照する以下の説明によって明らかとなされる。図面
は寸法を示すものでなく、本発明を説明するものであ
り、本発明は請求の範囲によって限定される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して説明す
れば、図1および図2は本発明のスエージマウントファ
スナを示す。通常のディスク駆動装置において負荷ビー
ム10は通常矩形の形状の基端部を含み、これからテー
パして先端部まで延びる。負荷ビーム10の先端部にフ
レクチュア6を介して負荷ビームに連結される読み書き
ヘッド8がある。負荷ビーム10の基端部には平坦な取
付け面12と中央に形成されたスエージ開口14があっ
て、開口14はディスク駆動装置の組立て時にスエージ
素子の通過を可能とする。
【0013】アクチュエータ腕20が金属ベース22か
ら形成され、基端部に平坦な取付け表面24がある。ス
エージ開口26が取付け表面24の中央を貫通して形成
されており、スエージ取付け部17を滑動的に収容す
る。アクチュエータ腕20は代表的には基端部(図示し
ない)がアクチュエータのコントローラに取付けられ、
アクチュエータ腕20は予め定めた角度的経路に沿って
水平平面内を運動せしめられる。
【0014】スエージ取付け部17は、両面に第1およ
び第2の平坦面46、48を有して負荷ビーム10の平
坦な取付け面12とアクチュエータ腕20の取付け面2
4とそれぞれ接触する水平の基板44を含む。基板44
は各種の多角形形状、例えば矩形形状を有して形成され
るが、これは負荷ビーム10とアクチュエータ腕20の
形状によって定まる。スエージ取付け部17の第2の平
坦な表面48から、開口56を有する円筒形のハブ52
が延長する。ハブ52の開口56の円筒形の壁が内側ス
エージ表面36を限定し、表面36は組立て時にスエー
ジ素子によって接触せしめられ、外側係合表面34はア
クチュエータ腕20のスエージ26の内側円筒形加部と
接触する。
【0015】スエージ取付け部17は以下に述べるよう
に負荷ビーム10をアクチュエータ腕20に固定する。
基板44の第1の平坦な表面46は、代表的には負荷ビ
ーム10の平坦な取付け表面12に溶接され、ハブ52
が負荷ビーム10から外方に突出し且つ開口56が負荷
ビーム10のスエージ開口14と整合する。アクチュエ
ータ腕20のスエージ開口26は負荷ビーム10と長手
方向に整合せしめられて、アクチュエータ腕20のスエ
ージ開口26はハブ52に密接嵌合して、アクチュエー
タ腕20と負荷ビーム10とスエージ取付け部17とが
鉛直方向に積重ねられた結合部を形成する。適切な整合
が達成されると、スエージ素子が負荷ビーム10のスエ
ージ開口14に挿入され、スエージ取付け部17の開口
56に挿入される。代表的にはスエージ素子は球形であ
って開口56内に挿入されたときにハブ52の内側スエ
ージ表面36に力を与える。この力によってハブ52は
半径方向外方に変位しハブ52は塑性変形する。この変
位によってハブ52の外側係合表面34は半径方向外方
の圧縮摩擦力をアクチュエータ腕20のスエージ開口2
6の内側壁に与える。この過程の結果として、干渉嵌合
が形成され、これによってアクチュエータ腕20はスエ
ージ取付け部17に密着し、アクチュエータ腕20に相
対的な負荷ビーム10の角度的回転は防止される。
【0016】同様に、スエージ取付け部17を最初にア
クチュエータ腕20に溶接し、ハブ52を負荷ビーム1
0のスエージ開口14に係合せしめてもよい。
【0017】さらに、スエージ取付け部17を負荷ビー
ム10とアクチュエータ腕20との双方を貫通してスエ
ージしてもよく、負荷ビーム10がスエージ取付け部1
7とアクチュエータ腕20との間に挟まれるようにな
る。本発明によれば、スエージ取付け部17の表面を硬
化すると著しく増大したトルク保持特性が達成される。
上述のように、小断面のスエージ取付け部のトルク保持
特性を増大させることにより、駆動部の形状を増大させ
ずに駆動アクセス速度を増大させることが可能となる。
また、このようにしてトルク保持特性を増大させること
により、スエージ取付け部17の内部形状を、実質的に
重量損失を改善しかつスエージ取付け部の質量を減少さ
せるように設計可能であるが、これは保持トルクを犠牲
にせずにハブの長さを減少させることが可能であり、そ
の結果として部品の慣性重量を減少させ、従って組立体
の慣性重量が減少することによる。
【0018】本発明によるスエージ取付け部17の硬化
方法を説明する。
【0019】スエージ取付け部17は代表的にはその腐
食耐性により300系のステンレス鋼から作られる。望
ましい実施例において、305SSステンレス鋼が使用
される。鍛造成型後のスエージ取付け部17のビッカー
ス硬度は鍛造成型時の機械的衝撃によって約350〜4
25に増加する。この範囲のビッカース硬度はスエージ
作業時にスエージ取付け部17に亀裂が発生し易くな
る。この現象を防止するために、スエージ取付け部は鍛
造成型後に焼鈍してビッカース硬度を約135とする
が、この値はスエージ作業に特に適している。
【0020】スエージ取付け部17の表面硬度を増大さ
せ、芯部に充分な軟質性を保持するため、特殊な熱処理
工程が行われる。詳細には、焼鈍工程時に炉内に炭化ガ
スが導入される。通常、スエージ取付け部17の焼鈍作
業は「ハンプバック」炉、例えばヘイズ社(C.I.H
ayes,Rhode Island)のヘイズ連続ベ
ルト炉(製品名BAC−MH−02−03−18/AD
150)によって行われる。焼鈍工程は炉を約1010
度C(1850度F)に加熱し、約0.99立方m(3
5立方ft)の水素ガスを炉内に導入する。この結果、
スエージ取付け部17のビッカース硬度は約135に低
下する。本発明により同時にスエージ取付け部17の表
面を硬化させるため、炭化ガス、例えばメタンを炉内に
導入することにより炭化雰囲気が炉内に形成される。ガ
ス炭化工程において炭化ガスから解放された炭素原子に
よってスエージ取付け部17の表面は浸炭され、芯部は
焼鈍されるが、表面は硬化せしめられる。
【0021】スエージ取付け部17を硬化せしめ芯部を
焼鈍させる工程を詳細に説明する。本発明の例示的な工
程に使用される部品はカルフォルニア州ゴレタのイント
リ・プレックス社(Intri−Plex Techn
ology,Goleta,Califolnia)で
部品番号15118−03として販売されている小断面
スエージ取付け部である。上述の炉は約1010度C
(1850度F)に加熱される。約0.99立方m(3
5立方ft)の水素ガスとして共に0.08ないし0.
14立方m(0.3−0.5立方ft)、望ましくは
0.1立方m(0.4立方ft)のメタンガスが炉内に
導入される。スエージ取付け部17は炉のベルト上に配
置され、ベルト速度は毎分約11.4cm(4.5イン
チ)とする。約100個の部品が7.5x14cm(3
x5.5インチ)の深い籠に収容されて炉を通過せしめ
られる。このベルト速度においてスエージ取付け部17
は炉の高熱区域に約7.33分保持される。この状態に
おいて炭素は約0.0025ないし0.0076mm
(0.0001ないし0.0003in)の深さに浸炭
せしめられる。この工程によればスエージ取付け部17
の表面ビッカース硬度は約160−185であり、芯部
の硬度は約135である。表面ビッカース硬度は約17
0−180であることが望ましく、このスエージ取付け
部は本発明による処理を受けていないものに対比してト
ルク保持値が約200−300%向上していることが判
った。
【0022】従って、上述方法を使用することによって
表面硬度の増大したスエージ取付け部はトルク保持特性
も向上する。同時に、スエージ取付け部17の芯部は焼
鈍によって軟化しているからスエージ作業時に亀裂を生
ずる危険性が減少し、スエージ作業に必要な力も過大と
ならない。また、表面硬度が増加しているから、トルク
保持力が増加しており、スエージ取付け部17の内部形
状も重量損失特性を改善するように設計可能であり、重
量低減が可能である。
【0023】スエージ取付け部17の上述熱処理方法、
すなわち炉の温度、水素ガスとメタンガスとの比、およ
びベルト速度(加熱時間)を変えて、表面および芯部の
ビッカース硬度を変えることができる。例えば、炉に導
入されるメタンガスの量を増加することによって高いビ
ッカース硬度を与えることができる。また炉の温度を高
くして表面硬化層の深さを増加し同時に芯部を軟化させ
ることができる。炉のベルト速度を減少する(加熱時間
を大とする)と実質的な変化が得られる。別のガス、例
えば天然ガスまたはプロパンをメタンガスに代えて使用
してもよい。テストの結果によれば、熱処理の変数を変
えることによって表面硬度をビッカース硬度450以上
にすることもできる。しかし、一般的にはスエージ取付
け部17のトルク保持値を改善し芯部の軟質性を保持し
スエージ作業時の亀裂の発生を防止するために所望の表
面硬度と滲炭深さを得るように、これらの変数を選択
し、選定する。当業者は通常の実験によって表面硬度と
芯部の硬度との多数の組合わせを得ることができ、必要
な特定の組合わせを定めることができる。本発明は上述
した特定の表面硬度変数、または硬化技術に限定される
ものでなく、ステンレス鋼(または他の同様な金属)を
ディスク駆動組立体の構造部品に使用して、その表面硬
度を増加し芯部品の軟質性を保持することにより、トル
ク保持特性を向上せしめ、重量損失特性を改善すること
を可能とする。
【0024】上述熱処理方法はスエージ取付け部17の
表面硬度を増加させるために望ましいが、別の方法によ
ってもトルク保持特性を向上させることができる。例え
ば、スエージ取付け部17に当業者に周知の粒子噴射を
与えてもよく、例えばガラス粒子を特定の速度でスエー
ジ取付け部17に噴射する。粒子噴射は表面硬度を増加
させる。
【0025】例えば表面硬度を増加させる部品を当業者
に周知の方法で粒子噴射する。非限定的には0.05m
m(0.002in)直径のガラス粒子を、例えば空気
圧力5.7気圧(80psi)で約5〜10rpmで回
転するドラム内に約1〜4分間噴射する。前述と同様な
部品番号15118−03の部品が5000個のロット
として処理されビッカース硬度135に焼鈍されたもの
が、4分間の噴射により表面硬度151.8となった。
【0026】表面硬度を増加させる別の方法としてショ
ットピーニングのタンブリング法がある。タンブリング
法によればスエージ取付け部17は小さい鋼のショット
を収容する籠内に配置され、籠は揺動または回転せしめ
られる。粒子噴射方法と同様にスエージ取付け部17は
機械的打撃を受け、その表面が硬化する。
【0027】例えば、望ましいタンブリング法において
前述と同様な部品番号15118−03の部品がビッカ
ース硬度135に焼鈍され200,000個のロットと
してマスフィニッシング社(Mass Finishi
ng Inc.DelanoMinn.)のタンブリン
グ装置(Time Saver 120)に入れられ
た。装置のバレルは約1/2量が110鋼のショットで
充填された。装置は約90分間、90rpmで回転せし
めた。この方法で表面硬度は約149.8VHとなっ
た。
【0028】上述のそれぞれの機械的硬化方法におい
て、部品は望ましくは硬化前に焼鈍して硬度を約135
VH、またはその他の望ましい芯部の硬度とする。
【0029】当業者は本発明の範囲内において別の表面
硬化方法によって特定の表面硬度、例えば約135VH
より高い硬度が得られるならば、それを採用可能であ
る。
【0030】上述した方法によって、著しく高い表面硬
度を有するスエージ取付け部が得られ、これによってそ
のトルク保持特性を増加させることができた。本発明に
より表面硬度を増大させることによってトルク保持特性
が増加するからスエージ取付け部17の内部形状を変え
ることができ、グラム損失特性を改善することが可能と
なり、重量の軽減も可能となる。
【0031】本発明の基本的特性が望ましい実施例に適
用した例として説明され、指摘されたが、本発明の精神
と範囲内において各種の省略または代替が可能であるこ
とは当業者には明らかである。すなわち、本発明は請求
の範囲によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例によるアクチュエータ腕
と負荷ビームとスエージ取付け部との部分断面水平展開
図。
【図2】図2は本発明のスエージ取付け部を使用するア
クチュエータ腕に取付けられた負荷ビームの部分拡大水
平断面図。
【符号の説明】
10 負荷ビーム 14 スエージ開口 17 スエージ取付け部 20 アクチュエータ腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン・ティー・ブラウンハイム アメリカ合衆国カリフォルニア州93108, サンタ・バーバラ,ヴァリー・クラブ・ロ ード 555 (72)発明者 アーネスト・エドワード・スウェイニー アメリカ合衆国カリフォルニア州91320, ニューベリー・パーク,ウォウネタ・スト リート 3042

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク駆動アクチュエータ腕を負荷ビ
    ームに連結するスエージ取付け部にして、前記アクチュ
    エータ腕と負荷ビームとにはそれぞれスエージ開口が形
    成されており、前記スエージ取付け部が、 第1の側面と第2の側面とを有する基底板と、 前記基底板の第1の側面から延長して貫通開口を有する
    ハブと、 前記基底板は前記アクチュエータ腕と負荷ビームとの一
    方に取付けられ、前記ハブの開口が前記アクチュエータ
    腕と負荷ビームとの一方のスエージ開口と整合してお
    り、 前記ハブは前記アクチュエータ腕と負荷ビームとの他方
    のスエージ開口に干渉嵌合を形成して挿入され、 前記スエージ取付け部が表面硬化せしめられて前記干渉
    嵌合のトルク保持特性を増大している、ことを特徴とす
    るスエージ取付け部。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスエージ取付け部にし
    て、該スエージ取付け部が粒子ブラスト法を使用して表
    面硬化せしめられている、ことを特徴とするスエージ取
    付け部。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスエージ取付け部にし
    て、該スエージ取付け部がタンブリング法を使用して表
    面硬化せしめられている、ことを特徴とするスエージ取
    付け部。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスエージ取付け部にし
    て、該スエージ取付け部がガス浸炭法を使用して表面硬
    化せしめられている、ことを特徴とするスエージ取付け
    部。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のスエージ取付け部にし
    て、該スエージ取付け部がビッカース硬度約160〜1
    85に表面硬化せしめられている、ことを特徴とするス
    エージ取付け部。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のスエージ取付け部にし
    て、該スエージ取付け部がコア部を有し、該コア部のビ
    ッカース硬度が約135である、ことを特徴とするスエ
    ージ取付け部。
  7. 【請求項7】 スエージ取付け部を使用してディスク駆
    動アクチュエータ腕を負荷ビームに連結する連結部のト
    ルク保持特性を増大せしめる方法にして、アクチュエー
    タ腕と負荷ビームとにはそれぞれスエージ開口が形成さ
    れ、前記スエージ取付け部は第1の側面と第2の側面と
    を有する基板を有し、該第1の側面から延長するハブが
    設けられ、該ハブには貫通開口が設けられ、前記方法
    が、 該スエージ取付け部を表面硬化し、 前記アクチュエータ腕と負荷ビームとの一方に前記基板
    を取付け、前記ハブの開口をアクチュエータ腕と負荷ビ
    ームとの一方のスエージ開口と整合せしめ、 前記アクチュエータ腕と負荷ビームとの他方のスエージ
    開口内に前記ハブを挿入し、 前記開口内にスエージ素子を挿入して前記スエージ取付
    け部と前記アクチュエータ腕と負荷ビームとの他方との
    間に干渉嵌合を形成する、 各工程を含むことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法にして、前記スエ
    ージ取付け部を硬化せしめる方法が粒子ブラスト法を使
    用することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法にして、前記スエ
    ージ取付け部を硬化せしめる方法がタンブリング法を使
    用することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の方法にして、前記ス
    エージ取付け部を硬化せしめる方法がガス浸炭法を使用
    することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法にして、 炉を約1010度Cに加熱し、 炉に約0.7立方mの水素を加え、 炉に約0.06〜0.14立方mのメタンを加え、 前記スエージ取付け部を炉を通して運動せしめ、約7.
    33分だけスエージ取付け部を熱に露出せしめる、 各工程を含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 金属部品のトルク保持特性を改善する
    方法にして、 該部品の表面を予め定めた表面硬度値に硬化せしめ、 芯部の硬度を予め定めた芯部硬度値に維持する各工程を
    含むことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法にして、 前記予め定めた表面硬度値がビッカース硬度135より
    大であることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の方法にして、 前記予め定めた表面硬度値がビッカース硬度170〜1
    80であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の方法にして、 前記予め定めたコアの硬度値がビッカース硬度約135
    であることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の方法にして、 前記予め定めたコアの硬度値がビッカース硬度135で
    あることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の方法にして、該方
    法が適用される部品がディスク駆動装置に使用される低
    断面形スエージ取付け部であることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の方法にして、該方
    法が適用される部品がディスク駆動装置に使用される低
    断面形スエージ取付け部であることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 300系ステンレス鋼を表面硬化せし
    める方法にして、 熱処理炉の加熱区域を予め定めた温度に加熱し、 該熱処理炉に予め定めた比率の水素ガスとメタンガスと
    を含む混合ガスを充填し、 前記鋼を予め定めた時間の間だけ前記加熱区域を通過せ
    しめる、 各工程を含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の方法にして、予め
    定めた温度が約815〜1150度C(1500〜21
    00度F)であることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の方法にして、前記
    予め定めたガスの比が約50〜150:1であることを
    特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載の方法にして、前記
    予め定めた時間が約3〜12分であることを特徴とする
    方法。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載の方法にして、前記
    予め定めた温度、予め定めたガスの比率、及び予め定め
    た時間が、表面硬化の深さが約0.025〜0.076
    mmとなるように選択されることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の方法にして、前記
    深さが0.076mmより大となるように選択されるこ
    とを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載の方法にして、前記ス
    エージ取付け部が表面のビッカース硬度が135より大
    であるように表面硬化されることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 スエージ取付け部にして、 基板と、 取付けハブとを含み、 該スエージ取付け部がそのビッカース硬度が135より
    大であるように表面硬化されることを特徴とするスエー
    ジ取付け部。
  27. 【請求項27】 スエージ取付け部にして、 基板と、 取付けハブとを含み、 該スエージ取付け部がそのビッカース硬度が145より
    大であるように表面硬化されることを特徴とするスエー
    ジ取付け部。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載のスエージ取付け部
    にして、そのビッカース硬度が165〜185の範囲で
    あることを特徴とするスエージ取付け部。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載のスエージ取付け部
    にして、そのビッカース硬度が135またはそれ以下で
    あるコアを有することを特徴とするスエージ取付け部。
  30. 【請求項30】 請求項27に記載のスエージ取付け部
    にして、そのビッカース硬度が135またはそれ以下で
    あるコアを有することを特徴とするスエージ取付け部。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載のスエージ取付け部
    にして、そのビッカース硬度が135またはそれ以下で
    あるコアを有することを特徴とするスエージ取付け部。
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