JP2000010900A - ディスクアレイ制御装置、及びディスクアレイ - Google Patents

ディスクアレイ制御装置、及びディスクアレイ

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JP2000010900A
JP2000010900A JP10189956A JP18995698A JP2000010900A JP 2000010900 A JP2000010900 A JP 2000010900A JP 10189956 A JP10189956 A JP 10189956A JP 18995698 A JP18995698 A JP 18995698A JP 2000010900 A JP2000010900 A JP 2000010900A
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unit
memory
interface
host computer
shared memory
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Kazuhisa Fujimoto
和久 藤本
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い内部バス性能に見合った高いメモリスル
ープットを持つディスクアレイ制御装置を提供すること
にある。 【解決手段】 ディスクアレイ制御装置1は、ホストコ
ンピュータ101との1つ以上のインターフェース部1
11と、複数の磁気ディスク装置120との1つ以上の
インターフェース部112と、磁気ディスク装置120
のデータ及びディスクアレイ制御装置1に関する制御情
報を格納する物理的に独立した1つ以上の共有メモリ部
114を備えている。上記共有メモリ部114は、1つ
以上のマルチプレクサと、該マルチプレクサに繋がる1
つ以上のメモリコントローラ142と、該メモリコント
ローラ142に繋がる1つ以上のメモリ部143を有
し、前記メモリコントローラ142を1つのマルチプレ
クサ部140を介して上記インターフェース部111ま
たはインターフェース部112に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを分割して
複数の磁気ディスク装置に格納するディスクアレイ装置
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの主記憶のI/O性能に比
べて、2次記憶装置として用いられる磁気ディスク装置
を使ったサブシステムのI/O性能は3〜4桁程度小さ
く、従来からこの差を縮めること、すなわちサブシステ
ムのI/O性能を向上する努力が各所でなされている。
サブシステムのI/O性能を向上させるための1つの方
法として、複数の磁気ディスク装置でサブシステムを構
成し、データを分割して複数の磁気ディスク装置に格納
する手段、いわゆるディスクアレイと呼ばれるシステム
が知られている。
【0003】例えば、1つの従来技術(以下、従来技術
1という)では、図2に示すようにホストコンピュータ
101とディスク制御装置2間のデータ転送を実行する
複数のチャネルI/F部111と、磁気ディスク装置1
20とディスク制御装置2間のデータ転送を実行する複
数のディスクI/F部112と、磁気ディスク装置12
0のデータを一時的に格納するキャッシュメモリ部11
5と、磁気ディスク120のデータ及びディスク制御装
置2に関する制御情報を格納する共有メモリ部114を
備え、キャッシュメモリ部115および共有メモリ部1
14は全チャネルI/F部111及びディスクI/F部
112からアクセス可能な構成となっている。この従来
技術1では、チャネルI/F部111及びディスクI/
F部112と共有メモリ部114間、またチャネルI/
F部111及びディスクI/F部112とキャッシュメ
モリ部115間は1:1に接続されている。
【0004】また、他の1つの従来技術(以下、従来技
術2という)では、図3に示すようにホストコンピュー
タ101とディスク制御装置3間のデータ転送を実行す
る複数のチャネルI/F部111と、磁気ディスク装置
120とディスク制御装置3間のデータ転送を実行する
複数のディスクI/F部112と、磁気ディスク装置1
20のデータを一時的に格納するキャッシュメモリ部1
15と、磁気ディスク120のデータ及びディスク制御
装置2に関する制御情報を格納する共有メモリ部114
を備える。そして、各チャネルI/F部111及びディ
スクI/F部112と共有メモリ部114間は共有バス
130で接続され、各チャネルI/F111部及びディ
スクI/F部112とキャッシュメモリ部115間は共
有バス130により接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディスクアレイシステ
ムに対する高性能化要求に対して、これまではディスク
アレイ制御装置の大規模化や構成要素の高速化、例えば
プロセッサ数やキャッシュ容量の増大、高性能プロセッ
サの適用、内部バス幅の拡大やバス転送能力の向上など
で対応してきた。しかしながら、前記従来技術2では、
内部バスの転送能力がシステムの大規模化および性能向
上に追従するのが困難になりつつある。
【0006】そこで内部バス性能を向上させて高いメモ
リアクセス性能を得るために、前記従来技術1のよう
に、プロセッサとメモリ間を1:1に接続する方法が考
えられる。この方法によれば、メモリに接続したアクセ
スパス数に比例して内部バス性能が増加する。しかしな
がら、搭載するプロセッサ数の増大に比例して、共有メ
モリおよびキャッシュメモリに接続するアクセスパス数
も増加する。したがって、アクセスパス数の増加により
向上した内部バス性能を有効に利用するため、メモリの
スループットも向上させる必要がある。本発明の目的は
上述の課題を解消し、高い内部バス性能に見合った高い
メモリスループットを持つディスクアレイ制御装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ホストコンピュータとの1つ以上のイン
ターフェース部と、複数の磁気ディスク装置との1つ以
上のインターフェース部と、磁気ディスク装置のデータ
及びディスクアレイ制御装置に関する制御情報を格納す
る物理的に独立した1つ以上の共有メモリ部を有するデ
ィスクアレイ制御装置であり、前記共有メモリ部は、1
つ以上のマルチプレクサと、該マルチプレクサに繋がる
1つ以上のメモリコントローラと、該メモリコントロー
ラに繋がる1つ以上のメモリモジュールを有しており、
前記メモリコントローラは1つのマルチプレクサを介し
て前記ホストコンピュータとのインターフェース部、ま
たは前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース
部に接続されているようにしている。
【0008】また、ホストコンピュータとのインターフ
ェース部と、複数の磁気ディスク装置とのインターフェ
ース部と、磁気ディスク装置のデータ及びディスクアレ
イ制御装置に関する制御情報を格納する物理的に独立し
た1つ以上の共有メモリ部を有するディスクアレイ制御
装置であり、ホストコンピュータとのインターフェース
部、及び複数の磁気ディスク装置とのインターフェース
部は、前記共有メモリ部と複数のアクセスパスで接続さ
れており、前記共有メモリ部は、1つ以上のマルチプレ
クサと、該マルチプレクサに繋がる1つ以上のメモリコ
ントローラと、該メモリコントローラに繋がる1つ以上
のメモリモジュールを有しており、前記メモリコントロ
ーラは1つのマルチプレクサを介して前記ホストコンピ
ュータとのインターフェース部、または前記複数の磁気
ディスク装置とのインターフェース部に接続されている
ようにしている。
【0009】また、ホストコンピュータとの1つ以上の
インターフェース部と、複数の磁気ディスク装置との1
つ以上のインターフェース部と、磁気ディスク装置のデ
ータ及びディスクアレイ制御装置に関する制御情報を格
納する物理的に独立した1つ以上の共有メモリ部を有す
るディスクアレイ制御装置であり、前記ホストコンピュ
ータとのインターフェース部、または前記複数の磁気デ
ィスク装置とのインターフェース部からは、セレクタを
介して前記共有メモリ部にアクセス可能であり、前記ホ
ストコンピュータとのインターフェース部、または前記
複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部と前記
セレクタ間と、前記セレクタと前記共有メモリ部間はア
クセスパスにより接続されており、前記共有メモリ部
は、1つ以上のマルチプレクサと、該マルチプレクサに
繋がる1つ以上のメモリコントローラと、該メモリコン
トローラに繋がる1つ以上のメモリモジュールを有して
おり、前記メモリコントローラは1つのマルチプレクサ
を介して前記セレクタに接続されているようにしてい
る。
【0010】また、前記共有メモリ部が、磁気ディスク
装置のデータを一時的に格納するキャッシュメモリ部
と、前記キャッシュメモリ部及び前記ディスクアレイ制
御装置に関する制御情報を格納する共有メモリ部に物理
的に分割されており、前記ホストコンピュータとのイン
ターフェース部、及び前記複数の磁気ディスク装置との
インターフェース部から、前記キャッシュメモリ部、ま
たは前記共有メモリ部へのアクセスパスが物理的に独立
しているようにしている。
【0011】また、前記共有メモリ部が、磁気ディスク
装置のデータを一時的に格納するキャッシュメモリ部
と、前記キャッシュメモリ部及び前記ディスクアレイ制
御装置に関する制御情報を格納する共有メモリ部に物理
的に分割されており、キャッシュメモリ部に繋がるセレ
クタと、共有メモリ部に繋がるセレクタが物理的に独立
しており、前記ホストコンピュータとのインターフェー
ス部、及び前記複数の磁気ディスク装置とのインターフ
ェース部から、前記キャッシュメモリ部、または前記共
有メモリ部へのアクセスパスが物理的に独立しているよ
うにしている。
【0012】また、前記共有メモリ部、または前記キャ
ッシュメモリ部は、各々物理的に独立した前記共有メモ
リ部間、または前記キャッシュメモリ部間で二重化され
ているようにしている。また、前記ホストコンピュータ
とのインターフェース部、または前記複数の磁気ディス
ク装置とのインターフェース部から、前記共有メモリ
部、または前記キャッシュメモリ部へのアクセスの際
に、最初にアドレスとコマンドを連続して送出し、前記
共有メモリ部、または前記キャッシュメモリ部までのア
クセスパスが確立した後に、データを送出するようにし
ている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下詳
細に説明する。 《実施例1》図1に、本発明の一実施例を示す。ディス
クアレイ制御装置1は、チャネルI/F部111、ディ
スクI/F部112、共有メモリ部114と、アクセス
パス0 135から構成される。図15に示すように、
チャネルI/F部111は、ホストコンピュータとの1
つのI/F(ホストI/F)51と、1つのマイクロプ
ロセッサ50と、1つの共有メモリアクセス回路52
と、共有メモリ部114への2つのアクセスパスI/F
から構成される。データ書き込み時は、ホストI/F5
1は、ホストコンピュータ101から送られてきたデー
タをパケットに分割して共有メモリアクセス回路52へ
送出する。共有メモリアクセス回路52は、ホストI/
F51から送られてくる複数のパケットを2つのアクセ
スパスを使用して共有メモリ部114へ送出する。デー
タ読み出し時は、共有メモリアクセス回路52は、共有
メモリ部114から送られてきた複数のパケットをホス
トI/F51へ送出する。ホストI/F51は、共有メ
モリアクセス回路52から送られてきた複数のパケット
を1つのデータにまとめ、ホストコンピュータ101へ
送出する。マイクロプロセッサ50は、ホストI/F5
1及び共有メモリアクセス回路52でのデータの送受信
を制御する。ディスクI/F部112は、複数の磁気デ
ィスク装置120との1つのI/F(ドライブI/
F)、1つのマイクロプロセッサ、共有メモリ部114
への1つのアクセス回路と、共有メモリ部114への2
つのアクセスパスI/Fから構成されている。図15に
示すホストI/F51をドライブI/Fで置き換えた構
成となる。データの書き込みおよび読み出し時には、チ
ャネルI/F部111の説明で述べた処理と少なくとも
同様の処理が行われる。ここで、上記に示した個数は一
実施例に過ぎず、上記に限定するものではない。共有メ
モリ部114は、ホストコンピュータ101からの入出
力要求を処理するための制御情報等を格納する。より具
体的には、磁気ディスク装置120へ記録するデータ
や、そのデータの管理情報及びディスクアレイ制御装置
1の制御情報などの管理情報を格納する。
【0014】図4に共有メモリ部114内の構成を示
す。共有メモリ部114は、2つのマルチプレクサ部1
40と、4つのメモリコントローラ142と、8つのメ
モリモジュール143から成る。4つのメモリコントロ
ーラ142は、独立に動作するように構成される。1つ
のメモリコントローラ142には2つのメモリモジュー
ル143が繋がる。また、1つのメモリコントローラ1
42は、2つのマルチプレクサ部140全てに繋がる。
メモリコントローラ142とそれに繋がるメモリモジュ
ール143をまとめてメモリ部141と呼ぶ。これは、
図1の共有メモリ部114内のMで表す部分に相当して
いる。
【0015】図5にマルチプレクサ部140内の構成を
示す。マルチプレクサ部140は、チャネルI/F部1
11またはディスクI/F部112とのI/Fポート2
10と、メモリコントローラ142とのI/Fポート2
11と、両者間を互いに接続するマルチプレクサ206
と、I/Fポート210及び211で入出力を行う際の
データのエラーチェック部201と、バッファ202
と、チャネルI/F部111またはディスクI/F部1
12から送出されたアドレス及びコマンドを解析するア
ドレス・コマンド(adr、cmd)解析部203と、
そこでの解析結果をメモリコントローラ142とのI/
Fポート211への接続要求として、到着順に自バッフ
ァ内(アービトレーション部205のバッファ内)に格
納し、このバッファ内に格納された接続要求に基づいて
アービトレーションを行い、メモリコントローラ142
とのI/Fポート211への接続権を決定するアービト
レーション部205を有する。接続が行われると、接続
された経路で以後のデータ等の転送が両方向で行われ
る。本実施例では、チャネルI/F部111またはディ
スクI/F部112とのI/Fポート210の数を4
つ、メモリコントローラ142とのI/Fポート211
の数を4つとした。ここで、I/Fポートの数は一実施
例に過ぎず、上記に限定するものではない。
【0016】図12は、アドレス・コマンド(adr、
cmd)解析部203及びアービトレーション部205
の詳細構成について示している。アドレス・コマンド
(adr、cmd)解析部203は、チャネルI/F部
111、またはディスクI/F部112とのI/Fポー
ト210の数に相当する4つのバッファ220を有し、
バッファ内に各I/Fポート210からのアドレス(a
dr)及びコマンド(cmd)を格納する。アドレスは
長さが4バイトで最初の1バイトに出力ポート番号(p
ort No.)が示されている。コマンドは長さが4
バイトで最初の1バイトにデータ長が示されている。p
ort No.抽出部221では、アドレスから出力ポ
ート番号を取り出す。本実施例では、port0、1、
2、3に“000”、“001”、“010”、“01
1”をそれぞれ割り当てた。データ長抽出部222で
は、コマンドからデータ長を取り出す。
【0017】メモリコントローラ選択部223では、管
理しているメモリモジュール143のアドレスが隣り合
っている2つのメモリコントローラ142に、アクセス
がまたがるかどうかを、アクセス開始アドレスとデータ
長から判断する。使用port決定部224では、アク
セスが2つのメモリコントローラ142にまたがらない
ない場合には、port No.をそのまま出力し、ま
たがる場合それを示す“100”〜“111”の4種類
のコードを出力する。本実施例では、アクセスが最大2
つのメモリコントローラ142にまたがるように、転送
するデータ長とメモリコントローラ142が管理するメ
モリモジュール143のアドレス領域の関係を決めた。
したがって、4つのメモリコントローラ142の中で2
つのメモリコントローラ142にまたがる組み合わせは
4種類となる。このことから、アクセスが2つのメモリ
コントローラ142にまたがる場合に、使用port決
定部223が出力するコードを、“100”〜“11
1”の4種類とした。
【0018】アービトレーション部205では、まずア
ドレス・コマンド(adr、cmd)解析部203から
出力されたport No.を到着順にバッファ226
内の管理テーブル225に登録する。次に、管理テーブ
ル224の先頭から取り出した要求port No.
と、バッファ227から取り出した使用中のport
No.を比較器228で比較する。port No.が
異なる場合、その番号をセレクタ切り替え信号SEL0
〜3としてマルチプレクサ206へ出力し、バッファ2
26へ管理テーブル225内のキューの順番を1つ進め
るように指示する。port No.が等しい場合、要
求ポートが空くまで待機する。ここで、アドレス、コマ
ンドの長さ、アドレスまたはコマンド内のportN
o.またはデータ長がそれぞれ示されている場所、使用
port No.へのビットの割り当て方は一実施例に
過ぎず、上記に限定するものではない。
【0019】次に、マルチプレクサ部140での処理の
手順について述べる。図6は、チャネルI/F部111
またはディスクI/F部112とのI/Fポート210
の内の1つにおける処理フローを示している。まず、ス
テップ301で、チャネルI/F部111またはディス
クI/F部112内の共有メモリ(SM)アクセス回路
からアクセス要求(REQ ON)が来るまで待機す
る。アクセス要求が来たら、ステップ302でアドレス
(adr)及びコマンド(cmd)を解析する。ステッ
プ303でアドレス(adr)、コマンド(cmd)に
エラーがないかどうかチェックし、エラーがあった場合
ステップ315でエラー処理を行い、ステップ301の
アクセス要求待機状態に戻る。
【0020】エラーがなかった場合、ステップ304
で、メモリコントローラ142とのI/Fポート211
への接続要求として、キューに登録する。そして、その
キューの内容に基づいてアービトレーションを行う。ア
ービトレーションでは早い者勝ちの制御を行う。ステッ
プ305で、要求したメモリコントローラ142とのI
/Fポート211が獲得できるまで待機する。獲得でき
たら、ステップ306でマルチプレクサ206を切り替
えて要求を出したI/Fポート210と獲得したI/F
ポート211を接続する。
【0021】次に、ステップ307でメモリコントロー
ラ(MEM con)142へアクセス要求(REQ O
N)を出し、アドレス(adr)とコマンド(cmd)
を送出する。ステップ308で、メモリコントローラ
(MEM con)142からアクセス承認(ACK O
N)が返ってくるまで待機する。アクセス承認(ACK
ON)が返ってきたら、ステップ309でチャネルI
/F部111またはディスクI/F部112内の共有メ
モリ(SM)アクセス回路へアクセス承認(ACK O
N)を返す。ステップ310で、データの書き込み時は
共有メモリ(SM)アクセス回路から送られてきたデー
タをメモリコントローラ142へ送信する。また、デー
タの読み出し時はメモリコントローラ142から送られ
てきたデータを共有メモリ(SM)アクセス回路へ送信
する。
【0022】その際、ステップ311でエラーのチェッ
クを行う。エラーを発見した場合、ステップ315でエ
ラー処理を行い、ステップ301のアクセス要求待機状
態へ戻る。エラーが無い場合、ステップ312でステー
タス(Status)が届くのをチェックし、ステータ
ス(Status)が届くまでデータを送信する。ステ
ータス(Status)が届いたら、ステップ313で
メモリコントローラ142へアクセス承認(ACK O
N)を取り下げるように指示し、ステップ301のアク
セス要求待機状態に戻る。
【0023】上記のように、共有メモリ部114を複数
のメモリコントローラ142とそれに繋がる複数のメモ
リモジュール143から構成することにより、共有メモ
リ部114へ接続された複数のアクセスパスからのアク
セス要求の内、少なくともメモリコントローラ142の
数だけの要求に独立に対応することが可能となる。ま
た、メモリコントローラ142に繋がる複数のメモリモ
ジュール143を独立に制御するようにメモリコントロ
ーラ142を構成すれば(これは、例えば複数のメモリ
コントローラを1つのLSIの中に実装すれば可能とな
る)、メモリコントローラ142の数にコントローラが
独立に制御可能なメモリモジュール143の数を乗じた
数だけのアクセス要求に独立に対応可能となる。
【0024】ここで、上記個数は一実施例に過ぎず、個
数を上記に限定するものではない。上記個数は、共有メ
モリ部に要求されるスループット及び共有メモリ部を実
装するパッケージ内に実装できるLSIの個数によって
決定される。また上記のように、メモリコントローラ1
42をマルチプレクサ部140を介してチャネルI/F
部111またはディスクI/F部112に接続すること
により、共有メモリ部114に繋がる複数のアクセスパ
ス1 135から共有メモリ部114へのアクセス要求
を複数のメモリコントローラ142に効率よく振り分け
ることが可能となる。特に、共有メモリ部114に繋が
るアクセスパス1 135の数がメモリコントローラの
数と異なる場合、両者間の接続を効率よく制御すること
が可能となる。
【0025】《実施例2》図13に、本発明の他の実施
例を示す。ディスクアレイ制御装置1は、チャネルI/
F部111と、ディスクI/F部112と、共有メモリ
部114とアクセスパス0 135かから構成される。
【0026】図14に示すように、チャネルI/F11
1は、ホストコンピュータとの2つのI/F(ホストI
/F)51と、2つのマイクロプロセッサ50と、2つ
の共有メモリアクセス回路52と、共有メモリ部114
への8つのアクセスパスI/Fから構成される。データ
の書き込み時は、ホストI/F51は、ホストコンピュ
ータ101から送られてきたデータをパケットに分割し
て共有メモリアクセス回路52へ送出する。共有メモリ
アクセス回路52は、ホストI/F51から送られてく
る複数のパケットを4つのアクセスパスを使用して共有
メモリ部114へ送出する。データの読み出し時は、共
有メモリアクセス回路52は、共有メモリ部114から
送られてきた複数のパケットをホストI/F51へ送出
する。ホストI/F51は、共有メモリアクセス回路5
2から送られてきた複数のパケットを1つのデータにま
とめ、ホストコンピュータ101へ送出する。
【0027】マイクロプロセッサ50は、ホストI/F
51および共有メモリアクセス回路52でのデータの送
受信を制御する。ディスクI/F部112は、複数の磁
気ディスク装置120との2つのI/F(ドライブI
F)と、2つのマイクロプロセッサと、共有メモリ部1
14への2つのアクセス回路と、共有メモリ部114へ
の8つのアクセスパスI/Fから構成されている。図1
4に示すホストI/F51をドライブIFで置き換えた
構成となる。データの書き込みおよび読み出し時には、
チャネルI/F部111の説明で述べた処理と少なくと
も同様の処理が行われる。ここで、上記に示した個数は
一実施例に過ぎず、上記のように限定するものではな
い。共有メモリ部114は、磁気ディスク装置120へ
記録するデータや、そのデータ管理情報及びディスクア
レイ制御装置1の制御情報などの管理情報を格納する。
【0028】システム性能のバランスをとるためには、
チャネルI/F部111及びディスクI/F部112か
ら共有メモリ部114へのアクセスパスのスループット
を、ホストI/F及びドライブI/Fのスループット以
上にする必要がある。ホストI/F及びドライブI/F
としては、今後はファイバーチャネル等のスループット
が100MB/s以上の高速のI/Fが使用されること
が多くなると考えられる。しかし、例えば実装上の制約
等により1本アクセスパスのスループットをホストI/
FあるいはドライブI/Fのスループット以上にできな
い場合、図13に示すように、1つのチャネルI/F部
111あるいは1つのディスクI/F部112と、1つ
の共有メモリ部114の間を複数のアクセスパスで繋
ぎ、それらを並列に動作させることにより、アクセスパ
スのスループットをホストI/FあるいはドライブI/
Fのスループット以上にすることが可能となる。
【0029】《実施例3》図9に、本発明の他の一実施
例を示す。ディスクアレイ制御装置4は、チャネルI/
F部111、ディスクI/F部112、セレクタ部11
3、共有メモリ部114と、アクセスパス0 135、
アクセスパス1 136から構成される。チャネルI/
F部111は、ホストコンピュータとの少なくとも1つ
のI/F、少なくとも1つのマイクロプロセッサ、共有
メモリ部114への少なくとも1つのアクセス回路と、
共有メモリ部114への少なくとも1つのアクセスパス
I/F(いずれも図示していない)から構成されてお
り、ホストコンピュータ101と共有メモリ部114間
のデータ転送を実行する。ディスクI/F部112は、
複数の磁気ディスク装置120との少なくとも1つのI
/F、少なくとも1つのマイクロプロセッサ、共有メモ
リ部114への少なくとも1つのアクセス回路と、共有
メモリ部114への少なくとも1つのアクセスパスI/
F(いずれも図示していない)から構成されており、複
数の磁気ディスク装置120と共有メモリ部114間の
データ転送を実行する。共有メモリ部114は、磁気デ
ィスク装置120へ記録するデータや、そのデータの管
理情報及びディスクアレイ制御装置1の制御情報などの
管理情報を格納する。
【0030】セレクタ部113には、2つのチャネルI
/F部111、2つのディスクI/F部112からそれ
ぞれ1本ずつ、計4本のアクセスパス0 135が接続
されている。また、セレクタ部113には、2つの共有
メモリ部114へのアクセスパス1136が1本ずつ、
計2本接続されている。これら1つのセレクタ部113
とそれに繋がる2つのチャネルI/F部111及び2つ
のディスクI/F部112で1つのグループを形成し、
セレクタグループ150と呼ぶ。本実施例では、ディス
クアレイ制御装置1が4つのセレクタグループ150を
有する。上記のようなアクセスパス数の関係があるた
め、セレクタ部113ではチャネルI/F部111及び
ディスクI/F部112からの4本のアクセスパス0
135からの要求の内、共有メモリ部114へのアクセ
スパス1 136の数に相当する2個だけを選択して実
行する機能を持つ。ここで、上記個数は一実施例に過ぎ
ず、個数を上記に限定するものではない。
【0031】1つのセレクタ部113から共有メモリ部
114へ接続されるアクセスパスの数を、チャネルI/
F部111及びディスクI/F部112から1つのセレ
クタ部113に接続されるアクセスパスの数より少なく
し、チャネルI/F部111とディスクI/F部112
の合計数よりもセレクタ部113の数が少なくなるよう
に上記個数を設定することにより、共有メモリ部114
それぞれへ接続されるアクセスパス数を削減することが
できる。これにより、共有メモリ部のLSIピンネック
及びパッケージのコネクタネックという問題が生じた場
合、LSIピンネック及びパッケージのコネクタネック
を解消することが可能となる。
【0032】《実施例4》図9に示す構成のディスクア
レイ制御装置4の共有メモリ部114を、図10に示す
ように、磁気ディスク装置120のデータを一時的に格
納するキャッシュメモリ部115と、キャッシュメモリ
部115及び前記ディスクアレイ制御装置5に関する制
御情報を格納する共有メモリ部114に物理的に分割す
る。そして、キャッシュメモリ部115に繋がるセレク
タ部(CMセレクタ部)123と、共有メモリ部114
に繋がるセレクタ部(SMセレクタ部)113を物理的
に独立させ、チャネルI/F部111、及びディスクI
/F部112から、キャッシュメモリ部115、または
共有メモリ部114へのアクセスパス0 135及びア
クセスパス1 136を物理的に独立させる。そして、
共有メモリ部114及びキャッシュメモリ部115を実
施例2と同じように構成する。
【0033】これよって、共有メモリ部114とキャッ
シュメモリ部115それぞれに要求される性能に見合う
だけのメモリコントローラ142及びメモリモジュール
143の数を、それぞれ独立に設定することが可能とな
る。また、図11に示すように、共有メモリ部114、
及びキャッシュメモリ部115を、各々物理的に独立し
た共有メモリ部114間、及びキャッシュメモリ部11
5間で二重化して、二重化領域160を形成する。すな
わち、2個の共有メモリ部114を2重化した場合には
各共有メモリ部に同一のデータが書き込まれる。また、
各共有メモリ部全体を二重化したり、各共有メモリ部の
一部分を二重化したりすることができる。これにより、
一方のメモリ部に障害が発生した場合、他方のメモリ部
でシステムの運転を続けることが可能となるため、耐障
害性が向上する。本実施例を実施例1に示すディスクア
レイ制御装置1に適用しても何ら問題はなく、本実施例
と同様の効果が得られる。
【0034】《実施例5》図7は、実施例4のディスク
アレイ制御装置4における、チャネルI/F部111ま
たはディスクI/F部112内の共有メモリ(SM)ア
クセス回路またはキャッシュメモリ(CM)アクセス回
路から、共有メモリ部114またはキャッシュメモリ部
115内のメモリコントローラ142へデータの書き込
みを行うときの処理の流れを示している。データの書き
込み時は、ステップ501でSMまたはCMアクセス回
路からセレクタ部113または123へアクセス要求
(REQ)を出し、続けてステップ502、503でア
ドレス(ADR)、コマンド(CMD)を送出する。セ
レクタ部113または123では、ステップ502、5
03でアドレス(ADR)、コマンド(CMD)を受け
取ると、複数のマルチプレクサ部140の内のどれにア
クセスするかをアドレス(ADR)、コマンド(CM
D)から割り出し、当該マルチプレクサ部140への出
力ポートのキューに接続要求を登録する。次に、ステッ
プ504でアービトレーションを行い、要求ポートへの
接続が許可されると、ステップ505でセレクタを切り
替えて共有メモリ部114またはキャッシュメモリ部1
15内のマルチプレクサ部140へのポートを割り当て
る。ステップ506で、セレクタ部113または123
からマルチプレクサ部140へアクセス要求(REQ)
を出し、続けてステップ507、509でアドレス(A
DR)、コマンド(CMD)を送出する。
【0035】マルチプレクサ部140では、ステップ5
07、509でアドレス(ADR)、コマンド(CM
D)を受け取ると、複数のメモリコントローラ142の
内のどれにアクセスするかをアドレス(ADR)、コマ
ンド(CMD)から割り出し、当該メモリコントローラ
142への出力ポートのキューに接続要求を登録する。
次に、ステップ508でアービトレーションを行い、要
求ポートへの接続が許可されると、ステップ510でマ
ルチプレクサを切り替えて当該メモリコントローラ14
2へのポートを割り当てる。ステップ511で、マルチ
プレクサ部140からメモリコントローラ142へアク
セス要求(REQ)を出し、続けてステップ512、5
14でアドレス(ADR)、コマンド(CMD)を送出
する。
【0036】共有メモリ部114またはキャッシュメモ
リ部115内のメモリコントローラ部142では、ステ
ップ512でアドレス(ADR)を受け取ると、ステッ
プ513でアクセスするメモリモジュールの選択を行
い、選択後、ステップ515でマルチプレクサ部14
0、セレクタ部113または123を経由してSMまた
はCMアクセス回路へアクセス承認(ACK ON)を
返す。SMまたはCMアクセス回路はACK ONを受
けたら、ステップ516でデータを送出する。共有メモ
リ部114またはキャッシュメモリ部115内のメモリ
コントローラ142はデータを全て受け取ったら、ステ
ップ517で後処理を行い、ステップ518でマルチプ
レクサ部140、セレクタ部113または123を経由
してSMまたはCMアクセス回路へステータス(STA
TUS)を返す。マルチプレクサ部140はSTATU
Sを受けたら、ステップ519でメモリコントローラ1
42へアクセス承認を取り下げる(ACK OFF)よ
うに指示する。セレクタ部113または123はSTA
TUSを受けたら、ステップ520でマルチプレクサ部
140へアクセス承認を取り下げる(ACK OFF)
ように指示する。SMまたはCMアクセス回路はSTA
TUSを受けたら、ステップ521でセレクタ部113
へアクセス承認を取り下げる(ACK OFF)ように
指示する。実施例1のディスクアレイ制御装置1におい
て本実施例を適用する場合は、セレクタ部での処理を省
略すればよい。
【0037】図8は、実施例4のディスクアレイ制御装
置4における、チャネルI/F部111またはディスク
I/F部112内の共有メモリアクセス回路へメモリコ
ントローラ142から、またはチャネルI/F部111
またはディスクI/F部112内のキャッシュメモリア
クセス回路へメモリコントローラ142からデータの読
み出しを行うときの処理の流れを示している。データの
読み出し時の処理ステップ601〜615までは、デー
タの書き込み時の処理ステップ501〜515までと同
じである。
【0038】その後、共有メモリ部114またはキャッ
シュメモリ部115内のメモリコントローラ142にお
いて、ステップ616で読み出しの前処理を行う。ステ
ップ617で、マルチプレクサ部140、セレクタ部1
13または123を経由してSMまたはCMアクセス回
路へデータを送出する。データの送出が終了したら、共
有メモリ部114またはキャッシュメモリ部115内の
メモリコントローラ142において、ステップ618で
後処理を行い、ステップ619でマルチプレクサ部14
0、セレクタ部113または123を経由してSMまた
はCMアクセス回路へSTATUSを返す。マルチプレ
クサ部140はSTATUSを受けたら、ステップ62
0でメモリコントローラ142へアクセス承認を取り下
げる(ACK OFF)ように指示する。セレクタ部1
13または123はSTATUSを受けたら、ステップ
621でマルチプレクサ部140へアクセス承認を取り
下げる(ACK OFF)ように指示する。SMまたは
CMアクセス回路はSTATUSを受けたら、ステップ
622でセレクタ部113へアクセス承認を取り下げる
(ACK OFF)ように指示する。実施例1のディス
クアレイ制御装置1において本実施例を適用する場合
は、セレクタ部での処理を省略すればよい。
【0039】上記のように、チャネルI/F部111、
またはディスクI/F部112から、共有メモリ部11
4またはキャッシュメモリ部115内のメモリコントロ
ーラ142へのアクセスの際に、最初にアドレスとコマ
ンドを連続して送出し、メモリコントローラ142まで
のアクセスパスが確立した(ステップ515または61
5)後、データを送出することによって、セレクタ部1
13または123及びマルチプレクサ部140におい
て、転送データをバッファリングする必要がなくなり、
セレクタ部113または123及びマルチプレクサ部1
40での制御が簡単化され、メモリへのアクセススルー
プットの向上が可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、チャネルI/F部及び
ディスクI/F部から共有メモリ部へのアクセスパス数
の増加に伴う内部パススループットの増加に対応して、
ディスクアレイ制御装置の共有メモリ部内のスループッ
トを向上することが可能となる。それによって、ディス
クアレイ制御装置全体のデータ転送のスループットを向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクアレイ制御装置の構成を
示す図である。
【図2】従来のディスクアレイ制御装置の構成を示す図
である。
【図3】従来のディスクアレイ制御装置の構成を示す図
である。
【図4】本発明によるディスクアレイ制御装置内の共有
メモリ部の構成を示す図である。
【図5】本発明によるディスクアレイ制御装置内のマル
チプレクサ部の構成を示す図である。
【図6】マルチプレクサ部での動作フローを示す図であ
る。
【図7】共有メモリ部またはキャッシュメモリ部へデー
タの書き込みを行うときのシーケンスを示す図である。
【図8】共有メモリ部またはキャッシュメモリ部からデ
ータの読み出しを行うときのシーケンスを示す図であ
る。
【図9】本発明によるディスクアレイ制御装置の他の構
成を示す図である。
【図10】本発明によるディスクアレイ制御装置の他の
構成を示す図である。
【図11】本発明によるディスクアレイ制御装置の他の
構成を示す図である。
【図12】本発明によるディスクアレイ制御装置内のマ
ルチプレクサ部の詳細構成を示す図である。
【図13】本発明によるディスクアレイ制御装置の他の
構成を示す図である。
【図14】チャネルI/F部の構成を示す図である。
【図15】チャネルI/F部の他の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、4、5、6 ディスクアレイ制御装置 50 マイクロプロセッサ 51 ホストI/F 52 共有メモリアクセス回路 101 ホストコンピュータ 111 チャネルI/F部 112 ディスクI/F部 113 セレクタ部(SMセレクタ部) 114 共有メモリ部 115 キャッシュメモリ部 120 磁気ディスク装置 123 CMセレクタ部 135 アクセスパス0 136 アクセスパス1 140 マルチプレクサ部 141 メモリ部 142 メモリコントローラ 143 メモリもジュール 150 セレクタグループ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとのインターフェー
    ス部と、複数の磁気ディスク装置とのインターフェース
    部と、前記ホストコンピュータからの入出力要求を処理
    するための制御情報を格納する共有メモリ部とを有する
    ディスクアレイ制御装置であって、 前記共有メモリ部は、マルチプレクサと、該マルチプレ
    クサに繋がるメモリコントローラと、該メモリコントロ
    ーラに繋がるメモリモジュールとを有しており、前記メ
    モリコントローラは前記マルチプレクサを介して前記ホ
    ストコンピュータとのインターフェース部、または前記
    複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部に接続
    されていることを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータとのインターフェー
    ス部と、複数の磁気ディスク装置とのインターフェース
    部と、前記ホストコンピュータからの入出力要求を処理
    するための制御情報を格納する共有メモリ部とを有する
    ディスクアレイ制御装置であって、 前記ホストコンピュータとのインターフェース部と、及
    び前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    とは、前記共有メモリ部と複数のアクセスパスで接続さ
    れており、前記共有メモリ部は、マルチプレクサと、該
    マルチプレクサに繋がるメモリコントローラと、該メモ
    リコントローラに繋がるメモリモジュールとを有してお
    り、前記メモリコントローラは前記マルチプレクサを介
    して前記ホストコンピュータとのインターフェース部、
    または前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェー
    ス部に接続されていることを特徴とするディスクアレイ
    制御装置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータとのインターフェー
    ス部と、複数の磁気ディスク装置との1つ以上のインタ
    ーフェース部と、前記ホストコンピュータからの入出力
    要求を処理するための制御情報を格納する共有メモリ部
    とを有するディスクアレイ制御装置であって、 前記ホストコンピュータとのインターフェース部、また
    は前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    と前記共有メモリ部とに接続されたセレクタを有し、前
    記ホストコンピュータとのインターフェース部、または
    前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部と
    前記セレクタ間と、前記セレクタと前記共有メモリ部間
    はアクセスパスにより接続されており、前記共有メモリ
    部は、マルチプレクサと、該マルチプレクサに繋がるメ
    モリコントローラと、該メモリコントローラに繋がるメ
    モリモジュールとを有しており、前記メモリコントロー
    ラは前記マルチプレクサを介して前記セレクタに接続さ
    れていることを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかの請求
    項記載のディスクアレイ制御装置において、 前記共有メモリ部は、物理的に独立した複数の共有メモ
    リを有し、該複数の共有メモリで二重化されていること
    を特徴とするディスクアレイ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかの請求
    項記載のディスクアレイ制御装置において、 前記ホストコンピュータとのインターフェース部、また
    は前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    から、前記共有メモリ部へのアクセスの際に、最初にア
    ドレスとコマンドを連続して送出し、前記共有メモリ部
    までのアクセスパスが確立した後に、データを送出する
    ことを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載のディスク
    アレイ制御装置において、 磁気ディスク装置に格納されるデータを一時的に格納す
    るキャッシュメモリ部を有し、前記ホストコンピュータ
    とのインターフェース部、及び前記複数の磁気ディスク
    装置とのインターフェース部から前記キャッシュメモリ
    部へのアクセスパスと、前記ホストコンピュータとのイ
    ンターフェース部及び前記複数の磁気ディスク装置との
    インターフェース部から前記共有メモリ部へのアクセス
    パスとが物理的に独立していることを特徴とするディス
    クアレイ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のディスクアレイ制御装置
    において、 磁気ディスク装置に格納されるデータを一時的に格納す
    るキャッシュメモリ部と、前記ホストコンピュータとの
    インターフェース部、または前記複数の磁気ディスク装
    置とのインターフェース部と前記キャッシュメモリ部と
    に接続され前記共有メモリ部に接続された前記セレクタ
    と物理的に独立したセレクタとを有し、前記ホストコン
    ピュータとのインターフェース部、及び前記複数の磁気
    ディスク装置とのインターフェース部から、前記キャッ
    シュメモリ部及び前記共有メモリ部へのアクセスパスが
    それぞれ物理的に独立していることを特徴とするディス
    クアレイ制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載のディスク
    アレイ制御装置において、 前記共有メモリ部は複数の共有メモリを有し、該複数の
    共有メモリで二重化され、前記キャッシュメモリ部は複
    数のキャッシュメモリを有し、該複数のキャッシュメモ
    リで二重化されていることを特徴とするディスクアレイ
    制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれかの請求
    項記載のディスクアレイ制御装置において、 前記ホストコンピュータとのインターフェース部、また
    は前記複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    から、前記共有メモリ部、または前記キャッシュメモリ
    部へのアクセスの際に、最初にアドレスとコマンドを連
    続して送出し、前記共有メモリ部、または前記キャッシ
    ュメモリ部までのアクセスパスが確立した後に、データ
    を送出することを特徴とするディスクアレイ制御装置。
  10. 【請求項10】 ホストコンピュータとのインターフェ
    ース部と、複数の磁気ディスク装置とのインターフェー
    ス部と、前記ホストコンピュータからの入出力要求を処
    理するための制御情報を格納する共有メモリ部とを有す
    るディスクアレイ制御装置において、 前記共有メモリ部は、マルチプレクサと、該マルチプレ
    クサに接続された複数のメモリコントローラと、該複数
    のメモリコントローラの各メモリコントローラに接続さ
    れたメモリモジュールとを有し、 前記複数のメモリコントローラは、前記マルチプレクサ
    を介して前記ホストコンピュータとのインターフェース
    部又は複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    に接続されており、互いに独立して動作することを特徴
    とするディスクアレイ制御装置。
  11. 【請求項11】 複数の磁気ディスク装置と、 ホストコンピュータとのインターフェース部と、前記複
    数の磁気ディスク装置とのインターフェース部と、前記
    ホストコンピュータからの入出力要求を処理するための
    制御情報を格納する共有メモリ部とを有するディスクア
    レイ制御装置とを備えるディスクアレイにおいて、 前記共有メモリ部は、マルチプレクサと、該マルチプレ
    クサに接続されたメモリコントローラと、該メモリコン
    トローラに接続されたメモリモジュールとを有し、 前記メモリコントローラは、前記マルチプレクサを介し
    て前記ホストコンピュータとのインターフェース部又は
    複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部に接続
    されていることを特徴とするディスクアレイ。
  12. 【請求項12】 複数の磁気ディスク装置と、ホストコ
    ンピュータとのインターフェース部と、前記複数の磁気
    ディスク装置とのインターフェース部と、前記ホストコ
    ンピュータからの入出力要求を処理するための制御情報
    を格納する共有メモリ部とを有するディスクアレイ制御
    装置とを備えるディスクアレイにおいて、 前記共有メモリ部は、マルチプレクサと、該マルチプレ
    クサに接続された複数のメモリコントローラと、該複数
    のメモリコントローラの各メモリコントローラに接続さ
    れたメモリモジュールとを有し、 前記複数のメモリコントローラは、前記マルチプレクサ
    を介して前記ホストコンピュータとのインターフェース
    部又は複数の磁気ディスク装置とのインターフェース部
    に接続されており、互いに独立して動作することを特徴
    とするディスクアレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7073022B2 (en) 2002-05-23 2006-07-04 International Business Machines Corporation Serial interface for a data storage array

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