JP2000010873A - メモリテスト装置及びメモリテスト方法 - Google Patents

メモリテスト装置及びメモリテスト方法

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JP2000010873A
JP2000010873A JP11003477A JP347799A JP2000010873A JP 2000010873 A JP2000010873 A JP 2000010873A JP 11003477 A JP11003477 A JP 11003477A JP 347799 A JP347799 A JP 347799A JP 2000010873 A JP2000010873 A JP 2000010873A
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JP
Japan
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memory
test pattern
test
pattern
data
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JP11003477A
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English (en)
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Yukio Nakamoto
幸夫 中本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常、メモリ19とデータバス制御器18を
接続するデータ入出力バス18bのバス幅よりデータピ
ン14のピン幅が狭いため、メモリ19がデータ入出力
バス18bのバス幅に合わせてテストパターン信号を読
み込んでも、テストパターン信号を分割しなければ、テ
スタ2にテストパターン信号を送信することができず、
メモリ19のテストを高速に実施することができない課
題があった。 【解決手段】 テストパターンの読込要求にしたがって
メモリ30がテストパターンをデータ入出力バス29b
に出力すると、そのデータ入出力バス29bからテスト
パターン信号を入力し、そのテストパターン信号と期待
値を比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、欠陥ビットの存
在の有無を判定するメモリテスト装置及びメモリテスト
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のメモリテスト装置を示す構
成図であり、図において、1はテスト対象のメモリ19
を搭載するチップ、2はチップ1に搭載されたメモリ1
9をテストするテスタ、3はデータパターン等を格納す
るパターンプログラム格納メモリ、4はメモリ19にテ
ストパターンを書き込む場合には、テストパターンの書
込要求を制御レベル生成器5に出力するとともに、テス
トパターンの書込アドレスをアドレスレベル生成器6に
出力し、メモリ19からテストパターンを読み込む場合
には、テストパターンの読込要求を制御レベル生成器5
に出力するとともに、テストパターンの読込アドレスを
アドレスレベル生成器6に出力するパターン発生器であ
り、また、パターン発生器4はテストパターンの書込要
求又は読込要求を出力する際、パターンプログラム格納
メモリ3からデータパターンを取得し、そのデータパタ
ーンにしたがってテストパターンをデータレベル生成比
較器7に出力する。
【0003】また、5はパターン発生器4から出力され
たテストパターンの書込要求又は読込要求を制御テスト
ピン9に出力する複数の制御レベル生成器、6はパター
ン発生器4から出力されたテストパターンの書込アドレ
ス又は読込アドレスをアドレステストピン10に出力す
る複数のアドレスレベル生成器、7はメモリ19にテス
トパターンを書き込む際に、パターン発生器4からテス
トパターンが出力されると、そのテストパターンに対応
するHレベル又はLレベルの信号(以下、テストパター
ンに対応するHレベル又はLレベルの信号を「テストパ
ターン信号」と称する)をデータテストピン11に出力
する一方、メモリ19にテストパターンを読み込む際
に、パターン発生器4からテストパターンが出力される
と、そのテストパターンに対応する期待値(Hレベルま
たはLレベルの値)を生成するとともに、データテスト
ピン11の信号レベルを期待値と比較する複数のデータ
レベル生成比較器である。
【0004】また、8は各データレベル生成比較器7の
比較結果を入力して、欠陥ビットの存在の有無を判定す
る総合判定器、9はチップ1の制御ピン12と接続され
たテスタ2の制御テストピン、10はチップ1のアドレ
スピン13と接続されたテスタ2のアドレステストピ
ン、11はチップ1のデータピン14と接続されたテス
タ2のデータテストピン、12はテスタ2の制御テスト
ピン9と接続されたチップ1の制御ピン、13はテスタ
2のアドレステストピン10と接続されたチップ1のア
ドレスピン、14はテスタ2のデータテストピン11と
接続されたチップ1のデータピンである。
【0005】また、15はチップ1のCPU、16はテ
スタ2から制御テストピン9及び制御ピン12を介して
テストパターンの書込要求又は読込要求を入力すると、
その書込要求又は読込要求をメモリ19に出力するとと
もに、テストパターンの書込アドレス又は読込アドレス
をメモリ19に対して出力すべき指示をアドレス制御器
17に出力し、また、テストパターンの転送方向をデー
タバス制御器18に指示するバス制御器、17はバス制
御器16の指示の下、アドレスピン13からテストパタ
ーンの書込アドレス又は読込アドレスを入力し、その書
込アドレス又は読込アドレスをメモリ19に出力するア
ドレス制御器、18はバス制御器16の指示の下、テス
トパターンの転送方向を制御するデータバス制御器、1
9はバス制御器16からテストパターンの書込要求を受
けると、データピン14からテストパターン信号を入力
し、そのテストパターン信号をアドレス制御器17から
出力された書込アドレスに書き込む一方、バス制御器1
6からテストパターンの読込要求を受けると、アドレス
制御器17から出力された読込アドレスに格納されたテ
ストパターン信号を読み込み、そのテストパターン信号
をデータピン14に出力するメモリ、20はテスト結果
ピンである。
【0006】次に動作について説明する。メモリ19に
欠陥ビットが存在するか否かを確認するため、まず、メ
モリ19にテストパターンを書き込む処理を実施する。
具体的には、まず、パターン発生器4が、テストパター
ンをメモリ19に書き込む処理を実施することをチップ
1に認識させる必要があるため、テストパターンの書込
要求を制御レベル生成器5に出力するとともに、テスト
パターンの書込アドレスをアドレスレベル生成器6に出
力する。
【0007】これにより、制御レベル生成器5から制御
テストピン9及び制御ピン12を介してチップ1のバス
制御器16にテストパターンの書込要求が出力され、ア
ドレスレベル生成器6からアドレステストピン10及び
アドレスピン13を介してチップ1のアドレス制御器1
7にテストパターンの書込アドレスが出力されるが、そ
の際、メモリ19に書き込むテストパターンをチップ1
に出力する必要があるため、パターン発生器4は、パタ
ーンプログラム格納メモリ3からデータパターンを取得
し、そのデータパターンにしたがってテストパターンを
各データレベル生成比較器7に出力する。
【0008】そして、各データレベル生成比較器7は、
パターン発生器4からテストパターンが出力されると、
そのテストパターンに対応するHレベルまたはLレベル
の信号(テストパターン信号)をデータテストピン11
に出力する。ただし、各データレベル生成比較器7は、
各データテストピン11と一対一に接続されるため、例
えば、データテストピン11のピン数が16ピンの場合
には、データレベル生成比較器7は16個存在すること
になるが、この場合、テスタ2がチップ1に対して一度
に出力できるデータ数は16ビットになるため、例え
ば、128ビットの書き込みを実施したい場合には、テ
ストパターンを8回に分けて出力することになる(12
8ビット÷16ビット=8回)。
【0009】このようにして、テスタ2からテストパタ
ーンの書込要求,書込アドレス及びテストパターン信号
がチップ1に出力されると、バス制御器16が、テスト
パターンの書込要求をメモリ19に出力し、アドレス制
御器17が、テストパターンの書込アドレスをメモリ1
9に出力する。これにより、メモリ19は、データピン
14からテストパターン信号を入力する処理を繰り返し
8回実行し、そのテストパターン信号を書込アドレスに
書き込む処理を実施する。
【0010】メモリ19に対するテストパターンの書込
処理を完了すると、次に、メモリ19に格納されたテス
トパターンの読み込み処理を実施して、そのテストパタ
ーンが期待値と一致するか否かを判定する処理を実施す
る。具体的には、まず、パターン発生器4が、テストパ
ターンをメモリ19から読み込む処理を実施することを
チップ1に認識させる必要があるため、テストパターン
の読込要求を制御レベル生成器5に出力するとともに、
テストパターンの読込アドレスをアドレスレベル生成器
6に出力する。
【0011】これにより、制御レベル生成器5から制御
テストピン9及び制御ピン12を介してチップ1のバス
制御器16にテストパターンの読込要求が出力され、ア
ドレスレベル生成器6からアドレステストピン10及び
アドレスピン13を介してチップ1のアドレス制御器1
7にテストパターンの読込アドレスが出力されるが、そ
の際、メモリ19から読み込んだテストパターンが期待
値と一致するか否かを判定する必要があるため、パター
ン発生器4は、パターンプログラム格納メモリ3からデ
ータパターンを取得し、そのデータパターンにしたがっ
てテストパターンを各データレベル生成比較器7に出力
する。
【0012】そして、各データレベル生成比較器7は、
パターン発生器4からテストパターンが出力されると、
そのテストパターンに対応する期待値(Hレベルまたは
Lレベルの値)を生成する。
【0013】そして、テスタ2からテストパターンの読
込要求及び読込アドレスがチップ1に出力されると、バ
ス制御器16が、テストパターンの読込要求をメモリ1
9に出力し、アドレス制御器17が、テストパターンの
読込アドレスをメモリ19に出力する。これにより、メ
モリ19は、テストパターンの読込アドレスに格納され
たテストパターン信号を読み込み、そのテストパターン
信号をデータピン14に出力する。
【0014】ただし、各データピン14は、各データテ
ストピン11と一対一に接続されるため、例えば、デー
タテストピン11のピン数が16ピンの場合には、デー
タピン14のピン数も16ピンになるが、この場合、チ
ップ1がテスタ2に対して一度に出力できるデータ数は
16ビットになるため、例えば、128ビットの読み込
みを実施したい場合には、テストパターンを8回に分け
て出力することになる(128ビット÷16ビット=8
回)。
【0015】そして、データレベル生成比較器7は、チ
ップ1のメモリ19からテストパターン信号が出力され
ると、データテストピン11からテストパターン信号を
入力し、そのテストパターン信号と期待値を比較する。
ただし、テストパターンが128ビットのデータである
場合には、テストパターン信号の入力処理と比較処理を
繰り返し8回実行する。
【0016】そして、総合判定器8は、全データレベル
生成比較器7が、8回の比較処理において、テストパタ
ーン信号と期待値の一致を示す場合には、メモリ19に
欠陥ビットが存在しない旨を示す判定結果をテスト結果
ピン20に出力する。一方、8回の比較処理において、
何れかのデータレベル生成比較器7が、テストパターン
信号と期待値の不一致を示す場合には、メモリ19に欠
陥ビットが存在する旨を示す判定結果をテスト結果ピン
20に出力する。
【0017】なお、CPUとメモリがバスに接続された
システムにおいて、バス不使用時のバス故障を検出する
ために、テストパターン発生器と判定器をバスに接続す
る技術が特開平6−110724号公報に開示されてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリテスト装
置は以上のように構成されているので、メモリ19にお
ける欠陥ビットの存在の有無を判定することができる
が、通常、メモリ19とデータバス制御器18を接続す
るデータ入出力バス18bのバス幅よりデータピン14
のピン幅が狭いため、メモリ19がデータ入出力バス1
8bのバス幅に合わせてテストパターン信号を読み込ん
でも、テストパターン信号を分割しなければ、テスタ2
にテストパターン信号を送信することができず、メモリ
19のテストを高速に実施することができないなどの課
題があった。なお、チップ1のピン数を増加すれば、デ
ータピン14のピン幅がボトルネックになることはない
が、チップ1にはピン数を増加する設置スペースがな
く、現実的にはデータピン14を増加することは困難で
ある。また、テスタ2とチップ1間の通信速度を上げれ
ば、メモリ19のテストを高速に実施することができる
が、この場合、高価なテスタ2が必要となり、テスタ2
やチップ1のピンも高速化に対応できる高価なピンが必
要となる。また、テスタ2のピンとチップ1のピン間の
ノイズ対策を更に強化する必要も生じる。
【0019】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、チップのピン数を増加することな
く、メモリのテストを高速に実施することができるメモ
リテスト装置及びメモリテスト方法を得ることを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリテ
スト装置は、テストパターンを指定するためのテストパ
ターン関連データを発行する発行手段と、そのテストパ
ターン関連データによって指定されたテストパターンの
期待値を生成する期待値生成手段と、上記テストパター
ン関連データに応答して、テストパターンの読込要求を
メモリに発行するメモリ制御手段と、該テストパターン
の読込要求にしたがってメモリからデータ入出力バスを
介して上記テストパターンを読み出し、そのテストパタ
ーンと期待値を比較する比較手段とを備えたものであ
る。
【0021】この発明に係るメモリテスト装置は、上記
発行手段が上記テストパターン関連データとしてテスト
パターン番号を発行するパターン番号発行手段を備えた
ものである。
【0022】この発明に係るメモリテスト装置は、上記
発行手段が上記テストパターン関連データとしてデータ
パターンを発行するプログラム発行手段を備えたもので
ある。
【0023】この発明に係るメモリテスト装置は、さら
に、上記テストパターン番号に対応するテストパターン
を生成し、そのテストパターンをデータ入出力バスに出
力するテストパターン生成手段を備え、上記メモリ制御
手段は、上記パターン番号発行手段がテストパターン番
号を発行すると、テストパターンの書込要求をメモリに
発行するものである。
【0024】この発明に係るメモリテスト装置は、さら
に、上記データパターンにしたがってテストパターンを
生成し、そのテストパターンをデータ入出力バスに出力
するテストパターン生成手段を備え、上記メモリ制御手
段は、上記プログラム発行手段がデータパターンを発行
すると、テストパターンの書込要求をメモリに発行する
ものである。
【0025】この発明に係るメモリテスト装置は、メモ
リ制御手段がテストパターンの読込要求又は書込要求を
メモリに発行すると、データ入出力バスと内部データバ
ス間を切り離すバス切断手段を設けたものである。
【0026】この発明に係るメモリテスト装置は、比較
手段の比較結果が、すべてのテストパターンが期待値と
一致する旨を示す場合には、メモリに欠陥ビットが存在
しない旨を示す判定結果を出力し、期待値と一致しない
テストパターンがある旨を示す場合には、メモリに欠陥
ビットが存在する旨を示す判定結果を出力する総合判定
手段を設けたものである。
【0027】この発明に係るメモリテスト装置は、デー
タ出力バスを介して上記メモリの書込を実施するために
テストモードを設定する設定手段を設けたものである。
【0028】この発明に係るメモリテスト装置は、比較
手段の比較結果からメモリの欠陥ビットを特定する特定
手段を設けたものである。
【0029】この発明に係るメモリテスト装置は、特定
手段がメモリの欠陥ビットからLT救済アドレスを求め
るものである。
【0030】この発明に係るメモリテスト装置は、パタ
ーン番号発行手段がパターン番号発生手順記憶手段に基
づいてテストパターン番号を発行するものである。
【0031】この発明に係るメモリテスト装置は、上記
発行手段および上記テストパターン生成手段内の少なく
とも一部のデータパターンを修正する修正手段を設けた
ものである。
【0032】この発明に係るメモリテスト方法は、テス
トパターン関連データを発行するステップと、そのテス
トパターン関連データに指定されたテストパターンの期
待値を生成するステップと、上記テストパターン関連デ
ータに応答して、テストパターンの読込要求をメモリに
発行するステップと、該テストパターンの読込要求にし
たがってメモリからデータ入出力バスを介して上記テス
トパターンを入力し、そのテストパターンと期待値を比
較するステップとを備えたものである。
【0033】この発明に係るメモリテスト方法は、テス
トパターン関連データとしてテストパターン番号を発行
するステップと、そのテストパターン番号に対応するテ
ストパターンを生成し、そのテストパターンをデータ入
出力バスに出力するステップと、テストパターン書込要
求をメモリに発行するステップとを有するものである。
【0034】この発明に係るメモリテスト方法は、テス
トパターン関連データとしてデータパターンを発行する
ステップと、そのデータパターンにしたがってテストパ
ターンを生成して、そのテストパターンをデータ入出力
バスに出力するステップと、テストパターンの書込要求
をメモリに発行するステップとを有するものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形
態1によるメモリテスト装置を示す構成図であり、図に
おいて、21はテスト対象のメモリ30を搭載するチッ
プ、22はパターンプログラムやテストパターン番号を
含むライト命令等を格納するパターンプログラム格納メ
モリ(発行手段、パターン番号発行手段、プログラム発
行手段、パターン番号発生手順記憶手段)であり、パタ
ーンプログラムは、メモリテストの流れを制御するジャ
ンプ命令やループカウンタ命令等の処理制御命令と、C
PU23のレジスタ23aに格納されるテストパターン
の書込アドレス又は読込アドレスを制御するアドレス加
減算命令と、テストパターン番号を含むライト命令の発
行命令と、その他メモリテストに必要な命令とを格納す
る。23はパターンプログラム格納メモリ22により格
納されたパターンプログラムに記述された実行手順にし
たがって処理制御命令やアドレス加減算命令等を実行
し、特に、メモリ30にテストパターンを書き込む場合
又はメモリ30からテストパターンを読み込む場合、パ
ターンプログラムの発行命令にしたがってパターンプロ
グラム格納メモリ22からテストパターン番号を含むラ
イト命令を受信し、そのライト命令を発行するCPU
(発行手段、パターン番号発行手段、プログラム発行手
段)、23aは書込アドレス又は読込アドレス(アドレ
ス情報)を格納するレジスタ、24はCPU23がライ
ト命令を発行すると、CPU23のレジスタ23aに格
納された書込アドレス又は読込アドレスからCPU23
のアクセス対象を検出するアドレスデコーダ(メモリ制
御手段)である。
【0036】また、25はメモリテストの実施を指示す
るテスト実施信号を入力するメモリテストピン、26は
メモリテストピン25からテスト実施信号が入力され、
かつ、CPU23のアクセス対象としてメモリ30が選
択された旨を示す通知をアドレスデコーダ24から受け
ると、メモリ30に対するライト命令(テストパターン
の書込要求)又はリード命令(テストパターンの読込要
求)の発行をバス制御器27に指示するとともに、デー
タ入出力バス29bと内部データバス29a間の切り離
しをデータバス制御器29に指示し、また、ライト命令
に含まれるテストパターン番号に対応するデータパター
ンにしたがってテストパターンを出力するパターン発生
器(メモリ制御手段、バス切断手段、テストパターン生
成手段、期待値生成手段)である。
【0037】また、27はパターン発生器26の指示の
下、ライト命令又はリード命令をメモリ30に発行する
とともに、アドレス情報(書込アドレス又は読込アドレ
ス)をメモリ30に対して出力すべき指示をアドレス制
御器28に出力するバス制御器(メモリ制御手段)、2
8はバス制御器27の指示の下、内部アドレスバス28
aからアドレス情報を入力し、そのアドレス情報をメモ
リ30に出力するアドレス制御器(メモリ制御手段)、
29はパターン発生器26の指示の下、データ入出力バ
ス29bと内部データバス29a間を切り離すデータバ
ス制御器(バス切断手段)、30はバス制御器27から
ライト命令を受けると、データ入出力バス29bからテ
ストパターン信号を入力し、そのテストパターン信号を
アドレス制御器28から出力された書込アドレスに書き
込む一方、バス制御器27からリード命令を受けると、
アドレス制御器28から出力された読込アドレスに格納
されたテストパターン信号を読み込み、そのテストパタ
ーン信号をデータ入出力バス29bに出力するメモリ、
31は制御ピン、32はアドレスピン、33はデータピ
ンである。
【0038】また、34はパターン発生器26がライト
命令の発行をバス制御器27に指示すると、パターン発
生器26から出力されたテストパターンに対応するHレ
ベル又はLレベルの信号(テストパターン信号)をデー
タ入出力バス29bを介してメモリ30に出力する一
方、パターン発生器26がリード命令の発行をバス制御
器27に指示すると、パターン発生器26から出力され
たテストパターンに対応する期待値(HレベルまたはL
レベルの値)を生成するとともに、メモリ30から出力
されたテストパターン信号をデータ入出力バス29bか
ら入力し、そのテストパターン信号と期待値を比較する
複数のデータレベル生成比較器(テストパターン生成手
段、期待値生成手段、比較手段)である。
【0039】さらに、35は全データレベル生成比較器
34がテストパターン信号と期待値の一致を示す場合に
は、メモリ30に欠陥ビットが存在しない旨を示す判定
結果を総合判定ピン36に出力する一方、何れかのデー
タレベル生成比較器34がテストパターン信号と期待値
の不一致を示す場合には、メモリ30に欠陥ビットが存
在する旨を示す判定結果を総合判定ピン36に出力する
総合判定器(総合判定手段)、36は総合判定器35の
判定結果を出力する総合判定ピン、40はパターン発生
器26の内蔵メモリに格納されたデータパターン又はパ
ターンプログラム格納メモリ22に格納されたパターン
プログラムを修正するための修正手段である。修正手段
40については、実施の形態3で説明する。
【0040】次に、図1の各ブロックにおける信号およ
びデータの入出力について説明する。CPU23は、内
部制御バス27a、内部アドレスバス28aおよび内部
データバス29aの3種類のバスを備えている。これら
のバスを介して、CPU23は、パターンプログラム格
納メモリ22に内部パターンプログラム制御信号および
内部パターンプログラムアドレス信号を供給するととも
に、パターンプログラム格納メモリ22と内部パターン
プログラムデータの授受を行う。また、CPU23は、
パターン発生器26に内部データパターン制御信号およ
び内部データパターンアドレス信号を供給するととも
に、これと内部データパターンデータの授受を行う。さ
らに、CPU23は、バス制御器27およびアドレス制
御器28に内部制御バス27aおよび内部アドレスバス
28aを介して内部バス制御信号および内部アドレス信
号を供給するとともに、データバス制御器29と内部デ
ータバス29aを介して内部データの授受を行う。
【0041】アドレスデコーダ24は、内部アドレスバ
ス28aを介してCPU23からデコードアドレスを受
信し、内部制御バス27aを介してバス制御器27に選
択アドレスを供給する。バス制御器27には、さらに、
制御ピン31を介して外部バス制御信号が入力されてい
る。バス制御器27は、これらの入力信号によって、ア
ドレス制御器28にアドレス制御信号を供給し、データ
バス制御器29にデータ制御信号を供給し、メモリ30
にメモリ制御信号を供給する。アドレス制御器28に
は、内部アドレス信号およびアドレス制御信号の他に、
アドレスピン32を介して外部アドレス信号が供給され
ている。アドレス制御器28は、これらの信号によって
メモリ30にメモリアドレス信号を供給する。データバ
ス制御器29は、内部データの授受およびデータ制御信
号の受信の他に、データピン33を介して外部データの
授受を行い、これらによってメモリ30とメモリデータ
の授受を行う。
【0042】パターン発生器26には、CPU23から
の信号の他、メモリテストピン25からのメモリテスト
実施信号が供給される。この信号が供給されており、か
つCPU23がメモリ30をアクセス対象とした場合、
パターン発生器26は、バス制御器27にテストパター
ンの書込要求または読込要求を行い、次いで、データバ
ス制御器29にバスの強制切断を指示する。パターン発
生器26は、さらに、各データレベル生成比較器34に
テストパターンを供給するとともに、書込要求および読
込要求時にはその旨を知らせる情報を動作モード信号と
して供給する。データレベル生成比較器34は、テスト
パターン書込時には、テストパターンに対応するテスト
パターン信号をデータ入出力バス29bを介してメモリ
30に供給する一方、テストパターン読込時には、メモ
リ30から読み出したテストパターン信号をデータ入出
力バス29bを介して取り込む。さらに、データの比較
結果を総合判定器35に供給する。総合判定器35は総
合判定結果を総合判定ピン36から出力する。 なお、
図2及び図3はこの発明の実施の形態1によるメモリテ
スト方法を示すフローチャートである。
【0043】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、図示せぬPLL逓倍回路の作用により、1ク
ロックの外部クロックに対して、4クロックの内部クロ
ックを有するチップ21の動作を説明する。なお、メモ
リ30における書込又は読込の準備に要するセットアッ
プ時間として、内部クロックで12クロック(外部クロ
ックで3クロック)を要するものとする。
【0044】また、メモリ30にテストパターンを実際
に書込又は読込を実施するのに要する時間として、内部
クロックで2クロック(外部クロックで1/2クロッ
ク)を要するものとする。さらに、データピン33のピ
ン数は、図6の従来例と同様に16ピンとし、データ入
出力バス29bのバス幅は128ビットとする。
【0045】メモリ30に欠陥ビットが存在するか否か
を確認するため、まず、メモリ30にテストパターンを
書き込む処理を実施する。具体的には、まず、内部クロ
ックの1クロック目(外部クロックの1/4クロック
目)において、CPU23が、パターンプログラムの発
行命令にしたがってパターンプログラム格納メモリ22
からテストパターン番号を含むライト命令を受信する
(ステップST1)。 ライト命令=Write[(書込)テストパターン番
号]
【0046】そして、CPU23は、パターンプログラ
ム格納メモリ22からライト命令を受信すると、内部ク
ロックの2クロック目(外部クロックの2/4クロック
目)において、そのライト命令を構成するテストパター
ン番号を内部データバス29aに発行し、パターンプロ
グラムのアドレス加減算命令にしたがってレジスタ23
aに格納された書込アドレスを内部アドレスバス28a
に発行する(ステップST2)。
【0047】このようにして、CPU23が書込アドレ
スを内部アドレスバス28aに発行すると、アドレスデ
コーダ24が、その書込アドレスからCPU23がメモ
リ30をアクセス対象に選択したことを検出し、その旨
をパターン発生器26に通知する。そして、パターン発
生器26は、アドレスデコーダ24からその通知を受け
ると、メモリテストピン25からテスト実施信号が入力
されている場合、メモリ30に対してテストパターンの
書込処理を実行させるため、メモリ30に対するライト
命令(テストパターンの書込要求)の発行をバス制御器
27に指示する(ステップST3)。
【0048】これにより、バス制御器27からライト命
令がメモリ30に発行され、アドレス制御器28からテ
ストパターンの書込アドレスがメモリ30に発行(アド
レス制御器28は、バス制御器27の指示の下、内部ア
ドレスバス28aからテストパターンの書込アドレスを
入力し、その書込アドレスをメモリ30に出力する)さ
れるため(ステップST4)、メモリ30は書込処理の
準備処理の実施が可能になるが、メモリ30に書き込む
テストパターン信号をメモリ30に出力する必要がある
ため、パターン発生器26は、CPU23から出力され
たテストパターン番号を内部データバス29aから入力
し、そのテストパターン番号に対応するデータパターン
にしたがってテストパターンをデータレベル生成比較器
34に出力する(ステップST5)。
【0049】なお、データレベル生成比較器34は、図
示せぬ内部メモリに複数のデータパターンを記憶してお
り、内部データバス29aから入力されたテストパター
ン番号に対応するデータパターンを選択する。
【0050】そして、データレベル生成比較器34は、
パターン発生器26がライト命令の発行をバス制御器2
7に指示すると、パターン発生器26から出力されたテ
ストパターンに対応するHレベル又はLレベルの信号
(テストパターン信号)をデータ入出力バス29bを介
してメモリ30に出力する(ステップST6)。なお、
データ入出力バス29bのバス幅に合わせてテストパタ
ーン信号を出力することができるようにするため、12
8個のデータレベル生成比較器34がデータ入出力バス
29bに接続されている。従って、テストパターン信号
が128ビットのデータである場合には、1度にテスト
パターン信号をメモリ30に出力することができる。
【0051】これにより、内部クロックの3クロック目
(外部クロックの3/4クロック目)から内部クロック
の14クロック目(外部クロックの3+2/4クロック
目)まで、メモリ30はテストパターン信号の書込準備
処理を実施するが(ステップST8)、内部クロックの
3クロック目において、データバス制御器29がパター
ン発生器26の指示の下、データ入出力バス29bと内
部データバス29a間を切り離すので(ステップST
7)、CPU23は内部データバス29aに何らかのデ
ータを出力しても、そのデータがデータ入出力バス29
bに出力されたテストパターン信号と衝突する不具合が
避けられるようになる。従って、CPU23は、この時
点から次の動作のセットアップ(例えば、処理のループ
判断、次にアクセスする書込アドレスのセット)等を開
始することができる。
【0052】そして、メモリ30はテストパターン信号
の書込準備処理を完了すると、内部クロックの15クロ
ック目(外部クロックの3+3/4クロック目)から内
部クロックの16クロック目(外部クロックの4クロッ
ク目)まで、データ入出力バス29bに出力されたテス
トパターン信号を実際に書き込む処理を実施する(ステ
ップST9)。因みに、図6の従来例では、128ビッ
トのテストパターン信号を実際にメモリに書き込む時間
は、内部クロックで32クロック(外部クロックで8ク
ロック)を要する(テストパターンを8回に分けて出力
する必要がある為)。
【0053】この結果、テストパターンの書込要求の発
生から実際にメモリに書き込まれるまでに要する時間
は、図6の従来例では、内部クロックで44クロック
(外部クロックで11クロック)を要するが(メモリ動
作のセットアップに内部クロックで12クロック(外部
クロックで3クロック)かかり、更にデータの書き込み
に内部クロックで32クロック(外部クロックで8クロ
ック)かかる為)、この実施の形態1では、内部クロッ
クで16クロック(外部クロックで4クロック)で完了
する。なお、一連の処理において、CPU23が書込処
理以外の処理に使用できるクロック数は、内部クロック
で14クロック(外部クロックで3.5クロック)であ
る(CPU23は、内部クロックの3クロック目に切り
離される為)。
【0054】メモリ30に対する一連のテストパターン
の書込処理を完了すると、次に、メモリ30に格納され
たテストパターンの読み込み処理を実施して、そのテス
トパターンが期待値と一致するか否かを判定する処理を
実施する。具体的には、まず、内部クロックの1クロッ
ク目(外部クロックの1/4クロック目)において、C
PU23が、パターンプログラムの発行命令にしたがっ
てパターンプログラム格納メモリ22からライト命令を
受信する(ステップST11)。 ライト命令=Write[(読込)テストパターン番
号]
【0055】そして、CPU23は、パターンプログラ
ム格納メモリ22からライト命令を受信すると、内部ク
ロックの2クロック目(外部クロックの2/4クロック
目)において、そのライト命令を構成するテストパター
ン番号を内部データバス29aに発行し、パターンプロ
グラムのアドレス加減算命令したがってレジスタ23a
に格納された読込アドレスを内部アドレスバス28aに
発行する(ステップST12)。
【0056】このようにして、CPU23が読込アドレ
スを内部アドレスバス28aに発行すると、アドレスデ
コーダ24が、その読込アドレスからCPU23がメモ
リ30をアクセス対象に選択したことを検出し、その旨
をパターン発生器26に通知する。そして、パターン発
生器26は、アドレスデコーダ24からその通知を受け
ると、メモリテストピン25からテスト実施信号が入力
されている場合、メモリ30に対してテストパターンの
読込処理を実行させるため、メモリ30に対するリード
命令(テストパターンの読込要求)の発行をバス制御器
27に指示する(ステップST13)。
【0057】これにより、バス制御器27からリード命
令がメモリ30に発行され、アドレス制御器28からテ
ストパターンの読込アドレスがメモリ30に発行(アド
レス制御器28は、バス制御器27の指示の下、内部ア
ドレスバス28aからテストパターンの読込アドレスを
入力し、その読込アドレスをメモリ30に出力する)さ
れるため(ステップST14)、メモリ30は読込処理
の準備処理の実施が可能になるが、パターン発生器26
は、メモリ30から読み込まれたテストパターン信号が
期待値と一致するか否かを判定する必要があるため、C
PU23から出力されたテストパターン番号を内部デー
タバス29aから入力し、そのテストパターン番号に対
応するデータパターンにしたがってテストパターンをデ
ータレベル生成比較器34に出力する(ステップST1
5)。そして、データレベル生成比較器34は、パター
ン発生器26がリード命令の発行をバス制御器27に指
示すると、パターン発生器26から出力されたテストパ
ターンに対応する期待値(HレベルまたはLレベルの
値)を生成する(ステップST16)。
【0058】そして、内部クロックの3クロック目(外
部クロックの3/4クロック目)になると、内部クロッ
クの14クロック目(外部クロックの3+2/4クロッ
ク目)まで、メモリ30はテストパターン信号の読込準
備処理を実施するが(ステップST18)、内部クロッ
クの3クロック目において、データバス制御器29がパ
ターン発生器26の指示の下、データ入出力バス29b
と内部データバス29a間を切り離すので(ステップS
T17)、CPU23は内部データバス29aに何らか
のデータを出力しても、そのデータがデータ入出力バス
29bに出力されたテストパターン信号と衝突する不具
合が避けられるようになる。従って、CPU23は、こ
の時点から次の動作のセットアップ(例えば、処理のル
ープ判断、次にアクセスする読込アドレスのセット)等
を開始することができる。
【0059】そして、メモリ30はテストパターン信号
の読込準備処理を完了すると、内部クロックの15クロ
ック目(外部クロックの3+3/4クロック目)から内
部クロックの16クロック目(外部クロックの4クロッ
ク目)まで、テストパターン信号を実際に読み込む処理
を実施して、そのテストパターン信号をデータ入出力バ
ス29bに出力する(ステップST19)。因みに、図
6の従来例では、セットアップを除いた128ビットの
テストパターン信号を実際にメモリから読み込む時間
は、内部クロックで32クロック(外部クロックで8ク
ロック)を要する(テストパターンを8回に分けて出力
する必要がある為)。
【0060】そして、データレベル生成比較器34は、
メモリ30がテストパターン信号をデータ入出力バス2
9bに出力すると、そのテストパターン信号をデータ入
出力バス29bから入力し、そのテストパターン信号と
期待値を一度に比較する(ステップST20)。そし
て、総合判定器35は、全データレベル生成比較器34
がテストパターン信号と期待値の一致を示す場合には、
メモリ30に欠陥ビットが存在しない旨を示す判定結果
を総合判定ピン36に出力する一方、何れかのデータレ
ベル生成比較器34がテストパターン信号と期待値の不
一致を示す場合には、メモリ30に欠陥ビットが存在す
る旨を示す判定結果を総合判定ピン36に出力する(ス
テップST21)。
【0061】この結果、テストパターンの読込要求の発
生から比較処理が完了するまでに要する時間は、図6の
従来例では、内部クロックで44クロック(外部クロッ
クで11クロック)を要するが(メモリ動作のセットア
ップに内部クロックで12クロック(外部クロックで3
クロック)かかり、更にデータの読み取りに内部クロッ
クで32クロック(外部クロックで8クロック)かかる
為)、この実施の形態1では、内部クロックで16クロ
ック(外部クロックで4クロック)で完了し、約3倍の
速さでメモリテストを実施することができる。なお、一
連の処理において、CPU23が読込処理以外の処理に
使用できるクロック数は、内部クロックで14クロック
(外部クロックで3.5クロック)であり、殆どの時間
は、他の処理を実施することができる(CPU23は、
内部クロックの3クロック目に切り離される為)。
【0062】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、テストパターンの読込要求にしたがってメモ
リ30がテストパターン信号をデータ入出力バス29b
に出力すると、そのデータ入出力バス29bからテスト
パターン信号を入力し、そのテストパターン信号と期待
値を比較するように構成したので、チップ21のピン数
を増加することなく、メモリ30のテストを高速に実施
することができる効果を奏する。
【0063】実施の形態2.上記実施の形態1では、C
PU23がテストパターン番号を含むライト命令を発行
するものについて示したが、CPU23がデータパター
ンを含むライト命令を発行するようにしてもよく、上記
実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0064】即ち、パターンプログラム格納メモリ22
には、データパターンを含むライト命令を格納し、CP
U23がデータパターンを含むライト命令を発行する。
そして、パターン発生器26の内蔵メモリには、データ
パターンを格納せず、CPU23から出力されたデータ
パターンにしたがってテストパターンを出力する。
【0065】テストパターン番号を含むライト命令よ
り、データパターンを含むライト命令の方がデータ数が
大きいため、CPU23が内部データバス29aを占有
する時間が上記実施の形態1よりも多少長くなるが、パ
ターン発生器26の内蔵メモリが不要になるとともに、
テストパターン番号に対応するデータパターンを選択す
る処理等が不要になる。
【0066】実施の形態3.上記実施の形態1,実施の
形態2では、パターン発生器26の内蔵メモリに格納さ
れたデータパターン又はパターンプログラム格納メモリ
22に格納されたパターンプログラムの修正については
特に言及していないが、そのデータパターン及びパター
ンプログラムを修正する修正手段40を設けるようにし
てもよい。(図1参照)。これにより、種々のテストパ
ターンを簡単に生成することができるため、様々なメモ
リテストを実施することができる効果を奏する。また、
パターンプログラム格納メモリ22の一部又は全部をR
OM又はフラッシュメモリ化することによりチップが実
製品に組み込まれた後の電源投入時テストの実施が可能
になる。
【0067】実施の形態4.上記実施の形態1,実施の
形態2では、1組のパターンプログラム配列にしたがっ
てテストパターンを生成するものについて示したが、複
数のパターンプログラム配列にしたがってテストパター
ンを生成するようにしてもよく、上記実施の形態1,2
と同様の効果を奏することができる。
【0068】実施の形態5.実施の形態1から実施の形
態3では、外部からメモリテストモードに移行できた
が、内部CPUがメモリテストモードに移行する手段が
なかった。そこで、本実施の形態では、メモリテストレ
ジスタ37を置き、CPU23が該当装置にメモリテス
トという旨の情報を書き込むことにより内部CPUから
でもメモリテストモードに移行する方法を示す。図4は
この発明の実施の形態5によるメモリテスト装置を示す
ものであり、図1と同一符号は同一または相当部分を示
すので説明を省略する。37はチップ外部からでなく、
内部CPUの要求を元にメモリ30他をテストモードに
設定するメモリテスト装置(設定手段)である。CPU
23がメモリテストレジスタに“メモリテストモード”
という情報を書き込んだとき、これに応答して、メモリ
テストレジスタ37は、メモリテストピンと同様にパタ
ン発生器26にテスト実施信号を供給する。実際には、
外部、内部どちらからもメモリテストにしたいため、パ
タン発生器26はメモリテストレジスタ37の出力とメ
モリテストピンとのOR回路42をとった信号を入力す
る。
【0069】次に動作について説明する。例えば、メモ
リ30の作業領域をクリアする場合、CPU23は、同
じ内容をメモリ30に書き込むことになるが、CPU2
3が一度に書き込めるビット数は、通常、内部データバ
ス29aのバス幅により決定される(内部データバス2
9aのバス幅は、通常、CPU23が一度に扱えるデー
タ数に合わせて設計される為)。しかし、内部データバ
ス29aのバス幅は、通常、データ入出力バス29bの
バス幅より狭いため、書込データの転送に際し、内部デ
ータバス29aがボトルネックとなり、高速な書込処理
が困難になる場合がある。
【0070】そこで、この実施の形態5では、メモリ3
0の作業領域をクリアする等の場合には、メモリテスト
時と同様に、内部データバス29aを使用せず、データ
レベル生成比較器34からデータ入出力バス29bを経
由して、書込データをメモリ30に出力することができ
るようにする。
【0071】CPU23がメモリテストトランジスタ3
7に「メモリテストモード実施」という旨の信号を書き
込むことにより、パタン発生器26他が動作し、メモリ
30他がメモリテストモードになる。これにより、CP
U23は、以後、上記実施の形態1と同様の処理を実施
することになるので、例えば、テストパターン信号が同
じレベルの信号(例えば、すべてがHレベルの信号)に
なるようなデータパターンを選択すれば、メモリ30の
作業領域をクリアすることができる。
【0072】なお、内部データバス29aのバス幅が例
えば32ビットで、データ入出力バス29bのバス幅が
128ビットの場合において、128ビットのデータを
メモリ30に書き込む場合、通常通り、内部データバス
29aを経由してデータを書き込むと、CPU23のデ
ータ書込回数が4回になる。従って、1回目の書込命令
の発行に内部クロックで2クロック、メモリの書込準備
処理に内部クロックで12クロック、1回目の書込処理
に内部クロックで2クロック、2回目〜4回目の書込命
令の発行に内部クロックで2×3クロック、2回目〜4
回目の書込処理に内部クロックで2×3クロックを要
し、合計内部クロックで28クロックを要する。
【0073】これに対して、メモリのテストモードに設
定すると、上記実施の形態1に示したように、内部クロ
ックで16クロックあれば、データの書込処理を完了す
るので、メモリのテストモードに設定すると、データの
書込速度が約2倍になる。
【0074】因みに、上記実施の形態1の場合、メモリ
テストの実施を指示するテスト実施信号がメモリテスト
ピン25から入力されるが、そのテスト実施信号はパタ
ーン発生器26に出力されるだけで、CPU23には出
力されないため、CPU23はメモリのテストモードで
あることを認識することができず、この実施の形態5の
ように、内部データバス29aを使用せずに、メモリ3
0の作業領域をクリアする等の処理は実施することがで
きないが、メモリテストピン25からテスト実施信号が
入力されると、CPU23にも出力されるような配線等
を施せば、この実施の形態5と同様の処理を実施するこ
とができる。
【0075】以上で明らかなように、この実施の形態5
によれば、メモリのテストモードを設定するメモリテス
トレジスタ37を設けるように構成したので、例えば、
メモリ30の作業領域をクリアする等の処理を高速に実
施することができる効果を奏する。なお、メモリのテス
トモードを設定するメモリテストレジスタ37を設ける
と、CPU23は「Logic Test」と「Mem
ory Test」を一括して実施することができる効
果も奏する。即ち、従来は、メモリ内蔵CPUの場合、
「Logic Test」と「Memory Tes
t」を別々のテスタを用いて実施していたが、この実施
の形態5によれば、「Logic Test」で使用す
るCPU23のコード中にメモリテスト用のデータパタ
ーンを埋め込めるので、実質的に、「Logic Te
st」用のテスタのみで実施することができる。
【0076】実施の形態6.図5はこの発明の実施の形
態6によるメモリテスト装置を示す構成図であり、図に
おいて、図4と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。38は全データレベル生成比較器3
4の比較結果を格納するデータテスト結果待避器(特定
手段)、39はCPU23と同様の機能を有する他に、
全データレベル生成比較器34の比較結果からメモリ3
0の欠陥ビットを特定し、メモリ30の欠陥ビットから
LT(laser trimming)救済アドレスを
求めるCPU(パターン番号発行手段、特定手段)であ
る。データテスト結果待避器38は、全データレベル生
成比較器34の比較結果を入力する一方、内部制御バス
27aおよび内部アドレスバス28aを介して、CPU
39から制御入力信号およびアドレス信号をそれぞれ受
信し、内部データバス29aを介してCPU39に全デ
ータレベル生成比較器34の比較結果を供給し、CPU
39から内部テスト結果データを受信する。
【0077】次に動作について説明する。メモリ30に
は、スペアロウ線とスペアコラム線があり、何らかの原
因によりメモリ30に欠陥ビットが発生すると、この欠
陥ビットに接続されているロウ線とコラム線は使用する
ことができない。この使用できないロウ線とコラム線の
物理的位置を救済アドレスと呼ぶが、この救済アドレス
が見つかると、そのロウ線とコラム線を切り離し、スペ
アロウ線とスペアコラム線を代用することにより、メモ
リ30から欠陥ビットを除去する工程(レーザートレミ
ング工程、LT工程)がある。そのLT工程において、
欠陥ビットから最も最適な救済アドレスを求めるのが、
LT救済プログラムである。
【0078】上記実施の形態1から実施の形態5では、
欠陥ビットの存在の有無は確認できるが、欠陥ビットは
特定できず、LT救済アドレスを求めることができない
ので、この実施の形態6では、データテスト結果待避器
38が、全データレベル生成比較器34の比較結果を格
納し、CPU39が、全データレベル生成比較器34の
比較結果からメモリ30の欠陥ビットを特定する。そし
て、CPU39は、メモリ30の欠陥ビットを特定する
と、LT救済プログラムを実行して、メモリ30の欠陥
ビットからLT救済アドレスを求める。
【0079】以上で明らかなように、この実施の形態6
によれば、全データレベル生成比較器34の比較結果か
らメモリ30の欠陥ビットを特定し、メモリ30の欠陥
ビットからLT救済アドレスを求めるように構成したの
で、メモリ30から欠陥ビットを除去するレーザートレ
ミング工程の実施が可能になる効果を奏する。
【0080】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発行
手段(パターン番号発行手段またはプログラム発行手
段)がテストパターン関連データ(テストパターン番号
またはデータパターン)を発行すると、そのテストパタ
ーン関連データに対応するテストパターンの期待値を生
成するとともに、テストパターンの読込要求をメモリに
発行し、テストパターンの読込要求にしたがってメモリ
がテストパターンをデータ入出力バスに出力すると、そ
のデータ入出力バスからテストパターンを入力し、その
テストパターンと期待値を比較するように構成したの
で、チップのピン数を増加することなく、メモリのテス
トを高速に実施することができる効果がある。
【0081】この発明によれば、パターン番号発行手段
がテストパターン番号を発行すると、そのテストパター
ン番号に対応するデータパターンにしたがってテストパ
ターンを生成するように構成したので、チップのピン数
を増加することなく、テストパターンをメモリに高速に
書き込むことができる効果がある。
【0082】この発明によれば、プログラム発行手段が
データパターンを発行すると、そのデータパターンにし
たがってテストパターンの期待値を生成するとともに、
テストパターンの読込要求をメモリに発行し、テストパ
ターンの読込要求にしたがってメモリがテストパターン
をデータ入出力バスに出力すると、そのデータ入出力バ
スからテストパターンを入力し、そのテストパターンと
期待値を比較するように構成したので、チップのピン数
を増加することなく、メモリのテストを高速に実施する
ことができる効果がある。
【0083】この発明によれば、プログラム発行手段が
データパターンを発行すると、そのデータパターンにし
たがってテストパターンを生成し、そのテストパターン
をデータ入出力バスに出力するように構成したので、チ
ップのピン数を増加することなく、テストパターンをメ
モリへ高速に書き込むことができる効果がある。
【0084】この発明によれば、メモリ制御手段がテス
トパターンの読込要求又は書込要求をメモリに発行する
と、データ入出力バスと内部データバス間を切り離すバ
ス切断手段を設けるように構成したので、CPUがデー
タの書込処理又は読込処理以外の処理を実施することが
できるようになる効果がある。
【0085】この発明によれば、比較手段の比較結果
が、すべてのテストパターンが期待値と一致する旨を示
す場合には、メモリに欠陥ビットが存在しない旨を示す
判定結果を出力し、期待値と一致しないテストパターン
がある旨を示す場合には、メモリに欠陥ビットが存在す
る旨を示す判定結果を出力するように構成したので、欠
陥ビットの存在の有無を確認することができる効果があ
る。
【0086】この発明によれば、データ入出力バスを介
してメモリの書込を実施するためのメモリテストモード
を設定する設定手段を設けるように構成したので、例え
ば、メモリの作業領域をクリアする等の処理を高速に実
施することができる効果がある。
【0087】この発明によれば、比較手段の比較結果か
らメモリの欠陥ビットを特定する特定手段を設けるよう
に構成したので、メモリの欠陥ビットを認識することが
できる効果がある。
【0088】この発明によれば、メモリの欠陥ビットか
らLT救済アドレスを求める特定手段を設けるように構
成したので、メモリから欠陥ビットを除去するレーザー
トレミング工程の実施が可能になる効果がある。
【0089】この発明によれば、パターン番号発生手順
記憶手段に基づいてテストパターン番号を発行するよう
に構成したので、パターン番号発生手順記憶手段を更新
することにより、種々のテストを実施することができる
効果がある。
【0090】この発明によれば、パターン番号発生手順
記憶手段を自由に修正が可能であるように構成したので
種々のテストを実施することができる効果がある。
【0091】この発明によれば、発行手段およびテスト
パターン生成手段内の少なくとも一部のデータパターン
を修正する修正手段を設けるように構成したので、種々
のテストパターンを簡単に生成することができるように
なり、その結果、様々なメモリテストを実施することが
できる効果がある。
【0092】この発明によれば、テストパターン関連デ
ータ(テストパターン番号またはデータパターン)を発
行すると、そのテストパターン関連データに指定された
テストパターンの期待値を生成するステップと、テスト
パターンの読込要求をメモリに発行し、そのテストパタ
ーンの読込要求にしたがってメモリがテストパターンを
データ入出力バスに出力すると、そのデータ入出力バス
からテストパターンを入力し、そのテストパターンと期
待値を比較するように構成したので、チップのピン数を
増加することなく、メモリのテストを高速に実施するこ
とができる効果がある。
【0093】この発明によれば、テストパターン関連デ
ータとしてテストパターン番号を発行するステップと、
そのテストパターン番号に対応するテストパターンを生
成し、そのテストパターンをデータ入出力バスに出力す
るステップと、テストパターン書込要求をメモリに発行
するステップとを有するように構成したので、チップの
ピン数を増加することなく、テストパターンをメモリへ
高速に書き込むことができる効果がある。
【0094】この発明によれば、テストパターン関連デ
ータとしてデータパターンを発行するステップと、その
データパターンにしたがってテストパターンを生成し
て、そのテストパターンをデータ入出力バスに出力する
ステップと、テストパターンの書込要求をメモリに発行
するステップとを有するように構成したので、チップの
ピン数を増加することなく、テストパターンをメモリに
高速に書き込むことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリテスト
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるメモリテスト
方法を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるメモリテスト
方法を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態5によるメモリテスト
装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態6によるメモリテスト
装置を示す構成図である。
【図6】 従来のメモリテスト装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
22 パターンプログラム格納メモリ(発行手段、パタ
ーン番号発行手段、プログラム発行手段、パターン番号
発生手順記憶手段)、23 CPU(発行手段、パター
ン番号発行手段、プログラム発行手段)、24 アドレ
スデコーダ(メモリ制御手段)、26 パターン発生器
(メモリ制御手段、バス切断手段、テストパターン生成
手段、期待値生成手段)、27 バス制御器(メモリ制
御手段)、28 アドレス制御器(メモリ制御手段)、
29 データバス制御器(バス切断手段)、30 メモ
リ、34 データレベル生成比較器(テストパターン生
成手段、期待値生成手段、比較手段)、35 総合判定
器(総合判定手段)、37メモリテストレジスタ(設定
手段)、38 データテスト結果待避器(特定手段)、
39 CPU(パターン番号発行手段、特定手段)、4
0 修正手段。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストパターンを指定するためのテスト
    パターン関連データを発行する発行手段と、そのテスト
    パターン関連データによって指定されたテストパターン
    の期待値を生成する期待値生成手段と、上記テストパタ
    ーン関連データに応答して、テストパターンの読込要求
    をメモリに発行するメモリ制御手段と、該テストパター
    ンの読込要求にしたがってメモリからデータ入出力バス
    を介して上記テストパターンを読み出し、そのテストパ
    ターンと期待値を比較する比較手段とを備えたことを特
    徴とするメモリテスト装置。
  2. 【請求項2】 上記発行手段は、上記テストパターン関
    連データとしてテストパターン番号を発行するパターン
    番号発行手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    メモリテスト装置。
  3. 【請求項3】 上記発行手段は、上記テストパターン関
    連データとしてデータパターンを発行するプログラム発
    行手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のメモリ
    テスト装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリテスト装置は、さらに、上記
    テストパターン番号に対応するテストパターンを生成
    し、そのテストパターンをデータ入出力バスに出力する
    テストパターン生成手段を備え、上記メモリ制御手段
    は、上記パターン番号発行手段がテストパターン番号を
    発行すると、テストパターンの書込要求をメモリに発行
    することを特徴とする請求項2記載のメモリテスト装
    置。
  5. 【請求項5】 上記メモリテスト装置は、さらに、上記
    データパターンにしたがってテストパターンを生成し、
    そのテストパターンをデータ入出力バスに出力するテス
    トパターン生成手段を備え、上記メモリ制御手段は、上
    記プログラム発行手段がデータパターンを発行すると、
    テストパターンの書込要求をメモリに発行することを特
    徴とする請求項3記載のメモリテスト装置。
  6. 【請求項6】 メモリ制御手段がテストパターンの読込
    要求又は書込要求をメモリに発行すると、データ入出力
    バスと内部データバス間を切り離すバス切断手段を設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいず
    れか1項記載のメモリテスト装置。
  7. 【請求項7】 比較手段の比較結果が、すべてのテスト
    パターンが期待値と一致する旨を示す場合には、メモリ
    に欠陥ビットが存在しない旨を示す判定結果を出力し、
    期待値と一致しないテストパターンがある旨を示す場合
    には、メモリに欠陥ビットが存在する旨を示す判定結果
    を出力する総合判定手段を設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のメモリテ
    スト装置。
  8. 【請求項8】 上記データ出力バスを介して上記メモリ
    の書込を実施するためにテストモードを設定する設定手
    段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のう
    ちのいずれか1項記載のメモリテスト装置。
  9. 【請求項9】 比較手段の比較結果からメモリの欠陥ビ
    ットを特定する特定手段を設けたことを特徴とする請求
    項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のメモリテ
    スト装置。
  10. 【請求項10】 特定手段は、メモリの欠陥ビットから
    LT救済アドレスを求めることを特徴とする請求項9記
    載のメモリテスト装置。
  11. 【請求項11】 パターン番号発行手段は、パターン番
    号発生手順記憶手段に基づいてテストパターン番号を発
    行することを特徴とする請求項2または請求項4記載の
    メモリテスト装置。
  12. 【請求項12】 上記発行手段および上記テストパター
    ン生成手段内の少なくとも一部のデータパターンを修正
    する修正手段を設けたことを特徴とする請求項1から請
    求項5のうちのいずれか1項記載のメモリテスト装置。
  13. 【請求項13】 テストパターン関連データを発行する
    ステップと、そのテストパターン関連データに指定され
    たテストパターンの期待値を生成するステップと、上記
    テストパターン関連データに応答して、テストパターン
    の読込要求をメモリに発行するステップと、該テストパ
    ターンの読込要求にしたがってメモリからデータ入出力
    バスを介して上記テストパターンを入力し、そのテスト
    パターンと期待値を比較するステップとを備えたことを
    特徴とするメモリテスト方法。
  14. 【請求項14】 上記テストパターン関連データとして
    テストパターン番号を発行するステップと、そのテスト
    パターン番号に対応するテストパターンを生成し、その
    テストパターンをデータ入出力バスに出力するステップ
    と、テストパターン書込要求をメモリに発行するステッ
    プとを有することを特徴とする請求項13記載のメモリ
    テスト方法。
  15. 【請求項15】 上記テストパターン関連データとして
    データパターンを発行するステップと、そのデータパタ
    ーンにしたがってテストパターンを生成して、そのテス
    トパターンをデータ入出力バスに出力するステップと、
    テストパターンの書込要求をメモリに発行するステップ
    とを有することを特徴とする請求項13記載のメモリテ
    スト方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232841A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 Necプラットフォームズ株式会社 アクセスリクエスト発行装置、アクセスリクエスト発行システム、アクセスリクエスト発行方法、及び、アクセスリクエスト発行プログラム

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