JP2000010672A - コンピュータのパワーオフ/リセット処理方法 - Google Patents
コンピュータのパワーオフ/リセット処理方法Info
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- JP2000010672A JP2000010672A JP10177228A JP17722898A JP2000010672A JP 2000010672 A JP2000010672 A JP 2000010672A JP 10177228 A JP10177228 A JP 10177228A JP 17722898 A JP17722898 A JP 17722898A JP 2000010672 A JP2000010672 A JP 2000010672A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーオフ/リセット処理をする場合に、ハ
ードディスク装置に保存されるべきデータの損失、ハー
ドディスク装置に故障などが発生せず、システム管理者
の意図に沿ったパワーオフ/リセット処理を実現できる
ようにしたこと。 【解決手段】 端末利用者からのオペレーションシステ
ム1を介したパワーオフ/リセット処理の要求に対し、
パワーオフ/リセット処理に関する定義の有無を確認
し、定義が無ければそのパワーオフ/リセット処理の要
求をコンピュータ2に指令し、定義があればどのような
種類の定義があるかを確認し、遅延処理の定義があれば
入出力装置3に対して予め設定された必要なアイドル時
間を遅延させた遅延時間経過後にパワーオフ/リセット
処理の要求をコンピュータ2に指令し、無効化処理のみ
か、遅延処理に優先した無効化の定義があればパワーオ
フ/リセット処理の要求をコンピュータに指令しないよ
うにしたものである。
ードディスク装置に保存されるべきデータの損失、ハー
ドディスク装置に故障などが発生せず、システム管理者
の意図に沿ったパワーオフ/リセット処理を実現できる
ようにしたこと。 【解決手段】 端末利用者からのオペレーションシステ
ム1を介したパワーオフ/リセット処理の要求に対し、
パワーオフ/リセット処理に関する定義の有無を確認
し、定義が無ければそのパワーオフ/リセット処理の要
求をコンピュータ2に指令し、定義があればどのような
種類の定義があるかを確認し、遅延処理の定義があれば
入出力装置3に対して予め設定された必要なアイドル時
間を遅延させた遅延時間経過後にパワーオフ/リセット
処理の要求をコンピュータ2に指令し、無効化処理のみ
か、遅延処理に優先した無効化の定義があればパワーオ
フ/リセット処理の要求をコンピュータに指令しないよ
うにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータのパワ
ーオフ/リセット処理方法、特に既存のオペレーティン
グシステム、コンピュータ及び入出力装置を改修するこ
となく、パワーオフ/リセット処理の遅延/無効化及び
新たな処理を追加するようにしたものに関する。
ーオフ/リセット処理方法、特に既存のオペレーティン
グシステム、コンピュータ及び入出力装置を改修するこ
となく、パワーオフ/リセット処理の遅延/無効化及び
新たな処理を追加するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のコンピュータのパワーオフ
/リセット処理方法を示すフローチャートである。従来
は、一般的なオペレーティングシステム(以下、OSと
いう)がインストールされたコンピュータにおいて、ソ
フトウェアであるOSからハードウエアであるコンピュ
ータに指令を出してパワーオフ/リセット処理を単純に
実行できるようになっており、パワーオフ/リセット処
理の実行における最終的な制御はOSとコンピュータの
二者間で交わされる。即ち、例えばオペレータ指示によ
り(ステップS1)、パワーオフ/リセット処理が要求
されると、OSは終了処理を行い(ステップS2)、そ
の後にコンピュータに定義されたインターフェースでパ
ワーオフ/リセット処理を要求し、その要求を受けたコ
ンピュータはパワーオフ/リセット処理を実行し(ステ
ップS3)、終了する。
/リセット処理方法を示すフローチャートである。従来
は、一般的なオペレーティングシステム(以下、OSと
いう)がインストールされたコンピュータにおいて、ソ
フトウェアであるOSからハードウエアであるコンピュ
ータに指令を出してパワーオフ/リセット処理を単純に
実行できるようになっており、パワーオフ/リセット処
理の実行における最終的な制御はOSとコンピュータの
二者間で交わされる。即ち、例えばオペレータ指示によ
り(ステップS1)、パワーオフ/リセット処理が要求
されると、OSは終了処理を行い(ステップS2)、そ
の後にコンピュータに定義されたインターフェースでパ
ワーオフ/リセット処理を要求し、その要求を受けたコ
ンピュータはパワーオフ/リセット処理を実行し(ステ
ップS3)、終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、パワーオフ/リセット処理の実行されるタイミング
は、コンピュータと接続されたハードディスク装置等の
入出力装置(以下I/O装置とする)との間で、ネゴシ
エーション(能動的同期)、又はI/O装置が必要とす
るアイドル時間待ち(受動的同期)を行う必要がある。
ライトバック方式を採用した例えばI/O装置の1つと
してハードディスク装置の場合、これらの同期がとれな
ければ、パワーオフ/リセット処理が実行されたときに
ハードディスク装置に保存されるべきデータが損失した
り、ハードディスク装置に故障等が発生したりするとい
う問題があった。これは、現状でI/O装置の種類や仕
様がまちまちのため、コンピュータとI/O装置の間で
パワーオフ/リセット処理の同期をとる機構がないこと
により生ずるためである。
は、パワーオフ/リセット処理の実行されるタイミング
は、コンピュータと接続されたハードディスク装置等の
入出力装置(以下I/O装置とする)との間で、ネゴシ
エーション(能動的同期)、又はI/O装置が必要とす
るアイドル時間待ち(受動的同期)を行う必要がある。
ライトバック方式を採用した例えばI/O装置の1つと
してハードディスク装置の場合、これらの同期がとれな
ければ、パワーオフ/リセット処理が実行されたときに
ハードディスク装置に保存されるべきデータが損失した
り、ハードディスク装置に故障等が発生したりするとい
う問題があった。これは、現状でI/O装置の種類や仕
様がまちまちのため、コンピュータとI/O装置の間で
パワーオフ/リセット処理の同期をとる機構がないこと
により生ずるためである。
【0004】また、複数のコンピュータを管理するいわ
ゆるシステム管理者が、パワーオフ/リセット処理に関
する制御をしたい場合がある。しかし、システム管理者
がコンピュータのソフトウェアからのパワーオフ/リセ
ット処理を容易に無効化するシステムを採用していない
場合には、システム管理者がコンピュータのソフトウェ
アからのパワーオフ/リセット処理を容易に無効化する
ことができないために、システム管理者の意図に反して
コンピュータのパワーオフ/リセット処理が実施されて
しまい、システム運用上の不具合を生じさせるという問
題もあった。かかる問題を解決するためにパワーオフ/
リセット処理の制御を実現しようとした場合、OS、コ
ンピュータ、I/O装置のどれか、もしくは複数を改修
する必要があった。
ゆるシステム管理者が、パワーオフ/リセット処理に関
する制御をしたい場合がある。しかし、システム管理者
がコンピュータのソフトウェアからのパワーオフ/リセ
ット処理を容易に無効化するシステムを採用していない
場合には、システム管理者がコンピュータのソフトウェ
アからのパワーオフ/リセット処理を容易に無効化する
ことができないために、システム管理者の意図に反して
コンピュータのパワーオフ/リセット処理が実施されて
しまい、システム運用上の不具合を生じさせるという問
題もあった。かかる問題を解決するためにパワーオフ/
リセット処理の制御を実現しようとした場合、OS、コ
ンピュータ、I/O装置のどれか、もしくは複数を改修
する必要があった。
【0005】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたもので、パワーオフ/リセット処理をする場合に、
I/O装置に保存されるべきデータの損失、I/O装置
に故障などが発生せず、システム管理者の意図に沿った
パワーオフ/リセット処理を実現できるようにしたコン
ピュータのパワーオフ/リセット処理方法を提供するこ
とを目的とする。
れたもので、パワーオフ/リセット処理をする場合に、
I/O装置に保存されるべきデータの損失、I/O装置
に故障などが発生せず、システム管理者の意図に沿った
パワーオフ/リセット処理を実現できるようにしたコン
ピュータのパワーオフ/リセット処理方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンピュー
タのパワーオフ/リセット処理方法は、端末利用者から
のオペレーションシステムを介したパワーオフ/リセッ
ト処理の要求に対し、パワーオフ/リセット処理に関す
る定義の有無を確認し、定義が無ければそのパワーオフ
/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、定義が
あればどのような種類の定義があるかを確認し、遅延処
理の定義があれば入出力装置に対して予め設定された必
要なアイドル時間を遅延させた遅延時間経過後にパワー
オフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、無
効化処理のみか、遅延処理に優先した無効化の定義があ
ればパワーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに
指令しないようにしたものである。
タのパワーオフ/リセット処理方法は、端末利用者から
のオペレーションシステムを介したパワーオフ/リセッ
ト処理の要求に対し、パワーオフ/リセット処理に関す
る定義の有無を確認し、定義が無ければそのパワーオフ
/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、定義が
あればどのような種類の定義があるかを確認し、遅延処
理の定義があれば入出力装置に対して予め設定された必
要なアイドル時間を遅延させた遅延時間経過後にパワー
オフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、無
効化処理のみか、遅延処理に優先した無効化の定義があ
ればパワーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに
指令しないようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明のコ
ンピュータのパワーオフ/リセット処理方法が実施され
るソフトウエア/ハードウエアの構造概念を示すブロッ
ク図、図2は本発明のコンピュータのパワーオフ/リセ
ット処理方法を示すフローチャート、図3は本発明のコ
ンピュータのパワーオフ/リセット処理方法の詳細を示
すフローチャートである。図において、1はソフトウエ
アであるコンピュータの一般的なOS、2はハードウエ
アであるコンピュータ、3はコンピュータ2に接続され
たI/O装置、4はコンピュータ2とOS1の間に挿入
されたパワーオフ/リセット処理ソフト、5はパワーオ
フ/リセット処理ソフト4によって各種の動作情報の定
義が設定される動作定義ファイルである。
ンピュータのパワーオフ/リセット処理方法が実施され
るソフトウエア/ハードウエアの構造概念を示すブロッ
ク図、図2は本発明のコンピュータのパワーオフ/リセ
ット処理方法を示すフローチャート、図3は本発明のコ
ンピュータのパワーオフ/リセット処理方法の詳細を示
すフローチャートである。図において、1はソフトウエ
アであるコンピュータの一般的なOS、2はハードウエ
アであるコンピュータ、3はコンピュータ2に接続され
たI/O装置、4はコンピュータ2とOS1の間に挿入
されたパワーオフ/リセット処理ソフト、5はパワーオ
フ/リセット処理ソフト4によって各種の動作情報の定
義が設定される動作定義ファイルである。
【0008】このパワーオフ/リセット処理ソフト4
は、OS1上で動作可能なMS−DOS(米国マイクロ
ソフト社の商標)型のデバイスドライバとして作成さ
れ、コンピュータにインストールされ、OS1からコン
ピュータ2へ要求されるパワーオフ/リセット処理の定
められたインターフェースの間に存在する。これによ
り、OS1とコンピュータ2の2者間のみで実現されて
いた、パワーオフ/リセット処理の実行に介在すること
を可能としたものである。また、デバイスドライバとし
て機能するパワーオフ/リセット処理ソフト4は、動作
定義ファイル5に各種の動作情報をもつことにより、種
々のI/O装置3に対応するよう容易に動作仕様を変更
することができる。この動作情報は、デバイスドライバ
としての起動パラメータや簡単な情報ファイルで実現す
る。これにより、新規に接続するI/O装置に固有な情
報を個別に設定することが可能となる。
は、OS1上で動作可能なMS−DOS(米国マイクロ
ソフト社の商標)型のデバイスドライバとして作成さ
れ、コンピュータにインストールされ、OS1からコン
ピュータ2へ要求されるパワーオフ/リセット処理の定
められたインターフェースの間に存在する。これによ
り、OS1とコンピュータ2の2者間のみで実現されて
いた、パワーオフ/リセット処理の実行に介在すること
を可能としたものである。また、デバイスドライバとし
て機能するパワーオフ/リセット処理ソフト4は、動作
定義ファイル5に各種の動作情報をもつことにより、種
々のI/O装置3に対応するよう容易に動作仕様を変更
することができる。この動作情報は、デバイスドライバ
としての起動パラメータや簡単な情報ファイルで実現す
る。これにより、新規に接続するI/O装置に固有な情
報を個別に設定することが可能となる。
【0009】次に、本発明の実施の形態1のコンピュー
タのパワーオフ/リセット処理方法を図1〜図3に基づ
いて説明する。まず、図1に示すように、例えばオペレ
ータ指示により(ステップS1)、パワーオフ/リセッ
ト処理が要求されると、OS1は終了処理を行い(ステ
ップS2)、その後に、デバイスドライバとして機能す
るパワーオフ/リセット処理ソフト4にパワーオフ/リ
セット処理を要求する。その要求を受けたパワーオフ/
リセット処理ソフト4では、パワーオフ処理か、リセッ
ト処理かの要求の種類や遅延処理か無効化処理かの定義
を確認した後に、コンピュータ2に定義されたインター
フェースでパワーオフ/リセット処理を要求し(ステッ
プS2)、その要求を受けたコンピュータ2はパワーオ
フ/リセット処理を実行し(ステップS3)、終了す
る。
タのパワーオフ/リセット処理方法を図1〜図3に基づ
いて説明する。まず、図1に示すように、例えばオペレ
ータ指示により(ステップS1)、パワーオフ/リセッ
ト処理が要求されると、OS1は終了処理を行い(ステ
ップS2)、その後に、デバイスドライバとして機能す
るパワーオフ/リセット処理ソフト4にパワーオフ/リ
セット処理を要求する。その要求を受けたパワーオフ/
リセット処理ソフト4では、パワーオフ処理か、リセッ
ト処理かの要求の種類や遅延処理か無効化処理かの定義
を確認した後に、コンピュータ2に定義されたインター
フェースでパワーオフ/リセット処理を要求し(ステッ
プS2)、その要求を受けたコンピュータ2はパワーオ
フ/リセット処理を実行し(ステップS3)、終了す
る。
【0010】次に、パワーオフ/リセット処理ソフト4
でのパワーオフ/リセット処理方法について図3に基づ
いて詳細に説明する。OS1からパワーオフ/リセット
処理の要求を受けたパワーオフ/リセット処理ソフト4
では、まずその要求がパワーオフ処理か、リセット処理
かを確認する(S30)。そして、その要求がパワーオ
フ処理であれば、パワーオフ処理に関する定義の有無に
ついて確認し(S31)、定義なしであれば(S3
2)、そのパワーオフ処理の要求をハードウエアである
コンピュータ2に指令して終了する(S39)。
でのパワーオフ/リセット処理方法について図3に基づ
いて詳細に説明する。OS1からパワーオフ/リセット
処理の要求を受けたパワーオフ/リセット処理ソフト4
では、まずその要求がパワーオフ処理か、リセット処理
かを確認する(S30)。そして、その要求がパワーオ
フ処理であれば、パワーオフ処理に関する定義の有無に
ついて確認し(S31)、定義なしであれば(S3
2)、そのパワーオフ処理の要求をハードウエアである
コンピュータ2に指令して終了する(S39)。
【0011】また、定義があれば、動作定義ファイル5
にどのような種類の定義があるかを確認し、遅延処理の
定義があれば、I/O装置3に対して動作定義ファイル
5に予め設定されている必要なアイドル時間を遅延させ
た遅延処理を行い(S33)、その遅延処理の遅延時間
経過後にパワーオフ処理の要求をハードウエアであるコ
ンピュータ2に指令して終了する(S39)。さらに、
定義があって動作定義ファイル5に無効化処理のみか、
遅延処理に優先した無効化処理の定義があれば、I/O
装置3に対して無効化処理を行い(S34)、無限ルー
プとなる、即ちパワーオフ処理の要求が無効化される
(S34)。この場合にはOSに対して起動指令を要求
することとなる。
にどのような種類の定義があるかを確認し、遅延処理の
定義があれば、I/O装置3に対して動作定義ファイル
5に予め設定されている必要なアイドル時間を遅延させ
た遅延処理を行い(S33)、その遅延処理の遅延時間
経過後にパワーオフ処理の要求をハードウエアであるコ
ンピュータ2に指令して終了する(S39)。さらに、
定義があって動作定義ファイル5に無効化処理のみか、
遅延処理に優先した無効化処理の定義があれば、I/O
装置3に対して無効化処理を行い(S34)、無限ルー
プとなる、即ちパワーオフ処理の要求が無効化される
(S34)。この場合にはOSに対して起動指令を要求
することとなる。
【0012】また、その要求がリセット処理であれば、
リセット処理に関する定義の有無について確認し(S3
5)、定義なしであれば(S36)、そのリセット処理
の要求をハードウエアであるコンピュータ2に指令して
終了する(S39)。また、定義があれば動作定義ファ
イル5にどのような種類の定義があるかを確認し、遅延
処理の定義があれば、I/O装置3に対して動作定義フ
ァイル5に予め設定されている必要なアイドル時間を遅
延させた遅延処理を行い(S37)、その遅延処理の遅
延時間経過後にリセット処理の要求をハードウエアであ
るコンピュータ2に指令して終了する(S39)。さら
に、定義があって動作定義ファイル5に無効化処理のみ
か、遅延処理に優先した無効化処理の定義があれば、I
/O装置3に対して無効化処理を行い(S38)、無限
ループとなる、即ちリセット処理の要求が無効化される
(S34)。
リセット処理に関する定義の有無について確認し(S3
5)、定義なしであれば(S36)、そのリセット処理
の要求をハードウエアであるコンピュータ2に指令して
終了する(S39)。また、定義があれば動作定義ファ
イル5にどのような種類の定義があるかを確認し、遅延
処理の定義があれば、I/O装置3に対して動作定義フ
ァイル5に予め設定されている必要なアイドル時間を遅
延させた遅延処理を行い(S37)、その遅延処理の遅
延時間経過後にリセット処理の要求をハードウエアであ
るコンピュータ2に指令して終了する(S39)。さら
に、定義があって動作定義ファイル5に無効化処理のみ
か、遅延処理に優先した無効化処理の定義があれば、I
/O装置3に対して無効化処理を行い(S38)、無限
ループとなる、即ちリセット処理の要求が無効化される
(S34)。
【0013】以上の実施の形態1のようにコンピュータ
2とOS1の間にパワーオフ/リセット処理ソフト4を
挿入し、そのパワーオフ/リセット処理ソフト4がOS
1からパワーオフ/リセット処理の要求を受けた場合
に、動作定義ファイル5にI/O装置3に対応するよう
予め設定されている必要なアイドル時間を遅延させた遅
延処理を行うことができるから、I/O装置3としての
ハードディスク装置に保存されるべきデータの損失や、
ハードディスク装置に故障等が発生することがなくな
り、コンピュータシステムの安定性の向上が期待できる
こととなった。
2とOS1の間にパワーオフ/リセット処理ソフト4を
挿入し、そのパワーオフ/リセット処理ソフト4がOS
1からパワーオフ/リセット処理の要求を受けた場合
に、動作定義ファイル5にI/O装置3に対応するよう
予め設定されている必要なアイドル時間を遅延させた遅
延処理を行うことができるから、I/O装置3としての
ハードディスク装置に保存されるべきデータの損失や、
ハードディスク装置に故障等が発生することがなくな
り、コンピュータシステムの安定性の向上が期待できる
こととなった。
【0014】また、複数のコンピュータを管理するいわ
ゆるシステム管理者が、パワーオフ/リセット処理ソフ
ト4の動作定義ファイル5にOS1からパワーオフ/リ
セット処理の要求を受けた場合に、動作定義ファイル5
に無効化処理だけか、遅延処理に優先した無効化処理が
設定されていれば、オペレータ指示により、パワーオフ
/リセット処理が要求されたとしても、パワーオフ/リ
セット処理を容易に無効化できるため、システム管理者
の意図に反してコンピュータのパワーオフ/リセット処
理が実施されてしまうことはなくなった。このように、
いずれの場合も既存のOS1、コンピュータ2、I/O
装置3のいずれも改修することなく、パワーオフ/リセ
ット処理の遅延/無効化を実現することができ、ソフト
ウェアの生産性の向上も期待できるものとしている。
ゆるシステム管理者が、パワーオフ/リセット処理ソフ
ト4の動作定義ファイル5にOS1からパワーオフ/リ
セット処理の要求を受けた場合に、動作定義ファイル5
に無効化処理だけか、遅延処理に優先した無効化処理が
設定されていれば、オペレータ指示により、パワーオフ
/リセット処理が要求されたとしても、パワーオフ/リ
セット処理を容易に無効化できるため、システム管理者
の意図に反してコンピュータのパワーオフ/リセット処
理が実施されてしまうことはなくなった。このように、
いずれの場合も既存のOS1、コンピュータ2、I/O
装置3のいずれも改修することなく、パワーオフ/リセ
ット処理の遅延/無効化を実現することができ、ソフト
ウェアの生産性の向上も期待できるものとしている。
【0015】また、以上の説明はパワーオフ/リセット
処理ソフト4の動作定義ファイル5にOS1からパワー
オフ/リセット処理の要求を受けたときに、特定のI/
O装置3に対応するよう必要なアイドル時間を遅延時間
として予め設定した場合であるが、動作定義ファイル5
に各種のI/O装置3に対応した適切な遅延時間を種々
に設定することもできるから、既存のOS1、コンピュ
ータ2、I/O装置3のいずれも改修することなく、I
/O装置の種類や仕様がまちまちであってもコンピュー
タとI/O装置の間でパワーオフ/リセット処理の同期
をとることができることとなった。
処理ソフト4の動作定義ファイル5にOS1からパワー
オフ/リセット処理の要求を受けたときに、特定のI/
O装置3に対応するよう必要なアイドル時間を遅延時間
として予め設定した場合であるが、動作定義ファイル5
に各種のI/O装置3に対応した適切な遅延時間を種々
に設定することもできるから、既存のOS1、コンピュ
ータ2、I/O装置3のいずれも改修することなく、I
/O装置の種類や仕様がまちまちであってもコンピュー
タとI/O装置の間でパワーオフ/リセット処理の同期
をとることができることとなった。
【0016】実施の形態2.この実施の形態2は実施の
形態1で示した、構成と同じソフトウェア/ハードウェ
ア構成をとるが、動作定義ファイル5に遅延処理、無効
化処理以外に新たな処理を追加したものである。その追
加した新たな処理とは、パワーオフ/リセット処理の要
求を受け取った時点で、ハードディスク装置上のファイ
ルに日時の記録を残したり、プリンタに日時を出力する
ようにしたり、無効化処理すべきなのにパワーオフ/リ
セット処理を実施しようとした不当な場合に警報等を鳴
らすようにしたものである。このように動作定義ファイ
ル5に遅延処理、無効化処理以外に新たな処理を追加し
ておくことにより、既存のOS1、コンピュータ2、I
/O装置3のいずれも改修することなく、新たな処理の
追加をすることが可能となり、拡張性の向上が期待でき
ることとなる。
形態1で示した、構成と同じソフトウェア/ハードウェ
ア構成をとるが、動作定義ファイル5に遅延処理、無効
化処理以外に新たな処理を追加したものである。その追
加した新たな処理とは、パワーオフ/リセット処理の要
求を受け取った時点で、ハードディスク装置上のファイ
ルに日時の記録を残したり、プリンタに日時を出力する
ようにしたり、無効化処理すべきなのにパワーオフ/リ
セット処理を実施しようとした不当な場合に警報等を鳴
らすようにしたものである。このように動作定義ファイ
ル5に遅延処理、無効化処理以外に新たな処理を追加し
ておくことにより、既存のOS1、コンピュータ2、I
/O装置3のいずれも改修することなく、新たな処理の
追加をすることが可能となり、拡張性の向上が期待でき
ることとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、端末利用
者からのオペレーションシステムを介したパワーオフ/
リセット処理の要求に対し、パワーオフ/リセット処理
に関する定義の有無を確認し、定義が無ければそのパワ
ーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、
定義があればどのような種類の定義があるかを確認し、
遅延処理の定義があれば入出力装置に対して予め設定さ
れた必要なアイドル時間を遅延させた遅延時間経過後に
パワーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令
し、無効化処理のみか、遅延処理に優先した無効化の定
義があればパワーオフ/リセット処理の要求をコンピュ
ータに指令しないようにしたので、例えばハードディス
ク装置等のI/O装置に保存されるべきデータの損失
や、I/O装置に故障等が発生することがなくなり、コ
ンピュータシステムの安定性の向上が期待できると共
に、システム管理者の意図に反してコンピュータのパワ
ーオフ/リセット処理が実施されてしまうことはなくな
り、いずれの場合も既存のOS1、コンピュータ2、I
/O装置3のいずれも改修することなく、パワーオフ/
リセット処理の遅延/無効化を実現することができ、ソ
フトウェアの生産性の向上も期待できるという効果があ
る。
者からのオペレーションシステムを介したパワーオフ/
リセット処理の要求に対し、パワーオフ/リセット処理
に関する定義の有無を確認し、定義が無ければそのパワ
ーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令し、
定義があればどのような種類の定義があるかを確認し、
遅延処理の定義があれば入出力装置に対して予め設定さ
れた必要なアイドル時間を遅延させた遅延時間経過後に
パワーオフ/リセット処理の要求をコンピュータに指令
し、無効化処理のみか、遅延処理に優先した無効化の定
義があればパワーオフ/リセット処理の要求をコンピュ
ータに指令しないようにしたので、例えばハードディス
ク装置等のI/O装置に保存されるべきデータの損失
や、I/O装置に故障等が発生することがなくなり、コ
ンピュータシステムの安定性の向上が期待できると共
に、システム管理者の意図に反してコンピュータのパワ
ーオフ/リセット処理が実施されてしまうことはなくな
り、いずれの場合も既存のOS1、コンピュータ2、I
/O装置3のいずれも改修することなく、パワーオフ/
リセット処理の遅延/無効化を実現することができ、ソ
フトウェアの生産性の向上も期待できるという効果があ
る。
【図1】本発明のコンピュータのパワーオフ/リセット
処理方法が実施されるソフトウエア/ハードウエアの構
造概念を示すブロック図である。
処理方法が実施されるソフトウエア/ハードウエアの構
造概念を示すブロック図である。
【図2】本発明のコンピュータのパワーオフ/リセット
処理方法を示すフローチャートである。
処理方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明のコンピュータのパワーオフ/リセット
処理方法の詳細を示すフローチャートである
処理方法の詳細を示すフローチャートである
【図4】従来のコンピュータのパワーオフ/リセット処
理方法を示すフローチャートである。
理方法を示すフローチャートである。
1 OS(オペレーションシステム) 2 コンピュータ 3 I/O装置 4 パワーオフ/リセット処理ソフト 5 動作定義ファイル
Claims (3)
- 【請求項1】 端末利用者からのオペレーションシステ
ムを介したパワーオフ/リセット処理の要求に対し、パ
ワーオフ/リセット処理に関する定義の有無を確認し、
定義が無ければそのパワーオフ/リセット処理の要求を
コンピュータに指令し、定義があればどのような種類の
定義があるかを確認し、遅延処理の定義があれば入出力
装置に対して予め設定された必要なアイドル時間を遅延
させた遅延時間経過後にパワーオフ/リセット処理の要
求をコンピュータに指令し、無効化処理のみか、遅延処
理に優先した無効化の定義があればパワーオフ/リセッ
ト処理の要求をコンピュータに指令しないようにしたこ
とを特徴とするコンピュータのパワーオフ/リセット処
理方法。 - 【請求項2】 上記遅延処理の定義を種々の入出力装置
やオペレーションシステムのシステム運用形態に対応し
て可変できるようにしたことを特徴とする請求項1記載
のコンピュータのパワーオフ/リセット処理方法。 - 【請求項3】 上記パワーオフ/リセット処理の要求を
コンピュータに指令する段階において、別の新たな処理
の要求を追加してコンピュータに指令するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載のコンピュータのパワーオ
フ/リセット処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10177228A JP2000010672A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | コンピュータのパワーオフ/リセット処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10177228A JP2000010672A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | コンピュータのパワーオフ/リセット処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000010672A true JP2000010672A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16027400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10177228A Pending JP2000010672A (ja) | 1998-06-24 | 1998-06-24 | コンピュータのパワーオフ/リセット処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000010672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009187051A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置の製造方法および電源接続切断装置 |
-
1998
- 1998-06-24 JP JP10177228A patent/JP2000010672A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009187051A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-20 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置の製造方法および電源接続切断装置 |
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