JP2000010130A - 波長変換装置 - Google Patents

波長変換装置

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JP2000010130A JP10170982A JP17098298A JP2000010130A JP 2000010130 A JP2000010130 A JP 2000010130A JP 10170982 A JP10170982 A JP 10170982A JP 17098298 A JP17098298 A JP 17098298A JP 2000010130 A JP2000010130 A JP 2000010130A
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で信号光の偏波方向に無依存な波
長変換が達成できる波長変換装置を提供する。 【解決手段】 偏波無依存波長変換装置10は、第1の
QPM波長変換素子11(QPM波長変換素子1)と、
第1のQPM波長変換素子11とほぼ同様の長さの第2
のQPM波長変換素子12(QPM波長変換素子2)と
を備え、第2のQPM波長変換素子12は、第1のQP
M波長変換素子11と直交するように光伝播方向で直列
に配置させて構成し、また、波長λpのポンプ光と波長
λsの信号光とを合波して第1のQPM波長変換素子1
1に入射する合波器27と、波長λcの変換光の波長を
制限するBPF28とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入射された光の波
長に基づく波長の光を発生する波長変換装置に係り、詳
細には、偏波無依存波長変換素子を用いて偏波無依存波
長変換を行う波長変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、波長変換素子は将来高速、大容量
光通信におけるキーデバイスとして注目され、研究され
ている。強誘電体2次非線形光学効果を利用する擬似位
相整合(QPM:Quasiphase Matching)波長変換素子
は低ノイズ、広帯域、高速など優れた特性を有するた
め、波長分割多重光通信システムへの応用が期待されて
いる。この波長変換素子では、2次非線形媒質において
の差周波発生(DFG:Difference Frequency Generat
ion)を利用している。
【0003】従来のこの種の波長変換装置の文献として
は、例えば以下に示す参考文献に記載された方法があ
る。
【0004】文献1:応用物理学会学術講演会講演予稿
集3p−ZB−8「LiNbO3擬似位相整合素子を使
用した偏波無依存波長変換」(1997.10) 文献2:応用物理学会学術講演会講演予稿集3p−ZB
−6「LiNbO3導波路を用いた擬似位相整合素子の
作成と評価」(1997.10) 図3は上記文献1に記載された従来の偏波無依存波長変
換装置の構成を示す図である。
【0005】偏波無依存波長変換素子(例えば、LiN
bO3 QPM−DFG素子)を用いて偏波無依存波長
変換を実現するためマルチリング構造(例えば、2つリ
ング構造)が使用される。
【0006】図3において、偏波無依存波長変換装置
は、LiNbO3 QPM−DFG素子1と、ポンプ光
(波長はλp)を発生する半導体増幅器2と、QPM−
DFG素子1に接続されたWDMカプラ3,4とを備
え、これらは偏波保存ファイバ5により接続されてポン
プ光用リング構造(第1のリング構造)が構成されてい
る。
【0007】また、この波長変換装置は、光サーキュレ
ータ6と、PBS(Polarize BeamSplitter:偏光ビー
ムスプリッタ)7と、PR(Polarize Rotator:偏波回
転子)8とを備え、偏波保存ファイバ9によってWDM
カプラ3,4に接続されてリング構造(第2のリング構
造)が構成されている。
【0008】この波長変換装置では、外部からの信号光
(波長はλs)は、光サーキュレータ6を介して第2の
リング構造に導入し、QPM−DFG素子1からの変換
光(波長はλc)はこの光サーキュレータ6を介して外
部に取り出すようになっている。
【0009】QPM−DFG素子1は、非線形材料Li
NbO3を基板に、プロトン交換光導波路とTi熱拡散
によるドメイン反転グレーティング(周期的分極反転
部)を有しており、非線形媒質における差周波発生によ
り入射されたポンプ光、信号光の周波数の差の光(変換
光)を発生する。
【0010】また、この波長変換装置では、入射光をP
BS7によりTM偏波成分とTE偏波成分に分離し、T
M偏波成分はそのままWDMカプラ4を介してQPM−
DFG素子1に入射させ、TE偏波成分はPR8により
偏波を90°回転させてTE偏波成分とし、WDMカプ
ラ3を介してQPM−DFG素子1に入射させる。
【0011】第1のリング構造(リング1)はポンプ光
用リングであり、リング1において、ポンプ光の偏波方
向がLiNbO3プロトン交換光導波路を通過できるよ
うにTMモードに固定される。もう一つの第2のリング
構造(リング2)において、入射された信号光をPBS
7により分離し、PR8により偏波を調整後、LiNb
O3導波路に入射する。また、変換された光は再びPB
S7によって合波し外に出す。素子内双方向に伝播する
ポンプ光パワーが等しければ、信号光の偏波方向に無依
存な波長変換ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文献に示すような波長変換装置にあっては、多数の光学
部品を使用し、モジュール化した構成であったため、コ
ストが高くなるとともに、構成が複雑であり安定性の観
点からも望ましくない。
【0013】本発明は、簡単な構成で信号光の偏波方向
に無依存な波長変換が達成できる波長変換装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る波長変換装
置は、偏波無依存波長変換素子を用いて偏波無依存波長
変換を行う波長変換装置であって、第1の偏波無依存波
長変換素子と、該第1の偏波無依存波長変換素子とほぼ
同様の長さの第2の偏波無依存波長変換素子とを備え、
第2の偏波無依存波長変換素子は、第1の偏波無依存波
長変換素子と直交するように光伝播方向で直列に配置し
たことを特徴とする。
【0015】上記第1の偏波無依存波長変換素子及び第
2の偏波無依存波長変換素子は、偏波無依存条件を満足
するように作製されたものであってもよい。
【0016】上記第1の偏波無依存波長変換素子又は第
2の偏波無依存波長変換素子のうち、少なくとも何れか
一つの偏波無依存波長変換素子は、位相を調整する位相
変調手段を備えたものであってもよく、また、上記位相
変調手段は、θ(θは第1、第2の偏波無依存波長変換
素子結合による位相シフト)を2πの整数倍にするよう
に位相を調整するものであってもよい。
【0017】本発明に係る波長変換装置は、変換光の波
長を制限する波長選択手段を備えて構成してもよく、ま
た、ポンプ光と信号光とを合波して第1の偏波無依存波
長変換素子に入射する手段を備えて構成してもよい。
【0018】上記偏波無依存波長変換素子は、非線形材
料基板と、該基板に作製されたQPMグレーティング
と、光導波路とから構成されたものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る波長変換装置は、光
通信に必要な偏波無依存波長変換装置に適用することが
できる。
【0020】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る波長変換装置の構
成を示す図である。
【0021】図1において、偏波無依存波長変換装置1
0は、2つのLiNbO3 QPM波長変換素子11,
12からなり、第1のQPM波長変換素子11(QPM
波長変換素子1)と第2のQPM波長変換素子12(Q
PM波長変換素子2)とが直交するように直列配置され
た構成となっている。
【0022】上記LiNbO3 QPM波長変換素子1
1,12は、非線形材料LiNbO3z−cut基板2
1,22と、QPMグレーティング23,24と、Ti
熱拡散によるTi拡散導波路25,26とから構成され
る。このLiNbO3導波路を用いた波長変換素子の作
製方法については、例えば前記文献2に記載されてい
る。
【0023】また、LiNbO3 QPM波長変換素子
11には、合波器27が設置され、QPM波長変換素子
12には、BPF(Band Pass Filter:波長可変光バン
ドパスフィルタ)28が設置される。
【0024】合波器27は、波長λpのポンプ光(例え
ば、λp=0.77μm)と波長λsの信号光(例え
ば、λs=1.55μm)とを合波してQPM波長変換
素子11に入射する。
【0025】BPF28は、QPM波長変換素子12か
らの波長λcの変換光(例えば、λc=1.53μm)
を通過させる通過特性を有し、変換光の波長を制限する
波長選択手段を構成する。
【0026】Ti拡散導波路25,26を持つLiNb
O3 QPM波長変換素子11,12では、TM偏波成
分とTE偏波成分の光に対して、全部導波するが、非線
形定数が異なるためにTM入射光の方は波長効率が高
い。したがって、この種の波長変換素子は偏波依存性を
持っている。
【0027】以下、上述のように構成された偏波無依存
波長変換装置10の動作を説明する。
【0028】QPM条件を満たすため、QPM波長変換
素子11,12は以下のような構成とする。
【0029】まず、合波されたポンプ光と信号光が第1
のQPM波長変換素子11において、非線形相互作用に
より波長λc(λc-1=λp-1−λs-1)の変換光を作
り出す。この波長変換が、QPM条件である次式(1)
を満たすとき、効果が最も高い。
【0030】
【数1】
【0031】ここで、ni(i=p,s,c)は対応す
る波長の屈折率、ΛはQPMグレーティングの周期であ
る。
【0032】上述したように、第1のQPM波長変換素
子11だけでは、TM偏波成分とTE偏波成分の光に対
する非線形定数の大きさが異なるため、変換効率が偏波
に依存する。そこで、第1のQPM波長変換素子11と
ほぼ同様の長さの第2のQPM波長変換素子12を、第
1のQPM波長変換素子11と直交するように光伝播方
向で直列に配置させる。この場合、Ti拡散導波路2
5,26の伝播損失や2つのデバイスの結合損失が無視
できるとすれば、第1のQPM波長変換素子11と第2
のQPM波長変換素子12の素子の長さを略同じに設定
する。また、光から見たときには、元の偏波方向によら
ずに半分の距離をTEモードで、残りの半分の距離をT
Mモードで伝播することになる。その結果、光の偏波無
依存で波長変換ができる。
【0033】以下、数式により動作条件について詳細に
説明する。図1に示す偏波無依存波長変換装置10の変
換光電場は、次式(2)、(3)により表される。
【0034】
【数2】
【0035】式(2)、(3)において、「′」は第1
のQPM波長変換素子11、「″」は第2のQPM波長
変換素子12の量をそれぞれ示し、次式(4)、(5)
により計算できる。
【0036】
【数3】
【0037】ここで、tp,tsはTi拡散導波路25,
26の伝播損失や2つのデバイスの結合損による透過率
でり、θは2つ素子結合による位相シフトである。
【0038】偏波無依存条件として、入射光TMモード
とTEモードによらず変換光電場Ecが一定であること
が挙げられる。TMモード光のみが入射する時はEc
は、次式(6)で示される。
【0039】
【数4】
【0040】一方、TEモード光のみが入射する時はE
cは、次式(7)で示される。
【0041】
【数5】
【0042】上記式(6)、(7)から、入射光の偏波
モードに無依存にする条件は、次式(8)、(9)にす
ればよい。
【0043】 L′=tptsL″ …(8) θ =2mπ (m=0,±1,±2,…) …(9) 上述したように、Ti拡散導波路25,26の伝播損失
や2つのデバイスの結合損が無視できるものとすれば、
上記式(8)から、L′=L″になる。
【0044】また、上記式(9)を満足するには、2つ
のLiNbO3 QPM波長変換素子11,12を、丁
度QPMグレーティング23,24の周期の整数倍のと
ころで切断し、この2つのQPM波長変換素子11,1
2を密着させるようにすれば、θ=0になる。
【0045】以上説明したように、第1の実施形態に係
る偏波無依存波長変換装置10は、第1のQPM波長変
換素子11(QPM波長変換素子1)と、第1のQPM
波長変換素子11とほぼ同様の長さの第2のQPM波長
変換素子12(QPM波長変換素子2)とを備え、第2
のQPM波長変換素子12は、第1のQPM波長変換素
子11と直交するように光伝播方向で直列に配置させて
構成し、また、波長λpのポンプ光と波長λsの信号光
とを合波して第1のQPM波長変換素子11に入射する
合波器27と、波長λcの変換光の波長を制限するBP
F28とを備えて構成したので、信号光の偏波方向に無
依存な波長変換が実現できる。また、実効デバイス長L
effは、次式(10)で示される。
【0046】 L′,L″<Leff<L′+L″ …(10) すなわち、従来例による偏波無依存波長変換装置は、前
記図3に示すように多数の光学部品(例えば、光サーキ
ュレータ6、PBS7、PR8、WDMカプラ3,4、
偏波保存ファイバ5,9)を使用し、モジュール化した
構成であったため、コストが高くなるとともに、構成が
複雑であり安定性の観点からも望ましくなかった。これ
に対し、本実施形態に係る偏波無依存波長変換装置10
では、第1、第2のQPM波長変換素子11,12を直
交するように光伝播方向で直列に配置させるという極め
て簡単かつ小型な構造で偏波無依存波長変換を達成する
ことができる。したがって、構造が簡単かつ小型でモジ
ュール化構造をとる必要がないため、安定性及び信頼性
を大幅に向上させることができる。また、構造が簡単で
使用する光学部品点数も大幅に削減できることから低コ
スト化を図ることができる。
【0047】第2の実施形態 第1の実施形態において、式(9)に示すようにθ=2
mπ(m=0,±1,±2,…)として説明したが、実
際にはθが丁度2πの整数倍になるとは限らない。第2
の実施形態では、θを2πの整数倍にする方法を提供す
るものである。
【0048】第2の実施形態は、第1の実施形態で用い
た偏波無依存波長変換装置10(図1)の第1のQPM
波長変換素子11(QPM波長変換素子1)を図2のも
のに変更する。
【0049】図2は本発明の第2の実施形態に係る波長
変換装置の第1のQPM波長変換素子の構成を示す図で
ある。
【0050】図2において、31は第1のQPM波長変
換素子(QPM波長変換素子1)であり、第1のQPM
波長変換素子31は、前記図1に示す第2のQPM波長
変換素子12と直交するように光伝播方向で直列に配置
される。
【0051】第1のQPM波長変換素子31には、θを
2πの整数倍にするための位相を調整する位相変調器3
2が集積されて構成される。33は位相変調器32の電
極にに所定バイアス電圧を印加するための駆動回路であ
る。
【0052】位相変調器32は、例えばEO(Electro-
Optic)変調器により構成され、電極に印加するバイア
ス電圧を調整することにより位相をシフトすることがで
きる。位相変調器32の電極の下部にはSiO2などの
バッファ層が形成されており、光導波路の導波損失を増
加させないように構成されている。
【0053】上記位相変調器32及び駆動回路33は、
全体として、θを2πの整数倍にするように位相を調整
する位相変調手段を構成する。
【0054】以下、上述のように構成された偏波無依存
波長変換装置の動作を説明する。
【0055】第1の実施形態の第1のQPM波長変換素
子11に代えて、図2の第1のQPM波長変換素子31
が使用され、それ以外の構成は第1の実施形態と同様で
ある。
【0056】装置の動作原理も第1の実施形態で述べた
ものと同様であるが、第1のQPM波長変換素子31に
集積された位相変調器32の電圧調整によって変換光の
出力が最大になるように設定すれば、θ=2mπの条件
を満たすことができる。
【0057】以上説明したように、第2の実施形態に係
る波長変換装置は、第1のQPM波長変換素子31に位
相変調器32及び駆動回路33を設け、位相変調器32
によりθを2πの整数倍にするように位相を調整可能に
構成したので、θを2πの整数倍にすることができ、第
1の実施形態の効果をより高めることができる。その結
果、構造をより一層簡単にして更に安定性及び精度を向
上させることができる。
【0058】したがって、このような優れた特長を有す
る波長変換装置を、例えば大容量光通信に用いる偏波無
依存波長変換に適用すれば、この変換方式において性能
を大幅に向上でき、装置の構成を大幅に低減することが
できる。
【0059】なお、上記各実施形態では、非線形材料と
してLiNbO3基板を使用した偏波無依存波長変換素
子の偏波無依存化について説明したが、LiTaO3や
KTPなどの非線形材料を用いた波長変換素子でも同様
な方法で偏波無依存化することができる。
【0060】また、上記各実施形態で説明した偏波無依
存化方法は、光フィルタなど波長変換素子以外の光デバ
イスへも適用することができる。
【0061】さらに、上記偏波無依存波長変換装置、位
相変調器を構成する導波路、素子構造、さらには偏波無
依存条件を満足する構造パラメータなどは前述した各実
施形態に限られないことは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る波長変換装置では、第1の
偏波無依存波長変換素子と、該第1の偏波無依存波長変
換素子とほぼ同様の長さの第2の偏波無依存波長変換素
子とを備え、第2の偏波無依存波長変換素子は、第1の
偏波無依存波長変換素子と直交するように光伝播方向で
直列に配置して構成したので、簡単な構成で信号光の偏
波方向に無依存な波長変換が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る波長変
換装置の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した第2の実施形態に係る波長変
換装置の第1のQPM波長変換素子の構成を示す図であ
る。
【図3】従来の偏波無依存波長変換装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
10 偏波無依存波長変換装置、11,31 第1のQ
PM波長変換素子(第1の偏波無依存波長変換素子)、
12 第2のQPM波長変換素子(第1の偏波無依存波
長変換素子)、21,22 非線形材料LiNbO3
z−cut基板、23,24 QPMグレーティング、
25,26 Ti拡散導波路、27 合波器、28 B
PF、32 位相変調器、33 駆動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波無依存波長変換素子を用いて偏波無
    依存波長変換を行う波長変換装置であって、 第1の偏波無依存波長変換素子と、該第1の偏波無依存
    波長変換素子とほぼ同様の長さの第2の偏波無依存波長
    変換素子とを備え、 前記第2の偏波無依存波長変換素子は、前記第1の偏波
    無依存波長変換素子と直交するように光伝播方向で直列
    に配置したことを特徴とする波長変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の偏波無依存波長変換素子及び
    前記第2の偏波無依存波長変換素子は、 偏波無依存条件を満足するように作製されたことを特徴
    とする請求項1記載の波長変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の偏波無依存波長変換素子又は
    前記第2の偏波無依存波長変換素子のうち、少なくとも
    何れか一つの偏波無依存波長変換素子は、 位相を調整する位相変調手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は2の何れかに記載の波長変換装置。
  4. 【請求項4】 前記位相変調手段は、 θ(θは第1、第2の偏波無依存波長変換素子結合によ
    る位相シフト)を2πの整数倍にするように位相を調整
    することを特徴とする請求項3記載の波長変換装置。
  5. 【請求項5】 さらに、変換光の波長を制限する波長選
    択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の波長変
    換装置。
  6. 【請求項6】 さらに、ポンプ光と信号光とを合波して
    前記第1の偏波無依存波長変換素子に入射する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の波長変換装置。
  7. 【請求項7】 前記偏波無依存波長変換素子は、 非線形材料基板と、該基板に作製されたQPMグレーテ
    ィングと、光導波路とから構成されたことを特徴とする
    請求項1、2又は3の何れかに記載の波長変換装置。
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