JP2000009321A - 密閉回路ユニット及びそれを利用した温水暖房システム - Google Patents
密閉回路ユニット及びそれを利用した温水暖房システムInfo
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Abstract
放回路を必要とする温水暖房システムの2種類を必要と
する温水暖房システムにおいて、1種類の設計及び生産
で開放回路を必要とするユーザニーズ及び、密閉回路を
必要とするユーザーニーズの要望答えられるようにす
る。 【解決手段】 本発明は熱源器から供給される温水で暖
房を行う温水暖房システムであって熱源器4の往き管7
から温水が供給され熱源器4の戻り管8へ温水を戻す接
続配管10と、接続配管10を熱源器側と接続する配管
接続部20と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉回路
からなる二次側配管11と、接続配管10と二次側配管
11との間で熱交換を行う液液熱交換器12と、二次側
配管11内の熱媒体を循環させるための二次回路循環ポ
ンプ13とを備え、これらを一体としてユニット化し、
更に前記二次回路循環ポンプ13を熱源器側の暖房作動
に連動して作動させるようにしたことを特徴とする、温
水暖房システムに利用する密閉回路ユニット。
Description
に関する。
体を暖房の放熱器に循環させて暖房を行うものが存在し
ていた。密閉回路を形成する一例として、実開昭54−
74151号公報に記載されている。又開放回路方式の
形成は実開昭60−106013号公報が一般的に家庭
用の温水暖房機として多く利用されている。そして、こ
れらは用途によって使い分けられており、開放回路方式
は温水の体積膨張を吸収するタンク部の設計及び製作が
容易な開放タンクを温水の循環経路に有し簡易暖房とし
て多く利用され、又暖房配管距離も比較的短い場合に多
く利用され、密閉回路に比べ安価に提案できる。前記密
閉回路方式は端末の位置条件がフリーに設定でき、又密
閉回路内は大気と遮断されており常に酸素の供給がない
ために端末の熱交換器の材質も鉄製も可能とされ、密閉
回路を有する暖房機の製造コストは高くかかるが本格的
な温水暖房器とされている。
現場のニーズに答えるためには密閉回路方式の暖房機と
開放回路方式の機器と2種類の温水暖房機器の設計及び
製造して対応している。
2種類の温水暖房システムを設計するには多くの開発時
間と費用を必要とし、又生産面においても2種類の温水
暖房機の製造しなければならず、1種類の開放回路構成
で統一回路可能な密閉回路ユニットの提供を目的とす
る。
に、請求項1記載の本発明は熱源器から供給される温水
で暖房を行う温水暖房システムであって、前記熱源器の
往き管から温水が供給され前記熱源器の戻り管へ温水を
戻す接続配管と、前記接続配管を前記熱源器側と接続す
る配管接続部と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉回
路からなる二次側配管と、前記接続配管と前記二次側配
管との間で熱交換を行う液液熱交換器と、を有する密閉
回路ユニットを接続したことを特徴とする。
れる温水で暖房を行う温水暖房システムに利用されるも
のであって、前記熱源器の往き管から温水が供給され前
記熱源器の戻り管へ温水を戻す接続配管と、前記配管を
前記熱源器側と接続する配管接続部と、熱媒体を循環さ
せて暖房を行う密閉回路からなる二次側配管と、前記接
続配管と前記二次側配管との間で熱交換を行う液液熱交
換器とを備え、これらを一体としてユニット化して、配
管接続部で温水暖房システムの熱源器側と接続できるよ
うにしたことを特徴とする。
れる温水で暖房を行う温水暖房システムに利用されるも
のであって、前記熱源器の往き管から温水が供給され前
記熱源器の戻り管へ温水を戻す接続配管と、前記接続配
管を前記熱源器側と接続する配管接続部と、熱媒体を循
環させて暖房を行う密閉回路からなる二次側配管と、前
記接続配管と前記二次側配管との間で熱交換を行う液液
熱交換器と、前記二次側配管内の熱媒体を循環させるた
めの二次回路循環ポンプとを備え、これらを一体として
ユニット化し、更に前記二次回路循環ポンプを熱源器側
の暖房作動に連動して作動させるようにしたことを特徴
とする、温水暖房システムに利用する密閉回路ユニッ
ト。
機1は暖房に使う熱源となる温水はガスバーナ3有する
熱源器4で加熱される。この加熱された温水は循環ポン
プ5によって暖房往き配管7の接続部20aに送られ密
閉回路ユニット2の接続配管10の接続部20a及び接
続配管10の接続部20bと接続され、前記温水暖房機
1で加熱された温水は前記密閉回路ユニット2へ接続配
管10の接続部20a及び接続配管10の接続部20b
で熱を伝える。
器の往き管から温水が供給され前記熱源器の戻り管へ温
水を戻す接続配管と、前記配管を前記熱源器側と接続す
る配管接続部と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉回
路からなる二次側配管と、前記接続配管と前記二次側配
管との間で熱交換を行う液液熱交換器とを備え、これら
を一体としてユニット化した。そして、前記密閉回路ユ
ニット2内に一体化し、配管接続部により熱源器側と接
続する。
暖房機1と前記密閉回路ユニット2とを接続配管10の
接続部20a,20b、で接続され、前記密閉回路ユニ
ット2内の前記2次回路循環ポンプ13を前記温水暖房
機1の暖房作動に連動させる連動駆動手段21を備え
た。
を参照して説明する。図1が本発明の温水暖房システム
及びそれに利用する密閉回路ユニットの概略を示したも
のである。
利用する密閉回路ユニット2は前記開放回路構成の熱源
器4を有する温水暖房機1は暖房に使う熱源となる温水
はガスバーナ3有する熱源器4で加熱される。この加熱
された温水は循環ポンプ5によって暖房往き配管接続部
20aに送られ温水暖房利用の暖房端末22で放熱後温
水暖房器1の戻り管接続部20bより循環ポンプ5へ戻
り、繰り返される。この過程で温水は温度上昇と共に体
積も膨張するため温水の体積膨張分に余裕を持った容積
を持つ膨張タンク6を温水暖房機1内の温水経路に設け
てなる温水暖房機1が、家庭用の最も一般的な温水暖房
機1として広く普及している。密閉回路ユニット2は2
次回路循環ポンプ13にて密閉回路配管11内の媒体を
液液交換器12へ搬送、液液熱交換器12で加熱された
媒体は暖房往きヘッダー17より暖房端末22の放熱器
で放熱され、暖房戻りヘッダー18にもどり繰り返され
るシンプルな構成であって、最低必要な安全装置として
端末の放熱器を含むシステムの温度変化による体積膨張
を吸収する圧力膨張タンク14、密閉回路の圧力を観る
圧力計15、及び圧力を抜く加圧逃がし弁16を設けて
いる。又密閉回路への補水等は2次側配管の一部より可
能なように補水口23を設けておく。最後にの2次側配
管11回路へ温水暖房機1の温水を搬送する接続配管1
0で液液熱交換器12へ送られ熱を伝える。
設置は、前記温水暖房機1の配管接続部20a,20b
の下部付近の空き空間を利用して設置され、密閉回路ユ
ニット2を外観上の配慮より配管カバー25及びフロン
トカバー26で囲い、前記温水暖房機1と締結具27で
固定して一体感をもたせる。
ット2の運転は前記温水暖房機1の温水循環経路の作動
信号と連動し連動駆動手段21を形成し、前記温水暖房
機1が運転を開始すれば密閉回路ユニット2の運転も開
始される、又前記温水暖房機1が凍結防止運転に入れば
密閉回路ユニット2も凍結防止運転に入る。この時暖房
端末22の放熱器側のバルブ24が閉塞されていても循
環用バイパス19経路で前記温水暖房機1及び密閉回路
ユニット2の凍結防止運転ができている。
ット2の運転信号は前記温水暖房機1の温水循環経路の
作動信号でも触れているように図3の実施例は暖房ポン
プ5としているが前記温水暖房機1の温水循環経路の水
流スイッチ9でも当然可能である。又密閉回路ユニット
2を構成する主要部品例えば暖房往きヘッダー17及び
暖房戻りヘッダー18を端末配管の施工性よりユニット
外へ出すことも可能なことはもちろんである。
ニットを提案することによって開放回路構成の熱源器を
有する温水暖房機及び密閉回路構成の熱源器を有する温
水暖房機の種類の暖房機を設計する開発時間と経費が省
けたこと、及び従来の解放回路の温水暖房機を利用して
密閉回路ユニットを接続するだけで密閉回路式の温水暖
房構成が容易に出きる効果がある。更には解放回路の温
水暖房システムに、密閉回路の利点である媒体が大気と
遮断されているため放熱器等の酸化腐食を防止できる面
でも効果がある。又密閉回路を一体にしてユニット化し
温水暖房機の下部付近に設けることにより新たなスペー
スを必要としないこと。温水暖房機の温水循環経路の作
動信号と連動させるため、密閉回路ユニット自体がコン
トローラ等持たず、密閉回路を構成する配管部材が主体
のためシンプルになり、又密閉回路ユニット自体が安価
に提案できる。さらに例えば、作動時や凍結防止動作時
には、温水暖房に連動して自動的に動くことを可能にし
た。
ある。
を囲う配管カバーの一例である。
Claims (3)
- 【請求項1】熱源器から供給される温水で暖房を行う温
水暖房システムであって、前記熱源器の往き管から温水
が供給され前記熱源器の戻り管へ温水を戻す接続配管
と、前記接続配管を前記熱源器側と接続する配管接続部
と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉回路からなる二
次側配管と、前記接続配管と前記二次側配管との間で熱
交換を行う液液熱交換器と、を有する密閉回路ユニット
を接続したことを特徴とする温水暖房システム。 - 【請求項2】熱源器から供給される温水で暖房を行う温
水暖房システムに利用されるものであって、前記熱源器
の往き管から温水が供給され前記熱源器の戻り管へ温水
を戻す接続配管と、前記接続配管を前記熱源器側と接続
する配管接続部と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉
回路からなる二次側配管と、前記接続配管と前記二次側
配管との間で熱交換を行う液液熱交換器とを備え、これ
らを一体としてユニット化した、温水暖房システムに利
用する密閉回路ユニット。 - 【請求項3】熱源器から供給される温水で暖房を行う温
水暖房システムに利用されるものであって、前記熱源器
の往き管から温水が供給され前記熱源器の戻り管へ温水
を戻す接続配管と、前記接続配管を前記熱源器側と接続
する配管接続部と、熱媒体を循環させて暖房を行う密閉
回路からなる二次側配管と、前記接続配管と前記二次側
配管との間で熱交換を行う液液熱交換器と、前記二次側
配管内の熱媒体を循環させるための二次回路循環ポンプ
とを備え、これらを一体としてユニット化し、更に前記
二次回路循環ポンプを熱源器側の暖房作動に連動して作
動させるようにしたことを特徴とする、温水暖房システ
ムに利用する密閉回路ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19248298A JP3632820B2 (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 密閉回路ユニット及びそれを利用した温水暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19248298A JP3632820B2 (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 密閉回路ユニット及びそれを利用した温水暖房システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000009321A true JP2000009321A (ja) | 2000-01-14 |
JP3632820B2 JP3632820B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=16292037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19248298A Expired - Fee Related JP3632820B2 (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | 密閉回路ユニット及びそれを利用した温水暖房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3632820B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255003A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Rinnai Corp | 浴室用ミスト装置 |
JP2010194341A (ja) * | 2010-05-21 | 2010-09-09 | Rinnai Corp | 浴室用ミスト装置 |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP19248298A patent/JP3632820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255003A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Rinnai Corp | 浴室用ミスト装置 |
JP4621518B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2011-01-26 | リンナイ株式会社 | 浴室用ミスト装置 |
JP2010194341A (ja) * | 2010-05-21 | 2010-09-09 | Rinnai Corp | 浴室用ミスト装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3632820B2 (ja) | 2005-03-23 |
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