JP2000009070A - 回転式流体機械 - Google Patents

回転式流体機械

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JP2000009070A
JP2000009070A JP10174530A JP17453098A JP2000009070A JP 2000009070 A JP2000009070 A JP 2000009070A JP 10174530 A JP10174530 A JP 10174530A JP 17453098 A JP17453098 A JP 17453098A JP 2000009070 A JP2000009070 A JP 2000009070A
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cylinder
fixed cylinder
rotary
piston
hollow portion
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Application number
JP10174530A
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Inventor
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Mitsuhiro Ikoma
光博 生駒
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
Terumaru Harada
照丸 原田
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転式流体機械に塩素を含まない作動
媒体を用いた場合、作動媒体自体の潤滑性が乏しく、摺
動部が油膜切れすると著しく潤滑性が低下する。 【解決手段】 ピストン24と固定シリンダ35、回転
シリンダ26とを偏心させて配置し、固定シリンダ35
の厚みを回転シリンダ26の厚みより薄くしておき、ピ
ストン24および回転シリンダ26を同一方向に回転さ
せるとベーン31先端の摺動量が少なくなる。さらに、
固定シリンダ35の径を回転シリンダ26の径よりわず
かに大きくすると、固定シリンダ35とベーン31とは
摺動しない。したがって、摺動損失が低減し、高効率、
高信頼性の回転式流体機械を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷凍冷蔵庫
や空調機等に用いられる圧縮機などの回転式流体機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な回転式流体機械であるロータリ
ー圧縮機はそのコンパクト性や構造が簡単なことから、
冷凍冷蔵庫や空調機などに多く使用されている。圧縮機
の主要構成部品であるベーンやローラなどの圧縮機構部
は、例えば、川平著、密閉形冷凍機(平成5年)第14
頁、図6.1に記載されている。
【0003】以下に、図7および図8を用いて、従来の
ロータリー圧縮機の動作について説明する。
【0004】図7は従来のロータリー圧縮機の縦断面図
であり、図8はそのA−A部(シリンダ中央部)の横断
面図である。密閉容器1内に、偏心部を有するクランク
軸2とクランク軸2を支える軸受3、4とシリンダ5と
ベーン6と前記シリンダ5内で偏心回転するローラ7と
からなる圧縮機構部を構成し、先端が円弧状のベーン6
はシリンダ5のベーン溝8内を往復運動し、かつその先
端部は、スプリング9によるばね力およびシリンダ5の
内外の圧力差による力によって、ローラ7の外周面に押
し付けられて、ローラ7の外周部と接触摺動し、シリン
ダ5内を吸入室10と吐出室11に分割している。
【0005】Oはシリンダ5とクランク軸2の中心で、
クランク軸2は中心Oからeだけ偏心したPを中心とす
る偏心部(以降クランクピンと称す)12を有し、クラ
ンクピン12にはローラ7が嵌合されており、ステータ
13およびローター14からなる電動機によりクランク
軸2が回転してローラ7がシリンダ5内を公転すること
により、冷媒ガスを吸入ポート15から吸い込み、吐出
ポート16に圧縮しながら送る。吐出ポート16の冷媒
ガスは吐出弁17を通り冷凍サイクル側に送られること
により圧縮作用を行うものである。
【0006】また、これとは別にスライディングベーン
型ロータリー圧縮機と呼ばれるもの(図示せず)があ
り、シリンダ内で、回転ピストンに設けられたベーン溝
に、出入り自在に備えられたベーンがピストンとともに
回転して圧縮作用を行うものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、ベーン6の先端部は円弧曲面であり、
ローラ7の外周面も円形状曲面(円筒面)であるので、
ベーン6とローラ7の接触状態は等価的には小円筒と大
円筒の凸面同士の接触となる。したがって、接触状態は
線接触状態で、接触面積が小さくなり、単位面積当たり
の加重すなわち接触応力が大きくなり、ベーン6とロー
ラ7の接触摺動条件は過酷なものとなり、摩耗が生じや
すく、摺動損失も大きくなるものである。
【0008】また、ローラ7の自転数もローラ7の内周
面とクランクピン12との摺動抵抗と、ローラ7の外周
面とベーン6の先端との摺動抵抗の差などで決まるもの
であり、ローラ7の自転数は非常に不安定である(一般
にクランク軸2の回転数を3600rpmで運転した
時、ローラの自転数は数十〜数百rpm程度)。このた
め、ベーン6の先端とローラ7の摺動部は、すべり速度
が条件により変わり、不安定なすべり摺動となる。
【0009】さらに、塩素を含まない代替冷媒、例えば
HFC134aなどを用いた場合、冷媒自体の潤滑効果
が乏しく、摺動部の油膜か切れた場合に著しく潤滑性が
低下する問題があり、特にロータリ圧縮機の場合油膜の
できにくいローラ7外周とベーン6先端との間で摩耗が
生じやすく、著しく寿命が短くなるという問題があっ
た。
【0010】また、スライディングベーン型ロータリー
圧縮機の場合には、凸円弧のベーンと凹円弧のシリンダ
内面との摺動になり、接触の形状としては先に説明した
物より有利ではあるが、ベーン先端の摺動速度は回転数
とシリンダ内径に比例して大きくなるため、非常に過酷
な摺動条件となり、長寿命を要求される冷凍冷蔵庫用や
空調用には不向きであった。
【0011】本発明は、上述した従来の回転式流体機械
の課題を考慮し、ベーン先端の摺動部負荷を低減し、信
頼性が高く長寿命化すると共に、摺動損失を軽減し、高
効率化を図った回転式流体機械を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明は、第一回転軸の回りで回転
可能な円柱状のピストンと、前記第一回転軸を支持する
第一軸受部材と、前記第一回転軸に対し所定偏心幅だけ
偏心した第二回転軸を円柱状の中空部の中心軸とする固
定シリンダと、前記第二回転軸を円柱状の中空部の中心
軸としかつ前記第二回転軸の回りで回転可能な回転シリ
ンダと、前記ピストンの外周面に前記第一回転軸と平行
に設けたベーン溝と、前記ベーン溝に出入り自在に嵌挿
されたベーンと、前記ピストンを直接的もしくは間接的
に回転させる第一駆動手段と、前記回転シリンダを直接
的もしくは間接的に前記ピストンと略同期回転させる第
二駆動手段とを備え、さらに、前記固定シリンダは前記
第一軸受部材に固定され、前記固定シリンダの円柱状の
中空部の径は前記ピストンの径より大きく、前記回転シ
リンダの円柱状の中空部の径は前記ピストンの径より大
きく、前記固定シリンダと前記回転シリンダとは摺動面
を介して接しており、前記所定偏心幅は、前記ピストン
の外周面と前記回転シリンダの中空部内面とが近接する
ように設定された幅であり、前記回転シリンダおよび固
定シリンダの中空部と前記ピストンとで形成される空間
を、前記ベーンの先端が前記回転シリンダの中空部内面
と近接することで吸気室と吐出室とに分割し、前記回転
シリンダの第二回転軸方向の厚みと前記固定シリンダの
第二回転軸方向の厚みとの和が、前記ピストンの前記第
一回転軸方向の厚みに略一致することを特徴とする回転
式流体機械を構成したものである。
【0013】また、上記課題を解決するために、請求項
2記載の本発明は、前記第一駆動手段または前記第二駆
動手段から、前記第二駆動手段または前記第一駆動手段
へと動力伝達手段で動力を伝え、前記第一駆動手段と前
記第二駆動手段との駆動部を同一とすることを特徴とす
る請求項1記載の回転式流体機械を構成したものであ
る。
【0014】また、上記課題を解決するために、請求項
3記載の本発明は、前記第一軸受部材に前記吸入室へ流
体を吸入する吸入ポートを有し、前記固定シリンダに前
記吸入室と前記吸入ポートを連通させるための吸入連通
部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の回
転式流体機械を構成したものである。
【0015】また、上記課題を解決するために、請求項
4記載の本発明は、前記固定シリンダの円柱状の中空部
の内周面に、前記吸入室へ流体を吸入する吸入ポートを
有することを特徴とする請求項1または2記載の回転式
流体機械を構成したものである。
【0016】また、上記課題を解決するために、請求項
5記載の本発明は、前記第一軸受部材に前記吐出室から
流体を吐出する吐出ポートを有し、前記固定シリンダに
前記吐出室と前記吐出ポートを連通させるための吐出連
通部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれ
かに記載の回転式流体機械を構成したものである。
【0017】また、上記課題を解決するために、請求項
6記載の本発明は、前記固定シリンダの円柱状の中空部
の内周面に、前記吐出室から流体を吐出する吐出ポート
を有することを特徴とする請求項1ないし4いずれかに
記載の回転式流体機械を構成したものである。
【0018】また、上記課題を解決するために、請求項
7記載の本発明は、前記固定シリンダの中空部の径を、
前記回転シリンダの中空部の径よりも大としたことを特
徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の回転式流体
機械を構成したものである。
【0019】また、上記課題を解決するために、請求項
8記載の本発明は、前記固定シリンダの第二回転軸方向
の厚みが、前記回転シリンダの第二回転軸方向の厚みよ
りも小さいことを特徴とする請求項7記載の回転式流体
機械を構成したものである。
【0020】また、上記課題を解決するために、請求項
9記載の本発明は、前記固定シリンダと前記回転シリン
ダとの前記摺動面において、前記固定シリンダに断面凹
凸部を設け、前記回転シリンダに前記固定シリンダと嵌
合する断面凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1な
いし8いずれかに記載の回転式流体機械を構成したもの
である。
【0021】また、上記課題を解決するために、請求項
10記載の本発明は、塩素を含まない流体を作動媒体と
して用いることを特徴とする請求項1ないし9いずれか
に記載の回転式流体機械を構成したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を用いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である回転式流体機械の縦断面図である。また、図
2はそのB−B部(シリンダ中央部)の横断面図であ
る。また、図3は同実施の形態の固定シリンダの斜視図
である。本実施の形態における回転式流体機械は、作動
媒体としてHFC134a等の塩素を含まない作動媒体
を用いた冷凍サイクル装置の圧縮機として用いる回転式
流体機械である。
【0024】密閉シェル21内にローター22およびス
テータ23からなる電動要素を備え、円柱状のピストン
24とローター22は回転軸L1が一致するように駆動
シャフト25を介して一体化されている。鏡板26aと
従動シャフト26bを有する回転シリンダ26の回転軸
2は、回転シリンダ26の内周とピストン24の外周
が近接するように、回転軸L1に対して所定の量e1だけ
偏心して配置されている。さらに、ピストン24の回転
運動を回転シリンダ26に伝達するため、回転シリンダ
26の鏡板26aに、ピストン24の回転運動と同期し
て回転シリンダ26を回転させる偏心継手機構27を設
けている。偏心継手機構27を介してピストン24と回
転シリンダ26を同時に同期回転させるので、電動要素
が共通となり、制御の手間も省け、部品点数の削減とな
る。
【0025】また、ピストン24の外周に、回転軸L1
と平行に設けたベーン溝28と、このベーン溝28に出
入り自在に嵌挿され、先端が前記回転シリンダ26の内
面と近接するベーン31を備える。ベーン31でピスト
ン24と回転シリンダ26との空間を分割し、吸入室2
9と吐出室30を形成する。
【0026】ピストン24とローター22の駆動シャフ
ト25および回転シリンダ26の従動シャフト26b
は、第一軸受部材32および第二軸受部材33により回
転自在に支持され、第一軸受部材32と第二軸受部材3
3との間には中間室34が形成される。前記第一軸受部
材32の下側端面32aには、その円柱状の中空部の径
が回転シリンダ26の中空部の径よりもわずかに大き
く、かつ、その中心軸がL 2と一致し、その中心軸方向
の厚みが回転シリンダ26の中心軸方向の厚みよりも小
さい固定シリンダ35が第一軸受部材32と一体化され
て配置されている。
【0027】前記ピストン24の上側端面24aは第一
軸受部材32の下側端面32aに密接配置し、ピストン
24の下側端面24bは前記回転シリンダ26の鏡板2
6a上面に密接配置し、さらに、回転シリンダ26の上
側端面26cは固定シリンダ35の下側端面35aに密
接配置することにより、流体の漏れを防止する構成とし
ている。
【0028】また、第一軸受部材32には吸入ポート3
6aと吐出ポート37aを設け、固定シリンダ35には
吸入連通部35bと吐出連通部35cを設けている。吸
入連通部35bは固定シリンダ35上側端面と内面が形
成するエッジ35dのうち、前記第一軸受部材32に設
けた吸入ポート36aの真下に位置する部分を切り欠く
ことにより形成されており、同様に、吐出連通部35c
はエッジ35dのうち、前記第一軸受部材32に設けた
吐出ポート37aの真下に位置する部分を切り欠くこと
により形成されている。吸入室29は吸入連通部35b
と吸入ポート36aを介して吸入管38と連通し、吐出
室30は吐出連通部35cと吐出ポート37aを介して
密閉シェル21内および吐出管39に連通されている。
【0029】以下に、図1、図2および図3を用いて、
本発明の回転式流体機械の動作について説明する。
【0030】ローター22およびステータ23からなる
電動要素を作動させることにより、駆動シャフト25が
駆動され、これと一体のピストン24も回転する。また
この回転力は偏心継手機構27を介して、ローター22
およびピストン24の回転軸L1に対してe1だけ偏心し
て配置された回転シリンダ26に伝わり、回転シリンダ
26はL2を回転軸としてピストン24に同期して、図
2の矢印で示したように回転する。この時、ベーン31
は遠心力および背圧により回転シリンダ26内面および
固定シリンダ35内面に近接するよう、ピストン24に
設けられたベーン溝28内を出入りしながら、ピストン
24と共にL1を回転軸として回転する。
【0031】これにより、ベーン31の回転の進行方向
側に形成されている吐出室30は回転に伴って容積を減
じ、進行方向とは反対側に形成されている吸入室29は
容積を増すことになる。よって、冷凍サイクル中から、
吸入管38を介して吸入ポート36aから吸入された流
体(例えばHFC134a)は、圧縮されて吐出ポート
37aを介して、いったん密閉シェル21内に吐き出さ
れた後、吐出管39から冷凍サイクル中に戻される。
【0032】本発明は、回転シリンダ26と、回転シリ
ンダ26の中空部よりもわずかに大きな径の中空部を有
する固定シリンダ35と、これら回転シリンダ26およ
び固定シリンダ35の内部にe1だけ偏心して配置され
たピストン24と、このピストン24の外周に、回転軸
1と平行に設けられたベーン溝28と、このベーン溝
28に出入り自在に嵌挿され、先端が前記回転シリンダ
26内面と前記固定シリンダ35内面に近接し、吸入室
29と吐出室30を形成するベーン31を備え、前記回
転シリンダ26と前記ピストン24を同期回転させるよ
うに構成した。ベーン31側は凸円弧で回転シリンダ2
6側および固定シリンダ35側は凹円弧となり、油膜形
成に適した形状である。したがって、ベーン31先端と
回転シリンダ26内面および固定シリンダ35内面との
摺動は滑らかなものとなる。さらに、ベーン31先端と
回転シリンダ26内面との摺動は1回転あたり偏心量e
1の2倍に相当する安定した往復摺動であり、シリンダ
26の内径の大小に依存せず、摺動速度も従来のスライ
ディングベーン型ロータリー圧縮機に比べて格段に遅い
ものである。そのため、流体自体に潤滑性の乏しいHF
C134aなどを冷媒として用いた場合にも、ベーン3
1先端や、回転シリンダ26の内面の摩耗がほとんどな
く、信頼性が高く長寿命を実現できると共に、この部分
の摺動損失をも低減でき高効率化を図れる。そのうえ、
ベーン31先端と固定シリンダ35内面との間は、回転
シリンダ26の中空部の径と固定シリンダ35の中空部
の径の差に相当するクリアランスが存在するため、摺動
が生じない。このため、信頼性が高く長寿命を実現でき
ると共に、高効率化を図ることができる。
【0033】また、固定シリンダ35の中心軸方向の厚
みを、回転シリンダ26の中心軸方向の厚みよりも小さ
くしたことにより、ベーン31先端と固定シリンダ35
内面の間のクリアランスが少なくなり、ここからの流体
の漏れを低減することができるため、高効率化を図るこ
とができる。
【0034】また、固定シリンダ35に吸入連通部35
bを設けたことにより、吸入ポート36aと吸入室29
の連通部の流路が拡大され、吸入管38から吸入ポート
36aを介して吸入室29に流体を吸入する際に生じる
圧力損失を低減することが可能になり、高効率化を図る
ことができる。
【0035】また、固定シリンダ35に吐出連通部35
cを設けたことにより、吐出室30と吐出ポート37a
の連通部の流路が拡大され、吐出室30から吐出ポート
37aを介して密閉シェル21内に流体を吐出する際に
生じる圧力損失を低減することが可能になり、高効率化
を図ることができる。
【0036】また、駆動シャフト25にはクランク部が
なく、回転バランス的に非常に良いものであり、振動・
騒音を低減できる。
【0037】さらに、駆動シャフト25とピストン24
はともに円柱状の形状であり、しかも回転軸を一致させ
ているため、容易に一体成形することができ、部品点数
の削減および低コスト化が図れるなど実用上多大な効果
を発揮できる。
【0038】また、吸入ポート36aおよび吐出ポート
37aを備えた第一軸受部材32と、第二軸受部材33
により、ピストン24の駆動シャフト25とシリンダ2
6を回転自在に支持する構成とすることにより、部品点
数の削減とコンパクト化を実現できる。
【0039】また、ピストン24端面24a、24bを
第一軸受部材32の下側端面32aおよび回転シリンダ
26の鏡板26a上面に密接配置することにより、簡単
な構成でピストン24の端面24a、24bからの流体
の漏れを防止でき、高効率化を図ることができる。
【0040】また、回転シリンダ26の上側端面26c
と固定シリンダ35の下側端面35aを密接配置するこ
とにより、簡単な構成で吸入室29および吐出室30と
中間室34の間の流体の漏れを防止でき、高効率化を図
ることができる。
【0041】さらに、ローター22およびピストン24
の回転軸を一致させ、e1だけ偏心して配置された回転
シリンダ26を、その回転シリンダ26の鏡板26aの
内部に配置された偏心継手機構27を用いて同期回転さ
せる機構としたため、部品点数も少なく、コンパクトな
回転式流体機械を提供できるものである。
【0042】なお、本実施の形態では、偏心継手機構
で、ピストンを回転させる動力を回転シリンダに伝えて
いるが、偏心継手機構を省き、かつ、別途ロータおよび
ステータ等の駆動部を設けて、ピストンと回転シリンダ
をそれぞれ回転させる構成も本発明に含まれるものであ
る。
【0043】(実施の形態2)図4は、本発明の異なる
実施の形態である回転式流体機械の固定シリンダの部分
縦断面図である。ただし、図中の回転シャフト25の中
心L1よりも右側は吸入ポート36bを含む断面、L1
りも左側は吐出ポート37bを含む断面である。本実施
の形態は(実施の形態1)の吸入ポート36aおよび吐
出ポート37aの位置を変更したものであり、(実施の
形態1)と同様の機能部品には同一番号を付している。
【0044】本実施の形態では、吸入ポート36bおよ
び吐出ポート37bを固定シリンダ35の内面に設け
る。吸入室29は吸入ポート36bを介して吸入管38
と連通し、吐出室30は吐出ポート37bを介して密閉
シェル21(図1参照)内および吐出管39(図1参
照)に連通されている。
【0045】このような構成にすることにより、吸入ポ
ート36bの流路面積は、吸入管38から吸入ポート3
6bを介して吸入室29に流体を吸入する際に、大きな
圧力損失が起こらないように十分な面積を確保でき、ま
た、吐出ポート37bの流路面積は、吐出室30から吐
出ポート37bを介して密閉シェル21内に流体を吐出
する際に、大きな圧力損失が起こらないように十分な面
積を確保できるため、圧力損失による効率の低下を防止
することができ、高効率化を図ることができる。
【0046】(実施の形態3)図5、本発明の異なる実
施の形態である回転式流体機械の回転シリンダおよび固
定シリンダの部分斜視図である。本実施の形態は、固定
シリンダ35の突起部35eと、回転シリンダ26の溝
部26dを除いて(実施の形態1)と同一であり、(実
施の形態1)と同様の機能部品には同一番号を付してい
る。
【0047】本実施の形態は固定シリンダ35の下側端
面35aに、固定シリンダ35と共通の円柱状の中空部
を有する円柱状の突起部35eを設けると共に、回転シ
リンダ26の上側端面26cに、固定シリンダ35の突
起部35eと嵌合し、その深さが突起部35eの高さと
等しい溝部26dを設けたものである。
【0048】このような形状にすることで、固定シリン
ダ35と回転シリンダ26との摺動面において、固定シ
リンダ35に断面凹凸部である円柱状の突起部35eを
設け、回転シリンダ26に固定シリンダ35と嵌合する
断面凹凸部である溝部26dを設けたことを特徴とする
回転式流体機械を構成できる。
【0049】このような構成にすることにより、回転シ
リンダ26の上側端面26cと固定シリンダ35の下側
端面35a、回転シリンダ26の溝部26dの端面26
eと固定シリンダの突起部35eの端面35fの端面同
士の密接配置に加えて、回転シリンダ26の溝部26d
の円柱面26fと固定シリンダ35の突起部35eの外
側円柱面35gも密接配置される。したがって、回転シ
リンダ26と固定シリンダ35の密接配置により吸入室
29(図1参照)および吐出室30(図1参照)と中間
室34(図1参照)の間を隔てている面積が増加するた
め、この部分からの流体の漏れを防止でき、高効率化を
図ることができる。
【0050】また、固定シリンダ35の突起部35eの
設置により、固定シリンダ35の円柱状の中空部の中心
軸方向の厚みが増すため、突起部35eを設置しない場
合と比較してより大きな吸入連通部35bを設けること
ができる。したがって、吸入室29と吸入ポート35a
(図1参照)の連通部の流路がさらに拡大され、吸入管
38(図1参照)から吸入ポート35aを経て吸入室2
9に流体を吸入する際に生じる圧力損失をさらに低減す
ることが可能になり、高効率化を図ることができる。
【0051】同様に、固定シリンダ35の突起部35e
の設置により、固定シリンダ35の円柱状の中空部の中
心軸方向の厚みが増すため、突起部35eを設置しない
場合と比較してより大きな吐出連通部35cを設けるこ
とができる。したがって、吐出室30と吐出ポート37
a(図1参照)の連通部の流路がさらに拡大され、吐出
室30から吐出ポート37aを経て密閉シェル21(図
1参照)内に流体を吐出する際に生じる圧力損失をさら
に低減することが可能になり、高効率化を図ることがで
きる。
【0052】(実施の形態5)図6は、本発明の異なる
実施の形態である回転式流体機械の回転シリンダと固定
シリンダの部分斜視図である。
【0053】固定シリンダ35の下側端面35aには、
固定シリンダ35と共通の円柱状の中空部を有する円錐
状の突起部35hを設けると共に、回転シリンダ26の
上側端面26cに、固定シリンダ35の突起部35hと
嵌合し、その深さが突起部35hの高さと等しい溝部2
6gを設けたものである。
【0054】このような形状にすることで、固定シリン
ダ35と回転シリンダ26との摺動面において、固定シ
リンダ35に断面凹凸部である円錘状の突起部35hを
設け、回転シリンダ26に固定シリンダ35と嵌合する
断面凹凸部である溝部26gを設けたことを特徴とする
回転式流体機械を構成できる。
【0055】このような固定シリンダ35の突起部35
hと回転シリンダ26の溝部26gの形状を用いた場合
でも前述の形状の突起部35eおよび溝部26dと同様
の効果を得ることができることは言うまでもない。他に
も、例えば断面波形の形状で断面凹凸部を形成するな
ど、摺動面の接触面積を増やすような構成であれば本発
明に含まれるものである。
【0056】なお、固定シリンダ35の下側端面35a
に溝部を、回転シリンダ26の上側端面26cに突起部
を設けた場合でも、上記と同様の理由から、回転シリン
ダ26と固定シリンダ35の密接配置により吸入室29
(図1参照)および吐出室30(図1参照)と中間室3
4(図1参照)の間を隔てている面積が増加するため、
この部分からの流体の漏れを防止でき、高効率化を図る
ことができることは明らかである。
【0057】なお、固定シリンダ35の突起部35eと
回転シリンダ26の溝部26dの形状は上述の形状に限
定されるものではない。
【0058】また、本発明の回転式流体機械において取
り扱う流体は、HFC134a等の塩素を含まない作動
媒体であるとして説明したが、これに限るものではな
く、HC系作動媒体等、回転式流体機械を構成できる作
動媒体であればよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、ベーンの先端と回転シリンダの内面との
摺動は、ベーン側は凸円弧でシリンダ側は凹円弧とな
り、油膜形成に適した形状であり、しかも1回転あたり
偏心量e1の2倍(シリンダとピストンを同期回転させ
た場合)に相当するシリンダの内面部分との安定した往
復摺動であり、シリンダの内径に比べて格段に遅いもの
である。そのため、流体自体に塩素を含まず潤滑性の乏
しいHFC134aなどを冷媒として用いた場合にも、
ベーンの先端やシリンダの内面の摩耗がほとんどなく、
信頼性が高く長寿命を実現できると共に、この部分の摺
動損失を低減でき高効率化を図れるものである。
【0060】また、ピストンの回転運動を回転シリンダ
に伝達する偏心継手機構を設けて同期回転させるので、
駆動部の電動要素が共通となり、制御の手間も省け、部
品点数の削減となる。
【0061】また、固定シリンダに吸入連通部もしくは
吸入ポートを設けることにより、吸入管から吸入室に流
体を吸入する際に生じる圧力損失を低減することが可能
になり、高効率化を図ることができる。
【0062】また、固定シリンダに吐出連通部もしくは
吐出ポートを設けることにより、吐出室から吐出管に流
体を吐出する際に生じる圧力損失を低減することが可能
になり、高効率化を図ることができる。
【0063】また、固定シリンダの中空部の径を回転シ
リンダの中空部の径よりもわずかに大きくしたことによ
り、ベーン先端と固定シリンダ内面の摺動が発生せず、
高信頼性を実現できると共に、高効率化を図ることがで
きる。
【0064】また、固定シリンダの中心軸方向の厚みを
回転シリンダの回転軸方向の厚みよりも小さくしたこと
により、ベーン先端と固定シリンダ内面の間のクリアラ
ンスからの流体の漏れを低減することができるため、高
効率化を図ることができる。
【0065】さらに、固定シリンダの一方の端面および
回転シリンダの一方の端面の、いずれか一方に突起部
を、他方に溝部を設けることにより、吸入室および吐出
室と中間室の間を隔てる回転シリンダの上側端面と固定
シリンダの下側端面の間のシール面のシール面積が増加
するため、このシール面からの流体の漏れを低減でき、
高効率化が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である回転式流体機械の
縦断面図
【図2】同回転式流体機械のB−B部の横断面図
【図3】同回転式流体機械の固定シリンダの斜視図
【図4】本発明の異なる実施の形態である回転式流体機
械の固定シリンダの部分縦断面図
【図5】本発明の異なる実施の形態である回転式流体機
械の固定シリンダと回転シリンダの部分斜視図
【図6】本発明の異なる実施の形態である回転式流体機
械の固定シリンダと回転シリンダの部分斜視図
【図7】従来のロータリー圧縮機の縦断面図
【図8】従来のロータリー圧縮機のA−A部の横断面図
【符号の説明】
21 密閉シェル 22 ロータ 23 ステータ 24 ピストン 24a ピストン上側端面 24b ピストン下側端面 25 駆動シャフト 26 回転シリンダ 26a 鏡板 26b 従動シャフト 26c 回転シリンダ上側端面 26d 回転シリンダ溝部 26e 回転シリンダ溝部端面 26f 回転シリンダ溝部円柱面 26g 回転シリンダ溝部 27 偏心継手機構 28 ベーン溝 29 吸入室 30 吐出室 31 ベーン 32 第一軸受部材 32a 第一軸受部材下側端面 33 第二軸受部材 34 中間室 35 固定シリンダ 35a 固定シリンダ下側端面 35b 固定シリンダ吸入連通部 35c 固定シリンダ吐出連通部 35d 固定シリンダエッジ 35e 固定シリンダ突起部 35f 固定シリンダ突起部端面 35g 固定シリンダ突起部外側円柱面 35h 固定シリンダ突起部 36a 第一軸受部材吸入ポート 36b 固定シリンダ吸入ポート 37a 吐出ポート 38 吸入管 39 吐出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原田 照丸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新宅 秀信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H039 AA03 AA06 AA13 BB04 CC01 CC12 3H040 AA09 BB02 BB10 BB11 CC14 DD03 DD04 DD07 DD32 DD38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一回転軸の回りで回転可能な円柱状の
    ピストンと、前記第一回転軸を支持する第一軸受部材
    と、前記第一回転軸に対し所定偏心幅だけ偏心した第二
    回転軸を円柱状の中空部の中心軸とする固定シリンダ
    と、前記第二回転軸を円柱状の中空部の中心軸としかつ
    前記第二回転軸の回りで回転可能な回転シリンダと、前
    記ピストンの外周面に前記第一回転軸と平行に設けたベ
    ーン溝と、前記ベーン溝に出入り自在に嵌挿されたベー
    ンと、前記ピストンを直接的もしくは間接的に回転させ
    る第一駆動手段と、前記回転シリンダを直接的もしくは
    間接的に前記ピストンと略同期回転させる第二駆動手段
    とを備え、 前記固定シリンダは前記第一軸受部材に固定され、前記
    固定シリンダの円柱状の中空部の径は前記ピストンの径
    より大きく、前記回転シリンダの円柱状の中空部の径は
    前記ピストンの径より大きく、前記固定シリンダと前記
    回転シリンダとは摺動面を介して接しており、 前記所定偏心幅は、前記ピストンの外周面と前記回転シ
    リンダの中空部内面とが近接するように設定された幅で
    あり、前記回転シリンダおよび固定シリンダの中空部と
    前記ピストンとで形成される空間を、前記ベーンの先端
    が前記回転シリンダの中空部内面と近接することで吸気
    室と吐出室とに分割し、 前記回転シリンダの第二回転軸方向の厚みと前記固定シ
    リンダの第二回転軸方向の厚みとの和が、前記ピストン
    の前記第一回転軸方向の厚みに略一致することを特徴と
    する回転式流体機械。
  2. 【請求項2】 前記第一駆動手段または前記第二駆動手
    段から、前記第二駆動手段または前記第一駆動手段へと
    動力伝達手段で動力を伝え、前記第一駆動手段と前記第
    二駆動手段との駆動部を同一とすることを特徴とする請
    求項1記載の回転式流体機械。
  3. 【請求項3】 前記第一軸受部材に前記吸入室へ流体を
    吸入する吸入ポートを有し、前記固定シリンダに前記吸
    入室と前記吸入ポートを連通させるための吸入連通部を
    設けたことを特徴とする請求項1または2記載の回転式
    流体機械。
  4. 【請求項4】 前記固定シリンダの円柱状の中空部の内
    周面に、前記吸入室へ流体を吸入する吸入ポートを有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の回転式流体
    機械。
  5. 【請求項5】 前記第一軸受部材に前記吐出室から流体
    を吐出する吐出ポートを有し、前記固定シリンダに前記
    吐出室と前記吐出ポートを連通させるための吐出連通部
    を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに
    記載の回転式流体機械。
  6. 【請求項6】 前記固定シリンダの円柱状の中空部の内
    周面に、前記吐出室から流体を吐出する吐出ポートを有
    することを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載
    の回転式流体機械。
  7. 【請求項7】 前記固定シリンダの中空部の径を、前記
    回転シリンダの中空部の径よりも大としたことを特徴と
    する請求項1ないし6いずれかに記載の回転式流体機
    械。
  8. 【請求項8】 前記固定シリンダの第二回転軸方向の厚
    みが、前記回転シリンダの第二回転軸方向の厚みよりも
    小さいことを特徴とする請求項7記載の回転式流体機
    械。
  9. 【請求項9】 前記固定シリンダと前記回転シリンダと
    の前記摺動面において、前記固定シリンダに断面凹凸部
    を設け、前記回転シリンダに前記固定シリンダと嵌合す
    る断面凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1ないし
    8いずれかに記載の回転式流体機械。
  10. 【請求項10】 塩素を含まない流体を作動媒体として
    用いることを特徴とする請求項1ないし9いずれかに記
    載の回転式流体機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104895788A (zh) * 2015-06-16 2015-09-09 广东美芝制冷设备有限公司 立式旋叶压缩机和具有其的空调系统

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