JP2000008202A - ワンタッチ前掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】前掛けの接続部分で乳児の皮膚を圧迫すること
なく、又乳児を寝かせたまま、簡単に脱着ができる前掛
け。しかも首から服の中に浸透するミルクを防ぐことの
出来る前掛けを提供する。 【解決手段】前掛け部（１）と挿入部（３）は共に布と
ビニールの２枚重ねでできており、（１）と（３）を襟
刳り（５）の部分で縫い合わせ、スナップ等を一切もう
けず、（３）を体と服の間に挿入することのみで装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ベビー用品の前
掛けに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、紐、マジックテープ、ボタン
等でとめて首から下げるものがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）前掛けを紐、マジックテープ、ボタン等でとめる
場合、首や腰の据わらない乳児に装着するとき、片手で
首を持ち上げて紐等を通す必要があり、煩わしく手間が
かかった。 （ロ）留め具は結び目や重なり部分が首の後ろ又は腰に
きているため、寝た状態が多く、デリケートな乳児にと
って皮膚を痛める欠点があった。 （ハ）乳児はミルクを吐くことが多いが、そのたびに首
から服の中までミルクが入り込み服を全部着替えさせる
必要があった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】襟刳りに沿って前掛部
（１）にもう一枚挿入部（３）をつけることで前掛けを
装着することにより、留め具を一切使わないことを特徴
とした前掛け。

【０００５】

【発明の実施の形態】乳児の体に前掛けをあわせ、体と
服の間に挿入部（３）を挿入して装着する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。乳
児を寝かせたままの状態で襟刳りに前掛けをあて、前掛
け部（１）と挿入部（３）で服を挟むように挿入部
（３）を挿入して装着する。外すときは、襟の部分から
乳児の顔の方へ軽く引っ張るだけで外れるが、下へ乳児
が引っ張っても簡単には外れない仕組み。セットする前
掛けの裏面、挿入部（３）の裏面が共にビニールになっ
ているため、水分が首の中まで入り込んでも挿入部
（３）が吸収する。

【０００７】

【発明の効果】乳児を寝かせたままの状態で簡単に装着
でき、取り外しも一瞬で可能。又、乳児の前面のみの装
着であるため、首の後ろや腰等を圧迫することもない。
その他、多少のミルクをはいても服を覆っているため
に、ミルクが漏れることが無く服を着替えさせる必要も
なくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図

【図２】本発明の裏面図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 前掛け部 ２ 前掛け部裏 ３ 挿入部 ４ 挿入部裏 ５ 襟刳り

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】襟刳りに沿って前掛け部（１）にもう一枚
   挿入部（３）をつけることで前掛けを装着することによ
   り、留め具を一切使わないことを特徴とした前掛け。