JP2000005547A - 中空糸膜式除湿装置 - Google Patents

中空糸膜式除湿装置

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JP2000005547A
JP2000005547A JP10178622A JP17862298A JP2000005547A JP 2000005547 A JP2000005547 A JP 2000005547A JP 10178622 A JP10178622 A JP 10178622A JP 17862298 A JP17862298 A JP 17862298A JP 2000005547 A JP2000005547 A JP 2000005547A
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Japan
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fiber membrane
hollow fiber
compressed air
air
silencer
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Toshihiro Suzuki
木 敏 弘 鈴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の中空糸膜式除湿装置において、本体
ケース内の余剰空間を有効に利用し、消音効果を向上さ
せる。 【解決手段】 多数の中空糸膜21を結束して両端部を
固結してなる複数の中空糸膜モジュール20A,20B
を本体ケース12内に並設する。この中空糸膜式除湿装
置において、複数の中空糸膜モジュールの端部における
圧縮空気の流路17,18間に位置させて、除湿した圧
縮空気の一部を、パージ空気としてオリフィス31を通
して噴出させる消音室30を設けると共に、該消音室3
0からサイレンサ32を通して各中空糸膜モジュール2
0A,20Bの2次側にパージ空気を送給する流路34
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の中空糸膜モ
ジュールを内蔵した中空糸膜式の空気除湿装置に関する
ものであり、特に、パージ用空気の排出音を低減するた
めのサイレンサ及び消音室を組み込んだ中空糸膜式除湿
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気圧機器を作動させるための圧縮空
気、あるいは他の各種目的に供される圧縮空気を除湿す
る中空糸膜式の除湿装置においては、中空糸膜で分離し
た水分を早期に排出して分離効率を高めるため、除湿し
た圧縮空気の一部をパージ空気として中空糸膜の2次側
に送給し、分離した水分の排出に利用している。この場
合に、中空糸膜によって水分を分離すべき圧縮空気は比
較的高圧であり、これに対してパージ空気はその高圧の
空気をオリフィスから噴出させて低圧化するので、オリ
フィスにおいて排出音が発生し、その音量をできるだけ
小さくすることが要求されている。
【0003】このような要求に対処し、従来から、上記
オリフィスにおける排出音を低減させるための多孔のサ
イレンサをオリフィスの直後に設けたり、邪魔板をパー
ジ空気の出口部分に設けたりした除湿装置は既に知られ
ている(例えば、特開平8−299743号公報参
照)。しかしながら、消音効果を高めるためには、大き
いサイレンサや大きい消音室を用いる必要があり、しか
も、大流量の除湿装置ではパージ空気の流量も多くなる
ため、十分な消音効果を得ることが困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、主として大
容量の除湿装置における上述のような問題を解消するた
めになされたもので、その技術的課題は、基本的には、
複数の中空糸膜モジュールを収容した本体ケース内の余
剰空間を有効に利用し、消音効果の優れた中空糸膜式除
湿装置を得ることにある。また、本発明の他の技術的課
題は、消音室に設けたパージ空気を噴出させるオリフィ
ス及び該空気を送出するサイレンサを、簡単に装着、交
換または補修できるようにして、それらの組み付けやメ
ンテナンスを容易にした中空糸膜式除湿装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の中空糸膜式除湿装置は、多数の中空糸
膜を結束して両端部を固結してなる中空糸膜モジュール
の複数を本体ケース内に並設し、除湿すべき圧縮空気を
それらの中空糸膜モジュールに直列的に送給するように
した中空糸膜式除湿装置において、複数の中空糸膜モジ
ュールの端部における圧縮空気の流路間に位置させて、
除湿した圧縮空気の一部をパージ空気としてオリフィス
を通して噴出させる消音室を設けると共に、該消音室か
らサイレンサを通して各中空糸膜モジュールの2次側に
パージ空気を送給する流路を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】また、本発明の第2の中空糸膜式除湿装置
は、多数の中空糸膜を結束して両端部を固結してなる中
空糸膜モジュールの複数を本体ケース内に並設し、除湿
すべき圧縮空気をそれらの中空糸膜モジュールに並列的
に送給するようにした中空糸膜式除湿装置において、複
数の中空糸膜モジュールにおける圧縮空気の流出側端部
の流路間に位置させて、各中空糸膜モジュールで除湿し
た圧縮空気の一部をパージ空気としてオリフィスを通し
て噴出させる消音室を設けると共に、該消音室からサイ
レンサを通して各中空糸膜モジュールの2次側にパージ
空気を送給する流路を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】上記構成を有する中空糸膜式除湿装置は、
複数の中空糸膜モジュールを備えてそれらを本体ケース
内に収容することにより大容量化した場合に、上記複数
の中空糸膜モジュールの端部における圧縮空気の流路間
に余剰空間が生じることに着目し、その余剰空間をオリ
フィスにおいて発生する排出音の消音に有効に利用する
ものである。すなわち、複数の中空糸膜モジュールを本
体ケース内に収容した中空糸膜除湿装置においては、そ
の複数の中空糸膜モジュールの端部における圧縮空気の
流路間に比較的大きい余剰空間を確保でき、その余剰空
間に比較的大きい消音室を設けると共に、該消音室にサ
イレンサを設けているので、消音効果の優れた中空糸膜
式除湿装置を得ることができる。
【0008】また、上記中空糸膜式除湿装置において
は、圧縮空気の一部をパージ空気として噴出させるオリ
フィス及び該空気を送出するサイレンサを設けた消音室
を、本体ケースに設けた着脱自在の蓋によって閉鎖し、
上記オリフィス及びサイレンサを簡単に装着、交換また
は補修できるようにして、それらの組み付けやメンテナ
ンスを容易にすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係る中
空糸膜式除湿装置で複数の中空糸膜モジュールを直列的
に接続してなる第1実施例を示している。この第1実施
例の中空糸膜式除湿装置は、頭部ハウジング11と、モ
ジュールケース12と、底部ハウジング13とからなる
本体ケース10を備え、それらの各ハウジングとケース
は順次シール部材を介して接合され、以下に説明するよ
うに、圧縮空気を複数の中空糸膜モジュールに直列的に
送給する流路を形成している。
【0010】上記頭部ハウジング11は、除湿すべき圧
縮空気を導入する入口ポート15と除湿した圧縮空気を
導出する出口ポート16とを備え、それらの各ポート1
5,16に通じる流路17,18を、モジュールケース
12との接合面に開口させている。モジュールケース1
2は、その内部に2本の中空糸膜モジュール20A,2
0Bを並列状態で収容したものである。これらの中空糸
膜モジュール20A,20Bは、それぞれ、多数の中空
糸膜21を内筒23の周囲に円筒状に配列結束して、そ
の両端部を合成樹脂からなるシール材22により固結
し、それをアルミニウム製の外筒24内に気密に収容す
ることにより構成している。上記頭部ハウジング11の
入口ポート15に通じる流路17は、中空糸膜モジュー
ル20Aの端部に臨ませたものであり、また、上記出口
ポート16に通じる流路18は、他方の中空糸膜モジュ
ール20Bの端部に臨ませたものである。
【0011】上記モジュールケース12の下端に接続し
た底部ハウジング13は、モジュールケース12内に収
容したそれぞれの中空糸膜モジュール20A,20Bの
端部間を連通させる流路27を有するものであり、これ
により、一方の中空糸膜モジュール20Aにおいてある
程度除湿されてその端部から流出した圧縮空気が、他方
の中空糸膜モジュール20Bにおける中空糸膜21内に
導入され、その内部を通過する間に再び除湿され、出口
ポート16から低露点の除湿空気として出力される。な
お、中空糸膜モジュール20Aにおいてフッ素樹脂系の
中空糸膜を用い、中空糸膜モジュール20Bにおいてポ
リイミド系の中空糸膜を用いると、最も効率よく低露点
の除湿空気を得ることができる。
【0012】上記頭部ハウジング11内には、二つの中
空糸膜モジュール20A,20Bの端部における圧縮空
気の流路17,18間に位置させて、それらの中空糸膜
モジュールで除湿された圧縮空気の一部をパージ空気と
して導入する消音室30を設けている。この消音室30
は、出口ポート16側の中空糸膜モジュール20Bを経
て除湿された圧縮空気の一部を流路18からオリフィス
31を通して導入し、それを大気圧程度まで低圧化した
うえで、多孔体からなるサイレンサ32を通して各中空
糸膜モジュールの2次側に送給するもので、該消音室を
二つの中空糸膜モジュール20A,20Bの端部におけ
る流路17,18間に設けているので、本体ケース10
を特に大型化しなくても、消音室30を設けるための比
較的大きい空間を確保でき、該消音室30内に取り付け
るサイレンサ32も大きさの制限を受けることが少なく
なるので、消音効果の優れた中空糸膜式除湿装置を得る
ことができる。すなわち、上記消音室30では、騒音気
流の膨張により音波が減衰され、且つ、気流及び振動音
波が相互作用により減衰され、またサイレンサ32では
消音室30内の気流が整流されるので、これらの相乗効
果によってオリフィス31における排出音を著しく低減
させることができる。
【0013】また、上記消音室30には、圧縮空気の一
部をパージ空気として噴出させるオリフィス31及び該
空気を送出するサイレンサ32を、該消音室30側から
螺着することによって取り付け、該消音室30を、頭部
ハウジング11に着脱自在に螺着した蓋33によって閉
鎖しているので、上記オリフィス31及びサイレンサ3
2を簡単に装着、交換または補修することができ、それ
らの組み付けやメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0014】消音室30からサイレンサ32を通して送
給されたパージ空気は、モジュールケース12内の流路
34を通して、出口ポート16側の中空糸膜モジュール
20Bの周囲に導入するようにしている。上記各中空糸
膜モジュール20A,20Bは、外筒24の中間部とモ
ジュールケース12との間にOリングからなるシール部
材35を介装して、該モジュールケース12内に収容し
たものであり、モジュールケース12と外筒24との間
の間隙は、そのシール部材35の両側間が気密に遮断さ
れている。また、外筒24にはそのシール部材35の両
側で外筒24の両端部に近い位置にそれぞれ複数の通気
孔36,37を設けている。
【0015】従って、上記流路34を通して出口ポート
16側の中空糸膜モジュール20Bの周囲に導入された
パージ空気は、その中空糸膜モジュール20Bにおける
外筒24の通気孔36を通して中空糸膜21の周囲に導
入され、該中空糸膜21において2次側に分離された水
分を保持して、該外筒24の通気孔37からその外側に
流出し、そのパージ空気は、入口ポート15側の中空糸
膜モジュール20Aにおける通気孔37からその外筒2
4内の中空糸膜21の周囲に導入され、該中空糸膜21
において2次側に分離された水分を保持して、外筒24
の通気孔36からその外側に流出し、モジュールケース
12に設けたパージ空気出口38から外部に排出され
る。なお、図2中に付した実線の矢印は除湿すべき圧縮
空気の流れを、鎖線の矢印はパージ空気の流れを示して
いる。
【0016】図3ないし図5は、本発明に係る中空糸膜
式除湿装置の第2実施例を示している。この第2実施例
の中空糸膜式除湿装置は、図1及び図2の第1実施例の
場合と同様に、頭部ハウジング41と、モジュールケー
ス42と、底部ハウジング43とからなる本体ケース4
0を備え、それらを順次シール部材を介して接合してい
るが、以下に説明するように、圧縮空気をモジュールケ
ース42内の複数の中空糸膜モジュール50A,50B
に並列的に送給する流路を形成し、第1実施例の場合よ
りも一層大流量化している。
【0017】上記頭部ハウジング41は、図5に示すよ
うに、除湿すべき圧縮空気を導入する入口ポート45を
設けたポートブロック41aと、除湿した圧縮空気を導
出する出口ポート46を設けたポートブロック41d
と、それらのポートブロック41a,41dの間にあっ
て、上記入口ポート45に通じる流路47A,47B、
出口ポート46に通じる流路48A,48B、並びに消
音室60を形成する複数の流路ブロック41b,41c
を備え、それらをパッキン49を介して相互に結合して
いる。なお、上記流路ブロックはその数を任意に増減
し、それによって使用する中空糸膜モジュールの数を増
減し、除湿装置の容量を任意に設定することができる。
【0018】一方、上記モジュールケース42は、内部
にそれぞれ2本の中空糸膜モジュール50A,50Bを
並列状態で収容してなるケースブロック42b,42c
の複数を接合することにより構成し、これらのケースブ
ロック42b,42cを前記流路ブロック41b,41
cに対応させている。そして、上記頭部ハウジング41
の流路ブロック41b,41cにおける入口ポート45
に通じる2分した流路47A,47Bは、モジュールケ
ース42の各ケースブロック42b,42cにおける中
空糸膜モジュール50A,50Bの中心孔55に嵌着筒
部56A,56Bにより気密に連通させている。また、
上記流路ブロック41b,41cに設けた出口ポート4
6に通じる流路48A,48Bは、各ケースブロック4
2b,42cにおける中空糸膜モジュール50A,50
Bの各中空糸膜51の流出側開口端に連通させている。
【0019】上記中空糸膜モジュール50A,50B
は、前記第1実施例と同様に、それぞれ、多数の中空糸
膜51を内筒53の周囲に円筒状に配列結束して、その
両端部をシール材52により固結し、それを外筒54内
に気密に収容することにより構成したものである。な
お、第1実施例とは異なり、内筒53内の中心孔55は
上述したように入口ポート45に連通する流路として利
用している。また、上記モジュールケース42の下端に
接続した底部ハウジング43は、上記各ケースブロック
42b,42cに対応する流路ブロック43b,43c
を備え、ケースブロック42b,42c内に収容したそ
れぞれの中空糸膜モジュール50A,50Bにおける中
心孔55と、中空糸膜51の開口端とを相互に連通させ
る流路57A,57Bを有するものである。なお、上述
したケースブロック42b,42c及び上記流路ブロッ
ク43b,43cは、前記流路ブロック41b,41c
の数に対応させて増減させるものである。
【0020】従って、入口ポート45からポートブロッ
ク41a内を経て流路47A,47B内に流入した圧縮
空気は、嵌着筒部56A,56Bを通して各ケースブロ
ック42b,42cにおける中空糸膜モジュール50
A,50Bの中心孔55に流入し、その中心孔55を通
過した後に、各中空糸膜モジュール50A,50Bの下
端から中空糸膜51内に導入されて除湿され、流路ブロ
ック41b,41cに設けた流路48A,48Bを通し
て出口ポート46に至り、該ポートから排出される。
【0021】上記頭部ハウジング41における流路ブロ
ック41b,41c内には、中空糸膜モジュール50
A,50Bの流出側端部における圧縮空気の流路48
A,48B間に位置させて、中空糸膜モジュール50
A,50Bで除湿された圧縮空気の一部をパージ空気と
して導入する単一の消音室60を設けている。この消音
室60は、各中空糸膜モジュール50A,50Bを経て
除湿された圧縮空気の一部を流路48A,48Bからオ
リフィス61を通して導入することにより、それを大気
圧程度まで低圧化し、サイレンサ62を通して各中空糸
膜モジュール50A,50Bの2次側に送給するもの
で、消音室60を各中空糸膜モジュール50A,50B
の流出側端部における流路48A,48B間に単一の室
として設けているので、本体ケース40を特に大型化し
なくても、消音室60を設けるための比較的大きい空間
を確保でき、該消音室60内に取り付けるサイレンサ6
2も大きさの制限を受けることが少なくなるので、消音
効果の優れた中空糸膜式除湿装置を得ることができる。
【0022】なお、消音室60及びサイレンサにおける
消音作用は、第1実施例の場合と変わるところがない
が、この第2実施例では、第1実施例に比して消音室6
0の容積が大きくなるので、それだけ消音効果を高める
ことができる。
【0023】また、上記消音室60には、圧縮空気の一
部をパージ空気として噴出させるオリフィス61及び該
空気を送出するサイレンサ62を、該消音室60側から
螺着することによって取り付け、該消音室60を、頭部
ハウジング41における各流路ブロック41b,41c
に着脱自在に螺着した蓋63によって閉鎖しているの
で、上記オリフィス61及びサイレンサ62を簡単に装
着、交換または補修することができ、それらの組み付け
やメンテナンスを容易に行うことができる。
【0024】消音室60からサイレンサ62を通して送
給されたパージ空気は、モジュールケース42内の流路
64を通して、中空糸膜モジュール50A,50Bの周
囲に導入するようにしている。上記各中空糸膜モジュー
ル50A,50Bは、外筒54の中間部とモジュールケ
ース42との間にOリングからなるシール部材65を介
装して、該モジュールケース42内に収容したものであ
り、モジュールケース42と外筒54との間の間隙は、
そのシール部材65の両側間が気密に遮断されている。
また、外筒54にはそのシール部材65の両側で外筒5
4の両端部に近い位置にそれぞれ複数の通気孔66,6
7を設けている。
【0025】従って、上記流路64を通して中空糸膜モ
ジュール50A,50Bの周囲に導入されたパージ空気
は、それらの中空糸膜モジュール50A,50Bにおけ
る外筒54の通気孔66を通して中空糸膜51の周囲に
導入され、該中空糸膜51において2次側に分離された
水分を保持して、該外筒54の通気孔67からその外側
に流出し、そのパージ空気は底部ハウジング43に設け
たパージ空気出口68から外部に排出される。なお、図
4中に付した実線の矢印は除湿すべき圧縮空気の流れ
を、鎖線の矢印はパージ空気の流れを示している。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の中空糸膜式除湿
装置によれば、大容量の除湿装置において、複数の中空
糸膜モジュールを収容した本体ケース内の余剰空間を有
効に利用し、消音効果の優れた中空糸膜式除湿装置を得
ることができ、また、消音室に設けたパージ空気を噴出
させるオリフィス及び該空気を送出するサイレンサを、
簡単に装着、交換または補修できるようにしているの
で、それらの組み付けやメンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中空糸膜式除湿装置の第1実施例
の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明に係る中空糸膜式除湿装置の第2実施例
の正面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う拡大縦断面図である。
【図5】図3のC−C線に沿う拡大横断面図である。
【符号の説明】
10,40 本体ケース 15,45 入口ポート 16,46 出口ポート 17,18,48A,48B 流路 20A,20B,50A,50B 中空糸膜モジュー
ル 21,51 中空糸膜 30,60 消音室 31,61 オリフィス 32,62 サイレンサ 33,63 蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の中空糸膜を結束して両端部を固結し
    てなる中空糸膜モジュールの複数を本体ケース内に並設
    し、除湿すべき圧縮空気をそれらの中空糸膜モジュール
    に直列的に送給するようにした中空糸膜式除湿装置にお
    いて、 複数の中空糸膜モジュールの端部における圧縮空気の流
    路間に位置させて、除湿した圧縮空気の一部をパージ空
    気としてオリフィスを通して噴出させる消音室を設ける
    と共に、該消音室からサイレンサを通して各中空糸膜モ
    ジュールの2次側にパージ空気を送給する流路を設け
    た、ことを特徴とする中空糸膜式除湿装置。
  2. 【請求項2】多数の中空糸膜を結束して両端部を固結し
    てなる中空糸膜モジュールの複数を本体ケース内に並設
    し、除湿すべき圧縮空気をそれらの中空糸膜モジュール
    に並列的に送給するようにした中空糸膜式除湿装置にお
    いて、 複数の中空糸膜モジュールにおける圧縮空気の流出側端
    部の流路間に位置させて、各中空糸膜モジュールで除湿
    した圧縮空気の一部をパージ空気としてオリフィスを通
    して噴出させる消音室を設けると共に、該消音室からサ
    イレンサを通して各中空糸膜モジュールの2次側にパー
    ジ空気を送給する流路を設けた、ことを特徴とする中空
    糸膜式除湿装置。
  3. 【請求項3】圧縮空気の一部をパージ空気として噴出さ
    せるオリフィス及び該空気を送出するサイレンサを設け
    た消音室を、本体ケースに設けた着脱自在の蓋によって
    閉鎖したことを特徴とする請求項1または2に記載の中
    空糸膜式除湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009268958A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ckd Corp 乾燥空気供給装置

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JP2009268958A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ckd Corp 乾燥空気供給装置

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