JP2000004388A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JP2000004388A
JP2000004388A JP10168360A JP16836098A JP2000004388A JP 2000004388 A JP2000004388 A JP 2000004388A JP 10168360 A JP10168360 A JP 10168360A JP 16836098 A JP16836098 A JP 16836098A JP 2000004388 A JP2000004388 A JP 2000004388A
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JP
Japan
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protective glass
wiper
wiper blade
wiped
water droplets
Prior art date
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Pending
Application number
JP10168360A
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English (en)
Inventor
Nobuo Suzuki
伸雄 鈴木
Nobuyuki Tanaka
伸行 田中
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビカメラ用ハウジング10の保護ガラス2
4に付着した水滴等を除去するワイパ装置26におい
て、ワイパ装置26のワイパブレード42の移動範囲の
両端部近傍に、ワイパブレード42で拭き取った水滴等
を、ワイパブレード42から離すための段部60又は溝
を形成することにより、拭き取った水滴等が保護ガラス
24に再付着するのを防止する。 【解決手段】本発明は、ワイパブレード42の移動範囲
の両端部近傍に、ワイパブレード42で拭き取った水滴
等をワイパブレード42から離すための段部60又は溝
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイパ装置に係り、
特にテレビカメラを収納するテレビカメラ用ハウジング
の保護ガラスに付着した水滴、塵等を除去するワイパ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラを収納するテレビカメラ用
ハウジングは、テレビカメラの撮影レンズの前面に対応
する位置に保護ガラスが設けられている。また、前記テ
レビカメラ用ハウジングには、前記保護ガラスの側方に
ワイパ装置が設けられたものがあり、このワイパ装置で
ワイパブレード(ワイパ部材)を往復移動させることに
より、保護ガラスに付着した水滴、塵等を除去してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイパ装置は、ワイパブレードで拭き取った水滴等がワ
イパブレードの移動範囲の両端部で溜まり、そして、ワ
イパブレードが反対方向に移動する時に、前記溜まった
水滴等がワイパブレードに伴われて移動して保護ガラス
に再付着するという欠点がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、拭き取った水滴等がガラスに再付着するのを防
止することができるワイパ装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワイパ部材を往復移動させてガラスに付
着した水滴等を拭き取るワイパ装置において、前記ワイ
パ部材の移動範囲の両端部近傍に、該ワイパ部材で拭き
取った水滴等をワイパ部材から離すための段部又は溝を
形成したことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、ワイパ部材で拭き取られ
た水滴等は、ワイパ部材が段部又は溝を通過する時にワ
イパ部材から離れる。これにより、本発明は、拭き取っ
た水滴等がガラスに再付着するのを防止することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るワイパ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の実施の形態に係るワイパ装置を備えた
テレビカメラ用ハウジング10が、雲台装置12に取り
付けられた状態を示す正面図である。
【0008】同図に示す雲台装置12は、リモコン操作
によってカメラをパン・チルト操作するリモコン雲台で
あり、パン軸14及びチルト軸16を備え、これらの軸
14、16を駆動する駆動部が雲台装置12のケーシン
グ18に内蔵されている。前記雲台装置12のチルト軸
16には、L字状に形成された支持台20が取り付けら
れている。この支持台20上に前記テレビカメラ用ハウ
ジング10が、図示しない取付用アダプタを介して取り
付けられている。
【0009】前記テレビカメラ用ハウジング10は、テ
レビカメラを収納する金属製のハウジング本体22を有
し、このハウジング本体22の前面に、保護ガラス2
4、ワイパ装置26、及びウォッシャーノズル28、3
0が設けられている。前記保護ガラス24は、矩形状に
形成されると共にハウジング本体22の前面に形成され
た開口部に取り付けられている。また、保護ガラス24
は、ハウジング本体22に収納されたテレビカメラの図
2上二点鎖線で示す撮影レンズ32の前面に対応した位
置に取り付けられている。
【0010】前記保護ガラス24の内側面の周囲には、
デフロスター装置である板状のヒータ34が取り付けら
れており、このヒータ34は、電極36を介して図示し
ない電源に接続されている。したがって、前記電源から
前記ヒータ34に電力を供給すると、ヒータ34によっ
て保護ガラス24が加温される。これにより、保護ガラ
ス24の表面に付着した霜や曇りが除去される。
【0011】前記保護ガラス24の外周縁部には、断熱
材38が取り付けられる。この断熱材38の内周部には
凹部39が形成され、この凹部39に保護ガラス24の
外周縁部を嵌入することにより、断熱材38が保護ガラ
ス24に取り付けられている。前記断熱材38は、ねじ
40によってハウジング本体22に固定され、これによ
り、保護ガラス24が断熱材38を介してハウジング本
体22に取り付けられている。これにより、前記保護ガ
ラス24は、ハウジング本体22の前面22Aから前方
に所定量突出した位置に配置される。
【0012】前記断熱材38は、例えばクロロプレーン
ゴム(CR)等の保護ガラス24よりも熱伝導率の小さ
い材料で形成され、ヒータ34による保護ガラス24の
断熱性が高められている。図1に示すように、本実施の
形態のワイパ装置26は、保護ガラス24の側方に設け
られている。前記ワイパ装置26は、長尺状のワイパブ
レード42を有し、ワイパブレード42の中央部が、平
行リンク機構を構成するリンク44に連結されている。
【0013】前記リンク44の図1上右端部は、前記平
行リンク機構を構成する駆動アーム46の下端部に、ピ
ン48を介して回動自在に連結される。また、リンク4
4の図1上左端部は、前記平行リンク機構を構成する従
動アーム50の下端部に、ピン52を介して回動自在に
連結されている。前記駆動アーム46と従動アーム50
とは、平行に配置されている。そして、駆動アーム46
は、その上端部が図示しないモータの出力軸54に連結
され、前記従動アーム50は、その上端部がピン56を
介してモータハウジング58に回動自在に支持されてい
る。このモータハウジング58に、前記モータが内蔵さ
れている。
【0014】前記モータを駆動して駆動アーム46を揺
動すると、前記ワイパブレード42が保護ガラス24の
前面において往復移動する。また、前記ワイパブレード
42は、図示しない付勢部材によって保護ガラス24に
向けて付勢されている。これにより、ワイパブレード4
2は、保護ガラス24に押圧された状態で往復移動する
ので、保護ガラス24の前面に付着した水滴や塵等がワ
イパブレード42によって確実に拭き取られる。
【0015】前記ワイパブレード42の往復移動ストロ
ークは、図3に示すLの範囲に設定されている。前記ス
トロークLの始端Aは、保護ガラス24の図3上左側方
位置に設定され、ストロークLの折返端Bは、保護ガラ
ス24の図3上右側方位置に設定されている。前記範囲
でワイパブレード42のストロークLを設定すると、ワ
イパブレード42で拭き取った水滴、塵が保護ガラス2
4に再付着するのを防止することができる。
【0016】この点について説明すると、前記保護ガラ
ス24は、ハウジング本体22の前面22Aから前方に
突出した位置にあるので、保護ガラス24と前面22A
との間には段部60、60が形成されている。これによ
り、ワイパブレード42が保護ガラス24から離れて段
部60に移動した時に、拭き取ってきた水滴、塵が自重
で段部60、60に落下する。よって、拭き取った水
滴、塵が保護ガラス24に再付着するのを防止できる。
また、段部60に落下せずワイパブレード42に残った
水滴、塵は、両端A、Bから段部60、60を通過する
時に保護ガラス24のエッジ25、25によって強制的
に掻き取られ、段部60、60に落下する。
【0017】したがって、本実施の形態のワイパ装置2
6は、拭き取った水滴、塵が保護ガラス24に再付着す
るのを確実に防止することができる。なお、保護ガラス
24が矩形状であると、ワイパブレード42が保護ガラ
ス24のエッジ25を乗り上げる時に、ワイパブレード
42の全長分が前記エッジ25に同時に当接する。即
ち、ワイパブレード42とエッジ25とが面接触する。
これにより、ワイパブレード42は、保護ガラス24の
エッジ25から大きな反力を受けるので、ワイパブレー
ド42がスムーズに動作せず、また、前記反力に抗する
ために余計な動力が必要になるという不具合が生じる。
【0018】そこで、前記反力を低減するために、図4
の如く保護ガラス24Aを円形に形成することが好まし
い。保護ガラス24Aを円形にすると、ワイパブレード
42は、保護ガラス24Aのエッジ25Aに点接触しな
がら移動するので、前記反力が低減し、ワイパブレード
42の動作もスムーズになる。また、図5の如く保護ガ
ラス24Bを六角形に形成しても良い。この場合にも同
様に、ワイパブレード42は、保護ガラス24Bのエッ
ジ25Bに点接触しながら移動するので、エッジ25B
からの反力が低減し、ワイパブレード42の動作もスム
ーズになる。また、前記点接触によって、ワイパブレー
ド42に付着した水滴等の剥離効果が向上する。
【0019】なお、本実施の形態では、保護ガラス24
をハウジング本体22の前面22Aから突出させて、段
部60を形成したが、これに限られるものではない。例
えば、保護ガラス24の両端部近傍に段部、又は溝を形
成してもよく、また、ハウジング本体22の前面22A
に段部、又は溝を形成しても良い。本実施の形態では、
テレビカメラ用ハウジング10用のワイパ装置について
説明したが、これに限られるものではなく、乗用車等に
取り付けられるワイパ装置についても本発明のワイパ装
置を適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイパ
装置によれば、ワイパ部材の移動範囲の両端部近傍に、
ワイパ部材で拭き取った水滴等をワイパ部材から離すた
めの段部又は溝を形成したので、拭き取った水滴等がガ
ラスに再付着するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のテレビカメラ用ハウジングが雲
台装置に設置された正面図
【図2】図1に示したテレビカメラ用ハウジングの保護
ガラスの断面図
【図3】ワイパブレードの移動範囲を示す説明図
【図4】保護ガラスを円形にした場合のワイパブレード
との関係を示す説明図
【図5】保護ガラスを六角形にした場合のワイパブレー
ドとの関係を示す説明図
【符号の説明】
10…テレビカメラ用ハウジング 12…雲台装置 22…ハウジング本体 24…保護ガラス 26…ワイパ装置 28、30…ウォッシャーノズル 34…ヒータ 38…断熱材 42…ワイパブレード 60…段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイパ部材を往復移動させてガラスに付着
    した水滴等を拭き取るワイパ装置において、 前記ワイパ部材の移動範囲の両端部近傍に、該ワイパ部
    材で拭き取った水滴等をワイパ部材から離すための段部
    又は溝を形成したことを特徴とするワイパ装置。
JP10168360A 1998-06-16 1998-06-16 ワイパ装置 Pending JP2000004388A (ja)

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JP10168360A JP2000004388A (ja) 1998-06-16 1998-06-16 ワイパ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284243A (ja) * 2003-09-09 2005-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置およびレンズ鏡胴
WO2015003705A1 (de) * 2013-07-09 2015-01-15 Conti Temic Microelectronic Gmbh Optische überwachungseinrichtung für ein kraftfahrzeug, insbesondere überwachungskamera mit einer optisch transparenten abdeckung

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