JP2000003291A - プログラム開発支援システム - Google Patents
プログラム開発支援システムInfo
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- JP2000003291A JP2000003291A JP10165491A JP16549198A JP2000003291A JP 2000003291 A JP2000003291 A JP 2000003291A JP 10165491 A JP10165491 A JP 10165491A JP 16549198 A JP16549198 A JP 16549198A JP 2000003291 A JP2000003291 A JP 2000003291A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- program
- department
- simulation
- program development
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラムのテスト依頼からそのテストの実
施、更にはテスト結果の回答を簡単に、且つ効率的に実
行することができ、プログラムの開発を効果的に支援す
ることのできるプログラム開発支援システムを提供す
る。 【解決手段】 プログラム開発部門1から指定されたプ
ログラムPのテスト条件を記憶すると共に、このテスト
条件に関連付けて該プログラムのシミュレーション部門
2によるテスト結果を記憶するデータベース記憶装置4
を備え、データベース記憶装置に記憶されたプログラム
のテスト条件をシミュレーション部門に提示することで
プログラムのテストを促すと共に(テスト依頼手段)、
データベース記憶装置に記憶されたプログラムのテスト
結果をプログラム開発部門に提示してその回答を行う
(結果報告手段)ことを特徴とする。
施、更にはテスト結果の回答を簡単に、且つ効率的に実
行することができ、プログラムの開発を効果的に支援す
ることのできるプログラム開発支援システムを提供す
る。 【解決手段】 プログラム開発部門1から指定されたプ
ログラムPのテスト条件を記憶すると共に、このテスト
条件に関連付けて該プログラムのシミュレーション部門
2によるテスト結果を記憶するデータベース記憶装置4
を備え、データベース記憶装置に記憶されたプログラム
のテスト条件をシミュレーション部門に提示することで
プログラムのテストを促すと共に(テスト依頼手段)、
データベース記憶装置に記憶されたプログラムのテスト
結果をプログラム開発部門に提示してその回答を行う
(結果報告手段)ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の仕様に応じ
たソフトウェア・プログラムの開発を、迅速に且つ効果
的に支援することのできるプログラム開発支援システム
に関する。
たソフトウェア・プログラムの開発を、迅速に且つ効果
的に支援することのできるプログラム開発支援システム
に関する。
【0002】
【関連する背景技術】コンピュータを用いたデータ処理
技術の発展とその普及に伴い、ユーザからの要求や業務
内容に応じた特殊仕様のソフトウェア・プログラムの開
発が盛んに進められるようになってきた。
技術の発展とその普及に伴い、ユーザからの要求や業務
内容に応じた特殊仕様のソフトウェア・プログラムの開
発が盛んに進められるようになってきた。
【0003】この種のソフトウェア・プログラムの開発
は、通常、専門知識を有するプラグラマが個々に所属す
るプログラム開発部門にてローカルに行われるが、開発
されたソフトウェア・プログラムのシミュレーション・
テストは、専ら各種のテストデータ等を集約管理してい
るシミュレーション部門において統括的に実行される。
特に上記シミュレーション・テストは、予め蓄積された
各種のテストデータの破壊やその汚染、またデータの改
変(書き換え)を防ぐべく、一般的にはプログラマの介
入をクローズし、専門のオペレータに委ねられて実行さ
れる。
は、通常、専門知識を有するプラグラマが個々に所属す
るプログラム開発部門にてローカルに行われるが、開発
されたソフトウェア・プログラムのシミュレーション・
テストは、専ら各種のテストデータ等を集約管理してい
るシミュレーション部門において統括的に実行される。
特に上記シミュレーション・テストは、予め蓄積された
各種のテストデータの破壊やその汚染、またデータの改
変(書き換え)を防ぐべく、一般的にはプログラマの介
入をクローズし、専門のオペレータに委ねられて実行さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さてシミュレーション
部門におけるシミュレーション・テストは、通常、所定
の依頼伝票に記載されたテスト条件等に従って、前記プ
ログラム開発部門から委託されたソフトウェア・プログ
ラムと、該プログラムのテストに用いられるテストデー
タ等を準備し、上記プログラムに従って所定のシミュレ
ーション装置(コンピュータ)を作動させて実行され
る。このシミュレーション・テストの結果は、例えばプ
リントアウトされた処理結果等して前記プログラム開発
部門に回答される。しかしてプログラム開発部門では、
上記テスト結果に従って前記ソフトウェア・プログラム
を検証・評価し、適宜、デバッグ処理を施す等してプロ
グラムを完成させる。
部門におけるシミュレーション・テストは、通常、所定
の依頼伝票に記載されたテスト条件等に従って、前記プ
ログラム開発部門から委託されたソフトウェア・プログ
ラムと、該プログラムのテストに用いられるテストデー
タ等を準備し、上記プログラムに従って所定のシミュレ
ーション装置(コンピュータ)を作動させて実行され
る。このシミュレーション・テストの結果は、例えばプ
リントアウトされた処理結果等して前記プログラム開発
部門に回答される。しかしてプログラム開発部門では、
上記テスト結果に従って前記ソフトウェア・プログラム
を検証・評価し、適宜、デバッグ処理を施す等してプロ
グラムを完成させる。
【0005】しかしながら依頼伝票を用いてソフトウェ
ア・プログラムのシミュレーション・テストをその都
度、依頼することは非常に煩わしく、手間と時間が掛か
ることが否めない。しかもプリントアウトされた処理結
果をまとめ、これをテスト結果としてプログラム開発部
門に報告することも非常に煩わしい。ましてシミュレー
ション部門においては、種々のソフトウェア・プログラ
ムのテスト依頼を受け付けからそのテストの実行、更に
はテスト結果の回答までを、簡単に、且つ統一的に管理
することが困難である等の問題がある。
ア・プログラムのシミュレーション・テストをその都
度、依頼することは非常に煩わしく、手間と時間が掛か
ることが否めない。しかもプリントアウトされた処理結
果をまとめ、これをテスト結果としてプログラム開発部
門に報告することも非常に煩わしい。ましてシミュレー
ション部門においては、種々のソフトウェア・プログラ
ムのテスト依頼を受け付けからそのテストの実行、更に
はテスト結果の回答までを、簡単に、且つ統一的に管理
することが困難である等の問題がある。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、開発されたソフトウェア・プロ
グラムのテスト依頼の受け付けからそのテストの実施、
更にはテスト結果の回答を簡単に、且つ効率的に実行す
ることができ、しかもその進捗状況等を簡易に、且つ統
一的に管理することができ、上記プログラムの開発を効
果的に支援することのできるプログラム開発支援システ
ムを提供することにある。
たもので、その目的は、開発されたソフトウェア・プロ
グラムのテスト依頼の受け付けからそのテストの実施、
更にはテスト結果の回答を簡単に、且つ効率的に実行す
ることができ、しかもその進捗状況等を簡易に、且つ統
一的に管理することができ、上記プログラムの開発を効
果的に支援することのできるプログラム開発支援システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るプログラム開発支援システムは、プロ
グラム開発部門にて開発されたソフトウェア・プログラ
ムの所定のテスト条件によるシミュレーション・テスト
の実施依頼を簡単に、且つ効率的に受け付けて管理する
ことができ、またそのテスト結果を効率的に回答して前
記ソフトウェア・プログラムの開発を効果的に支援する
ものであって、特に前記プログラム開発部門から指定さ
れた前記ソフトウェア・プログラムのテスト条件を記憶
すると共に、このテスト条件に関連付けて該ソフトウェ
ア・プログラムの前記シミュレーション部門によるテス
ト結果を記憶するデータベース記憶装置を備えてなり、
このデータベース記憶装置に記憶された前記ソフトウェ
ア・プログラムのテスト条件を前記シミュレーション部
門に提示することで該ソフトウェア・プログラムのテス
トを促すと共に(テスト依頼手段)、前記データベース
記憶装置に記憶された前記ソフトウェア・プログラムの
テスト結果を前記プログラム開発部門に提示すること
で、その回答を行うようにした(結果報告手段)ことを
特徴としている。
べく本発明に係るプログラム開発支援システムは、プロ
グラム開発部門にて開発されたソフトウェア・プログラ
ムの所定のテスト条件によるシミュレーション・テスト
の実施依頼を簡単に、且つ効率的に受け付けて管理する
ことができ、またそのテスト結果を効率的に回答して前
記ソフトウェア・プログラムの開発を効果的に支援する
ものであって、特に前記プログラム開発部門から指定さ
れた前記ソフトウェア・プログラムのテスト条件を記憶
すると共に、このテスト条件に関連付けて該ソフトウェ
ア・プログラムの前記シミュレーション部門によるテス
ト結果を記憶するデータベース記憶装置を備えてなり、
このデータベース記憶装置に記憶された前記ソフトウェ
ア・プログラムのテスト条件を前記シミュレーション部
門に提示することで該ソフトウェア・プログラムのテス
トを促すと共に(テスト依頼手段)、前記データベース
記憶装置に記憶された前記ソフトウェア・プログラムの
テスト結果を前記プログラム開発部門に提示すること
で、その回答を行うようにした(結果報告手段)ことを
特徴としている。
【0008】また本発明の好ましい態様は、請求項2に
記載するように前記データベース記憶装置を、前記プロ
グラム開発部門およびシミュレーション部門にそれぞれ
設けられたオペレーション端末を介してアクセス可能に
設け、前記テスト依頼手段においては、前記データベー
ス記憶装置にテスト結果が記憶されていないリレーショ
ナルのテスト条件だけを、ソフトウェア・プログラムの
テスト依頼として前記シミュレーション部門に提示する
ことを特徴としている。
記載するように前記データベース記憶装置を、前記プロ
グラム開発部門およびシミュレーション部門にそれぞれ
設けられたオペレーション端末を介してアクセス可能に
設け、前記テスト依頼手段においては、前記データベー
ス記憶装置にテスト結果が記憶されていないリレーショ
ナルのテスト条件だけを、ソフトウェア・プログラムの
テスト依頼として前記シミュレーション部門に提示する
ことを特徴としている。
【0009】更に本発明の好ましい態様は、請求項3に
記載するように前記テスト条件を、テストを特定するジ
ョブ名と、テストに用いるソフトウェア・プログラムお
よびテストデータをそれぞれ指定するファイル・リスト
とを含む型式のテスト依頼データとして与え、これをデ
ータベース記憶装置に記憶することでテストの依頼やそ
のテストの実施状況等を併せて管理することを特徴とし
ている。
記載するように前記テスト条件を、テストを特定するジ
ョブ名と、テストに用いるソフトウェア・プログラムお
よびテストデータをそれぞれ指定するファイル・リスト
とを含む型式のテスト依頼データとして与え、これをデ
ータベース記憶装置に記憶することでテストの依頼やそ
のテストの実施状況等を併せて管理することを特徴とし
ている。
【0010】即ち、本発明は、テストを特定するジョブ
名と、テストに用いるソフトウェア・プログラムおよび
テストデータをそれぞれ指定するファイル・リスト等か
らなるテスト条件をテスト依頼データとしてデータベー
ス記憶装置に登録することでその依頼手続きを行わせ、
データベース記憶装置に登録された上記テスト依頼デー
タをシミュレーション部門に提示することでそのテスト
依頼を発行するものとする。そしてこのようなテスト依
頼に従って、上記ジョブ名で特定されるテストをそのテ
スト条件の下で実施したならば、そのテスト結果を前記
データベース記憶装置に前記テスト条件(ジョブ名)に
関連付けて記憶することで上記の如く依頼されたテスト
の回答を与えるものとし、これによってプログラム開発
部門にて開発したソフトウェア・プログラムについての
テストの依頼からその回答の受領までを前記データベー
ス記憶装置を介して簡易に、且つ効率的に行うようにし
たことを特徴としている。同時にデータベース記憶装置
に記憶された上記テスト条件やその回答の有無から、テ
ストの進捗状況等を簡単に管理し得るようにしたことを
特徴としている。
名と、テストに用いるソフトウェア・プログラムおよび
テストデータをそれぞれ指定するファイル・リスト等か
らなるテスト条件をテスト依頼データとしてデータベー
ス記憶装置に登録することでその依頼手続きを行わせ、
データベース記憶装置に登録された上記テスト依頼デー
タをシミュレーション部門に提示することでそのテスト
依頼を発行するものとする。そしてこのようなテスト依
頼に従って、上記ジョブ名で特定されるテストをそのテ
スト条件の下で実施したならば、そのテスト結果を前記
データベース記憶装置に前記テスト条件(ジョブ名)に
関連付けて記憶することで上記の如く依頼されたテスト
の回答を与えるものとし、これによってプログラム開発
部門にて開発したソフトウェア・プログラムについての
テストの依頼からその回答の受領までを前記データベー
ス記憶装置を介して簡易に、且つ効率的に行うようにし
たことを特徴としている。同時にデータベース記憶装置
に記憶された上記テスト条件やその回答の有無から、テ
ストの進捗状況等を簡単に管理し得るようにしたことを
特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るプログラム開発支援システムについて説
明する。
実施形態に係るプログラム開発支援システムについて説
明する。
【0012】図1はプログラム開発支援システムの概略
的な構成を示す模式図であり、1は専門知識を有するプ
ログラマが所属し、各種の仕様に応じたソフトウェア・
プログラム(開発プログラム)Pを開発するプログラム
開発部門である。また2は種々のテストデータ等を集約
管理すると共に、前記プログラム開発部門1にて開発さ
れてテスト委託されたソフトウェア・プログラムPを、
指定されたテスト条件の下でシミュレーション・テスト
するシミュレーション部門である。このシミュレーショ
ン部門2は、前記プログラム開発部門1に対してクロー
ズされており、専門のオペレータの下でのみテストデー
タ等の取り扱い、およびシミュレーション装置(コンピ
ュータ)3の取り扱いが許可されるものとなっている。
的な構成を示す模式図であり、1は専門知識を有するプ
ログラマが所属し、各種の仕様に応じたソフトウェア・
プログラム(開発プログラム)Pを開発するプログラム
開発部門である。また2は種々のテストデータ等を集約
管理すると共に、前記プログラム開発部門1にて開発さ
れてテスト委託されたソフトウェア・プログラムPを、
指定されたテスト条件の下でシミュレーション・テスト
するシミュレーション部門である。このシミュレーショ
ン部門2は、前記プログラム開発部門1に対してクロー
ズされており、専門のオペレータの下でのみテストデー
タ等の取り扱い、およびシミュレーション装置(コンピ
ュータ)3の取り扱いが許可されるものとなっている。
【0013】さて前記プログラム開発部門1にて開発さ
れたソフトウェア・プログラムPは、例えば各種の記録
媒体に記憶されてシミュレーション部門2に郵送され、
或いは通信ネットワークを介してデータ通信される等し
てテスト委託される。個々のプログラム開発部門1にて
それぞれ開発され、シミュレーション部門2にテスト委
託された複数のソフトウェア・プログラムPは、例えば
一連の管理コードが付されて該シミュレーション部門2
において集約管理される。またこのシミュレーション部
門2には、予め蓄積されて種々のテストに供せられる複
数のテストデータDが、一連の管理コードが付されて集
約管理されている。
れたソフトウェア・プログラムPは、例えば各種の記録
媒体に記憶されてシミュレーション部門2に郵送され、
或いは通信ネットワークを介してデータ通信される等し
てテスト委託される。個々のプログラム開発部門1にて
それぞれ開発され、シミュレーション部門2にテスト委
託された複数のソフトウェア・プログラムPは、例えば
一連の管理コードが付されて該シミュレーション部門2
において集約管理される。またこのシミュレーション部
門2には、予め蓄積されて種々のテストに供せられる複
数のテストデータDが、一連の管理コードが付されて集
約管理されている。
【0014】この発明に係るプログラム開発支援システ
ムが特徴とするところは、上記シミュレーション部門2
と、サテライト的に設けられた複数のプログラム開発部
門1とを相互に結んで構成されるデータベース記憶装置
4を備えている。このデータベース記憶装置4は、例え
ば前記プログラム開発部門1およびシミュレーション部
門2にそれぞれ設けられたオペレーション端末1a,2
aを介してアクセス可能に設けられており、前記プログ
ラム開発部門1から入力されたテスト依頼の情報(テス
ト条件)を記憶し、これをシミュレーション部門2に与
えると共に、またシミュレーション部門2で実施された
シミュレーション・テストの結果を記憶し、これを前記
プログラム開発部門1に対して回答出力し得るように構
成されている。即ち、データベース記憶装置4を介して
前記プログラム開発部門1から前記シミュレーション部
門2に対してソフトウェア・プログラムのテスト依頼が
なされ、またそのテスト結果がデータベース記憶装置4
を介して回答されるように構成されている。
ムが特徴とするところは、上記シミュレーション部門2
と、サテライト的に設けられた複数のプログラム開発部
門1とを相互に結んで構成されるデータベース記憶装置
4を備えている。このデータベース記憶装置4は、例え
ば前記プログラム開発部門1およびシミュレーション部
門2にそれぞれ設けられたオペレーション端末1a,2
aを介してアクセス可能に設けられており、前記プログ
ラム開発部門1から入力されたテスト依頼の情報(テス
ト条件)を記憶し、これをシミュレーション部門2に与
えると共に、またシミュレーション部門2で実施された
シミュレーション・テストの結果を記憶し、これを前記
プログラム開発部門1に対して回答出力し得るように構
成されている。即ち、データベース記憶装置4を介して
前記プログラム開発部門1から前記シミュレーション部
門2に対してソフトウェア・プログラムのテスト依頼が
なされ、またそのテスト結果がデータベース記憶装置4
を介して回答されるように構成されている。
【0015】尚、前記データベース記憶装置4は、例え
ば上記テストの依頼とその回答に供せられる依頼データ
ベース5と、該データベース記憶装置4を介して実行さ
れたテストに関する情報を保存する履歴データベース6
とを備えて構成される。特に上記依頼データベース5
は、例えば図2にその概念を示すように、プログラム開
発部門1から入力されたテスト条件を記憶する依頼内容
項目Aと、この依頼内容項目Aに記述されたテストに対
するテスト結果を、該テスト条件に関連して記憶する処
理結果項目Bと、上記テストの依頼元(プログラム開発
部門)を管理する管理項目Cとを1つのリレーショナル
として記憶するように構成されている。そして前記履歴
データベース6は、例えば上記処理結果項目に記憶され
たテスト結果の出力(回答)に連動して、シミュレーシ
ョン・テストの依頼からテスト結果の回答までを終了し
た情報(テスト条件とテスト結果)を、その履歴として
格納する如く構成されている。
ば上記テストの依頼とその回答に供せられる依頼データ
ベース5と、該データベース記憶装置4を介して実行さ
れたテストに関する情報を保存する履歴データベース6
とを備えて構成される。特に上記依頼データベース5
は、例えば図2にその概念を示すように、プログラム開
発部門1から入力されたテスト条件を記憶する依頼内容
項目Aと、この依頼内容項目Aに記述されたテストに対
するテスト結果を、該テスト条件に関連して記憶する処
理結果項目Bと、上記テストの依頼元(プログラム開発
部門)を管理する管理項目Cとを1つのリレーショナル
として記憶するように構成されている。そして前記履歴
データベース6は、例えば上記処理結果項目に記憶され
たテスト結果の出力(回答)に連動して、シミュレーシ
ョン・テストの依頼からテスト結果の回答までを終了し
た情報(テスト条件とテスト結果)を、その履歴として
格納する如く構成されている。
【0016】尚、上記依頼データベース5における依頼
内容項目Aについては、プログラム開発部門1のオペレ
ーション端末1a側からだけ、その情報(テスト依頼)
の書き込みが許可されている。また一旦、上記依頼内容
項目Aに書き込まれた情報については、前記管理項目C
の管理の下で当該情報を入力したプログラム開発部門1
からだけ、そのリレーショナルの情報をアクセスし得る
ように制限されている。また上記依頼データベース5の
処理結果項目Bについては、シミュレーション部門2の
オペレーション端末1aからだけ、その情報(テスト結
果)の書き込みが許可されている。このような書き込み
制限により、テスト依頼およびテスト結果の不本意(不
用意)な書き換えが禁止されている。
内容項目Aについては、プログラム開発部門1のオペレ
ーション端末1a側からだけ、その情報(テスト依頼)
の書き込みが許可されている。また一旦、上記依頼内容
項目Aに書き込まれた情報については、前記管理項目C
の管理の下で当該情報を入力したプログラム開発部門1
からだけ、そのリレーショナルの情報をアクセスし得る
ように制限されている。また上記依頼データベース5の
処理結果項目Bについては、シミュレーション部門2の
オペレーション端末1aからだけ、その情報(テスト結
果)の書き込みが許可されている。このような書き込み
制限により、テスト依頼およびテスト結果の不本意(不
用意)な書き換えが禁止されている。
【0017】さてプログラム開発部門1からデータベー
ス記憶装置4の依頼データベース5に対して書き込まれ
る情報、即ち、ソフトウェア・プログラムのシミュレー
ション・テストの依頼情報(テスト条件)は、例えば該
ソフトウェア・プログラムのシミュレーション・テスト
を特定するジョブ名Jと、そのテストに用いられる上記
ソフトウェア・プログラムPおよびテストデータDをそ
れぞれ特定するファイル名、およびその他の付随する条
件etc.からなる。この付随条件etc.は、例えばソフトウ
ェア・プログラムの実行に伴い、その実行結果をプリン
トアウトする上での帳票のフォーマット型式を特定する
情報(用紙コード)や、テストの実行に際しての注意事
項の情報等からなる。
ス記憶装置4の依頼データベース5に対して書き込まれ
る情報、即ち、ソフトウェア・プログラムのシミュレー
ション・テストの依頼情報(テスト条件)は、例えば該
ソフトウェア・プログラムのシミュレーション・テスト
を特定するジョブ名Jと、そのテストに用いられる上記
ソフトウェア・プログラムPおよびテストデータDをそ
れぞれ特定するファイル名、およびその他の付随する条
件etc.からなる。この付随条件etc.は、例えばソフトウ
ェア・プログラムの実行に伴い、その実行結果をプリン
トアウトする上での帳票のフォーマット型式を特定する
情報(用紙コード)や、テストの実行に際しての注意事
項の情報等からなる。
【0018】より具体的には図3に概略的な処理の流れ
を示すように、前記プログラム開発部門1におけるオペ
レーション端末1の情報入力画面11を用い、例えば依
頼するテストのジョブ名を[ASZA002]として入
力すると共に、このテストに用いるソフトウェア・プロ
グラムやテストデータ等を特定するファイル名として、
例えばそのファイルを格納した磁気テープ番号を[C0
2000][C02001][C05000]として、
更に処理結果を印刷する用紙の帳票型式を特定する用紙
コード[KJ1−001]等を入力する。同時にこのジ
ョブ(テスト)を実行するに際しての注意事項、例えば
[ジョブASZA001の終了後に実行]等の情報も入
力する。このようにしてプログラム開発部門1から入力
されたテスト条件が、例えばその入力日時(依頼日時)
の情報drと共に、図2に示した依頼データベース5の
依頼内容項目Aにそれぞれ書き込まれる。これに伴って
前記管理項目Cには、その依頼を発したプログラム開発
部門1を特定する識別情報等が記述される。同様に他の
プログラム開発部門1から与えられるテスト依頼の情報
も依頼データベース5に順に記憶され、これらは個々に
リレーショナルを構築して管理される。
を示すように、前記プログラム開発部門1におけるオペ
レーション端末1の情報入力画面11を用い、例えば依
頼するテストのジョブ名を[ASZA002]として入
力すると共に、このテストに用いるソフトウェア・プロ
グラムやテストデータ等を特定するファイル名として、
例えばそのファイルを格納した磁気テープ番号を[C0
2000][C02001][C05000]として、
更に処理結果を印刷する用紙の帳票型式を特定する用紙
コード[KJ1−001]等を入力する。同時にこのジ
ョブ(テスト)を実行するに際しての注意事項、例えば
[ジョブASZA001の終了後に実行]等の情報も入
力する。このようにしてプログラム開発部門1から入力
されたテスト条件が、例えばその入力日時(依頼日時)
の情報drと共に、図2に示した依頼データベース5の
依頼内容項目Aにそれぞれ書き込まれる。これに伴って
前記管理項目Cには、その依頼を発したプログラム開発
部門1を特定する識別情報等が記述される。同様に他の
プログラム開発部門1から与えられるテスト依頼の情報
も依頼データベース5に順に記憶され、これらは個々に
リレーショナルを構築して管理される。
【0019】しかしてデータベース記憶装置4に上述し
た如くしてテスト依頼の情報が書き込まれると、これら
の情報は前記シミュレーション部門2のオペレーション
端末2aにより読み出される。このシミュレーション部
門2への上記テスト依頼情報の読み出しは、例えば該当
するリレーショナルの処理結果項目Bにそのテストに対
する処理結果が記述されているか否かに応じて定期的に
行われ、特にテストが実行されていないテスト依頼の情
報(テスト条件)を、一覧表形式でシミュレーション部
門2に提示することによって行われる。このテスト依頼
の情報を、例えばプリンタ2bを用いて所定の帳票形式
で出力することも勿論可能である。このようにして提示
される情報(テスト条件)により、シミュレーション部
門2に対するソフトウェア・プログラムのテスト依頼が
行われることになる。そしてシミュレーション部門2で
はどのようなプログラムに対して、どのような条件下で
テストが依頼されているかを知ることになる。
た如くしてテスト依頼の情報が書き込まれると、これら
の情報は前記シミュレーション部門2のオペレーション
端末2aにより読み出される。このシミュレーション部
門2への上記テスト依頼情報の読み出しは、例えば該当
するリレーショナルの処理結果項目Bにそのテストに対
する処理結果が記述されているか否かに応じて定期的に
行われ、特にテストが実行されていないテスト依頼の情
報(テスト条件)を、一覧表形式でシミュレーション部
門2に提示することによって行われる。このテスト依頼
の情報を、例えばプリンタ2bを用いて所定の帳票形式
で出力することも勿論可能である。このようにして提示
される情報(テスト条件)により、シミュレーション部
門2に対するソフトウェア・プログラムのテスト依頼が
行われることになる。そしてシミュレーション部門2で
はどのようなプログラムに対して、どのような条件下で
テストが依頼されているかを知ることになる。
【0020】さて上述した如くしてテストの依頼を受け
たシミュレーション部門2では、例えば専門のオペレー
タの下でそのテスト条件に示されるソフトウェア・プロ
グラムPやテスト・データD等を準備し、これをシミュ
レーション装置3にセットしてそのシミュレーション・
テストを実施することになる。具体的には、前述したテ
スト条件に従って、図3に示すように[C02000]
[C02001][C05000]で示される磁気テー
プ(ファイル)を準備し、また[KJ1−001]で特
定される型式の印刷用紙を準備して、[ASZA00
2]として特定されたシミュレーション・テストを実行
する。尚、このテストの実施は、前述した注意事項に従
って行われることは勿論のことであり、また指定された
ファイル(テストデータ等)が他のテストで使用中であ
り、これを準備することができないような場合には、当
然のことながらそのテストは実行されない。従ってシミ
ュレーション部門2では、前述したテスト条件で示され
る要件の全てが揃ったものから順に、そのテストを実行
することになる。この際、例えばテストの依頼日時が早
いものを優先する等の配慮が行われることは言うまでも
ない。
たシミュレーション部門2では、例えば専門のオペレー
タの下でそのテスト条件に示されるソフトウェア・プロ
グラムPやテスト・データD等を準備し、これをシミュ
レーション装置3にセットしてそのシミュレーション・
テストを実施することになる。具体的には、前述したテ
スト条件に従って、図3に示すように[C02000]
[C02001][C05000]で示される磁気テー
プ(ファイル)を準備し、また[KJ1−001]で特
定される型式の印刷用紙を準備して、[ASZA00
2]として特定されたシミュレーション・テストを実行
する。尚、このテストの実施は、前述した注意事項に従
って行われることは勿論のことであり、また指定された
ファイル(テストデータ等)が他のテストで使用中であ
り、これを準備することができないような場合には、当
然のことながらそのテストは実行されない。従ってシミ
ュレーション部門2では、前述したテスト条件で示され
る要件の全てが揃ったものから順に、そのテストを実行
することになる。この際、例えばテストの依頼日時が早
いものを優先する等の配慮が行われることは言うまでも
ない。
【0021】しかしてシミュレーション装置3(コンピ
ュータ)を用いてそのテストが実行され、その処理結果
が求められたならば、オペレータの管理の下で、或いは
シミュレーション装置3が持つ処理機能の1つとして、
その処理結果が前記データベース記憶装置4に書き込ま
れる。特に上記処理結果の書き込みは、前記ジョブ名J
にて特定される該当リレーショナルの処理結果項目B
に、例えばテストの開始日時dsやその終了日時deの
情報と共に、[正常]/[異常]の情報Rとして書き込
まれる。また同時に前記処理結果項目Bには、テストを
実行した際に生じた問題点や不具合点等の回答すべき連
絡事項etc.等も書き込まれる。
ュータ)を用いてそのテストが実行され、その処理結果
が求められたならば、オペレータの管理の下で、或いは
シミュレーション装置3が持つ処理機能の1つとして、
その処理結果が前記データベース記憶装置4に書き込ま
れる。特に上記処理結果の書き込みは、前記ジョブ名J
にて特定される該当リレーショナルの処理結果項目B
に、例えばテストの開始日時dsやその終了日時deの
情報と共に、[正常]/[異常]の情報Rとして書き込
まれる。また同時に前記処理結果項目Bには、テストを
実行した際に生じた問題点や不具合点等の回答すべき連
絡事項etc.等も書き込まれる。
【0022】このようにしてデータベース記憶装置4に
書き込まれたテスト結果は、前記プログラム開発部門1
からのアクセスを受けて該プログラム開発部門1に適宜
提示され、その回答がなされる。即ち、プログラム開発
部門1は、前述したようにテスト条件を書き込んでテス
ト依頼した依頼データベース5のリレーショナルを、前
記管理項目Cにおける管理の下で適宜アクセスし得るよ
うに構成されている。この際、該当リレーショナルの処
理結果項目Bに処理結果が記述されていることから、依
頼したテストが実行されたことを知ることが可能とな
る。
書き込まれたテスト結果は、前記プログラム開発部門1
からのアクセスを受けて該プログラム開発部門1に適宜
提示され、その回答がなされる。即ち、プログラム開発
部門1は、前述したようにテスト条件を書き込んでテス
ト依頼した依頼データベース5のリレーショナルを、前
記管理項目Cにおける管理の下で適宜アクセスし得るよ
うに構成されている。この際、該当リレーショナルの処
理結果項目Bに処理結果が記述されていることから、依
頼したテストが実行されたことを知ることが可能とな
る。
【0023】具体的には、特定のプログラム開発部門1
からデーベース部4がアクセスされたとき、例えば図3
に示すように、そのオペレーション端末1aにおけるテ
スト結果出力画面12上に、当該プログラム開発部門1
から依頼したジョブ毎にそのテスト結果を出力すること
でその回答がなされる。このようなテスト結果の出力
(回答)は、1つのジョブに対するテスト結果が得られ
る都度、シミュレーション部門4からの指示の下で行っ
ても良いが、プログラム開発部門1からのアクセス(回
答要求)を受ける都度、未回答のテスト結果をまとめて
出力するようにした方が、プログラム開発部門1側の積
極的な意図の下でそのテスト結果を確実に通知すると言
う観点において好ましい。このテスト結果の回答につい
ても、例えばプリンタ1bを用いて適宜印刷出力するよ
うにしても良い。この際、処理結果項目Bにテスト結果
が記述されていないジョブに対しては、当然のことなが
らテスト結果が回答されないので、これを以てそのジョ
ブがテスト前である旨が通知されることになる。
からデーベース部4がアクセスされたとき、例えば図3
に示すように、そのオペレーション端末1aにおけるテ
スト結果出力画面12上に、当該プログラム開発部門1
から依頼したジョブ毎にそのテスト結果を出力すること
でその回答がなされる。このようなテスト結果の出力
(回答)は、1つのジョブに対するテスト結果が得られ
る都度、シミュレーション部門4からの指示の下で行っ
ても良いが、プログラム開発部門1からのアクセス(回
答要求)を受ける都度、未回答のテスト結果をまとめて
出力するようにした方が、プログラム開発部門1側の積
極的な意図の下でそのテスト結果を確実に通知すると言
う観点において好ましい。このテスト結果の回答につい
ても、例えばプリンタ1bを用いて適宜印刷出力するよ
うにしても良い。この際、処理結果項目Bにテスト結果
が記述されていないジョブに対しては、当然のことなが
らテスト結果が回答されないので、これを以てそのジョ
ブがテスト前である旨が通知されることになる。
【0024】しかして上述した如くしてテスト結果の回
答がなされたならば、その処理結果項目Bの出力に連動
して上記リレーショナルの各項目内容が前記履歴データ
ベース6に記憶される。この際、上記出力結果の回答日
時の情報dfが同時に登録され、ソフトウェア・プログ
ラムのテスト履歴として格納される。そして前記依頼デ
ータベース5から該当するリレーショナルが消去され、
新たなテスト依頼の為の領域として準備される。このよ
うにして履歴データベース6に記憶されたソフトウェア
・プログラムのテスト依頼とそのテスト結果とからなる
履歴情報は、所定の管理者の下で読み出され、テストの
実行状況の管理や把握等に利用される。
答がなされたならば、その処理結果項目Bの出力に連動
して上記リレーショナルの各項目内容が前記履歴データ
ベース6に記憶される。この際、上記出力結果の回答日
時の情報dfが同時に登録され、ソフトウェア・プログ
ラムのテスト履歴として格納される。そして前記依頼デ
ータベース5から該当するリレーショナルが消去され、
新たなテスト依頼の為の領域として準備される。このよ
うにして履歴データベース6に記憶されたソフトウェア
・プログラムのテスト依頼とそのテスト結果とからなる
履歴情報は、所定の管理者の下で読み出され、テストの
実行状況の管理や把握等に利用される。
【0025】かくして上述した如く構成されたシステム
によれば、ソフトウェア・プログラムPを開発したプロ
グラム開発部門1においては、上記ソフトウェア・プロ
グラムPをシミュレーション部門2に委託した後、デー
タベース記憶装置4に対してそのテスト条件を入力する
だけで、簡単に上記ソフトウェア・プログラムPのシミ
ュレーション・テストを依頼することができる。そして
シミュレーション部門2では、データベース記憶装置4
に登録された種々のテスト条件を、例えば一覧形式で読
み出すだけで、どのようなソフトウェア・プログラムP
が、どのようなテスト条件の下でシミュレーション・テ
ストが依頼されているかを一括して知ることができる。
そしてその依頼日時等に従う所定の優先順位の下で、テ
スト条件が揃ったものから順にそのシミュレーション・
テストを逐次実行し、その処理結果を前記データベース
記憶装置4に書き込むだけで、次のテストに進むことが
できるので、シミュレーション部門2におけるテスト処
理効率を十分に高めることができる。
によれば、ソフトウェア・プログラムPを開発したプロ
グラム開発部門1においては、上記ソフトウェア・プロ
グラムPをシミュレーション部門2に委託した後、デー
タベース記憶装置4に対してそのテスト条件を入力する
だけで、簡単に上記ソフトウェア・プログラムPのシミ
ュレーション・テストを依頼することができる。そして
シミュレーション部門2では、データベース記憶装置4
に登録された種々のテスト条件を、例えば一覧形式で読
み出すだけで、どのようなソフトウェア・プログラムP
が、どのようなテスト条件の下でシミュレーション・テ
ストが依頼されているかを一括して知ることができる。
そしてその依頼日時等に従う所定の優先順位の下で、テ
スト条件が揃ったものから順にそのシミュレーション・
テストを逐次実行し、その処理結果を前記データベース
記憶装置4に書き込むだけで、次のテストに進むことが
できるので、シミュレーション部門2におけるテスト処
理効率を十分に高めることができる。
【0026】またプログラム開発部門1にとっては、デ
ータベース記憶装置4にその処理結果(テスト結果)が
書き込まれていると言う事実から、そのテストの完了を
知り、そのテスト結果(回答)を受け取ることができ
る。特にデータベース記憶装置4をアクセスすると言
う、プログラム開発部門1側からの積極的な行動の下で
テスト結果(回答)を確実に得ることができる。従って
プログラム開発部門1およびシミュレーション部門2
は、データベース記憶装置4を仲介として、それぞれ独
立に機能することができるので、それぞれの機能を有効
に発揮させることが可能となる。
ータベース記憶装置4にその処理結果(テスト結果)が
書き込まれていると言う事実から、そのテストの完了を
知り、そのテスト結果(回答)を受け取ることができ
る。特にデータベース記憶装置4をアクセスすると言
う、プログラム開発部門1側からの積極的な行動の下で
テスト結果(回答)を確実に得ることができる。従って
プログラム開発部門1およびシミュレーション部門2
は、データベース記憶装置4を仲介として、それぞれ独
立に機能することができるので、それぞれの機能を有効
に発揮させることが可能となる。
【0027】更に上述した実施形態においては、データ
ベース記憶装置4における管理項目Cの下で、どのテス
ト依頼がどのプログラム開発部門1から依頼されたもの
であるかが管理されており、該当するプログラム開発部
門1からのアクセスだけが許可されているので、その内
容等が他のプログラム開発部門1等に漏れることがな
い。またシミュレーション部門2においても、ジョブ名
Jによって特定されるテストの条件が揃っているか否か
に応じて所定の優先順位に従ってそのテストを実行する
だけなので、仮に数多くのテスト依頼が集中するような
場合であっても、これを均等な優先順位の下で効率的に
テストすることができる等の効果が奏せられる。
ベース記憶装置4における管理項目Cの下で、どのテス
ト依頼がどのプログラム開発部門1から依頼されたもの
であるかが管理されており、該当するプログラム開発部
門1からのアクセスだけが許可されているので、その内
容等が他のプログラム開発部門1等に漏れることがな
い。またシミュレーション部門2においても、ジョブ名
Jによって特定されるテストの条件が揃っているか否か
に応じて所定の優先順位に従ってそのテストを実行する
だけなので、仮に数多くのテスト依頼が集中するような
場合であっても、これを均等な優先順位の下で効率的に
テストすることができる等の効果が奏せられる。
【0028】また上述した如くテストを実行し、その処
理結果をデータベース記憶装置4に書き込んだリレーシ
ョナルについては、その後のシミュレーション部門2に
対するテスト依頼の一覧項目から自動的に排除されるの
で、シミュレーション部門2においてどのテスト依頼を
実行したかを一々管理する必要がない。従ってその管理
構造を大幅に簡略化することができる。また処理結果が
書き込まれたリレーショナルについては、プログラム開
発部門1からのアクセスに基づく回答出力に伴って依頼
データベース5から消去され、履歴データベース6にそ
の履歴として自動的に保存されるので、テストの処理結
果を、そのテストの依頼元であるプログラム開発部門1
に対して回答したか否かを一々管理する必要がない。そ
してその回答の受け取り自体を個々のプログラム開発部
門1に委ね得るので、その管理構造の大幅な簡素化を図
ることができる等の効果が奏せられる。
理結果をデータベース記憶装置4に書き込んだリレーシ
ョナルについては、その後のシミュレーション部門2に
対するテスト依頼の一覧項目から自動的に排除されるの
で、シミュレーション部門2においてどのテスト依頼を
実行したかを一々管理する必要がない。従ってその管理
構造を大幅に簡略化することができる。また処理結果が
書き込まれたリレーショナルについては、プログラム開
発部門1からのアクセスに基づく回答出力に伴って依頼
データベース5から消去され、履歴データベース6にそ
の履歴として自動的に保存されるので、テストの処理結
果を、そのテストの依頼元であるプログラム開発部門1
に対して回答したか否かを一々管理する必要がない。そ
してその回答の受け取り自体を個々のプログラム開発部
門1に委ね得るので、その管理構造の大幅な簡素化を図
ることができる等の効果が奏せられる。
【0029】更にはデータベース記憶装置4へのテスト
条件やテスト結果の書き込み時、また回答のアクセス時
に、その時刻情報をデータベース記憶装置4付随データ
として登録するので、データベース記憶装置4の利用形
態やテスト依頼に対する応答までに対する処理時間等を
効果的に管理すること等も可能となり、システムの運用
状況を簡単に把握することが可能となる等の効果も奏せ
られる。
条件やテスト結果の書き込み時、また回答のアクセス時
に、その時刻情報をデータベース記憶装置4付随データ
として登録するので、データベース記憶装置4の利用形
態やテスト依頼に対する応答までに対する処理時間等を
効果的に管理すること等も可能となり、システムの運用
状況を簡単に把握することが可能となる等の効果も奏せ
られる。
【0030】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばシミュレーション部門2におけ
る処理結果のデータベース記憶装置4への書き込みを、
そのオペレーション端末2aを介してオペレータが行う
ことのみならず、シミュレーション装置3での処理結果
として自動的にデータベース記憶装置4の該当項目に書
き込むようにしても良い。具体的には、例えばシミュレ
ーション装置3に対してソフトウェア・プログラム等を
セット(ロード)する際、同時にジョブ名等を指定して
データベース記憶装置4に対する処理結果の記憶領域を
指定する等しておけば良い。
るものではない。例えばシミュレーション部門2におけ
る処理結果のデータベース記憶装置4への書き込みを、
そのオペレーション端末2aを介してオペレータが行う
ことのみならず、シミュレーション装置3での処理結果
として自動的にデータベース記憶装置4の該当項目に書
き込むようにしても良い。具体的には、例えばシミュレ
ーション装置3に対してソフトウェア・プログラム等を
セット(ロード)する際、同時にジョブ名等を指定して
データベース記憶装置4に対する処理結果の記憶領域を
指定する等しておけば良い。
【0031】またプログラム開発部門1からデータベー
ス記憶装置4に記述され、該データベース記憶装置4か
らシミュレーション部門2に対してテスト依頼として出
力されたテスト条件にエラーがあるような場合、その旨
を上記デデータベース記憶装置4に書き込むようにして
も良い。具体的には、前述した処理結果項目Bに上記エ
ラーメッセージを記述するようにすれば良い。このよう
にすれば、プログラム開発部門1においては上記データ
ベース記憶装置4を介してテスト条件のエラーを逸早く
知ることが可能となり、データベース記憶装置4に記述
したテスト条件を修正する等してその誤りを効果的に正
すことが可能となる。
ス記憶装置4に記述され、該データベース記憶装置4か
らシミュレーション部門2に対してテスト依頼として出
力されたテスト条件にエラーがあるような場合、その旨
を上記デデータベース記憶装置4に書き込むようにして
も良い。具体的には、前述した処理結果項目Bに上記エ
ラーメッセージを記述するようにすれば良い。このよう
にすれば、プログラム開発部門1においては上記データ
ベース記憶装置4を介してテスト条件のエラーを逸早く
知ることが可能となり、データベース記憶装置4に記述
したテスト条件を修正する等してその誤りを効果的に正
すことが可能となる。
【0032】その他、データベース記憶装置4を介する
テスト条件の設定形式や、テスト結果の回答形式等は仕
様に応じて定めれば良いものであり、シミュレーション
テストの実行形式等も特に限定されない。
テスト条件の設定形式や、テスト結果の回答形式等は仕
様に応じて定めれば良いものであり、シミュレーション
テストの実行形式等も特に限定されない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ログラム開発部門から指定された前記ソフトウェア・プ
ログラムのテスト条件を記憶すると共に、このテスト条
件に関連付けて該ソフトウェア・プログラムの前記シミ
ュレーション部門によるテスト結果を記憶するデータベ
ース記憶装置を備え、データベース記憶装置に記憶され
たテスト条件を前記シミュレーション部門に提示してそ
のテストを促す(テスト依頼手段と共に)、前記データ
ベース記憶装置に記憶されたテスト結果を前記プログラ
ム開発部門に提示してその回答を行う(結果報告手段)
ので、データベース記憶装置を仲介としてソフトウェア
・プログラムのシミュレーション・テストの依頼から、
そのテスト結果の回答までを簡易に、且つ効率的に行う
ことができる。しかもプログラム開発部門とシミュレー
ション部門との独立性を維持して、簡易な管理体系の下
で、そのテストを効率的に実行してソフトウェア・プロ
グラムの開発を効果的に支援することができる等の実用
上多大な効果を奏し得る。
ログラム開発部門から指定された前記ソフトウェア・プ
ログラムのテスト条件を記憶すると共に、このテスト条
件に関連付けて該ソフトウェア・プログラムの前記シミ
ュレーション部門によるテスト結果を記憶するデータベ
ース記憶装置を備え、データベース記憶装置に記憶され
たテスト条件を前記シミュレーション部門に提示してそ
のテストを促す(テスト依頼手段と共に)、前記データ
ベース記憶装置に記憶されたテスト結果を前記プログラ
ム開発部門に提示してその回答を行う(結果報告手段)
ので、データベース記憶装置を仲介としてソフトウェア
・プログラムのシミュレーション・テストの依頼から、
そのテスト結果の回答までを簡易に、且つ効率的に行う
ことができる。しかもプログラム開発部門とシミュレー
ション部門との独立性を維持して、簡易な管理体系の下
で、そのテストを効率的に実行してソフトウェア・プロ
グラムの開発を効果的に支援することができる等の実用
上多大な効果を奏し得る。
【図1】本発明の一実施形態に係るプログラム開発支援
システムの概略的な構成を示す模式図。
システムの概略的な構成を示す模式図。
【図2】図1に示すプログラム開発支援システムにおけ
るデータベース記憶装置の概略構成を示す図。
るデータベース記憶装置の概略構成を示す図。
【図3】図1に示すプログラム開発支援システムにおけ
るソフトウェア・プログラムのテスト依頼からテスト結
果の回答までの手順を模式的に示す図。
るソフトウェア・プログラムのテスト依頼からテスト結
果の回答までの手順を模式的に示す図。
1 プログラム開発部門 2 シミュレーション部門 3 シミュレーション装置 4 データベース記憶装置 5 依頼デーベース 6 履歴データベース
Claims (3)
- 【請求項1】 ソフトウェア・プログラムを開発するプ
ログラム開発部門と、指定されたテスト条件に従って上
記ソフトウェア・プログラムをテストするシミュレーシ
ョン部門とを結んで前記ソフトウェア・プログラムの開
発を支援するプログラム開発支援システムであって、 前記プログラム開発部門から指定された前記ソフトウェ
ア・プログラムのテスト条件を記憶すると共に、このテ
スト条件に関連付けて該ソフトウェア・プログラムの前
記シミュレーション部門によるテスト結果を記憶するデ
ータベース記憶装置と、このデータベース記憶装置に記
憶された前記ソフトウェア・プログラムのテスト条件を
前記シミュレーション部門に提示して該ソフトウェア・
プログラムのテストを促すテスト依頼手段と、前記デー
タベースに記憶された前記ソフトウェア・プログラムの
テスト結果を前記プログラム開発部門に提示する回答手
段とを備えたことを特徴とするプログラム開発支援シス
テム。 - 【請求項2】 前記データベース記憶装置は、前記プロ
グラム開発部門およびシミュレーション部門にそれぞれ
設けられたオペレーション端末を介してアクセスされる
ものであって、 前記テスト依頼手段は、前記データベース記憶装置にテ
スト結果が記憶されていないリレーショナルのテスト条
件を、ソフトウェア・プログラムのテスト依頼として前
記シミュレーション部門に提示することを特徴とする請
求項1に記載のプログラム開発支援システム。 - 【請求項3】 前記プログラム開発部門から指定するソ
フトウェア・プログラムのテスト条件は、テストを特定
するジョブ名と、テストに用いるソフトウェア・プログ
ラムおよびテストデータをそれぞれ指定するファイル・
リストとを含む型式のテスト依頼データとして与えられ
ることを特徴とする請求項1に記載のプログラム開発支
援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10165491A JP2000003291A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | プログラム開発支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10165491A JP2000003291A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | プログラム開発支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003291A true JP2000003291A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15813418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10165491A Pending JP2000003291A (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | プログラム開発支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034796A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 開発支援システム、および開発支援プログラム。 |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP10165491A patent/JP2000003291A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034796A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 開発支援システム、および開発支援プログラム。 |
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