JP2000003276A - ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、および記録媒体 - Google Patents

ファームウェア更新システム、ファームウェア更新方法、および記録媒体

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JP2000003276A
JP2000003276A JP16672598A JP16672598A JP2000003276A JP 2000003276 A JP2000003276 A JP 2000003276A JP 16672598 A JP16672598 A JP 16672598A JP 16672598 A JP16672598 A JP 16672598A JP 2000003276 A JP2000003276 A JP 2000003276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェアを増加させずに、高い信頼性
で、ファームウェアの更新、および更新時の異常への対
処を実現する。 【解決手段】 フラッシュROM50に格納されている
旧ファームウェア51を新ファームウェア52に更新す
る場合に、番地格納手段513により、フロッピーディ
スク装置初期化手段511の番地を示す番地情報を、番
地格納手段513により、不揮発性RAM40の初期化
手段番地格納領域401に格納しておく。ファームウェ
ア52に更新後、エラーが発生すると、エラー情報をエ
ラー情報格納領域402に格納し、特別領域53に、フ
ロッピーディスク装置初期化手段511を複写し、さら
にメモリ20の展開領域201に展開し、実行し、旧フ
ァームウェア51に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファームウェア更
新システム、ファームウェア更新方法、および記録媒体
に関し、特に、更新前のファームウェアに戻す処理を自
動的に実行するファームウェア更新システム、ファーム
ウェア更新方法、および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファームウェア更新の技術として
は、「特開平7−146837号公報」記載の技術が存
在する。この技術は、アドレスマップを変更し、周辺装
置を制御する起動プログラムを書き換え可能なROMに
記憶し、該起動プログラムを書き換える際に、ワークメ
モリ上で、すでにROM上に書き込まれている起動プロ
グラムをワークメモリ上に退避し、ダウンロードされた
新規の起動プログラムの実行状態に基づいてROMの更
新またはROMの復元を制御することにより、ROM内
の起動プログラムを確実、かつ復元可能な状態で更新制
御できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の第
1の問題点は、ハードウェアが複雑になることである。
その理由は、アドレスマップを変更する手段が必要とな
るからである。
【0004】第2の問題点は、大容量のRAMが必要と
なることである。その理由は、起動プログラム全体をR
AMに書き込むからである。
【0005】第3の問題点は、新しい起動プログラムが
変更される可能性があることである。その理由は、新し
い起動プログラムをRAMに書き込むからである。
【0006】本発明の目的は、ハードウェアを増加させ
ずに、高い信頼性で、ファームウェアの更新、および更
新時の異常への対処を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のファーム
ウェア更新システムは、CPUと、メモリと、不揮発性
RAMと、書き換え可能なフラッシュROMと、フロッ
ピーディスク装置とを備え、前記書き換え可能なフラッ
シュROM内の第1のファームウェアを第2のファーム
ウェアに更新する場合に、前記フロッピーディスク装置
の起動を行う前記第1のファームウェア内のフロッピー
ディスク装置初期化手段の前記書き換え可能なフラッシ
ュROM上の番地を示す番地情報を前記不揮発性RAM
内の初期化手段番地格納領域に格納する番地格納手段
と、前記番地情報により、前記フロッピーディスク装置
初期化手段を前記書き換え可能なフラッシュROM内の
特別領域に複写するファームウェア更新モジュールとを
有する。
【0008】本発明の第2のファームウェア更新システ
ムは、前記第1のファームウェア更新システムであっ
て、前記第2のファームウェアの走行時に異常が検出さ
れると、異常が発生したことを示すエラーフラグおよび
エラーが発生した前記第2のファームウェアのモジュー
ルの番地を前記不揮発性RAM内のエラー情報格納領域
に格納するエラー情報格納手段を有する。
【0009】本発明の第3のファームウェア更新システ
ムは、前記第2のファームウェア更新システムであっ
て、前記エラーフラグがあることを検出すると、前記特
別領域内の前記フロッピーディスク装置初期化手段を前
記メモリに展開、実行し、前記フロッピーディスク装置
を起動し、前記第1のファームウェアを前記フロッピー
ディスク装置から起動する前記第2のファームウェアを
有する。
【0010】本発明の第4のファームウェア更新システ
ムは、前記第3のファームウェア更新システムであっ
て、前記番地格納手段、前記ファームウェア更新モジュ
ール、および前記エラー情報格納手段を前記書き換え可
能なフラッシュROM内に含む。
【0011】本発明の第5のファームウェア更新システ
ムは、前記第4のファームウェア更新システムであっ
て、前記書き換え可能なフラッシュROM内の第1のフ
ァームウェアを第2のファームウェアに更新する場合
に、前記エラー情報格納手段、および前記ファームウェ
ア更新モジュールは置換されない構成をとる。
【0012】本発明のファームウェア更新方法は、CP
Uと、メモリと、不揮発性RAMと、書き換え可能なフ
ラッシュROMと、フロッピーディスク装置とを備え、
前記フラッシュROM内の第1のファームウェアを第2
のファームウェアに更新するファームウェア更新方法で
あって、(a)前記第1のファームウェア内の前記フロ
ッピーディスク装置を起動するのに必要な前処理である
前記CPUの初期化のモジュール、前記メモリの初期化
のモジュール、前記フロッピーディスク装置の初期化の
モジュール、および前記フロッピーディスク装置の起動
モジュールを含むフロッピーディスク装置初期化手段を
選択する第1のステップと、(b)前記第1のステップ
において選択された前記フロッピーディスク装置初期化
手段の前記フラッシュROM上の番地を示す番地情報を
前記不揮発性RAMの初期化手段番地格納領域に格納す
る第2のステップと、(c)前記初期化手段番地格納領
域内の前記番地情報を使用し、前記フロッピーディスク
装置初期化手段を前記フラッシュROMのファームウェ
アの更新により影響を受けない特別領域に複写する第3
のステップと、(d)前記フロッピーディスク装置か
ら、前記第2のファームウェアを読み出し、前記フラッ
シュROM内の処理の基本部分である基本モジュールお
よび前記フロッピーディスク装置初期化手段を置換する
第4のステップと、(e)システムをリセットする第5
のステップと、(f)異常が検出されると、前記不揮発
性RAM内のエラー情報格納領域に、エラーフラグを立
て、異常のあったモジュールの番地を格納する第6のス
テップと、(g)前記エラーフラグを検出すると、前記
フラッシュROM内の前記特別領域に格納されている前
記フロッピーディスク装置初期化手段を前記メモリの展
開領域に展開する第7のステップとを含む。
【0013】本発明の記録媒体は、CPUと、メモリ
と、不揮発性RAMと、書き換え可能なフラッシュRO
Mと、フロッピーディスク装置とを備えたシステムにお
ける前記フラッシュROM内の第1のファームウェアを
第2のファームウェアに更新するためのステップであ
る、(a)前記第1のファームウェア内の前記フロッピ
ーディスク装置を起動するのに必要な前処理である前記
CPUの初期化のモジュール、前記メモリの初期化のモ
ジュール、前記フロッピーディスク装置の初期化のモジ
ュール、および前記フロッピーディスク装置の起動モジ
ュールを含むフロッピーディスク装置初期化手段を選択
する第1のステップと、(b)前記第1のステップにお
いて選択された前記フロッピーディスク装置初期化手段
の前記フラッシュROM上の番地を示す番地情報を前記
不揮発性RAMの初期化手段番地格納領域に格納する第
2のステップと、(c)前記初期化手段番地格納領域内
の前記番地情報を使用し、前記フロッピーディスク装置
初期化手段を前記フラッシュROMのファームウェアの
更新により影響を受けない特別領域に複写する第3のス
テップと、(d)前記フロッピーディスク装置から、前
記第2のファームウェアを読み出し、前記フラッシュR
OM内の処理の基本部分である基本モジュールおよび前
記フロッピーディスク装置初期化手段を置換する第4の
ステップと、(e)システムをリセットする第5のステ
ップと、(f)異常が検出されると、前記不揮発性RA
M内のエラー情報格納領域に、エラーフラグを立て、異
常のあったモジュールの番地を格納する第6のステップ
と、(g)前記エラーフラグを検出すると、前記フラッ
シュROM内の前記特別領域に格納されている前記フロ
ッピーディスク装置初期化手段を前記メモリの展開領域
に展開する第7のステップと、をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態を示すブロック図である。図1を
参照すると、本発明の第1の実施の形態は、CPU10
と、メモリ20と、システムバスコントローラ30と、
不揮発性RAM40と、書き換え可能なフラッシュRO
M50と、フロッピーディスク装置60と、システムバ
スコントローラ30、不揮発性RAM40、書き換え可
能なフラッシュROM50、およびフロッピーディスク
装置60を接続するシステムバス70とから構成され
る。
【0015】CPU10は、システムバスコントローラ
30、システムバス70を介して、書き換え可能なフラ
ッシュROM50内のファームウェアにより処理を実行
する。
【0016】図2は、図1の構成要素の内容を示す説明
図である。図2を参照すると、書き換え可能なフラッシ
ュROM50には、当初、システム起動時にOSの起動
までの処理を行う正常なファームウェア51が格納され
ている。
【0017】ファームウェア51は、処理の基本部分で
ある基本モジュール510を含む。また、ファームウェ
ア51は、フロッピーディスク装置60を起動するのに
必要な前処理であるCPU10の初期化のモジュール、
メモリ20の初期化のモジュールと、キーボード(図示
せず)の初期化のモジュール、フロッピーディスク装置
60の初期化のモジュール、およびフロッピーディスク
装置60の起動モジュール(たとえば、ドライバ等)を
含むフロッピーディスク装置初期化手段511を含む。
また、ファームウェア51は、フロッピーディスク装置
初期化手段511を選択し、フロッピーディスク装置初
期化手段511のフラッシュROM50上の番地を示す
番地情報を不揮発性RAM40の初期化手段番地格納領
域401に格納する番地格納手段513を含む。
【0018】また、ファームウェア51は、エラー発生
時にエラーが発生したことを示すフラグおよびエラーが
発生したモジュールの番地を不揮発性RAM40内のエ
ラー情報格納領域402に格納するエラー情報格納手段
512を含む。
【0019】また、ファームウェア51は、ファームウ
ェアの更新を実行するためのファームウェア更新モジュ
ール514を含む。
【0020】ファームウェア51の更新時には、ファー
ムウェア51の基本モジュール510およびフロッピー
ディスク装置初期化手段511が、新しいファームウェ
ア52の基本モジュール520およびフロッピーディス
ク装置初期化手段521に置換される。番地格納手段5
13、ファームウェア更新モジュール514も番地格納
手段523に置換される(システムの都合で置換されな
くてもよい)。また、エラー情報格納手段512、ファ
ームウェア更新モジュール514は置換されない。
【0021】不揮発性RAM40の初期化手段番地格納
領域401には、ファームウェア51の番地格納手段5
13により番地情報が格納される。また、不揮発性RA
M40には新ファームウェア52が異常であった場合、
エラーが発生したモジュールの番地を格納しておくエラ
ー情報格納領域402が設けられる。
【0022】メモリ20には、フロッピーディスク初期
化処理ための展開領域201が設けられる。
【0023】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図面を参照して説明する。図3は本発明の第1の
実施の形態の動作を示すフローチャートである。図3を
参照すると、まず、操作員がシステムの電源をオンする
と(図3ステップS31)、正常に動作するファームウ
ェア51が走行する(図3ステップS32)。
【0024】ファームウェア51の番地格納手段513
により、フロッピーディスク装置60を起動するのに必
要な前処理であるCPU10の初期化のモジュール、メ
モリ20の初期化のモジュールと、キーボード(図示せ
ず)の初期化のモジュール、フロッピーディスク装置6
0の初期化のモジュール、およびフロッピーディスク装
置60の起動モジュール(たとえば、ドライバ等)を含
むフロッピーディスク装置初期化手段511が選択され
(図3ステップS33)、フロッピーディスク装置初期
化手段511のフラッシュROM50上の番地を示す番
地情報が不揮発性RAM40の初期化手段番地格納領域
401に格納される(図3ステップS34)。
【0025】次に、操作員は、書き換え可能なフラッシ
ュROM50を現ファームウェア51から新ファームウ
ェア52に更新するため、システムをリセットする(図
3ステップS35)。
【0026】次に、操作員は、ファームウェアの更新を
キーボードからファームウェア51に指示し、ファーム
ウェア51のファームウェア更新モジュール514を実
行させる。ファームウェア更新モジュール514は、不
揮発性RAM40の初期化手段番地格納領域401内の
番地情報を使用し、フロッピーディスク装置初期化手段
511をフラッシュROM50のファームウェアの更新
により影響を受けない特別領域53に複写する(図3ス
テップS36)。
【0027】その後、ファームウェア51のファームウ
ェア更新モジュール514が正常に走行し、OSの起動
までたどりつくと、ファームウェア更新モジュール51
4は、フロッピーディスク装置60から、新ファームウ
ェア52を読み出し、基本モジュール510、フロッピ
ーディスク装置初期化手段511、番地格納手段513
を、基本モジュール520、フロッピーディスク装置初
期化手段521、番地格納手段523に置換する。その
後、ファームウェア更新モジュール514は、システム
をリセットする(図3ステップS37)。
【0028】リセット後、新ファームウェア52が立ち
上がり、走行中異常が検出されると(図3ステップS3
8YES)、エラー情報格納手段512が、不揮発性R
AM40内のエラー情報格納領域402に、エラーフラ
グを立て(図3ステップS39)、異常のあったモジュ
ールの番地を格納する(図3ステップS3A)。
【0029】次に、新ファームウェア51はシステムを
リセットする(図3ステップS3B)。
【0030】次に、新ファームウェアが立ち上がり、不
揮発性RAM40内のエラーフラグを検出すると、フラ
ッシュROM50内の特別領域53に格納されているフ
ロッピーディスク装置初期化手段511をメモリ20内
の展開領域201に展開する(図3ステップS3C)。
【0031】この展開されたフロッピーディスク装置初
期化手段511が起動され、フロッピーディスク装置6
0の初期化処理が実行され、フロッピーディスク装置6
0のドライバが動作し、フロッピーディスク装置60が
動作し、プロンプトが画面に表示され、フロッピーディ
スク挿入待ちとなる(図3ステップS3D)。
【0032】次に、操作員は、正常に動作するファーム
ウェア51が記録された媒体をフロッピーディスク装置
60に挿入し、ファームウェア51を起動する。(図3
ステップS3E)。このようにして、OSが正常に起動
可能になる(図3ステップS3F)。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態について
詳細に説明する。本発明の第2の実施の形態は、図3を
参照すると、フロッピーディスク装置60を起動するの
に必要な前処理であるCPU10の初期化のモジュー
ル、メモリ20の初期化のモジュールと、キーボード
(図示せず)の初期化のモジュール、フロッピーディス
ク装置60の初期化のモジュール、およびフロッピーデ
ィスク装置60の起動モジュール(たとえば、ドライバ
等)を含むフロッピーディスク装置初期化手段511を
選択する第1のステップ(図3ステップS33)と、第
1のステップにおいて選択されたフロッピーディスク装
置初期化手段511のフラッシュROM50上の番地を
示す番地情報を不揮発性RAM40の初期化手段番地格
納領域401に格納する第2のステップ(図3ステップ
S34)と、不揮発性RAM40の初期化手段番地格納
領域401内の番地情報を使用し、フロッピーディスク
装置初期化手段511をフラッシュROM50のファー
ムウェアの更新により影響を受けない特別領域53に複
写する第3のステップ(図3ステップS36)と、フロ
ッピーディスク装置60から、新ファームウェア52を
読み出し、基本モジュール510、フロッピーディスク
装置初期化手段511、番地格納手段513を、基本モ
ジュール520、フロッピーディスク装置初期化手段5
21、番地格納手段523に置換する第4のステップ
(図3ステップS37)と、システムをリセットする第
5のステップ(図3ステップS37)と、走行中異常が
検出されると、不揮発性RAM40内のエラー情報格納
領域402に、エラーフラグを立て(図3ステップS3
9)、異常のあったモジュールの番地を格納する(図3
ステップS3A)第6のステップと、不揮発性RAM4
0内のエラーフラグを検出すると、フラッシュROM5
0内の特別領域53に格納されているフロッピーディス
ク装置初期化手段511をメモリ20内の展開領域20
1に展開する第7のステップ(図3ステップS3C)
と、を含むファームウェア更新方法である。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4は、本発明の第3の実施
の形態を示すブロック図である。図4を参照すると、本
発明の第3の実施の形態は、本発明の第2の実施の形態
のファームウェア更新方法を記述したプログラムを記録
した記録媒体120である。本発明の第2の実施の形態
のファームウェア更新方法を記述したプログラムは記録
媒体120からコンピュータ100に読み込まれコンピ
ュータ100の動作を制御する。
【0035】すなわち、本発明の第3の実施の形態は、
フロッピーディスク装置60を起動するのに必要な前処
理であるCPU10の初期化のモジュール、メモリ20
の初期化のモジュールと、キーボード(図示せず)の初
期化のモジュール、フロッピーディスク装置60の初期
化のモジュール、およびフロッピーディスク装置60の
起動モジュール(たとえば、ドライバ等)を含むフロッ
ピーディスク装置初期化手段511を選択する第1のス
テップ(図3ステップS33)と、第1のステップにお
いて選択されたフロッピーディスク装置初期化手段51
1のフラッシュROM50上の番地を示す番地情報を不
揮発性RAM40の初期化手段番地格納領域401に格
納する第2のステップ(図3ステップS34)と、不揮
発性RAM40の初期化手段番地格納領域401内の番
地情報を使用し、フロッピーディスク装置初期化手段5
11をフラッシュROM50のファームウェアの更新に
より影響を受けない特別領域53に複写する第3のステ
ップ(図3ステップS36)と、フロッピーディスク装
置60から、新ファームウェア52を読み出し、基本モ
ジュール510、フロッピーディスク装置初期化手段5
11、番地格納手段513を、基本モジュール520、
フロッピーディスク装置初期化手段521、番地格納手
段523に置換する第4のステップ(図3ステップS3
7)と、システムをリセットする第5のステップ(図3
ステップS37)と、走行中異常が検出されると、不揮
発性RAM40内のエラー情報格納領域402に、エラ
ーフラグを立て(図3ステップS39)、異常のあった
モジュールの番地を格納する(図3ステップS3A)第
6のステップと、不揮発性RAM40内のエラーフラグ
を検出すると、フラッシュROM50内の特別領域53
に格納されているフロッピーディスク装置初期化手段5
11をメモリ20内の展開領域201に展開する第7の
ステップ(図3ステップS3C)とをコンピュータ10
0に実行させるプログラムを記録した記録媒体120で
ある。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、ファームウェア
を更新し、そのファームウェアに異常が検出された場合
に、ファームウェアが格納されているROMを交換せ
ず、正常なファームウェアにフロッピーディスク装置か
ら戻すことが可能となることである。
【0037】その理由は、フロッピーディスク装置の起
動に必要な手段を更新前のファームウェアから、フラッ
シュROMに複写するからである。
【0038】本発明の第2の効果は、ファームウェア更
新ごとに、更新前のファームウェア内のフロッピーディ
スク装置の起動に必要な手段を人手で新しいファームウ
ェアに複写する必要がなくなることである。
【0039】その理由は、自動的に、更新前のファーム
ウェア内のフロッピーディスク装置の起動に必要な手段
がフラッシュROMに複写されるからである。
【0040】本発明の第3の効果は、異常時に、常に、
更新直前のファームウェア内のフロッピーディスク装置
の起動に必要な手段が使用されることである。
【0041】その理由は、更新直前のファームウェア内
のフロッピーディスク装置の起動に必要な手段がフラッ
シュROMに自動的に複写されるからである。
【0042】本発明の第3の効果は、更新されたファー
ムウェアで異常が発生した場合、異常が発生したモジュ
ールが特定可能となることである。その理由は、異常が
発生したモジュールの番地が不揮発性RAMに格納され
るからである。
【0043】本発明の第4の効果は、ハードウェアが複
雑にならないことである。その理由は、アドレスマップ
を変更する手段を必要としないからである。
【0044】本発明の第5の効果は、大容量のRAMを
必要としないことである。その理由は、ファームウェア
全体をRAMに書き込まないからである。
【0045】本発明の第5の効果は、新ファームウェア
が変更される可能性がないことである。その理由は、新
ファームウェアをRAMに書き込まないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の構成要素の内容を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 CPU 20 メモリ 30 システムバスコントローラ 40 不揮発性RAM 50 フラッシュROM 60 フロッピーディスク装置 51 ファームウェア 52 ファームウェア 53 特別領域 100 コンピュータ 120 記録媒体 201 展開領域 401 初期化手段番地格納領域 402 エラー情報格納領域 510 基本モジュール 511 フロッピーディスク装置初期化手段 512 エラー情報格納手段 513 番地格納手段 514 ファームウェア更新モジュール 520 基本モジュール 521 フロッピーディスク装置初期化手段 523 番地格納手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、メモリと、不揮発性RAM
    と、書き換え可能なフラッシュROMと、フロッピーデ
    ィスク装置とを備え、前記書き換え可能なフラッシュR
    OM内の第1のファームウェアを第2のファームウェア
    に更新する場合に、前記フロッピーディスク装置の起動
    を行う前記第1のファームウェア内のフロッピーディス
    ク装置初期化手段の前記書き換え可能なフラッシュRO
    M上の番地を示す番地情報を前記不揮発性RAM内の初
    期化手段番地格納領域に格納する番地格納手段と、前記
    番地情報により、前記フロッピーディスク装置初期化手
    段を前記書き換え可能なフラッシュROM内の特別領域
    に複写するファームウェア更新モジュールとを有するこ
    とを特徴とするファームウェア更新システム。
  2. 【請求項2】 前記第2のファームウェアの走行時に異
    常が検出されると、異常が発生したことを示すエラーフ
    ラグおよびエラーが発生した前記第2のファームウェア
    のモジュールの番地を前記不揮発性RAM内のエラー情
    報格納領域に格納するエラー情報格納手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載のファームウェア更新システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記エラーフラグがあることを検出する
    と、前記特別領域内の前記フロッピーディスク装置初期
    化手段を前記メモリに展開、実行し、前記フロッピーデ
    ィスク装置を起動し、前記第1のファームウェアを前記
    フロッピーディスク装置から起動する前記第2のファー
    ムウェアを有することを特徴とする請求項2記載のファ
    ームウェア更新システム。
  4. 【請求項4】 前記番地格納手段、前記ファームウェア
    更新モジュール、および前記エラー情報格納手段を前記
    書き換え可能なフラッシュROM内に含むことを特徴と
    する請求項3記載のファームウェア更新システム。
  5. 【請求項5】 前記書き換え可能なフラッシュROM内
    の第1のファームウェアを第2のファームウェアに更新
    する場合に、前記エラー情報格納手段、および前記ファ
    ームウェア更新モジュールは置換されないことを特徴と
    する請求項4記載のファームウェア更新システム。
  6. 【請求項6】 CPUと、メモリと、不揮発性RAM
    と、書き換え可能なフラッシュROMと、フロッピーデ
    ィスク装置とを備え、前記フラッシュROM内の第1の
    ファームウェアを第2のファームウェアに更新するファ
    ームウェア更新方法であって、(a)前記第1のファー
    ムウェア内の前記フロッピーディスク装置を起動するの
    に必要な前処理である前記CPUの初期化のモジュー
    ル、前記メモリの初期化のモジュール、前記フロッピー
    ディスク装置の初期化のモジュール、および前記フロッ
    ピーディスク装置の起動モジュールを含むフロッピーデ
    ィスク装置初期化手段を選択する第1のステップと、
    (b)前記第1のステップにおいて選択された前記フロ
    ッピーディスク装置初期化手段の前記フラッシュROM
    上の番地を示す番地情報を前記不揮発性RAMの初期化
    手段番地格納領域に格納する第2のステップと、(c)
    前記初期化手段番地格納領域内の前記番地情報を使用
    し、前記フロッピーディスク装置初期化手段を前記フラ
    ッシュROMのファームウェアの更新により影響を受け
    ない特別領域に複写する第3のステップと、(d)前記
    フロッピーディスク装置から、前記第2のファームウェ
    アを読み出し、前記フラッシュROM内の処理の基本部
    分である基本モジュールおよび前記フロッピーディスク
    装置初期化手段を置換する第4のステップと、(e)シ
    ステムをリセットする第5のステップと、(f)異常が
    検出されると、前記不揮発性RAM内のエラー情報格納
    領域に、エラーフラグを立て、異常のあったモジュール
    の番地を格納する第6のステップと、(g)前記エラー
    フラグを検出すると、前記フラッシュROM内の前記特
    別領域に格納されている前記フロッピーディスク装置初
    期化手段を前記メモリの展開領域に展開する第7のステ
    ップと、を含むことを特徴とするファームウェア更新方
    法。
  7. 【請求項7】 CPUと、メモリと、不揮発性RAM
    と、書き換え可能なフラッシュROMと、フロッピーデ
    ィスク装置とを備えたシステムにおける前記フラッシュ
    ROM内の第1のファームウェアを第2のファームウェ
    アに更新するためのステップである、(a)前記第1の
    ファームウェア内の前記フロッピーディスク装置を起動
    するのに必要な前処理である前記CPUの初期化のモジ
    ュール、前記メモリの初期化のモジュール、前記フロッ
    ピーディスク装置の初期化のモジュール、および前記フ
    ロッピーディスク装置の起動モジュールを含むフロッピ
    ーディスク装置初期化手段を選択する第1のステップ
    と、(b)前記第1のステップにおいて選択された前記
    フロッピーディスク装置初期化手段の前記フラッシュR
    OM上の番地を示す番地情報を前記不揮発性RAMの初
    期化手段番地格納領域に格納する第2のステップと、
    (c)前記初期化手段番地格納領域内の前記番地情報を
    使用し、前記フロッピーディスク装置初期化手段を前記
    フラッシュROMのファームウェアの更新により影響を
    受けない特別領域に複写する第3のステップと、(d)
    前記フロッピーディスク装置から、前記第2のファーム
    ウェアを読み出し、前記フラッシュROM内の処理の基
    本部分である基本モジュールおよび前記フロッピーディ
    スク装置初期化手段を置換する第4のステップと、
    (e)システムをリセットする第5のステップと、
    (f)異常が検出されると、前記不揮発性RAM内のエ
    ラー情報格納領域に、エラーフラグを立て、異常のあっ
    たモジュールの番地を格納する第6のステップと、
    (g)前記エラーフラグを検出すると、前記フラッシュ
    ROM内の前記特別領域に格納されている前記フロッピ
    ーディスク装置初期化手段を前記メモリの展開領域に展
    開する第7のステップと、をコンピュータに実行させる
    プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100473267B1 (ko) * 2000-12-28 2005-03-07 엘지전자 주식회사 전송장비에서 소프트웨어 버젼 관리장치 및 그 방법
US7233559B2 (en) 2002-09-30 2007-06-19 Mitsumi Electric Co. Ltd. Optical disc drive and method of updating firmware
CN100345115C (zh) * 2004-07-23 2007-10-24 芯邦科技(深圳)有限公司 一种具有兼容配置功能的存储控制芯片
KR101048387B1 (ko) 2005-03-15 2011-07-12 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 펌웨어 다운로드시 광 셋팅값 보존방법

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