JP2000003257A - 両面処理ペ―ジ・プリンタのメモリ解放方法 - Google Patents

両面処理ペ―ジ・プリンタのメモリ解放方法

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JP2000003257A JP10696299A JP10696299A JP2000003257A JP 2000003257 A JP2000003257 A JP 2000003257A JP 10696299 A JP10696299 A JP 10696299A JP 10696299 A JP10696299 A JP 10696299A JP 2000003257 A JP2000003257 A JP 2000003257A
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memory
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ラッセル・キャンベル
Timothy P Blair
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J Mello Douglas
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Abstract

(57)【要約】 【課題】改善したメモリ管理技法によって、プリンタの
ページ印刷処理量の一貫性を向上させる。 【解決手段】第1レース条件しきい値が適合する場合、
つまりパント回避のために1ページの画像データから1
バンドを事前ラスタ化する推定要求を示す場合、および
事前ラスタ化の後、事前ラスタ化がパント回避のために
実際は不要であると判定された場合、事前ラスタ化した
バンドが、改善したページ印刷処理性能に関してメモリ
節約のために評価される。事前ラスタ化したバンドまた
は圧縮バージョンの事前ラスタ化したバンドあるいはそ
の両方により、バンドの表示リストに関するメモリが節
約される場合、事前ラスタ化および/または圧縮したバ
ンドが保持され、表示リストがメモリから解放される。
そうでない場合は、この表示リストは保持され、事前ラ
スタ化したバンドがメモリから解放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には結像装置
すなわち画像形成装置に関し、さらに詳細にはページ・
プリンタのメモリ管理に関する。
【0002】
【従来の技術】「プリント機構」としてレーザ・プリン
ト・エンジンを採用するプリンタにおいては、(画像処
理ドラムを通過する用紙の移動速度によって測定するこ
とができる)プリント動作に遅れないでついていくに足
る速度で、データを提供しなければならない。このよう
なプリンタでは、フォーマッティングはホスト・コンピ
ュータで実行され(大量のラスタ化した画像データがプ
リンタに高速供給され)るか、またはプリンタ自体内の
フォーマッタで実行される。従来のレーザ・プリンタ・
エンジンは一定速度で動作するので、前セグメントの画
像データが印刷され終わったときに、ラスタ化した画像
データが利用できない場合、「プリント・オーバラン
(印刷時の限界超過)」あるいは「パント(punt)」が起
きてそのページが印刷不可能になる。本質的に、画像デ
ータをラスタ化する画像処理プロセッサ(Image Process
or)は、画像処理ドラム上にそのデータの像を作成する
出力ビデオ・タスクと「レース(競争)」をする。これ
を本明細書では、「レーザとレースする」と、以後称す
る。
【0003】プリント・オーバランを回避するいくつか
の方法が、従来技術分野で使用されてきている。最初
に、1ページ全体の完全ラスタ・ビット・マップがプリ
ンタに記憶され、プリント機構が常にラスタ化したデー
タを印刷待機させておくようにする。しかし、この解決
法によれば、各ページ毎に大量のランダム・アクセス・
メモリ(RAM)が必要になる。レーザ・プリンタがプ
リント・データを確実に使用できる第2の方法は、ペー
ジを記述するコマンドから表示リストを構成することで
ある。フォーマッティング中に、ホストから受信したペ
ージ記述は、何を印刷しなければならないかを記述する
表示コマンドと呼ばれる一連の簡単なコマンドに変換さ
れる。この表示コマンドは、構文解析されて、そのペー
ジでの垂直位置に基づいて分類あるいはソートされる。
次いで、このページは、バンド(あるいはページ・スト
リップ)と呼ばれるセクションに論理的に分割され、次
いで、このバンドはラスタ・ビット・マップ中に個々に
レンダリングされ(すなわち、このバンド中の記述した
オブジェクトがレンダリングされ)、印刷のためにプリ
ント・エンジンに渡される。この手順によって、プリン
ト画像に使用されるRAMの量をより少なくすることが
できる。
【0004】表示コマンドが充分高速なペースでレンダ
リングされるとき、第1バンドを記憶するために使用さ
れるのと同じメモリを、そのページのさらに下にある後
続するバンドに再使用することができる。例えば、従来
技術のある種のプリンタでは、バンドを記憶するために
3個のラスタ・バッファを使用することは周知の事実で
ある。ページ処理中に、第1バッファはそのページの第
4バンドに再使用され、第2バッファは第5バンドに再
使用されるなどである。しかし、標準の(一般には最大
の)1分当たりのページ印刷処理性能のもとでは、1バ
ンドの印刷の終了と、同じプリント・バッファから次の
バンドのラスタ化要求との間に残された時間はほとんど
ない。
【0005】ある種の状況下では、「複雑な」バンドは
多数の表示コマンドを含み、ラスタ化に通常より長い時
間を必要とする。さらに、(「複雑で」あろうとなかろ
うと)1バンドをラスタ化すると、メモリ・サイズ、メ
モリ断片化、印刷すべきジョブ、および他のプリンタ・
システム活動などのプリンタに関連したいくつかの要因
に応じて、現在使用可能なメモリ・スペースよりも大き
なメモリ・スペースが必要になる場合がある。複雑なバ
ンドの場合、ラスタ化時間は、後続のバンドを時間通り
に引き渡すことができなくなるまで延び、その結果プリ
ントのオーバランが生じることがある。従って、普通複
雑なバンド上には事前ラスタ化が実行され、レーザを伴
うビデオ画像処理レースによって、確実にプリント・オ
ーバランが生じないようにする。
【0006】レーザとレースするには、プリンタ・メモ
リ要求と実時間処理要求の間の最良のトレードオフを得
る方法に関して決定する必要がある。適切に動作するプ
リンタでは、画像処理プロセッサ・タスクが、ダイレク
ト・メモリ・アクセス(DMA)ビデオ出力タスクとの
あらゆるレースに勝つように管理されるので、プリント
・オーバランが回避される。(圧縮の場合でさえ)ビデ
オDMAバッファにあまりにも多くの貴重なプリンタ・
メモリを消費するため、あらゆるビデオ・バンドを一方
的に事前ラスタ化することによってプリント・オーバラ
ンを回避することは好ましくない。それなりに事前ラス
タ化したビデオ・バッファの数を最小化することができ
る1つのプロセスが開発され、Cuzzo他の米国特許
第5,129,049号に開示されている。これは、C
ampbell他の米国特許第5,479,587号の
圧縮および実験的画像処理プロセッサ・コスト測定のた
めに拡張されたものである。
【0007】Campbell他の特許では、プリント
・コマンドを処理するのに使用可能なメモリが少ない場
合、メモリ割付け要求を縮小し、より多くのメモリを解
放しようとして、1ページの各バンドは再評価され、い
くつかのステップを通過させられる。例えば、各バンド
はラスタ化され、いくつかの圧縮技法の1つを使用して
圧縮される。バンドがラスタ化され圧縮された後、その
バンドに対するメモリ割付け要求が決定される。このメ
モリ割付け要求量が、(比較しきい値に関して)この同
じバンドに対する表示リストのメモリ割付け要求量未満
である場合、ラスタ化して圧縮したバージョンが使用さ
れて、表示リストではなくメモリ中に記憶される。ラス
タ化して圧縮したバンドは、断片(セグメント)に切断
されることによって、メモリに記憶され、メモリの「ホ
ール(穴)」中にリンクされ分配される。通常、「ホー
ル」は、より大きな使用不可能な(使用済みの)領域に
よって囲まれた、メモリのより小さい隔離した自由領域
である。これに対して、ラスタ化して圧縮したバンドの
メモリ割付け要求量が、そのバンドの表示リストに対す
る(しきい値当たりの)メモリ割付け要求量以上の場
合、このバンドは異なる圧縮技法を使用して再度処理さ
れる。バンドをラスタ化し、それを圧縮し、圧縮したバ
ージョンのサイズを表示リストと比較し、この圧縮した
バージョンのメモリ割付け要求量が、表示リストのメモ
リ割付け要求量未満であるかどうか判定するこれらのス
テップは、このバンドの割付け要求量がそのバンドの表
示リストの割付け要求量未満になるまで、異なる圧縮技
法またはしきい値あるいはその両方を使用して何度も繰
り返される。
【0008】バンドのすべてがラスタ化され、圧縮さ
れ、評価され、分配されると(しきい値が適合したと
き)、プリント・コマンドの処理は、使用可能なメモリ
が少なくなったと以前に検出された点(すなわち、その
ページのために再評価処理を開始した点)で再開する。
以前にメモリ割付けを試みていた(使用可能なメモリが
少なくなったことを検出した)バンドは、そのメモリ割
付けを満足することができるよりよい機会をここで持つ
はずである。
【0009】次に、Campbell他の特許とは別
に、(Zimmerman他の)米国特許第5,48
3,622号に自動フォント圧縮を有するページ・プリ
ンタが開示されている。Zimmerman他の特許で
は、プリント・コマンドを処理するのに利用可能なメモ
リが少ない場合、メモリが少ないというエラーを軽減す
るために次の代替のステップが行われる。(i)ラスタ
・グラフィック画像を圧縮するステップを含み、(i
i)ラスタ・グラフィック画像がない場合、またはラス
タ・グラフィック画像を圧縮しても、メモリが少ないと
いうエラーがなくならない場合、文字フォントを圧縮す
るステップを含む。さらに、サイズがしきい値を超える
大きなサイズのフォントは、メモリのlow/out信
号が存在していることに関係なく自動的に圧縮される。
【0010】これらのメモリ処理技法によって、多くの
場合メモリ割付け要求を満足することができるが、メモ
リの断片化は減少しない。例えば、各バンドが、他のす
べてのバンドと無関係に処理されるので、バンド処理
中、断片化は減少しない。すなわち、第1バンドがラス
タ化され分配され記憶され、次いでこの第1バンドの分
配されたセグメントを囲んでいるいくつかのメモリが続
いて割付け解除された場合、この第一バンドを囲んでい
る領域が割付け解除された後でさえ、第一バンドがそこ
に残っているので、最後にはメモリ中で断片化を実際に
引き起こす。このシナリオは、例えば、第1バンドのセ
グメントが、第2バンドの表示リストによって生成され
たホール中に記憶され、次いで第2バンドのラスタ化し
圧縮したバンドをレンダリングするために、第2バンド
の表示リストが第1バンドの周りから除去された場合に
発生する。このメモリが、あまりにも断片化され(すな
わち、多すぎる「ホール」が、メモリ・アドレス・スペ
ースの至るところに存在する)、その結果メモリの連続
割付けを必要とする他のメモリ割付け要求を満足するこ
とができないために、全体のページ処理が損なわれ、メ
モリ・アウト・エラーが結果として生じると不利であ
る。米国特許出願08/918,835号にはメモリの
ホール中へのバンドの切断が記載され、さらに断片化を
減少する方法が記載されている。
【0011】メモリ断片化と、プリント・コマンドを処
理するためにプリンタ中のメモリに関する一般的な争い
(コンテンション)が原因で、ある場合には、印刷プロ
セスが、ある種の複数ページ印刷ジョブを処理すると
き、好ましくないことに「小休止する」ことが知られて
いる。小休止が起きる時には、プリンタはパント(プリ
ンタ・オーバラン)回避のために必要なバンドのメモリ
への割付けを待っていることがわかっている。この時、
この割付けは、メモリ断片化および使用可能な解放され
ているメモリが少ないことを含めていくつかの理由のた
めに、行われていない。しかし、しばしば、プリント・
パイプライン中にある現在のページが印刷され(すなわ
ち、フラッシュされ)た後、充分なメモリを使用できる
ようになり、その結果バンド割付けが一般に満足され、
従って「小休止」を終結する。
【0012】しかし、複数ページ・プリント・ジョブ中
のこの潜在的な「小休止」は、好ましくないだけではな
く、ページ・プリンタの仕様書に記載の1分当たりの特
定のページ印刷処理量を期待するユーザにとっていらだ
たしい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、改善したメモリ管理技法によって、プリンタのペー
ジ印刷処理量の一貫性を向上させることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】好ましい実施形態におけ
る本発明の原理によれば、画像装置および方法によっ
て、パント(プリント・オーバラン)回避操作中および
ページ印刷処理量向上のための両面(デュプレックス)
処理操作中にメモリを解放することができる。具体的に
言うと、第1レース条件しきい値が適合する場合、つま
りパント回避のために1ページの画像データから1バン
ドを事前ラスタ化する推定要求を示す場合、および事前
ラスタ化の後、事前ラスタ化がパント回避のために実際
は不要であると判定された場合、事前ラスタ化したバン
ドが、改善したページ印刷処理性能に関してメモリ節約
のために評価される。事前ラスタ化したバンドまたは圧
縮バージョンの事前ラスタ化したバンドあるいはその両
方により、バンドの表示リストに関する(しきい値当た
りの)メモリが節約される場合、事前ラスタ化および/
または圧縮したバンドが保持され、表示リストがメモリ
から解放される。そうでない場合は、この表示リストは
保持され、事前ラスタ化したバンドがメモリから解放さ
れる。
【0015】さらなる原理によれば、両面処理条件しき
い値が、あるバンドに適合している場合、つまりバンド
が処理中の両面ページの第1面の部分であることを示
し、両面ページの第2面の処理のためにメモリを節約す
る推定要求を示す場合、バンドが事前ラスタ化され、改
善した両面ページ印刷処理性能に関してメモリ節約目的
のために評価される。事前ラスタ化したバンドおよび/
または圧縮バージョンの事前ラスタ化したバンドによ
り、バンドの表示リストに関する(しきい値当たりの)
メモリが節約される場合、事前ラスタ化および/または
圧縮したバンドが保持され、表示リストはメモリから解
放される。そうでない場合は、表示リストは保持され、
事前ラスタ化したバンドがメモリから解放される。
【0016】また、さらなる原理によれば、レース条件
しきい値でも両面処理条件しきい値でも適合しないが、
増大した汎用メモリ節約条件しきい値がこのバンドに適
合する場合、このバンドはメモリ節約のために事前ラス
タ化される。
【0017】説明が進むにつれて、本発明の他の目的、
利点および性能がより明かになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、メモリ管理を改善し、そ
れによって複数ページ・プリント・ジョブ中のプリンタ
小休止を減少するための本発明のシステムおよび方法を
組み込んだページ・プリンタ10の高レベルのブロック
図である。ページ・プリンタ10は、バス20を介して
システムの他の要素と通信するマイクロプロセッサ15
によって制御される。プリント・エンジン・コントロー
ラ25および関連するプリント・エンジン30はバス2
0に接続し、ページ・プリンタにプリント出力能力を提
供する。プリント・エンジン30は、当技術分野で周知
の電子写真ドラム画像処理システムを使用するレーザ・
プリンタであることが好ましい。しかし、当業者には自
明であろうが、本発明は、他のタイプのプリンタまたは
ディジタル・複写機、ファクシミリ装置などのページ印
刷処理量の一貫性を改善するための結像装置あるいはそ
の両方に同様に適用可能である。
【0019】入力/出力(I/O)ポート35は、ペー
ジ・プリンタ10とホスト・コンピュータ37の間の通
信を実現し、ページ・プリンタ10内で処理するために
ホストからページ記述を受信する。ダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリ(RAM)40は、ページ・プ
リンタに主メモリを提供する。本明細書においては考察
上、RAM40は汎用メモリおよび/またはプロセッサ
15に関連するキャッシュ・メモリを表し、いずれも当
技術分野で周知のものである。RAM40の第1部分
は、バンド処理中に使用される(本例では)3つの事前
割付けした(予約した)バッファ45、50および55
(後では45ないし55)を含む。これらバッファは、
(好ましい実施形態では)ビデオ・バッファ、またはい
くつかの他の事前割付けしたバッファである。プリント
処理中、事前割付けした各ビデオ・バッファは、選択し
たバンドのラスタ化した画像データを記憶するために受
信し、同じデータをプリント・エンジン・コントローラ
25およびプリント・エンジン30に渡す。バッファ4
5、50または55の1つが使用可能になった(すなわ
ち、バンドのラスタ化したデータがドラム上に転送/画
像処理された)後にのみ、次のバンドのラスタ化したデ
ータを挿入することができる。複数ページの(パイプラ
イン化した)プリント・ジョブ中、これらビデオ・バッ
ファは、絶えず使用されていて、プリント・エンジンに
出力される前に、ラスタ化した画像データを一時記憶す
るためにだけ使用される。プリント・データのパイプラ
インが、ビデオ・バッファから「フラッシュ」されて、
他のプリント処理要求のためにビデオ・バッファを解放
するが、印刷処理中に(現在の複数ページ・プリント・
ジョブの最中か、それともプリント・ジョブの間に)避
けられない「小休止」が生じるので、フラッシュするこ
とは一般には好ましくない。このことに関連して、「フ
ラッシング」は、充分なメモリ40が解放されて、特定
の割付け要求を満足するのを待つことを一般に意味し、
これは現在処理中であるページが実際にプリントされる
のを待つことを意味する。
【0020】RAM40の第2部分は、別の事前割付け
した(予約した)バッファ60を含む。バッファ60
は、クリティカル(重要)・オペレーション(OP)・
バッファであって、汎用メモリ領域40の断片化および
プリント・コマンドの処理中にメモリ領域中のメモリに
関する一般のコンテンション(争い)のために潜在的に
普通なら生じるはずのプリント・エンジンによる印刷小
休止を減少するための特にクリティカル(重要)・オペ
レーション・データを記憶するために使用される。
【0021】クリティカル・オペレーション・バッファ
60は、メモリの連続割付けを必要とするデータを記憶
するために使用されることが好ましい。例えば、クリテ
ィカル・オペレーション・バッファ60に記憶されたデ
ータは、事前ラスタ化したデータ、圧縮したデータ、事
前ラスタ化し圧縮したデータ、レンダリングした文字ビ
ットマップ、基準化した(スケールド)ラスタ・オブジ
ェクト、回転したラスタ・オブジェクト、ベクトル・パ
ス・データ、またはメモリ40を断片化解除するために
使用される他のデータを選択的に含んでもよい。その上
このデータは、汎用メモリ40に記憶され、処理される
バンド・データに関して一時的にのみバッファ60に記
憶される。すなわち、クリティカル・オペレーション
(すなわち、事前ラスタ化、圧縮など)の完了後である
が、少なくとも印刷中のページの印刷が終了する際に、
このバッファが他に使用のために解放されるので、記憶
は一時的なものである。
【0022】有利なことに、バッファ60は、一般にメ
モリが汎用メモリ40中で解放されるのを待つ必要な
く、ビデオ・バッファ45ないし55をフラッシュ・ア
ウトする必要なく(すなわち、ビデオ・バッファがフラ
ッシュされるのを待たないで)ページ処理中の特定のク
リティカル・オペレーションに予約した連続領域のメモ
リを提供する。クリティカル・オペレーション・バッフ
ァについては、米国特許出願08/958,437号に
さらに詳しく記載されている。
【0023】リード・オンリー・メモリ(ROM)65
は、マイクロプロセッサ15およびページ・プリンタ1
0の動作を制御するファームウエアを保持する。ROM
65に記憶されていることに関してファームウエア・ル
ーチンを論じるが、ファームウエア・ルーチンの機能性
は、そうすることが好ましい場合には、同様にASIC
67中で実施されてもよいことを理解されたい。ROM
65に記憶されたルーチン(コード手順)は、以下のペ
ージ・コンバータ(変換器)、ラスタライザ、圧縮コー
ド、ページ・プリント・スケジューラ、およびプリント
・エンジン・マネジャを含む。ページ・コンバータ・フ
ァームウエアは、ホストから受信したページ記述を表示
コマンド・リスト(このリスト中で、各表示コマンドが
このページにプリントすべきオブジェクトを画定する)
に変換する。ラスタライザ・ファームウエアは、各表示
コマンドを適当なビット・マップ(ラスタ化したバン
ド)に変換し、このビット・マップをメモリ40中に分
散する。圧縮ファームウエアは、ラスタ化したバンドま
たは他のデータを必要に応じて圧縮する。これらルーチ
ンのそれぞれは、当技術分野では通常のルーチンであ
る。
【0024】本発明によれば、ROM65はさらにマイ
クロ・メモリ・マネジャ70を含むことが重要である。
マイクロ・メモリ・マネジャ70は、本明細書において
さらに説明するパント保護処理、両面印刷、およびメモ
リ節約のための他のバンド評価処理中、本発明に基づい
てメモリ管理問題を管理する。
【0025】あるページが、処理のために閉じられる
(すなわち、すべてのバンドが、プリント・エンジン3
0による処理のために、評価され、ラスタ化され、圧縮
され、などされてしまう)と、ラスタ化したバンドは、
事前割付けしたバッファ45ないし55の1つのバッフ
ァに記憶され、その後でプリント・エンジン・コントロ
ーラ25によってプリント・エンジン30に渡され、そ
れによって、画像(すなわち、テキスト/グラフィック
スなど)の生成が可能になる。ページ・プリント・スケ
ジューラは、プリント・エンジン・コントローラ25へ
のバンド・バッファのシーケンス化および転送を制御す
る。プリント・エンジン・マネジャは、プリント・エン
ジン・コントローラ25の動作、および次にはプリント
・エンジン30を制御する。
【0026】次に、図2ないし図4を参照すると、これ
ら流れ図は、プリンタ10のパント保護処理および両面
処理中にメモリを解放するための本発明の好ましい方法
を示す。すなわち、現在のページが表示リストに構成さ
れた後、およびこのページが印刷ページ・パイプに解放
される前に、パント回避処理が行われる。従来、パント
回避処理の主な目的は、ある種のバンドを事前ラスタ化
することによって、単にこのページが確実にパントしな
いようにすることであった。しかし、本発明の原理のも
とで追加された目的は、現在のページに関してより少な
いメモリを使用して、複数ページ・ジョブの小休止を回
避することである。
【0027】従って、次に図2に関して、1ページの画
像データからのバンド(ページ・ストリップ)が解析さ
れて(105)、パント回避のために事前ラスタ化を行
う必要があるかどうか判定される(110)。この解析
は、当技術分野では通常なものとして行われる(例え
ば、Cuzzo他の特許を参照、レーザとレースするこ
とに関しては本明細書における考察を参照)。簡単に言
えば、この解析は、パント化を回避するために事前ラス
タ化を行うべきかどうか計算した推定である。事前ラス
タ化が必要であると判定された(110)場合(すなわ
ち、第1「レース」条件しきい値が適合している場
合)、事前ラスタ化バッファおよび圧縮バッファが割り
付けられ(115)、このバンドは事前ラスタ化され
(120)、経験的ビデオ画像処理時間(TR)(すな
わち、このバンドをラスタ化するのに実際にどれくらい
かかったか)が測定される(120)。このビデオ画像
処理時間(TR)が、レース時間(すなわち、このレー
ス時間は、プリンタ10の固定画像処理速度で1バンド
をラスタ化するのに、実際にどれだけの時間がかかるか
を示す)より長い場合(125)、事前ラスタ化につい
ての元の推定が正しいことが判明する(110)。言い
換えると、バンドを事前ラスタ化することが本当に求め
られている。このチェック125(第2レース条件しき
い値)によって、事前ラスタ化の複雑性を予測するため
に頻繁に使用される控え目のコスト推定(110)(第
1レース条件しきい値)を補償することができることは
重要である。従って、事前ラスタ化することが本当に求
められているならば、このバンドは圧縮され(13
0)、このバンドに関連する元の表示リストはメモリ4
0から解放され(135)、このバンドは切断されて、
メモリ40中のホールに割り付けられ(すなわち、この
バンドの切断が割り付けられ)、そこに記憶され(13
5)、(このバンドを事前ラスタ化し圧縮する(11
5)ために使用された)事前ラスタ化バッファおよび圧
縮バッファは、割付け解除される(解放される)(13
7)。これらのステップ125、130、135および
137は、例えば、Campbell他の特許および米
国特許出願08/918,835号に記載してあるよう
に実行される。
【0028】現在のページ上にバンドがまだほかにある
(140)場合、画像処理(すなわち、パント保護処
理)が次のバンドに進み(145)、前に論じたように
解析が再度行われる(105)。バンドがもはやない
(140)場合、現在のページについてのパント保護処
理は終了する。
【0029】本発明のもとでは、図2に関して説明した
ばかりのパント保護処理に関して実施される2つのキー
・プロセスがある。これらは、プリンタ10により一貫
したページ印刷処理量すなわちページ印刷スループット
を可能にするメモリ節約プロセスである。本明細書にお
いて以下に説明する第1のプロセスは、レーザとレース
するのにこのバンドを事前ラスタ化する(125)必要
がなくても、(バンドの表示リストに関する)メモリ節
約のためにバンドを事前ラスタ化および圧縮することに
関係する。図2および図4に、このプロセスを記述す
る。本明細書において以下に説明する第2のプロセス
は、両面ページ・ジョブの第2面を処理する際に使用可
能メモリが少なくなることを潜在的に見越して、(バン
ドの表示リストに関する)メモリ節約のために両面印刷
すべきであるページの第1面に関連するバンドを事前ラ
スタ化および圧縮することに関係する。図2、図3およ
び図4に、このプロセスを記述する。最初の2つのプロ
セスと共に考慮して、第3のプロセスも、ページ処理中
にさらにメモリを節約する。この第3のプロセスは、第
3メモリ節約しきい値が適合するとき、およびそうなる
ならば、レーザとレースするために、またはプロセスを
二重化するために事前ラスタ化を行う必要がなくても、
バンドを事前ラスタ化および圧縮することに関係する。
図2、図3および図4にも、このプロセスを記述する。
【0030】従って、次に第1メモリ節約プロセスに関
して、(レース条件しきい値に関して)レーザとレース
するために、あるバンドを事前ラスタ化する必要がある
と予測される(110)場合、バッファが割り付けられ
(115)、バンドが事前ラスタ化される(120)
が、その後で、ラスタ化するビデオ画像処理時間(T
R)がレース時間より長くないと判定される(125)
(すなわち、レーザとレースするために事前ラスタ化す
る必要が実際にない)場合、図4に関して示すように、
メモリ節約プロセスの流れが継続する。
【0031】従って、次に図4に関して、バンドを事前
ラスタ化する必要が本当にないと判定したにもかかわら
ず(図2の125)、このバンドをすでに事前ラスタ化
してしまった(120)ので、この事前ラスタ化したバ
ンドをそのまま保持することによって、および/または
事前ラスタ化したバンドを圧縮することによって、(こ
のバンドに関連する表示リストに関して)いくらかのメ
モリ節約を得ることができないかどうか調べるためにチ
ェックする(180)。言い換えると、実時間チェック
がパント保護のための事前ラスタ化は不要であることを
示す(125)ときも、事前ラスタ化したバンドを保持
し、かつ/または圧縮する場合に、どれほどのメモリを
解放することができるか判定される。従って、事前ラス
タ化したバンドが、保持されかつ/またはこのバンドの
元の表示リストのサイズに対して圧縮される(180)
場合、潜在的な節約がどれほどであるか推定するため
に、事前ラスタ化したバンドに予備解析が行われる。こ
の推定/圧縮解析は、当技術分野では通常のものとして
実行される。すなわち、事前ラスタ化したバンドの実際
のサイズは、その表示リストと比較され、かつ/または
圧縮率が任意の使用可能な圧縮方式に関してチェックさ
れる。本当に、(この解析に関連する第1メモリ節約し
きい値に関して)メモリが節約されるように思われる
(180)場合、事前ラスタ化したバンドは圧縮される
(185)。次いで、それ以後の解析(190)では、
(第2メモリ節約しきい値に関して)充分な実際の圧縮
節約が行われた場合、プロセスの流れが継続して、それ
によりこのバンドの元の表示リストがメモリ40から解
放され(135)(図2)、次いでこのバンドの圧縮さ
れた切断が割り付けられ、メモリ40中のホールに記憶
される(135)。
【0032】これに対して、この事前ラスタ化した、ま
たは圧縮した、あるいはその両方であるバンドに関する
充分推定した節約、または実際の節約が(第1および第
2メモリ節約しきい値それぞれに関して)適合していな
いと判定される(180、190)場合、このバンドに
関する元の表示リストがメモリ40中に保持される(1
95)。その結果、このプロセスが継続し(図2)、そ
れにより事前ラスタ化バッファおよび圧縮バッファが、
他の使用のために割付け解除され(137)、続いてい
ずれかの他のバンドが評価される(140、145)。
流れ図のボックス180および190ないし195に説
明した条件付きパスによって、チェック・システムは確
実にメモリ使用量を最小化することができることは注目
に値する。
【0033】ここで、好ましい実施形態は、推定圧縮節
約チェック180を含むことに留意されたい。しかし、
このステップはオプションすなわち選択可能なものであ
る。言い換えると、圧縮185は、圧縮節約の推定18
0なしで、行われてもよい。次いで、圧縮節約を実際に
決定すると(190)、元の表示リストを保持するか
(195)、またはこの表示リストを解放し、圧縮した
バンドを保持する(135)ために、適当なステップが
実行される。この推定圧縮節約チェック180は、記載
のパント保護中のメモリ節約に関してオプションであ
り、また本明細書において以下に論じる両面処理ステッ
プおよび他の汎用メモリ節約処理ステップに関してもオ
プションである。
【0034】この最初に論じたパント保護中のメモリ使
用量最小化プロセスを再検討すると、この拡張によっ
て、いくつか可能性が見つけられるという条件で、全ペ
ージ・パイプを作成または維持するために自由メモリが
必要になる可能性が高いときに、プリンタは自由メモリ
を生成することができる。圧縮ステップおよび切断ステ
ップのために時間がかかるが、圧縮/切断消費時間がペ
ージ・パイプを小休止しないことによって取り戻されて
余りあるほどになるように、システムのしきい値が調整
される。その上、このバンドはすでに事前ラスタ化され
てしまっているため、メモリ節約を改善するために圧縮
および切断を含むことは、最小のコストですむが重要な
価値がある。
【0035】次に、本発明の第2メモリ節約プロセスに
関して、パント回避のために事前ラスタ化が必要である
と予測しなかった(110)場合(図2)、図3および
図4のステップが考察の役に立つ。具体的に言うと、次
のステップは、現在のバンドが両面印刷すべきページの
第1面の一部であるかどうか評価することである(16
0)。このバンドが両面印刷すべきページの第1面の一
部ではない場合、このバンドのための措置は取られず、
制御は他のバンドを処理するために図2に戻る(14
0、145)。しかし、現在のバンドが両面印刷すべき
であるページの第1面上にある(160)場合は、この
バンドが事前ラスタ化され、かつ/または圧縮される
(165)場合に、(所与のしきい値、すなわち、両面
処理条件しきい値に関して)このバンドの表示リストを
超える潜在的かつ充分なメモリ節約があるかどうか判定
される。このしきい値が適合しない場合、このバンドの
ための措置は取らず、制御は他のバンドを処理するため
に再度図2に戻る(140、145)。
【0036】これに対して、本当に両面処理条件メモリ
節約しきい値が適合する(165)場合、事前ラスタ化
バッファおよび圧縮バッファが割り付けられ(115)
(図2)、このバンドが事前ラスタ化され、ビデオ画像
処理時間が測定される(120)。明らかに、この段階
では、ビデオ画像処理時間(TR)は(前に110で判
定された)レース時間より長くない(125)。従っ
て、次のステップは、図4に関して上述した事前ラスタ
化および/または圧縮の節約解析を実行することである
(180)。充分な節約が推定される(180)場合、
このバンドは圧縮される(185)。次いで、充分な実
際の圧縮節約が行われた(190)場合、このバンドの
元の表示リストがメモリ40から解放され(135)
(図2)、このバンドの圧縮した切断はメモリ40中に
記憶され(135)、事前ラスタ化バッファおよび圧縮
バッファは割付け解除される(137)。しかし、充分
な事前ラスタ化および/または推定、または実際の圧縮
節約180、190が適合していないと判定される場
合、このバンドに関する元の表示リストがメモリ40中
に保持され(195)、事前ラスタ化バッファおよび圧
縮バッファが他の使用のために割付け解除され(13
7)、他のバンド処理が継続する(140、145)。
【0037】図3の両面処理評価ステップ160および
165が、図2の「レーザとレースする」チェック11
0に関して現在のバンドの相互排他的解析を提案する
が、好ましい実施形態では、このチェックは簡単な「I
F/OR/THEN」タイプの評価を使用して実施(エ
ンコードあるいはコード化)されることにこの場合留意
されたい。例えば、レーザとレースするためにラスタ化
が必要であると予測する(110)場合(IF)、また
は(OR)これが両面ページの第1ページであり(16
0)、得るべき潜在的メモリ節約がある(165)場合
(IF)、次いで(THEN)バッファ割付けが行われ
(115)、事前ラスタ化が行われる(120)。その
上、この両面メモリ節約プロセスがパント保護レース評
価プロセスとは別に実行される場合、このレース比較1
25は、両面節約プロセス解析では不要である。また、
両面メモリ節約プロセスでも180の節約解析(しきい
値)はオプションである。
【0038】記述したパント保護処理評価110および
両面処理評価160に加えて、本発明の好ましい実施形
態は、さらに現在のバンドの表示リストを超える潜在的
メモリ節約に関する現在のバンドの一般解析を含む。す
なわち、図3に、メモリ節約しきい値調整162を介し
てボックス165に向けてフロー制御を送る、ボックス
160の「No」結果から始まる点線を示す。この点線
は、このレーザとレースするのと、このバンドを事前ラ
スタ化する必要がない場合でさえ、およびこのバンドが
両面ページの第1面上にない場合でさえ、任意に現在の
バンドを事前ラスタ化する、かつ/または圧縮する(1
65)ことによって、いくらかのメモリ節約を得ること
ができるかどうか判定するために(後に論じる調整した
しきい値で162)、現在のバンドをとにかく解析する
(165)ことを示す。これに関連して、全体のフロー
解析が例えば次の通り実施される。レーザとレースする
ためにラスタ化が必要であると予測される(110)場
合(IF)、または(OR)これが両面ページの第1ペ
ージであり(160)、得るべき潜在的メモリ節約があ
る(165)場合(IF)、または(OR)レース条件
がなく、両面処理条件がないにもかかわらず、得るべき
潜在的メモリ節約がある(165)場合(IF)、次い
で(THEN)バッファ割付けが行われ(115)、事
前ラスタ化が行われる(120)。
【0039】またここで、しきい値110、162、1
65、180、および190のそれぞれは、プリンタ1
0にどれほどのメモリ40があるか、およびどれほどの
資源使用量が現在のバンドにすでに投入されたかなどを
考慮すれば、設計選択によって確定されることを(図2
ないし図4に関して)留意されたい。例えば、好ましい
実施形態では、バンドを事前ラスタ化するためのしきい
値解析110、165は、充分な圧縮節約が達成される
可能性があるかどうか評価/推定するためのしきい値1
80より大きく、このしきい値は充分な事前ラスタ化節
約および/または圧縮節約が実際に達成されるかどうか
評価するためのしきい値190より大きい。これは、一
旦このバンドを事前ラスタ化すると(120)、この事
前ラスタ化プロセス中にシステム資源をすでに投入した
ので、可能な場合には事前ラスタ化したバンドを利用す
る傾向があるためである。従って、バンドの表示リスト
の代わりに、すでに事前ラスタ化したバンドを保持する
ことによって、メモリを節約することができるように見
える(180)場合、より小さいしきい値を有するバン
ドを利用する。同様に、圧縮がすでに行われた(18
5)場合、このしきい値は、充分な実際の圧縮節約が行
われた(190)かどうか判定するために一層小さくな
る。
【0040】逆に言えば、レース条件110に基づくバ
ンドを事前ラスタ化するためのしきい値は、レース条
件、または両面処理条件が適合しない場合、両面処理条
件160に基づいて事前ラスタ化するためのしきい値よ
り小さく、この両面処理条件しきい値160は、単に汎
用メモリ節約に基づいて事前ラスタ化するためのしきい
値162より小さい。言い換えると、事前ラスタ化のコ
ストのために、汎用メモリ節約162、165に単に基
づいて事前ラスタ化するのに、より高いしきい値が設定
される。全体的に、このしきい値のそれぞれは、全体の
ページ印刷処理量について各条件の相対的重要性に基づ
いて確定される。
【0041】次に、両面処理に関して、論じた第2のメ
モリ使用量最小化プロセスを再検討すると、Campb
ell他の特許では、構成されているページ上のラスタ
・パッチおよびラスタ・バンドの圧縮は、メモリ・アウ
トを回避するために最後の手段として行われたことにも
また留意されたい。しかし、これは、ページ・パイプを
フラッシュした後(すなわち、印刷「小休止」発生のた
めに)行われた。これに関連して、両面印刷中、ラスタ
・グラフィックス・パッチは、第2面に使用可能なメモ
リの量を最大にするため、第2面のいくつかのメモリ・
アウト条件を回避するため、その結果としてページ・パ
イプを全部保持する助けとなるために(両面ページの)
第1面上に圧縮された。しかし、バンドは、両面ページ
の第1面上のメモリ節約のために解析されなかった。従
って、本発明は、両面印刷に関連して全バンドに関し
て、圧縮節約を評価することによって、使用可能なメモ
リおよびページ印刷処理量を最大にする。
【0042】両面解析における本発明のメモリ節約は、
両面ページの第1面のメモリの過剰消費のために第2面
用のメモリが欠乏し、その結果、印刷速度のスロー・ダ
ウンとメモリ・アウトのどちらかが生じる可能性がある
ので重要である。同じ1枚の紙の両面に印刷するので、
プリンタは通常の方式、すなわち印刷を待つことによっ
て、メモリを回復することができない。さらに、あるプ
リンタは最初に処理した第2面を印刷するので、処理し
た第1面をただ印刷することは一般的解決ではない。
【0043】従って、本発明のもとでは、充分大きなク
リティカル・オペレーション・ブロック60(または、
ある他の同様なメモリ)が使用可能であるとき、このパ
イプをフラッシュする必要なく、両面印刷問題に対する
実際的解決がもたらされる。この技法を使用して、この
プリンタは、両面印刷ではより速く動作し、両面処理ジ
ョブの第2面プロセスのメモリ・アウトはごく少数で済
む傾向がある。
【0044】最後に、好ましい実施形態では、本発明の
メモリ利用技法の両方が、最良のメモリ管理ツールを可
能にし、複数ページ・ジョブでの最良の一貫性の印刷
(小休止なしの印刷)を実現するために共に使用される
ことにもまた留意されたい。しかし、このメモリ利用技
法のどちらももう一方とは別に実行されてもよいことを
理解されたい。
【0045】要するに、本発明は、レーザ・プリンタな
どの結像装置の改善したページ印刷処理量のための機能
強化したメモリ管理のためのツールを提供する。さら
に、本発明は、当技術分野に存在する様々な構成要素お
よびツールのいずれかを利用して容易に実施されること
が当業者には自明であろう。その上、特定の実施形態を
参照して本発明を説明したが、本発明の真の精神および
範囲から逸脱することなく、他の代替の実施形態および
実施の方法または修正を採用できることは明らかであろ
う。
【0046】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0047】(実施態様1)結像装置(10)中のメモ
リ(40)を解放する方法であって、(a)1ページの
イメージ・データからの1バンドが適合する両面処理条
件しきい値を示す標示を検出する(160、165)ス
テップと、(b)前記両面処理条件しきい値への適合を
検出すると、前記バンドを事前ラスタ化して(12
0)、事前ラスタ化したバンドを形成するステップと、
(c)前記事前ラスタ化したバンドに作用し、前記事前
ラスタ化したバンドに関連する表示リストに関して、前
記結像装置にメモリ節約を提供する(180、185、
190、195、135)ステップとを備える方法。
【0048】(実施態様2)適合する前記両面処理条件
しきい値が、前記バンドが両面印刷するページの第1面
の一部であることに基づいて(160)、メモリを節約
する潜在的要求を示す(165)、実施態様1に記載の
方法。
【0049】(実施態様3)前記事前ラスタ化したバン
ドに作用するステップが、前記事前ラスタ化したバンド
のメモリ消費量が、前記表示リストのメモリ消費量未満
であることに関してしきい値に適合するかどうかを検出
する(165、180)ステップと、もしそうである場
合、前記事前ラスタ化したバンドを保持し、前記表示リ
ストをメモリから解放する(135)ステップと、もし
そうでない場合、前記表示リストを保持し(195)、
前記事前ラスタ化したバンドをメモリから解放する(1
37)ステップとを含む、実施態様1または2に記載の
方法。
【0050】(実施態様4)前記事前ラスタ化したバン
ドに作用するステップが、前記事前ラスタ化したバンド
の推定圧縮が、前記表示リストのメモリ消費量未満であ
ることに関してメモリ節約しきい値に適合するかどうか
を検出する(180)ステップと、もしそうである場
合、前記事前ラスタ化したバンドを圧縮する(185)
ステップと、もしそうでない場合、前記表示リストを保
持し(195)、前記事前ラスタ化したバンドをメモリ
から解放する(137)ステップとを含む、実施態様
1、2、または3に記載の方法。
【0051】(実施態様5)前記事前ラスタ化したバン
ドに作用するステップが、圧縮済バンドを形成するため
前記事前ラスタ化したバンドを圧縮する(185)ステ
ップと、前記圧縮済バンドが、前記表示リストのメモリ
消費量未満であることに関してメモリ節約しきい値に適
合するかどうかを検出する(190)ステップと、もし
そうである場合、前記圧縮済バンドを保持し、前記表示
リストをメモリから解放する(135)ステップと、も
しそうでない場合、前記表示リストを保持し(19
5)、前記圧縮済バンドをメモリから解放する(13
7)ステップとを含む、実施態様1、2、3、または4
に記載の方法。
【0052】(実施態様6)両面処理条件しきい値への
適合を示す標示を検出する(160、165)前記ステ
ップに対する二者択一の代替方法として、前記結像装置
が、前記バンドに関連する前記表示リストに関して潜在
的メモリ節約条件しきい値に適合することを示す、前記
バンドに関連する標示を検出する(162)ステップを
含み、もしいずれかのしきい値に適合する場合、ステッ
プ(b)の事前ラスタ化する(120)ステップに続く
ことを含む、実施態様1、2、3、4、または5に記載
の方法。
【0053】(実施態様7)(a)1ページのイメージ
・データからの1バンドが適合する両面処理条件しきい
値を示す標示を検出する(160、165)手段(7
0)と、(b)前記両面処理条件しきい値への適合を検
出すると、前記バンドを事前ラスタ化して(120)、
事前ラスタ化したバンドを形成する手段(70)と、
(c)前記事前ラスタ化したバンドに作用して、前記事
前ラスタ化したバンドに関連する表示リストに関して前
記結像装置にメモリ節約を提供する(180、185、
190、195、135)手段(70)とを備える結像
装置(10)。
【0054】(実施態様8)適合する前記両面処理条件
しきい値が、前記バンドが両面印刷するページの第1面
の一部であることに基づいて(160)、メモリを節約
する潜在的要求を示す(165)、実施態様7に記載の
結像装置。
【0055】(実施態様9)前記事前ラスタ化したバン
ドに作用する前記手段が、前記事前ラスタ化したバンド
のメモリ消費量が、前記表示リストのメモリ消費量未満
であることに関してしきい値に適合するかどうかを検出
する(165、180)手段と、もしそうである場合、
前記事前ラスタ化したバンドを保持し、前記表示リスト
をメモリから解放する(135)手段と、もしそうでな
い場合、前記表示リストを保持し(195)、前記事前
ラスタ化したバンドをメモリから解放する(137)手
段とを含む、実施態様7または8に記載の結像装置。
【0056】(実施態様10)前記事前ラスタ化したバ
ンドに作用する前記手段が、前記事前ラスタ化したバン
ドの推定圧縮が、前記表示リストのメモリ消費量未満で
あることに関してメモリ節約しきい値に適合するかどう
かを検出する(180)手段と、もしそうである場合、
前記事前ラスタ化したバンドを圧縮する(185)手段
と、もしそうでない場合、前記表示リストを保持し(1
95)、前記事前ラスタ化したバンドをメモリから解放
する(137)手段とを含む、実施態様7、8、または
9に記載の結像装置。
【0057】(実施態様11)前記事前ラスタ化したバ
ンドに作用する前記手段が、圧縮済バンドを形成するた
め前記事前ラスタ化したバンドを圧縮する(185)手
段と、前記圧縮済バンドが、前記表示リストのメモリ消
費量未満であることに関してメモリ節約しきい値に適合
するかどうかを検出する(190)手段と、もしそうで
ある場合、前記圧縮済バンドを保持し、前記表示リスト
をメモリから解放する(135)手段と、もしそうでな
い場合、前記表示リストを保持し(195)、前記圧縮
済バンドをメモリから解放する(137)手段とを含
む、実施態様7、8、9、または10に記載の結像装
置。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、改善
したメモリ管理技法によって、プリンタのページ印刷処
理量の一貫性(小休止なしの印刷)を向上させることが
できる。
【0059】また、本発明を用いたパント回避処理は、
ある種のバンドを事前ラスタ化することによって、単に
このページが確実にパントしないようにすることだけで
なく、現在のページに関してより少ないメモリを使用し
て、複数ページ・ジョブの小休止を回避することができ
る。
【0060】さらに、本発明を用いると、充分大きなク
リティカル・オペレーション・ブロック60(または、
ある他の同様なメモリ)が使用可能であるとき、このパ
イプをフラッシュする必要なく、両面印刷問題に対する
実際的解決がもたらされる。この技法を使用して、本発
明によるプリンタは、両面印刷ではより速く動作し、両
面処理ジョブの第2面プロセスのメモリ・アウトはごく
少数で済むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数ページ・プリント・ジョブ中の小休止を減
少させるための本発明のシステムおよび方法を具体化す
るレーザ・プリンタのブロック図である。
【図2】図1のプリンタのパント保護処理および両面処
理中にメモリを解放するための本発明の好ましい方法を
示す流れ図である。
【図3】図1のプリンタのパント保護処理および両面処
理中にメモリを解放するための本発明の好ましい方法を
示す流れ図である。
【図4】図1のプリンタのパント保護処理および両面処
理中にメモリを解放するための本発明の好ましい方法を
示す流れ図である。
【符号の説明】
10:ページ・プリンタ 15:マイクロプロセッサ 20:バス 25:プリント・エンジン・コントローラ 30:プリント・エンジン 35:入力/出力(I/O)ポート 37:ホスト・コンピュータ 40:RAM 45、50、55:ビデオ・バッファ 60:クリティカル・オペレーション・バッファ 65:ROM 67:ASIC 70:マイクロ・メモリ・マネージャ 105、110、115、120、125、130、1
35、137、140、145:ステップを示すブロッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー・ピー・ブレイアー アメリカ合衆国アイダホ州 ボイジー リ ーバーツリー・プレース6311 (72)発明者 リチャード・エム・ダウ アメリカ合衆国ワイオミング州 ララミー サウス・トゥエンティサード・ストリー ト707 (72)発明者 ダグラス・ジェイ・メロー アメリカ合衆国アイダホ州 メリディアン ジャスティン・プレース1035

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結像装置(10)中のメモリ(40)を解
    放する方法であって、 (a)1ページのイメージ・データからの1バンドが適
    合する両面処理条件しきい値を示す標示を検出する(1
    60、165)ステップと、 (b)前記両面処理条件しきい値への適合を検出する
    と、前記バンドを事前ラスタ化して(120)、事前ラ
    スタ化したバンドを形成するステップと、 (c)前記事前ラスタ化したバンドに作用し、前記事前
    ラスタ化したバンドに関連する表示リストに関して、前
    記結像装置にメモリ節約を提供する(180、185、
    190、195、135)ステップとを備える方法。
JP10696299A 1998-04-22 1999-04-14 両面処理ペ―ジ・プリンタのメモリ解放方法 Pending JP2000003257A (ja)

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