JP2000003253A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000003253A
JP2000003253A JP16563398A JP16563398A JP2000003253A JP 2000003253 A JP2000003253 A JP 2000003253A JP 16563398 A JP16563398 A JP 16563398A JP 16563398 A JP16563398 A JP 16563398A JP 2000003253 A JP2000003253 A JP 2000003253A
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JP
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display
screen
compression
compressed
tablet
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JP16563398A
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English (en)
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Hiroyuki Tsutsumi
弘之 堤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、タブレット付表示装置を有する電
子機器において、簡単な操作によって、複数の画面表示
を同時に表示できるようにすることである。 【解決手段】 CPU11は、表示切換ボタン5におけ
る操作を入力装置12によって検知すると、記憶装置1
6内の圧縮モード情報領域16a内に格納された情報お
よび圧縮率情報領域16b内に格納されたデータに基づ
いて、表示パネル4上に表示された表示画面を圧縮して
表示させるとともに、ソフトキーパッド表示データ領域
16c内に格納されたデータを読み込んで、ソフトキー
パッド表示位置情報領域16d内に格納された情報に従
って、表示パネル4上の所定の位置においてソフトキー
パッドを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブレット付き表
示装置を有する電子機器に係り、詳細には、タブレット
において複数の入力モードを備え、入力モードと表示の
切り換えが可能な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDA(Personal Digital Assis
tants )や携帯型パーソナルコンピュータ等の携帯型情
報端末装置では、その表示パネル上に透過型のタブレッ
トを備えており、表示パネルに表示された表示内容を確
認しながら、タブレットにおいて入力が可能になってい
る。このタブレットにおける入力モードとしては、たと
えば、ポインティングモード(マウスカーソルのドラッ
グやクリック等の操作に対応する)と、ソフトキーパッ
ドとを備えている。ここで、ソフトキーパッドとは、キ
ーボードを持たないPDAにおいてキー入力と同様の操
作を行うため、ソフトウェアによって用意される入力モ
ードであり、たとえば表示パネル上に各種のキーが配列
されて表示され、各キーが表示された部分を入力用のペ
ンによって押下することにより、各キーに対応した入力
操作を行うことができる。
【0003】このタブレットに対する入力モードの切り
換えは、ペンにより表示枠内に表示された所定のアイコ
ン等をクリック操作する、または、クリック時間による
タイムアウト等の方法によって行われていた。
【0004】このように複数のモードにおける操作を行
うため、表示パネルにおける画面表示を切り換えること
により、モードの切り換えが行われていた。すなわち、
上記の例においては、ポインティングモードから文字入
力モードに切り換えが行われると、表示パネルには文字
入力のための画面が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な画面表示の切り換えを行う際には、複数のモードの画
面表示が重なってしまうという問題点があった。すなわ
ち、上記の例において、ポインティングモードからソフ
トウェアキーパッドに切り換えが行われると、既に表示
されているポインティングモードの表示画面の上に、ソ
フトウェアキーパッドの表示画面が重ねて表示される。
このため、2つの画面が重なってしまうので、陰に隠れ
ている部分に関する操作を行うためには、画面表示を移
動させるなどの操作を行う必要があり、非常に面倒であ
るという問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するため、
タブレット付表示装置を有する電子機器において、簡単
な操作によって、複数の画面表示を同時に表示できるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】タブレット付き表示装置
を有する電子機器において、前記タブレット付き表示装
置に画面を表示するための表示データを複数格納する表
示データ格納手段と、前記タブレット付き表示装置にお
いて表示される画面の切換を指示する切換指示手段と、
この切換指示手段により画面の切換が指示されると、既
に前記タブレット付き表示装置に表示されている初期画
面に対応する表示データを前記表示データ格納手段から
読み出して、当該表示データをもとに、所定の割合で圧
縮された状態で前記初期画面を表示するための圧縮表示
データを生成する圧縮画面生成手段と、この圧縮画面生
成手段により生成された圧縮表示データに基づいて前記
タブレット付き表示装置に当該初期画面を表示させると
ともに、前記表示データ格納手段から新規画面を表示す
るための表示データを読み出して、前記タブレット付き
表示装置に当該新規画面を表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、表示装
置においてはじめに表示されていた初期画面を、圧縮さ
れた状態で表示するとともに、新規画面を表示するの
で、初期画面と新規画面との双方の画面を同時に参照し
て操作を行うことができる。これによって、初期画面を
見るために新規画面を移動させる等の面倒な操作を行う
必要が無く、画面の切換を指示する操作だけで両方の画
面を見ることができ、利用者の利便性を向上させること
ができる。また、初期画面を表示するための表示装置に
よって初期画面と新規画面とを同時に表示させることが
できるので、表示装置が比較的小さくても利用者に不便
を感じさせることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図9の図面を参照しながら説明する。
【0010】まず、構成を説明する。図1は、本発明の
実施の形態における携帯情報端末装置1の外観を示す正
面図である。この図1に示すように、携帯情報端末装置
1には、その筐体2の正面に、透明電極で構成されたタ
ブレット3と一体に構成された表示パネル4と、タブレ
ット3の入力モードを切り換える表示切換ボタン5と、
が設けられている。この図1に示す状態では、携帯情報
端末装置1の筐体2の左端部を利用者の手によって支持
されており、その利用者の親指によって表示切換ボタン
5が押圧操作される。
【0011】図2は、図1に示す表示切換ボタン5の構
成を示す断面図であり、(a)は通常状態における断面
図であり、(b)は利用者により押圧操作された状態を
示す断面図である。図1に示す表示切換ボタン5は、図
2に示す断面図のように利用者の手指が触れる表面部分
が凹部として形成されており、その通常位置において
は、図2(a)に示すように、その表面と筐体2の表面
とが同一面上に位置している。一方、利用者によって表
示切換ボタン5が押圧操作されると、その押下位置にお
いては、図2(b)に示すように、図中下方に移動する
ことが可能な構成となっている。
【0012】図3は、携帯情報端末装置1が内部に備え
る制御系の要部構成を示すブロック図である。同図に示
すように、携帯情報端末装置1は、CPU11、入力装
置12、RAM13、表示装置14、タブレット3、タ
ブレット検出部15、記憶装置16及び記憶装置16が
有する記憶媒体17により構成されており、記憶媒体1
7を除く各部はバス18によって接続されている。
【0013】CPU(Central Processing Unit )11
は、記憶装置16内に格納されているシステムプログラ
ム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプ
ログラムの中から指定されたアプリケーションプログラ
ムをRAM13内の図示しないプログラム格納領域に展
開し、タブレット検出部15から入力される検出座標に
基づく各種指示あるいはデータをRAM13内に一時的
に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装
置16内に格納されたアプリケーションプログラムに従
って各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内に
格納するとともに、表示装置14に表示する。そして、
RAM13に格納した処理結果をタブレット検出部15
から入力指示される記憶装置16内の保存先に保存す
る。
【0014】また、CPU11は、タブレット3及び表
示パネル4における入力操作に関わる処理として、携帯
情報端末装置1の電源がオンされた時は、表示装置14
の表示パネル4に表示する入力モードを、たとえば「文
字認識モード」等の所定のモードに設定し、表示切換ボ
タン5における動作位置の変化(通常位置→押下位置、
あるいは押下位置→通常位置)の有無を検出する。そし
て、表示切換ボタン5の動作位置に変化が無ければ現在
の入力モードを継続し、その動作位置に変化が有って押
下された場合は、入力モードを「ソフトキーパッドモー
ド」に切り換え、その動作位置に変化が有って通常位置
に戻された場合は、入力モードを「ソフトキーパッドモ
ード」から元に戻す。
【0015】この入力モード切換処理においては、既に
表示パネル4に「文字認識モード」の表示が行われてい
る状態で「ソフトキーパッドモード」の画面表示を行う
ため、画面表示圧縮・切り換え処理(図6参照)を実行
し、表示パネル4に表示されている画面表示を圧縮して
表示するとともに、画面表示を圧縮することによって設
けられた空白部に「ソフトキーパッドモード」用の画面
としての「ソフトキーパッド」を表示する。そして、表
示切換ボタン5における操作に従って「ソフトキーパッ
ドモード」を終了する場合には、画面表示伸張・切り換
え処理(図7参照)により、「ソフトキーパッドモー
ド」用の画面表示を消去するとともに、圧縮されて表示
されていた画面表示を伸張して、表示パネル4上に表示
する。
【0016】さらに、CPU11は、上記入力モード切
換処理において、入力モードを「ソフトキーパッドモー
ド」に切り換えた場合には、表示装置14の表示パネル
4にキーボードを表示し、タブレット3におけるペン操
作に応じて、その操作位置をタブレット検出部15から
入力される座標情報により検出し、その検出した操作位
置に対応する入力処理を実行すると共に、表示切換ボタ
ン5の動作位置の変化の有無に応じて、当該「ソフトキ
ーパッドモード」を継続するか終了するかを判断する。
【0017】また、CPU11は、上記入力モード切換
処理において、入力モードを「文字認識モード」に切り
換えた場合は、文字認識モード処理として、表示装置1
4の表示パネル4にキーボードのコントラストを薄くし
て表示し、タブレット3におけるペン操作に応じて、そ
のタブレット3上で入力されたストローク座標をタブレ
ット検出部15から入力される座標情報により取得し、
この取得したストローク座標に基づいて文字認識処理を
実行して、その文字認識候補を表示画面上のカーソル位
置に表示すると共に、表示切換ボタン5の動作位置の変
化の有無に応じて、当該文字認識モードを継続するか終
了するかを判断する。
【0018】入力装置12は、図1に示した表示切換ボ
タン5と、図示しない電源ボタンやその他の各種モード
設定ボタン等を有し、これらの各ボタン操作に対応する
操作信号をCPU11に出力する。
【0019】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行
する際に各種プログラムを展開するプログラム格納領域
を形成するとともに、CPU2が上記ソフトキーパッド
モード処理及び文字認識処理を実行する際にタブレット
検出部15から取得する座標情報等を一時的に格納する
データ格納領域を形成する。
【0020】表示装置14は、図1の表示パネル4と、
図示しない表示制御部等を有し、CPU11から入力さ
れるキーボード表示データによるキーボードや、タブレ
ット3で入力されるストローク情報、及びその文字認識
候補等を表示パネル4に表示する。
【0021】タブレット検出部15は、図1のタブレッ
ト3における入力操作に応じて、その入力操作に対応す
る位置座標を検出してCPU11に出力する。
【0022】記憶装置16は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体17を有しており、この記
憶媒体17は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体17は記憶装置
16に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体17には上記システムプロ
グラム及び当該システムに対応する各種アプリケーショ
ンプログラム、入力モード切換処理プログラム、ソフト
キーパッド処理プログラム、文字認識処理プログラム及
び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0023】また、この記憶媒体17に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体17に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0024】さらに、記憶装置16には、図4に示すよ
うに、上記CPU11により実行される画面表示圧縮・
切換処理、画面表示伸張・切換処理、ソフトキーパッド
モード処理、及び文字認識モード処理において利用され
る各種情報を記憶するための情報記憶領域として、圧縮
モード情報領域16a、圧縮率情報領域16b、ソフト
キーパッド表示データ領域16c、ソフトキーパッド表
示位置情報領域16d、ストローク記憶領域16e、及
び文字認識辞書領域16fを有する。
【0025】圧縮モード情報領域16aは、上記CPU
11によって画面表示圧縮・切換処理が実行される際
に、表示パネル4に表示されている画面表示を圧縮する
圧縮方法を示すデータを格納し、圧縮率情報領域16b
は、その圧縮を行う際の圧縮率を指定するためのデータ
を格納し、ソフトキーパッド表示データ領域16cは、
上記CPU11によりソフトキーパッドモード処理が実
行される際に表示パネル4に表示される画面表示の表示
データを格納し、ソフトキーパッド表示位置情報領域1
6dは、その画面表示を行う際の表示位置情報として表
示パネル4上の表示位置座標を格納し、ストローク記憶
領域16eは、上記CPU11により文字認識モード処
理が実行される際に、タブレット検出部15から取得さ
れるストローク情報を格納し、文字認識辞書領域16f
は、上記CPU11により文字認識モード処理が実行さ
れる際にストローク情報から文字認識候補を読み出すた
めの文字認識辞書を格納する。
【0026】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。図5は、携帯情報端末装置1において実行される画
面圧縮設定処理を示すフローチャートである。この図5
に示す画面圧縮設定処理により、後述する画面表示圧縮
・設定処理(図6)及び画面表示伸張・切換処理(図
7)に関する関する設定を行う。
【0027】まず、CPU11に対して、「縦圧縮」、
「横圧縮」、「圧縮しない」のいずれかの圧縮モードを
指定する圧縮モード設定入力が行われる(ステップS1
1)。すなわち、携帯情報端末装置1においては、表示
されている画面表示を圧縮する方法として、縦方向に圧
縮する「縦圧縮」と、横方向に圧縮する「横圧縮」と、
圧縮を実行しない方法との、3通りの設定を行うことが
可能である。
【0028】CPU11は、ステップS11において圧
縮モードが設定入力されると、入力内容が「縦圧縮」ま
たは「横圧縮」のいずれかであるか否かを判別する(ス
テップS12)。ここで、ステップS11で選択入力さ
れた圧縮モードが、「縦圧縮」及び「横圧縮」のどちら
でもない場合(「圧縮しない」であった場合)には、入
力内容を記憶装置16(図4)内の圧縮モード情報領域
16a内に格納し(ステップS15)、処理を終了す
る。
【0029】ステップS12において、ステップS11
で入力された入力内容が「縦圧縮」または「横圧縮」で
あると判別された場合には、圧縮率を設定するための入
力が実行される(ステップS13)。そして、入力され
た圧縮率を、記憶装置16内の圧縮率情報領域16b内
に格納し(ステップS14)、ステップS15に移行し
て、設定された圧縮モードを記憶装置16内の圧縮モー
ド情報領域16aに格納する。
【0030】図6は、携帯情報端末装置1により実行さ
れる画面表示圧縮・切換処理を示すフローチャートであ
る。この図6に示す画面表示圧縮・切換処理において
は、利用者によって表示切換ボタン5が押下されたこと
を入力装置12により検知して、「ソフトキーパッドモ
ード」用の表示としてのソフトキーパッドの表示を実行
するための一連の処理を示している。
【0031】まず、CPU11は、記憶装置16(図
4)内の圧縮モード情報領域16a内に格納された圧縮
モード情報を読み出して(ステップS21)、当該圧縮
モードが「横圧縮」、「縦圧縮」、「圧縮しない」のい
ずれであるかを判別する(ステップS22)。ここで、
圧縮モードが「圧縮しない」と設定されていた場合に
は、そのまま表示を切り換えるため、記憶装置16内の
ソフトキーパッド表示データ領域16cから「ソフトキ
ーパッド」を表示するための表示データを読み出すとと
もに、ソフトキーパッド表示位置情報領域16dから
「ソフトキーパッド」を表示する表示位置を示すデータ
を読み出して、表示パネル4上の所定の位置に、例えば
JISキーパッド、アルファベットキーパッド、50音
かなキーパッド等のソフトキーパッドを表示して(ステ
ップS26)、処理を終了する。
【0032】また、ステップS22で、「横圧縮」が設
定されていると判別された場合には、現在表示されてい
る画面表示の画面表示データを、横方向に圧縮して、新
たな横方向圧縮画面を表示するための画面表示データを
生成する(ステップS23)。そして、生成した画面表
示データをもとに表示パネル4上に表示を実行し(ステ
ップS25)、さらに、表示パネル4上において、記憶
装置16(図4)内のソフトキーパッド表示位置情報領
域16d内に格納されたデータにより指定された位置に
ソフトキーパッドを表示して(ステップS26)、処理
を終了する。
【0033】また、ステップS22で、「縦圧縮」が設
定されていると判別された場合には、現在表示されてい
る画面表示の画面表示データを縦方向に圧縮して、新た
な縦方向圧縮画面を表示するための画面表示データを生
成する(ステップS24)。そして、生成した画面表示
データをもとに表示パネル4上に表示を実行し(ステッ
プS25)、さらに、表示パネル4上において、記憶装
置16内(図4)のソフトキーパッド表示位置情報領域
16d内に格納されたデータにより指定された位置にソ
フトキーパッドを表示して(ステップS26)、処理を
終了する。
【0034】図7は、携帯情報端末装置1により実行さ
れる画面表示伸張・切換処理を示すフローチャートであ
る。この図7に示す画面表示伸張・切換処理において
は、利用者による表示切換ボタン5における操作によ
り、表示切換ボタン5が押下位置から通常位置に移動し
たことを入力装置12により検知して、「ソフトキーパ
ッド」の表示を消去するための一連の処理を示してい
る。
【0035】まず、CPU11は、表示パネル4上に表
示されているソフトキーパッドの表示を消去する(ステ
ップS31)。そして、記憶装置16(図4)内の圧縮
モード情報領域16a内に格納された圧縮モード情報を
読み出し(ステップS32)、当該圧縮モードが「横圧
縮」、「縦圧縮」、「圧縮しない」のいずれであるかを
判別する(ステップS33)。
【0036】ここで、圧縮モード情報に「圧縮しない」
が設定されていた場合には、現在表示されている画面表
示は圧縮されて表示されたものではないので、そのまま
表示を切り換えればよい。従って、既にステップS31
において「ソフトキーパッド」の表示を消去しているの
で、そのまま処理を終了する。
【0037】また、ステップS33で、「横圧縮」が設
定されていると判別された場合には、記憶装置16内の
圧縮率情報領域16b内に格納された圧縮率情報を参照
し、この圧縮率情報により推定された圧縮率に基づい
て、現在表示されている画面表示の画面表示データを横
方向に伸張して、もとのサイズの表示を行うための画面
表示データを生成する(ステップS34)。そして、生
成した画面表示データをもとに表示パネル4上に表示を
行って(ステップS36)、処理を終了する。
【0038】さらに、ステップS33で、「縦圧縮」が
設定されていると判別された場合には、記憶装置16
(図4)内の圧縮率情報領域16b内に格納された圧縮
率情報を参照して、この圧縮率情報により指定された圧
縮率に基づいて、現在表示されている画面表示の画面表
示データを縦方向に伸張し、もとのサイズの表示を行う
ための画面表示データを生成する(ステップS35)。
そして、生成した画面表示データをもとに表示パネル4
上に表示を行って(ステップS36)、処理を終了す
る。
【0039】図8は、図6及び図7に示す画面表示の圧
縮・切換処理及び画面表示伸張・切換処理における表示
例を示す図であり、(a)は画面表示圧縮・切換処理が
実行される前の状態を示す図であり、(b)は画面表示
圧縮・切換処理が実行された後の状態を示す図であり、
(c)は画面表示伸張・切換処理が実行された後の状態
を示す図である。なお、この図8には、記憶装置16内
の圧縮モード情報領域16a内に格納された設定内容が
「縦圧縮」である場合を特に示す。
【0040】まず、表示切換ボタン5における操作が行
われる前の初期状態においては、表示パネル4上に、図
8(a)に示すような表示が実行されている。この図8
(a)に示す状態において、表示切換ボタン5が押下さ
れ、ステップS21〜ステップS25(図6)に示す処
理が実行されることにより、図8(b)に示すように、
表示パネル4の全面に表示されていた画面表示が、縦方
向に圧縮されて、表示パネル4の上半分に表示される。
そして、下半分に設けられた空白部分に、ステップS2
6に示す処理において、「ソフトキーパッド」が表示さ
れる。
【0041】また、図8(b)に示す表示が行われてい
る場合に、表示切換ボタン5が押下位置から通常位置に
移動すると、ステップS31(図7)に示す処理が実行
されると、表示パネル4の下半分に表示されていた「ソ
フトキーパッド」が消去される。そして、ステップS3
2〜ステップS36に示す処理が実行され、表示パネル
4の上半分に圧縮されて表示されていた画面表示が伸張
され、図8(c)に示すように、表示パネル4の全面に
表示される。
【0042】図9は、図6及び図7に示す画面表示の圧
縮・切換処理及び画面表示伸張・切換処理における表示
例を示す図であり、(a)は画面表示圧縮・切換処理が
実行される前の状態を示す図であり、(b)は画面表示
圧縮・切換処理が実行された後の状態を示す図であり、
(c)は画面表示伸張・切換処理が実行された後の状態
を示す図である。なお、この図9には、記憶装置16内
の圧縮モード情報領域16a内に格納された設定内容が
「横圧縮」である場合を特に示す。
【0043】まず、表示切換ボタン5における操作が行
われる前の初期状態においては、表示パネル4上に、図
9(a)に示すような表示が実行されている。この図9
(a)に示す状態において、表示切換ボタン5が押下さ
れ、ステップS21〜ステップS25(図6)に示す処
理が実行されることにより、図9(b)に示すように、
表示パネル4の全面に表示されていた画面表示が、横方
向に圧縮されて、表示パネル4の左半分に表示される。
そして、右半分に設けられた空白部分に、ステップS2
6に示す処理において、「ソフトキーパッド」が表示さ
れる。
【0044】また、図9(b)に示す表示が行われてい
る場合に、表示切換ボタン5が押下位置から通常位置に
移動すると、ステップS31(図7)に示す処理が実行
されると、表示パネル4の右半分に表示されていた「ソ
フトキーパッド」が消去される。そして、ステップS3
2〜ステップS36に示す処理が実行され、表示パネル
4の左半分に圧縮されて表示されていた画面表示が伸張
され、図9(c)に示すように、表示パネル4の全面に
表示される。
【0045】以上のように、本発明の実施の形態におけ
る携帯情報端末装置1によれば、利用者によって表示切
換ボタン5が操作されることにより、表示パネル4上に
表示されている画面表示を、記憶装置16内の圧縮モー
ド情報領域16aに格納された設定内容と、圧縮率情報
領域16bに格納されたデータにより指定された圧縮率
とに基づいて、縦方向または横方向に圧縮して表示し
て、表示パネル4上に設けられた空白部に「ソフトキー
パッド」を表示するので、「ソフトキーパッド」を表示
しても、先に表示されていた画面表示が重なって見えな
くなることがない。これによって、先に表示されていた
内容を参照しながら操作を行う場合など、先に表示され
ている画面表示を見る場合に、「ソフトキーパッド」の
画面表示を移動させる等の操作を行う必要が無く、面倒
な操作を省き、より容易にそうさを行うことができる。
そして、画面表示を圧縮・伸張する処理を行うための操
作は、表示切換ボタン5を押下することにより行うこと
ができるので、操作が非常に簡単であり、複雑な操作に
慣れる必要がなく、利便性を向上させることができる。
【0046】さらに、上記の圧縮処理において、画面表
示を圧縮する圧縮率は、記憶装置16内の圧縮率情報領
域16bに格納されるデータを変更することによって、
利用者が任意に設定することができるので、過度の圧縮
により画面表示が見にくくなってしまう場合にも対応す
ることができる。また、記憶装置16内の圧縮モード情
報領域内に格納される設定内容を変更することにより、
従来と同様に、表示パネル4上において「ソフトキーパ
ッド」が重ねて表示されるので、圧縮されると非常に見
にくくなってしまう画面表示については、圧縮しないで
表示させることができる。
【0047】なお、上記の実施の形態における携帯情報
端末装置1においては、「文字認識モード」から「ソフ
トキーパッド」に画面表示を切り換える場合を例にとっ
て説明したが、本発明は勿論これに限定されるものでは
なく、3つの画面表示を切り換えることが可能な構成と
しても良く、また、顔面表示を圧縮する方法について
も、画面表示の縦横比率を変化させずに圧縮を行うもの
としても良い。さらに、多数の画面表示を切り換えるた
めに、表示切換ボタン5を複数備える構成としても良
く、その他、細部の構成についても本発明の趣旨を逸脱
しない範囲において適宜変更可能である。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表示装置
においてはじめに表示されていた初期画面を、圧縮され
た状態で表示するとともに、新規画面を表示するので、
初期画面と新規画面との双方の画面を同時に参照して操
作を行うことができる。これによって、初期画面を見る
ために新規画面を移動させる等の面倒な操作を行う必要
が無く、画面の切換を指示する操作だけで両方の画面を
見ることができ、利用者の利便性を向上させることがで
きる。また、初期画面を表示するための表示装置によっ
て初期画面と新規画面とを同時に表示させることができ
るので、表示装置が比較的小さくても利用者に不便を感
じさせることがない。
【0049】請求項2記載の発明によれば、初期画面を
圧縮する方向として、縦方向或いは横方向のいずれかを
指定することができるので、圧縮される新規画面の表示
内容に応じて、圧縮によって見にくくならない方向を設
定することにより、圧縮された初期画面を良好な状態で
見ることができる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、初期画面を
圧縮して表示する際の割合(圧縮率)を指定することが
できるので、利用者は、初期画面を所望の大きさに圧縮
させて表示させることができる。このため、圧縮された
初期画面が見にくくなった場合にも、自分の好みに応じ
て対応することが可能であり、より一層の利便性の向上
を図ることができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、初期画面を
圧縮しないで新規画面を表示させるか、或いは、初期画
面を圧縮した上で新規画面を表示させるかを選択指定す
る事ができるので、初期画面が圧縮されてしまうと非常
に見にくさを感じる場合にも、好みに応じて対応するこ
とができる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、新規画面に
おける捜査が終了した際に、新規画面の消去を指示する
ことによって、初期画面が圧縮されない状態で表示され
る。これによって、新規画面が消去されると、新規画面
が表示される前の状態で表示が行われるので、より見や
すい表示状態に速やかに復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての携帯情報端末装置
の外観を示す正面図である。
【図2】図1の表示切換ボタンの構造を示す図であり、
(a)は表示切換ボタンが通常位置にある状態を示す図
であり、(b)は表示切換ボタンが押下位置にある状態
を示す図である。
【図3】図1の携帯情報端末装置の制御系の要部構成を
示すブロック図である。
【図4】図3の記憶装置内の入力情報記憶領域の構成を
模式的に示す図である。
【図5】図1の携帯情報端末装置における画面圧縮設定
処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の携帯情報端末装置における表示の切り換
え動作を示すフローチャートである。
【図7】図1の携帯情報端末装置における表示の復元動
作を示すフローチャートである。
【図8】図6及び図7に示す画面表示の圧縮・切換処理
及び画面表示伸張・切換処理における表示例を示す図で
あり、(a)は画面表示圧縮・切換処理が実行される前
の状態を示す図であり、(b)は画面表示圧縮・切換処
理が実行された後の状態を示す図であり、(c)は画面
表示伸張・切換処理が実行された後の状態を示す図であ
る。
【図9】図6及び図7に示す画面表示の圧縮・切換処理
及び画面表示伸張・切換処理における表示例を示す図で
あり、(a)は画面表示圧縮・切換処理が実行される前
の状態を示す図であり、(b)は画面表示圧縮・切換処
理が実行された後の状態を示す図であり、(c)は画面
表示伸張・切換処理が実行された後の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯情報端末装置 2 筐体 3 タブレット 4 表示パネル 5 表示切換ボタン 11 CPU 12 入力装置 13 RAM 14 表示装置 15 タブレット検出部 16 記憶装置 16a 圧縮モード情報領域 16b 圧縮率情報領域 16c ソフトキーパッド表示データ領域 16d ソフトキーパッド表示位置情報領域 16e ストローク記憶領域 16f 文字認識辞書領域 17 記憶媒体 18 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレット付き表示装置を有する電子機器
    において、 前記タブレット付き表示装置に画面を表示するための表
    示データを複数格納する表示データ格納手段と、 前記タブレット付き表示装置において表示される画面の
    切換を指示する切換指示手段と、 この切換指示手段により画面の切換が指示されると、既
    に前記タブレット付き表示装置に表示されている初期画
    面に対応する表示データを前記表示データ格納手段から
    読み出して、当該表示データをもとに、所定の割合で圧
    縮された状態で前記初期画面を表示するための圧縮表示
    データを生成する圧縮画面生成手段と、 この圧縮画面生成手段により生成された圧縮表示データ
    に基づいて前記タブレット付き表示装置に当該初期画面
    を表示させるとともに、前記表示データ格納手段から新
    規画面を表示するための表示データを読み出して、前記
    タブレット付き表示装置に当該新規画面を表示させる表
    示制御手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記タブレット付き表示装置に表示される
    前記初期画面を圧縮する方向として縦方向あるいは横方
    向のいずれかの方向を指定する圧縮方向指定手段をさら
    に備え、 前記圧縮画面生成手段は、前記圧縮方向指定手段により
    指定された方向に圧縮された状態で前記初期画面を表示
    するための圧縮表示データを生成すること、 を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記タブレット付き表示装置に表示される
    前記初期画面を圧縮する割合を指定する圧縮率指定手段
    をさらに備え、 前記圧縮画面生成手段は、前記圧縮率指定手段により指
    定された割合で圧縮された状態で前記初期画面を表示す
    るための圧縮表示データを生成すること、 を特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】前記切換指示手段によって画面の切り換え
    が指示された際に、前記初期画面を圧縮して表示するか
    否かを選択指定する圧縮選択手段をさらに備え、 前記圧縮画面生成手段は、前記圧縮選択手段により圧縮
    する旨が選択指定された場合にのみ前記圧縮表示データ
    を生成すること、 ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電
    子機器。
  5. 【請求項5】前記所定の新規画面の消去を指示する消去
    指示手段をさらに備え、 前記表示制御手段は、前記消去指示手段により前記所定
    の新規画面の消去が指示された際には、前記タブレット
    付き表示装置において、前記所定の新規画面の表示を中
    止するとともに、圧縮されていない状態で前記初期画面
    を表示させること、 ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電
    子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019536621A (ja) * 2016-11-23 2019-12-19 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag 触覚フィードバックを伝達する装置、及び、当該装置を備えるデバイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019536621A (ja) * 2016-11-23 2019-12-19 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag 触覚フィードバックを伝達する装置、及び、当該装置を備えるデバイス
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