JP2000002708A - エンドトキシン特異的アッセイ - Google Patents
エンドトキシン特異的アッセイInfo
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Abstract
検出する手段を提供すること。 【解決手段】 試験サンプル中のエンドトキシンを検出
するのに適する変形細胞分解産物中のグルカン感受性経
路を阻害する方法であって、該変形細胞分解産物を、該
変形細胞分解産物中の該グルカン感受性酵素的経路を阻
害するのに有効な量のβ−1,4−グルカンと接触させ
る段階を含んでなり、該β−1,4−グルカンの全ての
グリコシド結合が、β−1,4−グリコシド結合である
方法。
Description
を用いるエンドトキシン検出の分野に関する。より特定
すると、本発明は、リムルス(Limulus) 変形細胞分解産
物を用いるエンドトキシンの検出に関する。
ン(リポ多糖類) に応答して血液リンパの凝固を引き起
こすエンドトキシン媒介セリンプロテアーゼ経路を含有
している (Iwanaga ら, Curr. Opin. Immunol. 5, 74-8
2, 1993)。リムルス細胞分解産物(LAL)は、ヒト及
び動物用医薬品、生体物質、及び医療装置を含む種々の
試験サンプル中のエンドトキシンを検出するアッセイに
広く用いられている。医薬品及び研究生成物は、しばし
ば、細菌性エンドトキシンからの汚染物質について試験
される。これら汚染物質が体内に注射されると、発熱及
び場合によっては死を含む重篤な副作用を引き起し得
る。
抽出物には、LALに高い鋭敏性及び/又は安定性を与
える成分が混ざっており、それらがLAL試薬を形成し
ている。試験サンプルは、このLAL試薬と混合され、
LAL試薬と混合された一連の既知のエンドトキシンス
タンダードと比較される。サンプル及びスタンダードの
結果を比較して、サンプル中のエンドトキシンの濃度を
決定する。エンドトキシンについてのLALアッセイ
は、完全に特異的という訳ではない。別のグルカン感受
性酵素的経路を通ってLALと反応するβ−1,3−グ
ルカン類にも応答する(Iwanaga ら, 1993を参照のこ
と) 。これらβ−グルカン類は、種々の分子量とそのグ
ルコースサブユニット間に主としてβ−1,3−グリコ
シド結合を有するグルコースのポリマーである。充分な
量のβ−グルカンが試験サンプル中に存在すると、偽陽
性結果が得られる。偽陽性は、高価な医療装置又は大量
の製品を不必要に廃棄するという事態を製造業者にもた
らす。LAL試験における陽性結果がエンドトキシンに
起因するのか又はβ−グルカン汚染物質に起因するのか
を見極めるのは困難なことが多い。かくして、β−グル
カン汚染物質に起因する偽陽性結果の発生を少なくする
か又は無くするエンドトキシン特異的アッセイについて
の必要性が、依然として当該技術分野に存在している。
プル中のエンドトキシンをより特異的に検出する手段を
提供することである。本発明のこの目的及び他の目的
は、以下に記載する1又はそれを越える態様により達成
される。
試験サンプル中のエンドトキシンを検出するのに適する
変形細胞分解産物中のグルカン感受性経路を阻害する方
法を提供する。変形細胞分解産物を、その変形細胞分解
産物中のグルカン感受性酵素的経路を阻害するのに有効
な量のβ−1,4−グルカンと接触させる。このβ−
1,4−グルカン中の全てのグリコシド結合は、β−
1,4−グリコシド結合である。本発明のもう1つの態
様は、試験サンプル中のエンドトキシンを検出するため
の試薬を提供する。この試薬は、変形細胞分解産物とβ
−1,4−グルカンを含んでなる。このβ−1,4−グ
ルカン中の全てのグリコシド結合は、β−1,4−グリ
コシド結合である。本発明のいま1つの態様は、試験サ
ンプル中のエンドトキシンを検出するためのキットを提
供する。このキットは、変形細胞分解産物、β−1,4
−グルカン、及びそのキットをエンドトキシンの検出に
用いるための使用説明書を含んでなる。このβ−1,4
−グルカン中の全てのグリコシド結合は、β−1,4−
グリコシド結合である。
存在に起因する偽陽性結果を出しがちなLALアッセイ
の傾向を少なくして、LALアッセイをエンドトキシン
検出についてより特異的にするための試薬及び方法を当
該技術分野に提供する。本発明は、なかんずく、試験サ
ンプルが痕跡量のβ−グルカンを含有するときに偽陽性
結果を回避できるエンドトキシン特異的アッセイを提供
する。
リコシド結合がβ−1,4−グリコシド結合であるβ−
グルカン類を用いると、カブトガニ変形細胞分解産物中
のグルカン感受性経路を阻害し、エンドトキシンについ
てのLAL試薬及びLALアッセイを特異的にすること
ができることを発見した。変形細胞分解産物を調製する
方法は当該技術分野で周知である。例えば、Levin と B
ang, Bull. Johns Hopkins Hosp. 115, 265-74, 1968;
Young ら, J. Clin. Invest., 51, 1790-97, 1972 を参
照のこと。変形細胞分解産物は、Limuluspolyphemus、T
achypleus tridentatus、Tachypleus gigas、及び Carc
inoscorpius rotundicauda のようなあらゆる種のカブ
トガニから単離される変形細胞から調製することができ
る。変形細胞分解産物は、調製されたばかりのものであ
っても、一般に知られているように、凍結乾燥されてか
ら使用前に解凍されたものであってもよい。本発明の方
法は、細胞分解産物の供給源に限定されるものではな
い。変形細胞分解産物は、例えば、速度論的発色法、エ
ンドポイント発色法、ゲル−クロット法、濁度法、又は
酵素結合免疫吸着(ELISA)法における使用に適す
る試薬の形態であることができる。そのような試薬は、
例えば、米国特許第4,322,217号、4,51
0,241号、及び5,310,657号に開示されて
いる。この細胞分解産物のエンドトキシン感受性範囲
は、好ましくは0.005〜50EU/mlの範囲であ
る。
コシド結合であるどのようなβ−1,4−グルカンも、
本発明の方法に用いることができる。ダイマー(セロビ
オース)が好ましいが、少なくとも3、4、5、6、
7、8、9若しくは10又はより多くのグルコースモノ
マー単位を含むポリマーでも、阻害剤として使用でき
る。場合により、β−1,4−グルカンは、アルキル、
カルボキシメチル、メチル又はヒドロキシメチル基のよ
うな1又はそれを越える化学部分を含むことができる。
その化学部分がグルコースモノマー又はポリマーである
場合は、β−1,3−又はβ−1,6−グリコシド結合
によってそのβ−1,4−グルカンに結合していること
はない。その化学部分がグルコースポリマーである場合
は、それはβ−1,3−グリコシド結合を含まない。そ
のような化学部分にカップリングしているか又はしてい
ない2又はそれを越える異なるβ−1,4−グルカンの
混合物も、グルカンに対する変形細胞分解産物の応答を
阻害するために、本発明に従って用いることができる。
のアッセイにおける具体的なβ−1,4−グルカンの最
適濃度は、使用される変形細胞分解産物製剤で変動し得
る。具体的な供給源の変形細胞分解産物中のグルカン感
受性酵素的経路を阻害するのに有効である特定のβ−
1,4−グルカンの量は、例えば、日常試験により決定
することができる。以下の実施例4に記載するように、
種々の濃度のβ−1,4−グルカンを、ザイモサンAの
ようなβ−グルカンを含有する物質が加えられた変形細
胞分解産物アッセイに添加することができる。好ましく
は、本発明による阻害性添加剤として使用されるβ−
1,4−グルカンは、セロビオースである。セロビオー
スの有効量は、100ng/ml〜100mg/ml、
一般には100ng/ml〜70mg/ml、最も高頻
度には15〜50mg/ml、15〜40mg/ml、
15〜35mg/ml、又は15〜25mg/mlであ
る(図3を参照のこと)。0.05、0.1、0.1
5、0.175、1、1.5、2、2.5、5、7.
5、10、12.5、15、17.5、20、21、2
2、23、24、25、26、27、28、29、3
0、35、40、45、50、60又は70mg/ml
のような濃度のセロビオースを変形細胞分解産物アッセ
イで使用することができる。
−1,4−グルカンと接触させられる。その最終反応混
合物は、変形細胞分解産物、β−1,4−グルカン、及
び試験サンプルを含む。しかしながら、これら変形細胞
分解産物、β−1,4−グルカン、及び試験サンプル
は、どのような順序で添加されてもよい。例えば、試験
サンプルを変形細胞分解産物とβ−1,4−グルカンの
混合物に添加してもよい。また、試験サンプルを、変形
細胞分解産物がβ−1,4−グルカンと接触させられる
前に、その変形細胞分解産物に添加してもよい。変形細
胞分解産物及びβ−1,4−グルカンを凍結乾燥してか
ら接触段階前に解凍してもよい。また、変形細胞分解産
物をβ−1,4−グルカンと接触させる段階の前に、β
−1,4−グルカンと試験サンプルを予備混合してもよ
い。β−1,4−グルカン、変形細胞分解産物、及び試
験サンプルを添加する全ての可能な順序が、本発明の範
囲内のものである。
及び組織培養液や血液や血清のような生物学的試験サン
プルを包含する、起こり得るエンドトキシン汚染を測定
するのに有用な如何なるサンプルであってもよい。β−
1,4−グルカンの存在下での変形細胞分解産物の試験
サンプルに対する応答は、当該技術分野で周知なやり方
で検出され得る。例えば、濁度法、ゲル−クロット形成
アッセイ、速度論的発色法、エンドポイント発色法、及
び酵素結合免疫吸着法は全て、本発明の方法で使用する
のに適している。そのようなアッセイの実行は、日常的
なものである。例えば、Moritaら, BACTERIAL ENDOTOXI
NS: STRUCTURE, BIOMEDICAL SIGNIFICANCE, AND DETECT
ION WITH THE LIMULUS AMEBOCYTE LYSATE TEST, pp. 53
-64, 1985 ;Kambayashiら, J. Biochem. Biophys. Met
h. 22, 93-100, 1991 ;Matuuraと Tsuchiya, 米国特
許第5,179,006号;及び Cooper ら, PDA J. P
harm. Sci. Technol. 51, 2-6, 1997 を参照のこと。用
いられる具体的なタイプのアッセイに適するあらゆる方
法を用いて陽性結果及び陰性結果を検出することがで
き、それらには、変形細胞分解産物アッセイの結果を読
み取って計算するように特別にデザインされた自動読取
装置及びソフトウェアーが包含される(例えば、Bio Wh
ittaker 社の Kinetic-QCL読取装置及び WinKQCLソフト
ウェアー)。
ンを特異的に検出するのに用いることができる試薬も提
供する。その試薬は、変形細胞分解産物、好ましくはカ
ブトガニ変形細胞分解産物、最も好ましくはリムルス変
形細胞分解産物、及びβ−1,4−グルカンを含んでな
る。そのβ−1,4−グルカンは、好ましくはセロビオ
ースであるが、上に記載したように、付加的な化学部分
にカップリングしているか又はしていない2又はそれを
越えるグルコースモノマーを含むどのようなポリマーで
あってもよい。この試薬は、保存及び輸送の便宜から、
凍結乾燥された形態で提供されることができる。場合に
より、この試薬は、LALアッセイに高い鋭敏性又は安
定性を与える追加の成分を含んでいてもよい(米国特許
第4,322,217号;4,510,241号;5,
310,657号を参照のこと)。
ンの特異的検出のためのキットも提供する。そのキット
は、変形細胞分解産物、好ましくはカブトガニ変形細胞
分解産物、最も好ましくはリムルス変形細胞分解産物、
及びβ−1,4−グルカンを含んでなる。その変形細胞
分解産物は、β−1,4−グルカンと一緒に又は別々に
凍結乾燥されていてもよい。好ましくは、β−1,4−
グルカンはセロビオースであるが、上に記載したよう
に、付加的な化学部分にカップリングしているか又はし
ていないβ−1,4−グリコシド結合により連結された
他のグルコースポリマーも使用することができる。その
キットを使用してエンドトキシンを特異的に検出するた
めの使用説明書も含められる。場合により、変形細胞分
解産物とβ−1,4−グルカンを含んでなる上記の本発
明の試薬をキットで提供してもよい。以下は、例示のた
めだけに示すのであって、上に一般的に説明した発明の
範囲を限定することを意図したものではない。
説明するものである。 エンドトキシン溶液:精製大腸菌エンドトキシン、つま
り参照スタンダードエンドトキシン(RSE)ロットE
C−6を、Center for Biologics Evaluationand Resea
rch Center,FDA(Rockville, MD) から得た。10,
000エンドトキシン単位を含有する1つのバイアル瓶
を5.0mlのLAL試薬水(LAL−RW)で解凍し
て、30分間渦を巻かせた。このストックを逐次希釈し
てスタンダードとサンプルの両方を調製した。FDA菌
株シアトル1946(カタログ番号25922)から誘
導された天然大腸菌をアメリカン・タイプ・カルチャー
・コレクションから得た。試験前にトリプチカーゼ大豆
ブロス中で培養して2〜8℃で保存した。 リムルス変形細胞分解産物反応性物質(LAL−R
M):Baxter Health Care社(Deerfield, IL) から得た
CF-Capillary Flow Dialyzer, Model CF23 をLAL−
RWで濯ぐことによって、LAL−RMサンプルを調製
した。濯ぎ液を凍結乾燥してからLAL−RWで解凍し
た。LAL−RMサンプルは、<−10℃で保存した。
エからのザイモサンA(カタログ番号Z−4250)を
Sigma Chemical 社(St. Louis, MO) から得た。ザイモ
サンAは、β−1,3−グリコシド結合を含有するグル
カン、並びに諸タンパク質及び脂質を含んでなる。5.
0mgのサンプルを5mlの90%ギ酸(カタログ番号
A−119−500,Fisher Chemical 社 (Fair Lawn,
NJ))と混合した。この溶液をザイモサンAが完全に溶
解するまで56℃に加熱した(約3時間)。水酸化ナト
リウム及びトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンの
添加により、この調製物の中和を行った。このストック
中のザイモサンAの最終濃度は317μg/mlでpH
は6.5であった。この溶液を使用するまで2〜8℃で
保存した。 セロビオース:β−D(+)−セロビオースを Aldrich
Chemical 社(カタログ番号C1,770−5)又は S
igma Chemical 社(カタログ番号C−7252)のいず
れかから得た。セロビオースをLAL−RW中に溶解さ
せてから、Sartorius (カタログ番号D20)からの U
ltrasartフィルターで超濾過してエンドトキシンを除去
することによって、セロビオースストック溶液を調製し
た。超濾過したセロビオースを試験して、<0.005
のLAL反応性単位を含有することが分かった。このセ
ロビオース調製物を2〜8℃で保存した。
量を見出すためのLAL−RMの滴定を示すものであ
る。上記のLAL−RM調製物をLAL−RWで希釈し
て、Bio Whittaker 社により Kinetic-QCLとして販売さ
れている凍結乾燥リムルス変形細胞分解産物(LAL)
試薬(KQCL Bio Whittaker Kinetic-QCL試薬#K5
0−643)を用いて試験した。この試薬は、米国特許
第5,310,657号に記載された通りに調製された
ものである。この調製物は、0.005〜50EU/m
lの範囲のエンドトキシンに対して直線的応答を示し
た。KQCL試薬は、2.6mlのLAL−RW又はセ
ロビオースが溶解した2.6mlのLAL−RWのいず
れかで解凍させた。この実施例及び後の実施例に記載し
た試験は、エンドトキシン汚染を最小にした条件下で行
われた。一連のエンドトキシンスタンダードは、200
0EU/mlのEC−6ストックを用いて調製された。
0.005、0.05、0.50、5.0及び50EU
/mlのスタンダード濃度を全ての試験に含めた。
を96ウェルマイクロプレートに添加した。そのマイク
ロプレートを、エンドトキシン試験を行うためにデザイ
ンされたインキュベーティングマイクロプレート読取装
置(Kinetic-QCL 読取装置#25−141B, Bio Whit
taker 社)中に入れた。そのプレートを10分間予備イン
キュベートした後、100μlのKQCLをセロビオー
スと一緒に又はセロビオースなしに、そのマイクロプレ
ートの適切なウェルに添加した。そのマイクロプレート
を30秒間震盪した。エンドトキシン試験を行うために
特別にデザインされたソフトウェアー(WinKQCL #25
−300, Bio Whittaker 社)を用いて試験の実行とデ
ータ解析を行った。サンプル結果を“LAL反応性単
位”として示した。これは、EC−6スタンダード曲線
に対して測定されたLAL活性である。結果を図1に示
す。典型的な鐘状曲線が認められた。KQCL試薬の最
大活性は、LAL−RMの1:4000希釈液で見られ
た。より高濃度のLAL−RMでは、より低い値が得ら
れ、これは、過剰のβ−グルカンがLALアッセイ中に
存在するときの“飽和効果”を象徴するものである。
量を見出すための、LALアッセイのザイモサンAに対
する用量−応答を示すものである。上記のザイモサンA
調製物(317μg/ml)をLAL−RWで希釈し
て、上の実施例2に記載した、Bio Whittaker KQCL
試薬#K50−643を用いて試験した。結果を図2に
示す。典型的な鐘状応答曲線が認められた。最大活性は
159ng/mlのザイモサンAで見られた。より高濃
度のザイモサンAでは、より低い値が得られ、これは、
過剰のβ−グルカンがLALアッセイ中に存在するとき
の“飽和効果”を象徴するものである。
量を見出すための比較試験を示すものである。LAL−
RM及びザイモサンAの調製物を、LAL−RWで解凍
したKQCL試薬及び種々の濃度のセロビオースで解凍
したKQCL試薬で試験した(図3を参照のこと)。各
々の調製物を、上の実施例2(図1)及び実施例3(図
2)で決定されたKQCLアッセイにおける最大反応性
を与える希釈度又は濃度で試験した。KQCL試薬にセ
ロビオースを添加すると、LAL−RM及びザイモサン
Aの両方の調製物中に存在するグルカンへの応答が阻害
された。試験したセロビオースの最小濃度(0.156
mg/ml)は、グルカン阻害物質としての効果を殆ど
有さなかった。完全な阻害は、約25mg/mlもの低
濃度のセロビオースで認められた。LAL−RWで解凍
したKQCL試薬又はセロビオースで解凍したKQCL
試薬でのEC−6エンドトキシンの試験は、両方の試薬
のエンドトキシンに対する特異性を証明するものであっ
た。これら結果は、最適量のセロビオースの添加によ
り、エンドトキシンの調製物が、グルカンからの干渉を
受けることなく、速度論的発色LALアッセイで分析さ
れ得ることを示すものである。
カン汚染物質を添加したときに、セロビオースが、LA
Lアッセイのグルカン汚染物質に対する応答を阻害する
ことを示すものである。KQCL試薬と35mg/ml
のセロビオースで解凍したKQCL試薬の間で比較を行
った。両方の調製物を用いて、LAL−RW、精製EC
−6エンドトキシン、天然大腸菌、LAL−RM、及び
ザイモサンAのサンプルを試験した。結果を表1に示
す。
薬で陰性であった(<0.005のLAL反応性単
位)。両方の試薬は、精製EC−6及び天然大腸菌のサ
ンプルに対して類似の応答を示した。LAL−RM又は
ザイモサンAのサンプルをこれら2種の試薬で試験した
ときに有意な差が見られた。KQCL試薬は、LAL−
RM又はザイモサンAのいずれかで試験したときに陽性
結果を示した。対照的に、セロビオースで解凍したKQ
CL試薬を用いてLAL−RM又はザイモサンAのいず
れかで試験したが、LAL反応性は見られなかった。こ
れら結果は、反応混合液中に有効量のセロビオースを含
めることにより、試験サンプルが、グルカン汚染物質又
は不純物からの干渉を受けることなく、速度論的発色ア
ッセイで、エンドトキシンについて分析され得ることを
示すものである。
燥させると、セロビオースが、速度論的発色LAL試薬
のグルカン類に対する応答を効果的に阻害することを示
すものである。KQCL試薬と、KQCL試薬を35m
g/mlのセロビオースと共存凍結乾燥させることによ
り調製された本発明の試薬との間で比較を行った。両方
の調製物を用いて、LAL−RW、精製EC−6エンド
トキシン、天然大腸菌エンドトキシン、LAL−RM
(1:2000)、及びザイモサンA(159ng/m
l)のサンプルを試験した。結果を表2に示す。
菌のサンプルに対して類似の応答を示した。しかしなが
ら、セロビオースの存在下では、LAL−RMでもザイ
モサンAのサンプルでも、LAL反応性は測定されなか
った。これら結果は、有効量のセロビオースを添加する
ことにより、エンドトキシンの調製物が、グルカン類か
らの干渉を受けることなく、分析され得ることを示すも
のである。更に、セロビオースを、この実施例で使用し
たKQCL試薬のようなLAL試薬に添加し、次いで凍
結乾燥することができる。
おいて、セロビオースが、同じくグルカン応答を遮断す
ることを示すものである。濁度法LAL試薬である Py
rogentR 5000(Bio Whittaker,カタログ番号N383,
N384)を添付の使用説明書に記載された通りに使用
して、濁度法LAアッセイを行った。このアッセイの、
LAL−RW、精製EC−6エンドトキシン、天然大腸
菌エンドトキシン、LAL−RM、及びザイモサンAへ
の応答を、35mg/mlのセロビオースの存在下又は
不存在下で測定した。結果を表3に示す。
菌エンドトキシンの両方に対し、セロビオースの存在下
でも不存在下でも陽性結果が得られた。しかしながら、
セロビオースの不存在下では、LAL−RM及びザイモ
サンAの両方に応答して陽性結果が得られた。アッセイ
中でのセロビオースの存在は、PyrogentR 5000試薬のL
AL−RM及びザイモサンAに対する応答を阻害した。
これら結果は、LAL濁度法アッセイ中でのセロビオー
スの存在により、LAL中のグルカン応答経路が阻害さ
れ得ることを示すものである。
アッセイにおいて、セロビオースが、グルカン応答を遮
断することを示すものである。このアッセイの、LAL
−RW、精製EC−6エンドトキシン、天然大腸菌エン
ドトキシン、LAL−RM、及びザイモサンAへの応答
を、35mg/mlのセロビオースの存在下又は不存在
下で測定した。堅いゲルが試験管の底に生成した後にそ
の試験管を180°反転してもゲルがそのままの場合に
陽性結果とした。結果を表4に示す。
菌エンドトキシンの両方に対し、セロビオースの存在下
でも不存在下でも陽性結果が得られた。しかしながら、
セロビオースの不存在下では、LAL−RM及びザイモ
サンAの両方に応答してゲル−クロットが生成した。ア
ッセイ中でのセロビオースの存在は、LAL−RM及び
ザイモサンAに応答してゲル−クロットが生成するのを
阻害した。これら結果は、ゲル−クロットアッセイ中で
のセロビオースの存在により、LAL中のグルカン応答
経路が阻害され得ることを示すものである。
なる濃度のLAL−反応性物質(LAL−RM)に対す
る用量−応答曲線を示す。
なる濃度のザイモサンAに対する用量−応答曲線を示
す。
論的発色性LAL(KQCL)試薬の、LAL−RMに
対する及びザイモサンAに対する用量−応答曲線を示
す。
Claims (24)
- 【請求項1】 試験サンプル中のエンドトキシンを検出
するのに適する変形細胞分解産物中のグルカン感受性経
路を阻害する方法であって、該変形細胞分解産物を、該
変形細胞分解産物中の該グルカン感受性酵素的経路を阻
害するのに有効な量のβ−1,4−グルカンと接触させ
る段階を含んでなり、該β−1,4−グルカンの全ての
グリコシド結合が、β−1,4−グリコシド結合である
方法。 - 【請求項2】 β−1,4−グルカンが、2又はそれを
越えるグルコースモノマーを含むポリマーである、請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 β−1,4−グルカンがセロビオースで
ある、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 有効量のセロビオースが100ng/m
l〜100mg/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 有効量のセロビオースが100ng/m
l〜70mg/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項6】 有効量のセロビオースが15〜50mg
/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項7】 有効量のセロビオースが15〜40mg
/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項8】 有効量のセロビオースが15〜35mg
/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項9】 有効量のセロビオースが15〜25mg
/mlである、請求項3記載の方法。 - 【請求項10】 β−1,4−グルカンが少なくとも1
の化学部分を含み、該化学部分がβ−1,3−グリコシ
ド結合を含まず、そして該化学部分がβ−1,3−グリ
コシド結合によっては該β−1,4−グルカンに結合し
ていない、請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 β−1,4−グルカンと試験サンプル
が、接触の段階の前に予備混合されている、請求項1記
載の方法。 - 【請求項12】 試験サンプルが、接触の段階の前に変
形細胞分解産物に添加される、請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 試験サンプルが、接触の段階の後に変
形細胞分解産物に添加される、請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 変形細胞分解産物が、Limulus polyph
emus、Tachypleus tridentatus、Tachypleus gigas、及
び Carcinoscorpius rotundicauda からなる群から選択
されるカブトガニの変形細胞から調製される、請求項1
記載の方法。 - 【請求項15】 エンドトキシンが、速度論的発色法、
エンドポイント発色法、ゲル−クロット法、濁度法、及
び酵素結合免疫吸着アッセイ法からなる群から選択され
る方法により検出される、請求項1記載の方法。 - 【請求項16】 変形細胞分解産物が、凍結乾燥されて
から接触の段階の前に解凍されたものである、請求項1
記載の方法。 - 【請求項17】 変形細胞分解産物が、凍結乾燥されて
から接触の段階の後に解凍されたものである、請求項1
記載の方法。 - 【請求項18】 試験サンプル中のエンドトキシンの存
在を特異的に検出するための試薬であって:変形細胞分
解産物;及びβ−1,4−グルカンであって、全てのグ
リコシド結合がβ−1,4−グリコシド結合であるβ−
1,4−グルカンを含んでなる試薬。 - 【請求項19】 β−1,4−グルカンが、2又はそれ
を越えるグルコースモノマーを含むポリマーである、請
求項18記載の試薬。 - 【請求項20】 β−1,4−グルカンがセロビオース
である、請求項19記載の試薬。 - 【請求項21】 凍結乾燥された試薬である、請求項1
8記載の試薬。 - 【請求項22】 試験サンプル中のエンドトキシンの存
在を検出するためのキットであって:変形細胞分解産
物;β−1,4−グルカンであって、全てのグリコシド
結合がβ−1,4−グリコシド結合であるβ−1,4−
グルカン;及び該キットをエンドトキシンの検出に用い
るための使用説明書を含んでなるキット。 - 【請求項23】 β−1,4−グルカンが、2又はそれ
を越えるグルコースモノマーを含むポリマーである、請
求項22記載のキット。 - 【請求項24】 β−1,4−グルカンがセロビオース
である、請求項23記載のキット。
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