JP2000002437A - ガスコンロ - Google Patents
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- JP2000002437A JP2000002437A JP18339398A JP18339398A JP2000002437A JP 2000002437 A JP2000002437 A JP 2000002437A JP 18339398 A JP18339398 A JP 18339398A JP 18339398 A JP18339398 A JP 18339398A JP 2000002437 A JP2000002437 A JP 2000002437A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中華鍋専用五徳が他のバーナ部においても選
択的に安定状態で使用することができ、且つ洗浄性の向
上を図ることができるガスコンロを提供する。 【解決手段】 中華鍋用五徳2と通常の五徳5の各位置
決めピンpが汁受皿6、14の各バーナー部8a〜8c
に対応する開口部6b、14bを基準とする位置決め孔
hを共用することができるので、中華鍋用五徳2が他の
バーナー部においても選択的に安定状態で使用すること
ができる。
択的に安定状態で使用することができ、且つ洗浄性の向
上を図ることができるガスコンロを提供する。 【解決手段】 中華鍋用五徳2と通常の五徳5の各位置
決めピンpが汁受皿6、14の各バーナー部8a〜8c
に対応する開口部6b、14bを基準とする位置決め孔
hを共用することができるので、中華鍋用五徳2が他の
バーナー部においても選択的に安定状態で使用すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロ用五徳
の改良に係り、特に中華鍋等の大型で底の丸い鍋を支持
する専用の五徳と、通常の五徳を適宜交換して共通のガ
スバーナを基準として基板上で位置決め支持することが
できるガスコンロに関する。
の改良に係り、特に中華鍋等の大型で底の丸い鍋を支持
する専用の五徳と、通常の五徳を適宜交換して共通のガ
スバーナを基準として基板上で位置決め支持することが
できるガスコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱器具には複数のガスバー
ナが設けられ、各ガスバーナには複数の五徳爪から成る
五徳が配設されている。
ナが設けられ、各ガスバーナには複数の五徳爪から成る
五徳が配設されている。
【0003】図4は従来の加熱器具のガスバーナに専用
の五徳を介して中華鍋を支持する状態を示す斜視図であ
り、図5は従来の五徳で中華鍋を使用する状態を示す説
明図である。
の五徳を介して中華鍋を支持する状態を示す斜視図であ
り、図5は従来の五徳で中華鍋を使用する状態を示す説
明図である。
【0004】すなわち、図4において、01は調理台等
の厨房用家具と一体となった、いわゆるビルトインタイ
プのガステーブルであって、このテーブル01の天板0
2の所定箇所には開口部05が形成され、その開口部0
5内には、フランジ部3aをもってフレーム枠03が嵌
装されており、このフレーム枠03を介してコンロ部0
4が嵌設されている。
の厨房用家具と一体となった、いわゆるビルトインタイ
プのガステーブルであって、このテーブル01の天板0
2の所定箇所には開口部05が形成され、その開口部0
5内には、フランジ部3aをもってフレーム枠03が嵌
装されており、このフレーム枠03を介してコンロ部0
4が嵌設されている。
【0005】コンロ部04は、フランジ部6aをもって
フレーム枠03の周縁片3bに係止されてなる汁受皿0
6と、フレーム枠03上にそれぞれ載置される五徳07
a〜07dと、ガステーブル01内の適宜箇所に固設さ
れた適宜ガスパイプ(図示せず)に連結されている加熱
部としてのガスバーナであるバーナー部08a〜08c
とから構成されている。
フレーム枠03の周縁片3bに係止されてなる汁受皿0
6と、フレーム枠03上にそれぞれ載置される五徳07
a〜07dと、ガステーブル01内の適宜箇所に固設さ
れた適宜ガスパイプ(図示せず)に連結されている加熱
部としてのガスバーナであるバーナー部08a〜08c
とから構成されている。
【0006】これら五徳07aは、バーナー部08a、
五徳07bはバーナー部08b、五徳07cはバーナー
部08cとに対応するように分割されており、個々に取
り外しできるようになっている。
五徳07bはバーナー部08b、五徳07cはバーナー
部08cとに対応するように分割されており、個々に取
り外しできるようになっている。
【0007】詳しくは、これら五徳07a〜07dは、
バーナー部08a〜08c毎に分割配置されてフレーム
枠03内に支持される各五徳プレート010と、該各五
徳プレート010上に配置され各バーナー部08a〜0
8c毎に形成された各五徳プレート010の開口部側に
各爪が向くように放射状に配置された複数の支持アーム
09と、図示しない脚部とから構成されている。
バーナー部08a〜08c毎に分割配置されてフレーム
枠03内に支持される各五徳プレート010と、該各五
徳プレート010上に配置され各バーナー部08a〜0
8c毎に形成された各五徳プレート010の開口部側に
各爪が向くように放射状に配置された複数の支持アーム
09と、図示しない脚部とから構成されている。
【0008】また、013はグリル部であってグリルド
ア013aを手前に引くことでグリル部012の中のグ
リル網(不図示)を取り出すことができるようになって
いる。そして、015a〜015dは操作用のツマミで
あって、操作ツマミ015aはバーナー部08aに、操
作ツマミ015bはバーナー部08bに、操作ツマミ0
15cはバーナー部08cにそれぞれ対応し、操作ツマ
ミ015はグリル部013に対応している。
ア013aを手前に引くことでグリル部012の中のグ
リル網(不図示)を取り出すことができるようになって
いる。そして、015a〜015dは操作用のツマミで
あって、操作ツマミ015aはバーナー部08aに、操
作ツマミ015bはバーナー部08bに、操作ツマミ0
15cはバーナー部08cにそれぞれ対応し、操作ツマ
ミ015はグリル部013に対応している。
【0009】ここで、例えば図4に示されるコンロ部0
4のバーナー部08bに対応する五徳07b上では、図
5の(a)に示されるように底面の平坦なやかん又は鍋
が載置して使用されるようになっている。
4のバーナー部08bに対応する五徳07b上では、図
5の(a)に示されるように底面の平坦なやかん又は鍋
が載置して使用されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5の
(b)に示されるように例えば特定された五徳07bの
先端中央部にそれぞれ五徳爪を備えた放射状の複数の支
持アーム09上に大型の中華鍋等を載置して使用する場
合には、複数の支持アーム09中央に各五徳爪により形
成される小さな空間で大型の中華鍋011の丸い底面を
支持すると不安定になるため、図5の(c)に示される
ような中華鍋専用として製作された略筒状の中華鍋用五
徳012が広く使用されていた。
(b)に示されるように例えば特定された五徳07bの
先端中央部にそれぞれ五徳爪を備えた放射状の複数の支
持アーム09上に大型の中華鍋等を載置して使用する場
合には、複数の支持アーム09中央に各五徳爪により形
成される小さな空間で大型の中華鍋011の丸い底面を
支持すると不安定になるため、図5の(c)に示される
ような中華鍋専用として製作された略筒状の中華鍋用五
徳012が広く使用されていた。
【0011】この中華鍋用五徳012は、筒状の一端に
通常lの五徳の爪の間隔に相当するピッチで複数の溝0
12aが形成され、これらの溝012aを通常の五徳0
8a、08b又は08cの爪の上に係止させて載置する
ようになっている。
通常lの五徳の爪の間隔に相当するピッチで複数の溝0
12aが形成され、これらの溝012aを通常の五徳0
8a、08b又は08cの爪の上に係止させて載置する
ようになっている。
【0012】しかしながら、このような中華鍋用五徳0
12aでは、大型の中華鍋011を使用する際には安定
状態で支持することができるが、通常の五徳とは別体と
して構成されるので、不使用時に保管する場所を確保し
なければならず、取り扱いが不便となる問題を有してい
る。
12aでは、大型の中華鍋011を使用する際には安定
状態で支持することができるが、通常の五徳とは別体と
して構成されるので、不使用時に保管する場所を確保し
なければならず、取り扱いが不便となる問題を有してい
る。
【0013】このような問題を解決すべく、従来の五徳
に代えて、通常の分割型五徳の内特定の五徳を改良し
て、五徳プレート010上に放射状に配列される各支持
アーム09先端の五徳爪によって構成される中央の空間
部を大径に形成すると共に、各五徳爪の先端上面を中央
に向けて下り傾斜部を有する中華鍋用五徳が提案され
た。
に代えて、通常の分割型五徳の内特定の五徳を改良し
て、五徳プレート010上に放射状に配列される各支持
アーム09先端の五徳爪によって構成される中央の空間
部を大径に形成すると共に、各五徳爪の先端上面を中央
に向けて下り傾斜部を有する中華鍋用五徳が提案され
た。
【0014】この場合は、五徳が前述のように別体構成
とならないため、保管を考慮する必要はないが、中華鍋
用五徳の配置が特定されてしまうため加熱器具上の他の
バーナを同時に使用する際等に機能性が低下する等の問
題を有するばかりか、五徳プレート010と先端に五徳
爪を有する各支持アーム09とが一体的に形成されてい
るため、取り外して洗浄する際の洗浄性が悪くなる問題
を有していた。
とならないため、保管を考慮する必要はないが、中華鍋
用五徳の配置が特定されてしまうため加熱器具上の他の
バーナを同時に使用する際等に機能性が低下する等の問
題を有するばかりか、五徳プレート010と先端に五徳
爪を有する各支持アーム09とが一体的に形成されてい
るため、取り外して洗浄する際の洗浄性が悪くなる問題
を有していた。
【0015】本発明はこのような問題点を解決するた
め、中華鍋専用五徳が他のバーナ部においても選択的に
安定状態で使用することができ、且つ洗浄性の向上を図
ることができるガスコンロを提供することを目的として
いる。
め、中華鍋専用五徳が他のバーナ部においても選択的に
安定状態で使用することができ、且つ洗浄性の向上を図
ることができるガスコンロを提供することを目的として
いる。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガスコンロは、複数のガスバーナ毎に対応
して用いられる五徳を有するガスコンロであって、中華
鍋を支持すべく上部に大径の開口支持部を形成し底面に
位置決め部を有する中華鍋用五徳と、前記開口支持部よ
り小径の開口支持部を形成すべく複数の爪を上部水平面
内に放射状に配置し底面に位置決め部を有する五徳と、
前記加熱器具内に支持された際前記各ガスバーナに対応
する位置に開口部が形成され該開口部を基準として位置
決め部を形成した基板とを有し、各五徳の位置決め部が
前記基板の位置決め部を共用できるよう構成したことを
特徴としている。この特徴によれば、中華鍋用五徳と通
常の五徳の各位置決め部が基板の各ガスバーナに対応す
る開口部を基準とする位置決め部を共用することができ
るので、中華鍋用五徳が他のバーナ部においても選択的
に安定状態で使用することができる。
に、本発明のガスコンロは、複数のガスバーナ毎に対応
して用いられる五徳を有するガスコンロであって、中華
鍋を支持すべく上部に大径の開口支持部を形成し底面に
位置決め部を有する中華鍋用五徳と、前記開口支持部よ
り小径の開口支持部を形成すべく複数の爪を上部水平面
内に放射状に配置し底面に位置決め部を有する五徳と、
前記加熱器具内に支持された際前記各ガスバーナに対応
する位置に開口部が形成され該開口部を基準として位置
決め部を形成した基板とを有し、各五徳の位置決め部が
前記基板の位置決め部を共用できるよう構成したことを
特徴としている。この特徴によれば、中華鍋用五徳と通
常の五徳の各位置決め部が基板の各ガスバーナに対応す
る開口部を基準とする位置決め部を共用することができ
るので、中華鍋用五徳が他のバーナ部においても選択的
に安定状態で使用することができる。
【0017】本発明のガスコンロは、環状体から成り、
該環状体の支持する複数の脚体を有し、前記位置決め部
が前記脚体の底部に形成されていれば好適である。この
ようにすることにより、中華鍋の丸い底面が環状体によ
り広い範囲で連続的に支持されるため、安定状態で保持
されて安全に作業することができ、取り外して容易に洗
浄することができる。
該環状体の支持する複数の脚体を有し、前記位置決め部
が前記脚体の底部に形成されていれば好適である。この
ようにすることにより、中華鍋の丸い底面が環状体によ
り広い範囲で連続的に支持されるため、安定状態で保持
されて安全に作業することができ、取り外して容易に洗
浄することができる。
【0018】本発明のガスコンロは、前記位置決め部
が、複数の位置決めピンと、該位置決めピンが嵌合可能
な複数の孔とから構成されれば好適である。複数の位置
決めピンと嵌合可能な複数の孔との単純な関係で構成さ
れるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うことが
できる。
が、複数の位置決めピンと、該位置決めピンが嵌合可能
な複数の孔とから構成されれば好適である。複数の位置
決めピンと嵌合可能な複数の孔との単純な関係で構成さ
れるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施形態としてのガ
スコンロの各ガスバーナー毎に五徳を取付けた状態を示
す加熱器具の斜視図、図2は各バーナー部に対応する五
徳が取外された状態を示す分解斜視図であり、図3の
(a)は通常の五徳が取り付けられた状態を示す部分断
面図、(b)は中華鍋用五徳が取付られた状態を示す部
分断面図である。
づいて説明する。図1は本発明の一実施形態としてのガ
スコンロの各ガスバーナー毎に五徳を取付けた状態を示
す加熱器具の斜視図、図2は各バーナー部に対応する五
徳が取外された状態を示す分解斜視図であり、図3の
(a)は通常の五徳が取り付けられた状態を示す部分断
面図、(b)は中華鍋用五徳が取付られた状態を示す部
分断面図である。
【0020】図1において、1は調理台等の厨房用家具
と一体となった、いわゆるビルトインタイプの加熱器具
であって、加熱器具1は、図示しない調理台の天板の所
定箇所に形成された開口部内にフランジ部3aをもって
フレーム枠3が嵌装されており、このフレーム枠3を介
してコンロ部4が嵌設された構成となっている。
と一体となった、いわゆるビルトインタイプの加熱器具
であって、加熱器具1は、図示しない調理台の天板の所
定箇所に形成された開口部内にフランジ部3aをもって
フレーム枠3が嵌装されており、このフレーム枠3を介
してコンロ部4が嵌設された構成となっている。
【0021】コンロ部4は、中央に後述する各ガスバー
ナであるバーナー部を挿通する開口部を形成し周縁のフ
ランジ部6aをもってフレーム枠3の周縁片3bに係止
されてなる汁受皿6、14と、フレーム枠3上にそれぞ
れ載置される中華鍋用五徳2と、通常の五徳5、5と、
ガステーブル1内の適宜箇所に固設された適宜ガスパイ
プ(図示せず)に連結されている加熱部としてのバーナ
ー部8a〜8cとから構成されている。
ナであるバーナー部を挿通する開口部を形成し周縁のフ
ランジ部6aをもってフレーム枠3の周縁片3bに係止
されてなる汁受皿6、14と、フレーム枠3上にそれぞ
れ載置される中華鍋用五徳2と、通常の五徳5、5と、
ガステーブル1内の適宜箇所に固設された適宜ガスパイ
プ(図示せず)に連結されている加熱部としてのバーナ
ー部8a〜8cとから構成されている。
【0022】13はグリルであって、グリルドア13a
を手前に引くことでグリル部12の中のグリル網(不図
示)を取り出すことができる。また、15a〜15dは
操作ツマミであって、操作ツマミ15aはバーナー部8
aに、操作ツマミ15bはバーナー部8bに、操作ツマ
ミ15cはバーナー部8cにそれぞれ対応している。ま
た、操作ツマミ15dはグリル部13に対応している。
を手前に引くことでグリル部12の中のグリル網(不図
示)を取り出すことができる。また、15a〜15dは
操作ツマミであって、操作ツマミ15aはバーナー部8
aに、操作ツマミ15bはバーナー部8bに、操作ツマ
ミ15cはバーナー部8cにそれぞれ対応している。ま
た、操作ツマミ15dはグリル部13に対応している。
【0023】ここで、本発明のガスコンロは、後述する
中華鍋11を支持すべく上部に環状体から成る大径の開
口支持部15を形成し底面に位置決め部Pを有する中華
鍋用五徳2と、前記大径の開口支持部15より小径の開
口支持部を形成すべく先端に爪Jを備えた複数のアーム
Rを上部水平面内に放射状に配置し脚体K2の底面に複
数の位置決め部としてのピンpを有する五徳5と、加熱
器具1内に支持された際各バーナ部8a、8b、8cに
対応する位置に形成された各開口部6b及び14bを基
準として位置決め部となる4箇所の位置決め孔hを形成
した基板としての各汁受プレート6、14を有し、各五
徳2、5の位置決めピンpが各汁受プレート6、14の
位置決め孔hを共用できるよう構成されている。
中華鍋11を支持すべく上部に環状体から成る大径の開
口支持部15を形成し底面に位置決め部Pを有する中華
鍋用五徳2と、前記大径の開口支持部15より小径の開
口支持部を形成すべく先端に爪Jを備えた複数のアーム
Rを上部水平面内に放射状に配置し脚体K2の底面に複
数の位置決め部としてのピンpを有する五徳5と、加熱
器具1内に支持された際各バーナ部8a、8b、8cに
対応する位置に形成された各開口部6b及び14bを基
準として位置決め部となる4箇所の位置決め孔hを形成
した基板としての各汁受プレート6、14を有し、各五
徳2、5の位置決めピンpが各汁受プレート6、14の
位置決め孔hを共用できるよう構成されている。
【0024】更に詳しくは、図2に示されるように、中
華鍋用五徳2は環状体15から成り、該環状体15の支
持する矩形の枠体F1の四隅に4本の脚体K1を有し、
位置決め部としてのピンpが脚体K1の底部に形成され
ている。
華鍋用五徳2は環状体15から成り、該環状体15の支
持する矩形の枠体F1の四隅に4本の脚体K1を有し、
位置決め部としてのピンpが脚体K1の底部に形成され
ている。
【0025】また、通常の五徳5は、環状枠Wの上面に
均等に略配置され先端に爪Jを有する複数の支持アーム
Rを支持する矩形の枠体F1の四隅に4本の脚体K1を
有し、位置決め部としてのピンpが脚体K1の底部に形
成されている。
均等に略配置され先端に爪Jを有する複数の支持アーム
Rを支持する矩形の枠体F1の四隅に4本の脚体K1を
有し、位置決め部としてのピンpが脚体K1の底部に形
成されている。
【0026】図2に示される7a、7bは、補助五徳を
示し、これら補助五徳7a、7bは、前述した各五徳
2、5の周囲に配設されるもので、これら各五徳2、5
が挿通可能な開口部H2、H3を形成し、該開口部H
2、H3周囲の五徳プレート上面に複数の五徳爪を配し
た構成となっている。
示し、これら補助五徳7a、7bは、前述した各五徳
2、5の周囲に配設されるもので、これら各五徳2、5
が挿通可能な開口部H2、H3を形成し、該開口部H
2、H3周囲の五徳プレート上面に複数の五徳爪を配し
た構成となっている。
【0027】また、別の補助五徳7c、7dは、各五徳
2、5が挿通可能な開口部H1の略中央の接合部Bより
2分割されるもので、開口部H1周囲の五徳プレート上
面に複数の五徳爪を配した構成となっている。
2、5が挿通可能な開口部H1の略中央の接合部Bより
2分割されるもので、開口部H1周囲の五徳プレート上
面に複数の五徳爪を配した構成となっている。
【0028】次に、ガスコンロの組立手順につき図2及
び図3を基に説明する。先ず、中華鍋用五徳2がバーナ
ー部8cで使用され、通常の五徳5、5が他のバーナー
部8a、8bで使用される例につき説明する。
び図3を基に説明する。先ず、中華鍋用五徳2がバーナ
ー部8cで使用され、通常の五徳5、5が他のバーナー
部8a、8bで使用される例につき説明する。
【0029】フレーム枠03の周縁片3bに汁受皿6
が、開口部6bに各ガスバーナー部8a、8bを挿通さ
せた状態でフランジ部6aを介してそれぞれ支持され、
同時にフレーム枠3の周縁片3bに汁受皿14が、開口
部14bにガスバーナー部8cを挿通させた状態でフラ
ンジ部14aを介してそれぞれ支持される。
が、開口部6bに各ガスバーナー部8a、8bを挿通さ
せた状態でフランジ部6aを介してそれぞれ支持され、
同時にフレーム枠3の周縁片3bに汁受皿14が、開口
部14bにガスバーナー部8cを挿通させた状態でフラ
ンジ部14aを介してそれぞれ支持される。
【0030】次に、各汁受皿6、6の各位置決め孔h
に、それぞれ位置決めピンpを挿通係止させて、通常の
五徳5、5がバーナー部8a、8bを中心に位置決めさ
れた状態で取付けられる。
に、それぞれ位置決めピンpを挿通係止させて、通常の
五徳5、5がバーナー部8a、8bを中心に位置決めさ
れた状態で取付けられる。
【0031】各汁受皿6、6に取付けられた通常の五徳
5、5の周囲には、環状枠Wを開口部H2、H3より挿
通させた状態で補助五徳7a、7bが載置される。
5、5の周囲には、環状枠Wを開口部H2、H3より挿
通させた状態で補助五徳7a、7bが載置される。
【0032】次に、汁受皿14の各位置決め孔hに、そ
れぞれ位置決めピンpを挿通係止させて中華鍋用五徳2
がバーナ部8cを中心に位置決めされた状態で取付けら
れる。
れぞれ位置決めピンpを挿通係止させて中華鍋用五徳2
がバーナ部8cを中心に位置決めされた状態で取付けら
れる。
【0033】汁受皿14に取付けられた中華鍋用五徳2
の周囲には、環状体15を接合部Bより切り離された開
口部H1を挿通させた状態で補助五徳7c、7dが載置
される。
の周囲には、環状体15を接合部Bより切り離された開
口部H1を挿通させた状態で補助五徳7c、7dが載置
される。
【0034】ここで、図3に示されるように、バーナー
部8bで使用されている通常の五徳5を中華鍋用五徳と
取り換える手順につき説明する。
部8bで使用されている通常の五徳5を中華鍋用五徳と
取り換える手順につき説明する。
【0035】先ず、図1に示されるバーナー部8cの周
囲に配置されている補助五徳7c、7dを取り外した上
で、中華用五徳2が汁受け皿14から取り外される。そ
こで、図3の(a)に示されるバーナー部8bの汁受け
皿6から通常の五徳5が取り外されたところで、中華用
五徳2が、汁受け皿6の位置決め孔hに脚体底部の位置
決めピンpを嵌合させて汁受け皿6上に載置される。
囲に配置されている補助五徳7c、7dを取り外した上
で、中華用五徳2が汁受け皿14から取り外される。そ
こで、図3の(a)に示されるバーナー部8bの汁受け
皿6から通常の五徳5が取り外されたところで、中華用
五徳2が、汁受け皿6の位置決め孔hに脚体底部の位置
決めピンpを嵌合させて汁受け皿6上に載置される。
【0036】この状態では、位置決め孔hに脚体底部の
位置決めピンpが嵌合されることによって、中華鍋用五
徳2は、環状体15の中心がバーナー部8bを中心とし
て正確に位置決めすることができる。
位置決めピンpが嵌合されることによって、中華鍋用五
徳2は、環状体15の中心がバーナー部8bを中心とし
て正確に位置決めすることができる。
【0037】ここで、バーナー部8bから外された通常
の五徳5は、いままで中華鍋用五徳2が取付けられてい
たバーナー部8cの汁受け皿14上に正確に位置決めさ
れた状態で載置される。
の五徳5は、いままで中華鍋用五徳2が取付けられてい
たバーナー部8cの汁受け皿14上に正確に位置決めさ
れた状態で載置される。
【0038】そして、バーナー部8bでは、中華鍋用五
徳2が取付られることによって、図3の(b)に示され
るように、大径の環状体15によって大型中華鍋の球形
状の丸い底面を安定状態で支持することができる。
徳2が取付られることによって、図3の(b)に示され
るように、大径の環状体15によって大型中華鍋の球形
状の丸い底面を安定状態で支持することができる。
【0039】同様にして、汁受け皿14に取付けられた
中華鍋用五徳2の周囲には、接合部Bから切り離された
開口部H1より環状体15を挿通させた状態で補助五徳
7c、7dが載置される。
中華鍋用五徳2の周囲には、接合部Bから切り離された
開口部H1より環状体15を挿通させた状態で補助五徳
7c、7dが載置される。
【0040】このようにすることによって、中華鍋11
の丸い底面が環状体15により広い範囲で連続的に支持
されるため、安定状態で保持されて安全に作業すること
ができ、取り外して容易に洗浄することができる。
の丸い底面が環状体15により広い範囲で連続的に支持
されるため、安定状態で保持されて安全に作業すること
ができ、取り外して容易に洗浄することができる。
【0041】また、中華鍋用五徳2と通常の五徳5の各
位置決めピンpが基板としての汁受け皿6又は14の各
ガスバーナ部8a、8b、8cに対応する開口部6b及
び14bを基準とする位置決め孔hを共用することがで
きるので、中華鍋用五徳2が他のバーナ部においても選
択的に安定状態で使用することができる。
位置決めピンpが基板としての汁受け皿6又は14の各
ガスバーナ部8a、8b、8cに対応する開口部6b及
び14bを基準とする位置決め孔hを共用することがで
きるので、中華鍋用五徳2が他のバーナ部においても選
択的に安定状態で使用することができる。
【0042】更に、中華鍋用五徳2は、複数の位置決め
ピンpと嵌合可能な複数の孔hとの単純な関係で構成さ
れるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うことが
できる。
ピンpと嵌合可能な複数の孔hとの単純な関係で構成さ
れるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うことが
できる。
【0043】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0044】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0045】(a)請求項1の発明によれば、中華鍋用
五徳と通常の五徳の各位置決め部が基板の各ガスバーナ
に対応する開口部を基準とする位置決め部を共用するこ
とができるので、中華鍋用五徳が他のバーナ部において
も選択的に安定状態で使用することができる。
五徳と通常の五徳の各位置決め部が基板の各ガスバーナ
に対応する開口部を基準とする位置決め部を共用するこ
とができるので、中華鍋用五徳が他のバーナ部において
も選択的に安定状態で使用することができる。
【0046】(b)請求項2の発明によれば、中華鍋の
丸い底面が環状体により広い範囲で連続的に支持される
ため、安定状態で保持されて安全に作業することがで
き、取り外して容易に洗浄することができる。
丸い底面が環状体により広い範囲で連続的に支持される
ため、安定状態で保持されて安全に作業することがで
き、取り外して容易に洗浄することができる。
【0047】(c)請求項3の発明によれば、複数の位
置決めピンと嵌合可能な複数の孔との単純な関係で構成
されるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うこと
ができる。
置決めピンと嵌合可能な複数の孔との単純な関係で構成
されるので、位置決め操作を容易に且つ正確に行うこと
ができる。
【0048】
【図1】本発明の一実施形態としてのガスコンロの各ガ
スバーナー毎に五徳を取付けた状態を示す加熱器具の斜
視図である。
スバーナー毎に五徳を取付けた状態を示す加熱器具の斜
視図である。
【図2】各バーナー部に対応する五徳が取外された状態
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】(a)は通常の五徳が取り付けられた状態を示
す部分断面図、(b)は中華鍋用五徳が取付られた状態
を示す部分断面図である。
す部分断面図、(b)は中華鍋用五徳が取付られた状態
を示す部分断面図である。
1 加熱器具 2 中華鍋用五徳 3 フレーム枠 3a フランジ部 3b 周縁片 4 コンロ部 5 通常の五徳 6 汁受皿 6a フランジ部 6b 開口部 7a〜7c 補助五徳 8a〜8c バーナ部 11 中華鍋 13 グリル 13a グリルドア 14 汁受皿 14a フランジ部1 14b 開口部 15 環状体(開口支持部) 15a〜15d 操作ツマミ B 接合部 H1、H2、H3 開口部 F1、F2、F3 枠体 K1、K2 脚体 h 位置決め孔 p 位置決めピン R 支持アーム J 爪 W 環状枠
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月20日(1998.8.2
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例形態としてのガスコンロの各
ガスバーナー毎に五徳を取付けた状態を示す加熱器具の
斜視図である。
ガスバーナー毎に五徳を取付けた状態を示す加熱器具の
斜視図である。
【図2】各バーナー部に対応する五徳が取外された状態
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】(a)は通常の五徳が取り付けられた状態を示
す部分断面図、(b)は中華鍋用五徳が取付けられた状
態を示す部分断面図である。
す部分断面図、(b)は中華鍋用五徳が取付けられた状
態を示す部分断面図である。
【図4】従来の加熱器具のガスバーナに専用の五徳を介
して中華鍋を支持する状態を示す斜視図である 。
して中華鍋を支持する状態を示す斜視図である 。
【図5】(a)〜(b)は従来の五徳で中華鍋を使用す
る状態を示す説明図である 。
る状態を示す説明図である 。
【符号の説明】 1 加熱器具 2 中華鍋用五徳 3 フレーム枠 3a フランジ部 3b 周縁片 4 コンロ部 5 通常の五徳 6 汁受皿 6a フランジ部 6b 開口部 7a〜7c 補助五徳 8a〜8c バーナ部 11 中華鍋 13 グリル 13a グリルドア 14 汁受皿 14a フランジ部1 14b 開口部 15 環状体(開口支持部) 15a〜15d 操作ツマミ B 接合部 H1、H2、H3 開口部 F1、F2、F3 枠体 K1、K2 脚体 h 位置決め孔 p 位置決めピン R 支持アーム J 爪 W 環状枠
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のガスバーナ毎に用いられる五徳を
有するガスコンロであって、 中華鍋を支持すべく上部に大径の開口支持部を形成し底
面に位置決め部を有する中華鍋用五徳と、前記開口支持
部より小径の開口支持部を形成すべく複数の爪を上部水
平面内に放射状に配置し底面に位置決め部を有する五徳
と、前記加熱器具内に支持された際前記各ガスバーナに
対応する位置に開口部が形成され該開口部を基準として
位置決め部を形成した基板とを有し、各五徳の位置決め
部が前記基板の位置決め部を共用できるよう構成したこ
とを特徴とするガスコンロ。 - 【請求項2】 前記中華鍋用五徳は、環状体から成り、
該環状体の支持する複数の脚体を有し、前記位置決め部
が前記脚体の底部に形成されていることを特徴とする請
求項2に記載のガスコンロ。 - 【請求項3】 前記位置決め部は、複数の位置決めピン
と、該位置決めピンが嵌合可能な複数の孔とから構成さ
れることを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の
ガスコンロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18339398A JP2000002437A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | ガスコンロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18339398A JP2000002437A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | ガスコンロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002437A true JP2000002437A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16135000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18339398A Pending JP2000002437A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | ガスコンロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000002437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007127365A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス調理器 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP18339398A patent/JP2000002437A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007127365A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス調理器 |
JP4650217B2 (ja) * | 2005-11-07 | 2011-03-16 | パナソニック株式会社 | ガス調理器 |
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