JP2000001801A - 古紙を含んだコンクリート枕木又はコンクリートブロ ック又はコンクリートｕ字溝 - Google Patents
古紙を含んだコンクリート枕木又はコンクリートブロ ック又はコンクリートｕ字溝Info
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- JP2000001801A JP2000001801A JP20267798A JP20267798A JP2000001801A JP 2000001801 A JP2000001801 A JP 2000001801A JP 20267798 A JP20267798 A JP 20267798A JP 20267798 A JP20267798 A JP 20267798A JP 2000001801 A JP2000001801 A JP 2000001801A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】資源の再利用とする回収した切符や、新聞や、
雑誌や、段ボールなどの古紙を使用することによって、
振動が少くなくて乗り心地がよく、また音も小さく、コ
ンクリート枕木が安価に製作でき、また弾性に富んだ鉄
道用コンクリート枕木を提供するものである． 【解決手段】回収した切符や、新聞や、雑誌や、段ボー
ルなどの古紙を、加工してファイバー状又はパウダー状
のものに形成せしめ、該ファイバー状のもの、又はパウ
ダー状のもの、又は両者を混合したものからなる古紙を
所定の割合でセメントなどと混合し、該混合して溶解し
たものを、銅線や鉄線などを所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、銅線や鉄線など
を所定の強さで緊張した所定の型枠に注入し、その後固
化して枕木を形成することによって、車両の振動及び騒
音を軽減したことを特徴とする古紙を含んだ鉄道用枕木
である．
雑誌や、段ボールなどの古紙を使用することによって、
振動が少くなくて乗り心地がよく、また音も小さく、コ
ンクリート枕木が安価に製作でき、また弾性に富んだ鉄
道用コンクリート枕木を提供するものである． 【解決手段】回収した切符や、新聞や、雑誌や、段ボー
ルなどの古紙を、加工してファイバー状又はパウダー状
のものに形成せしめ、該ファイバー状のもの、又はパウ
ダー状のもの、又は両者を混合したものからなる古紙を
所定の割合でセメントなどと混合し、該混合して溶解し
たものを、銅線や鉄線などを所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、銅線や鉄線など
を所定の強さで緊張した所定の型枠に注入し、その後固
化して枕木を形成することによって、車両の振動及び騒
音を軽減したことを特徴とする古紙を含んだ鉄道用枕木
である．
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、資源の再生の一環
とする古紙の再利用に関わる、鉄道用枕木や、道路や歩
道などの敷石としてのコンクリートブロックや、道路や
歩道などのＵ字溝に関するものである。
とする古紙の再利用に関わる、鉄道用枕木や、道路や歩
道などの敷石としてのコンクリートブロックや、道路や
歩道などのＵ字溝に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄道用枕木としては、並枕木や橋
枕木や鉄枕木や短枕木やコンクリート枕木など種々のも
のがあり、これらの材質としてはくりなどの木材や鉄や
コンクリートなどがある。昨今では、木材に代わってコ
ンクリートの枕木が多く使用されている。枕木の使用目
的は、軌間を正確に保つことと、レールに加わる列車荷
重を道床を通して路盤に伝達することにあり、材質的必
要条件として、振動が小さくて乗り心地がよく、レール
から伝わる音が小さく、堅固で弾性に富み、しかも腐食
しにくく、また伸縮が少なく、レールの固定が容易に行
われ、また耐久性を要し、道床において安定し、取扱い
が容易で且つ豊富に安価に作ることができるなどが挙げ
られる。また、道路や歩道などには、砂と小石とセメン
トを所定の割合で混合し、これらを水と共に撹拌して所
定の型に注入され、これを固化して敷石とするコンクリ
ートブロックが敷設されている。また、道路や歩道など
の側には、水はけ用のＵ字溝がコンクリートブロックと
同様な製作で作られ、設けられている。
枕木や鉄枕木や短枕木やコンクリート枕木など種々のも
のがあり、これらの材質としてはくりなどの木材や鉄や
コンクリートなどがある。昨今では、木材に代わってコ
ンクリートの枕木が多く使用されている。枕木の使用目
的は、軌間を正確に保つことと、レールに加わる列車荷
重を道床を通して路盤に伝達することにあり、材質的必
要条件として、振動が小さくて乗り心地がよく、レール
から伝わる音が小さく、堅固で弾性に富み、しかも腐食
しにくく、また伸縮が少なく、レールの固定が容易に行
われ、また耐久性を要し、道床において安定し、取扱い
が容易で且つ豊富に安価に作ることができるなどが挙げ
られる。また、道路や歩道などには、砂と小石とセメン
トを所定の割合で混合し、これらを水と共に撹拌して所
定の型に注入され、これを固化して敷石とするコンクリ
ートブロックが敷設されている。また、道路や歩道など
の側には、水はけ用のＵ字溝がコンクリートブロックと
同様な製作で作られ、設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】種々の材質の枕木があ
るが、本発明は特にコンクリート枕木を取り上げたもの
であり、これまで作られてきたコンクリート枕木は、前
述した種々の必要要件をすべて満たしてきたものではな
かった。すなわち、木材の枕木と対比して、コンクリー
トであるためにレールの継ぎ目に車両がかかった場合、
その衝撃をもろに受けやすく、がたんごとんの音を吸収
するダンパーが無いために、乗客に響き、乗り心地の点
で余り好ましいものではなく、またその音にしても耳障
りであった。また、コンクリート枕木は鋼線とセメント
でできているため、木材に比して高価のものであった。
るが、本発明は特にコンクリート枕木を取り上げたもの
であり、これまで作られてきたコンクリート枕木は、前
述した種々の必要要件をすべて満たしてきたものではな
かった。すなわち、木材の枕木と対比して、コンクリー
トであるためにレールの継ぎ目に車両がかかった場合、
その衝撃をもろに受けやすく、がたんごとんの音を吸収
するダンパーが無いために、乗客に響き、乗り心地の点
で余り好ましいものではなく、またその音にしても耳障
りであった。また、コンクリート枕木は鋼線とセメント
でできているため、木材に比して高価のものであった。
【０００４】更に重要な点は、枕木が鋼とコンクリート
のみで出来ているため、車両の走行に伴う振動をもろに
受け、これによって伴う枕木の振動が車両の高速化との
間に共振が生じる可能性があり、この共振によってはレ
ールから車輪が外れ、脱線する場合が考えられる。ま
た、鋼は本来セメントの収縮応力を高めるために備えら
れているが、車両の高速化によって振動が増し、枕木の
内部に有する鋼とセメント間で振動や共振によって固化
しているものが砕け、表面では原型を留めているが、内
部では収縮応力がなくなり、種々の問題が生じてくる。
また、道路や歩道にコンクリート性の敷石やＵ字溝が設
けられているが、これらも同様にして振動に対してはも
ろいもので、強い衝撃を受けた場合はクッションとする
緩衝物が無いために割れたり、砕けたりすることが多々
ある。
のみで出来ているため、車両の走行に伴う振動をもろに
受け、これによって伴う枕木の振動が車両の高速化との
間に共振が生じる可能性があり、この共振によってはレ
ールから車輪が外れ、脱線する場合が考えられる。ま
た、鋼は本来セメントの収縮応力を高めるために備えら
れているが、車両の高速化によって振動が増し、枕木の
内部に有する鋼とセメント間で振動や共振によって固化
しているものが砕け、表面では原型を留めているが、内
部では収縮応力がなくなり、種々の問題が生じてくる。
また、道路や歩道にコンクリート性の敷石やＵ字溝が設
けられているが、これらも同様にして振動に対してはも
ろいもので、強い衝撃を受けた場合はクッションとする
緩衝物が無いために割れたり、砕けたりすることが多々
ある。
【０００５】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、これらの欠点を解決
し、資源の再利用とする回収した切符や、新聞や、雑誌
や、段ボールなどの古紙を使用することによって、振動
や共振点の緩和をし、車両の場合は脱線することを極力
避け、また枕木の内部の収縮応力が維持され、乗り心地
がよく、また音も小さく、コンクリート枕木が安価に製
作できる鉄道用コンクリート枕木を提供するものであ
る。また、枕木と同様に、強い衝撃を受けた場合にも古
紙がクッションの役目を果たすコンクリートブロックや
Ｕ字溝を提供するものである。
ので、その目的とするところは、これらの欠点を解決
し、資源の再利用とする回収した切符や、新聞や、雑誌
や、段ボールなどの古紙を使用することによって、振動
や共振点の緩和をし、車両の場合は脱線することを極力
避け、また枕木の内部の収縮応力が維持され、乗り心地
がよく、また音も小さく、コンクリート枕木が安価に製
作できる鉄道用コンクリート枕木を提供するものであ
る。また、枕木と同様に、強い衝撃を受けた場合にも古
紙がクッションの役目を果たすコンクリートブロックや
Ｕ字溝を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、 （１）請求項１において、回収した切符や、新聞や、雑
誌や、段ボールなどの古紙を、加工してファイバー状又
はパウダー状のものに形成せしめ、該ファイバー状のも
の、又はパウダー状のもの、又は両者を混合したものか
らなる古紙を所定の割合でセメントなどと混合し、該混
合して溶解したものを、鋼線などを所定の強さで緊張し
た所定の型枠に注入し、その後固化して枕木を形成する
ことによって、車両の振動及び騒音を軽減したことを特
徴とする古紙を含んだコンクリート枕木である。
するための手段は、 （１）請求項１において、回収した切符や、新聞や、雑
誌や、段ボールなどの古紙を、加工してファイバー状又
はパウダー状のものに形成せしめ、該ファイバー状のも
の、又はパウダー状のもの、又は両者を混合したものか
らなる古紙を所定の割合でセメントなどと混合し、該混
合して溶解したものを、鋼線などを所定の強さで緊張し
た所定の型枠に注入し、その後固化して枕木を形成する
ことによって、車両の振動及び騒音を軽減したことを特
徴とする古紙を含んだコンクリート枕木である。
【０００７】（２）請求項２において、回収した切符
や、新聞や、雑誌や、段ボールなどの古紙を、加工して
ファイバー状又はパウダー状のものに形成せしめ、該フ
ァイバー状のもの、又はパウダー状のもの、又は両者を
混合したものからなる古紙を所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、所定の型枠に注
入し、その後固化して道路や歩道などの敷石を形成した
ことを特徴とする古紙を含んだコンクリートブロックで
ある。
や、新聞や、雑誌や、段ボールなどの古紙を、加工して
ファイバー状又はパウダー状のものに形成せしめ、該フ
ァイバー状のもの、又はパウダー状のもの、又は両者を
混合したものからなる古紙を所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、所定の型枠に注
入し、その後固化して道路や歩道などの敷石を形成した
ことを特徴とする古紙を含んだコンクリートブロックで
ある。
【０００８】（３）請求項３において、回収した切符
や、新聞や、雑誌や、段ボールなどの古紙を、加工して
ファイバー状又はパウダー状のものに形成せしめ、該フ
ァイバー状のもの、又はパウダー状のもの、又は両者を
混合したものからなる古紙を所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、所定の型枠に注
入し、その後固化して道路や歩道などのＵ字溝を形成し
たことを特徴とする古紙を含んだコンクリートＵ字溝で
ある。なお、コンクリート枕木やコンクリートブロック
やＵ字溝の形状や構造に関しては、古紙を含んだもので
あればいかようなものであってもよいことは言うまでも
ない。また、コンクリートブロックやＵ字溝は道路や歩
道に限らず、田畑や水を流す溝などいかような場所であ
っても適用されることは言うまでもない。以下、本発明
の一実施例を図面に基づいて詳述する。
や、新聞や、雑誌や、段ボールなどの古紙を、加工して
ファイバー状又はパウダー状のものに形成せしめ、該フ
ァイバー状のもの、又はパウダー状のもの、又は両者を
混合したものからなる古紙を所定の割合でセメントなど
と混合し、該混合して溶解したものを、所定の型枠に注
入し、その後固化して道路や歩道などのＵ字溝を形成し
たことを特徴とする古紙を含んだコンクリートＵ字溝で
ある。なお、コンクリート枕木やコンクリートブロック
やＵ字溝の形状や構造に関しては、古紙を含んだもので
あればいかようなものであってもよいことは言うまでも
ない。また、コンクリートブロックやＵ字溝は道路や歩
道に限らず、田畑や水を流す溝などいかような場所であ
っても適用されることは言うまでもない。以下、本発明
の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施例を示す右
半分詳細構成図、図２は図１のＡ−Ａ線方向矢視断面図
である。なお、図１の右半分は省略した図である。本発
明においては、例えば乗客が降車した後、改札機に投入
した切符を更に再利用するために、この回収した切符を
ファイバー状又はパウダー状に加工する。そして、この
出来上がったものを単独かまたは混合したものを所定の
割合でセメントなどと混合し、該混合したものを水など
に溶かし、鋼線を所定の強さで緊張した所定の型枠に注
入し、その後固化してコンクリート枕木を形成したもの
である。
半分詳細構成図、図２は図１のＡ−Ａ線方向矢視断面図
である。なお、図１の右半分は省略した図である。本発
明においては、例えば乗客が降車した後、改札機に投入
した切符を更に再利用するために、この回収した切符を
ファイバー状又はパウダー状に加工する。そして、この
出来上がったものを単独かまたは混合したものを所定の
割合でセメントなどと混合し、該混合したものを水など
に溶かし、鋼線を所定の強さで緊張した所定の型枠に注
入し、その後固化してコンクリート枕木を形成したもの
である。
【００１０】図１及び図２において、コンクリート枕木
１を作る場合のプレストレスコンクリートを得る場合が
示されており、２はセメント、３はＰＣ鋼線、４は鉄
線、５は古紙のファイバー、６は古紙のパウダーであ
る。ＰＣ鋼線３は、単なるコンクリートだけでは弾性が
なく、もろいものとなってしまうため、コンクリートを
収縮して応力を持たせるために備えられている。そし
て、このものは前もって所定の型枠（図示せず）に納め
られている。このような準備が完了すると、まずセメン
ト２の中にファイバー５又はパウダー６又は図示されて
いるようにファイバー５とパウダー６を混合したものを
入れ、均一に撹拌されたのち、水などを入れて撹拌す
る。その後、これらの溶けたものを型枠に流し込む。フ
ァイバー５とパウダー６は鋼線３や鉄線４の内部にセメ
ント２と共に流れ込む。そして、所定時間の乾燥が行わ
れた後、鋼線３の両サイドの切断が行われ、ここにコン
クリート枕木１が出来上がる。なお、コンクリートブロ
ックやＵ字溝に対してもコンクリート枕木と同様にし
て、古紙のファイバー、又はパウダー、又はこれらの混
合したものを、セメントなどと混合し、水と共に撹拌
し、型に注入して固化して形成する。
１を作る場合のプレストレスコンクリートを得る場合が
示されており、２はセメント、３はＰＣ鋼線、４は鉄
線、５は古紙のファイバー、６は古紙のパウダーであ
る。ＰＣ鋼線３は、単なるコンクリートだけでは弾性が
なく、もろいものとなってしまうため、コンクリートを
収縮して応力を持たせるために備えられている。そし
て、このものは前もって所定の型枠（図示せず）に納め
られている。このような準備が完了すると、まずセメン
ト２の中にファイバー５又はパウダー６又は図示されて
いるようにファイバー５とパウダー６を混合したものを
入れ、均一に撹拌されたのち、水などを入れて撹拌す
る。その後、これらの溶けたものを型枠に流し込む。フ
ァイバー５とパウダー６は鋼線３や鉄線４の内部にセメ
ント２と共に流れ込む。そして、所定時間の乾燥が行わ
れた後、鋼線３の両サイドの切断が行われ、ここにコン
クリート枕木１が出来上がる。なお、コンクリートブロ
ックやＵ字溝に対してもコンクリート枕木と同様にし
て、古紙のファイバー、又はパウダー、又はこれらの混
合したものを、セメントなどと混合し、水と共に撹拌
し、型に注入して固化して形成する。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に切符の再利用として、これまで回収した切符の処理
は、焼却などによって処理されているが、この切符には
磁気がコーティングされていることもあり、焼却しても
この磁性材は残り、これの始末などいづれにしても後処
理に経費がかかっていた。これが、切符をファイバーに
したり、パウダーにすることによって、セメントに混
ぜ、この混ぜたものでもってコンクリート枕木を作るこ
とが可能となった。このことによって、切符の後処理に
要した費用は軽減され、場合によってはこの古紙を入れ
たことによってセメントの使用量が少なくなり、混合割
合によってはこれまでのコンクリート枕木にかかる費用
が大幅に軽減されることもある。更に、前述したような
古紙を使用するので、この古紙がアブソーバーの役目を
果たすので、共振点の緩和や振動並びに騒音も軽減さ
れ、車両に至っては高速化にともなう脱線の可能性が軽
減される。なお、切符について説明したが、これに限ら
ず、車内や駅構内に捨てられた新聞や雑誌などに対して
も同様にして再利用が行えることは言うまでもない。以
上のごとく、本発明の古紙を含んだコンクリート枕木や
コンクリートブロックやコンクリートＵ字溝は、資源の
再利用は勿論のこと、セメントの使用量も少なくなるの
で、製作費も場合によっては軽減することが可能とな
り、実用上、極めて有用性の高いものである。
に切符の再利用として、これまで回収した切符の処理
は、焼却などによって処理されているが、この切符には
磁気がコーティングされていることもあり、焼却しても
この磁性材は残り、これの始末などいづれにしても後処
理に経費がかかっていた。これが、切符をファイバーに
したり、パウダーにすることによって、セメントに混
ぜ、この混ぜたものでもってコンクリート枕木を作るこ
とが可能となった。このことによって、切符の後処理に
要した費用は軽減され、場合によってはこの古紙を入れ
たことによってセメントの使用量が少なくなり、混合割
合によってはこれまでのコンクリート枕木にかかる費用
が大幅に軽減されることもある。更に、前述したような
古紙を使用するので、この古紙がアブソーバーの役目を
果たすので、共振点の緩和や振動並びに騒音も軽減さ
れ、車両に至っては高速化にともなう脱線の可能性が軽
減される。なお、切符について説明したが、これに限ら
ず、車内や駅構内に捨てられた新聞や雑誌などに対して
も同様にして再利用が行えることは言うまでもない。以
上のごとく、本発明の古紙を含んだコンクリート枕木や
コンクリートブロックやコンクリートＵ字溝は、資源の
再利用は勿論のこと、セメントの使用量も少なくなるの
で、製作費も場合によっては軽減することが可能とな
り、実用上、極めて有用性の高いものである。
【図１】本発明の一実施例を示す左半分詳細図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線矢視方向断面図である。
１ コンクリート枕木 ２ セメント ３ 鋼線 ４ 鉄線 ５ ファイバー ６ パウダー
Claims (3)
- 【請求項１】 回収した切符や、新聞や、雑誌や、段ボ
ールなどの古紙を、加工してファイバー状又はパウダー
状のものに形成せしめ、該ファイバー状のもの、又はパ
ウダー状のもの、又は両者を混合したものからなる古紙
を所定の割合でセメントなどと混合し、該混合して溶解
したものを、鋼線などを所定の強さで緊張した所定の型
枠に注入し、その後固化して枕木を形成することによっ
て、車両の振動及び騒音を軽減したことを特徴とする古
紙を含んだコンクリート枕木。 - 【請求項２】 回収した切符や、新聞や、雑誌や、段ボ
ールなどの古紙を、加工してファイバー状又はパウダー
状のものに形成せしめ、該ファイバー状のもの、又はパ
ウダー状のもの、又は両者を混合したものからなる古紙
を所定の割合でセメントなどと混合し、該混合して溶解
したものを、所定の型枠に注入し、その後固化して道路
や歩道などの敷石を形成したことを特徴とする古紙を含
んだコンクリートブロック。 - 【請求項３】 回収した切符や、新聞や、雑誌や、段ボ
ールなどの古紙を、加工してファイバー状又はパウダー
状のものに形成せしめ、該ファイバー状のもの、又はパ
ウダー状のもの、又は両者を混合したものからなる古紙
を所定の割合でセメントなどと混合し、該混合して溶解
したものを、所定の型枠に注入し、その後固化して道路
や歩道などのＵ字溝を形成したことを特徴とする古紙を
含んだコンクリートＵ字溝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20267798A JP2000001801A (ja) | 1998-06-13 | 1998-06-13 | 古紙を含んだコンクリート枕木又はコンクリートブロ ック又はコンクリートｕ字溝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20267798A JP2000001801A (ja) | 1998-06-13 | 1998-06-13 | 古紙を含んだコンクリート枕木又はコンクリートブロ ック又はコンクリートｕ字溝 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000001801A true JP2000001801A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16461335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20267798A Pending JP2000001801A (ja) | 1998-06-13 | 1998-06-13 | 古紙を含んだコンクリート枕木又はコンクリートブロ ック又はコンクリートｕ字溝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000001801A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020030680A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 오춘석 | 폐지를 이용한 난연성 천정재 및 벽재 제조방법 |
| US7845905B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-12-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Hollow turbine blade |
| CN105332324A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 中格复合材料（南通）有限公司 | 一种复合材料轨枕 |
-
1998
- 1998-06-13 JP JP20267798A patent/JP2000001801A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020030680A (ko) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | 오춘석 | 폐지를 이용한 난연성 천정재 및 벽재 제조방법 |
| US7845905B2 (en) | 2005-08-26 | 2010-12-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Hollow turbine blade |
| CN105332324A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 中格复合材料（南通）有限公司 | 一种复合材料轨枕 |
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