JP2000000857A - 内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成形用金型 - Google Patents

内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成形用金型

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JP2000000857A JP16974398A JP16974398A JP2000000857A JP 2000000857 A JP2000000857 A JP 2000000857A JP 16974398 A JP16974398 A JP 16974398A JP 16974398 A JP16974398 A JP 16974398A JP 2000000857 A JP2000000857 A JP 2000000857A
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cylindrical bore
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internal combustion
shell
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Takayuki Ito
尊之 伊藤
Hisashi Tawara
久志 田原
Akira Umiuchi
昭 海内
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Nissan Motor Co Ltd
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
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    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状ボア部、取付用フランジ部および軸受
け用ボスとより構成された内燃機関の吸入空気制御装置
の殻(ハウジング)の成形用金型であって、円筒状ボア
部の円筒の周方向に偏肉が生じ難く、真円度が100μ
m以下の寸法精度に優れた殻が得られる金型を提供する
こと。 【解決手段】 円筒状ボア部、取付けフランジおよび軸
受け用ボスとより構成された内燃機関の吸入空気制御装
置の殻の成形用金型であって、溶融樹脂を金型キャビテ
ィに充填するゲート部分が、スプルー、テーパーロック
部分に形成された放射状に設けられたランナー、およ
び、樹脂溜めランナーに連接されたダイヤフラムゲート
とより構成されてなり、円筒状ボア部の軸受け用ボス近
傍に設置されてなることを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸入空
気制御装置の殻の成形用金型に関する。さらに詳しく
は、内燃機関の吸気流のための誘導通路を形成する円筒
状ボア部と、取付け用フランジ部と、吸気量を制御する
バタフライ弁で構成された内燃機関の吸入空気制御装置
の殻を成形するための金型に関し、特に真円度向上を図
った円筒状ボア部を有する殻を製造することができる射
出成形用金型に関するものである。なお、本発明におい
て「真円度」とは、真円に対する差をいい、外接円と内
接円の半径差をもって真円度とし、JIS B0621
の最小自乗中心法に準拠して測定した値をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の吸入空気制御装置の殻
(ハウジング)は、そのほとんどが、アルミニウム、亜
鉛などの金属材料でダイカスト成形した後に、円筒状ボ
ア部の内周面を機械加工で仕上げ、円筒状ボア部の空間
部の適所にバタフライ弁を回転自在に軸支して、製品の
内燃機関の吸入空気制御装置としている。このため、製
作工程が煩雑であると共に、これを製作する際には相当
の熟練を必要としていた。さらに、吸入空気制御装置の
前後に配置される部品のうち、エアーインテークチュー
ブやインテークマニホールドなどは、軽量化を目的とし
て既に樹脂材料で製造(樹脂化)されているので、吸入
空気制御装置の殻についても軽量化するために、同様に
樹脂化することが要望されている。
【0003】しかしながら、内燃機関の吸入空気制御装
置の殻(ハウジング)を樹脂化する場合、金属の機械加
工並の寸法精度を達成することは極めて困難である。特
に、殻を構成する円筒状ボア部は、長さ方向に直角の方
向の切断面が実質上円形の断面を呈しており、この円筒
状ボア部とバタフライ弁とのクリアランスは、弁全閉時
の空気漏れ性能に影響するため、円筒状ボア部内面の真
円度は100μm以下という極めて小さい値が要求され
ている。特に、円筒状ボア部の内面であってバタフライ
弁の回転軸を軸支する軸受け用ボスが設けられた部分
は、高い内径寸法精度が要求される重要な部分である。
【0004】殻(ハウジング)を射出成形法で製造する
場合、金型キャビティへの溶融樹脂注入用ゲートは、円
筒状ボア部の空間部分であって軸受け用ボスを設けた部
位の近傍に設置される。この際、円筒状ボア部の空間部
分の金型構成は、固定側金型と可動側金型に分離され
る。この金型に組立時の誤差、ゆるみなどがあると、固
定側金型と可動側金型との間に芯ズレが生じ易い。芯ズ
レがある金型を用いて得られた殻(成形品)は、芯ズレ
により円筒状ボア部の円筒の周方向に偏肉が生じ、この
偏肉は収縮率の差の原因となり、円筒状ボア部の真円度
が悪くなる。また、溶融樹脂を金型キャビティに均一に
充填しないと、殻(成形品)の温度、内部応力がアンバ
ランスとなり密度に部分差が生じ、これも真円度を悪く
する原因となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、次の通りである。 1.円筒状ボア部、取付け用フランジ、および、バタフ
ライ弁の回転軸を軸支する軸受け用ボスより構成された
内燃機関の吸入空気制御装置の殻(ハウジング)を、樹
脂材料で製造することができる射出成形金型を提供する
こと。 2.殻(ハウジング)の軸受け用ボスを設けた部位の近
傍にゲートを設置しても、固定側金型と可動側金型とに
芯ズレがなく、かつ、円筒状ボア部の円筒の周方向に偏
肉が生じ難く、密度の部分差が生じ難い金型を提供する
こと。 3.円筒状ボア部の真円度が100μm以下の寸法精度
を有する殻(ハウジング)が得られる射出成形金型を提
供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明では、内燃機関の吸気流のための誘導通路を
形成する円筒状ボア部と、この円筒状ボア部の一方の端
部側に円筒状ボア部の長さ方向に直角に接続されている
取付け用フランジ部と、円筒状ボア部の内側空間に配置
されて吸気量を制御するバタフライ弁の回転軸を軸支
し、円筒状ボア部の外周壁から外側に突出して設けられ
た軸受け用ボスとよりなる内燃機関の吸入空気制御装置
の殻の成形用金型において、溶融樹脂充填用のゲート
を、円筒状ボア部の空間部分であって軸受け用ボスを設
けた部位の近傍にダイヤフラムゲートとして設置されて
なり、円筒状ボア部の空間部分形成用の固定側金型にス
プルーがこの固定側金型に貫通した設けられ、このスプ
ルーと前記ダイヤフラムゲートとの間に、放射状に設け
られたランナーがテーパーロック部分に形成されてなる
ことを特徴とする、内燃機関の吸入空気制御装置の殻の
成形用金型を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る射出成形金型によって製造できる内燃機関
の吸入空気制御装置の殻(ハウジング)は、円筒状ボア
部と、この円筒状ボア部の一方の端部側に円筒状ボア部
の長さ方向に直角に接続されている取付け用フランジ部
と、吸気量を制御するバタフライ弁の回転軸を軸支し、
円筒状ボア部の外周壁から外側に突出して設けられた軸
受け用ボスとより構成される。円筒状ボア部は、その空
間部にバタフライ弁を配置し、吸入空気量を制御する機
能を果たし、取付け用フランジ部は殻を所定の位置に取
付ける機能を果たし、軸受け用ボスはバタフライ弁を軸
支する機能を果たす。
【0008】殻(ハウジング)の軸受け用ボスは、円筒
状ボア部の適所に、円筒状ボア部の最大径線上に、円筒
状ボア部の外周壁から左右対称に外側に突出して設けら
れる。円筒状ボア部の空間部に配置されるバタフライ弁
の回転軸は、この軸受け用ボスによって回転自在に軸支
され、内燃機関の吸入空気制御装置とされる。
【0009】殻(ハウジング)の製造用の射出成形金型
には、溶融樹脂充填用のゲートが、円筒状ボア部の空間
部分であって軸受け用ボスを設けた部位の近傍にダイヤ
フラムゲートとして設置される。溶融樹脂充填用のゲー
トをこの部位に形成するには、円筒状ボア部の空間部分
を形成する金型部分をダイヤフラムゲートを挟んで分割
可能とする必要がある。
【0010】円筒状ボア部の空間部分形成用の固定側金
型に、この固定側金型に貫通させてスプルーを設け、こ
のスプルーと前記ダイヤフラムゲートとの間に、放射状
にされたランナー部をテーパーロック部分に配置する
(後記する図4、図4参照)。また、溶融樹脂の金型キ
ャビティへの注入口をダイヤフラムゲートとすることに
より、溶融樹脂を金型キャビティに均一充填することが
できる。テーパーロック部分に放射状にされたランナー
を形成し、かつ、ゲートをダイヤフラムゲートとするこ
とにより、金型組立時の誤差、ゆるみなどによる固定側
金型と可動側金型の芯ズレを防止でき、均一な肉厚の成
形品を成形することができる。
【0011】テーパーロック部分は、固定側金型側のス
プルーブッシュの先端を凹(兜)型の窪み(テーパー)
を形成し、可動側金型のテーパーロックピンの先端を凸
型の突出し(テーパー)とし、凹(兜)型の窪みと凸型
の突出しとが密着嵌合(ロック)するようにすればよ
い。両者を密着嵌合(ロック)することにより、固定側
金型と可動側金型とに芯ズレがなくなり、かつ、円筒状
ボア部の円筒の周方向に偏肉が生じ難く、密度の部分差
が生じ難い殻(ハウジング)が得られる。このテーパー
ロック部分に形成するランナーは、凹(兜)型の窪みの
表面、および/または、凸型の突出しの表面に、放射状
に形成する。
【0012】前記のスプルーとダイヤフラムゲートとの
間に放射状に設けられたランナーは、スプルーから放射
状に外側に延在する延在ランナーと、外側に延在する延
在ランナーの途中を連接し、かつ、スプルーの中心軸か
ら同心円を形成する同心円ランナーとによって構成され
る。延在ランナーは2〜8本、同心円ランナーは1〜2
個の範囲で選ばれる。前記ダイヤフラムゲートは、同心
円ランナーの外周縁部に連接して設けられる。同心円ラ
ンナーが2個設けられている場合は、ダイヤフラムゲー
トは外側の同心円ランナーに連接される。ダイヤフラム
ゲートに連接される同心円ランナーは、溶融樹脂溜りと
して機能する。
【0013】本発明に係る射出成形金型によって殻(ハ
ウジング)を製造できる樹脂材料は、射出成形が可能
で、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性などに優れたものがよ
く、例えば、ポリフェニレンオキサイド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリメ
チルペンテン、ポリアミド類、ポリエーテルスルホン、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリアミドイ
ミドなどが挙げられる。これら樹脂材料には、ガラス繊
維、炭素繊維、無機フィラーなどを配合して強化するの
が好適である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいてさらに詳細に
説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の
記載例に限定されるものではない。
【0015】図1ないし図3は、本発明に係る内燃機関
の吸入空気制御装置の殻の成形用金型の一例の説明図で
あり、図1は金型要部の断面図であり、図2は固定側金
型のキャビティ平面図、図3は可動側金型の平面図であ
る。図4はテーパーロックピン部分の拡大斜視図であ
り、図5は図4のA−A部分の断面図である。
【0016】図1ないし図5において、固定側金型12
は固定側取付板10に固定され、可動側金型13は可動
側取付板11に固定され、可動側金型13は割り金型1
4が、アンギュラーピン15によってガイドされる。殻
製造用金型のキャビティは、円筒状ボア部形成部分16
と、軸受けボス部形成部分17、取付けフランジ部形成
部分18とによって構成される。溶融樹脂はスプルー1
9、スプルーブッシュ20、ランナー21、22および
ダイヤフラムゲート23を通ってキャビティ部分に注入
される。ランナー22はスプルーの中心軸から同心円状
に形成された同心円ランナーで、この例では1個形成さ
れた例を示しており、この同心円ランナーは溶融樹脂溜
りとして機能する。24はテーパーロックピン、25は
エジェクターピンである。
【0017】本発明に係る成形用金型によって、内燃機
関の吸入空気制御装置の殻を製造する際の工程は、次の
通りである。 (1)型締された金型キャビティに溶融樹脂を射出する。
(2)射出した樹脂を冷却固化させる。(3)型開きし、成形
品(殻)を突出し、成形品を金型から離型する。この
際、成形品は図6、図7からも判る様に、この型開き方
向と直角の方向に軸受けボス部形成部分17などのアン
ダーカット部が設けられているので、通常の型開きでは
離型ができない。金型キャビティから成形品を金型から
離型するには、まず、可動側金型をパーティング面から
後退させて型開きする。この際、成形品は割り金型14
に同伴されるが、割り金型14は固定側金型から離れる
に従い、アンギュラーピン15によってガイドされて型
開き方向に対して直角の方向に移動するので、軸受けボ
ス部形成部分17などから割り金型14を外すことがで
き、成形品はテーパーロックピン24とエジェクターピ
ン25とによって突出され、可動側金型から離型され
る。
【0018】図6ないし図7は、内燃機関の吸入空気制
御装置の殻の一例を示し、図6は殻の平面図、図7は図
6に示した殻の正面図である。図6および図7におい
て、47は円筒状ボア部、46は軸受けボス部、48は
取付けフランジ部、49はスプリング取付座、50はス
トッパー(閉)、51はストッパー(開)、52は取付
けボルト穴である。
【0019】[実施例]ガラス繊維強化ポリフェニレン
サルファイド(三菱エンジニアリングプラスチックス社
製、商品名:ノバップス770F1X2)を原料樹脂と
して、射出成形機(東芝機械社製、型式:IS150)
で、図6および図7に示した、高さ80mm、円筒状ボア
部の高さ70mm、円筒状ボア部の外径66mm、内径60
mm、取付けフランジ部が90mm×90mmの殻(ハウジン
グ)を製造した。この例で使用した金型のゲートは、図
1に示した様に、テーパーロック部分のスプルー19か
ら放射状に外側に延在する4本の延在ランナー21と、
スプルーの中心軸から同心円状に形成された1個の同心
円ランナー22と、この同心円ランナー22の外側にダ
イヤフラムゲート23が形成されている。得られた殻
を、常温で24時間放置したあと、ゲートの下のボア部
内面の真円度を測定した結果、90μmであった。さら
に、同じ成形品をゲートのラインで切断し肉厚を計った
結果、3.0±0.05mmの範囲に収まっており、偏肉
は認められなかった。
【0020】[比較例]上の実施例に記載した例におい
て、金型のゲートを、テーパーロック部分のないスプル
ーの中心軸から平板に形成した平板状のランナーと、こ
の平板状のランナーにダイヤフラムゲートを配置した構
造のものに変更し、殻(ハウジング)を製造した。得ら
れた殻を、実施例のおけると同様に、常温で24時間放
置したあと、ゲートの下のボア部内面の真円度を測定し
た結果、125μmであった。さらに、同じ成形品をゲ
ートのラインで切断し肉厚を計った結果、3.0±0.
15mmの範囲にあり、かなりの偏肉が認められた。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明した通りであ
り、次の様な特別に有利な効果を奏し、その産業上の利
用価値は極めて大である。 1.本発明に係る内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成
形用金型によれば、バタフライ弁の軸を支える軸受け用
ボスを含む円筒状ボア部の内周面の反フランジ側端面を
パーティング面として、固定側金型と可動側金型に分離
し、この分離面の中心にテーパーロックピンを設置して
テーパーに沿って複数本の放射状ランナーを配置したこ
とにより、金型型組立時の誤差、ゆるみなどによる固定
側金型と可動側金型の芯ズレを防止することができ、均
一な肉厚の成形品を製造することができる。 2.また、テーパー端部のパーティング面にリング状の
ダイヤフラムゲートを配置したことにより、溶融樹脂を
金型キャビティに均一充填することができる。この様
に、放射状ランナーをダイヤフラムゲートとを組合せた
ことにより、均一な肉厚の真円度の良好な殻を得ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内燃機関の吸入空気制御装置の
殻の成形用金型の一例の要部の断面図である。
【図2】 固定側金型のキャビティ平面図である。
【図3】 可動側金型のキャビティ平面図である。
【図4】 テーパーロックピン部分の拡大斜視図であ
る。
【図5】 図4のA−A部分の断面図である。
【図6】 内燃機関の吸入空気制御装置の殻の一例の平
面図である。
【図7】 図6に示した殻の正面図である。
【符号の説明】
10:固定側取付板 11:可動側取付板 12:固定側金型 13:可動側金型 14:割り金型 15:アンギュラーピン 16:円筒状ボア部形成部分 17:軸受けボス部形成部分 18:取付けフランジ部形成部分 19:スプルー 20:スプルーブッシュ 21:ランナー(放射状) 22:ランナー(樹脂溜め) 23:ダイヤフラムゲート 24:テーパーロックピン 25:エジェクターピン 46:軸受けボス部 47:円筒状ボア部 48:取付けフランジ部 49:スプリング取付座 50:ストッパー(閉) 51:ストッパー(開) 52:取付けボルト穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 久志 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 (72)発明者 海内 昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA26 4F202 AA24 AA32 AA34 AB25 AD02 AD16 AH16 AH17 CA11 CB01 CK02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気流のための誘導通路を形
    成する円筒状ボア部と、この円筒状ボア部の一方の端部
    側に円筒状ボア部の長さ方向に直角に接続されている取
    付け用フランジ部と、円筒状ボア部の内側空間に配置さ
    れて吸気量を制御するバタフライ弁の回転軸を軸支し、
    円筒状ボア部の外周壁から外側に突出して設けられた軸
    受け用ボスとよりなる内燃機関の吸入空気制御装置の殻
    の成形用金型において、溶融樹脂充填用のゲートを、円
    筒状ボア部の空間部分であって軸受け用ボスを設けた部
    位の近傍にダイヤフラムゲートとして設置されてなり、
    円筒状ボア部の空間部分形成用の固定側金型にスプルー
    がこの固定側金型に貫通して設けられ、このスプルーと
    前記ダイヤフラムゲートとの間に、放射状に設けられた
    ランナーがテーパーロック部分に形成されてなることを
    特徴とする、内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成形用
    金型。
  2. 【請求項2】 テーパーロック部分が、固定側金型側の
    スプルーブッシュの先端を凹(兜)型の窪みとし、可動
    側金型のスプルーロックピンの先端を凸型の突出しと
    し、かつ、凹(兜)型の窪みと凸型の突出しとが密着嵌
    合するように構成されたものである、請求項1に記載の
    内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成形用金型。
  3. 【請求項3】 テーパーロック部分に配置されたランナ
    ーが、スプルーから放射状に外側に延在する延在ランナ
    ーと、外側に延在する延在ランナーの途中を連接し、か
    つ、スプルーの中心軸から同心円状に形成された同心円
    ランナーとによって構成されたものである、請求項1ま
    たは請求項2に記載の内燃機関の吸入空気制御装置の殻
    の成形用金型。
  4. 【請求項4】 テーパーロック部分に放射状に配置され
    たランナーが、2〜8本の延在ランナー、1〜2個の同
    心円ランナーとによって構成されたものである、請求項
    2に記載の内燃機関の吸入空気制御装置の殻の成形用金
    型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103692620A (zh) * 2013-12-10 2014-04-02 台州市黄岩炜大塑料机械有限公司 一模四腔异型管件模具抽芯机构
CN106426793A (zh) * 2016-12-19 2017-02-22 广州维思车用部件有限公司 防止撞模的模具

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