JP2000000746A - カム研削盤及び研削方法 - Google Patents

カム研削盤及び研削方法

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JP2000000746A JP16361398A JP16361398A JP2000000746A JP 2000000746 A JP2000000746 A JP 2000000746A JP 16361398 A JP16361398 A JP 16361398A JP 16361398 A JP16361398 A JP 16361398A JP 2000000746 A JP2000000746 A JP 2000000746A
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軸方向にリフト量が暫時変化するプロフィル面
を有する3次元形状のカムの研削加工を短時間に且つ容
易に、精度良く行うことを実現する。 【解決手段】テーブル2の移動方向に直交するX軸方向
に移動するスライド体21上に鉛直方向のB軸回りに旋
回する水平旋回体23を設け、この水平旋回体上にB軸
に直交する水平なA軸回りに旋回する旋回軸60を設
け、この旋回軸60に砥石車70支持する。そして砥石
台20側の動作をX軸移動、B軸旋回、A軸旋回の3軸
移動により制御することで3次元形状のカムのプロフィ
ル面をプランジ研削により研削することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カムのプロフィル
面を研削するカム研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカム研削盤では、プランジ研削に
より砥石車をカムの位相に応じて進退移動することで所
望するプロフィル面の研削を行なっている。しかしなが
ら、従来のプランジ研削では、カムのプロフィル面が軸
方向で暫時変化するようなカムを研削することができな
かった。例えば、図6及び図7に示すカムは、ベース円
部は軸方向のどの位置でも同円弧に形成されているが、
ベース円部以外は角度位相毎にリフト量が変化し、且つ
そのリフト量の変化量が軸方向位置に応じて異なる3次
元曲面を成している。(以下、3次元カムという。) 同じくリフト量が軸方向位置で異なるカムとして従来よ
り知られているテーパカムは、全ての位相角度において
一定の割合でリフト量が変化しているだけであるため、
カムの旋回軸線に対して砥石車の進退方向をθだけずら
したいわゆるアンギュラ型のカム研削盤により容易にプ
ランジ研削することが可能であったが、このアンギュラ
形のカム研削盤では上述の3次元カムのプロフィル面の
プランジ研削は不可能であった。
【0003】従って、このような3次元カムのプロフィ
ル面を研削するためには、非常に薄幅の砥石を用いて、
工作物の旋回と砥石の進退、および工作物又は砥石を軸
方向に動作させるトラバース移動を制御して行わなけれ
ばならず、1つのカムを研削するにも非常に時間がかか
ってしまう。また、トラバース方向にうねりを生じてし
まうことがあり、滑らかなプロフィル面の研削を行うこ
とは非常に困難であった。
【0004】そこで、特公平6−15146号(図15
参照)に示されるように、工作物の軸方向にトラバース
移動するワークピース・スライド14側を垂直軸線(V
軸)及び水平軸線(Z軸)回りに旋回させることにより
砥石車1がカムに当接する作用線6を変化させることで
3次元カムのプロフィル面をプランジ研削で行うものが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
ピース・スライド14は工作物の長手方向に長く且つ長
手方向にトラバースされるため加工装置自体が非常に大
きなとなってしまう。また、ワークピース・スライド上
14には工作物だけでなく主軸台、心押台及び振れ止め
装置など種々の装置が設置されているため、非常に重量
のあるものとなる。従って、このワークピーススライド
14をV軸及びZ軸回りに旋回させるためには、旋回部
分の支持剛性を強固にする機構を設けなければ高い加工
精度の要求されるカムのプロフィル面の加工を行うこと
が出来ない。
【0006】さらに、工作物の搬入・搬出が行われる作
業者側のワークピース・ヘッド14側を旋回しているた
め、搬入・搬出の挿入性が悪く、且つ、安全性において
も問題があった。また、垂直軸線回りの旋回時には工作
物の軸心Yを通る垂直旋回軸V回りに旋回させているた
め、正接面BがV軸を中心として円弧を描いて動作され
ることとなる。よって不必要に切り込みを与えてしまっ
たり、工作物が逃げてしまい切り込み不足が生じてしま
うことがある。これは、カムのベース半径が大きくなる
ほどカムの正接面Bと砥石車1の工作面とのずれ量が大
きくなってしまうため、このずれ量に応じてワークピー
ス・スライド14を移動させるか、幅方向の非常に大き
な砥石車を使用しなければならないという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するためになされたものであり、請求項1に記載の
発明は、カムを有する工作物をその中心軸線であるC軸
線回りに旋回可能に支持し前記C軸線方向に進退移動可
能にベッド上に支持されたテーブルと、前記工作物に対
して相対移動自在に前記ベッド上に支持された砥石台
と、前記砥石台に回転自在に支持され前記工作物のC軸
線回りの旋回角度位相に応じて前記カムに対して相対移
動することにより前記カムのプロフィル面をプランジ研
削する砥石車とを備えたカム研削盤において、前記砥石
車を前記カムに対して前記C軸線を横切るX軸線方向に
進退移動させるX移動制御軸と、前記砥石車を前記カム
に対して前記C軸線及び前記X軸線とに直交するB軸線
回りに旋回させるB旋回制御軸と、前記砥石車を前記カ
ムに対して前記B軸線に直交するA軸線回りに旋回させ
るA旋回制御軸とを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、カムを有する工
作物をその中心軸線であるC軸線回りに旋回可能に支持
し前記C軸線方向に進退移動可能にベッド上に支持され
たテーブルと、前記工作物に対して相対移動自在に前記
ベッド上に支持された砥石台と、前記砥石台に回転自在
に支持され前記工作物のC軸線回りの旋回角度位相に応
じて前記カムに対して相対移動することにより前記カム
のプロフィル面をプランジ研削する砥石車とを備えたカ
ム研削盤において、前記砥石車を前記カムの前記C軸線
回りの位相角度に関連して前記C軸線を横切るX軸線方
向に進退制御し、前記砥石車を前記カムの前記C軸線回
りの位相角度に関連して前記C軸線及び前記X軸線とに
直交するB軸線回りに旋回制御し、前記砥石車を前記カ
ムの前記C軸線回りの位相角度に関連して前記B軸線に
直交するA軸線回りに旋回制御し、前記カムのプロフィ
ル面をプランジ研削により前記C軸方向においてリフト
量が暫時変化する形状に創成する研削方法である。
【0009】請求項3に記載の発明は、カムを有する工
作物をその中心軸線であるC軸線回りに旋回可能に支持
し前記C軸線方向に進退移動可能にベッド上に支持され
たテーブルと、前記工作物に対して相対移動自在に前記
ベッド上に支持された砥石台と、前記砥石台に回転自在
に支持され前記工作物のC軸線回りの旋回角度位相に応
じて前記カムに対して相対移動することにより前記カム
のプロフィル面をプランジ研削する砥石車とを備えたカ
ム研削盤において、前記テーブルを前記ベッドに対して
鉛直方向のB軸線又は鉛直方向に直交するA軸線のどち
らか一方の軸線回りに旋回させるテーブル旋回制御軸
と、前記砥石車を前記カムに対して前記C軸線を横切る
X軸線方向に進退移動させるX移動制御軸と、前記砥石
車を前記カムに対して前記A軸線又は前記B軸線のどち
らか他方の軸線回りに旋回させる砥石車旋回制御軸とを
備えたものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、カムを有する工
作物をその中心軸線であるC軸線回りに旋回可能に支持
し前記C軸線方向に進退移動可能にベッド上に支持され
たテーブルと、前記工作物に対して相対移動自在に前記
ベッド上に支持された砥石台と、前記砥石台に回転自在
に支持され前記工作物のC軸線回りの旋回角度位相に応
じて前記カムに対して相対移動することにより前記カム
のプロフィル面をプランジ研削する砥石車とを備えたカ
ム研削盤において、前記砥石台は、前記ベッド上に支持
され前記C軸線を横切るX軸線方向に進退移動するスラ
イド体と、前記スライド体上に支持され前記X軸線及び
前記C軸線に直交するB軸線回りに旋回移動する水平旋
回体と、前記水平旋回体上に支持され前記B軸線に直交
するA軸線回りに旋回可能な旋回軸体を支承した支持台
と、前記旋回軸体の工作物側の軸端で前記A軸線に直交
した軸線回りに旋回可能に支持された砥石車とからなる
ものである。
【0011】請求項5の発明は、前記請求項4に記載の
発明における前記水平旋回体が旋回する旋回中心である
B軸線を前記砥石車の加工点を通る接線としたことを特
徴とするものである。 請求項6の発明は、前記請求項
4及び請求項5に記載の発明において前記支持台が前記
B軸線に対して直交する方向に進退移動可能に前記水平
旋回体上に支持されていることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項7の発明は、前記請求項4乃至請求
項6に記載の発明において前記水平旋回体をB軸線回り
に旋回させる旋回駆動装置を含み、この旋回駆動装置は
前記スライド体の後方にスライド体の進退方向に直交し
て進退移動自在に支持された直動ブロックと、前記B軸
線に平行な軸線回りに旋回自在に前記直動ブロックに支
持された旋回ブロックと、前記旋回ブロックと前記水平
旋回体との相対移動を許容して互いを係合支持する係合
支持手段とからなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面用い
て説明する。図1は本願発明のカム研削盤の全体を表す
断面図であり、図2は全体を表す平面図である。1はベ
ッドであり、このベッド上には工作物Wをその軸線C軸
回りに旋回自在に、且つ、工作物Wの軸方向移動自在に
支持する支持手段であるテーブル2が設置されている。
【0014】このテーブル2の下部中央にはナット3が
固定されており、このナット3にはベッド1側に旋回自
在に支持されサーボモータSM1により回転駆動される
ボールネジ4が螺合されている。サーボモータSM1の
正逆回転によりボールネジ4を介してナット3が紙面に
垂直なZ軸方向に動作されることにより前記テーブル2
が工作物Wの旋回軸線C軸に平行なZ軸線方向に進退移
動される。EN1はサーボモータSM1の回転角度を検
出するエンコーダである。
【0015】テーブル2上には工作物Wの一端をチャッ
ク13により保持し旋回させる主軸12を備えた主軸台
10と、この主軸台10に対向して設置され、センタS
により工作物Wの他端を支持する心押台11が設置され
ている。SM2は主軸12を旋回駆動する主軸モータで
あり、EN2は主軸12の回転角度を検出するエンコー
ダである。
【0016】また、テーブル2の中央部には加工時にお
ける工作物Wの撓みを防止するため、工作物Wを支持す
るレスト装置15が複数設置されている。ベッド1上に
は、Z軸線に直交する水平なX軸線方向でテーブル2に
対して相対移動自在に砥石台20が設置されている。こ
の砥石台20はベッド1上でX軸線方向に進退移動する
スライド体21と、このスライド体21のテーブル2側
前端における鉛直方向軸線(以下、B軸線という。)回
りに旋回自在にスライド体21上に支持された水平旋回
体23と、この水平旋回体23上でB軸線に直交する水
平方向軸線(以下、U軸線という。)に進退自在に支持
された支持台24とから成る。
【0017】スライド体21は、X軸線方向で図1の左
側に開口した開口孔31が設けられており、この開口孔
31にナット32が固定されている。そして、このナッ
ト32にはベッド1に旋回自在に支持されたボールネジ
30が螺合されている。このボールネジ30がベッド1
側に固定されたサーボモータSM3により正逆回転され
ることで、ナット32を介して前記スライド体21がX
軸線方向に進退移動される。EN3はこのサーボモータ
SM3の回転角度を検出するエンコーダである。これら
ボールネジ30、ナット32、サーボモータSM3、エ
ンコーダEN3によりX移動制御軸を構成する。
【0018】スライド体21のテーブル2側の一端には
B軸線回りに回転される回転軸22が固定されており、
この回転軸22にベアリング33を介して前記水平旋回
体23が旋回自在に支持されている。次に、この水平旋
回体23をB軸線回りに旋回させるB旋回制御軸(砥石
車旋回制御軸)について図3及び図4を用いて説明す
る。
【0019】スライド体21にはサーボモータSM4が
設置されており、このサーボモータSM4により正逆回
転されるボールネジ36及びこのボールネジ36に平行
にガイドバー37がZ軸方向に平行にスライド体21に
設置されている。ボールネジ36にはナット38が螺合
しており、ガイドバー37にはこのガイドバー37に沿
って移動自在にガイドハウジング39が支持されてい
る。このナット38及びガイドハウジング39は直動ブ
ロック40に一体的に固定されており、サーボモータS
M4の正逆回転によりボールネジ36及びガイドバー3
7に沿って直動ブロック40が進退移動されるようにな
っている。EN4はサーボモータSM4の旋回角度を検
出するエンコーダである。
【0020】直動ブロック40には鉛直方向に支持軸4
1が固定されており、この支持軸41には旋回ブロック
42がベアリング43を介して旋回自在に支持されてい
る。そして、前記水平旋回体23の後部にはU軸に平行
に固定したガイド部45を有するリニアガイド44が後
方に突設されており、このガイド部45に沿って進退移
動自在に係合部46により前記旋回ブロック42が係合
支持されている。このリニアガイド44及び係合部46
を有する旋回ブロック42とによりスライド体21と水
平旋回体23とを互いに相対移動自在に係合支持する係
合支持手段を構成する。
【0021】従って、図2及び図4に示すようにサーボ
モータSM4の正逆回転に伴い直動ブロック40がガイ
ドバー37及びボールネジ36に沿って進退移動される
と、直動ブロック42に支持された旋回ブロック42と
旋回ブロック42が係合するリニアガイド44との作用
により水平旋回体23がB軸線回りにスムーズに旋回さ
れることとなる。これらサーボモータSM4、ボールネ
ジ39、ガイドバー37、直動ブロック40、旋回ブロ
ック42、係合支持手段とにより旋回駆動手段が構成さ
れている。
【0022】図5に前記支持台24の拡大図を示す。こ
の支持台24は、水平旋回体23上でB軸線に直交した
U軸線方向に進退自在に案内支持されいる。また、水平
旋回体23上には位置補正ボックス47が設置されてお
り、この位置補正ボックス47にはU軸線に平行にボー
ルネジ50が旋回自在に支持されており、その一端は位
置補正ボックス47の後部に設置されたサーボモータS
M5と連結されている。また、ボールネジ50の他端は
支持台24のハウジング55に一体的に形成されたナッ
トハウジング56に旋回自在に支持されている。ボール
ネジ50にはナット57が螺合しており、このナット5
7が前記ナットハウジング56に固定されている。従っ
て、サーボモータSM5の回転によりボールネジ50が
正逆回転されるとナット57を介して支持台24が水平
旋回体23上をU軸線方向に進退移動することとなる。
EN5はサーボモータSM5の回転角度を検出するエン
コーダである。
【0023】支持台24のハウジング55内には(図1
参照)、U軸線に平行なA軸線回りに旋回自在に旋回軸
体60が軸承されており、この旋回軸体61のテーブル
2側の先端には砥石車70が旋回自在に支持された砥石
台ヘッド75が固定されている。旋回軸体60の後端部
にはウォームホイール63が旋回軸体60に一体的に固
定されており、このウォームホイール63にはウォーム
64が噛合している。ウォーム64はハウジング55に
固定されたサーボモータSM6と一体的に形成されてお
り、サーボモータSM6の正逆回転をウォーム64及び
ウォームホイール63により旋回軸体60に伝達する。
旋回軸体60の後端には旋回軸体60の回転角度を検出
するためのエンコーダEN6が設置されている。このサ
ーボモータSM6、エンコーダEM6とウォーム64、
ウォームホイール63、旋回軸体60によりA旋回制御
軸を構成する。
【0024】砥石台ヘッド75は、旋回軸体60の先端
にボルト71により一体的に回転板72が接続されてお
り、この回転板72のテーブル2側面には、砥石軸保持
台73が支持されている。この砥石軸保持台73に砥石
車70が固定された砥石軸76がA軸線を通りA軸線に
直交する軸線回りに旋回自在に軸承されている。回転板
72の上方には砥石軸旋回用のモータMが設置されてお
り、このモータMの回転をベルト79を介して砥石軸7
6に伝達して砥石車70をその軸回りに旋回させる。
【0025】なお、砥石車70の幅は加工されるカムW
の幅よりも少し幅広であり、少なくとも、後述するカム
の最大作用線RLと同じ若しくはそれ以上の幅とする。
また、砥石軸76に支持する際の旋回軸方向(砥石車の
幅方向)位置は砥石幅の中心にA軸線がくるように支持
されている。図8に上記構成のカム研削盤における各サ
ーボモータSM1〜SM6及びエンコーダEN1〜EN
6に接続され、カム研削盤全体の動作を制御する制御装
置の概略構成図を示す。100は制御装置であり、カム
研削盤全体を制御し管理する中央演算装置(以下CPU
という)101と、加工プログラムやカムのプロフィル
データ、砥石径及び演算結果などを格納するメモリ10
2と、外部とのデータの授受を行うインターフェース1
03と、CPU101からの指令に応じて駆動パルスを
分配送出するパルス分配回路111〜116とを備えて
おり、これらインターフェース、103メモリ102、
パルス分配回路111〜116はCPU101に接続さ
れている。さらに、パルス分配回路111〜116は、
駆動回路DUZ、DUC、DUX、DUB、DUU、D
UAを介して各制御軸のサーボモータSM1〜SM6に
接続されている。また、各制御軸の回転角度を検出する
エンコーダEN1〜EN6からの検出信号はCPU10
1に入力されている。そして、メモリ102に記憶され
ている加工プログラムに従い各パルス分配回路111〜
116及び駆動回路DUZ〜DUAを介して各制御軸の
サーボモータSM1〜SM6の回転を制御することによ
り所望するカムのプロフィル面の研削加工を行う。
【0026】図6は、上記構成のカム研削盤により研削
されるカムの一例を表した斜視図である。図7は図6に
例示したカムのリフト量を表したグラフである。このカ
ム形状は、図6、図7からも分かるように、ベース円部
R、Lは軸方向のどの位置でも同円弧に形成されている
が、ベース円部以外、リフト部及びトップ部は角度位相
毎にリフト量が変化し、且つそのリフト量の変化量が軸
方向位置に応じて異なる3次元曲面を成している。な
お、トップ部においてはリフト量TR、TLは異なるが
位相角度θTは同じである。また、研削により創成され
るカムの側面、即ちプロフィル面は、カムの左右面R、
LにおけるC軸回りで同じ位相角度位置を結んだ作用線
RLから構成されている。
【0027】この作用線RLからなるプロフィル面を砥
石車70によりプランジ研削する際には、砥石車70と
カムとが接触する研削線PL(図11、12参照)を前
記作用線RLに沿って動作するようにカムと砥石車70
との相対位置を変化させながら研削する必要がある。次
にこの3次元カムのプロフィル面のプランジ研削方法に
ついて図9から図12を用いて説明する。
【0028】まず研削加工を始めるにあたり、サーボモ
ータSM5を動作させ、支持台24をU軸に沿って前進
させ、水平旋回体23の旋回基準であるB軸線を砥石車
の加工点Pを通る接線に位置するように初期設定を行
う。これにより砥石車70(水平旋回体23)がB軸線
回りに旋回される時には、常に研削点Pを中心に旋回す
ることができる。この砥石車23のB軸線回りの旋回が
砥石車70の接線からずれた位置、例えば図9のように
砥石車70の旋回中心位置であると、砥石車70がカム
に当接して研削作用を行う箇所である研削線PLがこの
B軸回りの旋回によりカムに対してZ軸線方向及びX軸
線方向に振れてしまうこととなる。従って、この振れ量
に応じてテーブル2及び砥石台20の位置を補正した
り、砥石車70の幅を必要以上に厚くしなければならな
い。しかしながら、上述のように砥石車70の加工点P
と通る接線上にB軸線を位置させることによりこれらの
補正を必要最小限、或は全く必要なくすることがができ
る。
【0029】カムのベース円部の研削においては、図1
0に示すように水平旋回体23(B軸旋回軸)及び旋回
軸体60(A軸旋回軸)は共に0度の位置、即ち、砥石
車70の研削線PLがC軸線に平行な位置において砥石
台70をX軸線方向にのみ切り込みを与えることにより
研削される。これにより工作物Wの軸線方向(C軸)に
平行なベース円部が研削される。なお、本実施の形態に
おける砥石車70の形状はA軸に対して直交した研削面
を有する円筒形の砥石車を用いる。
【0030】次にカムのリフト部の研削においては、カ
ムの左右の面のリフト量の相異に伴い水平旋回体23を
B軸線回りに旋回させる。また、このリフト部の研削時
には、図11、図12に示すようにカムの回転角度θに
よりカムに接する砥石車70Cの接触角度αが次第に変
化していくため、B軸旋回により砥石車70Cを旋回さ
せても研削線PLとカムの作用線RLとの間にずれを生
じてしまう。なお、70Cは砥石車70の幅方向の中心
を通る線である。また、RLはカムの同位相角度毎の作
用線を表す。
【0031】図12は図11のカムをA軸側の側面から
眺め、図11と同様に同位相角度毎に作用線RLを表し
た図である。この図からもわかるようにリフト部におけ
る作用線RLはA軸線回りに次第に傾いて形成されてい
る。従って、B軸線回りの旋回だけでは上述した作用線
RLと研削線PLとを合致させることが出来ない。そこ
で、この作用線RLから構成される面を研削するため、
サーボモータSM6により破線で示す様に砥石車70を
A軸線回りに旋回させることにより砥石車70の研削線
PL’を作用線RLに一致させることができる。
【0032】なお、図11におけるカムの回転角度θが
90度の時のトップ部の研削時には、砥石車との接触角
度αが0度、即ちトップ部の作用線RLがB軸線に直交
した位置となる。従って、作用線WLと研削線PLとの
A軸線回りのズレが生じることがないためにB軸線回転
のみで良い。また、B軸線回りの旋回だけであっても左
右面でリフト量の異なるカムのプロフィル面を研削する
ことは可能であるが、前述したカムのプロフィル面、即
ちカムの左右面における同位相角度を結んだ作用線RL
から構成される面とは似て非成る形状となる。
【0033】このようにして、本願発明のカム研削盤
は、カムのC軸線回りの位相角度に応じてB軸線及びA
軸線回りに砥石車70を旋回させることで、カムの作用
線RLと砥石車70の研削線PLとを一致させながら研
削を行うことにより、所望するカムのプロフィル面をプ
ランジ加工により研削していくものである。なお、テー
ブル2上の心押台11の後方には、図略のツルーイング
装置が設置してあり、メモリ102内に記憶した加工プ
ログラムにより設定された時期、例えば加工工程毎や設
定本数を研削加工毎に、或は、随時作業者により指示さ
れる毎に砥石車70のツルーイングが行われる。そし
て、このツルーイング後の砥石車70の位置に基づきサ
ーボモータSM5を作動させることにより、支持台24
を水平旋回体23に対して前進させ、B軸線が砥石車7
0の加工点Pの接線に位置するように補正を行う。
【0034】上記実施の形態において制御装置100に
より制御される制御軸数は6軸(SM1〜SM6)ある
が、常にこの6軸全てを同時制御するわけではなく、カ
ムのプロフィル面をプランジ研削する際には同時4軸制
御、即ちX移動制御軸、A旋回制御軸、B旋回制御軸、
C旋回制御軸のみでプロフィル面のプランジ研削加工が
行われる。
【0035】また、上記実施の形態において例示した3
次元カムの形状は、トップ部が左右の面で同位相角度に
あり、ベース円部はC軸線方向のどの位置でも同円弧で
ある3次元形状であったが、この3次元カム形状に限る
こと無く、例えば、トップ部の位相角度にズレがあるも
のや、ベース円部の半径が左右の面RLで異なる形状で
あっても、本願発明のカム研削盤、研削方法によれば容
易に研削加工することが可能である。当然のことなが
ら、左右面RLのプロフィル形状が同一である通常のカ
ムやテーパカムも研削することは可能である。 図13
は本願発明の第2の実施の形態であり、前述した第1の
実施の形態における砥石台20を縦形に設置したもので
ある。詳細な構成は第1の実施の形態と同様であるため
説明を省略する。
【0036】このものでは、上方より砥石車70をカム
に対して接近させ研削するものであり、砥石台20全体
の鉛直方向移動のX軸線と、X軸軸線に直交したB軸線
回りの旋回移動と、B軸線に直交するA軸線回りの旋回
移動制御を行うことにより砥石車70を3軸線方向に移
動して所望される3次元カムのプロフィル面をプランジ
研削するものである。従って、前述した第1の実施の形
態に比べて、工作物への切り込み方向には砥石台の自重
が作用しているためワークへの接近性が良好となるとい
う利点がある。
【0037】また、上記第1及び第2の実施の形態は砥
石台側にB旋回制御軸とA旋回制御軸及びU移動制御軸
を追加したものであるが、図14の第3の実施の形態に
示すようにB旋回制御軸及び旋回駆動手段(テーブル旋
回駆動手段)をテーブル側に割り当ててもよい。なお、
このものはB旋回制御軸及びB軸線回りの旋回駆動手段
をテーブル側に設けた以外は前述した第1及び第2の実
施の形態と同様のため詳細な説明は省略する。このよう
に、制御軸の割り当てをテーブル側と砥石台側とに割り
当てることにより単純な構成とすることができ、組み付
け性も簡単とすることができる。なお、B旋回制御軸の
換わりにA旋回制御軸をテーブル側に設けても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、3次元
形状のカムのプロフィル面をプランジ研削により容易に
研削することが出来るだけでなく、砥石車側がカムの旋
回軸線に直交するB軸線回りとB軸線に直交するA軸線
回りに旋回される構成であるため、旋回動作範囲が小さ
くできる。従って、設置スペースの縮小が可能である。
さらに、砥石台側はテーブル側に比べその大きさが工作
物の長さに左右されることがなく、また、レスト装置や
ツルーイング装置、計測装置などの付属装置類が少ない
ため、旋回部分は簡単な構成であっても十分に剛性を得
られるだけでなく、カム研削盤全体の小型軽量化を図る
ことが出来る。
【0039】さらに、工作物の搬入・搬出も容易に行う
ことができ、且つ安全性を向上させることができる。請
求項2に記載の方法によれば、カムの軸方向においてリ
フト量が暫時変化するプロフィル面をプランジ研削によ
り容易に創成することが可能となる。特に、カムの左右
の面における同位相角度を結ぶ作用線RLによりプロフ
ィル面が形成されている3次元カムであっても、プラン
ジ研削により容易にかつ滑らかなプロフィル面の創成を
することができる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、鉛直方向
のA旋回制御軸又は鉛直方向に直交したB旋回制御軸の
どちらか一方の旋回制御軸をテーブル側に設けたもので
あるため、従来の技術のようにテーブル側に2つの旋回
制御軸を追加するものに比べて旋回制御軸の支持剛性を
あまり考慮する必要がない。特にB旋回制御軸をテーブ
ル側に設ければ、B軸線に対してテーブルの重量が偏っ
て作用することがないので加工精度に殆ど影響を与える
ことなく高精度な3次元カムの加工を実現できる。ま
た、砥石台側もテーブル側も1制御軸を追加するだけで
よいため、より単純な構成とすることができるだけでな
く、組み付け性も容易にすることが出来る。
【0041】請求項4に記載の発明によれば、非常に簡
易な構成により工作物に対する砥石車のあらゆる方向の
相対移動制御を実現することができるため、3次元カム
のプランジ研削をより容易に行うことができる。請求項
5に記載の発明によれば、水平旋回体の旋回中心を砥石
車の加工点を通る接線としたものであるため、この水平
旋回体が旋回しても工作物と砥石車との位置ずれを生じ
させることがない。
【0042】請求項6に記載の発明によれば、砥石車の
B軸線回りの旋回中心位置を容易に変更することが可能
であり、好ましくは、常にこのB軸線回りの旋回中心位
置が砥石車の加工点を通る接線にくるように支持台を移
動させることにより、砥石車をB軸線回りに旋回させた
際の工作物と砥石車との位置ずれを無くすることができ
る。
【0043】請求項7に記載の発明によれば、非常に簡
易な構成により水平旋回体のB軸線回りの旋回を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるカム研削盤の全体
構成を表す断面図である。
【図2】全体構成を表す平面図である。
【図3】旋回駆動手段の要部を表す断面図である(図1
におけるB−B断面)。
【図4】旋回駆動手段の要部を表す断面図である(図1
におけるC−C断面)。
【図5】位置補正ボックスの要部を表す断面図である
(図2におけるD−D断面)。
【図6】研削加工されるカムの一例を表す斜視図であ
る。
【図7】図6に例示したカムの形状を表すグラフであ
る。
【図8】制御装置の構成を表す図である。
【図9】上方から眺めたカムと砥石車との位置関係を表
す図である。
【図10】(1)砥石車のB軸線回りの旋回軌跡を表す
簡略図である。 (2)砥石車のA軸線回りの旋回軌跡を表す簡略図であ
る。
【図11】カムと砥石車との接触位置を説明するための
簡略図である。
【図12】A軸線側から眺めたカムと砥石車との位置関
係を表す簡略図である。
【図13】第2の実施の形態における全体構成を表す概
略図である。
【図14】第3の実施の形態における全体構成を表す概
略図である。
【図15】従来の技術における説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 3、32、38、57 ナット 4、30、36、50 ボールネジ 10 主軸台 11 心押台 12 主軸 15 レスト装置 20 砥石台 21 スライド体 23 水平旋回体 24 支持台 31 開口孔 33、43 ベアリング 37 ガイドバー 39 ガイドハウジング 40 直動ブロック 41 支持軸 42 旋回ブロック 44 リニアガイド 45 ガイド部 47 位置補正ボックス 55 ハウジング 56 ナットハウジング 60 旋回軸体 63 ウォームホイール 64 ウォーム 70 砥石車 72 回転板 73 砥石軸保持台 75 砥石台ヘッド 76 砥石軸 79 ベルト 100 数値制御装置 101 中央演算装置 102 メモリ 103 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 宏朗 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3C049 AA03 AA11 BB01 BC02 CA01 CA03 CB01 CB04 CB05 CB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムを有する工作物をその中心軸線であ
    るC軸線回りに旋回可能に支持し前記C軸線方向に進退
    移動可能にベッド上に支持されたテーブルと、前記工作
    物に対して相対移動自在に前記ベッド上に支持された砥
    石台と、前記砥石台に回転自在に支持され前記工作物の
    C軸線回りの旋回角度位相に応じて前記カムに対して相
    対移動することにより前記カムのプロフィル面をプラン
    ジ研削する砥石車と備えたカム研削盤において、 前記砥石車を前記カムに対して前記C軸線を横切るX軸
    線方向に進退移動させるX移動制御軸と、 前記砥石車を前記カムに対して前記C軸線及び前記X軸
    線とに直交するB軸線回りに旋回させるB旋回制御軸
    と、 前記砥石車を前記カムに対して前記B軸線に直交するA
    軸線回りに旋回させるA旋回制御軸とを備えたことを特
    徴とするカム研削盤。
  2. 【請求項2】 カムを有する工作物をその中心軸線であ
    るC軸線回りに旋回可能に支持し前記C軸線方向に進退
    移動可能にベッド上に支持されたテーブルと、前記工作
    物に対して相対移動自在に前記ベッド上に支持された砥
    石台と、前記砥石台に回転自在に支持され前記工作物の
    C軸線回りの旋回角度位相に応じて前記カムに対して相
    対移動することにより前記カムのプロフィル面をプラン
    ジ研削する砥石車とを備えたカム研削盤において、 前
    記砥石車を前記カムの前記C軸線回りの位相角度に関連
    して前記C軸線を横切るX軸線方向に進退制御し、 前記砥石車を前記カムの前記C軸線回りの位相角度に関
    連して前記C軸線及び前記X軸線とに直交するB軸線回
    りに旋回制御し、 前記砥石車を前記カムの前記C軸線回りの位相角度に関
    連して前記B軸線に直交するA軸線回りに旋回制御し、 前記カムのプロフィル面をプランジ研削により前記C軸
    方向においてリフト量が暫時変化する形状に創成するこ
    とを特徴とするカム研削盤の研削方法。
  3. 【請求項3】 カムを有する工作物をその中心軸線であ
    るC軸線回りに旋回可能に支持し前記C軸線方向に進退
    移動可能にベッド上に支持されたテーブルと、前記工作
    物に対して相対移動自在に前記ベッド上に支持された砥
    石台と、前記砥石台に回転自在に支持され前記工作物の
    C軸線回りの旋回角度位相に応じて前記カムに対して相
    対移動することにより前記カムのプロフィル面をプラン
    ジ研削する砥石車とを備えたカム研削盤において、 前
    記テーブルを前記ベッドに対して鉛直方向のB軸線又は
    鉛直方向に直交するA軸線のどちらか一方の軸線回りに
    旋回させるテーブル旋回制御軸と、 前記砥石車を前記カムに対して前記C軸線を横切るX軸
    線方向に進退移動させるX移動制御軸と、 前記砥石車を前記カムに対して前記A軸線又は前記B軸
    線のどちらか他方の軸線回りに旋回させる砥石車旋回制
    御軸とを備えたことを特徴とするカム研削盤。
  4. 【請求項4】 カムを有する工作物をその中心軸線であ
    るC軸線回りに旋回可能に支持し前記C軸線方向に進退
    移動可能にベッド上に支持されたテーブルと、前記工作
    物に対して相対移動自在に前記ベッド上に支持された砥
    石台と、前記砥石台に回転自在に支持され前記工作物の
    C軸線回りの旋回角度位相に応じて前記カムに対して相
    対移動することにより前記カムのプロフィル面をプラン
    ジ研削する砥石車とを備えたカム研削盤において、 前
    記砥石台は、前記ベッド上に支持され前記C軸線を横切
    るX軸線方向に進退移動するスライド体と、 前記スライド体上に支持され前記X軸線及び前記C軸線
    に直交するB軸線回りに旋回移動する水平旋回体と、 前記水平旋回体上に支持され前記B軸線に直交するA軸
    線回りに旋回可能な旋回軸体を支承した支持台と、 前記旋回軸体の工作物側の軸端で前記A軸線に直交した
    軸線回りに旋回可能に支持された砥石車とからなること
    を特徴とするカム研削盤。
  5. 【請求項5】 前記水平旋回体が旋回する旋回中心であ
    るB軸線は前記砥石車の加工点を通る接線であることを
    特徴とする前記請求項4に記載のカム研削盤。
  6. 【請求項6】 前記支持台は、前記B軸線に対して直交
    する方向に進退移動可能に前記水平旋回体上に支持され
    ていることを特徴とする前記請求項4及び請求項5に記
    載のカム研削盤。
  7. 【請求項7】 前記請求項4乃至請求項6に記載のカム
    研削盤は、前記水平旋回体をB軸線回りに旋回させる旋
    回駆動手段を含み、この旋回駆動手段は前記スライド体
    の後方にスライド体の進退方向に直交して進退移動自在
    に支持された直動ブロックと、前記B軸線に平行な軸線
    回りに旋回自在に前記直動ブロックに支持された旋回ブ
    ロックと、前記旋回ブロックと前記水平旋回体との相対
    移動を許容して互いを係合支持する係合支持手段とから
    なることを特徴とするカム研削盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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