JP2000000636A - 生型造型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構 - Google Patents
生型造型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構Info
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- JP2000000636A JP2000000636A JP17042798A JP17042798A JP2000000636A JP 2000000636 A JP2000000636 A JP 2000000636A JP 17042798 A JP17042798 A JP 17042798A JP 17042798 A JP17042798 A JP 17042798A JP 2000000636 A JP2000000636 A JP 2000000636A
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- air storage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮空気貯蔵タンクで発生する振動騒音を防
音させることができる生型造型設備における圧縮空気吹
込み装置の防音機構を提供することを目的とする。 【解決手段】大量の圧縮空気を一気に吹込むバルブＶを
内蔵した圧縮空気貯蔵タンク１の外周面を筒状カバー４
で覆い、該圧縮空気貯蔵タンク１と、筒状カバー４の間
に防振材５を充填したことを特徴とする生型造型設備に
おける圧縮空気吹込み装置の防音機構。
音させることができる生型造型設備における圧縮空気吹
込み装置の防音機構を提供することを目的とする。 【解決手段】大量の圧縮空気を一気に吹込むバルブＶを
内蔵した圧縮空気貯蔵タンク１の外周面を筒状カバー４
で覆い、該圧縮空気貯蔵タンク１と、筒状カバー４の間
に防振材５を充填したことを特徴とする生型造型設備に
おける圧縮空気吹込み装置の防音機構。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気を鋳物砂
に対し一気に吹込んで鋳型を造型する生型造型設備にお
ける圧縮空気吹込み装置の防音機構に関する。
に対し一気に吹込んで鋳型を造型する生型造型設備にお
ける圧縮空気吹込み装置の防音機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、生砂鋳型の造型として圧縮空気
を、鋳物砂に吹込んで鋳型を造型する装置が一般に使用
されるようになっている。これら圧縮空気の吹込みによ
る生型造型は造型テーブルを強制的に振動させるジョル
ト作用が除かれるため振動及び騒音が低くなり、環境に
やさしい鋳型造型として知られている。
を、鋳物砂に吹込んで鋳型を造型する装置が一般に使用
されるようになっている。これら圧縮空気の吹込みによ
る生型造型は造型テーブルを強制的に振動させるジョル
ト作用が除かれるため振動及び騒音が低くなり、環境に
やさしい鋳型造型として知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような圧
縮空気の吹込みによる生型造型では、多量の圧縮空気を
バルブを介して一気に吹込むため、バルブと圧縮空気貯
蔵タンクとの衝突に伴う振動騒音が発生し、環境を悪化
させる問題が残されている。本発明は上記の問題に鑑み
て成されたもので、圧縮空気貯蔵タンクで発生する振動
騒音を防音させることができる生型造型設備における圧
縮空気吹込み装置の防音機構を提供することを目的とす
る。
縮空気の吹込みによる生型造型では、多量の圧縮空気を
バルブを介して一気に吹込むため、バルブと圧縮空気貯
蔵タンクとの衝突に伴う振動騒音が発生し、環境を悪化
させる問題が残されている。本発明は上記の問題に鑑み
て成されたもので、圧縮空気貯蔵タンクで発生する振動
騒音を防音させることができる生型造型設備における圧
縮空気吹込み装置の防音機構を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の生型造型設備における圧縮空気吹込
み装置の防音機構は、大量の圧縮空気を一気に吹込むバ
ルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンクの外周面を筒状カバ
ーで覆い、該圧縮空気貯蔵タンクと、筒状カバーの間に
防振材を充填したことを特徴とし、第2の生型造型設備
における圧縮空気吹込み装置の防音機構は、大量の圧縮
空気を一気に吹込むバルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タン
クの外周面に、防振材を充填した複数の円弧中空体を筒
状に組み合わせて直接又は緩衝材を介して取付けたこと
を特徴とするものである。
めに本発明の第1の生型造型設備における圧縮空気吹込
み装置の防音機構は、大量の圧縮空気を一気に吹込むバ
ルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンクの外周面を筒状カバ
ーで覆い、該圧縮空気貯蔵タンクと、筒状カバーの間に
防振材を充填したことを特徴とし、第2の生型造型設備
における圧縮空気吹込み装置の防音機構は、大量の圧縮
空気を一気に吹込むバルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タン
クの外周面に、防振材を充填した複数の円弧中空体を筒
状に組み合わせて直接又は緩衝材を介して取付けたこと
を特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図１において、下側部に圧縮
空気の給気口１Ａを有すると共に下端部をバブルＶに構
成した圧縮空気貯蔵タンク１は、内周縁に多数のリブ兼
用仕切板２、２を設けて多数の巣３、３を構成した筒状
カバー４で覆われている。また圧縮空気貯蔵タンク１の
外側面と前記多数の巣３、３で構成する筒状カバー４と
の空間には、防振材５として砂粒が充填されている。
基づいて詳しく説明する。図１において、下側部に圧縮
空気の給気口１Ａを有すると共に下端部をバブルＶに構
成した圧縮空気貯蔵タンク１は、内周縁に多数のリブ兼
用仕切板２、２を設けて多数の巣３、３を構成した筒状
カバー４で覆われている。また圧縮空気貯蔵タンク１の
外側面と前記多数の巣３、３で構成する筒状カバー４と
の空間には、防振材５として砂粒が充填されている。
【０００６】このように構成されたものは、圧縮空気貯
蔵タンク１内に圧縮空気が溜められて下端部のバルブＶ
により一気に下方に圧縮空気が供給されるとバブルＶ部
分を通過し鋳型造型を行う。この際バルブＶが一気に開
いて圧縮空気貯蔵タンク１に衝突するが振動騒音は、防
振材５としての砂粒により防振され、振動が外部へ伝播
されて振動騒音を発生させるのを抑制される。
蔵タンク１内に圧縮空気が溜められて下端部のバルブＶ
により一気に下方に圧縮空気が供給されるとバブルＶ部
分を通過し鋳型造型を行う。この際バルブＶが一気に開
いて圧縮空気貯蔵タンク１に衝突するが振動騒音は、防
振材５としての砂粒により防振され、振動が外部へ伝播
されて振動騒音を発生させるのを抑制される。
【０００７】上記のような防音効果を確認するために次
のようなテストを行った。すなわち前記防音機構を構成
した圧縮空気貯蔵タンク（本発明のもの）と、防音機構
を構成させない圧縮空気貯蔵タンク（従来のもの）を使
用し、圧縮空気を鋳物砂に流気させた際の騒音値ｄＢ
（Ａ）を測定した。その結果圧縮空気貯蔵タンク１から
の騒音は本発明における防音機構を構成することにより
３ｄＢ（Ａ）下がることが確認でき、これは音の大きさ
としては約半分になったことになる。なお上記実施の形
態では防振材５として、鋳型造型に使用される砂粒を使
用したが比重１以上の粒体であれば同等の効果が得られ
ることが確認された。
のようなテストを行った。すなわち前記防音機構を構成
した圧縮空気貯蔵タンク（本発明のもの）と、防音機構
を構成させない圧縮空気貯蔵タンク（従来のもの）を使
用し、圧縮空気を鋳物砂に流気させた際の騒音値ｄＢ
（Ａ）を測定した。その結果圧縮空気貯蔵タンク１から
の騒音は本発明における防音機構を構成することにより
３ｄＢ（Ａ）下がることが確認でき、これは音の大きさ
としては約半分になったことになる。なお上記実施の形
態では防振材５として、鋳型造型に使用される砂粒を使
用したが比重１以上の粒体であれば同等の効果が得られ
ることが確認された。
【０００８】さらに上記実施の形態における圧縮空気貯
蔵タンク１は筒状カバー４により覆って、その空間に防
振材5を充填させてあるが筒状カバー４を複数の円弧中
空体とし、これらの中空体の中に防振材５を充填して、
複数の円弧中空体を筒状に組み合わせて圧縮空気貯蔵タ
ンク１に直接又は緩衝材を介して取付けても同様の作用
効果がえられる。なおこの際緩衝材としてはゴムあるい
はプラスチックス等の弾性体が高い防振効果が得られ
る。また上記実施の形態においては筒状カバー４は、既
に設置されている圧縮空気貯蔵タンク１に防音機構を施
すため、付属機器との関係から多数のリブ兼用仕切板
２、２を設けて多数の巣３、３を構成させているが、新
規に圧縮空気貯蔵タンク１と防音機構（筒状カバー４）
を設置する場合にはリブ兼用仕切板２、２を省略して多
数の巣３、３を構成させなくてもよい。
蔵タンク１は筒状カバー４により覆って、その空間に防
振材5を充填させてあるが筒状カバー４を複数の円弧中
空体とし、これらの中空体の中に防振材５を充填して、
複数の円弧中空体を筒状に組み合わせて圧縮空気貯蔵タ
ンク１に直接又は緩衝材を介して取付けても同様の作用
効果がえられる。なおこの際緩衝材としてはゴムあるい
はプラスチックス等の弾性体が高い防振効果が得られ
る。また上記実施の形態においては筒状カバー４は、既
に設置されている圧縮空気貯蔵タンク１に防音機構を施
すため、付属機器との関係から多数のリブ兼用仕切板
２、２を設けて多数の巣３、３を構成させているが、新
規に圧縮空気貯蔵タンク１と防音機構（筒状カバー４）
を設置する場合にはリブ兼用仕切板２、２を省略して多
数の巣３、３を構成させなくてもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、上記の説明から明らかなよう
に、第1の発明は、大量の圧縮空気を一気に吹込むバル
ブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンクの外周面を筒状カバー
で覆い、該圧縮空気貯蔵タンクと、筒状カバーの間に防
振材を充填した構成とし、第2の発明は、大量の圧縮空
気を一気に吹込むバルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンク
の外周面に、防振材を充填した複数の円弧中空体を筒状
に組み合わせて直接又は緩衝材を介して取付けた機構に
したから、圧縮空気貯蔵タンクで発生する振動騒音の発
生を防止できるようになりその効果は大である。
に、第1の発明は、大量の圧縮空気を一気に吹込むバル
ブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンクの外周面を筒状カバー
で覆い、該圧縮空気貯蔵タンクと、筒状カバーの間に防
振材を充填した構成とし、第2の発明は、大量の圧縮空
気を一気に吹込むバルブを内蔵した圧縮空気貯蔵タンク
の外周面に、防振材を充填した複数の円弧中空体を筒状
に組み合わせて直接又は緩衝材を介して取付けた機構に
したから、圧縮空気貯蔵タンクで発生する振動騒音の発
生を防止できるようになりその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す正面図である。
１ 圧縮空気貯蔵タンク ４ 筒状カバー ５ 防振材
Claims (4)
- 【請求項１】大量の圧縮空気を一気に吹込むバルブＶを
内蔵した圧縮空気貯蔵タンク１の外周面を筒状カバー４
で覆い、該圧縮空気貯蔵タンク１と、筒状カバー４の間
に防振材５を充填したことを特徴とする生型造型設備に
おける圧縮空気吹込み装置の防音機構。 - 【請求項２】大量の圧縮空気を一気に吹込むバルブＶを
内蔵した圧縮空気貯蔵タンク１の外周面に、防振材５を
充填した複数の円弧中空体を筒状に組み合わせて直接又
は緩衝材を介して取付けたことを特徴とする生型造型設
備における圧縮空気吹込み装置の防音機構。 - 【請求項３】 前記防振材５が砂粒等の比重１以上の粒
体であることを特徴とする請求項1又は２記載の生型造
型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構。 - 【請求項4】 前記緩衝材がゴムあるいはプラスチックス
等の弾性体であることを特徴とする生型造型設備におけ
る圧縮空気吹込み装置の防音機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17042798A JP2000000636A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 生型造型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17042798A JP2000000636A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 生型造型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000000636A true JP2000000636A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15904723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17042798A Pending JP2000000636A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 生型造型設備における圧縮空気吹込み装置の防音機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000000636A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114799082A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-29 | 江苏松林汽车零部件有限公司 | 一种曲轴加工用具有共振消除结构的射芯机 |
-
1998
- 1998-06-18 JP JP17042798A patent/JP2000000636A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114799082A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-29 | 江苏松林汽车零部件有限公司 | 一种曲轴加工用具有共振消除结构的射芯机 |
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