JP2000000269A - 紙おむつ - Google Patents

紙おむつ

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JP2000000269A
JP2000000269A JP10168466A JP16846698A JP2000000269A JP 2000000269 A JP2000000269 A JP 2000000269A JP 10168466 A JP10168466 A JP 10168466A JP 16846698 A JP16846698 A JP 16846698A JP 2000000269 A JP2000000269 A JP 2000000269A
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JP
Japan
Prior art keywords
fastening tape
hook
tape
main body
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10168466A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoyuki Kawaguchi
豊之 川口
Takeya Abiko
毅哉 安彦
Osamu Kato
修 加藤
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Cresia KK
Original Assignee
Cresia KK
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Publication date
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Publication of JP2000000269A publication Critical patent/JP2000000269A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的ファスナーを備えた紙おむつにおいて、
従来と同様の固着強度を有し、且つコスダウンを実現し
たファスニングテープを備えた紙おむつを提供する。 【解決手段】フックもしくはフック受けを有するファス
ニングテープを紙おむつ本体の背部両側に固定し、フッ
ク受けもしくはフックを有するフロンタルテープを紙お
むつ本体の複部外面に固定し、これらフックとフック受
けからなる機械的ファスナーにより繰り返し着脱使用す
る紙おむつにおいて、該ファスニングテープの基端部を
紙おむつの本体シート端縁部の外面に固着し、フックも
しくはフック受け部材を該本体シートの端縁から側方に
延設されたファスニングテープの先端部と該本体シート
端縁部の内面に同時に固着したことを特徴とする紙おむ
つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は紙おむつに関するもの
で、特に安価にファスニングテープの固着安定性が図れ
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来特に大人用の紙おむつでは装着する
際に、通常ベルクロファスナーと称される機械的ファス
ナーが用いられている。その形態としては紙おむつ本体
の腹部外面に固定したフロンタルテープに機械的ファス
ナーのフック受けを設け、紙おむつ本体の背側部両側に
固定するファスニングテープにフックを設けたものであ
り、装着時にファスニングテープをフロンタルテープに
重ねあわせることにより、該ファスニングテープのフッ
クを該フロンタルテープのフック受けに係合させるもの
である。そしてこのような機械的ファスナーによれば、
紙おむつを繰り返し着脱自在に使用できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のファス
ニングテープの取付け構造としては、 ファスニングテープの基端部の片面を粘着面として、
該粘着面を本体シート外面に固着させることにより、該
ファスニングテープを紙おむつ本体に固定する方式(下
記のリリーステープは使用しない) ファスニングテープの基端部を紙おむつ本体シートを
構成する外側シートであるバックシートと、内側シート
であるトップシートとで挟着することにより、該ファス
ニングテープを本体に固定する方式 ファスニングテープの固定用リリーステープを併用し
て、該ファスニングテープを本体に固定する方式(通称
Yボンド方式という) 等がある。これらの内、及びの方式では、その構造
上ファスニングテープの張力が該テープの固着部一点に
集中するため、バックシートやトップシートのファスニ
ングテープ固着付近が破れてしまうといった問題があっ
た。
【0004】これに対して上記のYボンド方式は、フ
ァスニングテープの固定のためにリリーステープを補助
的に使用しているのでより強力に本体に固定されるとい
う利点がある。そこでこのYボンド方式によるファスニ
ングテープ部の構造をさらに詳しく説明すると、図1に
示すように、片面を粘着面としたファスニングテープ
(1)の先端部の該粘着面に機械的ファスナーのフック
部(2)を固着し、該ファスニングテープ(1)の先端
をフック部(2)にかかるまで折り返しておく。さらに
ファスニングテープ(1)の基端部の粘着面を、紙おむ
つ本体背側の側縁部の外面のバックシート(3)に固着
し、しかも該バックシート(3)もしくは紙おむつ本体
の内面のトップシート(4)と、フック部(2)との間
の露出させた粘着面及びその両側のフック部(2)とト
ップシート(4)を、リリーステープ(5)で被覆し固
着させることでファスニングテープ部を紙おむつ本体に
固定したものである。
【0005】ところでこのような構造のファスニングテ
ープ部の場合、これを紙おむつ本体に固定する際には、
例えば図2に示すように、先ずファスニングテープ
(1)の基端部粘着面(1a)を紙おむつ本体の外面の
バックシート(3)に固着させ、次にリリーステープ
(5)の他端部粘着面(5a)を紙おむつ本体の内面の
トップシート(4)に固着する方法がある。又は先にリ
リーステープ(5)をトップシート(4)に固着し、そ
の後ファスニングテープ(1)をバックシート(3)に
固着させる方法もある。ところがこの時、特にリリース
テープ(5)の他端部粘着面(5a)を固着するまでの
間、該リリーステープの固着されていない他端部は何ら
他部材に保持されておらず、しかもテープ材料はそれ自
体腰のないものであるから、自由勝手に動いてしまい正
しい位置に粘着される前に不要な個所に粘着してしまう
といった現象が発生するめ生産ラインが停止してしまう
トラブルが起きたり、あるいは固着したリリーステープ
に皺が形成されてしまい製品の外観不良となるなどの問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこれに鑑みて検
討の結果、上記ファスニングテープの構成を変更するこ
とによりこのような問題を解消した紙おむつを開発した
ものである。
【0007】即ち本発明の紙おむつは、フックもしくは
フック受けを有するファスニングテープを紙おむつ本体
の背部両側に固定し、フック受けもしくはフックを有す
るフロンタルテープを紙おむつ本体の複部外面に固定
し、これらフックとフック受けからなる機械的ファスナ
ーにより繰り返し着脱使用する紙おむつにおいて、該フ
ァスニングテープの基端部を紙おむつの本体シート端縁
部の外面に固着し、フックもしくはフック受け部材を該
本体シートの端縁から側方に延設されたファスニングテ
ープの先端部と該本体シート端縁部の内面に同時に固着
したことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面により説明す
る。本発明においてファスニングテープ(1)は従来と
同様のものが使用できる。即ち、少なくともその基端部
の片面には接着剤を塗布してこれを紙おむつの本体シー
トの外側シートであるバックシート(3)に固着し、先
端部は該本体シートから延設させた状態にする。
【0009】そして該ファスニングテープ(1)の先端
部の片面に接着剤を塗布し、この先端部の片面から本体
シートの内側シートであるトップシート(4)の端縁部
にかけて1枚のフックシート(6)を固着した。なおこ
の時該フックシート(6)の裏面の少なくともトップシ
ート(4)に固着させる部分には接着剤を塗布してお
く。さらに該ファスニングテープ(1)の先端は該フッ
クシート(6)の先端部を覆うように折り返しておく。
またこのようなファスニングテープを用いたときは本体
シートの腹部外面のフロンタルテープにはフック受けを
設ける。また上記フックシート(6)に代えてフック受
けをファッスニングテープに固定することもでき、この
場合はフロンタルテープ側にフックを設ける。
【0010】このように本発明ではフックシート(フッ
クもしくはフック部材)とファスニングテープにより上
記のYボンド状態なり、図1に示す従来のファスニング
テープ部と同様、本体と強力に固定できるにもかかわら
ずリリーステープは不要となる。しかも図1の従来のも
のにおけるフック部(2)と同じ大きさのフックシート
(6)を使用すればファスニングテープ(1)の長さも
従来の1/2〜2/3に短縮され、材料コストを低減で
きる。さらにファスニングテープ部の本体からの延設長
さが短いので、当該紙おむつ使用時にファスニンブテー
プを広げる手間がかからず、使用時に取り扱いやすい。
【0011】
【発明の効果】このように本発明によれば、従来のYボ
ンドと同様にファスニングテープの固着安定性に優れ、
製造原価の低減が図れ、さらに紙おむつ使用時の取扱い
容易性が向上する等顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファスニングテープ部を示すもので、
(a)は側面図、(b)は斜視図である。
【図2】従来のファスニングテープ部の取付け方法を示
す側面図である。
【図3】本発明例のファスニングテープ部を示すもの
で、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
【符号の説明】
1 ファスニングテープ 2 フック部 3 バックシート 4 トップシート 5 リリーステープ 6 フックシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 修 東京都新宿区西新宿6−22−1 株式会社 クレシア内 Fターム(参考) 3B029 BD01 BD05 BF06 4C098 AA09 CC14 CE07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フックもしくはフック受けを有するファス
    ニングテープを紙おむつ本体の背部両側に固定し、フッ
    ク受けもしくはフックを有するフロンタルテープを紙お
    むつ本体の複部外面に固定し、これらフックとフック受
    けからなる機械的ファスナーにより繰り返し着脱使用す
    る紙おむつにおいて、該ファスニングテープの基端部を
    紙おむつの本体シート端縁部の外面に固着し、フックも
    しくはフック受け部材を該本体シートの端縁から側方に
    延設されたファスニングテープの先端部と該本体シート
    端縁部の内面に同時に固着したことを特徴とする紙おむ
    つ。
JP10168466A 1998-06-16 1998-06-16 紙おむつ Pending JP2000000269A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US11850132B2 (en) 2016-07-05 2023-12-26 Essity Hygiene And Health Aktiebolag Absorbent article having an improved fastening system and a method to manufacture such absorbent article

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