JP2000000066U - クッション材 - Google Patents

クッション材

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JP2000000066U
JP2000000066U JP1167497U JP1167497U JP2000000066U JP 2000000066 U JP2000000066 U JP 2000000066U JP 1167497 U JP1167497 U JP 1167497U JP 1167497 U JP1167497 U JP 1167497U JP 2000000066 U JP2000000066 U JP 2000000066U
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JP
Japan
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cushion material
resin sheet
synthetic resin
silicone rubber
adhesive layer
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Pending
Application number
JP1167497U
Other languages
English (en)
Inventor
芳信 米澤
Original Assignee
富士高分子工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クッション材本体(12)の一面側に伸縮性のない
合成樹脂シート(13)を固着結合し、この合成樹脂シート
(13)の外面に粘着剤層(14)を設けたことにより、CRT
ディスプレー装置や液晶ディスプレー装置のフィルター
に貼り付けるとき、直線状態を安定よく保持できるよう
になり、直線状の貼り付けが簡単に行えるクッション材
(11)を提供する。 【解決手段】細帯状のクッション材(11)の本体(12)はシ
リコンゴムで形成され、シリコンゴムの一面側に伸縮性
のない例えばポリエステルシート(13)をシリコンゴム接
着剤を用いて固着結合し、合成樹脂シートの外面に粘着
剤層(14)を設け、粘着剤層の表面に離型層(15)を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、クッション材、更に詳しくはCRTディスプレー装置や液晶ディ スプレー装置のフィルターに使用するクッション材に関する。
【0002】
【従来の技術】
CRTディスプレー装置や液晶ディスプレー装置においては、ブラウン管や液 晶の前面にフィルターを配置し、ブラウン管や液晶を保護すると共に、眼に有害 な紫外線や可視光線の中の有害度の強い光をカットし、更に外部光線の反射を吸 収することが行なわれている。
【0003】 上記フィルターは、強化樹脂等を用いて形成され、ブラウン管や液晶の前面に 取り付けるには、フィルターの背面側周囲に細い帯状のクッション材を貼り付け 、このクッション材をブラウン管や液晶の前面周囲に当接させ、ブラウン管や液 晶とフィルターの間に生じる隙間の周囲をクッション材で閉鎖した状態とする。
【0004】 従来、フィルターの周囲に取り付けるクッション材1は、図3と図4に示すよ うに、シリコンゴムを用いて細い帯状に形成したクッション材本体2の一面側に 粘着剤層3を設けた構造になっており、粘着剤層3で図5の如くフィルター4に 貼り付けることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、クッション材本体2に用いられているシリコンゴムは柔軟で伸縮性 に富み、引っ張ると伸びて緩めると曲るため、フィルターの周縁に沿って直線状 に貼り付けるのは極めて困難であるという問題がある。
【0006】 そこでこの考案は、上記のような問題点を解決するため、クッション材本体の 伸縮性をなくし、直線状の貼り付けが簡単に行えるクッション材を提供すること を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、細帯状のクッション材であっ て、前記クッション材本体はシリコンゴムで形成され、前記シリコンゴムの一面 側に伸縮性のない合成樹脂シートをシリコンゴム接着剤を用いて固着結合し、前 記合成樹脂シートの外面に粘着剤層を設け、前記粘着剤層の表面に離型層を設け たクッション材である。
【0008】 前記構成においては、クッション材がディスプレー装置にフィルターを取り付 けるための緩衝材であることが好ましい。このフィルターは公知のものであるが 、筺体と一体になっているフィルター(ディスプレー装置の画像表示部が透明プ レートで形成されており、それ以外の部分は不透明体の樹脂などで形成されてい るいるフィルター)も含む。本考案のクッション材は、液晶モジュールとその筺 体との緩衝材として用いることができる。 また前記構成においては、伸縮性のない合成樹脂シートがポリエステル樹脂シ ートであることが好ましい。 また前記構成においては、使用時にクッション材が直線状に保持されることが 好ましい。
【0009】 前記本考案の構成によれば、クッション材本体の一面側に伸縮性のない合成樹 脂シートを固着結合し、この合成樹脂シートの外面に粘着剤層を設けた構成を採 用したことにより、クッション材本体は一面側に貼合わせた合成樹脂シートによ り伸縮性がなく、直線状に引っ張っても伸びないため、直線状の貼り付けが簡単 に、しかも正確に行なえる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1と図2に基づいて説明する。 図示のように、クッション材11は、細い帯状に形成したクッション材本体1 2の一面側に伸縮性のない合成樹脂シート13を固着結合させ、このシート13 の外面に粘着剤層14を設け、その上に離形層15を設けた構造になっている。
【0011】 上記クッション材本体12は、例えば柔軟性と伸縮性を有するシリコンゴムを 用いて形成され、合成樹脂シート13はポリエステルシート又はポリエステルフ ィルムを用い、クッション材本体12に対し、シリコンゴム接着剤を用いて固着 結合されている。ここで固着結合とは、シリコンゴムと合成樹脂シートを剥がそ うとすると、シリコンゴムが凝集破壊する程度の結合一体化をいう。
【0012】 上記合成樹脂シート13の固着による結合によって、クッション材本体12は 伸縮性がなくなり、緩く引張り力を加えた直線状態のままで粘着剤層14によっ て貼り付けが行える。 なお、粘着剤層14は、離形紙(フィルム,シートでも良い)15によって使 用直前まで保護するようになっている。
【0013】 この考案のクッション材11は上記のような構成であり、CRTディスプレー 装置のブラウン管や液晶ディスプレー装置の液晶の前面に配置するフィルターを 取り付ける場合に使用する。
【0014】 クッション材11をフィルターに貼り付けるには、フィルターに対応する長さ に切断したクッション材11の粘着材層14から離形紙15を剥がし、クッショ ン材11を緩く引っ張って直線状にした状態で、図5と同じくフィルター4の背 面側の周縁に沿って貼り付ける。 クッション材11は、合成樹脂シート13の積層により伸縮性がないため、緊 張させたとき直線状態が安定よく保持され、フィルター4の側縁に沿って直線状 の貼り付けが支障なく行える。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、クッション材本体の一面側に伸縮性のない 合成樹脂シートを接着固定し、このシートの外面に粘着剤層を設けたので、伸縮 性に富む材料を用いて形成されたクッション材本体の伸縮性を合成樹脂シートで 阻止することができ、従って、クッション材をCRTディスプレー装置や液晶デ ィスプレー装置のフィルターに貼り付けるとき、直線状態を安定よく保持できる ようになり、クッション材の直線状の貼り付けが簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施の形態に係るクッション材
の斜視図を示す。
【図2】 同、拡大断面図を示す。
【図3】 従来のクッション材の斜視図を示す。
【図4】 同、拡大断面図を示す。
【図5】 同、使用状態を示す斜視図を示す。
【符号の説明】
1 クッション材 2 クッション材本体 3 粘着剤層 4 フィルター 11 クッション材 12 クッション材本体 13 合成樹脂シート 14 粘着剤層 15 剥離シート
フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 AA27 4F100 AK01B AK41B AK52A AK52G AN02A AN02G AR00C AR00D BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA10D CB00 GB41 JK08B JK11A JL01 JL04 JL13C JL14D 5G435 AA17 BB02 BB12 GG11 HH02 HH18 KK07

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細帯状のクッション材であって、前記ク
    ッション材本体はシリコンゴムで形成され、前記シリコ
    ンゴムの一面側に伸縮性のない合成樹脂シートをシリコ
    ンゴム接着剤を用いて固着結合し、前記合成樹脂シート
    の外面に粘着剤層を設け、前記粘着剤層の表面に離型層
    を設けたクッション材。
  2. 【請求項2】 クッション材がディスプレー装置にフィ
    ルターを取り付けるための緩衝材である請求項1のクッ
    ション材。
  3. 【請求項3】 伸縮性のない合成樹脂シートがポリエス
    テル樹脂シートである請求項1のクッション材。
  4. 【請求項4】 使用時にクッション材が直線状に保持さ
    れる請求項1のクッション材。
JP1167497U 1997-12-22 1997-12-22 クッション材 Pending JP2000000066U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047299A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Shin Etsu Polymer Co Ltd テレビ用緩衝材、テレビ用緩衝材の製造方法、および、テレビ

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