JP1753560S - 除草具の刃体 - Google Patents

Abstract

本物品は、使用状態を示す参考斜視図のように、柄に装着して除草作業に用いるものである。刃板の左右の側縁に、直線状の刃と弓状の刃を備え、除草具を左右に振って、側縁の刃で地面を削る操作、柄を前下方に押して、弓状の刃の前部で地面を削る操作、または、刃板先端部を雑草基部に刺した後、柄の後部を下方に押す操作、または柄を回転する操作によって除草するものである。 弓状の刃は、左右に振る操作以外に、雑草を掬い取るように操作して、雑草の周囲の地面を凹面状に小さく削り取ることが可能で、まばらに生えた雑草を一本ずつ除草する際に、必要外の地面を削る度合いを少なくでき、凹んだ地面の除草も可能である。 刃板の幅を、より狭くした刃板形状のものは、先端部が更に尖鋭になるので、小さな花木の根元の除草や、狭い場所での除草時に、より使い易い。 使用状態を示す参考斜視図の除草具を使用して、肘、または手首を支点として、除草具を左、または右に振って雑草を削る除草法は、従来の徐草具と比較して高速除草操作が可能で、毎秒２～４回程度の除草操作ができる。 弓状の刃は、左右に振る操作によって撫でるように弓状に移動するので、包丁を滑らせるようにして切るのと同様の効果があり、削り幅は狭いが軽快に地面を削って除草できる。 直線状の刃は、左右に振って複数の雑草を同時に削る用途に適し、平面視において、除草方向に対して刃を斜め向きにすれば、包丁を滑らせて切るのと同様の効果が得られる。