JPH1013808A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JPH1013808A
JPH1013808A JP8163284A JP16328496A JPH1013808A JP H1013808 A JPH1013808 A JP H1013808A JP 8163284 A JP8163284 A JP 8163284A JP 16328496 A JP16328496 A JP 16328496A JP H1013808 A JPH1013808 A JP H1013808A
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Motoji Omori
基司 大森
Natsume Matsuzaki
なつめ 松崎
Makoto Tatebayashi
誠 館林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報提供者が提供する情報を、契約者が記録
して繰り返し利用する場合、利用度合に応じて課金する
ことができる情報提供システムを提供する。 【解決手段】 情報提供者X1は、提供すべき情報に、
課金基準データを付加して配信する。契約者A4には、
情報サーバ10aおよびユーザ端末20aが設けられて
おり、情報サーバ10aのXの受信部101aは、情報
提供者X1が配信する情報を受信する。情報記録部11
0aは、Xの受信部101aが受信した情報を記録す
る。Xの課金部103aは、情報記録部110aに記録
された情報が、ユーザ端末20aに伝達される毎に、そ
の情報に付加された課金基準データに基づいて、その情
報の利用料金を算定する。データ記録部112aは、X
の課金部103aが算定して得られた利用料金を記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システム
に関し、より特定的には、情報提供者が契約者に情報を
提供して、利用度合に応じて課金する情報提供システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BS放送、CS放送、ディジタル
CATVなど、有料情報提供サービスが広く行なわれる
ようになった。こうしたサービスでは、通常、ユーザ
は、情報提供者に、毎月、一定の金額の利用料金を支払
うことにより、情報提供者が提供する情報を、自由に利
用することができる。このため、提供される情報を、V
TR等により記録して繰り返し利用したり、さらには、
記録した情報を、他のユーザに貸与あるいは譲渡するよ
うな行為が少なからず行われ、情報提供者の利益が守ら
れないという不都合が生じている。
【0003】そこで、上記のような行為を制限すること
ができる情報提供システムの開発が行われている。以下
には、こうしたシステムの一例として、特開平7−16
2832号公報に記載されている映像情報伝送装置につ
いて説明する。この装置は、映像情報をスクランブルさ
れたままで記録することができ、従って、記録された情
報の再生に一定の制限を加えることができる。
【0004】図6は、上記従来の映像情報伝送装置の構
成を示すブロック図である。図6の装置は、送信装置9
01、受信装置906および伝送路905で構成されて
いる。送信装置901は、スクランブル装置902、再
生限定情報生成装置903、多重装置904を備えてい
る。受信装置906は、分離装置907、変換装置90
8、ICカードI/F909、ICカード910、VT
R911およびデスクランブル装置912を備えてい
る。
【0005】図6のスクランブル装置902は、映像情
報をスクランブルする。再生限定情報生成装置903
は、受信装置906での再生を限定するための再生限定
情報を生成する。多重化装置904は、映像情報と再生
限定情報とを多重化する。分離装置907は、多重化さ
れた情報を、映像情報と再生限定情報とに分離する。変
換装置908は、映像情報のフォーマットを変換する。
VTR911は、映像情報を記録する。ICカードI/
F909は、ICカード910に再生限定情報を記録す
る。ICカード910は、再生限定情報を格納する。デ
スクランブル装置912は、再生限定情報に基づいて、
スクランブルされた映像信号をデスクランブルする。
【0006】以下には、図6の映像情報伝送装置の動作
について説明する。送信装置901において、スクラン
ブル装置902が映像情報をスクランブルする一方、再
生限定情報生成装置903は、制御情報に従って、再生
限定情報を生成して暗号化するとともに、スクランブル
装置902に対してスクランブル情報を与える。多重装
置904は、スクランブル装置902が出力する映像情
報と、再生限定情報生成装置903が与える再生限定情
報とを多重化して、伝送路905を介して受信装置90
6へ送信する。
【0007】送信された情報は、受信装置906の分離
装置907により、映像情報と再生限定情報とに分離さ
れる。分離して得られた映像情報は、変換装置908に
おいて、伝送用のフォーマットから記録用のフォーマッ
トに変換された後、VTR911により、磁気テープに
記録される。一方、分離して得られた再生限定情報は、
ICカードI/F909においてICカード910に記
録される。ユーザがICカード910をデスクランブル
装置912に接続すると、デスクランブル装置912
は、ICカード910から読み出した再生限定情報が許
可する範囲内で、VTR911に記録された映像情報を
デスクランブルする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図6の
装置は、映像情報が録画されて、無制限に再生されるの
を防ぐことができる。しかし、情報提供者にとって、ユ
ーザとの間で、毎月の利用料金を予め一定の金額に決め
ておき、一方で、上記装置等を用いて、情報の利用を、
予め定めた利用度合の上限以下に制限するような方法
は、必ずしも有益なものとはいえない。ユーザが情報を
記録して繰り返し利用したいと希望するのであれば、記
録して好きな回数だけ利用してもらい、利用度合に応じ
て、利用料金を徴収する方がより望ましい。同様に、ユ
ーザが記録した情報を他のユーザに貸与あるいは譲渡し
たいと望む場合にも、一定の条件の下で、貸与あるいは
譲渡してもらい、利用度合に応じて、いずれかのユーザ
から利用料金を徴収するのが望ましい。
【0009】また、ユーザにとっても、情報を記録して
利用できなかったり、他のユーザが記録した情報を利用
できないのは不便であり、また、利用料金を予め一定の
金額に決めておくと、情報を利用する頻度によっては、
利益にならない場合がある。
【0010】従って、本発明の目的は、情報提供者から
ユーザに情報を提供して、利用度合に応じて課金するこ
とができるような情報提供システムを提供することであ
る。
【0011】また、情報が正規のユーザ以外の者によっ
て利用されたり、課金に関するデータが不正に操作され
るようなことがあると、利用度合に応じた課金を正しく
行うことができない。
【0012】従って、本発明の他の目的は、上記システ
ムにおいて、情報や課金に関するデータを、より安全に
伝達できるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、1以上の情報提供者と契約者とからなり、情報
提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、提供され
る情報を利用して、情報提供者に利用料金を支払うよう
な情報提供システムであって、1以上の情報提供者側に
はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用料金を
算定するための課金基準データを付加して配信する配信
手段が設けられ、契約者側には、情報サーバおよび当該
情報サーバに情報伝達可能に接続された1以上の端末が
設けられ、情報サーバは、1以上の情報提供者が提供す
る情報を受信する受信手段と、受信手段が受信した情報
を記録する情報記録手段と、情報記録手段が記録した情
報が、1以上の端末に伝達される毎に、当該情報に付加
されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
料金を算定する課金手段と、課金手段が算定して得られ
た利用料金を記録するデータ記録手段とを備えている。
【0014】上記のように、第1の発明では、1以上の
情報提供者側に設けられた配信手段は、提供しようとす
る情報に当該情報の利用料金を算定するための課金基準
データを付加して配信する。契約者側には情報サーバお
よび1以上の端末が設けられ、情報サーバの受信手段
は、1以上の情報提供者が配信する情報を受信する。情
報記録手段は、受信手段が受信した情報を記録する。課
金手段は、情報記録手段が記録した情報が1以上の端末
に伝達される毎に、当該情報に付加された課金基準デー
タに基づいて、当該情報の利用料金を算定する。データ
記録手段は、課金手段が算定して得られた利用料金を記
録する。なお、記録された利用料金は、所定の方法で情
報提供者に通知され、契約者は当該料金を支払うことに
なる。
【0015】このように、情報サーバは、1以上の情報
提供者が提供する情報を記録する。そして、情報サーバ
は、記録した情報が1以上の端末に伝達される毎に、当
該情報の利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記
録する。これにより、契約者が情報を記録して繰り返し
利用する場合、利用度合に応じた課金ができる。
【0016】第2の発明は、第1の発明において、1以
上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化され
ており、情報サーバは、情報記録手段が記録した情報を
復号する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とし
ている。
【0017】上記のように、第2の発明では、1以上の
情報提供者が提供する情報が暗号化されている場合、情
報記録手段は、当該情報を、暗号化されたままで記録す
る。第1の復号手段は、情報記録手段が記録した情報
が、1以上の端末に伝達される際に、当該情報を復号す
る。
【0018】このように、情報サーバは、提供される情
報を暗号化されたままで記録し、当該情報が端末に伝達
される際に復号することにより、記録された情報が不正
に利用されるのを防ぐことができる。
【0019】第3の発明は、第2の発明において、デー
タ記録手段は、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、情報サーバは、第1の復号手段が復号して得られた
情報を、データ記録手段が記憶している1以上の端末毎
の秘密鍵でそれぞれ再暗号化する共通暗号化手段をさら
に備え、1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶
しており、情報サーバから伝達された、再暗号化された
情報を、当該秘密鍵で復号する第2の復号手段を備える
ことを特徴としている。
【0020】上記のように、第3の発明では、データ記
録手段が1以上の端末毎の秘密鍵を記憶しておき、共通
暗号化手段は、第1の復号手段が復号して得られた情報
を、当該秘密鍵で再暗号化する。再暗号化された情報が
1以上の端末に伝達されると、第2の復号手段は、伝達
された、再暗号化された情報を、記憶している自己の秘
密鍵で復号する。これにより、情報サーバから1以上の
端末に、安全に情報を伝達できる。
【0021】第4の発明は、第2の発明において、デー
タ記録手段は、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、第
1の復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手段
が発生する乱数で再暗号化し、かつ、当該乱数を、デー
タ記録手段が記憶している1以上の端末毎の秘密鍵でそ
れぞれ暗号化する共通暗号化手段とをさらに備え、1以
上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶しており、情
報サーバから伝達された、暗号化された乱数を、当該秘
密鍵で復号し、かつ情報サーバから伝達された、再暗号
化された情報を、復号して得た乱数で復号する第2の復
号手段を備えることを特徴としている。
【0022】上記のように、第4の発明では、乱数発生
手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、第1の復号手
段が復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化す
る。また、データ記録手段が1以上の端末毎の秘密鍵を
記憶しておき、共通暗号化手段は、さらに、乱数発生手
段が発生した乱数を、当該秘密鍵で暗号化する。再暗号
化された情報および暗号化された乱数が1以上の端末に
伝達されると、第2の復号手段は、伝達された、暗号化
された乱数を、記憶している自己の秘密鍵で復号し、さ
らに、伝達された、再暗号化された情報を、復号して得
た乱数で復号する。このように、情報を乱数で再暗号化
し、さらに、当該乱数を端末毎の秘密鍵で暗号化するこ
とにより、情報サーバから1以上の端末に、より安全に
情報を伝達できる。
【0023】第5の発明は、1以上の情報提供者と契約
者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供し、
契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者に利
用料金を支払うような情報提供システムの契約者側に設
けられる情報サーバであって、1以上の情報提供者はそ
れぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用料金を算定
するための課金基準データを付加して配信し、契約者側
には、さらに、当該情報サーバに情報伝達可能に接続さ
れた1以上の端末が設けられており、1以上の情報提供
者が提供する情報を受信する受信手段と、受信手段が受
信した情報を記録する情報記録手段と、情報記録手段が
記録した情報が、1以上の端末に伝達される毎に、当該
情報に付加されている課金基準データに基づいて、当該
情報の利用料金を算定する課金手段と、課金手段が算定
して得られた利用料金を記録するデータ記録手段とを備
えている。
【0024】上記のように、第5の発明では、1以上の
情報提供者は、提供しようとする情報に、当該情報の利
用料金を算定するための課金基準データを付加して配信
する。契約者側には、情報サーバに情報伝達可能に接続
された1以上の端末が、さらに設けられている。情報サ
ーバの受信手段は、1以上の情報提供者が提供する情報
を受信する。情報記録手段は、受信手段が受信した情報
を記録する。課金手段は、情報記録手段が記録した情報
が、1以上の端末に伝達される毎に、当該情報に付加さ
れた課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
算定する。データ記録手段は、課金手段が算定して得ら
れた利用料金を記録する。なお、記録された利用料金
は、所定の方法で各情報提供者に通知され、契約者は当
該料金を支払うことになる。
【0025】このように、情報サーバは、1以上の情報
提供者が提供する情報を記録する。そして、情報サーバ
は、記録した情報が1以上の端末に伝達される毎に、当
該情報の利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記
録する。これにより、契約者が情報を記録して繰り返し
利用する場合、利用度合に応じた課金ができる。
【0026】第6の発明は、第5の発明において、1以
上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化され
ており、情報記録手段が記録した情報を復号する復号手
段をさらに備えることを特徴としている。
【0027】上記のように、第6の発明では、1以上の
情報提供者が提供する情報が暗号化されている場合、情
報記録手段は、当該情報を暗号化されたままで記録す
る。復号手段は、情報記録手段が記録した情報が1以上
の端末に伝達される際に、当該情報を復号する。
【0028】このように、提供される情報が暗号化され
ている場合、当該情報を暗号化されたままで記録し、当
該情報が端末に伝達される際に復号することにより、記
録された情報が不正に利用されるのを防ぐことができ
る。
【0029】第7の発明は、第6の発明において、1以
上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶しており、情
報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、当該
秘密鍵で復号する機能を有し、データ記録手段は、1以
上の端末毎の秘密鍵を記憶しており、復号手段が復号し
て得られた情報を、データ記録手段が記憶している1以
上の端末毎の秘密鍵でそれぞれ再暗号化する共通暗号化
手段をさらに備えることを特徴としている。
【0030】上記のように、第7の発明では、データ記
録手段が1以上の端末毎の秘密鍵を記憶しておき、共通
暗号化手段は、復号手段が復号して得られた情報を、当
該秘密鍵で再暗号化する。再暗号化された情報が1以上
の端末に伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達
された、再暗号化された情報を、記憶している自己の秘
密鍵で復号する。これにより、情報サーバから1以上の
端末に、安全に情報を伝達できる。
【0031】第8の発明は、第6の発明において、1以
上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶しており、情
報サーバから伝達された、暗号化された乱数を、当該秘
密鍵で復号し、かつ、情報サーバから伝達された、再暗
号化された情報を、復号して得た乱数で復号する機能を
有し、データ記録手段は、1以上の端末毎の秘密鍵を記
憶しており、乱数を発生する乱数発生手段と、復号手段
が復号して得られた情報を、乱数発生手段が発生する乱
数で再暗号化し、かつ、当該乱数を、データ記録手段が
記憶している1以上の端末毎の秘密鍵で暗号化する共通
暗号化手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0032】上記のように、第8の発明では、乱数発生
手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が復
号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化する。ま
た、データ記録手段が1以上の端末毎の秘密鍵を記憶し
ておき、共通暗号化手段は、さらに、乱数発生手段が発
生した乱数を、当該秘密鍵で暗号化する。再暗号化され
た情報および暗号化された乱数が1以上の端末に伝達さ
れると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された、暗号化
された乱数を、記憶している自己の秘密鍵で復号し、さ
らに、伝達された、再暗号化された情報を、復号して得
た乱数で復号する。このように、情報を乱数で再暗号化
し、さらに、当該乱数を端末毎の秘密鍵で暗号化するこ
とにより、情報サーバから1以上の端末に、より安全に
情報を伝達できる。
【0033】第9の発明は、1以上の情報提供者と契約
者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供し、
契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者に利
用料金を支払うような情報提供システムの契約者側に設
けられる端末であって、1以上の情報提供者はそれぞ
れ、提供すべき情報を暗号化したうえ、当該情報の利用
料金を算定するための課金基準データを付加して配信
し、契約者側には、端末の秘密鍵を記憶しており、1以
上の情報提供者が提供する情報を受信し、かつ受信した
情報を記録し、かつ記録した情報が端末に伝達される毎
に、当該情報に付加されている課金基準データに基づい
て当該情報の利用料金を算定し、かつ算定して得た利用
料金を記録し、かつ記録した情報を復号し、かつ復号し
て得た情報を当該秘密鍵で再暗号化する機能を有する情
報サーバがさらに設けられ、自己の秘密鍵を記憶してお
り、情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
を、当該秘密鍵で復号する復号手段を備えている。
【0034】上記のように、第9の発明では、1以上の
情報提供者は、提供しようとする情報を暗号化したう
え、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
タを付加して配信する。契約者側に設けられた情報サー
バは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信して記
録する。記録した情報が端末に伝達される毎に、情報サ
ーバは、当該情報に付加されている課金基準データに基
づいて、当該情報の利用料金を算定し、算定して得た利
用料金を記録する。なお、記録された利用料金は、所定
の方法で各情報提供者に通知され、契約者は当該料金を
支払うことになる。情報サーバは、端末毎の秘密鍵を記
憶しておき、記録した情報が端末に伝達される際に、当
該情報を復号し、復号して得た情報を、当該秘密鍵で再
暗号化する。再暗号化された情報が端末に伝達される
と、復号手段は、伝達された、再暗号化された情報を、
記憶している自己の秘密鍵で復号する。
【0035】このように、情報サーバは、情報提供者が
提供する情報を記録し、記録した情報が1以上の端末に
伝達される毎に、その情報の利用料金を算定し、算定し
て得た利用料金を記録することにより、契約者が情報を
記録して繰り返し利用する場合、利用度合に応じた課金
を行う。記録した情報が端末に伝達される際に、情報サ
ーバは、当該情報を復号し、復号して得た情報を、端末
の秘密鍵で再暗号化する。端末は、伝達された、再暗号
化された情報を復号する。これにより、利用度合に応じ
た課金を行う際、情報サーバから端末に、安全に情報を
伝達することができる。
【0036】第10の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供システムの契約者側
に設けられる端末であって、1以上の情報提供者はそれ
ぞれ、提供すべき情報を暗号化したうえ、当該情報の利
用料金を算定するための課金基準データを付加して配信
し、契約者側には、端末の秘密鍵を記憶しており、1以
上の情報提供者が提供する情報を受信し、かつ受信した
情報を記録し、かつ記録した情報が端末に伝達される毎
に、当該情報に付加されている課金基準データに基づい
て当該情報の利用料金を算定し、かつ算定して得た利用
料金を記録し、かつ記録した情報を復号し、かつ乱数を
発生し、かつ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化
し、かつ当該乱数を当該秘密鍵で暗号化する機能を有す
る情報サーバがさらに設けられ、自己の秘密鍵を記憶し
ており、情報サーバから伝達された、暗号化された乱数
を、当該秘密鍵で復号し、かつ情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、復号して得た乱数で復号す
る復号手段を備えている。
【0037】上記のように、第10の発明では、1以上
の情報提供者は、提供しようとする情報を暗号化したう
え、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
タを付加して配信する。契約者側に設けられた情報サー
バは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信して記
録する。記録した情報が端末に伝達される毎に、情報サ
ーバは、当該情報に付加されている課金基準データに基
づいて、当該情報の利用料金を算定し、算定して得た利
用料金を記録する。なお、記録された利用料金は、所定
の方法で各情報提供者に通知され、契約者は当該料金を
支払うことになる。情報サーバは、記録した情報が端末
に伝達される際に、当該情報を復号し、乱数を発生し、
復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化する。情報サ
ーバはまた、端末の秘密鍵を記憶しておき、発生した乱
数を、当該秘密鍵で暗号化する。再暗号化された情報お
よび暗号化された乱数が端末に伝達されると、復号手段
は、伝達された、暗号化された乱数を、記憶している自
己の秘密鍵で復号し、さらに、伝達された、再暗号化さ
れた情報を、復号して得た乱数で復号する。
【0038】このように、情報サーバは、情報提供者が
提供する情報を記録し、記録した情報が1以上の端末に
伝達される毎に、その情報の利用料金を算定し、算定し
て得た利用料金を記録することにより、契約者が情報を
記録して繰り返し利用する場合、利用度合に応じた課金
を行う。記録した情報が端末に伝達される際に、情報サ
ーバは、当該情報を復号し、乱数を発生し、復号して得
た情報を、当該乱数で再暗号化し、さらに、当該乱数
を、端末の秘密鍵で暗号化する。端末は、伝達された、
暗号化された乱数を、自己の秘密鍵で復号し、さらに、
伝達された、再暗号化された情報を、復号して得た乱数
で復号する。これにより、利用度合に応じた課金を行う
際、情報サーバから端末に、安全に情報を伝達すること
ができる。
【0039】第11の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供システムであって、
1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき情報
に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
タを付加して配信する配信手段が設けられ、契約者側に
は、情報サーバおよびオフライン端末が設けられ、情報
サーバは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信す
る受信手段と、受信手段が受信した情報の利用度合およ
び当該情報を利用可能な端末を制限するための実行権デ
ータを作成し、かつ、作成した実行権データおよび当該
情報に付加されている課金基準データに基づいて、当該
情報の利用料金を算定する課金手段と、課金手段が算定
して得られた利用料金を記録するデータ記録手段とを備
え、オフライン端末は、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから
伝達された情報の利用を許可することを特徴としてい
る。
【0040】上記のように、第11の発明では、1以上
の情報提供者側に設けられた配信手段はそれぞれ、提供
しようとする情報に、当該情報の利用料金を算定するた
めの課金基準データを付加して配信する。契約者側に
は、情報サーバおよびオフライン端末が設けられ、情報
サーバの受信手段は、1以上の情報提供者が提供する情
報を受信する。課金手段は、受信手段が受信した情報の
利用度合および当該情報を利用できる端末を制限するた
めの実行権データを作成し、かつ作成した実行権データ
および当該情報に付加されている課金基準データに基づ
いて、当該情報の利用料金を算定する。データ記録手段
は、課金手段が算定して得られた利用料金を記録する。
なお、記録された利用料金は、所定の方法で各情報提供
者に通知され、契約者は当該料金を支払うことになる。
受信手段が受信した情報および課金手段が作成した実行
権データがオフライン端末に伝達されると、オフライン
端末は、伝達された実行権データが所定の条件を満たす
場合に、伝達された情報の利用を許可する。
【0041】このように、情報サーバは、情報の利用度
合および情報を利用できる端末を制限するための実行権
データを作成し、同時に、当該情報に付加された課金基
準データを参照して、作成した実行権データに応じた利
用料金を算定して記録する。オフライン端末は、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報を利用するのを許可する。これにより、契約者
がオフライン端末において情報を利用する場合、利用度
合に応じた課金ができる。
【0042】第12の発明は、第11の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、受信手段が受信した情報を
復号する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とし
ている。
【0043】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0044】第13の発明は、第12の発明において、
情報サーバは、第1の復号手段が復号して得られた情報
を、所定の方式で再暗号化する共通暗号化手段をさらに
備え、オフライン端末は、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に復号する第2の復
号手段を備えることを特徴としている。
【0045】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0046】第14の発明は、第12の発明において、
情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、第1の
復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手段が発
生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とをさらに備
え、オフライン端末は、情報サーバから伝達された、再
暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行権
データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから伝
達された乱数で復号する第2の復号手段を備えることを
特徴としている。
【0047】上記のように、第14の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、第1の復号
手段が復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化す
る。再暗号化された情報、発生された乱数および作成さ
れた実行権データがオフライン端末に伝達されると、第
2の復号手段は、伝達された、再暗号化された情報を、
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
伝達された乱数で復号する。これにより、実行権データ
が所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にす
ることができる。
【0048】第15の発明は、第14の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および課金手段が作成した実行権デ
ータは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体
を介して、それぞれオフライン端末に伝達されることを
特徴としている。
【0049】これにより、情報サーバからオフライン端
末に、安全に情報を伝達できる。
【0050】第16の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供システムの契約者側
に設けられる情報サーバであって、1以上の情報提供者
はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用料金を
算定するための課金基準データを付加して配信し、契約
者側には、さらに、伝達された実行権データが所定の条
件を満たす場合に、伝達された情報の利用を許可する機
能を有するオフライン端末が設けられ、1以上の情報提
供者が提供する情報を受信する受信手段と、受信手段が
受信した情報の利用度合および当該情報を利用可能な端
末を制限するための実行権データを作成し、かつ、作成
した実行権データおよび当該情報に付加されている課金
基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定する
課金手段と、課金手段が算定して得られた利用料金を記
録するデータ記録手段とを備えている。
【0051】上記のように、第16の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。受信手段は、1以上の情報提供者が提
供する情報を受信する。課金手段は、受信手段が受信し
た情報の利用度合および当該情報を利用できる端末を制
限するための実行権データを作成し、かつ作成した実行
権データおよび当該情報に付加されている課金基準デー
タに基づいて、当該情報の利用料金を算定する。データ
記録手段は、課金手段が算定して得られた利用料金を記
録する。なお、記録された利用料金は、所定の方法で各
情報提供者に通知され、契約者は当該料金を支払うこと
になる。受信手段が受信した情報および課金手段が作成
した実行権データがオフライン端末に伝達されると、オ
フライン端末は、伝達された実行権データが所定の条件
を満たす場合に、伝達された情報の利用を許可する。
【0052】このように、情報サーバは、情報の利用度
合および当該情報を利用できる端末を制限するための実
行権データを作成し、同時に、当該情報に付加された課
金基準データを参照して、作成した実行権データに応じ
た利用料金を算定して記録する。オフライン端末は、伝
達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、情
報を利用するのを許可する。これにより、契約者がオフ
ライン端末において情報を利用する場合、利用度合に応
じた課金ができる。
【0053】第17の発明は、第16の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、受信手段が受信した情報を復号する復号手
段をさらに備えることを特徴としている。
【0054】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、当該情報を復号でき
る。
【0055】第18の発明は、第17の発明において、
オフライン端末は、情報サーバから伝達された、再暗号
化された情報を、情報サーバから伝達された実行権デー
タが所定の条件を満たす場合に復号する機能を有してお
り、復号手段が復号して得られた情報を、所定の方式で
再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えることを特徴
としている。
【0056】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0057】第19の発明は、第17の発明において、
オフライン端末は、情報サーバから伝達された、再暗号
化された情報を、情報サーバから伝達された実行権デー
タが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから伝達さ
れた乱数で復号する機能を有しており、乱数を発生する
乱数発生手段と、復号手段が復号して得られた情報を、
乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化
手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0058】上記のように、第19の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が
復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化する。再
暗号化された情報、発生された乱数および作成された実
行権データがオフライン端末に伝達されると、オフライ
ン端末は、伝達された、再暗号化された情報を、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた乱数で復号する。これにより、実行権データが所定
の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にすること
ができる。
【0059】第20の発明は、第19の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および課金手段が作成した実行権デ
ータは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体
を介して、それぞれオフライン端末に伝達されることを
特徴としている。
【0060】これにより、情報サーバからオフライン端
末に、安全に情報を伝達できる。
【0061】第21の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供システムの契約者側
に設けられるオフライン端末であって、1以上の情報提
供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用料
金を算定するための課金基準データを付加して配信し、
契約者側には、さらに、1以上の情報提供者が提供する
情報を受信し、かつ受信した情報の利用度合および当該
情報を利用可能な端末を制限するための実行権データを
作成し、かつ作成した実行権データおよび当該情報に付
加されている課金基準データに基づいて、当該情報の利
用料金を算定し、かつ算定して得た利用料金を記録する
機能を有する情報サーバが設けられ、情報サーバから伝
達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、情
報サーバから伝達された情報の利用を許可することを特
徴としている。
【0062】上記のように、第21の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。契約者側に設けられた情報サーバは、
各情報提供者が提供する情報を受信すると、受信した情
報の利用度合および当該情報を利用可能な端末を制限す
るための実行権データを作成し、かつ作成した実行権デ
ータおよび当該情報に付加されている課金基準データに
基づいて、当該情報の利用料金を算定して記録する。再
暗号化された情報および作成された実行権データがオフ
ライン端末に伝達されると、オフライン端末は、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報の利用を許可する。
【0063】このように、情報サーバは、情報の利用度
合および情報を利用できる端末を制限するための実行権
データを作成し、同時に、当該情報に付加された課金基
準データを参照して、作成した実行権データに応じた利
用料金を算定して記録する。オフライン端末は、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報の利用を許可する。これにより、契約者がオフ
ライン端末で情報を利用する場合、利用度合に応じて課
金できる。
【0064】第22の発明は、第21の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、受信した情報を復号する機
能をさらに有することを特徴としている。
【0065】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0066】第23の発明は、第22の発明において、
情報サーバは、復号して得た情報を、所定の方式で再暗
号化する機能をさらに有し、情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された
実行権データが所定の条件を満たす場合に復号する復号
手段を備えることを特徴としている。
【0067】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0068】第24の発明は、第22の発明において、
情報サーバは、乱数を発生し、かつ、復号して得た情報
を、当該乱数で再暗号化する機能をさらに有し、情報サ
ーバから伝達された、再暗号化された情報を、情報サー
バから伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
合に、情報サーバから伝達された乱数で復号する復号手
段を備えることを特徴としている。
【0069】上記のように、第24の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該乱数
で再暗号化する。再暗号化された情報、発生された乱数
および作成された実行権データがオフライン端末に伝達
されると、復号手段は、伝達された、暗号化された乱数
および実行権データを復号し、さらに、伝達された、再
暗号化された情報を、復号して得た実行権データが所定
の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号する。
これにより、実行権データが所定の条件を満たす場合に
のみ、情報を利用可能にすることができる。
【0070】第25の発明は、第24の発明において、
情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込み/
読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、情報サーバが
発生した乱数および作成した実行権データは、記録内容
の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞ
れオフライン端末に伝達されることを特徴としている。
【0071】これにより、情報サーバからオフライン端
末に、安全に情報を伝達できる。
【0072】第26の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第1の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムであ
って、1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき
情報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準
データを付加して配信する配信手段が設けられ、第1の
契約者側には情報サーバが、第2の契約者側には1以上
の端末がそれぞれ設けられ、情報サーバは、1以上の情
報提供者が提供する情報を受信する受信手段と、受信手
段が受信した情報の利用度合および当該情報を利用可能
な端末を制限するための実行権データを作成し、かつ、
作成した実行権データおよび当該情報に付加されている
課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定
する課金手段と、課金手段が算定して得られた利用料金
を記録するデータ記録手段とを備え、1以上の端末はそ
れぞれ、情報サーバから伝達された実行権データが所定
の条件を満たす場合に、情報サーバから伝達された情報
の利用を許可することを特徴としている。
【0073】上記のように、第26の発明では、1以上
の情報提供者側に設けられた配信手段はそれぞれ、提供
しようとする情報に、当該情報の利用料金を算定するた
めの課金基準データを付加して配信する。第1の契約者
側には情報サーバが、第2の契約者側には1以上の端末
がそれぞれ設けられており、情報サーバの受信手段は、
1以上の情報提供者が提供する情報を受信する。課金手
段は、受信手段が受信した情報の利用度合および当該情
報を利用可能な端末を制限するための実行権データを作
成し、かつ作成した実行権データおよび当該情報に付加
されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
料金を算定する。データ記録手段は、課金手段が算定し
て得られた利用料金を記録する。なお、記録された利用
料金は、所定の方法で各情報提供者に通知され、契約者
は当該料金を支払うことになる。受信手段が受信した情
報および課金手段が作成した実行権データが第2の契約
者側に伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報の利用を許可する。
【0074】このように、第1の契約者側に設けられた
情報サーバは、情報の利用度合および情報を利用できる
端末を制限するための実行権データを作成し、同時に、
当該情報に付加された課金基準データを参照して、作成
した実行権データに応じた利用料金を算定して記録す
る。一方、第2の契約者側に設けられた1以上の端末は
それぞれ、伝達された実行権データが所定の条件を満た
す場合に、伝達された情報を利用するのを許可する。こ
れにより、第1の契約者が受信した情報を第2の契約者
が利用する場合、利用度合に応じて、第1の契約者に課
金できる。なお、第1の契約者により受信された情報を
第2の契約者が利用して、第1の契約者に課金するとい
う提供形態は、情報をプレゼントするという、情報提供
の新たな形態である。
【0075】第27の発明は、第26の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、受信手段が受信した情報を
復号する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とし
ている。
【0076】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0077】第28の発明は、第27の発明において、
情報サーバは、第1の復号手段が復号して得られた情報
を、所定の方式で再暗号化する共通暗号化手段をさらに
備え、1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達さ
れた、再暗号化された情報を、情報サーバから伝達され
た実行権データが所定の条件を満たす場合に復号する第
2の復号手段を備えることを特徴としている。
【0078】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0079】第29の発明は、第27の発明において、
情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、第1の
復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手段が発
生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とをさらに備
え、1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された
実行権データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバ
から伝達された乱数で復号する第2の復号手段を備える
ことを特徴としている。
【0080】上記のように、第29の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、第1の復号
手段が復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化す
る。再暗号化された情報、発生された乱数および作成さ
れた実行権データが第2の契約者側に伝達されると、第
2の復号手段は、伝達された、再暗号化された情報を、
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
伝達された乱数で復号する。これにより、実行権データ
が所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にす
ることができる。
【0081】第30の発明は、第29の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および課金手段が作成した実行権デ
ータは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体
を介して、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを
特徴としている。
【0082】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0083】第31の発明は、第27の発明において、
情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、第1の
復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手段が発
生する乱数で再暗号化し、かつ、乱数発生手段が発生し
た乱数および課金手段が作成した実行権データを所定の
方式で暗号化する共通暗号化手段とをさらに備え、1以
上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、暗号
化された乱数および実行権データを復号し、かつ、情報
サーバから伝達された、再暗号化された情報を、復号し
て得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復号
して得た乱数で復号する第2の復号手段を備えることを
特徴としている。
【0084】上記のように、第31の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、第1の復号
手段が復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化
し、さらに、当該乱数および課金手段が作成した実行権
データを所定の方式で暗号化する。再暗号化された情報
ならびに暗号化された乱数および実行権データが第2の
契約者側に伝達されると、第2の復号手段は、伝達され
た、暗号化された乱数および実行権データを復号し、さ
らに、伝達された、再暗号化された情報を、復号して得
た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復号して
得た乱数で復号する。これにより、実行権データが所定
の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にすること
ができる。
【0085】第32の発明は、第31の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報ならびに共
通暗号化手段が暗号化して得られた乱数および実行権デ
ータは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2
の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0086】第33の発明は、第31の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、共通暗号
化手段が暗号化して得られた乱数および実行権データ
は、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0087】第32および第33の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0088】第34の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第1の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムの第
1の契約者側に設けられる情報サーバであって、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報
の利用料金を算定するための課金基準データを付加して
配信し、第2の契約者側には、情報サーバから伝達され
た実行権データが所定の条件を満たす場合に、情報サー
バから伝達された情報の利用を許可する機能を有する1
以上の端末が設けられており、1以上の情報提供者が提
供する情報を受信する受信手段と、受信手段が受信した
情報の利用度合および当該情報を利用可能な端末を制限
するための実行権データを作成し、かつ、作成した実行
権データおよび当該情報に付加されている課金基準デー
タに基づいて、当該情報の利用料金を算定する課金手段
と、課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
ータ記録手段とを備えている。
【0089】上記のように、第34の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。受信手段は、1以上の情報提供者が提
供する情報を受信する。課金手段は、受信手段が受信し
た情報の利用度合および当該情報を利用できる端末を制
限するための実行権データを作成し、かつ作成した実行
権データおよび当該情報に付加されている課金基準デー
タに基づいて、当該情報の利用料金を算定する。データ
記録手段は、課金手段が算定して得られた利用料金を記
録する。なお、記録された利用料金は、所定の方法で各
情報提供者に通知され、契約者は当該料金を支払うこと
になる。受信手段が受信した情報および課金手段が作成
した実行権データが第2の契約者側に伝達されると、1
以上の端末はそれぞれ、伝達された実行権データが所定
の条件を満たす場合に、伝達された情報の利用を許可す
る。
【0090】このように、第1の契約者側に設けられた
情報サーバは、情報の利用度合および情報を利用できる
端末を制限するための実行権データを作成し、同時に、
当該情報に付加された課金基準データを参照して、作成
した実行権データに応じた利用料金を算定して記録す
る。一方、第2の契約者側に設けられた1以上の端末は
それぞれ、伝達された実行権データが所定の条件を満た
す場合に、伝達された情報を利用するのを許可する。こ
れにより、第1の契約者が受信した情報を、第2の契約
者が利用する場合、利用度合に応じて、第1の契約者に
課金できる。なお、第1の契約者により受信された情報
を第2の契約者が利用して、第1の契約者に課金すると
いう提供形態は、情報をプレゼントするという、情報提
供の新たな形態である。
【0091】第35の発明は、第34の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、受信手段が受信した情報を復号する復号手
段をさらに備えることを特徴としている。
【0092】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、当該情報を復号でき
る。
【0093】第36の発明は、第35の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に復号する機能を有
しており、復号手段が復号して得られた情報を、所定の
方式で再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えること
を特徴としている。
【0094】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0095】第37の発明は、第35の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから
伝達された乱数で復号する機能を有しており、乱数を発
生する乱数発生手段と、復号手段が復号して得られた情
報を、乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通
暗号化手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0096】上記のように、第37の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が
復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化する。再
暗号化された情報、発生された乱数および作成された実
行権データが第2の契約者側に伝達されると、1以上の
端末はそれぞれ、伝達された、再暗号化された情報を、
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
伝達された乱数で復号する。これにより、伝達された実
行権データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利
用可能にすることができる。
【0097】第38の発明は、第37の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および課金手段が作成した実行権デ
ータは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体
を介して、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを
特徴としている。
【0098】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0099】第39の発明は、第35の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
暗号化された乱数および実行権データを復号し、かつ、
情報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、復
号して得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、
復号して得た乱数で復号する機能を有しており、乱数を
発生する乱数発生手段と、復号手段が復号して得られた
情報を、乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、か
つ、乱数発生手段が発生した乱数および課金手段が作成
した実行権データを所定の方式で暗号化する共通暗号化
手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0100】上記のように、第39の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が
復号して得られた情報を当該乱数で再暗号化し、かつ当
該乱数および課金手段が作成した実行権データを所定の
方式で暗号化する。再暗号化された情報ならびに暗号化
された乱数および実行権データが第2の契約者側に伝達
されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された、暗号
化された乱数および実行権データを復号し、さらに、伝
達された、再暗号化された情報を、復号して得た実行権
データが所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数
で復号する。これにより、伝達された実行権データが所
定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にするこ
とができる。
【0101】第40の発明は、第39の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報ならびに共
通暗号化手段が暗号化して得られた乱数および実行権デ
ータは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2
の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0102】第41の発明は、第39の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、共通暗号
化手段が暗号化して得られた乱数および実行権データ
は、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0103】第40および第41の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0104】第42の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第1の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムの第
2の契約者側に設けられる端末であって、1以上の情報
提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用
料金を算定するための課金基準データを付加して配信
し、第1の契約者側には、1以上の情報提供者が提供す
る情報を受信し、かつ受信した情報の利用度合および当
該情報を利用可能な端末を制限するための実行権データ
を作成し、かつ作成した実行権データおよび当該情報に
付加されている課金基準データに基づいて、当該情報の
利用料金を算定し、かつ算定して得た利用料金を記録す
る機能を有する情報サーバが設けられ、情報サーバから
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
情報サーバから伝達された情報の利用を許可することを
特徴としている。
【0105】上記のように、第42の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。第1の契約者側に設けられた情報サー
バは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信する
と、当該情報の利用度合および当該情報を利用できる端
末を制限するための実行権データを作成し、かつ作成し
た実行権データおよび当該情報に付加されている課金基
準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定して記
録する。情報サーバが受信した情報および作成した実行
権データが第2の契約者側に伝達されると、端末は、伝
達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝
達された情報を利用するのを許可する。
【0106】このように、第1の契約者側に設けられた
情報サーバは、情報の利用度合および情報を利用できる
端末を制限するための実行権データを作成し、同時に、
当該情報に付加された課金基準データを参照して、作成
した実行権データに応じた利用料金を算定して記録す
る。一方、第2の契約者側に設けられた端末は、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報を利用するのを許可する。これにより、第1の
契約者が受信した情報を、第2の契約者が利用する場
合、利用度合に応じて、第1の契約者に課金できる。
【0107】第43の発明は、第42の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、受信した情報を復号する機
能をさらに有することを特徴としている。
【0108】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0109】第44の発明は、第43の発明において、
情報サーバは、復号して得た情報を所定の方式で再暗号
化する機能をさらに有し、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に復号する復号手段
を備えることを特徴としている。
【0110】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0111】第45の発明は、第43の発明において、
情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た情報を
当該乱数で再暗号化する機能をさらに有し、情報サーバ
から伝達された、再暗号化された情報を、情報サーバか
ら伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
に、情報サーバから伝達された乱数で復号する復号手段
を備えることを特徴としている。
【0112】上記のように、第45の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該乱数
で再暗号化する。再暗号化された情報、発生された乱数
および作成された実行権データが第2の契約者側に伝達
されると、復号手段は、伝達された、再暗号化された情
報を、伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
合に、伝達された乱数で復号する。これにより、実行権
データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可
能にすることができる。
【0113】第46の発明は、第45の発明において、
情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込み/
読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、情報サーバが
発生した乱数および作成した実行権データは、記録内容
の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞ
れ第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0114】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0115】第47の発明は、第43の発明において、
情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た情報を
当該乱数で再暗号化し、かつ当該乱数および作成した実
行権データを所定の方式で暗号化する機能をさらに有
し、情報サーバから伝達された、暗号化された乱数およ
び実行権データを復号し、かつ、情報サーバから伝達さ
れた、再暗号化された情報を、復号して得た実行権デー
タが所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復
号する復号手段を備えることを特徴としている。
【0116】上記のように、第47の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該乱数
で再暗号化し、かつ当該乱数および作成した実行権デー
タを所定の方式で暗号化する。再暗号化された情報なら
びに暗号化された乱数および実行権データが第2の契約
者側に伝達されると、復号手段は、伝達された、暗号化
された乱数および実行権データを復号し、さらに、伝達
された、再暗号化された情報を、復号して得た実行権デ
ータが所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で
復号する。これにより、実行権データが所定の条件を満
たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができる。
【0117】第48の発明は、第47の発明において、
情報サーバが再暗号化して得られた情報ならびに情報サ
ーバが暗号化して得られた乱数および実行権データは、
伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2の契約者
側に伝達されることを特徴としている。
【0118】第49の発明は、第47の発明において、
情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込み/
読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、情報サーバが
暗号化して得られた乱数および実行権データは、伝送速
度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ第2の契約
者側に伝達されることを特徴としている。
【0119】第48および第49の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0120】第50の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第2の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムであ
って、1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき
情報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準
データを付加して配信する配信手段が設けられ、第1の
契約者側には第1の情報サーバが、第2の契約者側には
第2の情報サーバおよび当該情報サーバに情報伝達可能
に接続された1以上の端末がそれぞれ設けられ、第1の
情報サーバは、1以上の情報提供者が提供する情報を受
信する受信手段と、受信手段が受信した情報を利用可能
な端末を制限するための実行権データを作成する実行権
データ作成手段とを備え、第2の情報サーバは、第1の
情報サーバから伝達された情報に付加された課金基準デ
ータに基づいて、当該情報の利用料金を算定する課金手
段と、課金手段が算定して得られた利用料金を記録する
データ記録手段とを備え、1以上の端末はそれぞれ、第
1の情報サーバから伝達された実行権データが所定の条
件を満たす場合に、第1の情報サーバから伝達された情
報の利用を許可することを特徴としている。
【0121】上記のように、第50の発明では、1以上
の情報提供者側に設けられた配信手段はそれぞれ、提供
しようとする情報に、当該情報の利用料金を算定するた
めの課金基準データを付加して配信する。第1の契約者
側には第1の情報サーバが、第2の契約者側には第2の
情報サーバおよび当該情報サーバに情報伝達可能に接続
された1以上の端末がそれぞれ設けられ、第1の情報サ
ーバの受信手段は、1以上の情報提供者が提供する情報
を受信する。実行権データ作成手段は、受信手段が受信
した情報を利用可能な端末を制限するための実行権デー
タを作成する。受信手段が受信した情報および実行権デ
ータ作成手段が作成した実行権データが、第2の契約者
側に伝達されると、第2の情報サーバの課金手段は、伝
達された情報に付加された課金基準データに基づいて、
当該情報の利用料金を算定する。データ記録手段は、課
金手段が算定して得られた利用料金を記録する。1以上
の端末はそれぞれ、伝達された実行権データが所定の条
件を満たす場合に、伝達された情報の利用を許可する。
【0122】このように、第1の契約者側に設けられた
第1の情報サーバは、情報を利用できる端末を制限する
ための実行権データを作成する。一方、第2の契約者側
に設けられた第2の情報サーバは、伝達された情報に付
加された課金基準データを参照して、当該情報の利用料
金を算定して記録する。1以上の端末はそれぞれ、伝達
された実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達
された情報の利用を許可する。これにより、第1の契約
者が受信した情報を第2の契約者が利用する場合、利用
度合に応じて、第2の契約者に課金できる。
【0123】第51の発明は、第50の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、第1の情報サーバは、受信手段が受信した
情報を復号する第1の復号手段をさらに備えることを特
徴としている。
【0124】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、第1の情報サーバは、
当該情報を復号できる。
【0125】第52の発明は、第51の発明において、
第1の情報サーバは、第1の復号手段が復号して得られ
た情報を、所定の方式で再暗号化する共通暗号化手段を
さらに備え、1以上の端末はそれぞれ、第1の情報サー
バから伝達された、再暗号化された情報を、第1の情報
サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
す場合に復号する第2の復号手段を備えることを特徴と
している。
【0126】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0127】第53の発明は、第51の発明において、
第1の情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、
第1の復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手
段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とをさ
らに備え、1以上の端末はそれぞれ、第1の情報サーバ
から伝達された、再暗号化された情報を、第1の情報サ
ーバから伝達された実行権データが所定の条件を満たす
場合に、第1の情報サーバから伝達された乱数で復号す
る第2の復号手段を備えることを特徴としている。
【0128】上記のように、第53の発明では、第1の
情報サーバの乱数発生手段は、乱数を発生する。共通暗
号化手段は、第1の復号手段が復号して得られた情報
を、乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化する。再暗
号化された情報、発生された乱数および作成された実行
権データが第2の契約者側に伝達されると、1以上の端
末の第2の復号手段は、伝達された、再暗号化された情
報を、伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
合に、伝達された乱数で復号する。これにより、実行権
データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可
能にすることができる。
【0129】第54の発明は、第53の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および課金手段が作成した実行権デ
ータは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体
を介して、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを
特徴としている。
【0130】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0131】第55の発明は、第51の発明において、
第1の情報サーバは、乱数を発生する乱数発生手段と、
第1の復号手段が復号して得られた情報を、乱数発生手
段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、乱数発生手段が
発生した乱数および実行権データ作成手段が作成した実
行権データを所定の方式で暗号化する共通暗号化手段と
をさらに備え、1以上の端末はそれぞれ、第1の情報サ
ーバから伝達された、暗号化された乱数および実行権デ
ータを復号し、かつ、第1の情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、復号して得た実行権データ
が所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号
する第2の復号手段を備えることを特徴としている。
【0132】上記のように、第55の発明では、第1の
情報サーバの乱数発生手段は、乱数を発生する。共通暗
号化手段は、第1の復号手段が復号して得られた情報を
乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、当該
乱数および実行権データ作成手段が作成した実行権デー
タを所定の方式で暗号化する。再暗号化された情報なら
びに暗号化された乱数および実行権データが第2の契約
者側に伝達されると、1以上の端末の第2の復号手段
は、伝達された、暗号化された乱数および実行権データ
を復号し、さらに、伝達された、再暗号化された情報
を、復号して得た実行権データが所定の条件を満たす場
合に、復号して得た乱数で復号する。これにより、実行
権データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用
可能にすることができる。
【0133】第56の発明は、第55の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報ならびに共
通暗号化手段が暗号化して得られた乱数および実行権デ
ータは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2
の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0134】第57の発明は、第55の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、共通暗号
化手段が暗号化して得られた乱数および実行権データ
は、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0135】第56および第57の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0136】第58の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第2の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムの第
1の契約者側に設けられる情報サーバであって、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報
の利用料金を算定するための課金基準データを付加して
配信し、第2の契約者側には、伝達された情報に付加さ
れた課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
算定し、かつ算定して得た利用料金を記録する機能を有
する他の情報サーバ、および当該他の情報サーバに情報
伝達可能に接続され、情報サーバから伝達された実行権
データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから伝
達された情報の利用を許可する機能を有する1以上の端
末が設けられており、1以上の情報提供者が提供する情
報を受信する受信手段と、受信手段が受信した情報を利
用可能な端末を制限するための実行権データを作成する
実行権データ作成手段とを備えている。
【0137】上記のように、第58の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。受信手段は、1以上の情報提供者が提
供する情報を受信する。実行権データ作成手段は、受信
手段が受信した情報を利用可能な端末を制限するための
実行権データを作成する。受信手段が受信した情報およ
び実行権データ作成手段が作成した実行権データが第2
の契約者側に伝達されると、他の情報サーバは、伝達さ
れた情報に付加された課金基準データに基づいて、当該
情報の利用料金を算定し、かつ算定して得た利用料金を
記録する。1以上の端末はそれぞれ、伝達された実行権
データが所定の条件を満たす場合に、伝達された情報の
利用を許可する。
【0138】このように、第1の契約者側に設けられた
情報サーバは、情報を利用できる端末を制限するための
実行権データを作成する。一方、第2の契約者側に設け
られた他の情報サーバは、伝達された情報に付加された
課金基準データを参照して、当該情報の利用料金を算定
して記録する。1以上の端末はそれぞれ、伝達された実
行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達された情
報の利用を許可する。これにより、第1の契約者が受信
した情報を第2の契約者が利用する場合、利用度合に応
じて、第2の契約者に課金できる。
【0139】第59の発明は、第58の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、受信手段が受信した情報を復号する復号手
段をさらに備えることを特徴としている。
【0140】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、当該情報を復号でき
る。
【0141】第60の発明は、第59の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に復号する機能を有
しており、復号手段が復号して得られた情報を、所定の
方式で再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えること
を特徴としている。
【0142】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0143】第61の発明は、第59の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
再暗号化された情報を、情報サーバから伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから
伝達された乱数で復号する機能を有しており、乱数を発
生する乱数発生手段と、復号手段が復号して得られた情
報を、乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通
暗号化手段とをさらに備えることを特徴としている。
【0144】上記のように、第61の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が
復号して得られた情報を、当該乱数で再暗号化する。再
暗号化された情報、発生された乱数および作成された実
行権データが第2の契約者側に伝達されると、1以上の
端末はそれぞれ、伝達された、再暗号化された情報を、
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
伝達された乱数で復号する。これにより、実行権データ
が所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にす
ることができる。
【0145】第62の発明は、第61の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発生
手段が発生した乱数および実行権データ作成手段が作成
した実行権データは、記録内容の解析/変更が困難な携
帯型記録媒体を介して、それぞれ第2の契約者側に伝達
されることを特徴としている。
【0146】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0147】第63の発明は、第59の発明において、
1以上の端末はそれぞれ、情報サーバから伝達された、
暗号化された乱数および実行権データを復号し、かつ、
情報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、復
号して得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、
復号して得た乱数で復号する機能を有しており、乱数を
発生する乱数発生手段と、復号手段が復号して得られた
情報を、乱数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、か
つ、乱数発生手段が発生した乱数および実行権データ作
成手段が作成した実行権データを所定の方式で暗号化す
る共通暗号化手段とをさらに備えることを特徴としてい
る。
【0148】上記のように、第63の発明では、乱数発
生手段が乱数を発生し、共通暗号化手段は、復号手段が
復号して得られた情報を当該乱数で再暗号化し、かつ当
該乱数および実行権データ作成手段が作成した実行権デ
ータを所定の方式で暗号化する。再暗号化された情報な
らびに暗号化された乱数および実行権データが第2の契
約者側に伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達
された、暗号化された乱数および実行権データを復号
し、さらに、伝達された、再暗号化された情報を、復号
して得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復
号して得た乱数で復号する。これにより、実行権データ
が所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にす
ることができる。
【0149】第64の発明は、第63の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報ならびに共
通暗号化手段が暗号化して得られた乱数および実行権デ
ータは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2
の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0150】第65の発明は、第63の発明において、
共通暗号化手段が再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、共通暗号
化手段が暗号化して得られた乱数および実行権データ
は、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0151】第64および第65の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0152】第66の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第2の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムの第
2の契約者側に設けられる情報サーバであって、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報
の利用料金を算定するための課金基準データを付加して
配信し、第1の契約者側には、1以上の情報提供者が提
供する情報を受信し、かつ受信した情報を利用可能な端
末を制限するための実行権データを作成する機能を有す
る他の情報サーバが設けられており、第2の契約者側に
は、さらに、他の情報サーバから伝達された実行権デー
タが所定の条件を満たす場合に、他の情報サーバから伝
達された情報の利用を許可する機能を有する1以上の端
末が設けられており、他の情報サーバから伝達された情
報に付加された課金基準データに基づいて、当該情報の
利用料金を算定する課金手段と、課金手段が算定して得
られた利用料金を記録するデータ記録手段とを備えてい
る。
【0153】上記のように、第66の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。第1の契約者側に設けられた他の情報
サーバは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信し
て、当該情報を利用可能な端末を制限するための実行権
データを作成する。受信された情報および作成された実
行権データが第2の契約者側に伝達されると、情報サー
バの課金手段は、伝達された情報に付加された課金基準
データに基づいて、当該情報の利用料金を算定する。デ
ータ記録手段は、課金手段が算定して得られた利用料金
を記録する。1以上の端末はそれぞれ、伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に、伝達された情報
の利用を許可する。
【0154】このように、第1の契約者側に設けられた
他の情報サーバは、情報を利用できる端末を制限するた
めの実行権データを作成する。一方、第2の契約者側に
設けられた情報サーバは、伝達された情報に付加された
課金基準データを参照して、当該情報の利用料金を算定
して記録する。1以上の端末はそれぞれ、伝達された実
行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達された情
報の利用を許可する。これにより、第1の契約者が受信
した情報を第2の契約者が利用する場合、利用度合に応
じて、第2の契約者に課金できる。
【0155】第67の発明は、第66の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、他の情報サーバは、受信した情報を復号す
る機能をさらに有することを特徴としている。
【0156】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、他の情報サーバは、当
該情報を復号できる。
【0157】第68の発明は、第67の発明において、
他の情報サーバは、復号して得た情報を所定の方式で再
暗号化する機能をさらに有し、1以上の端末はそれぞ
れ、他の情報サーバから伝達された、再暗号化された情
報を、他の情報サーバから伝達された実行権データが所
定の条件を満たす場合に復号する機能を有することを特
徴としている。
【0158】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0159】第69の発明は、第67の発明において、
他の情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た情
報を当該乱数で再暗号化する機能をさらに有し、1以上
の端末はそれぞれ、他の情報サーバから伝達された、再
暗号化された情報を、他の情報サーバから伝達された実
行権データが所定の条件を満たす場合に、他の情報サー
バから伝達された乱数で復号する機能を有することを特
徴としている。
【0160】上記のように、第69の発明では、他の情
報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該
乱数で再暗号化する。再暗号化された情報、発生された
乱数および作成された実行権データが第2の契約者側に
伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された、
再暗号化された情報を、伝達された実行権データが所定
の条件を満たす場合に、伝達された乱数で復号する。こ
れにより、実行権データが所定の条件を満たす場合にの
み、情報を利用可能にすることができる。
【0161】第70の発明は、第69の発明において、
他の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、他の情報
サーバが発生した乱数および作成した実行権データは、
記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介し
て、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを特徴と
している。
【0162】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0163】第71の発明は、第67の発明において、
他の情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た情
報を当該乱数で再暗号化し、かつ当該乱数および作成し
た実行権データを所定の方式で暗号化する機能をさらに
有し、1以上の端末はそれぞれ、他の情報サーバから伝
達された、暗号化された乱数および実行権データを復号
し、かつ、他の情報サーバから伝達された、再暗号化さ
れた情報を、復号して得た実行権データが所定の条件を
満たす場合に、復号して得た乱数で復号する機能を有す
ることを特徴としている。
【0164】上記のように、第71の発明では、他の情
報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当該乱
数で再暗号化し、さらに、当該乱数および作成した実行
権データを所定の方式で暗号化する。再暗号化された情
報ならびに暗号化された乱数および実行権データが第2
の契約者側に伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、
伝達された、暗号化された乱数および実行権データを復
号し、さらに、伝達された、再暗号化された情報を、復
号して得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、
復号して得た乱数で復号する。これにより、実行権デー
タが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能に
することができる。
【0165】第72の発明は、第71の発明において、
他の情報サーバが再暗号化して得られた情報ならびに他
の情報サーバが暗号化して得られた乱数および実行権デ
ータは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、第2
の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0166】第73の発明は、第71の発明において、
他の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込
み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、他の情報
サーバが暗号化して得られた乱数および実行権データ
は、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞれ
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0167】第72および第73の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0168】第74の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第2の契約者が情報
提供者に利用料金を支払うような情報提供システムの第
2の契約者側に設けられる端末であって、1以上の情報
提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情報の利用
料金を算定するための課金基準データを付加して配信
し、第1の契約者側には、1以上の情報提供者が提供す
る情報を受信し、かつ受信した情報を利用可能な端末を
制限するための実行権データを作成する機能を有する第
1の情報サーバが設けられており、第2の契約者側に
は、さらに、第1の情報サーバから伝達された情報に付
加された課金基準データに基づいて、当該情報の利用料
金を算定し、かつ算定して得た利用料金を記録する機能
を有する第2の情報サーバが設けられており、第1の情
報サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満
たす場合に、第1の情報サーバから伝達された情報の利
用を許可することを特徴としている。
【0169】上記のように、第74の発明では、1以上
の情報提供者はそれぞれ、提供しようとする情報に、当
該情報の利用料金を算定するための課金基準データを付
加して配信する。第1の契約者側に設けられた第1の情
報サーバは、1以上の情報提供者が提供する情報を受信
し、かつ、当該情報を利用可能な端末を制限するための
実行権データを作成する。受信された情報および作成さ
れた実行権データが第2の契約者側に伝達されると、第
2の情報サーバは、伝達された情報に付加された課金基
準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定し、か
つ算定して得た利用料金を記録する。端末は、伝達され
た実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達され
た情報の利用を許可する。
【0170】このように、第1の契約者側の第1の情報
サーバは、情報を利用できる端末を制限するための実行
権データを作成する。一方、第2の契約者側の第2の情
報サーバは、伝達された情報に付加された課金基準デー
タを参照して、当該情報の利用料金を算定して記録す
る。端末は、伝達された実行権データが所定の条件を満
たす場合に、伝達された情報の利用を許可する。これに
より、第1の契約者が受信した情報を第2の契約者が利
用する場合、利用度合に応じて、第2の契約者に課金で
きる。
【0171】第75の発明は、第74の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、第1の情報サーバは、受信した情報を復号
する機能をさらに有することを特徴としている。
【0172】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、第1の情報サーバは、
当該情報を復号できる。
【0173】第76の発明は、第75の発明において、
第1の情報サーバは、復号して得た情報を所定の方式で
再暗号化する機能をさらに有し、第1の情報サーバから
伝達された、再暗号化された情報を、第1の情報サーバ
から伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
に復号する復号手段を備えることを特徴としている。
【0174】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0175】第77の発明は、第75の発明において、
第1の情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た
情報を当該乱数で再暗号化する機能をさらに有し、第1
の情報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、
第1の情報サーバから伝達された実行権データが所定の
条件を満たす場合に、第1の情報サーバから伝達された
乱数で復号する復号手段を備えることを特徴としてい
る。
【0176】上記のように、第77の発明では、第1の
情報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当
該乱数で再暗号化する。再暗号化された情報、発生され
た乱数および作成された実行権データが第2の契約者側
に伝達されると、端末の復号手段は、伝達された、再暗
号化された情報を、伝達された実行権データが所定の条
件を満たす場合に、伝達された乱数で復号する。これに
より、実行権データが所定の条件を満たす場合にのみ、
情報を利用可能にすることができる。
【0177】第78の発明は、第77の発明において、
第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き
込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、第1の
情報サーバが発生した乱数および作成した実行権データ
は、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介
して、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを特徴
としている。
【0178】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0179】第79の発明は、第75の発明において、
第1の情報サーバは、乱数を発生し、かつ復号して得た
情報を当該乱数で再暗号化し、かつ当該乱数および作成
した実行権データを所定の方式で暗号化する機能をさら
に有し、第1の情報サーバから伝達された、暗号化され
た乱数および実行権データを復号し、かつ第1の情報サ
ーバから伝達された、再暗号化された情報を、復号して
得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復号し
て得た乱数で復号する復号手段を備えることを特徴とし
ている。
【0180】上記のように、第79の発明では、第1の
情報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当該
乱数で再暗号化し、さらに、当該乱数および作成した実
行権データを所定の方式で暗号化する。再暗号化された
情報ならびに暗号化された乱数および実行権データが第
2の契約者側に伝達されると、端末の復号手段は、伝達
された、暗号化された乱数および実行権データを復号
し、さらに、伝達された、再暗号化された情報を、復号
して得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復
号して得た乱数で復号する。これにより、実行権データ
が所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用可能にす
ることができる。
【0181】第80の発明は、第79の発明において、
第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報ならびに
第1の情報サーバが暗号化して得られた乱数および実行
権データは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介して、
第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0182】第81の発明は、第79の発明において、
第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き
込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、第1の
情報サーバが暗号化して得られた乱数および実行権デー
タは、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、それぞ
れ第2の契約者側に伝達されることを特徴としている。
【0183】第80および第81の発明により、第1の
契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達でき
る。
【0184】第82の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供方法であって、1以
上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情
報の利用料金を算定するための課金基準データを付加し
て配信し、契約者側には、情報サーバおよび当該情報サ
ーバに情報伝達可能に接続された1以上の端末が設けら
れ、情報サーバは、1以上の情報提供者が提供する情報
を受信し、受信した情報に付加されている課金基準デー
タに基づいて、当該情報の利用料金を算定し、算定して
得た利用料金を記録することを特徴としている。
【0185】上記のように、第82の発明では、1以上
の情報提供者は、提供しようとする情報に、当該情報の
利用料金を算定するための課金基準データを付加して配
信する。契約者側には情報サーバおよび1以上の端末が
設けられており、情報サーバは、受信した情報に付加さ
れた課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
算定し、算定して得た利用料金を記録する。なお、記録
された利用料金は、所定の方法で情報提供者に通知さ
れ、契約者は当該料金を支払うことになる。このよう
に、情報サーバは、提供される情報毎に、利用料金を算
定し、算定して得た利用料金を記録するため、契約者の
利用度合に応じた課金ができる。
【0186】第83の発明は、第82の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、さらに、受信した情報を復
号することを特徴としている。
【0187】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0188】第84の発明は、第83の発明において、
情報サーバは、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、さらに、復号して得た情報を、当該秘密鍵でそれぞ
れ再暗号化し、1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵
を記憶しており、情報サーバから伝達された、再暗号化
された情報を、当該秘密鍵で復号することを特徴として
いる。
【0189】上記のように、第84の発明では、情報サ
ーバは、復号して得た情報を、1以上の端末毎の秘密鍵
で再暗号化する。再暗号化された情報が1以上の端末に
伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、再暗号化され
た情報を、自己の秘密鍵で復号する。これにより、情報
サーバから1以上の端末に、安全に情報を伝達できる。
【0190】第85の発明は、第83の発明において、
情報サーバは、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、さらに、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該
乱数で再暗号化し、当該乱数を、当該秘密鍵でそれぞれ
暗号化し、1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記
憶しており、情報サーバから伝達された、暗号化された
乱数を、当該秘密鍵で復号し、情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、復号して得た乱数で復号す
ることを特徴としている。
【0191】上記のように、第85の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当該乱数で
再暗号化し、さらに、当該乱数を1以上の端末毎の秘密
鍵で暗号化する。再暗号化された情報および暗号化され
た乱数が1以上の端末に伝達されると、1以上の端末は
それぞれ、暗号化された乱数を自己の秘密鍵で復号し、
さらに、再暗号化された情報を、復号して得た乱数で復
号する。これにより、情報サーバから1以上の端末に、
より安全に情報を伝達できる。
【0192】第86の発明は、第82の発明において、
1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、記
録を許可するか否かを示す記録許可フラグをさらに付加
して配信し、情報サーバは、受信した情報に付加されて
いる記録許可フラグが、記録を許可するものである場合
に、当該情報を記録し、記録した情報が、1以上の端末
に伝達される毎に、当該情報の利用料金を算定すること
を特徴としている。
【0193】上記のように、第86の発明では、1以上
の情報提供者は、提供しようとする情報に、記録を許可
するか否かを示す記録許可フラグを、さらに付加して配
信する。情報サーバは、受信した情報に付加された記録
許可フラグが記録を許可するものである場合に、当該情
報を記録することができる。そして、情報サーバは、記
録した情報が1以上の端末に伝達される毎に、利用料金
を算定する。これにより、情報が記録されるのを制限す
ることができ、かつ、契約者が情報を記録して繰り返し
利用する場合、利用度合に応じて課金できる。
【0194】第87の発明は、第86の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、さらに、記録した情報を復
号することを特徴としている。
【0195】このように、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、受信し
た情報を暗号化されたままで記録し、当該情報が端末に
伝達される際に復号することにより、記録された情報が
不正に利用されるのを防ぐことができる。
【0196】第88の発明は、第87の発明において、
情報サーバは、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、さらに、復号して得た情報を、当該秘密鍵でそれぞ
れ再暗号化し、1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵
を記憶しており、情報サーバから伝達された、再暗号化
された情報を、当該秘密鍵で復号することを特徴として
いる。
【0197】上記のように、第88の発明では、情報サ
ーバは、復号して得た情報を、1以上の端末毎の秘密鍵
で再暗号化する。再暗号化された情報が1以上の端末に
伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された、
再暗号化された情報を、自己の秘密鍵で復号する。これ
により、情報サーバから1以上の端末に、安全に情報を
伝達できる。
【0198】第89の発明は、第87の発明において、
情報サーバは、1以上の端末毎の秘密鍵を記憶してお
り、さらに、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該
乱数で再暗号化し、当該乱数を、当該秘密鍵でそれぞれ
暗号化し、1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記
憶しており、情報サーバから伝達された、暗号化された
乱数を、当該秘密鍵で復号し、情報サーバから伝達され
た、再暗号化された情報を、復号して得た乱数で復号す
ることを特徴としている。
【0199】上記のように、第89の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当該乱数で
再暗号化し、さらに、当該乱数を1以上の端末毎の秘密
鍵で暗号化する。再暗号化された情報および暗号化され
た乱数が1以上の端末に伝達されると、1以上の端末は
それぞれ、伝達された、暗号化された乱数を、自己の秘
密鍵で復号し、さらに、伝達された、再暗号化された情
報を、復号して得た乱数で復号する。これにより、情報
サーバから1以上の端末に、より安全に情報を伝達でき
る。
【0200】第90の発明は、1以上の情報提供者と契
約者とからなり、情報提供者は、契約者に情報を提供
し、契約者は、提供される情報を利用して、情報提供者
に利用料金を支払うような情報提供方法であって、1以
上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報に、当該情
報の利用料金を算定するための課金基準データを付加し
て配信し、契約者側には、情報サーバおよびオフライン
端末が設けられ、情報サーバは、1以上の情報提供者が
提供する情報を受信し、受信した情報の利用度合および
当該情報を利用可能な端末を制限するための実行権デー
タを作成し、作成した実行権データおよび受信した情報
に付加されている課金基準データに基づいて、当該情報
の利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記録し、
オフライン端末は、情報サーバから伝達された実行権デ
ータが所定の条件を満たす場合に、情報サーバから伝達
された情報の利用を許可することを特徴としている。
【0201】上記のように、第90の発明では、1以上
の情報提供者は、提供しようとする情報に、当該情報の
利用料金を算定するための課金基準データを付加して配
信する。契約者側には情報サーバおよびオフライン端末
が設けられており、情報サーバは、提供される情報を受
信すると、当該情報の利用度合および当該情報を利用可
能な端末を制限するための実行権データを作成する。次
に、情報サーバは、作成した実行権データ、および受信
した情報に付加された課金基準データに基づいて、当該
情報の利用料金を算定して記録する。なお、記録された
利用料金は所定の方法で情報提供者に通知され、契約者
は当該料金を支払うことになる。受信された情報および
作成された実行権データがオフライン端末に伝達される
と、オフライン端末は、伝達された実行権データが所定
の条件を満たす場合に、伝達された情報を利用するのを
許可する。
【0202】このように、情報サーバは、情報の利用度
合および情報を利用できる端末を制限するための実行権
データを作成し、同時に、当該情報に付加された課金基
準データを参照して、作成した実行権データに応じた利
用料金を算定して記録する。オフライン端末は、伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝達さ
れた情報を利用するのを許可する。これにより、契約者
がオフライン端末において情報を利用する場合、利用度
合に応じて課金できる。
【0203】第91の発明は、第90の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、情報サーバは、さらに、受信した情報を復
号することを特徴としている。
【0204】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、情報サーバは、当該情
報を復号できる。
【0205】第92の発明は、第91の発明において、
情報サーバは、さらに、復号して得た情報を所定の方式
で再暗号化し、オフライン端末は、情報サーバから伝達
された、再暗号化された情報を、情報サーバから伝達さ
れた実行権データが所定の条件を満たす場合に復号する
ことを特徴としている。
【0206】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0207】第93の発明は、第91の発明において、
情報サーバは、さらに、乱数を発生し、復号して得た情
報を、当該乱数で再暗号化し、オフライン端末は、情報
サーバから伝達された、再暗号化された情報を、情報サ
ーバから伝達された実行権データが所定の条件を満たす
場合に、情報サーバから伝達された乱数で復号すること
を特徴としている。
【0208】上記のように、第93の発明では、情報サ
ーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を、当該乱数
で再暗号化する。再暗号化された情報、発生された乱数
および作成された実行権データがオフライン端末に伝達
されると、オフライン端末は、伝達された、再暗号化さ
れた情報を、伝達された実行権データが所定の条件を満
たす場合に、伝達された乱数で復号する。これにより、
実行権データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を
利用可能にすることができる。
【0209】第94の発明は、第93の発明において、
情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き込み/
読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、情報サーバが
発生した乱数および作成した実行権データは、記録内容
の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞ
れオフライン端末に伝達されることを特徴としている。
【0210】これにより、情報サーバからオフライン端
末に、安全に情報を伝達できる。
【0211】第95の発明は、1以上の情報提供者と第
1および第2の契約者とからなり、情報提供者は、第1
の契約者に情報を提供し、第1の契約者は、提供される
情報を第2の契約者に再提供して、第1または第2の契
約者のいずれかが、情報提供者に利用料金を支払うよう
な情報提供方法であって、1以上の情報提供者はそれぞ
れ、提供すべき情報に、当該情報の利用料金を算定する
ための課金基準データを付加して配信し、第1の契約者
側には第1の情報サーバが、第2の契約者側には、第2
の情報サーバおよび当該サーバに情報伝達可能に接続さ
れた1以上の端末が、それぞれ設けられ、第1の契約者
に課金する場合、第1の情報サーバは、1以上の情報提
供者が提供する情報を受信し、受信した情報の利用度合
および当該情報を利用可能な端末を制限するための実行
権データを作成し、作成した実行権データおよび受信し
た情報に付加されている課金基準データに基づいて、当
該情報の利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記
録し、1以上の端末はそれぞれ、第1の情報サーバから
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
第1の情報サーバから伝達された情報の利用を許可し、
第2の契約者に課金する場合には、第1の情報サーバ
は、1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、受信
した情報を利用可能な端末を制限するための実行権デー
タを作成し、第2の情報サーバは、第1の情報サーバか
ら伝達された情報に付加されている課金基準データに基
づいて、当該情報の利用料金を算定し、算定して得た利
用料金を記録し、1以上の端末はそれぞれ、第1の情報
サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
す場合に、第1の情報サーバから伝達された情報の利用
を許可することを特徴としている。
【0212】上記のように、第95の発明では、1以上
の情報提供者は、提供しようとする情報に、当該情報の
利用料金を算定するための課金基準データを付加して配
信する。第1の契約者側には第1の情報サーバが、第2
の契約者側には第2の情報サーバおよび1以上の端末
が、それぞれ設けられており、第1の情報サーバは、提
供される情報を受信する。第1の契約者に課金する場
合、第1の情報サーバは、受信した情報の利用度合、お
よび当該情報を利用できる端末を制限するための実行権
データを作成し、かつ、作成した実行権データ、および
当該情報に付加された課金基準データに基づいて、当該
情報の利用料金を算定して記録する。なお、記録された
利用料金は、所定の方法で各情報提供者に通知され、第
1の契約者が当該料金を支払うことになる。受信された
情報および作成された実行権データが第2の契約者に伝
達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された実行
権データが所定の条件を満たす場合に、伝達された情報
の利用を許可する。
【0213】第2の契約者に課金する場合には、第1の
情報サーバは、受信した情報を利用可能な端末を制限す
るための実行権データを作成する。受信された情報およ
び作成された実行権データが第2の契約者に伝達される
と、第2の情報サーバは、伝達された情報に付加された
課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定
して記録する。なお、記録された利用料金は、所定の方
法で各情報提供者に通知され、第2の契約者が当該料金
を支払うことになる。一方、1以上の端末はそれぞれ、
伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、
伝達された情報を利用するのを許可する。
【0214】このように、第1の契約者が受信した情報
を第2の契約者が利用して、第1の契約者に課金する場
合、第1の契約者側の第1の情報サーバは、情報の利用
度合および情報を利用できる端末を制限するための実行
権データを作成し、同時に、当該情報に付加された課金
基準データを参照して、作成した実行権データに応じた
利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記録する。
1以上の端末はそれぞれ、伝達された実行権データが所
定の条件を満たす場合に、伝達された情報を利用するの
を許可する。これにより、第2の契約者の利用度合に応
じて、第1の契約者に課金することができる。なお、第
1の契約者が受信した情報を第2の契約者が利用して、
第1の契約者に課金するという提供形態は、情報をプレ
ゼントするという、情報提供の新たな形態である。
【0215】第2の契約者に課金する場合には、第1の
情報サーバは、情報を利用できる端末を制限するための
実行権データを作成し、一方、第2の情報サーバは、当
該情報に付加された課金基準データを参照して、当該情
報の利用料金を算定し、算定して得た利用料金を記録す
る。1以上の端末はそれぞれ、伝達された実行権データ
が所定の条件を満たす場合、伝達された情報を利用する
のを許可する。これにより、第2の契約者の利用度合に
応じて、第2の契約者に課金することができる。
【0216】第96の発明は、第95の発明において、
1以上の情報提供者が提供する情報は、それぞれ暗号化
されており、第1の情報サーバは、さらに、受信した情
報を復号することを特徴としている。
【0217】これにより、1以上の情報提供者が提供す
る情報が暗号化されている場合、第1の情報サーバは、
当該情報を復号できる。
【0218】第97の発明は、第96の発明において、
第1の情報サーバは、さらに、復号して得た情報を所定
の方式で再暗号化し、1以上の端末はそれぞれ、第1の
情報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、第
1の情報サーバから伝達された実行権データが所定の条
件を満たす場合に復号することを特徴としている。
【0219】これにより、実行権データが所定の条件を
満たす場合にのみ、情報を利用可能にすることができ
る。
【0220】第98の発明は、第96の発明において、
第1の情報サーバは、さらに、乱数を発生し、復号して
得た情報を、当該乱数で再暗号化し、1以上の端末はそ
れぞれ、第1の情報サーバから伝達された、再暗号化さ
れた情報を、第1の情報サーバから伝達された実行権デ
ータが所定の条件を満たす場合に、第1の情報サーバか
ら伝達された乱数で復号することを特徴としている。
【0221】上記のように、第98の発明では、第1の
情報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当該
乱数で再暗号化する。再暗号化された情報、作成された
実行権データおよび発生された乱数が第2の契約者側に
伝達されると、1以上の端末はそれぞれ、伝達された、
再暗号化された情報を、伝達された実行権データが所定
の条件を満たす場合に、伝達された乱数で復号する。こ
れにより、実行権データが所定の条件を満たす場合にの
み、情報を利用可能にすることができる。
【0222】第99の発明は、第98の発明において、
第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、書き
込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、第1の
情報サーバが発生した乱数および作成した実行権データ
は、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介
して、それぞれ第2の契約者側に伝達されることを特徴
としている。
【0223】これにより、第1の契約者側から第2の契
約者側に、安全に情報を伝達できる。
【0224】第100の発明は、第96の発明におい
て、第1の情報サーバは、さらに、乱数を発生し、復号
して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、当該乱数およ
び作成した実行権データを、所定の方式で暗号化し、1
以上の端末はそれぞれ、第1の情報サーバから伝達され
た、暗号化された乱数および実行権データを復号し、第
1の情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
を、復号して得た実行権データが所定の条件を満たす場
合に、復号して得た乱数で復号することを特徴としてい
る。
【0225】上記のように、第100の発明では、第1
の情報サーバは、乱数を発生し、復号して得た情報を当
該乱数で再暗号化し、さらに、当該乱数および作成した
実行権データを所定の方式で暗号化する。再暗号化され
た情報ならびに暗号化された乱数および実行権データが
第2の契約者側に伝達されると、1以上の端末はそれぞ
れ、伝達された、暗号化された実行権データおよび乱数
を復号し、さらに、伝達された、再暗号化された情報
を、復号して得た実行権データが所定の条件を満たす場
合に、復号して得た乱数で復号する。これにより、実行
権データが所定の条件を満たす場合にのみ、情報を利用
可能にすることができる。
【0226】第101の発明は、第100の発明におい
て、第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報なら
びに第1の情報サーバが暗号化して得られた乱数および
実行権データは、伝送速度が比較的大きい伝送路を介し
て、第2の契約者側に伝達されることを特徴としてい
る。
【0227】第102の発明は、第100の発明におい
て、第1の情報サーバが再暗号化して得られた情報は、
書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、第
1の情報サーバが暗号化して得られた乱数および実行権
データは、伝送速度が比較的小さい伝送路を介して、そ
れぞれ第2の契約者側に伝達されることを特徴としてい
る。
【0228】第101および第102の発明により、第
1の契約者側から第2の契約者側に、安全に情報を伝達
できる。
【0229】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る情報提供システムの構成を示すブロック図である。図
1のシステムは、情報提供者X1、情報提供者Y2およ
び情報提供者Z3ならびに契約者A4および契約者B5
で構成されている。なお、契約者とは、1以上のユーザ
からなる、一つの世帯を意味する。契約者A4と契約者
B5とは、通信回線/CATV網を介して、または、携
帯型の記録媒体を介して、双方向に情報のやりとりを行
うことができる。ただし、以下では、携帯型の記録媒体
を介して情報のやりとりを行う場合に限定して説明す
る。
【0230】情報提供者X1、情報提供者Y2および情
報提供者Z3はそれぞれ、契約者A4および契約者B5
に、衛星放送、地上波放送、ディジタルCATV網など
を介して、映像情報、文字情報などの情報を提供する。
その際、各情報提供者(1〜3)は、それぞれが定めた
配信方式、暗号方式および課金方式を用いることができ
る。
【0231】契約者A4および契約者B5はそれぞれ、
各情報提供者(1〜3)が提供する情報を利用して、各
情報提供者(1〜3)に、定期的に利用料金を支払う。
ただし、利用料金は、契約者(4、5)毎に、情報を利
用した度合に応じて算定される。なお、算定された利用
料金は、電話回線、パソコン通信網、ディジタルCAT
V網などを通じて、各情報提供者(1〜3)に通知され
る。
【0232】各情報提供者(1〜3)は、提供しようと
する情報を暗号化したうえ、情報識別子、課金基準デー
タおよび記録許可フラグを付加して提供する。ここで、
情報識別子は、その情報を他の情報と区別するためのも
のであって、どの情報提供者(1〜3)から提供された
情報であるかを示すデータも含まれる。課金基準データ
は、その情報の利用料金を算定するためのデータであっ
て、リアルタイムに利用する場合の利用料金、記録して
利用する場合の利用料金などのデータを含んでいる。記
録許可フラグは、その情報を契約者(4、5)側で記録
できるか否かを示すフラグであって、その情報が、記録
できるものであれば1、記録できないものであれば0と
定められている。
【0233】図1の契約者A4は、情報サーバ10a、
1以上のユーザ端末20a、移動ディスク30a、IC
カード40aおよびオフライン端末50aを備えてい
る。移動ディスク30aは、書き込み/読み出しが可能
な携帯型の記録媒体であり、ICカード40aは、記録
されたデータの不正な解析/変更が困難な携帯型の記録
媒体である。情報サーバ10aは、受信した情報をユー
ザ端末20aに送信し、かつ、移動ディスク30aおよ
びICカード40aに、それぞれ、情報、データ類を記
録する。ユーザ端末20aは、情報サーバ10aから送
信された情報を受信し、かつ、移動ディスク30aおよ
びICカード40aにそれぞれ記録された、情報、デー
タ類を読み出す。ユーザ端末20aはまた、ユーザが入
力する命令等を情報サーバ10aに伝達することができ
る。オフライン端末50aは、移動ディスク30aおよ
びICカード40aにそれぞれ記録された、情報、デー
タ類を読み出す。
【0234】図1の情報サーバ10aは、Xの受信部1
01a、Xの復号部102a、Xの課金部103a、Y
の受信部104a、Yの復号部105a、Yの課金部1
06a、Zの受信部107a、Zの復号部108a、Z
の課金部109a、情報記録部110a、共通暗号化部
111a、データ記録部112aおよび乱数発生部11
3aを備えている。
【0235】Xの受信部101aは、情報提供者X1が
配信する情報を受信する。Xの復号部102aは、Xの
受信部101aが受信した情報、および情報記録部11
0aに記録された情報のうち情報提供者X1が提供した
情報を復号する。Xの課金部103aは、Xの復号部1
02aが復号する情報に付加されている課金基準データ
に基づいて、その情報の利用料金を算定する。Xの課金
部103aはまた、必要に応じて、実行権データを作成
する。Yの受信部104aは、情報提供者Y2が配信す
る情報を受信する。Yの復号部105aは、Yの受信部
104aが受信した情報、および情報記録部110aに
記録された情報のうち情報提供者Y2が提供した情報を
復号する。Yの課金部106aは、Yの復号部105a
が復号する情報に付加されている課金基準データに基づ
いて、その情報の利用料金を算定する。Yの課金部10
6aはまた、必要に応じて、実行権データを作成する。
Zの受信部107aは、情報提供者Z3が配信する情報
を受信する。Zの復号部108aは、Zの受信部107
aが受信した情報、および情報記録部110aに記録さ
れた情報のうち情報提供者Z3が提供した情報を復号す
る。Zの課金部109aは、Zの復号部108aが復号
する情報に付加されている課金基準データに基づいて、
その情報の利用料金を算定する。Zの課金部109aは
また、必要に応じて、実行権データを作成する。
【0236】ここで、実行権データとは、オフライン端
末50aで情報を利用する場合や、契約者A4が受信し
た情報を契約者B5に再提供して、契約者B5のユーザ
がユーザ端末20bで情報を利用する場合に、その情報
の利用度合およびその情報を利用可能な端末を制限する
ためのものであって、利用可能回数、記録モードおよび
課金モードを含む。
【0237】利用可能回数は、その情報を利用すること
ができる回数であり、利用にともなって更新される。記
録モードは、その情報を利用可能な端末を限定するため
のものであって、オフライン端末50aで利用する場合
は1、契約者B5のユーザ端末20bで利用する場合に
は2と定められている。課金モードは、その情報が課金
済みの情報であるか否かを示すものであって、課金済み
であれば1、未課金であれば2と定められている。
【0238】情報記録部110aは、各受信部(101
a、104a、107a)が受信した情報を記録する。
ただし、情報記録部110aは、記録しようとする情報
に付加された記録許可フラグが1であるか否かを判定す
る機能を有し、記録許可フラグが1でない情報は記録し
ない。データ記録部112aは、各課金部(103a、
106a、109a)が算定して得られた利用料金を記
録する。データ記録部112aはまた、ユーザ端末20
a毎の秘密鍵を記憶している。乱数発生部113aは、
乱数を発生する。
【0239】共通暗号化部111aは、本システムに共
通の暗号化アルゴリズムを保有しており、当該アルゴリ
ズムに従って、各復号部(102a、105a、108
a)が復号して得られた情報を、乱数発生部113aが
発生した乱数で再暗号化する。共通暗号化部111aは
また、秘密鍵暗号化アルゴリズムを保有しており、再暗
号化して得た情報がユーザ端末20aに伝達される場
合、乱数発生部113aが発生した乱数を、当該アルゴ
リズムに従って、データ記録部112aが記憶してい
る、ユーザ端末20a毎の秘密鍵で暗号化する。なお、
各課金部(103a、106a、109a)およびデー
タ記録部112aは、解析、変造ないしは複製ができな
いような領域に配置されている。
【0240】ユーザ端末20aは、共通復号部201a
を備えている。共通復号部201aは、ユーザ端末20
aに固有の秘密鍵、および秘密鍵復号アルゴリズムを保
有しており、情報サーバ10aから伝達される、暗号化
された乱数を、当該アルゴリズムに従って、この秘密鍵
で復号する。共通復号部201aはまた、本システムに
共通の復号アルゴリズムを保有しており、当該アルゴリ
ズムに従って、情報サーバ10aから伝達される、再暗
号化された情報を、復号して得た乱数で復号し、かつ、
情報サーバ10bから伝達される、再暗号化された情報
を、情報サーバ10bから伝達される乱数で復号する。
ただし、共通復号部201aは、情報サーバ10bから
伝達される実行権データが所定の条件を満足するか否か
を判定する機能を有しており、満足しない場合には、情
報サーバ10bから伝達される、再暗号化された情報
を、情報サーバ10bから伝達される乱数で復号する動
作を行わない。
【0241】オフライン端末50aは、共通復号部50
1aを備えている。共通復号部501aは、本システム
に共通の復号アルゴリズムを保有しており、情報サーバ
10aから伝達される、再暗号化された情報を、当該ア
ルゴリズムに従って、情報サーバ10aから伝達される
乱数で復号する。ただし、共通復号部501aは、情報
サーバ10aから伝達される実行権データが所定の条件
を満足するか否かを判定する機能を有しており、満足し
ない場合には、再暗号化された情報を乱数で復号する動
作を行わない。
【0242】なお、契約者B5についても、オフライン
端末50aを含まない点を除いて、上記と同様である。
ただし、図1において、契約者B5の各構成要素の参照
番号は、情報サーバ10b、Xの復号部102bなどの
ように、契約者A4のものと区別されている。
【0243】以下には、情報提供者X1が提供する情報
を、契約者A4が受信して、リアルタイムに利用する場
合、記録して利用する場合、オフライン端末50aで利
用する場合、および契約者A4が受信して、契約者B5
が利用する場合について、それぞれ本システムの動作を
説明する。 (1)リアルタイムに利用する場合 図2は、情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して、リアルタイムに利用する場合の、図1のシ
ステムの動作を示すフローチャートである。以下には、
図2を用いて、図1の契約者A4が情報提供者X1から
提供される情報を受信し、契約者A4のユーザが、その
情報をユーザ端末20aでリアルタイムに利用する場合
について説明する。ユーザが、情報提供者X1が提供し
ている、ある情報を利用したい意を、ユーザ端末20a
に入力すると、ユーザ端末20aは、その意を情報サー
バ10aに通知する。
【0244】通知を受けると、情報サーバ10aのXの
復号部102aは、Xの受信部101aが受信した、暗
号化された情報を復号する(ステップS101)。Xの
課金部103aは、その情報に付加されている課金基準
データに基づいて、その情報の利用料金を算定する(ス
テップS102)。ただし、利用料金は、リアルタイム
に情報を利用する場合の基準に基づいて算定される。X
の課金部103aが算定して得られた利用料金は、デー
タ記録部112aが、情報提供者(1〜3)毎に記録す
る(ステップS103)。なお、データ記録部112a
が記録した利用料金は、電話回線、パソコン通信網、デ
ィジタルCATV網などを通じて、定期的に各情報提供
者(1〜3)に通知され、契約者A4は、その料金を支
払うことになる。
【0245】次に、乱数発生部113aが乱数rを発生
し、共通暗号化部111aは、Xの復号部102aが復
号して得られた情報(CONT)を、本システムに共通
の暗号化アルゴリズム(COM)に従って、乱数rで再
暗号化する(ステップS104)。共通暗号化部111
aは、さらに、秘密鍵暗号化アルゴリズム(E)に従っ
て、データ記録部112aが記憶している、ユーザ端末
20a毎の秘密鍵siで、乱数rを暗号化する(ステッ
プS105)。情報サーバ10aは、共通暗号化部11
1aが再暗号化して得られた情報COM(r,CON
T)および暗号化して得られた乱数E(si,r)を、
ユーザ端末20aに送信する(ステップS106)。こ
こで、a(b,c)は、アルゴリズムaに従って、鍵b
でデータcを暗号化することを意味する。
【0246】ユーザ端末20aが、再暗号化された情報
COM(r,CONT)および暗号化された乱数E(s
i,r)を受信すると(ステップS107)、ユーザ端
末20aの共通復号部201aは、最初、秘密鍵復号ア
ルゴリズムに従って、記憶している秘密鍵siで、暗号
化された乱数E(si,r)を復号して、乱数rを取り
出し(ステップS108)、次に、再暗号化された情報
COM(r,CONT)を、本システムに共通の復号ア
ルゴリズムに従って、取り出した乱数rで復号して、情
報(CONT)をさらに取り出す(ステップS10
9)。ユーザ端末20aは、共通復号部201aが復号
して得られた情報(CONT)を表示する。こうして、
ユーザは、情報(CONT)を利用することができる
(ステップS110)。
【0247】このように、情報提供者X1は、提供しよ
うとする情報を暗号化したうえ、その情報の利用料金を
算定するための課金基準データを付加して提供する。契
約者A4には、情報サーバ10aおよび1以上のユーザ
端末20aが設けられ、情報サーバ10aのXの受信部
101aは、情報提供者X1が提供する情報を受信す
る。Xの課金部103aは、Xの復号部102aが復号
して得られた情報が、ユーザ端末20aに伝達される際
に、その情報に付加された課金基準データに基づいて、
その情報の利用料金を算定する。データ記録部112a
は、Xの課金部103aが算定して得られた利用料金を
記録する。なお、記録された利用料金は、所定の方法で
情報提供者X1に通知され、契約者A4は、その料金を
支払うことになる。これにより、契約者A4が情報をリ
アルタイムに利用する場合、利用度合に応じた課金がで
きる。
【0248】また、乱数発生部113aが乱数を発生
し、共通暗号化部111aは、Xの復号部101aが復
号して得られた情報を、その乱数で再暗号化し、さら
に、その乱数を、データ記録部112aが記憶している
ユーザ端末20a毎の秘密鍵で暗号化する。再暗号化さ
れた情報および暗号化された乱数がユーザ端末20aに
伝達されると、共通復号部201aは、伝達された、暗
号化された乱数を自己の秘密鍵で復号し、さらに、復号
して得た乱数で、伝達された、再暗号化された情報を復
号する。これにより、情報サーバ10aからユーザ端末
20aに、安全に情報を伝達できる。
【0249】なお、共通暗号化部111aは、Xの復号
部101aが復号して得られた情報を、データ記録部1
12aが記憶しているユーザ端末20a毎の秘密鍵で再
暗号化し、共通復号部201aは、伝達された、再暗号
化された情報を、自己の秘密鍵で復号するようにしても
よい。ただし、この場合、情報は、毎回、同一の鍵で暗
号化されるため、乱数で暗号化する場合に比べると、伝
達時の安全性は低くなる。
【0250】(2)記録して利用する場合 図3は、情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して記録し、記録した情報を利用する場合の、図
1のシステムの動作を示すフローチャートである。以下
には、図3を用いて、図1の契約者A4が情報提供者X
1から提供される情報を受信して記録し、記録した情報
を、契約者A4のユーザが利用する場合について説明す
る。ユーザが、情報提供者X1が提供している、ある情
報を記録したい意を、ユーザ端末20aに入力すると、
ユーザ端末20aは、その意を情報サーバ10aに通知
する。
【0251】通知を受けると、情報サーバ10aの情報
記録部110aは、Xの受信部101aが受信した情報
に付加されている記録許可フラグが1であるか否か、す
なわち、その情報が記録を許可されたものであるか否か
を判定する(ステップS201)。付加された記録許可
フラグが1である場合、すなわち、記録を許可された情
報である場合、情報記録部110aは、その情報を記録
する(ステップS202)。付加された記録許可フラグ
が1でない場合、すなわち、記録を許可されない情報で
ある場合には、情報記録部110aは、その情報を記録
せず、ユーザ端末20aが、エラーを表示する(ステッ
プS203)。
【0252】ユーザが、上記のようにして情報記録部1
10aに記録された、ある情報を利用したい意を、ユー
ザ端末20aに入力すると(ステップS204)、情報
サーバ10aは、付加された情報識別子を参照して、情
報記録部110aに記録された情報のうち、ユーザが求
める情報を見出す。そして、情報サーバ10aは、その
情報が情報提供者X1から提供されたものであることを
認識し、その情報をXの復号部102aに入力する。X
の復号部102aは、入力された情報を復号する(ステ
ップS205)。
【0253】次に、Xの課金部103aは、その情報に
付加された課金基準データに基づいて、その情報の利用
料金を算定する(ステップS206)。ただし、利用料
金は、情報を記録して利用する場合の基準に基づいて算
定される。そして、データ記録部112aは、Xの課金
部103aが算定して得られた利用料金を記録する(ス
テップS207)。以降、上記リアルタイムに利用する
場合と同様にして、情報サーバ10aがその情報を再暗
号化してユーザ端末20aに送信し、ユーザ端末20a
は、情報サーバ10aから送信された、再暗号化された
情報を受信して復号する(ステップS208〜ステップ
S213)。こうして、ユーザは、情報記録部110a
に記録された情報を利用することができる(ステップS
214)。
【0254】このように、情報提供者X1は、提供しよ
うとする情報に、さらに、記録許可フラグを付加して提
供する。情報記録部110aは、Xの受信部101aが
受信した情報に付加されている記録許可フラグが、記録
を許可することを示す1である場合に、その情報を記録
することができる。Xの課金部103aは、情報記録部
110aが記録した情報が、ユーザ端末20aに送信さ
れる毎に、その情報に付加された課金基準データに基づ
いて、その情報の利用料金を算定する。これにより、契
約者A4が情報を記録するのを制限することができ、か
つ、契約者A4が情報を記録して繰り返し利用する場
合、利用度合に応じた課金ができる。
【0255】また、情報記録部110aは、Xの受信部
101aが受信した情報を、暗号化されたままで記録
し、記録された情報がユーザ端末20aに伝達される際
に、Xの復号部102aが、その情報を復号する。これ
により、契約者A4が記録した情報が不正に利用される
のを防ぐことができる。
【0256】(3)オフライン端末50aで利用する場
合 図4は、情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して、オフライン端末50aで利用する場合の、
図1のシステムの動作を示すフローチャートである。以
下には、図4を用いて、図1の契約者A4が情報提供者
X1から提供される情報を受信し、契約者A4のユーザ
が、その情報をオフライン端末50aで利用する場合に
ついて説明する。なお、情報提供者X1から提供された
情報は、図3のステップS201〜ステップS203と
同様にして、情報記録部110aに記録されているもの
とする。
【0257】ユーザが、ユーザ端末20aに、情報記録
部110aに記録された、ある情報を、オフライン端末
50aで利用したい意を入力すると、ユーザ端末20a
は、その意を情報サーバ10aに通知する。通知を受け
ると、情報サーバ10aは、付加された情報識別子を参
照して、情報記録部110aに記録された情報のうち、
ユーザが求める情報を見出す。そして、情報サーバ10
aは、その情報が情報提供者X1から提供されたもので
あることを認識し、その情報をXの復号部102aに入
力する。Xの復号部102aは、入力された情報を復号
する(ステップS301)。
【0258】次に、Xの課金部103aは、実行権デー
タを作成する。実行権データには、利用可能回数、記録
モードおよび課金モードが含まれ、この場合、利用可能
回数は、ユーザが申告した、その情報を利用する回数で
あり、記録モードは、オフライン端末50aで利用され
るべき情報であることを示す1、課金モードは、契約者
A4に対して課金済みであることを示す1である。同時
に、Xの課金部103aは、Xの復号部102aが復号
して得られた情報に付加されている課金基準データに基
づいて、作成した実行権に応じた利用料金、すなわち、
その情報を、オフライン端末50aで、利用可能回数に
等しい回数だけ利用する場合の利用料金を算定する(ス
テップS302)。そして、データ記録部112aは、
Xの課金部103aが算定して得られた利用料金を記録
する(ステップS303)。
【0259】Xの復号部102aが復号して得られた情
報は、上記リアルタイムに利用する場合と同様にして再
暗号化されたうえで、移動ディスク30aに記録される
(ステップS304、ステップS305)。乱数発生部
113aが発生した乱数rは、Xの課金部102aが作
成した実行権データとともに、ICカード40aに記録
される(ステップS306)。
【0260】次に、ユーザは、暗号化された情報が記録
された移動ディスク30aと、乱数rおよび実行権デー
タが記録されたICカード40aとを、オフライン端末
50aに接続する(ステップS307)。オフライン端
末50aの共通復号部501aは、最初、ICカード4
0aに記録された実行権データに含まれている記録モー
ドが1であるか否かを判定する(ステップS308)。
記録モードが1である場合、共通復号部501aは、実
行権データに含まれる利用可能回数が1以上であるか否
かを、さらに判定する(ステップS309)。
【0261】利用可能回数が1以上であれば、共通復号
部501aは、ICカード40aに記録された乱数r
で、移動ディスク30aに記録された情報を、上記リア
ルタイムに利用する場合と同様にして復号する(ステッ
プS310)。そして、オフライン端末50aは、IC
カード40aに記録されている利用可能回数を更新し
(ステップS311)、次いで、共通復号部501aが
復号して得られた情報を表示する。こうして、ユーザ
は、オフライン端末50aで、情報を利用することがで
きる(ステップS312)。
【0262】ステップS308で、記録モードが1でな
い場合、もしくは、ステップS309で、利用可能回数
が0である場合には、共通復号部501aは、暗号化さ
れた情報を乱数rで復号する動作を行わず、オフライン
端末50aが、ユーザに対してエラーを通知する(ステ
ップS313)。
【0263】このように、Xの課金部103aは、情報
の利用度合およびその情報を利用可能な端末を制限する
ための実行権データを作成し、同時に、その情報に付加
された課金基準データをに基づいて、作成した実行権デ
ータに応じた利用料金を算定する。その情報およびXの
課金部103aが作成した実行権データがオフライン端
末50aに伝達されると、オフライン端末50aは、伝
達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、伝
達された情報をユーザに表示する。これにより、契約者
A4のユーザがオフライン端末50aで情報を利用する
場合、利用度合に応じた課金ができる。
【0264】また、乱数発生部113aが乱数を発生
し、共通暗号化部111aは、Xの復号部102aが復
号して得られた情報を、その乱数で再暗号化する。再暗
号化された情報、発生された乱数および作成された実行
権データがオフライン端末50aに伝達されると、共通
復号部501aは、伝達された、再暗号化された情報
を、伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
に、伝達された乱数で復号する。これにより、オフライ
ン端末50aにおいて、実行権データが所定の条件を満
たす場合にのみ、情報が表示されるようにすることがで
きる。
【0265】なお、共通暗号化部111aは、Xの復号
部101aが復号して得られた情報を、データ記録部1
12aが記憶しているユーザ端末20a毎の秘密鍵で再
暗号化し、共通復号部201aは、伝達された、再暗号
化された情報を、伝達された実行権データが所定の条件
を満たす場合に、自己の秘密鍵で復号するようにして
も、実行権データが所定の条件を満たす場合にのみ、情
報が表示されるようにすることができる。
【0266】また、共通暗号化部111aが再暗号化し
て得られた情報は、移動ディスク30aのような、書き
込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を介して、乱数発
生部113aが発生した乱数およびXの課金部103a
が作成した実行権データは、ICカード40aのよう
な、記録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介
して、それぞれオフライン端末50aに伝達することに
より、情報サーバ10aからオフライン端末50aに、
安全に情報を伝達できる。
【0267】(4)契約者A4が受信して、契約者B5
が利用する場合 図5は、情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して契約者B5に再提供し、契約者B5が再提供
された情報を利用する場合の、図1のシステムの動作を
示すフローチャートである。以下には、図5を用いて、
情報提供者X1から提供される情報を、契約者A4が受
信して契約者B5に再提供し、契約者B5のユーザが再
提供された情報を利用する場合について説明する。な
お、情報提供者X1から提供された情報は、図3のステ
ップS201〜ステップS203と同様にして、情報記
録部110aに記録されているものとする。
【0268】契約者A4のユーザが、情報記録部110
aに記録された、ある情報を、契約者B5に再提供した
い意、および、再提供された情報を契約者Bが利用した
場合、契約者Aに課金されるようにするのか、契約者B
に課金されるようにするのかを、ユーザ端末20aに入
力すると、ユーザ端末20aは、それらの意を情報サー
バ10aに通知する。ユーザ端末20aからの通知を受
けると、情報サーバ10aは、付加された情報識別子を
参照して、情報記録部110aに記録された情報のう
ち、ユーザが求める情報を見出す。そして、情報サーバ
10aは、その情報が情報提供者X1から提供されたも
のであることを認識し、その情報をXの復号部102a
に入力する。Xの復号部102aは、入力された情報を
復号する(ステップS401)。次に、Xの課金部10
3aは、ユーザ端末20aからの通知に基づいて、契約
者A4に課金するか否かを判定する(ステップS40
2)。
【0269】契約者A4に課金する場合、Xの課金部1
03aは、上記オフライン端末50aで利用する場合と
同様にして、実行権データを作成するとともに、作成し
た実行権データに応じた利用料金を算定する(ステップ
S403)。そして、データ記録部112aは、Xの課
金部103aが算定して得られた利用料金を記録する
(ステップS404)。ただし、この場合、作成された
実行権データに含まれる利用可能回数は、契約者A4の
ユーザが申告した、その情報を契約者B5に利用させる
回数であり、記録モードは、契約者B5のユーザ端末2
0bで利用されることを示す2、課金モードは、契約者
A4に課金済みであることを示す1である。また、算定
された利用料金は、契約者B5のユーザが、ユーザ端末
20bで、その情報を利用可能回数に等しい回数だけ利
用した場合の料金である。
【0270】契約者B5に課金する場合には、Xの課金
部103aは、実行権データを作成する(ステップS4
05)。ただし、この場合、作成された実行権データに
含まれる利用可能回数は、予め定められた十分大きな値
であり、記録モードは、契約者B5のユーザ端末20b
で利用されることを示す2、課金モードは、未課金であ
ることを示す2である。
【0271】次に、共通暗号化部111aは、Xの復号
部102aが復号して得られた情報を、上記リアルタイ
ムに利用する場合と同様にして、乱数発生部113aが
発生した乱数rで再暗号化する(ステップS406)。
そして、情報サーバ10aは、共通暗号化部111aが
再暗号化して得られた情報を移動ディスク30aに記録
し(ステップS407)、乱数発生部113aが発生し
た乱数rおよびXの課金部103aが作成した実行権デ
ータをICカード40aに記録する(ステップS40
8)。
【0272】契約者B5のユーザは、再暗号化された情
報が記録された移動ディスク30aと乱数rおよび実行
権データが記録されたICカード40aとを取得する
と、取得した移動ディスク30aおよびICカード40
aを、ユーザ端末20bに接続し(ステップS40
9)、次いで、移動ディスク30aに記録された情報を
利用する意を、ユーザ端末20bに入力する。
【0273】ユーザ端末20bの共通復号部201b
は、最初、ICカード40aに記録された実行権データ
に含まれる課金モードが1であるか否か、すなわち契約
者A4に課金済みであるか否かを判定する(ステップS
410)。課金モードが1である場合、共通復号部20
1bは、実行権データに含まれる記録モードが2である
か否か、すなわち、その情報が契約者B5のユーザ端末
20bで利用されるべきものであるか否かを、さらに判
定する(ステップS411)。記録モードが2である場
合、共通復号部201bは、実行権データに含まれる利
用可能回数が1以上であるか否かを、さらに判定する
(ステップS412)。
【0274】利用可能回数が1以上である場合、共通復
号部201bは、移動ディスク30aに記録された、再
暗号化された情報を、上記リアルタイムに利用する場合
と同様にして、ICカード40aに記録された乱数rで
復号する(ステップS413)。次に、ユーザ端末20
bは、実行権データに含まれている利用可能回数を更新
し(ステップS414)、共通復号部201bが復号し
て得られた情報を表示する。こうして、契約者B5のユ
ーザは、契約者A4から再提供された情報を利用するこ
とができる(ステップS415)。
【0275】ステップS411で、記録モードが2でな
い場合、もしくは、ステップS412で、利用可能回数
が0である場合には、共通復号部201bは、再暗号化
された情報を乱数rで復号する動作を行わず、ユーザ端
末20bがユーザに対して、その情報を利用できない意
を通知する(ステップS416)。
【0276】ステップS410で、課金モードが1でな
い場合、すなわち、未課金である場合には、ユーザ端末
20bは、情報サーバ10bに、移動ディスク30aに
記録された、再暗号化された情報に付加された課金基準
データを通知する。情報サーバ10bのXの課金部10
3bは、通知された課金基準データに基づいて、その情
報の利用料金を算定し(ステップS417)、データ記
録部112bは、Xの課金部103bが算定して得られ
た利用料金を記録する(ステップS418)。その後、
ステップS411の処理に進む。
【0277】このように、契約者A4に課金する場合、
情報サーバ10aのXの課金部103aは、情報の利用
度合およびその情報を利用可能な端末を制限するための
実行権データを作成し、かつ、作成した実行権データに
応じた利用料金を、その情報に付加された課金基準デー
タに基づいて算定する。その情報および作成された実行
権データが契約者B5に伝達されると、ユーザ端末20
bは、伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
合に、伝達された情報を表示する。これにより、契約者
A4が受信した情報を契約者B5が利用する場合、利用
度合に応じて、契約者A4に課金することができる。
【0278】なお、契約者A4が受信した情報を契約者
B5が利用して、契約者A4に課金するという提供形態
は、情報をプレゼントするという、情報提供の新たな形
態である。
【0279】契約者B5に課金する場合には、情報サー
バ10aのXの課金部103aは、情報を利用できる端
末を制限するための実行権データを作成する。その情報
および作成された実行権データが契約者B5に伝達され
ると、情報サーバ10bのXの課金部103bは、伝達
された情報に付加された課金基準データに基づいて、そ
の情報の利用料金を算定する。一方、ユーザ端末20b
は、伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
に、伝達された情報を表示する。これにより、契約者A
4が受信した情報を契約者B5が利用する場合、利用度
合に応じて、契約者B5に課金することができる。
【0280】以上は、契約者A4から契約者B5に、移
動ディスク30aおよびICカード40aを介して、そ
れぞれ、情報、データ類を伝達する場合について説明し
ているが、以下には、CATV網を介して、情報および
データ類を伝達する場合について、図1および5を用い
て説明する。本システムの動作が、図5に示すものと異
なるのは、以下に示す点である。すなわち、ステップS
406〜S408において、契約者A4および契約者B
5はそれぞれ、共有鍵KABを保有しており、共通暗号
化部111aは、Xの復号部102aが復号して得られ
た情報を、乱数発生部113aが発生した乱数rで再暗
号化し、さらに、この乱数rおよびXの課金部103a
が作成した実行権データを、共有鍵KABで暗号化す
る。そして、情報サーバ10aは、共通暗号化部111
aが再暗号化して得られた情報ならびに暗号化して得ら
れた乱数および実行権データを、CATV網を通じて、
契約者B5に送信する。
【0281】また、ステップS409において、ユーザ
端末20bが、CATV網を通じて送信された、再暗号
化された情報ならびに暗号化された乱数および実行権デ
ータを受信すると、共通復号部201bは、暗号化され
た乱数および実行権データを、共有鍵KABで復号す
る。
【0282】このように、CATV網のような、伝送速
度が比較的大きな伝送路を通じて、情報、乱数および実
行権データを伝送する場合には、情報を乱数で再暗号化
し、さらに、乱数および実行権データを共有鍵KABで
暗号化することにより、契約者A4から契約者B5に、
安全に情報を伝達できる。
【0283】なお、共有鍵KABで乱数および実行権デ
ータを暗号化する代わりに、公開暗号方式で暗号化する
こともできる。また、CATV網に代えて、B−ISD
Nを通じて、契約者Aから契約者Bに、再暗号化された
情報ならびに暗号化された乱数および実行権データを伝
送してもよい。
【0284】次に、契約者A4から契約者B5に、移動
ディスク30aを介して情報を、通信回線を介してデー
タ類を、それぞれ伝達する場合について、図1および5
を用いて説明する。本システムの動作が、図5に示すも
のと異なるのは、以下に示す点である。すなわち、ステ
ップS406〜S408において、契約者A4および契
約者B5はそれぞれ、共有鍵KABを保有しており、共
通暗号化部111aは、Xの復号部102aが復号して
得られた情報を、乱数発生部113aが発生した乱数r
で再暗号化し、さらに、この乱数rおよびXの課金部1
03aが作成した実行権データを、共有鍵KABで暗号
化する。そして、情報サーバ10aは、共通暗号化部1
11aが再暗号化して得られた情報を、移動ディスク3
0aに記録し、共通暗号化部111aが暗号化して得ら
れた乱数および実行権データを、通信回線を通じて、契
約者B5に送信する。
【0285】また、ステップS409において、契約者
B5のユーザは、再暗号化された情報が記録された移動
ディスク30aを取得すると、取得した移動ディスク3
0aを、ユーザ端末20bに接続する。また、ユーザ端
末20bが、通信回線を通じて送信された、暗号化され
た乱数および実行権データを受信すると、共通復号部2
01bは、暗号化された乱数および実行権データを、共
有鍵KABで復号する。
【0286】このように、乱数および実行権データを、
通信回線のような、伝送速度が比較的小さい伝送路を通
じて伝送し、情報を、移動ディスク30aに記録して移
動させる場合には、情報を乱数で再暗号化し、さらに、
乱数および実行権データを共有鍵KABで暗号化するこ
とにより、契約者A4から契約者B5に、安全に情報を
伝達できる。なお、共有鍵KABで乱数および実行権デ
ータを暗号化する代わりに、公開暗号方式で暗号化する
こともできる。
【0287】なお、本実施形態では、実行権データに利
用可能回数が含まれるとしたが、利用可能期限が含まれ
るとしてもよい。
【0288】また、本実施形態では、ユーザがオフライ
ン端末50aで情報を利用する場合、Xの課金部103
aは、実行権データを作成すると同時に、作成した実行
権に応じた利用料金を算定しているが、オフライン端末
50aでの利用度合をICカード40aに記録してお
き、利用後に、ユーザがICカード40aを情報サーバ
10aに接続して、その際、Xの課金部103aが利用
料金を算定してもよい。
【0289】また、本実施形態では、契約者単位で課金
しているが、利用料金を端末毎に記録することにより、
ユーザ単位で課金することもできる。
【0290】また、ユーザにパスワードを発行し、ユー
ザが端末を利用する際に、認証を行うようにすること
で、不正使用に対する安全性を、より高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】情報提供者X1が提供する情報を、契約者Aが
受信して、リアルタイムに利用する場合の、図1のシス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図3】情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して記録し、記録した情報を利用する場合の、図
1のシステムの動作を示すフローチャートである。
【図4】情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して、オフライン端末50aで利用する場合の、
図1のシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】情報提供者X1が提供する情報を、契約者A4
が受信して契約者B5に再提供し、契約者B5が再提供
された情報を利用する場合の、図1のシステムの動作を
示すフローチャートである。
【図6】従来の映像情報伝送装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 情報提供者X 2 情報提供者Y 3 情報提供者Z 4 契約者A 5 契約者B 10a、10b 情報サーバ 20a、20b ユーザ端末 30a、30b 移動ディスク 40a、40b ICカード 50a オフライン端末 101a、101b Xの受信部 102a、102b Xの復号部 103a、103b Xの課金部 104a、104b Yの受信部 105a、105b Yの復号部 106a、106b Yの課金部 107a、107b Zの受信部 108a、108b Zの復号部 109a、109b Zの課金部 110a、110b 情報記録部 111a、111b 共通暗号化部 112a、112b データ記録部 113a、113b 乱数発生部 201a、201b、501a 共通復号部

Claims (102)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムであって、 前記1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき情
    報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デ
    ータを付加して配信する配信手段が設けられ、 前記契約者側には、情報サーバおよび当該情報サーバに
    情報伝達可能に接続された1以上の端末が設けられ、 前記情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報を記録する情報記録手段
    と、 前記情報記録手段が記録した情報が、前記1以上の端末
    に伝達される毎に、当該情報に付加されている課金基準
    データに基づいて、当該情報の利用料金を算定する課金
    手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備える情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記1以上の情報提供者が提供する情報
    は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、前記情報記録手段が記録した情報を
    復号する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記データ記録手段は、前記1以上の端
    末毎の秘密鍵を記憶しており、 前記情報サーバは、前記第1の復号手段が復号して得ら
    れた情報を、前記データ記録手段が記憶している前記1
    以上の端末毎の秘密鍵でそれぞれ再暗号化する共通暗号
    化手段をさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、前記情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、当該秘密鍵で復号する第2の復号手段を備える
    ことを特徴とする、請求項2に記載の情報提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記データ記録手段は、前記1以上の端
    末毎の秘密鍵を記憶しており、 前記情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、当該乱
    数を、前記データ記録手段が記憶している前記1以上の
    端末毎の秘密鍵でそれぞれ暗号化する共通暗号化手段と
    をさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、前記情報サーバから伝達された、暗号化された乱
    数を、当該秘密鍵で復号し、かつ前記情報サーバから伝
    達された、再暗号化された情報を、復号して得た乱数で
    復号する第2の復号手段を備えることを特徴とする、請
    求項2に記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムの契約者側に設けられる情
    報サーバであって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記契約者側には、さらに、当該情報サーバに情報伝達
    可能に接続された1以上の端末が設けられており、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報を記録する情報記録手段
    と、 前記情報記録手段が記録した情報が、前記1以上の端末
    に伝達される毎に、当該情報に付加されている課金基準
    データに基づいて、当該情報の利用料金を算定する課金
    手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備える情報サーバ。
  6. 【請求項6】 前記1以上の情報提供者が提供する情報
    は、それぞれ暗号化されており、 前記情報記録手段が記録した情報を復号する復号手段を
    さらに備えることを特徴とする、請求項5に記載の情報
    サーバ。
  7. 【請求項7】 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘
    密鍵を記憶しており、前記情報サーバから伝達された、
    再暗号化された情報を、当該秘密鍵で復号する機能を有
    し、 前記データ記録手段は、前記1以上の端末毎の秘密鍵を
    記憶しており、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記データ記
    録手段が記憶している前記1以上の端末毎の秘密鍵でそ
    れぞれ再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えること
    を特徴とする、請求項6に記載の情報サーバ。
  8. 【請求項8】 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘
    密鍵を記憶しており、前記情報サーバから伝達された、
    暗号化された乱数を、当該秘密鍵で復号し、かつ、前記
    情報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、復
    号して得た乱数で復号する機能を有し、 前記データ記録手段は、前記1以上の端末毎の秘密鍵を
    記憶しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、当該乱数を、
    前記データ記録手段が記憶している前記1以上の端末毎
    の秘密鍵で暗号化する共通暗号化手段とをさらに備える
    ことを特徴とする、請求項6に記載の情報サーバ。
  9. 【請求項9】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムの契約者側に設けられる端
    末であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報を
    暗号化したうえ、当該情報の利用料金を算定するための
    課金基準データを付加して配信し、 前記契約者側には、前記端末の秘密鍵を記憶しており、
    前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、かつ
    受信した情報を記録し、かつ記録した情報が前記端末に
    伝達される毎に、当該情報に付加されている課金基準デ
    ータに基づいて当該情報の利用料金を算定し、かつ算定
    して得た利用料金を記録し、かつ記録した情報を復号
    し、かつ復号して得た情報を当該秘密鍵で再暗号化する
    機能を有する情報サーバがさらに設けられ、 自己の秘密鍵を記憶しており、前記情報サーバから伝達
    された、再暗号化された情報を、当該秘密鍵で復号する
    復号手段を備える端末。
  10. 【請求項10】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムの契約者側に設けられる端
    末であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報を
    暗号化したうえ、当該情報の利用料金を算定するための
    課金基準データを付加して配信し、 前記契約者側には、前記端末の秘密鍵を記憶しており、
    前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、かつ
    受信した情報を記録し、かつ記録した情報が前記端末に
    伝達される毎に、当該情報に付加されている課金基準デ
    ータに基づいて当該情報の利用料金を算定し、かつ算定
    して得た利用料金を記録し、かつ記録した情報を復号
    し、かつ乱数を発生し、かつ復号して得た情報を当該乱
    数で再暗号化し、かつ当該乱数を当該秘密鍵で暗号化す
    る機能を有する情報サーバがさらに設けられ、 自己の秘密鍵を記憶しており、前記情報サーバから伝達
    された、暗号化された乱数を、当該秘密鍵で復号し、か
    つ前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、復号して得た乱数で復号する復号手段を備える端
    末。
  11. 【請求項11】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムであって、 前記1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき情
    報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デ
    ータを付加して配信する配信手段が設けられ、 前記契約者側には、情報サーバおよびオフライン端末が
    設けられ、 前記情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報の利用度合および当該情報
    を利用可能な端末を制限するための実行権データを作成
    し、かつ、作成した実行権データおよび当該情報に付加
    されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
    料金を算定する課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備え、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達された
    実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記情報サ
    ーバから伝達された情報の利用を許可することを特徴と
    する情報提供システム。
  12. 【請求項12】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、前記受信手段が受信した情報を復号
    する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項11に記載の情報提供システム。
  13. 【請求項13】 前記情報サーバは、前記第1の復号手
    段が復号して得られた情報を、所定の方式で再暗号化す
    る共通暗号化手段をさらに備え、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝達さ
    れた実行権データが所定の条件を満たす場合に復号する
    第2の復号手段を備えることを特徴とする、請求項12
    に記載の情報提供システム。
  14. 【請求項14】 前記情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手
    段とをさらに備え、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝達さ
    れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記情
    報サーバから伝達された乱数で復号する第2の復号手段
    を備えることを特徴とする、請求項12に記載の情報提
    供システム。
  15. 【請求項15】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記課金手段が作成した実行権データは、記録内容の解析
    /変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記
    オフライン端末に伝達されることを特徴とする、請求項
    14に記載の情報提供システム。
  16. 【請求項16】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムの契約者側に設けられる情
    報サーバであって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記契約者側には、さらに、伝達された実行権データが
    所定の条件を満たす場合に、伝達された情報の利用を許
    可する機能を有するオフライン端末が設けられ、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報の利用度合および当該情報
    を利用可能な端末を制限するための実行権データを作成
    し、かつ、作成した実行権データおよび当該情報に付加
    されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
    料金を算定する課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備える情報サーバ。
  17. 【請求項17】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記受信手段が受信した情報を復号する復号手段をさら
    に備えることを特徴とする、請求項16に記載の情報サ
    ーバ。
  18. 【請求項18】 前記オフライン端末は、前記情報サー
    バから伝達された、再暗号化された情報を、前記情報サ
    ーバから伝達された実行権データが所定の条件を満たす
    場合に復号する機能を有しており、 前記復号手段が復号して得られた情報を、所定の方式で
    再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えることを特徴
    とする、請求項17に記載の情報サーバ。
  19. 【請求項19】 前記オフライン端末は、前記情報サー
    バから伝達された、再暗号化された情報を、前記情報サ
    ーバから伝達された実行権データが所定の条件を満たす
    場合に、前記情報サーバから伝達された乱数で復号する
    機能を有しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とを
    さらに備えることを特徴とする、請求項17に記載の情
    報サーバ。
  20. 【請求項20】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記課金手段が作成した実行権データは、記録内容の解析
    /変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記
    オフライン端末に伝達されることを特徴とする、請求項
    19に記載の情報サーバ。
  21. 【請求項21】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供システムの契約者側に設けられるオ
    フライン端末であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記契約者側には、さらに、前記1以上の情報提供者が
    提供する情報を受信し、かつ受信した情報の利用度合お
    よび当該情報を利用可能な端末を制限するための実行権
    データを作成し、かつ作成した実行権データおよび当該
    情報に付加されている課金基準データに基づいて、当該
    情報の利用料金を算定し、かつ算定して得た利用料金を
    記録する機能を有する情報サーバが設けられ、 前記情報サーバから伝達された実行権データが所定の条
    件を満たす場合に、前記情報サーバから伝達された情報
    の利用を許可することを特徴とするオフライン端末。
  22. 【請求項22】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、受信した情報を復号する機能をさら
    に有することを特徴とする、請求項21に記載のオフラ
    イン端末。
  23. 【請求項23】 前記情報サーバは、復号して得た情報
    を、所定の方式で再暗号化する機能をさらに有し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、前記情報サーバから伝達された実行権データが所定
    の条件を満たす場合に復号する復号手段を備えることを
    特徴とする、請求項22に記載のオフライン端末。
  24. 【請求項24】 前記情報サーバは、乱数を発生し、か
    つ、復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化する機能
    をさらに有し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、前記情報サーバから伝達された実行権データが所定
    の条件を満たす場合に、前記情報サーバから伝達された
    乱数で復号する復号手段を備えることを特徴とする、請
    求項22に記載のオフライン端末。
  25. 【請求項25】 前記情報サーバが再暗号化して得られ
    た情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を
    介して、前記情報サーバが発生した乱数および作成した
    実行権データは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型
    記録媒体を介して、それぞれ前記オフライン端末に伝達
    されることを特徴とする、請求項24に記載のオフライ
    ン端末。
  26. 【請求項26】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第1の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムであって、 前記1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき情
    報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デ
    ータを付加して配信する配信手段が設けられ、 前記第1の契約者側には情報サーバが、前記第2の契約
    者側には1以上の端末がそれぞれ設けられ、 前記情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報の利用度合および当該情報
    を利用可能な端末を制限するための実行権データを作成
    し、かつ、作成した実行権データおよび当該情報に付加
    されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
    料金を算定する課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情報サーバから伝達
    された実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記
    情報サーバから伝達された情報の利用を許可することを
    特徴とする情報提供システム。
  27. 【請求項27】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、前記受信手段が受信した情報を復号
    する第1の復号手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項26に記載の情報提供システム。
  28. 【請求項28】 前記情報サーバは、前記第1の復号手
    段が復号して得られた情報を、所定の方式で再暗号化す
    る共通暗号化手段をさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情報サーバから伝達
    された、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝
    達された実行権データが所定の条件を満たす場合に復号
    する第2の復号手段を備えることを特徴とする、請求項
    27に記載の情報提供システム。
  29. 【請求項29】 前記情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手
    段とをさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情報サーバから伝達
    された、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝
    達された実行権データが所定の条件を満たす場合に、前
    記情報サーバから伝達された乱数で復号する第2の復号
    手段を備えることを特徴とする、請求項27に記載の情
    報提供システム。
  30. 【請求項30】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記課金手段が作成した実行権データは、記録内容の解析
    /変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記
    第2の契約者側に伝達されることを特徴とする、請求項
    29に記載の情報提供システム。
  31. 【請求項31】 前記情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、前記乱
    数発生手段が発生した乱数および前記課金手段が作成し
    た実行権データを所定の方式で暗号化する共通暗号化手
    段とをさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情報サーバから伝達
    された、暗号化された乱数および実行権データを復号
    し、かつ、前記情報サーバから伝達された、再暗号化さ
    れた情報を、復号して得た実行権データが所定の条件を
    満たす場合に、復号して得た乱数で復号する第2の復号
    手段を備えることを特徴とする、請求項27に記載の情
    報提供システム。
  32. 【請求項32】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報ならびに前記共通暗号化手段が暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的大
    きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達される
    ことを特徴とする、請求項31に記載の情報提供システ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記共通暗号化手段が暗号化して得られた
    乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝
    送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達され
    ることを特徴とする、請求項31に記載の情報提供シス
    テム。
  34. 【請求項34】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第1の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムの第1の契約者側
    に設けられる情報サーバであって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第2の契約者側には、前記情報サーバから伝達され
    た実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記情報
    サーバから伝達された情報の利用を許可する機能を有す
    る1以上の端末が設けられており、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報の利用度合および当該情報
    を利用可能な端末を制限するための実行権データを作成
    し、かつ、作成した実行権データおよび当該情報に付加
    されている課金基準データに基づいて、当該情報の利用
    料金を算定する課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備える情報サーバ。
  35. 【請求項35】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記受信手段が受信した情報を復号する復号手段をさら
    に備えることを特徴とする、請求項34に記載の情報サ
    ーバ。
  36. 【請求項36】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、前記
    情報サーバから伝達された実行権データが所定の条件を
    満たす場合に復号する機能を有しており、 前記復号手段が復号して得られた情報を、所定の方式で
    再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えることを特徴
    とする、請求項35に記載の情報サーバ。
  37. 【請求項37】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、前記
    情報サーバから伝達された実行権データが所定の条件を
    満たす場合に、前記情報サーバから伝達された乱数で復
    号する機能を有しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とを
    さらに備えることを特徴とする、請求項35に記載の情
    報サーバ。
  38. 【請求項38】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記課金手段が作成した実行権データは、記録内容の解析
    /変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記
    第2の契約者側に伝達されることを特徴とする、請求項
    37に記載の情報サーバ。
  39. 【請求項39】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、暗号化された乱数および実行
    権データを復号し、かつ、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、復号して得た実行権データ
    が所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号
    する機能を有しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、前記乱数発生
    手段が発生した乱数および前記課金手段が作成した実行
    権データを所定の方式で暗号化する共通暗号化手段とを
    さらに備えることを特徴とする、請求項35に記載の情
    報サーバ。
  40. 【請求項40】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報ならびに前記共通暗号化手段が暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的大
    きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達される
    ことを特徴とする、請求項39に記載の情報サーバ。
  41. 【請求項41】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記共通暗号化手段が暗号化して得られた
    乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝
    送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達され
    ることを特徴とする、請求項39に記載の情報サーバ。
  42. 【請求項42】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第1の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムの第2の契約者側
    に設けられる端末であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第1の契約者側には、前記1以上の情報提供者が提
    供する情報を受信し、かつ受信した情報の利用度合およ
    び当該情報を利用可能な端末を制限するための実行権デ
    ータを作成し、かつ作成した実行権データおよび当該情
    報に付加されている課金基準データに基づいて、当該情
    報の利用料金を算定し、かつ算定して得た利用料金を記
    録する機能を有する情報サーバが設けられ、 前記情報サーバから伝達された実行権データが所定の条
    件を満たす場合に、前記情報サーバから伝達された情報
    の利用を許可することを特徴とする端末。
  43. 【請求項43】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、受信した情報を復号する機能をさら
    に有することを特徴とする、請求項42に記載の端末。
  44. 【請求項44】 前記情報サーバは、復号して得た情報
    を所定の方式で再暗号化する機能をさらに有し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、前記情報サーバから伝達された実行権データが所定
    の条件を満たす場合に復号する復号手段を備えることを
    特徴とする、請求項43に記載の端末。
  45. 【請求項45】 前記情報サーバは、乱数を発生し、か
    つ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化する機能をさ
    らに有し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、前記情報サーバから伝達された実行権データが所定
    の条件を満たす場合に、前記情報サーバから伝達された
    乱数で復号する復号手段を備えることを特徴とする、請
    求項43に記載の端末。
  46. 【請求項46】 前記情報サーバが再暗号化して得られ
    た情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を
    介して、前記情報サーバが発生した乱数および作成した
    実行権データは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型
    記録媒体を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達
    されることを特徴とする、請求項45に記載の端末。
  47. 【請求項47】 前記情報サーバは、乱数を発生し、か
    つ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化し、かつ当該
    乱数および作成した実行権データを所定の方式で暗号化
    する機能をさらに有し、 前記情報サーバから伝達された、暗号化された乱数およ
    び実行権データを復号し、かつ、前記情報サーバから伝
    達された、再暗号化された情報を、復号して得た実行権
    データが所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数
    で復号する復号手段を備えることを特徴とする、請求項
    43に記載の端末。
  48. 【請求項48】 前記情報サーバが再暗号化して得られ
    た情報ならびに前記情報サーバが暗号化して得られた乱
    数および実行権データは、伝送速度が比較的大きい伝送
    路を介して、前記第2の契約者側に伝達されることを特
    徴とする、請求項47に記載の端末。
  49. 【請求項49】 前記情報サーバが再暗号化して得られ
    た情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を
    介して、前記情報サーバが暗号化して得られた乱数およ
    び実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝送路を介
    して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達されることを
    特徴とする、請求項47に記載の端末。
  50. 【請求項50】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第2の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムであって、 前記1以上の情報提供者側にはそれぞれ、提供すべき情
    報に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デ
    ータを付加して配信する配信手段が設けられ、 前記第1の契約者側には第1の情報サーバが、前記第2
    の契約者側には第2の情報サーバおよび当該情報サーバ
    に情報伝達可能に接続された1以上の端末がそれぞれ設
    けられ、 前記第1の情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報を利用可能な端末を制限す
    るための実行権データを作成する実行権データ作成手段
    とを備え、 前記第2の情報サーバは、 前記第1の情報サーバから伝達された情報に付加された
    課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定
    する課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
    に、前記第1の情報サーバから伝達された情報の利用を
    許可することを特徴とする情報提供システム。
  51. 【請求項51】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記第1の情報サーバは、前記受信手段が受信した情報
    を復号する第1の復号手段をさらに備えることを特徴と
    する、請求項50に記載の情報提供システム。
  52. 【請求項52】 前記第1の情報サーバは、前記第1の
    復号手段が復号して得られた情報を、所定の方式で再暗
    号化する共通暗号化手段をさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された、再暗号化された情報を、前記第1の情報
    サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
    す場合に復号する第2の復号手段を備えることを特徴と
    する、請求項51に記載の情報提供システム。
  53. 【請求項53】 前記第1の情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手
    段とをさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された、再暗号化された情報を、前記第1の情報
    サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
    す場合に、前記第1の情報サーバから伝達された乱数で
    復号する第2の復号手段を備えることを特徴とする、請
    求項51に記載の情報提供システム。
  54. 【請求項54】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記課金手段が作成した実行権データは、記録内容の解析
    /変更が困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記
    第2の契約者側に伝達されることを特徴とする、請求項
    53に記載の情報提供システム。
  55. 【請求項55】 前記第1の情報サーバは、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記第1の復号手段が復号して得られた情報を、前記乱
    数発生手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、前記乱
    数発生手段が発生した乱数および前記実行権データ作成
    手段が作成した実行権データを所定の方式で暗号化する
    共通暗号化手段とをさらに備え、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された、暗号化された乱数および実行権データを
    復号し、かつ、前記第1の情報サーバから伝達された、
    再暗号化された情報を、復号して得た実行権データが所
    定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号する
    第2の復号手段を備えることを特徴とする、請求項51
    に記載の情報提供システム。
  56. 【請求項56】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報ならびに前記共通暗号化手段が暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的大
    きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達される
    ことを特徴とする、請求項55に記載の情報提供システ
    ム。
  57. 【請求項57】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記共通暗号化手段が暗号化して得られた
    乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝
    送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達され
    ることを特徴とする、請求項55に記載の情報提供シス
    テム。
  58. 【請求項58】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第2の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムの第1の契約者側
    に設けられる情報サーバであって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第2の契約者側には、伝達された情報に付加された
    課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定
    し、かつ算定して得た利用料金を記録する機能を有する
    他の情報サーバ、および当該他の情報サーバに情報伝達
    可能に接続され、前記情報サーバから伝達された実行権
    データが所定の条件を満たす場合に、前記情報サーバか
    ら伝達された情報の利用を許可する機能を有する1以上
    の端末が設けられており、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段が受信した情報を利用可能な端末を制限す
    るための実行権データを作成する実行権データ作成手段
    とを備える情報サーバ。
  59. 【請求項59】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記受信手段が受信した情報を復号する復号手段をさら
    に備えることを特徴とする、請求項58に記載の情報サ
    ーバ。
  60. 【請求項60】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、前記
    情報サーバから伝達された実行権データが所定の条件を
    満たす場合に復号する機能を有しており、 前記復号手段が復号して得られた情報を、所定の方式で
    再暗号化する共通暗号化手段をさらに備えることを特徴
    とする、請求項59に記載の情報サーバ。
  61. 【請求項61】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、再暗号化された情報を、前記
    情報サーバから伝達された実行権データが所定の条件を
    満たす場合に、前記情報サーバから伝達された乱数で復
    号する機能を有しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化する共通暗号化手段とを
    さらに備えることを特徴とする、請求項59に記載の情
    報サーバ。
  62. 【請求項62】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記乱数発生手段が発生した乱数および前
    記実行権データ作成手段が作成した実行権データは、記
    録内容の解析/変更が困難な携帯型記録媒体を介して、
    それぞれ前記第2の契約者側に伝達されることを特徴と
    する、請求項61に記載の情報サーバ。
  63. 【請求項63】 前記1以上の端末はそれぞれ、前記情
    報サーバから伝達された、暗号化された乱数および実行
    権データを復号し、かつ、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、復号して得た実行権データ
    が所定の条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号
    する機能を有しており、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記復号手段が復号して得られた情報を、前記乱数発生
    手段が発生する乱数で再暗号化し、かつ、前記乱数発生
    手段が発生した乱数および前記実行権データ作成手段が
    作成した実行権データを所定の方式で暗号化する共通暗
    号化手段とをさらに備えることを特徴とする、請求項5
    9に記載の情報サーバ。
  64. 【請求項64】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報ならびに前記共通暗号化手段が暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的大
    きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達される
    ことを特徴とする、請求項63に記載の情報サーバ。
  65. 【請求項65】 前記共通暗号化手段が再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記共通暗号化手段が暗号化して得られた
    乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝
    送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達され
    ることを特徴とする、請求項63に記載の情報サーバ。
  66. 【請求項66】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第2の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムの第2の契約者側
    に設けられる情報サーバであって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第1の契約者側には、前記1以上の情報提供者が提
    供する情報を受信し、かつ受信した情報を利用可能な端
    末を制限するための実行権データを作成する機能を有す
    る他の情報サーバが設けられており、 前記第2の契約者側には、さらに、前記他の情報サーバ
    から伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
    に、前記他の情報サーバから伝達された情報の利用を許
    可する機能を有する1以上の端末が設けられており、 前記他の情報サーバから伝達された情報に付加された課
    金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を算定す
    る課金手段と、 前記課金手段が算定して得られた利用料金を記録するデ
    ータ記録手段とを備える情報サーバ。
  67. 【請求項67】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記他の情報サーバは、受信した情報を復号する機能を
    さらに有することを特徴とする、請求項66に記載の情
    報サーバ。
  68. 【請求項68】 前記他の情報サーバは、復号して得た
    情報を所定の方式で再暗号化する機能をさらに有し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記他の情報サーバから
    伝達された、再暗号化された情報を、前記他の情報サー
    バから伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
    合に復号する機能を有することを特徴とする、請求項6
    7に記載の情報サーバ。
  69. 【請求項69】 前記他の情報サーバは、乱数を発生
    し、かつ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化する機
    能をさらに有し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記他の情報サーバから
    伝達された、再暗号化された情報を、前記他の情報サー
    バから伝達された実行権データが所定の条件を満たす場
    合に、前記他の情報サーバから伝達された乱数で復号す
    る機能を有することを特徴とする、請求項67に記載の
    情報サーバ。
  70. 【請求項70】 前記他の情報サーバが再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記他の情報サーバが発生した乱数および
    作成した実行権データは、記録内容の解析/変更が困難
    な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記第2の契約者
    側に伝達されることを特徴とする、請求項69に記載の
    情報サーバ。
  71. 【請求項71】 前記他の情報サーバは、乱数を発生
    し、かつ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化し、か
    つ当該乱数および作成した実行権データを所定の方式で
    暗号化する機能をさらに有し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記他の情報サーバから
    伝達された、暗号化された乱数および実行権データを復
    号し、かつ、前記他の情報サーバから伝達された、再暗
    号化された情報を、復号して得た実行権データが所定の
    条件を満たす場合に、復号して得た乱数で復号する機能
    を有することを特徴とする、請求項67に記載の情報サ
    ーバ。
  72. 【請求項72】 前記他の情報サーバが再暗号化して得
    られた情報ならびに前記他の情報サーバが暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的大
    きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達される
    ことを特徴とする、請求項71に記載の情報サーバ。
  73. 【請求項73】 前記他の情報サーバが再暗号化して得
    られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒
    体を介して、前記他の情報サーバが暗号化して得られた
    乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さい伝
    送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達され
    ることを特徴とする、請求項71に記載の情報サーバ。
  74. 【請求項74】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第2の契約者が情報提供者に利用
    料金を支払うような情報提供システムの第2の契約者側
    に設けられる端末であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第1の契約者側には、前記1以上の情報提供者が提
    供する情報を受信し、かつ受信した情報を利用可能な端
    末を制限するための実行権データを作成する機能を有す
    る第1の情報サーバが設けられており、 前記第2の契約者側には、さらに、前記第1の情報サー
    バから伝達された情報に付加された課金基準データに基
    づいて、当該情報の利用料金を算定し、かつ算定して得
    た利用料金を記録する機能を有する第2の情報サーバが
    設けられており、 前記第1の情報サーバから伝達された実行権データが所
    定の条件を満たす場合に、前記第1の情報サーバから伝
    達された情報の利用を許可することを特徴とする端末。
  75. 【請求項75】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記第1の情報サーバは、受信した情報を復号する機能
    をさらに有することを特徴とする、請求項74に記載の
    端末。
  76. 【請求項76】 前記第1の情報サーバは、復号して得
    た情報を所定の方式で再暗号化する機能をさらに有し、 前記第1の情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、前記第1の情報サーバから伝達された実行権デ
    ータが所定の条件を満たす場合に復号する復号手段を備
    えることを特徴とする、請求項75に記載の端末。
  77. 【請求項77】 前記第1の情報サーバは、乱数を発生
    し、かつ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化する機
    能をさらに有し、 前記第1の情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、前記第1の情報サーバから伝達された実行権デ
    ータが所定の条件を満たす場合に、前記第1の情報サー
    バから伝達された乱数で復号する復号手段を備えること
    を特徴とする、請求項75に記載の端末。
  78. 【請求項78】 前記第1の情報サーバが再暗号化して
    得られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録
    媒体を介して、前記第1の情報サーバが発生した乱数お
    よび作成した実行権データは、記録内容の解析/変更が
    困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記第2の契
    約者側に伝達されることを特徴とする、請求項77に記
    載の端末。
  79. 【請求項79】 前記第1の情報サーバは、乱数を発生
    し、かつ復号して得た情報を当該乱数で再暗号化し、か
    つ当該乱数および作成した実行権データを所定の方式で
    暗号化する機能をさらに有し、 前記第1の情報サーバから伝達された、暗号化された乱
    数および実行権データを復号し、かつ前記第1の情報サ
    ーバから伝達された、再暗号化された情報を、復号して
    得た実行権データが所定の条件を満たす場合に、復号し
    て得た乱数で復号する復号手段を備えることを特徴とす
    る、請求項75に記載の端末。
  80. 【請求項80】 前記第1の情報サーバが再暗号化して
    得られた情報ならびに前記第1の情報サーバが暗号化し
    て得られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較
    的大きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達さ
    れることを特徴とする、請求項79に記載の端末。
  81. 【請求項81】 前記第1の情報サーバが再暗号化して
    得られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録
    媒体を介して、前記第1の情報サーバが暗号化して得ら
    れた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小さ
    い伝送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝達
    されることを特徴とする、請求項79に記載の端末。
  82. 【請求項82】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供方法であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記契約者側には、情報サーバおよび当該情報サーバに
    情報伝達可能に接続された1以上の端末が設けられ、 前記情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、 受信した情報に付加されている課金基準データに基づい
    て、当該情報の利用料金を算定し、 算定して得た利用料金を記録することを特徴とする情報
    提供方法。
  83. 【請求項83】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、さらに、受信した情報を復号するこ
    とを特徴とする、請求項82に記載の情報提供方法。
  84. 【請求項84】 前記情報サーバは、前記1以上の端末
    毎の秘密鍵を記憶しており、さらに、復号して得た情報
    を、当該秘密鍵でそれぞれ再暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、前記情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、当該秘密鍵で復号することを特徴とする、請求
    項83に記載の情報提供方法。
  85. 【請求項85】 前記情報サーバは、前記1以上の端末
    毎の秘密鍵を記憶しており、さらに、 乱数を発生し、 復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、 当該乱数を、当該秘密鍵でそれぞれ暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、 前記情報サーバから伝達された、暗号化された乱数を、
    当該秘密鍵で復号し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、復号して得た乱数で復号することを特徴とする、請
    求項83に記載の情報提供方法。
  86. 【請求項86】 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、
    提供すべき情報に、記録を許可するか否かを示す記録許
    可フラグをさらに付加して配信し、 前記情報サーバは、 受信した情報に付加されている記録許可フラグが、記録
    を許可するものである場合に、当該情報を記録し、 記録した情報が、前記1以上の端末に伝達される毎に、
    当該情報の利用料金を算定することを特徴とする、請求
    項82に記載の情報提供方法。
  87. 【請求項87】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、さらに、記録した情報を復号するこ
    とを特徴とする、請求項86に記載の情報提供方法。
  88. 【請求項88】 前記情報サーバは、前記1以上の端末
    毎の秘密鍵を記憶しており、さらに、復号して得た情報
    を、当該秘密鍵でそれぞれ再暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、前記情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、当該秘密鍵で復号することを特徴とする、請求
    項87に記載の情報提供方法。
  89. 【請求項89】 前記情報サーバは、前記1以上の端末
    毎の秘密鍵を記憶しており、さらに、 乱数を発生し、 復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、 当該乱数を、当該秘密鍵でそれぞれ暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、自己の秘密鍵を記憶して
    おり、 前記情報サーバから伝達された、暗号化された乱数を、
    当該秘密鍵で復号し、 前記情報サーバから伝達された、再暗号化された情報
    を、復号して得た乱数で復号することを特徴とする、請
    求項87に記載の情報提供方法。
  90. 【請求項90】 1以上の情報提供者と契約者とからな
    り、情報提供者は、契約者に情報を提供し、契約者は、
    提供される情報を利用して、情報提供者に利用料金を支
    払うような情報提供方法であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記契約者側には、情報サーバおよびオフライン端末が
    設けられ、 前記情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、 受信した情報の利用度合および当該情報を利用可能な端
    末を制限するための実行権データを作成し、 作成した実行権データおよび受信した情報に付加されて
    いる課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
    算定し、 算定して得た利用料金を記録し、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達された
    実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記情報サ
    ーバから伝達された情報の利用を許可することを特徴と
    する情報提供方法。
  91. 【請求項91】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記情報サーバは、さらに、受信した情報を復号するこ
    とを特徴とする、請求項90に記載の情報提供方法。
  92. 【請求項92】 前記情報サーバは、さらに、復号して
    得た情報を所定の方式で再暗号化し、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝達さ
    れた実行権データが所定の条件を満たす場合に復号する
    ことを特徴とする、請求項91に記載の情報提供方法。
  93. 【請求項93】 前記情報サーバは、さらに、 乱数を発生し、 復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、 前記オフライン端末は、前記情報サーバから伝達され
    た、再暗号化された情報を、前記情報サーバから伝達さ
    れた実行権データが所定の条件を満たす場合に、前記情
    報サーバから伝達された乱数で復号することを特徴とす
    る、請求項91に記載の情報提供方法。
  94. 【請求項94】 前記情報サーバが再暗号化して得られ
    た情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録媒体を
    介して、前記情報サーバが発生した乱数および作成した
    実行権データは、記録内容の解析/変更が困難な携帯型
    記録媒体を介して、それぞれ前記オフライン端末に伝達
    されることを特徴とする、請求項93に記載の情報提供
    方法。
  95. 【請求項95】 1以上の情報提供者と第1および第2
    の契約者とからなり、情報提供者は、第1の契約者に情
    報を提供し、第1の契約者は、提供される情報を第2の
    契約者に再提供して、第1または第2の契約者のいずれ
    かが、情報提供者に利用料金を支払うような情報提供方
    法であって、 前記1以上の情報提供者はそれぞれ、提供すべき情報
    に、当該情報の利用料金を算定するための課金基準デー
    タを付加して配信し、 前記第1の契約者側には第1の情報サーバが、前記第2
    の契約者側には、第2の情報サーバおよび当該サーバに
    情報伝達可能に接続された1以上の端末が、それぞれ設
    けられ、 前記第1の契約者に課金する場合、 前記第1の情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、 受信した情報の利用度合および当該情報を利用可能な端
    末を制限するための実行権データを作成し、 作成した実行権データおよび受信した情報に付加されて
    いる課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
    算定し、 算定して得た利用料金を記録し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された実行権データが所定の条件を満たす場合
    に、前記第1の情報サーバから伝達された情報の利用を
    許可し、 前記第2の契約者に課金する場合には、 前記第1の情報サーバは、 前記1以上の情報提供者が提供する情報を受信し、 受信した情報を利用可能な端末を制限するための実行権
    データを作成し、 前記第2の情報サーバは、 前記第1の情報サーバから伝達された情報に付加されて
    いる課金基準データに基づいて、当該情報の利用料金を
    算定し、 算定して得た利用料金を記録し、 前記1以上の端末はそれぞれ、 前記第1の情報サーバから伝達された実行権データが所
    定の条件を満たす場合に、前記第1の情報サーバから伝
    達された情報の利用を許可することを特徴とする情報提
    供方法。
  96. 【請求項96】 前記1以上の情報提供者が提供する情
    報は、それぞれ暗号化されており、 前記第1の情報サーバは、さらに、受信した情報を復号
    することを特徴とする、請求項95に記載の情報提供方
    法。
  97. 【請求項97】 前記第1の情報サーバは、さらに、復
    号して得た情報を所定の方式で再暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された、再暗号化された情報を、前記第1の情報
    サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
    す場合に復号することを特徴とする、請求項96に記載
    の情報提供方法。
  98. 【請求項98】 前記第1の情報サーバは、さらに、 乱数を発生し、 復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、前記第1の情報サーバか
    ら伝達された、再暗号化された情報を、前記第1の情報
    サーバから伝達された実行権データが所定の条件を満た
    す場合に、前記第1の情報サーバから伝達された乱数で
    復号することを特徴とする、請求項96に記載の情報提
    供方法。
  99. 【請求項99】 前記第1の情報サーバが再暗号化して
    得られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記録
    媒体を介して、前記第1の情報サーバが発生した乱数お
    よび作成した実行権データは、記録内容の解析/変更が
    困難な携帯型記録媒体を介して、それぞれ前記第2の契
    約者側に伝達されることを特徴とする、請求項98に記
    載の情報提供方法。
  100. 【請求項100】 前記第1の情報サーバは、さらに、 乱数を発生し、 復号して得た情報を、当該乱数で再暗号化し、 当該乱数および作成した実行権データを、所定の方式で
    暗号化し、 前記1以上の端末はそれぞれ、 前記第1の情報サーバから伝達された、暗号化された乱
    数および実行権データを復号し、 前記第1の情報サーバから伝達された、再暗号化された
    情報を、復号して得た実行権データが所定の条件を満た
    す場合に、復号して得た乱数で復号することを特徴とす
    る、請求項96に記載の情報提供方法。
  101. 【請求項101】 前記第1の情報サーバが再暗号化し
    て得られた情報ならびに前記第1の情報サーバが暗号化
    して得られた乱数および実行権データは、伝送速度が比
    較的大きい伝送路を介して、前記第2の契約者側に伝達
    されることを特徴とする、請求項100に記載の情報提
    供方法。
  102. 【請求項102】 前記第1の情報サーバが再暗号化し
    て得られた情報は、書き込み/読み出し可能な携帯型記
    録媒体を介して、前記第1の情報サーバが暗号化して得
    られた乱数および実行権データは、伝送速度が比較的小
    さい伝送路を介して、それぞれ前記第2の契約者側に伝
    達されることを特徴とする、請求項100に記載の情報
    提供方法。
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