JPH08125651A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH08125651A
JPH08125651A JP6264881A JP26488194A JPH08125651A JP H08125651 A JPH08125651 A JP H08125651A JP 6264881 A JP6264881 A JP 6264881A JP 26488194 A JP26488194 A JP 26488194A JP H08125651 A JPH08125651 A JP H08125651A
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JP
Japan
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initial value
cipher
signal
data
encrypted
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Application number
JP6264881A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayakawa
弘之 早川
和彦 ▲吉▼澤
Kazuhiko Yoshizawa
Kyoichi Hosokawa
恭一 細川
Naozumi Sugimura
直純 杉村
Hitoaki Owashi
仁朗 尾鷲
Hiroaki Tachibana
橘  浩昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH08125651A publication Critical patent/JPH08125651A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】暗号化された放送データの著作権を保護しつつ
該データ信号の蓄積,伝送を可能とする。 【構成】通信衛星から受信した暗号化された放送データ
信号を復号装置409で復号し、再生装置410で再生
する。復号信号は、暗号化装置411で再暗号化して蓄
積装置413に蓄積し、あるいは装置外部に伝送する。
復号した放送データの蓄積及び伝送は該データを再暗号
化して行なうので、複製による不正な使用が困難であ
り、データの著作権を保護しつつ蓄積装置に蓄積して利
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暗号化された信号を復
号する信号処理装置に関し、特に復号された信号の著作
権を保護しつつ該復号信号の蓄積や伝送を可能とし、暗
号化信号の復号及び蓄積または伝送に対して課金するの
に適した信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信サービスにおける映像信号や音
声信号の暗号化及び復号,課金システムに関する技術
は、例えば、テレビジョン学会誌 Vol.46、No.1、pp31〜3
9(1992年1月)に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】情報圧縮技術を利用し
た多チャンネル有料デジタル放送では、その多数のチャ
ンネルを利用して、同じ番組を複数のチャンネルで一定
時間毎に時間をずらして放送するタイムシフト放送や、
受信端末のリクエストに応じて番組を放送するビデオオ
ンデマンドなどの新サービスを行なうことができる。ま
た、信号自身をデジタルで送受信できるようにして劣化
がなく高品質の情報を得ることができる。
【0004】しかしながら、劣化がなく複製の容易な高
品質のデジタル情報を得られるようになって大量の複製
が行われるようになると、海賊版が横行し、著作権が侵
害されて正常な有料放送の運営が阻害される可能性があ
る。従って、著作権を保護し、有料放送を正常に運営す
るためには、放送局は、送出する情報にスクランブルを
かけて該情報を保護する必要がある。
【0005】しかしながら、受信装置でスクランブルを
解いて復号した情報は、保護(スクランブル)が解除さ
れた形態であるので、この復号情報を蓄積したり伝送し
たりすると保護が継続しなくなってしまう問題がある。
【0006】本発明の目的は、暗号化された信号を復号
する信号処理装置に関し、特に復号された信号の著作権
を保護しつつ該信号の蓄積及び伝送を可能とし、該信号
の復号及び蓄積または伝送に対し課金するのに適した信
号処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、暗号化された入力信号の中から暗号の初
期値を抽出する初期値抽出手段と、前記初期値をもとに
第1の暗号を発生させる第1の暗号発生手段と、前記暗
号化された入力信号を前記第1の暗号を使用して復号す
る復号手段とを備えた信号処理装置において、前記初期
値抽出手段で抽出した初期値をもとにして新たな初期値
を発生させる初期値発生手段と、前記初期値発生手段で
発生させた新たな初期値をもとにして第2の暗号を発生
させる第2の暗号発生手段と、前記第2の暗号発生手段
で発生させた第2の暗号を用いて前記復号した入力信号
を再暗号化する再暗号化手段と、前記再暗号化手段で再
暗号化した信号に前記新たな初期値を多重化して外部装
置や蓄積装置に対して出力する暗号の初期値多重化手段
とを設けたことにある。
【0008】また、外部装置や蓄積装置に伝送蓄積した
信号を再生するために、複数の暗号化信号を入力する暗
号化信号入力手段と、入力した複数の暗号化信号を選択
する入力選択手段と、選択された暗号化信号の中から暗
号の初期値を抽出する初期値抽出手段と、前記初期値抽
出手段により抽出された初期値をもとに新たな初期値を
発生する初期値発生手段と、選択された暗号化信号に対
応した複数の暗号を発生する暗号発生手段と、前記暗号
発生手段で発生した複数の暗号の何れかを選択する暗号
選択手段と、選択した暗号をもとに暗号化信号を復号す
る復号手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】また、暗号化された入力信号の中から暗号
の初期値を抽出する初期値抽出手段と、抽出された前記
初期値をもとに第1の暗号を発生させる第1の暗号発生
手段と、第1の暗号発生手段で発生させた第1の暗号を
もとに前記暗号化された入力信号を復号する復号手段
と、復号手段により復号した信号を所定長のブロックデ
ータに分割するデータ分割手段と、データ分割手段によ
り所定長のブロックに分割したデータをそのブロック内
で所定の順番に並べ替える第1のデータ並べ替え手段
と、第1のデータ並べ替え手段で並べ替えたデータに対
し同期データを付加して出力する同期付加手段と、同期
付加手段の出力データを蓄積または伝送する蓄積伝送手
段と、蓄積伝送手段から再生されたデータの中から同期
データを検出する同期検出手段と、同期検出手段から出
力される同期信号をもとにして前記蓄積伝送手段から再
生されたデータの中からブロック毎にデータを抽出する
データ抽出手段と、データ抽出手段で抽出したデータを
ブロック内で所定の順番に並べ替えて出力する第2のデ
ータ並べ替え手段と、前記復号手段から出力される復号
信号と前記第2のデータ並べ替え手段から出力される信
号の何れかを選択して出力する信号選択手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】初期値抽出手段は暗号化された入力信号の中か
ら暗号の初期値を抽出し、第1の暗号発生手段はこの初
期値をもとにして第1の暗号を発生し、復号手段は第1
の暗号をもとに前記暗号化された入力信号を復号する。
【0011】初期値発生手段は、初期値抽出手段で抽出
した初期値をもとにして新たな初期値を発生し、第2の
暗号発生手段は前記新たな初期値をもとにして第2の暗
号を発生する。暗号化手段は、前記第2の暗号を用いて
前記復号信号を暗号化し、更に、初期値多重化手段によ
り新たな初期値を多重化して出力する。
【0012】これにより、復号した信号を別の暗号で再
暗号化して、装置外部または蓄積装置に対して出力する
ことができ、復号された信号の著作権を保護しつつ該信
号の復号や蓄積,伝送に対し課金することができる信号
処理装置が得られる。
【0013】また、入力選択手段は暗号化信号入力手段
により入力した複数の暗号化信号を選択し、初期値抽出
手段は、選択された暗号化信号に含まれる暗号の初期値
を抽出する。初期値発生手段は、抽出された初期値をも
とにして新たな初期値を発生する。暗号発生手段は、こ
の新たな初期値をもとにして複数の暗号を発生する。暗
号選択手段は、選択された暗号化信号に対応した暗号を
選択し、復号手段は、入力した暗号化信号をこの暗号を
もとにして復号し、形式変換後に出力する。
【0014】これにより、外部装置や蓄積装置からの複
数の再生信号を暗号化信号入力手段に入力することで、
それぞれの暗号で暗号化された信号を復号することが可
能な信号処理装置を得ることができる。
【0015】また、初期値抽出手段は、暗号化信号入力
手段により入力した暗号化信号から暗号の初期値を抽出
する。第1の暗号発生手段は、この初期値をもとに第1
の暗号を発生させ、復号手段はこの第1の暗号をもとに
して暗号化信号を復号し出力する。
【0016】データ分割手段は、復号手段により復号し
た信号を所定長のブロックデータに分割し、第1のデー
タ並べ替え手段は、所定長のブロックに分割されたデー
タをそのブロック内で所定の順番に並べ替え、同期付加
手段は、第1のデータ並べ替え手段で並べ替えたデータ
に対して同期データを付加し、これを蓄積伝送手段に蓄
積または伝送する。
【0017】また、同期検出手段は、蓄積伝送手段から
再生されたデータの中から同期データを検出して同期信
号を出力する。データ抽出手段は、前記同期信号をもと
に蓄積伝送手段から再生されたデータの中からブロック
毎にデータを抽出し、第2のデータ並べ替え手段は、抽
出したデータをブロック内で所定の順番に並べ替えて出
力する。そして、信号選択手段は、復号手段から出力さ
れる復号信号と第2のデータ並べ替え手段の出力信号の
何れかを選択し出力する。
【0018】これにより、復号した信号のデータの順番
を入れ替えることで暗号化して、装置外部または蓄積装
置に対して出力することができ、復号された信号の著作
権を保護しつつ該信号の復号や蓄積または伝送に対して
課金することができる信号処理装置を得ることができ
る。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。図1は、本発明になる信号処理装置を受信端末に適
用した通信衛星を利用した多チャンネル有料デジタル放
送のシステムを示すブロック図である。
【0020】図1において、100は通信衛星を利用し
た多チャンネル有料デジタル放送を行なう放送局、20
0は通信衛星、300は金融機関、400は多チャンネ
ル有料デジタル放送を受信する受信端末、500は前記
放送局100,金融機関300,受信端末400を互い
に結んで双方向で通信可能な例えば電話回線等の低伝送
レートの通信回線、600は地上の放送局100と通信
衛星200を結ぶ通信回線、700は通信衛星200と
受信端末400を結ぶ通信回線である。
【0021】先ず、本発明になる受信端末を含む通信衛
星を利用した多チャンネル有料デジタル放送システム及
びその課金方法について説明する。
【0022】多チャンネル有料デジタル放送のサービス
を受けようとする加入者は、郵便や受信端末400から
通信回線500を介して、放送局100に対して加入申
込を行ない、提携している金融機関300に対して加入
料金を振り込む。放送局100は、これを確認すると、
加入者に対してIDを割当て、例えば、ICカードを送
付することで受信端末400を認証する。加入者はこれ
に対応した受信端末400を開設し、サービスを受ける
ことができるようにする。放送局100は、著作権を保
護するために送出する放送データにスクランブルをかけ
て送出する。
【0023】通信回線600を介してこの放送データを
受けた通信衛星200は、上り回線から下り回線への搬
送周波数の変換等の処理を行い、通信回線700を介し
て所定のサービスエリアに対して放送する。
【0024】通信衛星200の放送電波を受信した受信
端末400は、放送局100から配送されたICカード
等を用いてスクランブルを解除し、放送データを視聴す
ることができるようにする。
【0025】放送局100は、通信回線500を介して
受信端末400における番組視聴状況を調べ、例えば、
契約月毎,契約チャンネル毎,視聴した放送番組毎等の
さまざまな形態で課金し、金融機関300を介して視聴
料金を集金するようにする。
【0026】次に、通信衛星を利用した多チャンネル有
料デジタル放送を行う放送システムにおける放送局10
0のについて説明する。図2は、前記放送局100の内
部構成を示すブロック図である。
【0027】図2において、101は例えばVTRやD
AT,光磁気ディスク装置,光ディスク装置,ハードデ
ィスク装置,半導体メモリ装置等から放送データの再生
を行う再生装置、102は再生された映像や音声等の情
報の圧縮を行う圧縮装置、103は圧縮された情報信号
を時分割で多重する多重化装置、104は暗号の初期値
の発生や送出する放送データの管理及び顧客管理を一括
して行う情報管理装置、105は暗号発生装置、106
は暗号化装置、107は暗号の初期値や個別情報等と圧
縮信号を多重化する多重化装置、108は通信衛星に対
して放送データを送出するための変調等の処理を行う送
出装置、109は顧客情報を管理する顧客情報データベ
ース、110は受信端末400からのリクエストや加入
申込,課金のための視聴状況の確認等を行うための低伝
送レートの双方向通信回線500との接続端子、111
は通信衛星200に対して圧縮多重化した放送データを
送出するための出力端子である。
【0028】通信衛星を利用した多チャンネル有料デジ
タル放送では様々な新サービスが可能であるが、ここで
は新サービスの一例としてビデオオンデマンドを例に挙
げて放送局100の内部の構成について説明する。
【0029】通信回線500及び接続端子110を介し
て受信端末400からのリクエストを受け付けた場合
は、情報管理装置104は、顧客情報データベース10
9を検索して、正規加入者か否かと視聴料金の支払状況
の確認を行い、放送データの提供に適合する受信端末4
00の場合には、再生装置101を用いてリクエストさ
れた放送データを放送する。再生装置101で再生した
放送データは、圧縮装置102で、例えば映像や音声で
あればMPEG(Moving Picture Experts Group)方式
などのような情報の特性に合わせた最適な圧縮方法で圧
縮し、多重化装置103で他の圧縮された番組と共に時
分割で多重化される。
【0030】また、情報管理装置104は暗号を発生さ
せるための暗号の初期値を管理し、暗号の初期値を発行
し、暗号発生装置105及び多重化装置107に与え
る。
【0031】暗号発生装置105は、情報管理装置10
4から受け取った暗号の初期値をもとにして、例えば疑
似乱数などの暗号を発生させる。暗号化装置106は、
この暗号をもとに、例えば、圧縮多重化した情報信号と
暗号の排他的論理和を取つて暗号化する。更に、多重化
装置107では、該暗号の初期値や個別情報及び番組情
報等と圧縮信号を多重化する。ここでは説明を省略した
が、多重化装置107で多重化する暗号の初期値や個別
情報,番組情報等も暗号化することで、顧客のプライバ
シーの保護や暗号の不正な解読の防止することができ、
システムの安全性を一段と向上させることもできる。
【0032】そして、送出装置108によりエラー訂正
符号の付加やデータのパケット化の他に通信衛星200
へ伝送するための変調処理を行い、出力端子111及び
通信回線600を介して通信衛星200へ暗号化信号を
伝送する。
【0033】次に、図3は、前記受信端末400の内部
構成を示すブロック図である。401は通信衛星から放
送された暗号化信号を入力する受信信号入力端子、40
2は受信した暗号化信号の復調,エラー訂正等を行う受
信装置、403は該受信端末400の全体を制御する制
御装置、404は受信装置402の出力信号と蓄積装置
であるハードディスク装置413の再生信号を切り替え
る入力信号選択装置、405は入力信号選択装置404
で選択された暗号化信号の中から暗号の初期値を抽出す
る初期値分離装置、406は第1の暗号発生装置、40
7は第2の暗号発生装置、408は前記第1の暗号発生
装置406から出力される暗号と第2の暗号発生装置4
07から出力される暗号を切り替えて選択する暗号選択
装置、409は復号装置、410は再生装置、411は
暗号化装置、412は暗号化装置411で暗号化した信
号に暗号の初期値を多重する多重化装置、413は例え
ばハードディスク装置などの蓄積装置、414は該受信
端末400と通信回線500を接続する通信回線接続端
子、415は初期値発生装置、416は初期値選択装置
である。
【0034】デジタル信号を蓄積する蓄積装置413と
しては、デジタルVTR,DAT,光磁気ディスク装
置,半導体メモリ装置などがあるが、ここではハードデ
ィスク装置を例にとって説明する。また、蓄積する情報
は、映像や静止画あるいは音声だけでなくアプリケーシ
ョンソフトウェアや各種データの場合もあるので、この
蓄積装置413は、ランダムアクセスの可能な装置であ
ることが望ましい。
【0035】図3では図示を省略しているが、通信衛星
200からの電波を受信するには、例えば室内や屋外に
設置したパラボラアンテナ等のアンテナが必要であり、
アンテナで受信した放送受信信号は、受信信号入力端子
401を介して受信装置402に入力される。受信装置
402は、復調の他に降雨落雷などによる通信回線70
0の通信障害によるデータの欠落や誤りを訂正,補完し
て出力する。
【0036】放送信号を受信する場合には、制御装置4
03は、入力信号選択装置404が受信装置402から
の入力信号を選択するようコマンドを発行する。入力信
号選択装置404は、制御装置403からのコマンドに
従って入力系を切り替えて受信装置402からの入力信
号を出力する。
【0037】初期値分離装置405は、入力信号選択装
置404から出力される信号の中から暗号の初期値や個
別情報及び番組情報等を抽出する。これらの情報が暗号
化されている場合には復号して出力する。この初期値分
離装置405で抽出した暗号の初期値は、第1の暗号発
生装置406に入力する。
【0038】第1の暗号発生装置406は、この初期値
を用いて暗号を発生する。第1の暗号発生装置406
は、放送局100内の暗号発生装置105と同じアルゴ
リズムで暗号を発生させる暗号発生装置とする。更に、
第1の暗号発生装置406の一部またはは全体を、例え
ば、ICカードに内蔵し、該受信端末400から着脱可
能な構造にしておけば、該ICカードを加入者に配送す
ることで、放送局100内の暗号発生装置105と第1
の暗号発生装置406のアルゴリズムを定期的に変更す
ることが可能になり、不正視聴防止効果を一層高めるこ
とができる。この第1の暗号発生装置406から出力さ
れた暗号は、暗号選択装置408に入力する。
【0039】暗号選択装置408は、制御装置403か
らのコマンドに従い、入力系を切り替える。つまり、通
信衛星200からの放送信号を受信中である場合には、
第1の暗号発生装置406から入力される暗号を選択し
て出力する。
【0040】復号装置409は、暗号選択装置408か
ら出力された暗号をもとに、受信した暗号化信号を復号
する。放送局100内の暗号化装置106で、例えば、
圧縮多重化した放送データ信号と暗号の排他的論理和を
取って暗号化した放送信号が送出されている場合には、
受信した暗号化信号と暗号選択装置408から出力され
る暗号の排他的論理和を取ることで元の放送データ信号
に復号することができる。更に、放送データ信号が時分
割多重化されている場合は、制御装置403からのコマ
ンドに従い、該制御装置403が指示するチャンネルを
選択して出力する。
【0041】図3では図示を省略しているが、再生装置
410の入力には、例えばMPEGデコーダ等の各種デ
コーダがあり、復号装置409で復号された放送データ
信号がMPEG方式で圧縮された信号の場合にはMPE
Gデコーダで伸長し、再生装置410のD/A変換や走
査線変換等の特性に合わせた形式変換を行なって該再生
装置410で再生する。再生装置410は、例えば、伸
長された信号が映像や静止画,アプリケーションソフト
ウェア,各種データの場合は、TVモニタやコンピュー
タモニタ,ビデオプリンタ,プリンタ,ファクシミリ,
コピー機であり、音声の場合はスピーカである。
【0042】一方、受信した放送データ信号をハードデ
ィスク装置413に蓄積しようとする場合は、初期値分
離装置405で抽出した暗号の初期値を初期値発生装置
415に入力する。この初期値発生装置415は、初期
値分離装置405から出力される初期値をもとにして新
たに初期値を発生させて出力する。例えば、初期値分離
装置405の内部には、初期値の変換テーブルを内蔵
し、入力された初期値に応じて変換した新たな初期値を
出力する。初期値を変換することで、受信端末400が
信号蓄積時の新たな初期値を管理することができるよう
になり、暗号の秘守性を向上させることができる。ま
た、初期値分離装置405が出力する初期値に依存しな
い新たな初期値を発生させることもでき、各受信端末4
00が信号蓄積時の新たな初期値を独自に管理すること
ができるようにする。また、初期値分離装置405が出
力する初期値をそのまま出力する構成を採用すると、初
期値発生装置415を省略することもできる。
【0043】初期値発生装置415から出力した新たな
初期値は、初期値多重化装置412及び初期値選択装置
416に入力する。初期値選択装置416は、制御装置
403からのコマンドに従い、入力系を切り替える。つ
まり、受信した放送データ信号をハードディスク装置4
13に蓄積しようとする場合は、初期値発生装置415
からの入力をを選択して出力する。初期値選択装置41
6から出力した新たな初期値は、第2の暗号発生装置4
07に入力する。
【0044】暗号化装置411は、復号装置409で復
号して出力される放送データ信号を、初期値選択装置4
16から出力された初期値をもとに、第2の暗号発生装
置407で発生させた暗号を用いて、再び暗号化して出
力する。そして、初期値多重化装置412は、この再暗
号化された放送データ信号を、初期値発生装置415で
発生させた初期値と多重化する。
【0045】また、図3では図示を省略しているが、ハ
ードディスク装置413の入力系には、データを該ハー
ドディスク装置413に蓄積するために、例えば、エラ
ー訂正符号の付加,ディレクトリ構成情報の付加,ハー
ドディスク装置413のセクタフォーマットに合わせた
データの分割などのように該データの形式を変換する装
置があり、入力された信号のデータ形式を変換して該ハ
ードディスク装置413に蓄積する。
【0046】第2の暗号発生装置407は、ハードディ
スク装置413を内蔵または外付けする各受信端末40
0毎に異なるアルゴリズムで暗号を発生する暗号発生装
置とし、該第2の暗号発生装置407の一部または全体
を、例えば、ICカードに内蔵し、該受信端末400に
着脱可能な構造にしておけば、ハードディスク装置41
3を内蔵または外付けする各受信端末400の第2の暗
号発生装置407を異なるアルゴリズムとすることが容
易となる。その結果、蓄積した放送データ信号のみを他
の受信端末400へ複写または移動しても第2の暗号発
生装置407のアルゴリズムが異なる別の受信端末40
0では再生できず、蓄積した放送データの著作権を保護
することができる。
【0047】しかし、ICカードを合わせて移動するこ
とで、他の受信端末400でも再生することができるよ
うになり、第2の暗号発生装置407をICカード化し
た場合の加入者の利便性を確保することができる。
【0048】ハードディスク装置413に蓄積されてい
る情報を再生する場合は、制御装置403は、入力信号
選択装置404に対してハードディスク装置413から
の入力信号を選択させるコマンドを発行する。入力信号
選択装置404は、制御装置403からの前記コマンド
に従って入力系を切り替え、ハードディスク装置413
からの入力信号を選択して出力する。
【0049】初期値分離装置405は、入力信号選択装
置404からの出力信号の中から、暗号の初期値や個別
情報,番組情報等を抽出する。これらの情報が暗号化さ
れている場合には復号して出力する。初期値分離装置4
05で抽出された暗号の初期値は、初期値選択装置41
6に入力される。初期値選択装置416は、制御装置4
03からのコマンドに従って入力系を切り替える。つま
り、ハードディスク装置413に蓄積されている情報を
再生する場合は、初期値分離装置405からの入力信号
を選択して出力する。初期値選択装置416で選択した
初期値は、第2の暗号発生装置407に入力される。
【0050】第2の暗号発生装置407は、初期値選択
装置416で選択して入力される初期値を用いて暗号を
発生して暗号選択装置408に入力する。暗号選択装置
408は、入力信号選択装置404と同様に、制御装置
403からのコマンドに従って入力系を切り替える。つ
まり、ハードディスク装置413に蓄積されている情報
を再生する場合は、第2の暗号発生装置407から入力
される暗号を選択して出力する。復号装置409は、暗
号選択装置408から入力した暗号をもとに、ハードデ
ィスク装置413から再生される信号を復号する。この
復号信号は、再生装置410で再生される。
【0051】復号装置409から出力される復号信号
は、情報の劣化や欠落がない高品質のディジタル信号で
あり、この復号信号をそのままの形で蓄積装置に蓄積で
きるようにすると、複製が可能となって著作権の保護が
困難になる。しかし、以上に説明したように、特殊な条
件化でしか復号できないように暗号化して蓄積装置に蓄
積する構成とすることで、著作権を保護しかつ高品質の
情報を蓄積したり、視聴することができるようになる。
【0052】不正な複製による視聴を防止するため、放
送局100内の暗号発生装置105と第1の暗号発生装
置406のアルゴリズムは定期的に変更される。従っ
て、受信した暗号化信号をそのまま蓄積装置に蓄積して
おくと、第1の暗号発生装置406のアルゴリズムが変
更された場合は、それ以前に蓄積した暗号化信号を再生
することができなくなる。そこで、受信した暗号化信号
を蓄積するときには、受信した暗号化信号を復号した後
に第2の暗号発生装置407からの暗号で再び暗号化し
て蓄積するようにすることで、以前に蓄積した暗号化信
号も再生することができるようになる。
【0053】そして、受信端末400の内部またはIC
カードの内部に、例えば、フラッシュメモリ等を用いた
レジスタや記憶装置を設け、復号及び暗号化した回数や
時間を記憶させ、放送局100がこれを定期的に通信回
線500と制御装置403を介して調べることにより、
受信端末400またはICカードに対してその利用状況
に応じて課金することができる。受信端末400の内部
またはICカードの内部の何れにレジスタや記憶装置を
設けるかは、受信端末400とICカードの何れに対し
て課金するシステムにするかという選択肢と加入者の利
用方法に応じて選択することも可能である。
【0054】この実施例では、通信回線として通信衛星
を例にあげたが、その他の通信回線、例えば、光ファイ
バーや同軸ケーブルを用いたケーブルテレビの通信回
線、ISDN(Integrated Service Digital Network)
等の電話回線なども使用可能である。また、第1の暗号
発生装置406のアルゴリズムを定期的に変更する手段
として、ICカードを加入者に配送する方法を例示した
が、通信回線500及び通信回線接続端子414を介し
て第1の暗号発生装置406のアルゴリズムを変更する
ようにすることも可能である。
【0055】次に、受信端末400の変形例を図4を参
照して説明する。
【0056】図4において、401は通信衛星からの暗
号化された放送信号を入力する受信信号入力端子、40
2は受信した放送信号の復調やエラー訂正等を行う受信
装置、403は受信端末400の全体を制御する制御装
置、405は受信装置から出力される受信信号の中から
暗号の初期値を抽出する初期値分離装置、406は第1
の暗号発生装置、409は復号装置、410は再生装
置、413は例えばハードディスク装置などの蓄積装
置、414はこの受信端末400と通信回線500を接
続する通信回線接続端子、450はデータブロック化装
置、451は第1のデータ並べ替え装置、452は同期
付加装置、453は同期検出装置、454はデータ抽出
装置、455は第2のデータ並べ替え装置、456は信
号選択装置である。
【0057】図3に示した実施例と同様に、図4では図
示を省略しているが、通信衛星200からの電波を受信
するには、例えば室内や屋外に設置したパラボラアンテ
ナ等のアンテナが必要であり、アンテナで受信した放送
信号を受信信号入力端子401を介して受信装置402
に入力する。受信装置402は、復調の他に降雨落雷な
どに起因する通信回線700の通信障害によるデータの
欠落や誤りを訂正補完して出力する。
【0058】初期値分離装置405は、受信装置402
からの出力信号の中から暗号の初期値や個別情報,番組
情報等を抽出する。これらの情報が暗号化されている場
合には復号して出力する。初期値分離装置405で抽出
した暗号の初期値は、第1の暗号発生装置406に入力
する。
【0059】第1の暗号発生装置406はこの初期値を
用いて暗号を発生する。この第1の暗号発生装置406
は、放送局100内の暗号発生装置105と同じアルゴ
リズムで暗号を発生させる暗号発生装置とする。更に、
この第1の暗号発生装置406の一部または全体を、例
えば、ICカードに内蔵し、受信端末400から着脱可
能な構造にしておけば、ICカードを加入者に配送する
ことで放送局100内の暗号発生装置105と第1の暗
号発生装置406のアルゴリズムを定期的に変更するこ
とが可能になり、不正視聴を防止する効果を更に高める
ことができるようになる。
【0060】第1の暗号発生装置406から出力された
暗号は復号装置409に入力し、該復号装置409は受
信した放送データ信号を該暗号を使用して復号する。放
送局100内の暗号化装置106で、例えば、圧縮多重
化した信号と暗号の排他的論理和を取って暗号化して送
出している場合には、受信した暗号化信号と第1の暗号
発生装置406の出力する暗号の排他的論理和を取るこ
とで元の情報信号に復号する。更に、信号が時分割多重
化されている場合は、制御装置403からのコマンドに
従って該制御装置403が指示するチャンネルを選択し
て出力する。
【0061】復号した放送データは、信号選択装置45
6に入力する。制御装置403は、放送信号受信中は、
信号選択装置456に対して復号装置409からの信号
を選択するようにコマンドを発行する。信号選択装置4
56は、制御装置403からのコマンドに従って入力系
を切り替える。
【0062】図4では図示を省略しているが、再生装置
410の入力系には、各種デコーダや形式変換装置があ
り、復号装置409で復号された放送データが、例えば
MPEG方式で圧縮されたデータの場合には、該データ
をMPEGデコーダで伸長し、再生装置410のD/A
変換や走査線変換等の特性に合わせた形式変換を行なっ
てから該再生装置410で再生する。再生装置410
は、例えば、伸長されたデータが映像や静止画,アプリ
ケーションソフトウェア,各種データ等の場合は、TV
モニタやコンピュータモニタ,ビデオプリンタ,プリン
タ,ファクシミリ,コピー機であり、音声の場合はスピ
ーカである。
【0063】次に、受信して復号した放送データをハー
ドディスク装置413に蓄積しようとする場合は、復号
装置409から出力される放送データをデータブロック
化装置450に入力する。このデータブロック化装置4
50は、例えばバッファメモリを使用して構成され、復
号装置409から出力される放送データを、一旦、バッ
ファメモリに書き込んだ後に同期付加装置452から出
力されるタイミング信号に合わせて読み出して出力する
ことで、データを所定の長さのデータブロックに分割す
る。
【0064】第1のデータ並べ替え装置451もデータ
ブロック化装置450と同様に、例えばバッファメモリ
を使用して構成され、データブロック化装置450から
出力されるブロック化したデータを、一旦、バッファメ
モリに書き込んだ後に同期付加装置452から出力され
るタイミング信号に合わせて読み出すものである。書き
込み時には連続した番地にデータを格納し、バッファメ
モリから読み出し時には、読み出す番地を所定の不連続
順番とすることにより、ブロック内でのデータの並べ替
えを行う。
【0065】ここでは、データブロック化装置450の
バッファメモリと第1のデータ並べ替え装置451のバ
ッファメモリを別のものとして説明したが、これらの一
連の処理を同一のバッファメモリを用いて処理すること
もできる。つまり、復号装置409が出力する復号デー
タは、バッファメモリの連続した番地に書き込んだ後に
同期付加装置452からのタイミング信号に合わせて読
み出して出力することで、データを所定の長さのデータ
ブロックに分割する。そして、読み出す番地を所定の順
番で読み出すことにより、ブロック内でデータの並べ替
えを行う。
【0066】第1のデータ並べ替え装置451の出力デ
ータは、同期付加装置452に入力する。そして、同期
付加装置452で同期データを付加して出力する。
【0067】図5では図示を省略しているが、ハードデ
ィスク装置413に蓄積するためには、例えば、エラー
訂正符号の付加,ディレクトリ構成情報の付加,ハード
ディスク装置413のセクタフォーマットに合わせたデ
ータの分割などデータの形式変換が行われる。
【0068】ハードディスク装置413から再生した暗
号化信号は、エラー訂正等の処理を行った後に同期検出
装置453へ入力する。同期検出装置453は、再生さ
れた信号の中から同期データを検出し、データ抽出装置
454と第2のデータ並べ替え装置455にタイミング
信号を与える。
【0069】ハードディスク装置413から再生した暗
号化信号は、データ抽出装置454へも入力する。デー
タ抽出装置454と第2のデータ並べ替え装置455
は、データブロック化装置450の第1のデータ並べ替
え装置451と同様に同一のバッファメモリで構成する
ことができる。つまり、ハードディスク装置413から
再生した信号はバッファメモリに書き込む。このとき、
同期検出装置453から与えられるタイミング信号に合
わせて、ハードディスク装置413から再生された信号
中の同期データの部分の書き込みを禁止することで再生
データのみを抽出する。書き込み時は、データを連続し
た番地に格納する。そして、同期検出装置453から出
力されるタイミング信号に合わせてバッファメモリから
データを読み出して出力する。このとき、読み出す番地
の順番を前記第1のデータ並べ替え装置451で並べ替
えた順番と逆の順番とすることでデータをもとの順番に
戻すことができる。
【0070】第2のデータ並べ替え装置455の出力信
号は、信号選択装置456に入力する。制御装置403
は、再生中である場合には、信号選択装置456が第2
のデータ並べ替え装置455からの入力信号を選択する
ようなコマンドを発行する。信号選択装置456は、制
御装置403からのコマンドに従って入力系を切り替
え、選択した信号を再生装置410に入力して再生す
る。
【0071】第1のデータ並べ替え装置451及び第2
のデータ並べ替え装置455は、各受信端末400によ
って異なるのアルゴリズムとしておき、第2のデータ並
べ替え装置455の一部または全体を、例えば、ICカ
ードに内蔵し、受信端末400から着脱可能な構造にし
ておけば、例え、蓄積したデータを他の受信端末400
へ複写または移動しても第2のデータ並べ替え装置45
5のアルゴリズムが異なる多の受信端末400では再生
できず、蓄積したデータの著作権を保護することができ
る。データ抽出装置454と第2のデータ並べ替え装置
455が同一のバッファメモリで構成されている場合に
は、バッファメモリの読み出し番地を発生させる部分
を、例えば、ICカードに内蔵するようにする。
【0072】一方、蓄積したデータを他の受信端末40
0へ複写または移動したときには、第2のデータ並べ替
え装置455の一部または全体を内蔵したICカードを
合わせて移動することで、該他の受信端末400でも該
データを再生することができるようになり、加入者の利
便性を確保することができる。
【0073】そして、不正な視聴を防止するために放送
局100内の暗号化装置105と復号装置409のアル
ゴリズムを定期的に変更した場合でも、受信した暗号化
信号を復号した後に第1のデータ並べ替え装置451で
データの順番を並べ換えて蓄積することで、著作権を保
護し且つ高品質の情報を蓄積することが可能となる。そ
して、再生時には第2のデータ並べ替え装置455で並
べ戻すことで、アルゴリズム変更前に蓄積した信号も再
生することができるようになる。
【0074】上記の実施例では、復号したデータを蓄積
装置であるハードディスク装置413に蓄積する構成を
例示したが、蓄積装置だけでなく、伝送装置を内蔵する
構成も可能である。伝送装置として、例えば、モデムや
RS−232Cインターフェイス,SCSI(Small Co
mputer System Interface)を内蔵し、復号したデータ
をこれらの伝送装置を用いて、例えば、コンピュータの
メモリ上に転送したり、プリンタなどに出力するように
することも可能である。
【0075】次に、本発明の他の実施例を図5を参照し
て説明する。図5に示す実施例は、光ファイバーを用い
たデジタルCATV(CAble TeleVision ケーブルテレ
ビ)システムである。
【0076】図5において、100は図1及び図2に示
した放送局とほぼ同じ機能をもつデジタルCATVの放
送局、110は受信端末400からのリクエストや加入
申込,課金のための視聴状況の確認,課金情報の伝送等
を行うための通信回線800との接続端子、111は中
継局に対して圧縮多重化した番組放送データを送出する
ための出力端子、400は図1及び図3に示した受信端
末とほぼ同じ構成のデジタルCATVの受信端末、40
1は中継局900からの放送信号を入力する受信信号入
力端子、414は受信端末400からのリクエストや加
入申込,課金のための視聴状況の確認,課金情報伝送等
を行うための通信回線801との接続端子、800は放
送局100と中継局900を結ぶ通信回線、801は中
継局900と受信端末400を結ぶ通信回線、900は
中継局、901は放送局100からの放送信号を入力す
る受信信号入力端子、902は受信端末400からのリ
クエストや加入申込,課金のための視聴状況の確認,課
金情報の伝送等を行うための通信回線800との接続端
子、903は受信した放送信号の復調やエラー訂正等を
行う受信装置、904は入力された放送受信信号の中か
ら暗号の初期値を抽出する初期値分離装置、905は第
1の暗号発生装置、906は復号装置、907は初期値
発生装置、908は第2の暗号発生装置、909は暗号
化装置、910は複数の受信端末400に対し放送信号
を分配する分配装置、911は中継局900の全体を制
御する制御装置、912は受信端末400と中継局90
0を結ぶ通信回線801との接続端子である。
【0077】図1に示した実施例では、番組放送データ
を伝送する通信回線600及び700と、リクエストや
加入申込,課金のための視聴状況の確認等を行うための
通信回線500は別の回線を使用しているが、図5に示
した実施例である光ファイバーを用いたデジタルCAT
Vシステムでは、同一の通信回線800,801を用い
ることができる。また、図5では図示を省略してある
が、1つの放送局100からの放送信号を複数の中継局
900で受け、該中継局900が更に複数の受信端末4
00に分配する構成をとっている。この実施例では、中
継局900としているが、系列の地方または地域放送局
とすることができる。
【0078】図1に示した実施例と同様に、放送局10
0は複数の番組放送データを圧縮多重化し、暗号化して
出力端子111から出力する。光ファイバーを用いた通
信回線800は、この放送データを複数の中継局900
に伝送する。通信回線800と受信信号入力端子901
を介して受信した暗号化された放送信号は、受信装置9
03に入力する。受信装置903は、通信回線800に
おける通信障害によるデータの欠落や誤りを訂正補完し
て出力する。
【0079】初期値分離装置904は、受信装置903
から入力した受信信号の中から暗号の初期値を抽出す
る。初期値に関する情報が暗号化されている場合には復
号する。初期値分離装置904で抽出した暗号の初期値
は、第1の暗号発生装置905及び初期値発生装置90
7を介して第2の暗号発生装置908にそれぞれ入力
し、それぞれで暗号を発生する。第1の暗号発生装置9
05は、放送局100内の暗号発生装置105と同じア
ルゴリズムで暗号を発生させる暗号発生装置とする。
【0080】復号装置906は、第1の暗号発生装置9
05から出力される暗号を用いて、受信した暗号化信号
を復号する。
【0081】初期値発生装置907は、初期値分離装置
904から出力される初期値をもとに新たに初期値を発
生する。この初期値発生装置907から出力される新た
な初期値は第2の暗号発生装置908に入力し、この第
2の暗号発生装置908はこの初期値をもとに暗号を発
生する。また、この初期値発生装置907は、初期値分
離装置904が出力する初期値をそのまま出力する構成
を採用すると、初期値発生装置904を省略することも
できる。更に、初期値分離装置904が出力する初期値
に依存しない初期値を発生させて出力することもでき
る。初期値分離装置904を制御装置911で制御する
ことにより、受信端末400へ配信する暗号化信号の暗
号を中継局900が独自で管理することができるように
なる。
【0082】暗号化装置909は、第2の暗号発生装置
908で発生した暗号を用いて復号装置906から出力
される復号信号を再暗号化して出力する。分配装置91
0は、暗号化装置909からの入力信号を複数の受信端
末400に分配するために暗号化装置909からの入力
信号を複数の接続端子912へ分配して出力する。
【0083】そして、各受信端末400は、接続端子9
12から通信回線801及び受信信号入力端子401を
介して出力信号を受信する。通信回線801は双方向で
あり、放送局100へのリクエストや加入申込,課金の
ための視聴状況の確認,課金情報の伝送等の情報交換
は、接続端子414,通信回線801,分配装置910
を介した制御装置911と受信端末400の間の通信で
行なう。更に、中継局900と放送局100の間の通信
は、制御装置911から接続端子902,通信回線80
0,接続端子110を介して行なう 図5では図示を省略したが、放送局100についても放
送する信号の暗号化のために中継局900と同様の構成
を採用することで、番組放送データ配給会社から暗号化
されて送信されてきた番組放送データを復号し、該放送
局100が管理する独自の暗号の初期値と暗号で暗号化
して中継局900へ配信することが可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明は、復号した放送データ信号を再
び別のアルゴリズムで暗号化して特定の条件化でしか復
号できない形にして蓄積や伝送を可能としたので、放送
データの著作権を保護し、且つ、信号がもつ情報品質を
劣化させることなく、例えば、他の装置へ伝送したり、
蓄積装置などに蓄積することがが可能となる。
【0085】また、入力した暗号化信号の種類に応じ
て、それぞれの暗号発生装置で発生させた暗号をそれに
応じて選択することで、それぞれのアルゴリズムで暗号
化れた複数の信号を復号できる信号処理装置が得られ
る。
【0086】更に、暗号発生手段や暗号化手段の一部ま
たは全体を着脱可能とすることにより、暗号発生や暗号
化のアルゴリズムを容易に変更できるようになった。そ
の結果、信号処理装置の不正な使用を防止したり、信号
処理装置を個別に管理するこができるようになる。ま
た、視聴に対し課金したり、放送データの著作権を保護
したり、加入者の利便性を確保し、システム全体の安全
性や使いがってを向上させることのできる信号処理装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる受信端末を含む通信衛星を利用し
た多チャンネル有料デジタル放送システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した放送システムにおける放送局の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した放送システムにおける受信端末の
内部構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した放送システムにおける受信端末の
内部構成の変形例を示すブロック図である。
【図5】本発明になる中継局を含む光ファイバーを用い
たデジタルCATVシステムの全体を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
100…放送局、101…再生装置、102…圧縮装
置、104…情報管理装置、105…暗号発生装置、1
06…暗号化装置、200…通信衛星、400…受信端
末、404…入力信号選択装置、405…初期値分離装
置、406…第1の暗号発生装置、407…第2の暗号
発生装置、408…暗号選択装置、409…復号装置、
411…暗号化装置、413…蓄積装置、415…初期
値発生装置、451…第1のデータ並べ替え装置、45
5…第2のデータ並べ替え装置、500,600,70
0,800,801…通信回線、900…中継局、90
4…初期値発生装置、905…第1の暗号発生装置、9
06…復号装置、908…第2の暗号発生装置、909
…暗号化装置、910…分配装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04H 1/00 H F (72)発明者 細川 恭一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 杉村 直純 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 尾鷲 仁朗 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 橘 浩昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗号化された入力信号の中から暗号の初期
    値を抽出する初期値抽出手段と、前記初期値をもとに第
    1の暗号を発生させる第1の暗号発生手段と、前記暗号
    化された入力信号を前記第1の暗号を使用して復号する
    復号手段とを備えた信号処理装置において、 前記初期値抽出手段で抽出した初期値をもとにして新た
    な初期値を発生させる初期値発生手段と、 前記初期値発生手段で発生させた新たな初期値をもとに
    して第2の暗号を発生させる第2の暗号発生手段と、 前記第2の暗号発生手段で発生させた第2の暗号を用い
    て前記復号した入力信号を再暗号化する再暗号化手段
    と、 前記再暗号化手段で再暗号化した信号に前記新たな初期
    値を多重化して出力する暗号の初期値多重化手段とを設
    けたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記初期値発生手段
    は、暗号化された入力信号の中から抽出した暗号の初期
    値をそのまま出力することを特徴とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第2の暗号発生手
    段の一部または全体、及び/または前記暗号化手段の一
    部または全体を着脱可能としたことを特徴とする信号処
    理装置。
  4. 【請求項4】暗号化された入力信号の中から暗号の初期
    値を抽出し、前記初期値をもとに暗号を発生させ、前記
    暗号化された入力信号を前記暗号を使用して復号して出
    力するようにした信号処理装置において、 複数の暗号化信号を入力する暗号化信号入力手段と、 前記暗号化信号入力手段で入力した複数の暗号化信号の
    何れかを選択して出力する暗号化信号の入力選択手段
    と、 前記選択された暗号化信号の中から暗号の初期値を抽出
    する初期値抽出手段と、 前記初期値抽出手段により抽
    出された初期値をもとに複数の暗号を発生させる暗号発
    生手段と、 前記暗号発生手段からの暗号を選択して出力する暗号選
    択手段と、 前記暗号選択手段で選択した暗号をもとにして前記入力
    選択手段で入力した暗号化信号を復号する復号手段とを
    設けたことを特徴とする信号処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記暗号発生手段はそ
    の一部または全体が着脱可能な複数の暗号発生手段から
    成り、または/及び、前記復号化手段の一部または全体
    を着脱可能としたことを特徴とする信号処理装置。
  6. 【請求項6】暗号化された入力信号の中から暗号の初期
    値を抽出し、前記初期値をもとに暗号を発生させ、前記
    暗号化された入力信号を前記暗号を使用して復号して出
    力するようにした信号処理装置において、 2つの暗号化信号入力手段と、 前記2つの暗号化信号入力手段で入力した暗号化信号の
    何れかを選択して出力する暗号化信号の入力選択手段
    と、 前記選択された暗号化信号の中から初期値を抽出する初
    期値抽出手段と、 前記抽出された初期値をもとにして第1の暗号を発生さ
    せる第1の暗号発生手段と、 前記抽出された初期値をもとにして新たな初期値を発生
    させる初期値発生手段と、 前記初期値抽出手段により抽出した初期値と前記初期値
    発生手段で発生させた初期値の何れかを選択して出力す
    る初期値選択手段と、 前記初期値選択手段で選択された初期値をもとにして第
    2の暗号を発生させる第2の暗号発生手段と、 前記第1の暗号発生手段から出力される第1の暗号と第
    2の暗号発生手段から出力される第2の暗号を選択して
    出力する暗号選択手段と、 前記暗号選択手段から出力される暗号をもとに、前記入
    力選択手段で選択した暗号化信号を復号する復号手段
    と、 前記第2の暗号発生手段で発生させた第2の暗号を用い
    て前記復号した信号を再暗号化する再暗号化手段と、 前記再暗号化手段で再暗号化した再暗号化信号に前記初
    期値発生手段で発生させた初期値を多重化する暗号初期
    値多重化手段と、 前記暗号初期値多重化手段から出力される信号を蓄積ま
    たは伝送する蓄積伝送手段とを備え、 前記蓄積伝送手段に信号を蓄積または伝送する場合は、
    前記初期値選択手段の入力は前記初期値発生手段で発生
    させた初期値を選択し、前記暗号の選択手段は前記第1
    の暗号発生手段が出力する第1の暗号を選択し、 蓄積伝送手段から信号を再生する場合は、蓄積伝送手段
    から再生された信号は前記2つの暗号化信号入力手段に
    の何れかに入力し、前記入力選択手段は前記蓄積伝送手
    段からの入力を選択し、前記初期値選択手段は前記初期
    値抽出手段により抽出した初期値を選択し、前記暗号選
    択手段は第2の暗号発生手段が出力する第2の暗号を選
    択して出力することを特徴とする信号処理装置。
  7. 【請求項7】暗号化された信号を入力する暗号化信号入
    力手段と、 前記暗号化信号入力手段に入力した暗号化信号の中から
    初期値を抽出する初期値抽出手段と、 前記初期値抽出手段で抽出した初期値をもとにして第1
    の暗号を発生させる第1の暗号発生手段と、 前記第1の暗号発生手段で発生させた第1の暗号をもと
    にして前記暗号化信号入力手段に入力された暗号化信号
    を復号する復号手段と、 前記復号手段で復号した信号を所定長のブロックデータ
    に分割するデータ分割手段と、 前記データ分割手段により所定長のブロックに分割した
    データをそのブロック内で所定の順番に並べ替える第1
    のデータ並べ替え手段と、 前記第1のデータ並べ替え手段で並べ替えたデータに対
    し同期データを付加して出力する同期付加手段と、 前記同期付加手段の出力データを蓄積または伝送する蓄
    積伝送手段と、 前記蓄積伝送手段から再生されたデータの中から同期デ
    ータを検出して同期信号を出力する同期検出手段と、 前記同期検出手段から出力される同期信号をもとにして
    前記蓄積伝送手段から再生されたデータの中からブロッ
    ク毎にデータを抽出するデータ抽出手段と、 前記データ抽出手段で抽出したデータをブロック内で所
    定の順番に並べ替え出力する第2のデータ並べ替え手段
    と、 前記復号手段から出力される復号信号と前記第2のデー
    タ並べ替え手段から出力される信号の何れかを選択して
    出力する信号選択手段とを備え、 前記蓄積伝送手段に信号を伝送または蓄積する場合は、
    前記信号選択手段は前記復号手段から出力される復号信
    号を選択して出力し、前記蓄積伝送手段から信号を再生
    する場合は、前記信号選択手段は前記第2のデータ並べ
    替え手段から出力される信号を選択して出力することを
    特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記第2のデータ並べ
    替え手段の一部または全体を着脱可能としたことを特徴
    とする信号処理装置。
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