JPH0654978B2 - 許可されたテレビジョン受信機のみにテレビジョン・プログラム情報信号を出力させる送受信方法 - Google Patents

許可されたテレビジョン受信機のみにテレビジョン・プログラム情報信号を出力させる送受信方法

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JPH0654978B2
JPH0654978B2 JP56503243A JP50324381A JPH0654978B2 JP H0654978 B2 JPH0654978 B2 JP H0654978B2 JP 56503243 A JP56503243 A JP 56503243A JP 50324381 A JP50324381 A JP 50324381A JP H0654978 B2 JPH0654978 B2 JP H0654978B2
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    • H04KSECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/06Systems for the simultaneous transmission of one television signal, i.e. both picture and sound, by more than one carrier
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    • H04N7/00Television systems
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はオーデイオ信号およびビデオ信号の送受信に関
し、特に商用テレビジヨンならびに加入テレビジヨン用
の単一テレビジヨン・チヤンネルに割り当てられた周波
数帯内で、なるべくビデオ信号と共に、多重オーデイオ
周波数信号を送受信する方法および装置に関し、また安
全な送信のための多重信号スクランブル法に関するもの
である。
発明の背景 テレビジヨン専用の周波数スペクトルにおける情報の送
受信は、視聴者が特定テレビジヨン・プログラムと組み
合わされる正規オーデイオ信号およびビデオ信号のほか
に、オーデイオまたはビデオの性質を持つ情報を入手で
きるような点まで進歩した。普通、正規テレビジヨン・
ビデオ信号は、約6MHzの割当て周波数帯内で組み合わ
されるオーデイオ信号と共に送信される。しかし最近、
特に加入テレビジヨン(STV)において、正規オーデイオ
信号およびビデオ信号と共に別の情報が視聴者に送受信
されるようになつた。
例えば、大部分のSTV装置は一定の加入プログラム用に
スクランブルされるビデオ信号と、スクランブルにされ
たビデオ信号を組み合わされるオーデイオ信号と、通常
バーカー(barker)チヤンネルと呼ばれる別のオーデイオ
・チヤンネルとを包含する。バーカー・チヤンネルは、
テレビジヨンに割り当てられた帯域内の正規オーデイオ
中心周波数で送信される。バーカーは常時、すべての視
聴者の利用できるスクランブルにされないビデオに関す
るが、スクランブルにされる加入テレビジヨン・プログ
ラムには関連しないメツセージに使用される。スクラン
ブルにされる加入テレビジヨン・プログラムに関するオ
ーデイオは、正規オーデイオ中心周波数から移動した中
心周波数で送信され、したがつて正規テレビジヨン受信
機では検出できない。したがつて、加入テレビジヨン装
置はその割当て周波数帯内のその正規位置にあるビデオ
信号(ただしスクランブルにされている)と、1個がテ
レビジヨン・チヤンネル周波数帯内の正規オーデイオ周
波数位置にありかつ他の1個が正規テレビジヨン・オー
デイオ周波数位置から変位された、2個のオーデイオ信
号とを包含することがある。
特定チヤンネルに割り当てられた正規テレビジヨン帯域
幅は、タイトルその他のテキスト・データが供給される
テレビジヨン・プログラムのビデオに関連があつたり、
関連がない追加情報を送信するのにも使用される。例え
ば、タイトル付けおよびテレテキスト装置では、情報は
正規のテレビジヨン・ビデオ信号の垂直間隔で送信され
たり、信号のある他の都合のよい位置で送信される。こ
の追加情報は、特定チヤンネルに割り当てられた正規テ
レビジヨン帯域で送られ、特殊アダプタすなわちデコー
ダによつてテレビジヨン受信機に向けられ、それらは次
にテレビジヨンの陰極線管(CRT)の面上にタイトルその
他のテキスト資料を表示する。
もちろん、プログラムの放送中にテレビジヨン視聴者が
利用できる情報の量を増加するために、特定チヤンネル
に割り当てられる正規テレビジヨン周波数帯を越えない
で追加情報を送信する他の装置が提案されている。例え
ば、テレビジヨン局およびFM局はしばしば、正規割当て
テレビジヨン・チヤンネルでテレビジヨン・プログラム
を送信すると同時に、割当てFMラジオ局でその同伴音を
送信することによつて協力する。すなわち、視聴者はFM
局を用いて同伴音をステレオで同時に聴きながら、正規
テレビジヨン・セツトでプログラムを見ることができ
る。特定のテレビジヨン・プログラム・ビデオ用の多重
言語オーデイオを供給する同様な装置が提案され、かつ
明らかに使用されている。例えば、テレビジヨン世界(T
V World)の1980年7月号の第34頁に記載された装
置では、テレビジヨン・チヤンネルに常時割り当てられ
た周波数帯内で普通のテレビジヨン信号が明らかに送信
され、追加のオーデイオ信号は別の言語でFMラジオ帯で
送信される。視聴者は、FMラジオ帯でも正規のテレビジ
ヨン・オーデイオでも選択することができ、それによつ
て見ているプログラムに伴う異なる言語の2個のオーデ
イオのいずれか一方を選択することができる。
発明の簡単な説明 本発明の1つの目的は、テレビジヨン視聴者が選択でき
る正規テレビジヨン・オーデイオおよびビデオのほかに
情報を提供することでもある。しかし、主な目的は。テ
レビジヨン・チヤンネルに割り当てられた正規周波数帯
内でかかる情報を提供することである。さらに本発明の
1つの目的は、単一テレビジヨン・チヤンネルの割当て
周波数帯域幅を越えないで、これまでに得られた情報を
よりはるかに多様で情報を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、加入者でありしたがつて当
該情報を受信する資格がある者によつてのみ所望の情報
形式を選択し得るように、単一テレビジヨン・チヤンネ
ルに割り当てられた周波数帯内で正規テレビジヨン・オ
ーデイオおよびビデオのほかに情報を提供することであ
る。
したがつて本発明の一段と特定の目的は、テレビジヨン
・プログラムのビデオ信号および最低3個の他の信号が
送信されて選択受信される、テレビジヨン・チヤンネル
に割り当てられた正規周波数帯内でテレビジヨン信号を
送受信する新しい方法ならびに装置を提供することであ
る。
もう1つの目的は、複数個の信号が正規の受信機によつ
て情報の形で受信される心配のない形で最小周波数帯域
幅で送信されるがデコーダを持つ資格ある個人によつて
選択的に利用できる、複数個の信号の新しいスクランブ
ル送信法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、加入者がテレビジヨンビデ
オ・プログラム資料に同伴する複数個の多言語オーデイ
オ・サウンドトラツクのどれかを選択し得る、特に加入
用の新しいテレビジヨン送受信方法および装置を提供す
ることである。
本発明のなおもう1つの目的は、STVプログラム資料の
安全性の高い送信がテレビジヨン・プログラムのビデオ
部分の低レベルの、比較的安全性の低いスクランブルお
よびプログラムのオーデイオ部分の高レベルの、比較的
安全性の高いスクランブルによつて得られ、また複数個
のオーデイオ信号の1個の資格のある加入者によつて選
択される、加入テレビジヨン装置および方法を提供する
ことである。
簡単に述べれば、本発明の1つの特徴は、最低1個の搬
送波信号の同相および直角位相の成分を交番形式で複数
個の入力信号の1個によりまた次に別の1個により変調
して、同相成分にも直角位相成分にもその全体で1個ま
たは他の入力信号が含まれないようにすることによつ
て、複数個の入力信号を安全に送信するスクランブル操
作にある。さらに詳しく述べれば、最低1個の搬送波信
号の同相成分は、入力信号の1個およびもう1個の全部
ではなく一部が同相成分によつて運ばれるような時間間
隔の順序で、複数個の入力信号の1個に応じ、次にもう
1個に応じて変調される。最低1個の搬送波信号の直角
位相成分は、入力信号の1個およびもう1個の全部では
なく一部が直角位相成分によつて運ばれかつ同相および
直角位相の成分が共にその全体で入力信号の1個および
もう1個を運ぶような同じ時間間隔の順序で、複数個の
入力信号の1個に応じ、次にもう1個に応じて変調され
る。変調された同相および直角位相の成分は、例えば同
相成分と直角位相成分とを加えて、和信号により第2搬
送波信号を変調することによつて、送信用に組み合わさ
れる。時間間隔の順序は、所定の疑似ランダム法で持続
時間中に変化する時間間隔を含むことが望ましい。入力
信号は情報信号であり、最低1個の情報信号がテレビジ
ヨン・ビデオ・プログラムと組み合わされるオーデイオ
・プログラム信号であることが望ましい。1つの実施例
により、4個の入力信号は送信妨害を防ぐに足る量だけ
周波数変位された2個の搬送波信号の同相成分と直角位
相成分とを用いてスクランブルにされる。したがって、
スクランブルにされた送信装置の加入者は、テレビジヨ
ン・ビデオ・プログラムに伴ういろいろな言語サウンド
トラツクを含む多数の利用可能言語を選択することがで
きる。
本発明のもう1つの特徴により、正規のオーデイオおよ
びビデオのプログラム信号は、単一テレビジヨン・チヤ
ンネルの送信に割り当てられた全テレビジヨン周波数帯
のそれぞれの正規オーデイオ信号周波数帯およびビデオ
信号周波数帯で送信される。オーデイオおよびビデオの
プログラム信号は、それらが正規テレビジヨン・オーデ
イオ周波数帯およびビデオ周波帯内でのオーデイオ信号
ならびにビデオ信号の送信に割り当てられるそれぞれの
正規オーデイオ中心周波数およびビデオ中心周波数で送
信されうという意味で正規である。正規・オーデイオお
よびビデオのプログラム信号の送信と同時に、複数個の
追加のオーデイオ信号(すなわち最低2個)は、正規の
オーデイオ周波数帯で送信されるとともに、送信の際に
正規オーデイオ信号と追加オーデイオ信号との間に干渉
がないように、正規オーデイオ中心周波数から十分変位
された最低1個の中心周波数で、全テレビジヨン周波数
帯内で送信される。さらに追加のオーデイオ信号は、送
信エネルギが全テレビジヨン周波数帯を越えることがで
きないように送信される。
本発明の他の特徴は、商用テレビジヨン・サービスまた
はSTVサービス用のスクランブルにされたり、スクラン
ブルにされない形で正規オーデイオ信号および追加オー
デイオ信号によつてテレビジヨン装置を作動させる方法
ならびに装置を包含する。さらに別の特徴は、ビリング
およびカテゴリ選択(加入者資格適性)方法ならびに装
置を含むもととも、別個デコーダのアドレス指定などに
より、資格適性その他のコードを与える方法を含む。
本発明の上記および他の目的ならびに利点は、付図と共
に下記の詳細な説明を読むと、当業者にとつて明らかに
なると思う。
図面の簡単な説明 第1図は全体として本発明によるテレビジヨン送受信装
置の1つの実施例を示す機能ブロツク図である。
第2図は第1図のオーデイオ・エンコーダおよびコンバ
イナを示す機能ブロツク図である。
第3図は第1図および第2図に示された本発明の実施例
により作られる基本帯オーデイオ・スペクトルのグラフ
表示である。
第4図は本発明によるオーデイオ・エンコーダすなわち
スクランブラの1つの実施例を詳しく示す機能ブロツク
図である。
第5図は第4図のエンコーダによつて作られるスクラン
ブルにされたオーデイオ信号のグラフ表示である。
第6図は本発明によるオーデイオ・エンコーダすなわち
スクランブラのもう1つの実施例を示す機能ブロツク図
である。
第7図は第6図のエンコーダによつて作られるスクラン
ブルにされたオーデイオ信号のグラフ表示である。
第8図は第1図のオーデイオ・デコーダおよびセレクタ
を詳しく示す機能ブロツク図である。
第9図は第1図のデコーダおよび選択制御装置の1つの
実施例を詳しく示す機能ブロツク図である。
第10図は本発明による受信機回転装置およびカテゴリ
・コード記憶装置の1つの実施例の機能ブロツク図であ
る。
詳細な説明 商用送放テレビジヨン・チヤンネルは、約6MHzの周波
数帯域幅を常時割り当てられており、その帯域内でオー
デイオ信号およびビデオ信号は指定中心周波数で送信さ
れなければならない。その帯域幅の大部分はビデオ信号
によつて取られ、帯域の上方端における約200〜25
0KHzがオーデイオ情報用に残されている。本発明によ
り、第1図に機能表示されかつ以下に詳しく説明される
とおり、テレビジヨン・ビデオ信号は特定のテレビジヨ
ン・チヤンネルの正常なビデオ中心周波数でビデオ搬送
波により変調される。このビデオ信号はスクランブルに
されたり、スクランブルにされないことがあるが、周波
数帯内のその位置およびその送信は全く在来形であるこ
とができる。したがつて、本発明により送信されるビデ
オ信号は在来形のテレビジヨン・ビデオ受信機によつて
受信されるが、もしそれがスクランブルにされたり別の
情報を含むならば、ビデオは見るのが不愉快であつた
り、不可能にさえなることがあり、追加の情報は失われ
て、視聴者の場所でそれ以上信号が処理なれなくなるで
あろう。
同様に、最低1個のオーデイオ信号は正規テレビジヨン
・オーデイオ搬送波の中心周波数で送信され、かつ在来
のテレビジヨン・オーデイオ受信機で受信される。この
オーデイオ信号は、テレビジヨン・チヤンネルの周波数
帯における「正規」の場所であるので、以下、正規オー
デイオ信号という。ここに説明される他の「オーデイ
オ」信号と同様、正規オーデイオ信号の情報内容は、正
規プログラムのオーデイオすなわちサウンドからビデオ
に関係のない情報まで変わることがある。しかし、ここ
に言及される各「オーデイオ」信号の周波数範囲は、オ
ーデイ信号の周波数範囲(例えば20〜20,000H
z、なるべく(50〜15,000Hz)に制限されるで
あろう。したがつて、本発明におけるオーデイオ信号と
いう語は、周波数がオーデイオ周波数範囲に制限される
すべての信号を表わすことができる。かかる信号は、プ
ログラム・ビデオ信と組み合わされるオーデイオ情報
(例えば、モノラルまたはステレオのフイルムのサウン
ドトラツク)、ビデオと組み合わされる追加のオーデイ
オ情報(例えば、フイルム・サウンドトラツクの1つ以
上の外国語型)、およびプログラム・ビデオ信号に関係
のない情報(例えば、制御信号、フアクシミリ情報な
ど)を含むことがある。
以下に見られると思うが、正規オーデイオ以外の複数個
のオーデイオ信号は、オーデイオ送信に割り当てられた
帯域の一部分において合成テレビジヨン信号の形で供給
される。これらの他のオーデイオ信号は搬送周波数が正
規オーデイオ信号搬送周波数から移動されるが、合成オ
ーデイオは単一テレビジヨン・チヤンネルの周波数帯で
オーデイオ送信に割り当てられる200〜250KHz帯
にある。
第1図は、テレビジヨン局またはある他の中央位置で作
られる信号が加入者位置(または非加入サービスの場合
は視聴者位置)に送信される、本発明による装置の1つ
の実施例を示す。テレビジヨン局から加入者位置への送
信は、図示のような空中放送によつたり、ケーブルのよ
うな他の適当な在来手段によつて行われる。しかし、認
められると思うが、本発明のある特徴はどんな形の送信
にも等しく適用できるが、他の特徴、特にあとで説明す
るスクランブル法および周波数スペクトル変換の特徴は
放送装置により多く適用できる。さらに、本発明は米国
商用テレビジヨン送信基準に関して説明されるが、本発
明の原理は他国のものならびに衛星送信またはMDS送信
に用いられるものを含むいろいろなテレビジヨン信号送
信形式に適用できることは言うまでもない。
いま第1図から、正規オーデイオ信号源10は、正規オ
ーデイオ信号N.AUDIOを、あとで詳しく説明されるオー
デイオ・エンコーダおよびコンバイナ12に供給する。
同様に、オーデイオ信号源10A、10B……10N
も、オーデイオ・エンコーダおよびコンバイナ12にオ
ーデイオ信号AUDIO.A、AUDIO.B………AUDIO.Nを供給す
る。オーデイオ制御信号ACTLは、あとで詳しく説明され
るオーデイオ・エンコード制御回路14から、オーデイ
オ・エンコーダおよびコンバイナ12に供給される。組
み合わされたオーデイオ信号CAUDは、エンコーダおよび
コンバイナ12から、在来の励振(変調)送信回回路1
6に供給される。通常のテレビジヨン装置では、オーデ
イオ信号は周波数変調信号として送信されるので、FM励
振送信機に供給される。
テレビジヨン局におけるビデオ機器には、あるプログラ
ム資料のビデオ・スクランブル操作を行う加入装置にお
いてビデオ信号VIDをビデオ・エンコーダ20に供給す
るビデオ信号源18が含まれている。スクランブル式ビ
デオ装置では、ビデオ・エンコード制御回路22はビデ
オ制御信号VCTL をビデオ・エンコーダ20に供給し、
スクランブルにされなかつたりスクランブルにされるビ
デオ信号VIDあるいはSVIDがビデオ・エンコーダ20か
ら励振送信機16に供給される。正規テレビジヨン装置
のビデオ信号送信の場合は、ビデオ信号VID(SVID)は、
この情報が振幅変調の形で送信されるので、AM励振送信
機に供給される。もちろん、商用テレビジヨン装置また
は加入者が非ビデオ・サービスにのみ支払いをする加入
サービスの場合のようにビデオ・スクランブルのない装
置では、ビデオ・エンコーダおよびエンコーダ制御回路
は不要である。
視聴者位置では、在来のAMおよびFM受信機は、テレビジ
ヨン局から送信されたそれぞれのビデオ信号およびオー
デイオ信号を受信、検出する。AM受信機はVID(SVID)信
号をビデオ・デコーダ26に供給し、ビデオ・デコーダ
26は順次ビデオ出力信号VIDEO OUTを在来の変調器2
8に供給して、特定のテレビジヨン・チヤンネル周波数
で変調し直す。FM受信機は組み合わされたオーデイオ信
号CAUDをオーデイオ・デコーダおよびセレクタ30に供
給し、後者は順次オーデイオ出力信号AUDIO OUTを変調
器28に供給する。組み合わされたオーデイオおよびビ
デオ変調出力信号は、在来テレビジヨン・セツトのテレ
ビジヨン・アンテナ端子に供給される。
ビデオ・デコーダおよびオーデイオ・デコーダは、あと
で詳しく説明されるとおり、いろいろな制御信号をデコ
ーダおよびセレクタ制御回路32によつて供給される。
加入装置では、デコーダおよびセレクタ制御回路32か
らの信号は、適当な在来設計形の適当なビリング機構3
4にも供給される。例えば米国特許第4,163,25
4号に示される1つのかかるビリング機構では、電話線
による周期的な質問のためにビリング情報がビリング機
構34に蓄積される。後で認められると思うが、かかる
ビリング機構は、加入者による特定情報が当該情報の選
択および使用に基づく料金で支払われる場合、本装置と
共に容易に使用できるようにされる。
操作の際、正規オーデイオ信号および複数個の追加オー
デイオ信号は、オーデイオ・エンコーダおよびコンバイ
ナ12によつて組み合わされ、オーデイオ・エンコード
制御信号ACTLの制御を受けて合成オーデイオ信号CAUDを
作る。本発明の1つの好適な実施例において、正規オー
デイオ信号のほかに4個のオーデイオ信号が合成オーデ
イオ信号を作るように組み合わされる。しかし、合成オ
ーデイオ信号を作るために正規オーデイオ信号のほかに
他の数のオーデイオ信号が使用されることが認められる
と思う。
後で分かると思うが、オーデイオ・エンコーダおよびコ
ンバイナ12は、正規テレビジヨン・チヤンネルのオー
デイオ送信に割り当てられる帯域幅の1/2を越えない周
波数基本帯スペクトルにわたつて多重オーデイオ信号を
組み合わせる。このようにして、FM励振送信機によつて
送信される周波数変調信号の全帯域幅は、この割当て帯
域幅を越えない。さらにいろいろなオーデイオ信号は、
比較的安価なハードウエアで容易に区別できる形で、基
本帯オーデイオ・スペクトル内で供給される。例えばこ
れらのオーデイオ信号は、それらが比較的安価な在来形
フイルタ法によつて分離されるだけ、相互に周波数変位
される。さらに、単搬送波の同位相および直角位相の成
分を用いて異なる形のオーデイオ信号を供給することに
より、それらが容易に区別され、すなわち検出されるこ
とが分かると思う。
ビデオ信号線18からのビデオ信号VIDは、任意な他の
標準テレビジヨン・ビデオ信号が使用されるように在来
形AM励振送信機を調整するのに用いられる。しかし前述
のとおり、送信前にビデオ信号をスクランブルにするこ
とが望ましいことがあり、したがつてビデオ・エンコー
ダがこの目的で具備されることがある。ビデオ・エンコ
ード制御回路22は、ビデオ・エンコーダ20がビデオ
信号をスクランブルにするか否かを任意の適当な方法で
定めるとともに、スクランブル操作を達成する方法を定
める。もちろんエンコード制御回路22は、抑圧同期あ
るいはA.C.信号そう入法のような比較的簡単なスクラン
ブル操作が使用される場合は不要である。
合成テレビジヨン信号、すなわち送信AMビデオおよびFM
オーデイオ信号は、所望の中間周波数で合成オーデイオ
信号とビデオ信号とを供給する任意の適当な在来方法
で、それぞれのAM受信機とFM受信機とによつて受信され
る。ビデオ信号がスクランブルにされない(すなわちSV
ID信号が送受信される)場合は、ビデオ・エンコーダ2
6は受信ビデオ信号をスクランブルにしない。普通、利
用されるスクランブル操作形式により、ビデオ・デコー
ダ26は基本帯ビデオ信号を供給するためにビデオ信号
を全部復調し、同期または極性スクランブル法が使用さ
れる場合は同期または極性を再構成し、さらに基本帯で
再構成ビデオ出力信号VIDEO OUTを供給する。このビデ
オ出力信号は次に、最初送信されたテレビジヨン信号の
周波数帯に相当したり、相当しないことがある所望のテ
レビジヨン・チヤンネル周波数で変調し直される。実際
に、本発明の1つの特徴により、オーデイオ出力信号お
よびビデオ出力信号の変調は1つのテレビジヨン・チヤ
ンネル(例えばチヤンネル3)に相当する特定周波数で
固定され、AMおよびFM受信機24は全チヤンネル用チユ
ーナを具備し、それによつてテレビジヨン・セツトに全
チヤンネルが受信され、視聴され、セツトのチヤンネル
・セレクタを切り替える必要がない(第10図参照)。
異なるテレビジヨン放送帯、すなわち別のテレビジヨン
・チヤンネルを選択するために、AMおよびFM受信機24
にあるチユーナは、所望のチヤンネルを選択するように
切り替えられ、テレビジヨン・セツトのチヤンネル・セ
レクタを少しも切替える必要がない。このように、後述
の遠隔制御その他の特徴は、既存のテレビジヨン・セツ
トに容易に具備される。
FM受信機により受信される合成すなわち組合せオーデイ
オ信号CAUDは、オーデイオ・デコーダおよびセレクタ3
0に供給され、また単一オーデイオ信号はオーデイオ出
力信号AUDIO OUTとして選択される。オーデイオ出力信
号の選択は、後で詳しく説明されるデコーダおよびセレ
クタ制御回路32を通して視聴者により制御される。さ
らにデコーダおよびセレクタ制御回路32は、出力ジヤ
ツクまたは正規テレビジヨン受信機以外のある機器に加
える1個以上の追加オーデイオ信号を選択することがで
きる。特定のオーデイオ信号(1個または複数個)の選
択、またはスクランブル解除および視聴のためのスクラ
ンブルにされたビデオ信号の受信、あるいはその両方が
前述のようなビリングの目的でビリング機構34によつ
て記録される。この点において、プログラム識別のよう
なビデオ・プログラム信号に含まれる情報は、視聴者の
選択を完全に記録するように仮想線で示されるとおりビ
リング機構に供給される。
第2図は、正規オーデイオ信号N.AUDIOおよび4個の追
加オーデイオ信号AUDIO A〜AUDIO Dが合成オーデイオ信
号CAUDとして送信されるようにコード化されて組み合わ
される。第1図のオーデイオ・エンコーダおよびコンバ
イナ12の1つの実施例を示す。第2図の実施例では、
オーデイオ信号は安全にスクランブルにされていない
が、正規オーデイオN.AUDIOを除くすべては普通のテレ
ビジヨン・オーデイオ中心周波数からオーデイオ周波数
帯が変位されるので、追加オーデイオを検出する特殊機
器が必要となることが分かると思う。オーデイオ・エン
コーダおよびコンバイナの前端にスクランブル回路を追
加することによつて、追加オーデイオ信号は安全にスク
ランブルにされるので、追加オーデイオを受信、検出し
得る機器をもつてしても、それらは加入者機器が適当な
スクランブル解除能力を備えていないかぎり利用できな
いことも、第4図から第7図までについて後で明らかに
なると思う。
いま第2図から、正規オーデイオ信号および追加オーデ
イオ信号がおのおの組み合わされた帯域フイルタ40〜
40Dによつてフイルタされる。各フイルタ40〜40
Dは、オーデイオ信号の周波数範囲を50Hzと15,0
00Hzとの間に制限する在来フイルタであり、その周波
数範囲は十分にオーデイオ周波数範囲内にありしかも十
分に高忠実音情報を送信するものである。
各フイルタ40〜40Dからの出力信号は、それぞれの
プレエンフアシス回路42〜42Dに加えられる。これ
らのプレエンフアシス回路は、関連周波数で約75μs
の時定数を持つ在来形の回路である。したがつて、オー
デイオ信号の低い周波数端は約2.1KHzの周波数まで
比較的一定の振幅を有する。2.1KHzのブレーク・ポ
イントで、オーデイオ信号の振幅は「エンフアシス」さ
れ、全体として直線状に増大する(第3図参照)。
プレエンフアシス回路42からの出力信号は在来形の加
算すなわち組合せ回路44に加えられるが、プレエンフ
アシス回路42A〜42Dからの出力信号は在来形のそ
れぞれの混合器46A〜46Dに加えられる。例えば、
混合器46A〜46Dは在来形の二重平衡混合器である
ことができる。プレエンフアシス回路42〜42Dから
の各信号の基本帯オーデイオ・スペクトルは本質的に同
様であり、かつ第3図にてNAUD′で表わされるスペクト
ルの全体として示された部分に相当する。
混合器46A〜46Dからの出力信号は、2つの中心周
波数の中の1つで振幅変調されたそれぞれのプリエンフ
アシス・オーデイオ信号両側波帯、抑圧搬送波(DSB-SC-
AM)であり、かつパイロツト・トーンと同位相(I)である
かまたは90°位相はずれすなわち直角位相である。こ
の点において、所望信号のパイロツト・トーンは、パイ
ロツト・トーン周波数に関連する2つの別な各周波数で
同位相信号Iおよび直角位相信号Qを作る在来形の直角
位相搬送波発生器48に加えられる。選択された各周波
数でのこれらI信号およびQ信号は、ここで説明される
DSB-SC-AM多重オーデイオ法で搬送波として使用され
る。パイロツト・トーンは、合成オーデイオの一部とし
て送信するため加算回路44にも加えられる。
説明のための実施例における選択された周波数がテレビ
ジヨン・ビデオ信号の水平同期周波数Fに関係づけら
れるのは、この周波数が好都合でありかつ本発明の装置
にまたとなく適した倍数を持つからである。特に、周波
数5F/2(39,335KHz)は1つの搬送周波数
として選択され、周波数10F/2(78.67KH
z)は他の搬送周波数として選択される。後で分かると
思うが、これは合成基本帯オーデイオ・スペクトル内の
各オーデイオ帯間で約10KHzを保証するとともに、テ
レビジヨン・チヤンネル帯に割り当てられたオーデイオ
周波数帯域幅内で(I成分とQ成分とを用いて)5個の
オーデイオ信号の送信を可能にする。
さらに第2図について説明を続けると、同位相搬送波信
号5F/2(0°)は混合器46Aに加えられるが、
この同じ周波数の直角位相搬送波5F/2(98°)
は混合器46Bに加えられる。同位相搬送波信号10F
/2(90°)は混合器46Dに加えられる。混合器
46Aおよび46Bからの信号IならびにQは在来の加
算回路50によつて組み合わされ、また混合器46Cお
よび46Dからの信号IならびにQは同様な加算回路5
2に加えられる。加算回路50からの出力信号は、在来
の低域フイルタ54を通つて、加算回路44の入力端子
に加えられる。加算回路52からの出力信号は加算回路
44のもう1つの入力端子に加えられ、加算回路44か
らの出力信号は在来の低域フイルタ56を通つて合成オ
ーデイオ信号信号CAUDとして加えられる。
コンバイナ50からの信号は、搬送波5F/2(3
9.335KHz)のI成分およびQ成分に現われるAUDIO
A信号とAUDIO B信号との合成であることが認められる
と思う。この合成信号の最高所望周波数が約54.33
5KHzであると思われるのは、合成オーデイオが搬送波
の各側で最大15KHz(すなわち24.335KHz〜5
4.335KHz)にわたるからである。したがつて低域
フイルタ54は、54.335KHz以下の信号を通し、
それより高い周波数の信号をすべて通さない(または少
なくとも大幅に減衰させる)。その結果、周波数スペク
トルは基本帯オーデイオ周波数スペクトル内で第3図の
グラフAUD AB′によつて全体として示される。
同様に、コンバイナ52は10F/2搬送波のI成分
およびQ成分により変調されたオーデイオ信号AUDIO C
およびAUDIO Dを合成する。この合成オーデイオ信号AUD
CD′の中心周波数は78.67KHzであり、合成は6
3.67KHzから93.67KHzまでにわたる。したがつ
て、この合成信号が合成信号AUD AB′およびプレエンフ
アシス正規オーデイオNAUD′と共に組み合わされると
き、合成オーデイオは最高予想周波数93.67KHz以
下の周波数の信号のみを通すようにフイルタされる(フ
イルタ56)。
合成オーデイオCAUDの合成基本帯オーデイオ周波数スペ
クトルは、したがつて、第3図に示される全基本帯スペ
クトルである。このオーデイオ・スペクトルには、50
Hzと2100Hzとの間でフラツト・レスポンスを持ちか
つそれ以後ではエンフアシス・レスポンスを持つ基本帯
周波数範囲50〜15,000Hz内にあるプレエンフア
シス正規オーデイオ信号(NAUD′)が含まれている。追
加オーデイオ信号は、ほぼパイロツト周波数を中心とし
かつパイロツト周波数の2倍の周波数を持つ、Iおよび
Q位相のDSB-SC-AM信号のスペクトルに含まれている。
パイロツト信号自体はこの合成スペクトルの一部として
供給され、また図示のとおり、各追加オーデイオ信号の
プレエンフアシスは中心周波数の各側の2100Hzまで
はフラツト・レスポンスとして現われ、以後は上昇スロ
ープとして現われる。
ビデオ水平周波数Fおよびその調波は、干渉の問題を
起こすことがあるので、基本帯オーデイオ・スペクトル
に関して仮想線で示されている。例えば、AM対PM交換は
ビデオAM送信機の高電力段で可能でありかつ起こる。こ
れらのPM側波帯はf、2f、およびより高い調波で
存在する。インターキヤリア検波が受信機で使用される
とき、ビデオ搬送波のまわりのPM側波帯は、FM検波に用
いられる4.5MHzのインターキヤリア・ビートまで中
間変調される。FM検波により、PM側波帯は検波されたオ
ーデイオ信号内に擬似トーンを作る。標準放送装置では
これが問題にならないのは、擬似トーンがF(15,
734Hz)および15KHzのオーデイオ帯の外側にある
より高い調波だからである。これらの擬似トーンは、第
3図で仮想線によつて示されるように現われる。それら
を1つの問題として除去するため、本発明によるデコー
ダはインターキヤリア検波を使用せず、その代わり4
1.25MHzのオーデイオ中間周波数(IF)は10.75M
Hzまで下方変換され、フイルタされ、増幅され、制限さ
れ、さらに検波されることが分かると思う。すなわち、
音声信号に対するビデオ搬送波のPMの重大な相互変調は
存在しない。
第1図について前に述べたとおり、合成オーデイオ信号
CAUDは放送用の在来形FM励振(変調)送信機に加えられ
る。励振/送信機は常時、送信周波数での単一オーデイ
オによつてNAUD′信号について第3図で示されたプレエ
ンフアシスを生じるプレエンフアシスを含む。しかし本
発明により、少し違つたエンフアシス法がとられる。基
本帯オーデイオの最初のプレエンフアシスは前述のとお
りに達成され、そして正規励振器プレエンフアシスの代
わりに、全基本帯オーデイオ・スペクトルは50Hzから
約33,000Hzのブレーク・ポイント(テレビジヨン
装置で送信される正規基本帯オーデイオ範囲より十分上
のブレーク・ポイント)まではフラツト・レスポンスを
生じかつ33KHzのブレーク・ポイント以上では上方に
スロープするプレエンフアシス・レスポンスを生じる時
定数でプレエンフアシスされる。説明のための実施例に
よる放送テレビジヨン装置のオーデイオFM変調器すなわ
ち励振器では、励振器のプレエンフアシス時定数(これ
も在来形の誘導負荷などにより達成される)はこの33
KHzのブレーク・ポイントを得るために4.823秒の
オーダーとなるように変更される。
さらに、本発明によるFM励振/送信機は、33KHzのブ
レーク・ポイント以上の変調周波数で狭帯域作動にセツ
トされ、35KHzよりかなり低い変調周波数で広帯域作
動に変わることが望ましい。これは、例えば93,67
1Hzのトーンが適当なレベルで加えられるとき約18,
734Hzの偏差に送信機の変調指数をセツトすることに
よつて、任意の適当な在来方法で達成される。この広帯
域周波、狭帯域高周波送信法によつて、被変調送信搬送
波によつて占められる帯域幅は約189,102Hz(2
〔880+93,671〕)となり、この帯域幅はテレ
ビジヨン・オーデイオ信号用に割り当てられた200〜
250KHzの帯域幅の範囲内に十分入る。
本発明により追加オーデイオ信号は、認可されたすなわ
ち「資格のある」加入者のみが追加オーデイオ信号にあ
る利用可能情報を使用できるようにスクランブルにされ
る。2個の追加オーデイオ信号の場合においてオーデイ
オ信号を安全に送信するためにスクランブルにする1つ
の方法が第4図から第6図までに示されている。
第4図から、送信中のビデオ信号と組み合わされるスペ
イン語の音声信号のような第1情報信号Aは、在来形電
子セレクタ・スイツチ60の1つの入力端子に加えられ
る。情報信号Aは同じセレクタ・スイツチ62の1つの
入力端子にも加えられる。しかしこの信号Aがスイツチ
60の常時閉(例えば常時導通)側に加えられると、信
号Aはスイツチ62の反対側すなわち常時開(例えば常
時非導通)側に加えられる。このように、スイツチ60
および62に加えられる同じ制御信号(例えば2進信
号)によつて、信号Aはスイツチ60の出力端子に現わ
れると同時に、スイツチ62の出力に現れないようにさ
れ、かつどんな特定の制御信号レベルについても上記の
逆が成り立つ。
信号Aのフランス語訳のような第2情報信号Bは、スイ
ツチ60の第2入力端子およびスイツチ62の対向入力
端子に供給される。このように、スイツチ60の出力に
おける出力信号は制御信号が1のレベルであるとき必ず
情報信号Bとなり、またこの同じ制御信号レベルで信号
Bはスイツチ62の出力端子に現われないようにされて
信号Aがこの端子に現われる。したがつて、どんな制御
信号についても、信号Aがスイツチ60の出力に現われ
る一方、信号Bがスイツチ62の出力に現われることが
認められると思う。制御信号が変わると、対向出力信号
の条件が存在する。
在来の擬似ランダム2進順序(PRBS)信号発生器64は、
図示のとおりスイツチ60および62用の制御信号を供
給する。クロツク信号に応じて、PRBS発生器は一定の繰
返しパターンにしたがつて変化するパルス幅を持つ出力
パルスを供給する。しかしパターンは識別できる論理順
序を持たず、それは全パターンがランダムな形で現われ
る十分長い時間を経てから繰り返される。
PRBS発生器の信号パターンは、図示のとおりリセツト・
パルスRESETによつてPRBS発生器に本質的に負荷される
初期設定コードにしたがつて変わることができる。すな
わちリセツト・パルスは初期設定コードによつて決定さ
れる擬似ランダム順序の1点でPRBS発生器を起動し、擬
似ランダム順序はCLOCKに応じてその点から進む。後で
分かると思うが、これによつて同じ擬似ランダム・パタ
ーンは、CLOCK信号と同位相でかつ同じ速度でクロツク
されるとともに、同じリセツト時間(もちろん受信オー
デイオのタイミングに関して)で同じ初期設定コードに
よつて初期される同じPRBS発生器を用いて遠隔位置で同
時に発生される。
PRBS発生器はそれぞれのSTV信号によつても作動された
り、作動を止められる。STV信号はPRBS発生器に擬似ラ
ンダム順序を発生させ、すなわち信号AおよびBをスク
ランブルにし、またSTV信号はPRBS発生器の作動を止め
てスクランブル操作を除去する。
第4図に示されるとおりわずか2個の追加オーデイオ信
号が供給される場合は、基本帯オーデイオ・スペクトル
のNAUD′およびAUD AB′部分のみの利用で済むことが認
められると思う。同様に、第1図および第2図のエンコ
ーダおよびコンバイナ12のAUDIO AならびにAUDIO Bの
両チヤンネルが与えられれば十分である。もちろん、わ
ずか2個の追加オーデイオ信号と共に、エンコーダおよ
びコンバイナ12のAUDIO AおよびAUDIO Cの両チヤンネ
ルを利用することができ、2個の追加オーデイオ信号は
1つの変調だけて送信され、それによつてコンバイナ5
0および52が除去される。
第5図は、スクランブルすなわちSTVモードにおいてPRB
S発生器64からの制御信号に関して第4図のスクラン
ブラによつて供給されるタイミングおよび信号内容AUDI
O AならびにAUDIO Bを示すグラフである。2進の1の信
号レベルがPRBS発生器によつて供給されると、AUDIO A
信号は情報信号Bを含む一方、AUDIO B信号は情報信号
Aを含む。PRBS発生器の出力信号が2進の0のレベルに
スイツチすると、AUDIO A信号は情報信号Aを含みかつA
UDIO B信号は情報信号Bを含む。
AUDIO A信号もAUDIO B信号も完全な情報信号を含まず、
両者が一体となつて完全な情報信号を含むことが分か
る。AUDIO AおよびAUDIO Bの両信号が送信されるので、
スクランブル法の適当な逆転は全体として各情報信号を
供給し、比較的簡単なフイルタ操作によつて認められる
ほどのひずみは除去される。適当な逆転は、適当な初期
設定コード、適当なリセツト・パルスおよび適当なクロ
ツク信号(追加オーデイ信号を受信して検波することが
できるオーデイオ受信機のほかに)がなければ達成し得
ないことも分かると思う。したがつてスクランブル法は
正規オーデイオ信号にわずか2個のオーデイオ信号を追
加するだけで極めて安全である。
もちろん、4個の追加オーデイオ信号が供給されてスク
ランブルにされるときは、我流のスクランブル解除は実
際に不可能である。例えば、4個の情報信号、すなわち
信号A〜信号Dが第6図に示されるとおり本発明による
エンコーダ(スクランブラ)に加えられる。示されたエ
ンコーダには、おのおの出力信号として4個の入力信号
の1つを選択するように在来方法で接続された4個のス
イツチング回路68A〜68D(例えばスイツチ・マト
リツクス)がある。スイツチング回路は、任意な瞬間
に、4個の各情報信号が第7図のグラフで示されるとお
り唯一のスイツチング回路からの出力信号として選択さ
れるように制御されることが認められると思う。
第6図において、スイツチング回路68は4個の追加情
報信号、すなわち信号A〜信号Dを受信し、制御信号
「0〜3」に応じて出力信号AUDIO Aとして1つを選択
する。制御信号「0」は回路68Aのスイツチ「0」を
閉じて第1入力端子を出力端子に接続し、それによつて
信号AをAUDIO A信号として出力に加えさせる。同様
に、制御信号「1」は回路68Aにある組み合わされる
スイツチ「1」を閉じて、第2入力端子を出力に接続
し、それによつて信号Bを出力に加える。制御信号
「2」は第3入力端子(信号C)を出力端子に接続し、
また制御信号「3」は第4入力端子(信号D)を出力端
子に接続する。
制御信号「0〜3」は、第4図のPRBS発生器からのPRBS
信号に応じて、任意の適当な在来方法で発生される。例
えば、第4図で前に説明されたPRBS信号およびクロツク
信号は、在来の論理ゲートを含む論理回路70に加えら
れる。論理回路はPRBS信号およびクロツク信号がいずれ
も2進の0論理レベルであるときに「0」制御信号を作
る(例えば「0」制御信号は信号「1〜3」がロー・レ
ベルである間にハイ・レベルとなる)。「1」制御信号
は、クロツク信号が2進の1でありかつPRBS信号が2進
の0であるときに作られる。「2」制御信号はクロツク
信号が2進の0でありかつPRBS信号が2進の1であると
き作られ、また「3」制御信号はクロツク信号とPRBS信
号がいずれも2進の1であるときに作られる。この点に
おいて、論理回路70は在来の2進・10進デコーダの
ように作動する。
情報信号、すなわち信号A〜信号Dはスイツチング回路
68B〜68Dにも加えられるが、各スイツチング回路
の異なる入力端子に加えられる。すなわち、各スイツチ
ング回路68A〜68Dは同一でありかつ特定の制御信
号に対して同じ接続を行うが、おのおの出力信号は特定
の制御信号に対して異なる。例えば第7図に見られると
おり、クロツク信号がハイ(2進の1)でありかつPRBS
信号がロー(2進の0)であるとき、制御信号「1」が
作られて、それぞれのB、A、DおよびC情報信号はAU
DIO A、AUDIO B、AUDIO CならびにAUDIO D出力信号として
供給される。クロツクまたはPRBS発生器出力信号のいず
れか一方もしくは両方が変化する度に、オーデイオ出力
信号に含まれる情報信号は一見ランダム風に変化する。
第6図に示されたエンコーダの実施例は、第4図の2個
の信号の実施例によつて作られる擬似ランダム増分では
なく、オーデイオ信号の内容変化の間に等しい時間増分
で作動する。したがつてコード化は、タイミングにある
のではなく、オーデイオ信号の内容の擬似ランダム性に
ある。しかし、説明された内容の擬似ランダム性と共に
信号の内容変化の間に擬似ランダム時間間隔を導くこと
によつて、安全性の追加要素が4個の信号の実施例で得
られることに注目すべきである。これは例えば、論理回
路70の入力としてのクロツク信号の代わりに、または
任意な他の適当な方法で、第2擬似ランダム・ビツト順
序発生器を使用することによつて達成される。
第8図は、第1図の実施例における加入者位置のオーデ
イオ・デコーダおよびセレクタ30ならびに制御回路3
2の1つの実施例を詳しく示す。第8図から、FM受信機
(第1図で24によつて示されている)の中間周波数で
ありかつテレビジヨン局のFM励振/送信機によつてプレ
エンフアシスされた合成オーデイオ信号CAUD(I.F.)は、
局部発振信号L.O.と共に在来の二重平衡混合器80に加
えられる。説明のための実施例における合成オーデイオ
信号は41.25MHzの中間周波数であり、かつ30.
5MHzの局部発振信号と共に混合される。これは混合器
80の出力に10.75MHzの中間周波数(I.F.)の合成
オーデイオを(他の混合生成物と共に)に供給する。
混合器80からのI.F.信号は在来の帯域通過増幅制限器
82に加えられ、また制限器82からの出力信号は在来
の弁別器84に加えられる。帯域通過増幅制限器82お
よび弁別器84は、10.75MHzの中間周波数で作動
するように設計されている。10.75MHzI.F.での合
成オーデイオ信号は回路82によつて在来どおりフイル
タされ、増幅され、制限され、そしてFMは弁別器84に
よつて(例えば直角位相FM検波法によつて)在来どおり
検波される。弁別器84からの合成出力信号はかくてプ
レエンフアシスの合成オーデイオ信号である。励振/送
信機の時定数に合致する4.8228μsの時定数(ブ
レーク・ポイント33KHz)を持つ在来形のデエンフア
シス回路86は、第1図および第2図のオーデイオ・エ
ンコーダおよびコンバイナ12の出力に供給される合成
オーデイオCAUDを作るために、合成オーデイオ信号をデ
エンフアシスする。
第8図のオーデイオ・デコーダおよびセレクタ30の説
明のための実施例は、正規オーデイオ信号のほかに4個
のオーデイオ信号を処理するように配列されている。正
規オーデイオ信号は、しや断周波数15KHzの低域フイ
ルタ88を通してフイルタすることによつて合成オーデ
イオ信号CAUDにおいて簡単に検波される。フイルタ88
からの信号は第3図のNAUD′信号であり、定時数75μ
s(ブレーク・ポイント2.1KHz)の在来形デエンフ
アシス回路90によつてデエンフアシスされてから、こ
の信号は平らな周波数レスポンスを持つ正規オーデイオ
信号NAUDとなる。このNAUD信号は、第8図にSTVスイツ
チで表わされている在来の2入力端子セレクタ・スイツ
チ92の1つの入力端子に加えられる。
合成オーデイオ信号CAUDは、39.335KHzのパイロ
ツト・トーンを検波する帯域制限器94に加えられると
ともに、おのおの在来形帯域増幅器96および在来形二
重平衡混合器98を持つ4個の同一オーデイオ・チヤン
ネルにも加えられる。増幅器96および混合器98はそ
れぞれ、組み合わされるオーデイオ信号チヤンネルを表
わすために、96A〜96Dならびに98A〜98Dと
標示される。各帯域増幅器は、約24KHzの下方しや断
周波数と、AUD AB′およびAUD CD′信号(第3図)のみ
を通すように合成オーデイオの最高周波数を越える上方
しや断周波数とを持つように設計されている。
帯域制限器94によつて検波されるパイロツト・トーン
は、周波数5F/2および10F/2の同位相なら
びに直角位相の搬送波信号を作る在来形の直角位相搬送
波発生器100に加えられる。発生器100からの搬送
波周波数5F/2の同位相搬送波信号は混合器98A
に加えられる一方、この周波数の直角位相信号は混合器
98Bに加えられる。周波数10F/2の同位相およ
び直角位相の搬送波は、それぞれの混合器98Cならび
に98Dに加えられる。
混合器98A〜98Dからの出力信号は、第2図のそれ
ぞれの回路42A〜42Dによつてプレエンフアシスさ
れたそれぞれの基本帯オーデイオ信号AUDIO A〜AUDIO D
である。これらの信号は、15KHzを越える復調成分を
除去するために適当にフイルタされ(図示されていな
い)、オーデイオ・プログラム・セレクタ・スイツチ1
02の入力端子に加えられる。スイツチ102によつて
選択されたオーデイオ信号は、時定数75μsの在来形
デエンフアシス回路104によつて適当にデエンフアシ
スされる。選択されたオーデイオ出力信号はデエンフア
シス後、STVモードでオーデイオ出力信号として選択さ
れるようにスイツチ92のSTV入力端子に加えられる。
追加オーデイオ信号がスクランブル解除の形で送信され
る本発明による装置では、スイツチ20は4個のAUDIO
信号の中の所望の1個だけを選択する簡単な電子的また
は機械的なスイツチング装置であることができる。正規
オーデイオ信号と、選択された1つの追加オーデイオ信
号との間のその後の選択は、スイツチ92によりまたは
スイツチ102にスイツチ接点を追加することによつて
同様に達成される。さらに、1個以上の追加オーデイオ
信号は、デコーダの出力ジヤツクに加えられる(または
いつでも利用できる)ように選択される。すなわち、例
えば、ステレオで送信されるサウンド・トラツクは正規
オーデイオ信号として送信される1つのチヤンネルとAU
DIO D信号として送信される他のチヤンネルとを有し、A
UDIO D信号は補助ジヤツクで利用できる。同様に、周辺
機器の一部を作動させる情報が補助ジヤツクに得られ
る。
STV装置では、正規オーデイオ信号は説明のための実施
例に示されるとおりスクランブル解除信号となり、また
STV選択信号(例えば加入者により制御されるSTVセレク
タ・スイツチ)が「NON-STV」モード(STV)にあるとき必ず
オーデイオ出力信号として選択される。STV作動におい
ては普通、正規オーデイオ信号はバーカー信号であり、
ビデオ信号はスクランブルにされる。しかし、ビデオ信
号がスクランブル解除のために加入者によつて受信され
るまで、スクランブルにされたビデオはテレビジヨン表
示装置に現われる。加入者がSTVすなわちスクランブル
解除モードを選択すると、ビデオ信号はスクランブルを
解除され、選択された1個の追加オーデイオ信号はオー
デイオ出力信号として供給される。もちろん、STV信号
に応じるこのオーデイオ選択法は追加オーデイオ信号が
スクランブルにされると否とにかかわらず使用される
が、それらは装置に極めて高い安全性を付加するために
スクランブルにされると思われる。
追加オーデイオ信号をスクランブルにされた形で送信す
ることが望ましいSTV装置または他の加入者装置(例え
ば第4図から第7図までに示されている)において、オ
ーデイオ・プログラム・セレクタ・スイツチはオーデイ
オ選択信号によつて制御されるスクランブル解除回路を
含むことがある。例えば、加入者は彼のデコーダに初期
設定コード(解読制御コード)を入れることができ、こ
のコードは送信局のものと同じ在来形PRBS発生器に加え
られる(第4図参照)。別法として、このコードは本発
明の譲受人に譲渡された米国特許第4,163,254
号のように電話線により、または後で説明されるとおり
各デコーダをアドレス指定しかつコードを送信信号の一
部として供給することによつて、周期的に加入者位置に
送信される。第4図のPRBS発生器に必要なクロツク信号
およびリセツト信号は送信されるビデオ信号から得られ
たり、この信号に(例えば垂直帰線間隔で)そう入され
る特殊コードであることができる。
したがつて、送信機位置におけるPRBS発生器と同期され
るPRBS発生器がデコーダに具備される。例えば、第1図
のデコーダおよびセレクタ制御回路32は、第9図に示
されるようなPRBS発生器110を含む。PRBS信号は第6
図について前に説明されたような論理回路112に加え
られて、クロツク信号と共に「0〜3」制御信号を作
る。これに関連して、第8図のオーデイオ・プログラム
・セレクタ・スイツチ102は第6図に示されたような
スイツチング・マトリツクスを含み、「0〜3」制御信
号に応じてコード化処理を逆に行い、したがつて情報信
号すなわち信号A〜信号Dを供給する。セレクタ・スイ
ツチ114は信号A、信号B、信号Cまたは信号Dを供
給するように加入者によつて回転され、それによつて第
8図のスイツチ102の出力にオーデイオ情報信号の中
の所望の1つを在来どおりに選択する。A、B、Cおよ
びDの各信号はSV選択信号STVを供給するためにスイツ
チ114で抽出され、またSTVスイツチすなわち別の加
入者スイツチがこの目的で設けられることがある。
正規オーデイオ信号のほかに4個のオーデイオ信号を設
定することが、正規のテレビジヨン・オーデイオ信号帯
域および単一テレビジヨン・チヤンネルに割り当てられ
る全テレビジヨン帯域の範囲内で達成され、したがつて
正規の非加入式テレビジヨン装置ならびに加入装置のい
ずれにも多大の利点を与えることが認められると思う。
非加入装置では、テレビジヨン・プログラムは英語プロ
グラムのサウンドトラツクを含む正規オーデイオ信号で
送信される一方、追加オーデイオ信号は視聴が選択し得
るスペイン語のサウンドトラツク、フランス語のサウン
ドトラツク、または他の言語を含むことができる。ロス
アンゼルスのように英語を話す住民とスペイン語を話す
住民が混じつている区域では、正規オーデイオ信号が1
つの言語を送信する一方、1つの追加オーデイオ信号は
同時に他の言語を送信する。さらに日本人が多数いる場
合は、日本語はもう1つの追加オーデイオ信号で供給さ
れる。同時に、残りのオーデイオ信号は、文字発生器を
駆動してビデオにそう入する見出しを供給する見出し情
報、またはフアクシミリ・サービス・ニユースまたは株
式取引サービスのような他のサービス用の情報(例えば
受信した追加オーデイオ信号などにある情報信号によつ
て駆動されるプリンタと共に)、もしくは両情報を含む
ことがある。
これらの後者の形のサービスは、周期制または使用制で
支払われる加入サービスであると思われる。加入サービ
スでは、同伴ビデオ信号がスクランブルにされなくて
も、資格のある加入者のみが送信情報を使用できるよう
に、追加オーデイオ信号をスクランブルにすることが望
ましいかもしれない。すなわち、加入サービスは追加オ
ーデイオ信号だけを含むことがあり、当該チヤンネルに
よる基本テレビジヨン・サービス(すなわち正規オーデ
イオおよび正規ビデオ)は変わらないことがある。
このような加入装置では、追加オーデイオ信号の各使用
はビリング目的で記録されることがある。ビリング情報
はそのとき、毎月収集される。これと同時に、オーデイ
オ信号のスクランブルを解除するのに必要なコードは、
加入者が加入オーデイオ・プログラムまたはサービスも
しくはその両方を受信する資格が依然としてあることが
確認されてから変更される。
本発明のもう1つの特徴により、プログラムおよびサー
ビス用に均一の月極め値段が支払われるが、異なる形の
プログラムおよびサービは異なる値段で支払われ、また
加入者はそのとき彼の加入するプログラムおよびサービ
スの形にしたがつて支払う。
本発明の譲受人に譲渡されたロバート・エス・ブロツク
(Robert S.Block)らの米国特許出願第920,846
号、現在では米国特許第4,225,884号に示され
るとおり(その開示はここに参考のため組み込まれ
る)、プログラム識別信号はプログラム信号と共に送信
され、かつ加入者が対応するコードを持つ一定の識別コ
ードを有するプログラム信号のみが加入者局で使用され
る。ブロツクらの装置では、プログラム情報信号にある
プログラム識別信号は、加入者の「カテゴリ・セレク
タ」によつて局部発生される信号によつて検波、比較さ
れる。すなわち、プログラムの全カテゴリに関するコー
ドを含むカテゴリ・セレクタを持つ加入者は、送信され
るプログラムのすべてを受信し、スクランブルを解除す
ることができる。しかし、ロツク・アウト機能はプログ
ラムのあるカテゴリの認められないスクランブル解除を
防止する能力を加入者に与える。
同様に本発明の1つの特徴により、プログラム識別コー
ドはプログラム信号と共に(すなわちオーデイオおよび
ビデオを含みまたは特殊オーデイオ・サービスだけを含
むテレビジヨン・プログラムと共に)送信される。これ
らの送信コードは加入者位置で検波され、局部発生信号
と比較されて、加入者がその特定プログラムのスクラン
ブルを解除する資格があるか否かを決定する。ブロツク
らの特許出願のように、これらのプログラム識別信号は
各プログラムについて異なり、しかがつて各プログラム
を別個に(例えばそれらがビリングにも使用されるよう
に)識別し、あるいはプログラムの異なるカテゴリにつ
いてのみ異なることができる。別法として、カテゴリ・
コード比較器を用いて、複数個の異なるプログラム・コ
ードを視聴者の資格の1つのカテゴリに入るものとして
受け入れることができる。コード化または比較に対する
カテゴリ法は、計画された形の均一料金ビリング方式に
おいて簡素化のために好適であるが、いずれの方法でも
使用することができる。さらに、プログラム識別信号は
プログラム信号のスクランブルおよびスクランブル解除
に用いられるコードとしても役立つことがある。すなわ
ち例えば、異なるプログラム・カテゴリに異なる識別コ
ードを用いかつ視聴期間より前に選択された識別コード
のみを加入者に供給することによつて、加入者は前もつ
て選択された識別コードによりプログラムのこのような
カテゴリまたはオーデイオ・サービスのみを視聴した
り、使用するように制限される。
上述のような識別コードは、デコーダを別々にアドレス
指定することにより、かつ各加入者用デコーダ・アドレ
スの送信を通してこれらのコードをロードしそれに続い
て加入者が使用する資格のあるプログラムのカテゴリの
コードをロードすることによつて、本発明の1つの実施
例にしたがつて加入者デコードに供給される。
第10図に示されるとおり、アドレス・コードおよび資
格コードがビデオ信号の一部として(例えば垂直間隔
で)送信されるものと想定すれば、遠隔制御の全チヤン
ネル・チユーナ120は在来の電子形であることが望ま
しく、第1図のAMおよびFM受信機16のAM受信機122
のチヤンネル同調を制御する。受信機122からのスク
ランブルを解除されたり、スクランブルにされたビデオ
信号VID(SVID)は、アドレス検出および比較器124な
らびにコード検出およびメモリ126に加えられる。ア
ドレス検出および比較器124は、着信ビデオ信号のア
ドレスを検出して、検出されたアドレスを当該加入者デ
コーダに割り当てられる記憶済アドレスと比較する。良
好な比較が行われるときは、アドレス検出および比較器
124はコード検出およびメモリ126を作動させ、ビ
デオ信号にある以後のコード(解読制御コード)が検出
されてメモリ内に記憶され、ビデオ・デコーダ26また
はオーデイオ・デコーダ30もしくはその両者によつて
使用される。
説明のための実施例において、オーデイオ・デコーダお
よびセレクタ30に用いられるクロツク信号ならびにリ
セツト信号は、ビデオ信号の一部としても送信される。
例えばクロツク信号は、垂直または水平同期パルス、す
なわち垂直帰線間隔で送信されるコード化周期信号であ
ることができる。同様に、リセツト信号は特定の同期パ
ルス、すなわち垂直帰線間隔で送信される特殊コードで
あることができる。したがつてビデオ信号VID(SVID)
は、クロツク信号を作る同期またはコード検出器128
に加えられるとともに、リセツト信号を作るリセツト・
コード検出器130に加えられる。このビデオ信号は、
スクランブル・ビデオ装置においてSVID信号をスクラン
ブル解除する第1図に示されたようなビデオ・デコーダ
26にも加えられる。
基本帯ビデオでアドレスおよびコードが送信される場
合、帯本帯ビデオを作るにはビデオ信号を復調(検波)
する必要があることに注目しなければならない。したが
つて、アドレス検出および比較器124ならびに他のコ
ード検出器126、128および130の前に別個のビ
デオ検波器(図示されていない)が使用される。しか
し、ビデオのスクランブルを解除する目的で(例えばビ
デオ反転がスクランブル操作に使用される場合、または
テレビジヨン・セツトに適当なビデオ信号を供給するた
めに同期を再形成する必要がある場合)、基本帯ビデオ
を得ることが必要かもしれない。したがつて、もつと実
際に即した方法は、図示のようなVID(SVID)信号ではな
く、アドレスおよびコード検出器124,126,12
8ならびに130に加わるビデオ・デコーダ26からの
基本帯ビデオ信号を使用することである。
さらに第10図から、加入者デコーダの電力スイツチ1
32は、電力が回路120〜130に絶えず供給される
ように(またビデオ・デコーダ26が基本帯ビデオ信号
を検出器124〜130に供給する場合はビデオ・デコ
ーダ26に供給されるように)接続される。また電力ス
イツチ132は、加入者チユーナがターン・オフされる
ときを表示するように、チユーナ120にオフ信号を供
給する。このオフ信号は、電力スイツチがオフのとき必
ず所定のテレビジヨン・チヤンネルのセツテイング(例
えばチヤンネル3)でチユーナがセツトされるような在
来方法でチユーナを制御する。
加入者が加入希望を表明するプログラムのカテゴリはそ
の加入者のデコーダの中に、最初の取付け時にまたは取
付け後にデコーダをアドレス指定することにより、記憶
されると思われる。しかし加入者は、使用期間後にカテ
ゴリを追加したり削除したいと思うことがある。したが
つて、取付け後まもなく、または加入者がカテゴリ資格
の変更希望を表明したときに新しい視聴期間の始まる前
の他の時期に、当該加入者のデコーダのアドレス・コー
ドがビデオ信号の一部として送信される。ビデオ信号の
アドレス・コードは、アドレス検出および比較器124
によつて検出されかつ記憶済のアドレスと比較される。
もしアドレスが一致すれば(ある許容範囲内であること
が望ましい)、コード検出およびメモリ126はENB信
号によつて駆動され、アドレス・コードに続くカテゴリ
・コードはコード検出およびメモリ126によつて検出
されかつメモリ内に記憶される。これらの記憶されたカ
テゴリ・コードは加入者のデコーダを良好にスクランブ
ル解除させ、1つのカテゴリでスクランブル信号を使用
するが別のカテゴリでは使用しない。例えば、カテゴリ
・コードは、オーデイオ・デコーダおよびセレクタ30
用の初期設定コードまたはビデオ・デコーダ26用のス
クランブル解除コードの形もしくはその両方の形である
ことができる。別法として、オーデイオおよびビデオ・
デコーダ用の初期設定コードならびにスクランブル解除
コードは、それらがカテゴリ・コードよりも頻繁に変更
されるようにな別の方法で供給される。もちろん、いろ
いろなカテゴリ用のカテゴリ・コードが周期的に変更さ
れるならば、この安全性の心配は緩和される。例えばこ
の後者の方法がとられる場合、回路126によつて記憶
されたカテゴリ・コードは、受信信号にあるカテゴリ・
コードと比較されて、その信号のスクランブル解除を可
能にしたり禁止したりする。
ここに説明されたスクランブルおよびI/Q送信法は、
ビデオ以外の信号の安全送信に適用されることが認めら
れると思う。例えば、衛星によるビデオ信号送信は、搬
送波信号の同位相成分と直角位相成分を使用し、またこ
れらの成分を安全な衛星送信用の2個の異なるビデオ信
号により交互変調する。さらに、ビデオ情報またはオー
デイオ情報あるいはその両方のためのスクランブル・コ
ードがいろいろな方法で作られかつ送信されることが認
められると思う。
例えば、送信位置におけるPRBS発生器は自由運転形であ
り、その現状は受信機のPRBS発生器が送信機のPRBS発生
器と同期されるように周期的に送信される。また、PRBS
コードは、説明されたビデオ信号、またはオーデイオ信
号での送信を含む多くの方法で供給される。
上記の説明から、本発明がその主旨すなわち本質的な特
徴の範囲内で他の特定な形で実施できることは明らかで
あると思う。したがつてここに開示された実施例は、あ
らゆる面で説明のためのものであつて制限的なものでは
ないと考えるべきであり、本発明の範囲は上記の説明よ
りもむしろ添付の請求の範囲によつて示され、したがつ
て請求の範囲の意義および同等性の範囲に入るすべての
変更は請求の範囲に包含されるようにされている。
フロントページの続き (72)発明者 ゲルラツク・ロナルド・ア−ル アメリカ合衆国92692カリフオルニア州ミ ツシヨン・ビエジヨ・キヤサナル28482 (72)発明者 パ−・クラレンス・デイ− アメリカ合衆国92621カリフオルニア州ブ リ−・バ−チクレスト・サ−クル1608 (72)発明者 ブロツク・ロバ−ト・エス アメリカ合衆国90291カリフオルニア州マ リナ・デル・レイ・ナンバ−5ミンダナ オ・ウエイ13044 (56)参考文献 特開 昭51−52225(JP,A) 特公 昭49−31570(JP,B1) 米国特許3809817(US,A) 米国特許3824332(US,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】許可されたテレビジョン受信機のみにテレ
    ビジョン・プログラム情報信号を出力させる送受信方法
    であって、 複数個のテレビジョン・プログラム情報信号を発生する
    ステップと、 符号化ステーションで疑似ランダム信号を発生するステ
    ップと、 前記疑似ランダム信号の制御の下に前記複数のテレビジ
    ョン・プログラム情報信号の各々を複数個のキャリア周
    波数へ相互に重複しないように変換して、単一のキャリ
    ア周波数においては各テレビジョン・プログラム情報信
    号の一部のみが有効であるようにすることによって、前
    記疑似ランダム信号に従って前記テレビジョン・プログ
    ラム情報信号を暗号化するステップと、 所定の時点で前記疑似ランダム信号の発生に関連された
    制御信号を生成するステップと、 該制御信号を前記テレビジョン・プログラム情報信号と
    共に送信するステップと、 許可されたテレビジョン受信機のための解読制御コード
    を受信機ステーションに与えるステップと、 該解読制御コードと前記送信された制御信号を利用して
    前記受信機ステーションにおいて疑似ランダム信号を発
    生するステップと、 前記受信機ステーションで発生された疑似ランダム信号
    の制御の下に、所要のテレビジョン・プログラム情報信
    号の各部分を前記複数個のキャリア周波数から選択する
    ことによって前記受信機ステーションで発生された疑似
    ランダム信号に従って所要の暗号化されたテレビジョン
    ・プログラム情報信号を解読するステップと、 該解読された所要のテレビジョン・プログラム情報信号
    を出力用の受信機へ供給するステップと、 からなる前記方法。
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