JPH0538387A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JPH0538387A
JPH0538387A JP1258792A JP1258792A JPH0538387A JP H0538387 A JPH0538387 A JP H0538387A JP 1258792 A JP1258792 A JP 1258792A JP 1258792 A JP1258792 A JP 1258792A JP H0538387 A JPH0538387 A JP H0538387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
beard
darkness
current
electric current
Prior art date
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Pending
Application number
JP1258792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiro Yamashita
幹弘 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1258792A priority Critical patent/JPH0538387A/ja
Publication of JPH0538387A publication Critical patent/JPH0538387A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の髭の濃さに応じた回転数でモータが
回転するために、常に良好な切れ味を得られるとともに
刺激が少ない。 【構成】 モータ電流を検出する電流検出手段3と、電
流検出手段3で検出した電流の大きさから髭の濃さを判
別する判別手段と、判別手段の出力に応じてモータMの
回転数を制御する回転数制御回路31とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、髭の濃さを検出するこ
とにより、髭の濃さに応じた回転数でモータを駆動する
電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気かみそりに使用されるモータは、従
来、一定電圧が印加されるようにされたものと、モータ
の回転数をフィードバックさせることでモータ回転数が
一定に保たれるものとのがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合、髭が濃い
場合は負荷トルクが大きくなるために回転数が低下して
しまい、良好な切れ味が得られなくなってしまう。かと
いって、濃い髭を想定してモータ回転数を高めに設定し
た場合には、髭が薄い人には刺激が強すぎてしまう。
【0004】後者のものでは負荷トルクの変動があって
も安定した切れ味を得られるものの、髭が濃い場合も薄
い場合も同じ回転数でモータが回転するために、髭が特
に濃い場合にはトルク不足でよく剃れず、髭が薄い場合
には刺激が強いという問題がある。本発明はこのような
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは
使用者の髭の濃さに応じた回転数でモータが回転するた
めに、常に良好な切れ味を得られるとともに刺激が少な
い電気かみそりを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、モー
タ電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段で検出
した電流の大きさから髭の濃さを判別する判別手段と、
判別手段の出力に応じてモータの回転数を制御する回転
数制御回路とを備えていることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、髭剃りの動力であるモータの
モータ電流の大小に応じて髭の濃さが自動判定され、こ
の濃さに応じた適切な回転数でモータが駆動されるもの
である。
【0007】
【実施例】本発明を図示実施例に基づき詳述すると、電
気かみそりは図4に示すようにハウジング10の上部に
フレーム16を介して刃11を備えるとともに、ハウジ
ング10の前面に起倒自在なトリマー刃12を備えるほ
か、ハウジング10の前面で且つトリマー刃12の下方
に、上下動自在なスイッチハンドル13と、液晶表示器
よりなる表示パネル14とを備えている。刃11は肌に
接触する断面略逆U形の外刃1と、外刃1内面に接した
状態で往復駆動される内刃(図示せず)により構成され
たものであり、内刃はハウジング10に内蔵されたモー
タMによって往復駆動される。前記スイッチハンドル1
3は、このモータMのオンオフのほか、前記トリマー刃
13を起倒させることをつかさどる。図4中の15はロ
ック釦、17はハウジング10に対してフレーム16を
開閉自在としている着脱用釦であり、髭くずの掃除はこ
の着脱用釦17でフレーム16を開いた状態で行う。
【0008】表示パネル14は、モータの電源となる内
蔵した二次電池の残量を表示する残量表示部21と、髭
の濃さを表示する濃さ表示部22と、催促報知用表示部
23とを備えている。残量表示部21は、20%刻みで
二次電池の残量を表示する。また、濃さ表示部22は、
髭の濃さに応じて、「薄い」状態、「普通」の状態、
「濃い」状態の3段階表示を行うものとなっている。さ
らに、催促報知用表示部23は、刃11の掃除の時期を
報知する表示要素23aと、刃11の交換時期を報知す
る表示要素23bとを備えている。
【0009】ここにおいて、前記モータMには図1に示
すように直列にモータ電流検出用抵抗Rが接続されてお
り、この抵抗Rはフィルター回路38と併せてモータ電
流の大小を電圧値として出力する電流検出回路3を構成
し、髭剃り時の負荷の大小に応じた電気信号を出力す
る。そしてモータMによる内刃の駆動に伴って電流検出
回路3からは一定レベル以上の電圧が出力されることに
なるが、この電圧のピーク値Vpが所定値以上であると
きには髭を剃っていると判断できることになり、また髭
の切断に際してのモータ電流の大小は負荷の大小、つま
りは髭の濃さに応じたものとなると考えられるから、こ
のピーク値Vpの大きさで髭の濃さを判断できることに
なる。
【0010】本実施例ではこの処理によって髭の濃さを
求めて、髭が濃いと判別した場合にはモータMの回転数
を高く、髭が薄いと判別した場合にはモータの回転数を
低くするようにしているほか、内部に溜まっている髭く
ずの量を判断するようになっている。すなわち、電流検
出回路3の電圧出力は、図1に示すように、マイクロプ
ロセッサを主構成とした判別手段である制御回路4に入
力される。制御回路4では、電流検出回路3の出力に基
づいて髭の濃さを判定し、モータMの回転数を制御する
回転数制御回路31を制御する。また、制御回路4にお
いて判定された髭の濃さは、表示部14の濃さ表示部2
2に表示される。
【0011】回転数制御回路31としては、たとえばモ
ータMと直列に接続されたトランジスタと、このトラン
ジスタのベース電流を髭の濃さに応じて複数段に制御す
ることでトランジスタのコレクタ電圧を変化させるトラ
ンジスタ制御ICとからなるものを用いることができ
る。更に詳しく説明すると、ここでは電流検出回路3の
出力レベルのピーク値Vpに基づいて髭の濃さを判定す
る。図2に示すように、スイッチSWが投入されると、
電流検出回路3の出力を所定時間読み込んで、図3に示
すように、この間の出力の最大のピーク値Vpを所定の
設定値Va,Vb(Va<Vb)と比較し、Vp<Va
のときには薄く、Va≦Vp≦Vbのときには普通、V
b<Vpのときには濃いと判定する。そして髭の濃さに
応じて、回転数制御回路31への制御量Vを設定する。
この結果、モータMは髭が濃い場合には回転数を大き
く、髭が薄い場合には回転数を小さく、髭が普通の場合
には、回転数を中程に保つ。スイッチSWがオンである
間、上記処理が繰り返されることによって、常に髭の濃
さに応じた回転数でモータMが駆動される。
【0012】そして、髭の濃さと使用時間との積によっ
て髭くずの量を判定することができるから、制御回路4
の出力に基づいて髭を剃っている期間を判定し、この期
間を使用時間測定部34によって測定するとともに、髭
の濃さと使用時間との積を求めるようになっている。髭
の濃さと使用時間との積は、掃除時期判定部35および
交換時期判定部36に入力される。掃除時期判定部35
では、上記積を積算するとともに積算値を所定値と比較
し、髭くずがあらかじめ設定した所定量に達したと判定
すると、表示部14における催促報知用表示部23の表
示要素23aを点灯させて刃11を掃除すべき時期にな
ったことを報知する。交換時期判定部36では、上記積
を積算するとともに積算値を所定値と比較し、所定量の
髭を剃ったと判定すると、表示部14における催促報知
用表示部23の表示要素23bを点灯させて刃11を交
換すべき時間になったことを報知する。尚、掃除時期判
定部35の積算値は刃11を掃除するたびにリセットさ
れ、交換時期判定部36の積算値は刃11を交換するた
びにリセットされる。
【0013】二次電池である電池Eは、回転数制御回路
31およびモータMに対しては、スイッチハンドル13
の操作によってオン、オフされるスイッチSWを介して
接続されているが、他の回路部には常時給電されてお
り、上述した積算値などが保持されるようになってい
る。スイッチSWのオン、オフの状態は制御回路4に入
力され、髭を剃っている間だけ、電流検出回路3の出力
が有効になるようにしてある。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、髭剃りの動力で
あるモータのモータ電流の大小に応じて髭の濃さを自動
判定して、髭剃りの動力であるモータのモータ電流の大
小に応じて髭の濃さが自動判定され、この濃さに応じた
適切な回転数でモータが駆動されるものであり、従って
髭が濃い場合にトルク不足でよく剃れなかったり、髭が
薄い場合に刺激が強すぎたりするという事態を招くこと
がなく、常に良好な切れ味を刺激が少ない状態で得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作説明図である。
【図3】実施例における電流検出手段の出力波形の例を
示す動作説明図である。
【図4】実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
M モータ 3 電流検出回路 4 制御回路 31 回転数制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ電流を検出する電流検出手段と、
    電流検出手段で検出した電流の大きさから髭の濃さを判
    別する判別手段と、判別手段の出力に応じてモータの回
    転数を制御する回転数制御回路とを備えていることを特
    徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】 電流検出手段はモータ電流におけるピー
    ク電流を検出することを特徴とする請求項1記載の電気
    かみそり。
JP1258792A 1992-01-28 1992-01-28 電気かみそり Pending JPH0538387A (ja)

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JP1258792A JPH0538387A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気かみそり

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JP1258792A JPH0538387A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気かみそり

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JP8030691A Division JPH04314487A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 電気かみそり

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367599A (en) * 1992-05-27 1994-11-22 Sanyo Electrical Co., Ltd. Electric shaver in which motor rotational speed is controlled according to beard thickness
JPH09501091A (ja) * 1994-06-01 1997-02-04 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 電動機速度を制御し得るシェーバー
US5632087A (en) * 1994-03-28 1997-05-27 Matsushita Electric Works, Ltd. Reciprocatory dry shaver
JP2010500137A (ja) * 2006-08-14 2010-01-07 ブラウン ゲーエムベーハー 電気的に駆動される切断ツールの汚さを確定する為の方法とヘア切断装置
US10084401B2 (en) 2014-03-14 2018-09-25 Koninklijke Philips N.V. Electric shaver

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Effective date: 20000829