JP3192189B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP3192189B2
JP3192189B2 JP01258892A JP1258892A JP3192189B2 JP 3192189 B2 JP3192189 B2 JP 3192189B2 JP 01258892 A JP01258892 A JP 01258892A JP 1258892 A JP1258892 A JP 1258892A JP 3192189 B2 JP3192189 B2 JP 3192189B2
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JP
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motor
beard
rotation speed
discriminating
control circuit
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JP01258892A
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豊勝 岡本
幹弘 山下
正昭 阪上
薫 古川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、髭の濃さを検出するこ
とにより、髭の濃さに応じた回転数でモータを駆動する
電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気かみそりに使用されるモータとして
は、従来、一定電圧が印加されるようにされたものと、
モータの回転数をフィードバックさせることでモータ回
転数が一定に保たれるものとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合、髭が濃い
場合は負荷トルクが大きくなるために回転数が低下して
しまい、良好な切れ味が得られなくなってしまう。かと
いって、濃い髭を想定してモータ回転数を高めに設定し
た場合には、髭が薄い人には刺激が強すぎてしまう。
【0004】後者のものでは負荷トルクの変動があって
も安定した切れ味を得られるものの、髭が濃い場合も薄
い場合も同じ回転数でモータが回転するために、髭が特
に濃い場合にはトルク不足でよく剃れず、また髭剃りに
時間がかかってしまうことになる。そして髭が薄い場合
には刺激が強いという問題がある。本発明はこのような
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは
使用者の髭の濃さに応じた回転数でモータが回転するた
めに、常に良好な切れ味を得られるとともに刺激が少な
い電気かみそりを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、モー
タ電流の単位時間あたりのピーク数から髭の濃さを判別
する判別手段と、判別手段の出力に応じてモータの回転
数を制御する回転数制御回路とを備えていることに特徴
を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、髭剃りの動力であるモータの
モータ電流に応じて髭の濃さが自動判定され、この濃さ
に応じた適切な回転数でモータが駆動されるものであ
る。
【0007】
【実施例】本発明を図示実施例に基づき詳述すると、図
において、Mは電気かみそりの刃における内刃を駆動す
るためのモータであり、このモータMには直列にモータ
電流検出用抵抗Rが接続されている。この抵抗Rはフィ
ルター回路38と併せてモータ電流の大小を電圧値とし
て出力する電流検出回路3を構成し、髭剃り時の負荷の
大小に応じた電気信号を出力する。
【0008】ここにおいて、髭剃り時の負荷は、多数の
髭を同時に切断する瞬間にもっとも大きくなるために、
モータ電流の変化を見ると、図2に示すように、いくつ
かのピークを持つものになるとともに、このピーク数
は、髭の濃さに応じたものとなる。従って、所定時間t
2 内のピーク数をカウントすれば、髭の濃さを判別する
ことができることになる。
【0009】本発明ではこの処理によって髭の濃さを求
めて、髭が濃いと判別した場合にはモータMの回転数を
高く、髭が薄いと判別した場合にはモータの回転数を低
くするようにしている。すなわち、電流検出回路3の電
圧出力は、図1に示すように、マイクロプロセッサを主
構成とした判別手段である制御回路4に入力される。制
御回路4では、上記処理を行うことで髭の濃さを判定
し、モータMの回転数を髭の濃さに応じたものとなるよ
うに回転数制御回路31を通じて制御する。
【0010】回転数制御回路31としては、たとえば図
5に示すように、モータMと直列に接続されたトランジ
スタQと、このトランジスタQのベース電流を髭の濃さ
に応じて複数段に制御することでトランジスタQのコレ
クタ電圧を変化させるトランジスタ制御回路ICとから
なるものを用いることができる。更に詳しく説明する
と、図3に示すように、スイッチSWが投入されると、
制御回路4はモータMを小回転数の状態で起動するとと
もに、タイマーによって所定時間t1 が経過するのを待
つ。これはスイッチSW投入直後にモータMに流れる突
入電流を避けるためである。次いでタイマーをリセット
して再スタートさせ、所定時間t2 が経過するまでの
間、電流検出回路3から得られるモータ電流の値を示す
電圧のピーク値Vpが所定値Vを越える回数Nをカウン
トし、所定時間t2 が経過した時点で上記回数Nを基準
値a,b(a<b)と比較し、N≦aである場合には、
髭が薄いと判断してモータMの回転数を小に保ち、a<
N<bである時には髭が普通であるとしてモータMの回
転数を中とし、N≧bである時には髭が濃いと判断して
モータMの回転数を大とする。
【0011】この場合、上記のモータMの回転数設定を
所定時間t2 毎に行うために、髭が濃い人の場合でも、
髭剃りが進んで切断することができる髭の数が少なくな
るにつれて、モータMの回転数は中、そして小に設定さ
れることになる。つまり、単に髭の濃淡だけでなく、髭
の剃り具合も判別してモータMの回転数が設定されるわ
けである。
【0012】なお、モータMの回転数を変更した直後
は、モータ電流が持ち上がったり下がったり(図2中の
イ及びロ)するが、これを避けるために、図3中のハに
図4に示すサブルーティンを組み込んで、回転数変更直
後の所定時間txはモータ電流値を計測することがない
ようにしておくことが好ましい。モータMの回転数の変
更が、スローアップあるいはスローダウンでなされるよ
うにすることで、つまり図5に示す回転数制御回路31
の場合、コレクタ電圧が瞬時に上下するのではなく、時
間をかけて滑らかに上下するようにすることで上記問題
点を避けるようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、髭剃りの動力で
あるモータのモータ電流の単位時間あたりのピーク数
(ピーク密度)から髭の濃さを自動判定して、この濃さ
に応じた適切な回転数でモータを駆動するために、髭が
濃い場合にトルク不足でよく剃れなかったり、髭が薄い
場合に刺激が強すぎたりするという事態を招くことがな
く、常に良好な切れ味を刺激が少ない状態で得られるも
のであり、また髭剃りが進行して切断すべき髭の数が少
なくれば、これに応じてモータの回転数が小さくなるた
めに、素早く剃れる上に肌にやさしいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の動作説明図である。
【図3】同上の動作のフローチャートである。
【図4】サブルーティンのフローチャートである。
【図5】回転数制御回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
M モータ 3 電流検出回路 4 制御回路 31 回転数制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 薫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−250188(JP,A) 特開 昭60−176495(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 19/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ電流の単位時間あたりのピーク数
    から髭の濃さを判別する判別手段と、判別手段の出力に
    応じてモータの回転数を制御する回転数制御回路とを備
    えていることを特徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】 判別回路はモータの回転スタートから所
    定時間、判別動作をキャンセルすることを特徴とする請
    求項1記載の電気かみそり。
  3. 【請求項3】 判別回路はモータの回転数の変更後、所
    定時間だけ判別動作をキャンセルすることを特徴とする
    請求項1記載の電気かみそり。
JP01258892A 1992-01-28 1992-01-28 電気かみそり Expired - Lifetime JP3192189B2 (ja)

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