JP4172753B2 - X線画像撮影装置 - Google Patents
X線画像撮影装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4172753B2 JP4172753B2 JP2002100757A JP2002100757A JP4172753B2 JP 4172753 B2 JP4172753 B2 JP 4172753B2 JP 2002100757 A JP2002100757 A JP 2002100757A JP 2002100757 A JP2002100757 A JP 2002100757A JP 4172753 B2 JP4172753 B2 JP 4172753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- region
- image
- deceleration
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 34
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 121
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 239000002872 contrast media Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 238000002583 angiography Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000002792 vascular Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/48—Diagnostic techniques
- A61B6/481—Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
- A61B6/504—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for diagnosis of blood vessels, e.g. by angiography
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/02—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
- G01N23/04—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/44—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
- A61B6/4429—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
- A61B6/4435—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units the source unit and the detector unit being coupled by a rigid structure
- A61B6/4441—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units the source unit and the detector unit being coupled by a rigid structure the rigid structure being a C-arm or U-arm
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Surgery (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Immunology (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体を間にして対向するようにX線管とX線検出器とを支持するアームを、被検体の周りに所定角度範囲にわたって往復回転動させながら、マスク画像とコントラスト画像とを撮影することにより、回転サブトラクション画像を収集するX線画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
血管系や臓器血管などの診断を行うに際して、DSA(Digital Subtraction Angiography)画像が収集される。このDSA画像を収集する手順は、まず、造影剤を注入する前にマスク画像を撮影してこれをメモリに一旦保存する。次に、被検体に造影剤を注入してコントラスト画像を撮影して、これもメモリに保存する。そして、被検体の同位置におけるマスク画像とコントラスト画像とをメモリから読み出して、両画像をサブトラクション処理することによって、骨などの背景が除去されて、造影剤の注入された血管像のみが残ったDSA画像を得る。ところで、平面状のDSA画像だけではなく、関心領域の立体的なDSA画像を得る手法として、回転DSA撮影が知られている。これは、例えばC字形状に形成されたアームの両端に、X線管とX線検出器とを対向するように支持させ、このX線管とX線検出器との間に静止させた被検体の周りに、アームを回転させることにより、連続的にX線画像を撮影するものである。このような回転撮影において、造影剤注入前のマスク画像と、造影剤注入後のコントラスト画像とを同一角度で撮影し、両画像をサブトラクション処理することによって、造影血管などを表示するものであり、立体的な形状を把握し易くしてより診断に適した画像を提供することができる。
【0003】
このような回転DSA撮影を行う従来のX線画像撮影装置の概略的な構成を図8に系統図で示してある。
図8に示されているように、従来のX線画像撮影装置は、X線を照射させるX線管1、このX線を検出するX線検出器2、これらX線管1とX線検出器2とを対向するように支持する例えばC字形状に形成されたアーム3、アーム3を保持するとともにその保持軸を中心として回転させるアーム駆動部4、アーム3の回転角度を検出する角度検出器5を備えている。また、X線検出器2から出力される画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器6、A/D変換器6を介してデジタル信号に変換された画像信号を記録する画像メモリ7、画像メモリ7から読み出した複数の画像信号を減算処理する減算処理装置8、減算処理装置8で減算処理されて得られる画像信号をアナログ信号に変換するD/A変換器9、D/A変換器9の出力を表示するモニタ10、X線管1からのX線の照射、アーム駆動部4によるアーム3の回転制御、画像メモリ7への画像信号の取り込みと読み出しおよび減算処理装置8での画像信号の減算処理などを有機的に制御する演算装置(CPU)やメモリを有するシステム制御器11、操作者がシステム制御器11に対して適宜設定値などを入力するためのキーボードやマウス、トラックボールなどを有する操作部12を備えている。さらに、天板に載せた被検体をX線管1とX線検出器2との間に位置させる寝台13を備えている。
【0004】
なお、X線検出器2としては、X線像をイメージインテンシファイア(Image Intensifier:以下、I.I.と略称する。)により可視光像に変換し、I.I.の出力蛍光面に形成された可視光像の透過量を制御する光学系を介して前記可視光像をテレビカメラで撮影する形式のものが一般に使用されるが、近時実用に供されるようになった、例えばガラス基板上に形成されるスイッチング素子や容量を、X線を電荷などに変換する光導電膜などで覆うようにした半導体アレイで形成されるフラットパネル型放射線検出器(Flat Panel Detector:以下、FPDと略称する。)であってもよい。このFPDの出力はデジタル信号なので、FPDを使用するときは、A/D変換器6は不要である。
このようなX線画像撮影装置によって回転DSA撮影を実施する場合の手順は次のとおりである。
先ず、操作部12を介して操作者から撮影開始の指示をすることにより、寝台13の上に横たわっている被検体の周りを、予め登録されている角度範囲にわたってアーム3を回転動作させながら、X線管1からX線を照射してX線撮影を行い、X線検出器2で検出された画像を画像メモリ7に格納する。このとき、アーム3の同じ角度範囲において、造影剤注入前と注入後で上記の画像収集を行う。その結果、角度位置毎にマスク画像とコントラスト画像とが得られる。次に、減算処理装置8において、コントラスト画像とこのコントラスト画像と同一角度で収集されたマスク画像とをサブトラクション処理する。この処理を各角度で連続的に行い、その結果をモニタ10に表示することによって、回転DSA画像の再生が実現する。
【0005】
なお、画像収集パターンは、マスク画像とコントラスト画像の収集時におけるアーム3の回転方向の組み合わせにより、図9に示すような4種類の代表的なパターンに分けられる。
すなわち、図9(a)は、アーム3の回転開始位置から回転終了位置まで、マスク・シーケンスによってマスク画像を収集し、続いて、アーム3を回転終了位置から回転開始位置まで折り返させ、その間に、コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集するパターンを示したものであり、このパターンをMCモードと称している。
また、図9(b)は、アーム3の回転開始位置から回転終了位置まで、マスク・シーケンスによってマスク画像を収集した後、アーム3を回転終了位置から回転開始位置まで折り返すリターン動作を行い、この間X線を照射せず(撮影動作をしない)、続いて、再度アーム3を回転開始位置から折り返させて、アーム3が回転開始位置から回転終了位置に達する間に、コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集するパターンを示したものであり、このパターンをMRCモードと称している。
このようなMCモードとMRCモードは、アーム3の所定回転範囲において、所定の角度毎にX線を照射してマスク画像とコントラスト画像とを収集し、それぞれ同じ角度位置で撮影された画像同士をサブトラクション処理することによって回転DSA画像を得ている。 このように、回転DSA撮影では、回転中のアーム位置が定められた角度に到達する毎にトリガーを発してX線を照射するので、一定時間毎に発生するパルスをトリガーとするものよりも画像ずれ(ミスレジストレーション)が低減される。
【0006】
一方、図9(c)は、MCモードと同様に、アーム3の回転開始位置から回転終了位置まで、マスク・シーケンスによってマスク画像を収集し、続いて、アーム3が回転終了位置から回転開始位置まで折り返す間に、コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集し(第1コントラスト・シーケンス)、加えて、アーム3を再度回転開始位置から回転終了位置へ折り返させることによって、その間に、再度コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集する(第2コントラスト・シーケンス)パターンを示したものであり、このパターンをMCCモードと称している。
さらに、図9(d)は、MRCモードと同様に、アーム3の回転開始位置から回転終了位置まで、マスク・シーケンスによってマスク画像を収集した後、アーム3を回転終了位置から回転開始位置まで折り返すリターン動作を行い、この間X線を照射せず(撮影動作をしない)、続いて、再度アーム3を回転開始位置から折り返させて、アーム3が回転開始位置から回転終了位置へ達する間に、コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集し(第1コントラスト・シーケンス)、加えて、アーム3を再度回転終了位置から回転開始位置へ折り返させることによって、その間に、再度コントラスト・シーケンスによってコントラスト画像を収集する(第2コントラスト・シーケンス)パターンを示したものであり、このパターンをMRCCモードと称している。
【0007】
このように、MCCモードとMRCCモードも、先に説明したMCモードやMRCモードと同様に、画像ずれ(ミスレジストレーション)が低減される他、第2コントラスト・シーケンスによって第2のコントラスト画像を収集するので、第2のコントラスト画像によるDSA画像も得ることができ、注入した造影剤の静脈相における血流の具合を観察するのに特に有効となる特徴を有している。
次に、マスク画像とコントラスト画像とを収集するアーム3の回転角度の時間変化と、サブトラクション処理との関係について説明する。
図10は、MCCモードにおける画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。すなわち、アーム3は角度Aと角度Bとの間を往復して回転するものとすると、角度Aと角度A´の間は、アーム3の回転速度を加速したり減速したりする領域であり、角度B´角度Bとの間も、回転速度を減速したり加速したりする領域であり、これらの領域を加減速領域と称している。そして、角度A´角度B´の間は、アーム3の回転速度が一定となる定速領域である。よってアーム3が、角度Aから回転を開始(起動)するものとすると、アーム3は領域R1で加速し、領域R2では一定速度で回転し、さらに領域R3で減速して角度Bに達すると瞬間的に停止した後、回転方向を反転させて角度Bから領域R4で加速する動作を繰り返して、往復回転動作を行うことになる。
【0008】
このような回転角度範囲における画像収集のタイミングを時間的に見れば、加減速領域R1(加速)と定速領域R2および加減速領域R3(減速)においてマスク画像を収集し、加減速領域R4(加速)と定速領域R5および加減速領域R6(減速)において第1コントラスト画像を収集し、さらに、加減速領域R7(加速)と定速領域R8および加減速領域R9(減速)において第2コントラスト画像を収集する。そして、加減速領域R1(加速)で収集したマスク画像を、加減速領域R6(減速)で収集した第1コントラスト画像および加減速領域R7(加速)で収集した第2コントラスト画像とそれぞれ減算処理し、定速領域R2で収集したマスク画像を、同じく定速領域R5、R8で収集した第1、第2のコントラスト画像とそれぞれ減算処理し、さらに、加減速領域R3(減速)で収集したマスク画像を、加減速領域R4(加速)で収集した第1コントラスト画像および加減速領域R9(減速)で収集した第2コントラスト画像とそれぞれ減算処理することによって回転DSA画像を得るものである。
同様に図11は、MRCCモードにおける画像収集シーケンスを説明するために示した模式図であり、アーム3は角度Aと角度Bとの間を往復して回転し、角度Aと角度A´の間および角度B´角度Bとの間は加減速領域であり、角度A´角度B´の間は、定速領域である。この場合マスク画像の収集は、MCCモードと同様に、加減速領域R1(加速)と定速領域R2および加減速領域R3(減速)において行うが、加減速領域R4、定速領域R5、加減速領域R6はアーム3のリターン動作のみ行い撮影動作は行われない。そして、第1コントラスト画像の収集を加減速領域R7(加速)、定速領域R8、加減速領域R9(減速)で行い、引き続き第2コントラスト画像の収集を、加減速領域R10(加速)、定速領域R11、加減速領域R12(減速)で行う。
【0009】
さらにその後回転DSA画像を得るには、加減速領域R1(加速)で収集したマスク画像を、加減速領域R7(加速)で収集した第1コントラスト画像および加減速領域R12(減速)で収集した第2コントラスト画像とそれぞれ減算処理し、定速領域R2で収集したマスク画像を、同じく定速領域R8、R11で収集した第1、第2のコントラスト画像とそれぞれ減算処理し、さらに、加減速領域R3(減速)で収集したマスク画像を、加減速領域R9(減速)で収集した第1コントラスト画像および加減速領域R10(加速)で収集した第2コントラスト画像とそれぞれ減算処理している。
なお、MCモードは、MCCモードにおいて第2コントラスト画像を撮影しない場合(R7からR9までの撮影がない)であり、MRCモードは、MRCCモードにおいて第2コントラスト画像を撮影しない場合(R10からR12までの撮影がない)なので、これらのパターンに関するサブトラクション処理については、上記の説明から容易に推察できるためその説明は省略する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、回転DSA撮影では、アーム3の回転開始直後および回転停止直前において、アーム3の回転速度が一定とはならない加減速領域が必ず存在する。さらに、MRCモードを除く上記の各パターンにあっては、マスク画像とコントラスト画像とをサブトラクション処理する場合、特に加減速領域においてアーム3の回転方向の一致しないデータを減算処理することになる場合がある。すなわち、MCCモードおよびMCモードにおける、R1とR6およびR3とR4、MRCCモードにおけるR1とR12およびR3とR10などである。このような加減速領域では、アーム3の状態や往復動作時におけるアーム3の折り返し点における空間的位置などの条件により、加速時と減速時におけるアーム3の振動状態が一致しないため、同一角度で収集されたマスク画像とコントラスト画像とをサブトラクション処理しても、画像ずれすなわちミスレジストレーションが発生し、DSA画像にアーチファクトを生じてしまうことがあった。
また、回転中のアーム位置が定められた角度に到達する毎にトリガーを発してX線を照射する方式であっても、加減速領域での画像データの収集レートは、回転速度が一定の定速領域での収集レートに比べて低下することになる。そのため、撮影した画像を再生すると、加減速領域での画像再生スピードが相対的に速くなるように観察されてしまうという不都合があった。さらに、実時間に合わせて再生した場合でも、画像データが無いためコマ抜けした不自然な画像として再生されることになっていた。このように、加減速領域では、実際の血管造影の様子を時間軸方向に正しく表現することができなかった。
【0011】
このような不都合に対して、加減速領域を画像収集の対象とせず、定速領域でのみ画像収集を行うことも考えられるが、これをMCCモードやMRCCモードのような、コントラスト・シーケンスの折り返しのある画像収集シーケンスに適用すると、折り返し領域で撮影が一時中断されるため、時間的な不連続が生じてしまい、造影剤の流れ具合を観察するには適さないものであった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、被検体を間にしてX線管とX線検出器とを対向するように支持するアームを、所定角度範囲にわたって往復回転動させながら、前記アームの所定回転角度毎にX線を照射して、マスク画像とコントラスト画像とを撮影するX線画像撮影装置において、前記アームが略一定速度で回転動して前記X線を照射する定速領域と、前記アームが起動・停止して前記X線を照射する加減速領域とにおいて、X線の照射タイミングを異ならせるように制御するタイミング制御手段を具備することを特徴とする。
【0014】
これらにより、加減速時のアームの振動による画像ずれに起因するミスレジストレーションが排除され、ひいてはDSA画像へのアーチファクトの発生を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るX線画像撮影装置の実施の形態について、図1ないし図7を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るX線画像撮影装置の概略的な構成を示した系統図である。本発明に係るX線画像撮影装置の構成は、図8に示した従来のX線画像撮影装置に対して、X線照射タイミング決定部20が追加されたものであり、その他の構成は従来のものと概略的に同様である。また各部の動作も従来のものと同様であり、よって、図1には、図8と同一部分には同一符号を付して示し、その部分の説明は省略する。
X線照射タイミング決定部20は、アーム3の回転角度を検出する角度検出器5から得られる情報に基づきX線の照射タイミングを決定し、ここで決定されたタイミングでX線管1を駆動するように、システム制御器11が動作する。そして、X線照射タイミング決定部20は、アーム3の加減速領域と定速領域とではX線の照射タイミングを異なるように決定している。
図2は、MRCモードにおける画像収集シーケンスを、アーム3の回転角度の時間変化で示した模式図である。これは図10および図11に示したものと同様に、アーム3は角度Aと角度Bとの間を往復して回転し、角度Aと角度A´の間および角度B´角度Bとの間は、アーム3の回転速度を加速したり減速したりする加減速領域である。また、角度A´角度B´の間は、アーム3の回転速度が一定となる定速領域である。そして、加減速領域R1(加速)と定速領域R2および加減速領域R3(減速)においてマスク画像の収集を行い、加減速領域R4、定速領域R5、加減速領域R6はアーム3のリターン動作のみを行い撮影動作は行わず、加減速領域R7(加速)、定速領域R8、加減速領域R9(減速)でコントラスト画像の収集を行う。このような撮影タイミングは、X線照射タイミング決定部20によって決定され、その信号をシステム制御器11へ供給することによって実行される。
【0016】
ところで、本発明では、アーム3が一定の速度で回転している定速領域でのX線照射タイミングをある角度に設定するものとすれば、アーム3が加速または減速する加減速領域では、アーム3の回転速度に応じて、X線照射タイミングを定速領域よりも小さい角度に段階的に細かく設定するものである。そして、このような設定をX線照射タイミング決定部20で行っている。この様子を図3に模式図で示してある。すなわち、図3は、一例として図2における定速領域R8と加減速領域R9でのX線照射タイミングを示したものである。
この図3に示した例では、定速領域R8では例えば回転角1.0度毎に撮影を行うものとしている。そして、加減速領域R9を例えばR91、R92、R93の3領域に区分し、この内、定速領域R8に続く約1/2の加減速領域R91では、回転角0.5度毎に撮影を行い、その後のさらに約1/2の加減速領域R92では、回転角0.25度毎に撮影を行い、さらに、残りの加減速領域R93では、回転角0.1度毎に撮影を行うようにしている。
なお、このような加減速領域での区間分割は、アーム3の動作特性から定めても良いし、逐次検出したアーム3の回転速度から定めても良い。いずれの場合でも、収集した画像の時系列的な間隔が、定速領域での角度間隔(例えば、1.0度毎)で収集する画像の収集レートTrとほぼ同等となるようにX線照射タイミングを決定する。また、図3に示す加減速領域R9での角度Bにおいて、アーム3が停止した時刻Te以後も、操作者の指示により角度B(アーム3の停止位置)においてX線照射を継続する場合は、上述の収集レートTrをX線照射タイミングとする。
【0017】
さらに、一定の角度間隔で画像を収集する定速領域に対して、加減速領域では、定速領域における一定の角度間隔で画像を収集するときの時間間隔Trと同等の収集レートで画像を収集するようにしてもよい。例えば、アーム3の回転速度が30度/秒であり、定速領域における画像収集の角度間隔を2.0度/フレームだとすると、定速領域における画像収集レートは15フレーム/秒相当となる。従って、加減速領域では、1秒間に15回のパルスをトリガーとしてX線を照射することにより、加減速領域でも15フレーム/秒の収集レートで画像を収集することができ、定速領域と同等のレートでの画像収集が達成される。
これら本発明のX線画像撮影装置における定速領域と加減速領域での撮影タイミングについて、定速領域R8と加減速領域R9とについて説明したが、その他の定速領域および加減速領域についても同様であることは言うまでも無い。さらに、MRCモードについて説明したが、その他のMCモード、MCCモード、MRCCモードについても同様である。
このように本発明によれば、加減速領域での画像の収集レートを定速領域のそれとほぼ同じにすることにより、実時間でDSA画像を再生したときに自然な画像として観察することができる。
【0018】
次に、本発明における他の実施の形態として、アームの加減速領域におけるアームの振動に起因する画像ずれを軽減するための実施の形態について説明する。
図4は、MCCモードでの画像収集に、本発明を適用した場合を説明するために示した模式図であり、従来例として示した図10と対比して参照すると本実施の形態の理解が容易となる。
すなわち、MCCモードでは、従来図10に示したように、加減速領域R1(加速)と定速領域R2および加減速領域R3(減速)においてマスク画像を収集し、加減速領域R4(加速)と定速領域R5および加減速領域R6(減速)において第1コントラスト画像を収集し、さらに、加減速領域R7(加速)と定速領域R8および加減速領域R9(減速)において第2コントラスト画像を収集するという流れで、アーム3は角度Aと角度Bとの間で加速、定速、減速を繰り返して往復回転する。
これに対して本実施の形態では、加減速領域R1(加速)でのマスク画像の収集に先立って、アーム3を1ストローク前からスタートさせる。すなわち、従来角度Aが回転開始位置であれば、本実施の形態では図4に示すように、角度Bを回転開始位置とし、加減速領域R01(加速)と加減速領域R03(減速)においてマスク画像を追加して収集し、以後従来と同様にR1からR9の間でマスク画像と第1および第2のコントラスト画像を収集する。なお、定速領域R02では画像の収集は行わない。
【0019】
このようにして収集したマスク画像と第1および第2コントラスト画像とのサブトラクション処理は、図5に図表で示すように、各加減速領域について、角度A付近の加速領域と角度A付近の減速領域、および角度B付近の加速領域と角度B付近の減速領域、さらに定速領域毎にそれぞれ対応させて行う。すなわち、領域R01のマスク画像は領域R4のコントラスト画像とサブトラクション処理し、また、領域R2のマスク画像は領域R5のコントラスト画像とサブトラクション処理し、さらに、領域R03のマスク画像は領域R6のコントラスト画像とサブトラクション処理する(以下省略)という具合に対応つけられる。
この図5と図4とから、それぞれサブトラクション処理のために対応つけられている、角度A付近の加速領域R01とR4、角度A付近の減速領域R03とR6、角度B付近の加速領域R1とR7、角度B付近の減速領域R3とR9は、それぞれアーム3の回転方向が同じであることがわかる。このように、本発明では、特に加減速領域におけるサブトラクション処理に際して、マスク画像とコントラスト画像とを、必ずアーム3の回転方向の一致したデータ同士を減算するようにしたものである。よって、加速時と減速時においてアームの振動状態が一致していないとしても、その影響を受けることがないので、サブトラクション処理によって、画像ずれすなわちミスレジストレーションを起こすことはない。
【0020】
なお、定速領域にあっては、アーム3の回転方向が異なっていても振動状態が変わるおそれはほとんど無いので、被検体のX線被曝を低減するためからも、追加した定速領域R02でのマスク画像の収集は行わず、定速領域R2で得たマスク画像を、第1および第2コントラスト画像とのサブトラクション処理に利用する。
また、MRCCモードの場合、本発明では、図6に模式図を示すように、リターン動作中の加減速領域R4(加速)と加減速領域R6(減速)においてもマスク画像を収集するようにする。
すなわち、従来のMRCCモードでは図11に示すように、マスク画像の収集は、MCCモードと同様に、加減速領域R1(加速)と定速領域R2および加減速領域R3(減速)において行い、続く加減速領域R4、定速領域R5、加減速領域R6はアーム3のリターン動作のみ行い撮影動作は行わなかったが、本発明では、図6に示すように、リターン動作中の加減速領域R4(加速)と加減速領域R6(減速)においてもマスク画像を収集する。ただし、定速領域R5では、図4に示したMCCモードの場合の定速領域R02と同様の理由からマスク画像の収集は行わない。
【0021】
そして、このようにして収集したマスク画像と第1および第2コントラスト画像とのサブトラクション処理は、図7に図表で示すように、各加減速領域について、角度A付近の加速領域と角度A付近の減速領域、および角度B付近の加速領域と角度B付近の減速領域、さらに定速領域毎にそれぞれ対応させて行う。すなわち、領域R1のマスク画像は領域R7のコントラスト画像とサブトラクション処理し、また、領域R2のマスク画像は領域R8のコントラスト画像とサブトラクション処理し、さらに、領域R3のマスク画像は領域R9のコントラスト画像とサブトラクション処理する(以下省略)という具合に対応つけられる。
従って、MRCCモードの場合も本発明では、図7と図6とから、それぞれサブトラクション処理のために対応つけられている、角度A付近の加速領域R1とR7、角度A付近の減速領域R3とR9、角度B付近の加速領域R4とR10、角度B付近の減速領域R6とR12は、それぞれアーム3の回転方向が同じであることがわかり、このアーム3の回転方向が同じ領域のマスク画像とコントラスト画像とをサブトラクション処理するようにしたものである。よってこの場合も、加速時と減速時においてアームの振動状態が一致していないとしても、その影響を受けることがなく、サブトラクション処理による画像ずれ、すなわちミスレジストレーションを起こすことはない。
【0022】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1ないし請求項6に記載の発明によれば、マスク画像とコントラスト画像との角度ずれに起因するミスレジストレーションが低減されるとともに、実時間でDSA画像を再生したときに違和感のない自然な画像として観察することができる。
また、請求項7ないし請求項9に記載の発明によれば、加減速時のアームの振動による画像ずれに起因するミスレジストレーションが排除され、ひいてはDSA画像へのアーチファクトの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線画像撮影装置の概略的な構成を示した系統図である。
【図2】本発明におけるMRCモードでの画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。
【図3】本発明における定速領域と加減速領域でのX線照射タイミングの一例を示した模式図である。
【図4】本発明におけるMCCモードでの画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。
【図5】本発明におけるMCCモードでのサブトラクション処理を行う際の、マスク画像とコントラスト画像との対応を説明した図表である。
【図6】本発明におけるMRCCモードでの画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。
【図7】本発明におけるMRCCモードでのサブトラクション処理を行う際の、マスク画像とコントラスト画像との対応を説明した図表である。
【図8】回転DSA撮影を行う従来のX線画像撮影装置の概略的な構成を示した系統図である。
【図9】回転DSA撮影における代表的な4種類の画像収集パターンの説明図である。
【図10】MCCモードにおける従来の画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。
【図11】MRCCモードにおける従来の画像収集シーケンスを説明するために示した模式図である。
【符号の説明】
1 X線管
2 X線検出器
3 アーム
4 アーム駆動部
5 角度検出器
6 A/D変換器
7 画像メモリ
8 減算処理装置
9 D/A変換器
10 モニタ
11 システム制御器
12 操作部
13 寝台
20 X線照射タイミング決定部
Claims (6)
- 被検体を間にしてX線管とX線検出器とを対向するように支持するアームを、所定角度範囲にわたって往復回転動させながら、前記アームの所定回転角度毎にX線を照射して、マスク画像とコントラスト画像とを撮影するX線画像撮影装置において、
前記アームが略一定速度で回転動して前記X線を照射する定速領域と、前記アームが起動・停止して前記X線を照射する加減速領域とにおいて、X線の照射タイミングを異ならせるように制御するタイミング制御手段を具備することを特徴とするX線画像撮影装置。 - 前記タイミング制御手段は、前記加減速領域におけるX線の照射タイミングを、前記定速領域におけるX線の照射タイミングよりも狭い角度間隔とするように制御することを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記定速領域においては所定角度毎にX線を照射するようにタイミングを制御し、前記加減速領域においては前記定速領域でのX線の照射角度間隔に基づく時間間隔毎にX線を照射するようにタイミングを制御することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記加減速領域におけるX線の照射タイミングを、前記加減速領域における前記アームの回転速度に応じて異なる角度間隔とするように制御することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記加減速領域におけるX線の照射タイミングを、前記アームの回転速度に応じて決定される複数の領域に分けて、それぞれ異なる角度間隔とするように制御することを特徴とする請求項3または請求項4のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
- 前記タイミング制御手段は、前記アームが前記加減速領域において停止した状態にあるときのX線の照射タイミングを、前記定速領域におけるX線の照射タイミングに基づく時間間隔毎とするように制御することを特徴とする請求項4に記載のX線画像撮影装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100757A JP4172753B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | X線画像撮影装置 |
US10/397,874 US6834994B2 (en) | 2002-04-03 | 2003-03-27 | X-ray imaging apparatus for subtraction angiography |
CNB2005101135115A CN100441145C (zh) | 2002-04-03 | 2003-04-03 | 减影血管造影术用的x-射线成象设备 |
CNB031086594A CN1301081C (zh) | 2002-04-03 | 2003-04-03 | 减影血管造影术用的x-射线成象设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002100757A JP4172753B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | X線画像撮影装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008137081A Division JP4920636B2 (ja) | 2008-05-26 | 2008-05-26 | X線画像撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003290189A JP2003290189A (ja) | 2003-10-14 |
JP4172753B2 true JP4172753B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=28786234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002100757A Expired - Fee Related JP4172753B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | X線画像撮影装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6834994B2 (ja) |
JP (1) | JP4172753B2 (ja) |
CN (2) | CN1301081C (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044107A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Hitachi Medical Corporation | X線計測装置及びx線計測方法 |
FR2862786B1 (fr) * | 2003-11-21 | 2006-01-06 | Ge Med Sys Global Tech Co Llc | Procede de recalage elastique d'une image applique a l'angiographie soustraite numerisee |
CN1839754B (zh) * | 2004-03-30 | 2010-12-01 | 美国西门子医疗解决公司 | 降低x射线成像过程中患者辐射曝光的方法和数据处理系统 |
CN101849833B (zh) * | 2004-06-22 | 2012-03-21 | 株式会社东芝 | X射线图像诊断装置及其诊断方法 |
JP5085031B2 (ja) * | 2005-11-10 | 2012-11-28 | 株式会社東芝 | X線アンギオ撮影装置 |
US7412023B2 (en) * | 2006-02-28 | 2008-08-12 | Toshiba Medical Systems Corporation | X-ray diagnostic apparatus |
JP2008012043A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
US7929664B2 (en) | 2007-02-13 | 2011-04-19 | Sentinel Scanning Corporation | CT scanning and contraband detection |
JP4966120B2 (ja) * | 2007-07-18 | 2012-07-04 | 株式会社東芝 | X線アンギオ撮影装置 |
DE102008008053A1 (de) * | 2008-02-08 | 2009-08-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Aufnahme einer Bildsequenz mit einem digitalen Röntgendetektor und Röntgengerät |
JP5599143B2 (ja) * | 2008-10-01 | 2014-10-01 | 株式会社東芝 | X線画像撮影装置 |
JP2010162278A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Toshiba Corp | X線画像診断装置 |
JP2010201157A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-09-16 | Toshiba Corp | 放射線診断装置、x線コンピュータ断層撮影装置および画像処理方法 |
US8340245B2 (en) | 2009-06-05 | 2012-12-25 | Sentinel Scanning Corporation | Transportation container inspection system and method |
JP5584037B2 (ja) * | 2010-07-27 | 2014-09-03 | 富士フイルム株式会社 | 放射線撮影装置およびその制御方法並びにプログラム |
WO2012023283A1 (ja) | 2010-08-17 | 2012-02-23 | 株式会社 東芝 | 医用画像診断装置 |
DE102011082878A1 (de) * | 2011-09-16 | 2013-03-21 | Siemens Aktiengesellschaft | Röntgendetektor einer gitterbasierten Phasenkontrast-Röntgenvorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer gitterbasierten Phasenkontrast-Röntgenvorrichtung |
JP6169832B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2017-07-26 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | X線撮影装置 |
US9521981B2 (en) | 2012-04-11 | 2016-12-20 | Toshiba Medical Systems Corporation | X-ray CT system |
JP6125154B2 (ja) * | 2012-05-09 | 2017-05-10 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | X線撮影装置及び医用画像処理装置 |
CN104198506B (zh) * | 2014-08-27 | 2017-11-07 | 清华大学 | 小角度自摆式大型多层螺旋ct设备和检查方法 |
CN108697395A (zh) * | 2015-12-18 | 2018-10-23 | 株式会社岛津制作所 | X射线摄影装置 |
JP6921769B2 (ja) * | 2018-03-05 | 2021-08-18 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷方法 |
CN108703764B (zh) * | 2018-05-29 | 2021-11-05 | 北京东软医疗设备有限公司 | 血管造影方法、装置、系统、设备及存储介质 |
CN109172001B (zh) * | 2018-07-19 | 2021-12-03 | 苏州铸正机器人有限公司 | 用于x射线设备的预对准装置及x射线设备 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4087694A (en) * | 1976-09-20 | 1978-05-02 | Cgr Medical Corporation | Tomography system |
EP0365737B1 (de) * | 1988-10-25 | 1993-05-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Röntgenuntersuchungsgerät |
CN1025715C (zh) * | 1988-10-27 | 1994-08-24 | 株式会社岛津制作所 | X射线摄影装置 |
US5046003A (en) * | 1989-06-26 | 1991-09-03 | General Electric Company | Method for reducing skew image artifacts in helical projection imaging |
JP2620467B2 (ja) * | 1992-07-16 | 1997-06-11 | 株式会社島津製作所 | X線ct装置 |
CN1044775C (zh) * | 1993-09-28 | 1999-08-25 | 西安交通大学人工智能与机器人研究所 | 立体x线机数字减影血管造影系统 |
JP3453902B2 (ja) | 1995-01-31 | 2003-10-06 | 株式会社島津製作所 | 回転型x線撮影装置 |
JP3291406B2 (ja) * | 1995-02-09 | 2002-06-10 | 株式会社モリタ製作所 | パノラマx線撮影装置 |
CN1100515C (zh) * | 1995-05-30 | 2003-02-05 | 岛津制作所株式会社 | 数字式血管造影仪 |
JPH0966050A (ja) | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Shimadzu Corp | 医療用x線装置 |
JPH10191A (ja) | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Hitachi Medical Corp | 回転立体撮影装置 |
JP2000196959A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-14 | Shimadzu Corp | X線映像装置 |
WO2000062675A1 (en) * | 1999-04-15 | 2000-10-26 | General Electric Company | Optimized ct protocol |
JP2001149360A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-05 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
JP2002291726A (ja) | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Hitachi Medical Corp | X線回転撮影装置 |
US6637936B2 (en) * | 2001-11-15 | 2003-10-28 | Ge Medical Systems Global Technology | Bolus tracking x-ray positioner |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002100757A patent/JP4172753B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-27 US US10/397,874 patent/US6834994B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-03 CN CNB031086594A patent/CN1301081C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-04-03 CN CNB2005101135115A patent/CN100441145C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100441145C (zh) | 2008-12-10 |
US20030215055A1 (en) | 2003-11-20 |
JP2003290189A (ja) | 2003-10-14 |
CN1448112A (zh) | 2003-10-15 |
US6834994B2 (en) | 2004-12-28 |
CN1748645A (zh) | 2006-03-22 |
CN1301081C (zh) | 2007-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4172753B2 (ja) | X線画像撮影装置 | |
JPH10243944A (ja) | 人間の身体部分のx線撮影セットアップ装置 | |
JP4966120B2 (ja) | X線アンギオ撮影装置 | |
JP2010178953A (ja) | X線画像診断装置及びx線画像処理方法 | |
WO2016043562A1 (ko) | X선 영상 형성 장치 및 방법 | |
JP5542370B2 (ja) | X線ct装置およびx線ct装置の制御方法 | |
JPS63290547A (ja) | テレビ断層撮影装置 | |
JP2001104295A (ja) | 医用画像撮影システム | |
JPH09276259A (ja) | X線診断装置 | |
JP2001120531A (ja) | X線透視撮像装置 | |
JP4127609B2 (ja) | X線診断装置 | |
JP4920636B2 (ja) | X線画像撮影装置 | |
JPH06233752A (ja) | ディジタルx線撮影装置 | |
JP2003235835A (ja) | X線診断装置 | |
JP3432270B2 (ja) | ディジタルx線撮影装置 | |
JPH0670924A (ja) | X線tv装置 | |
JPH08308821A (ja) | 医療用寝台装置 | |
JP2003047609A (ja) | X線撮影装置 | |
JP2701721B2 (ja) | ディジタルアンギオグラフィ装置 | |
JP2008000347A (ja) | X線診断装置及びx線撮影方法 | |
JP3178344B2 (ja) | デジタルx線映像装置 | |
JPH10191A (ja) | 回転立体撮影装置 | |
JPH08131432A (ja) | X線撮影装置 | |
JPH06225867A (ja) | X線診断装置 | |
JP5599143B2 (ja) | X線画像撮影装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050404 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050427 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080808 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4172753 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |