JPH08308821A - 医療用寝台装置 - Google Patents

医療用寝台装置

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JPH08308821A
JPH08308821A JP7122906A JP12290695A JPH08308821A JP H08308821 A JPH08308821 A JP H08308821A JP 7122906 A JP7122906 A JP 7122906A JP 12290695 A JP12290695 A JP 12290695A JP H08308821 A JPH08308821 A JP H08308821A
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JP
Japan
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bed
image
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couch
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JP7122906A
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English (en)
Inventor
Takashi Hashimoto
隆 橋本
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、寝台を所望の位置に容易に移動さ
せることができる医療用寝台装置を提供することを目的
とする。 【構成】 被検体が載置される寝台113と、被検体を
撮像して画像情報を得る撮像手段と、寝台113の位置
と寝台の起倒角度とを寝台位置情報として検出する寝台
位置検出部7と、この寝台位置検出部7で検出された寝
台位置情報を前記撮像手段により撮像された画像情報に
付加する寝台位置付加部9と、前記寝台位置情報の付加
された画像情報を記憶する記憶部11と、記憶部11に
記憶される画像情報の内から指定された画像情報を読み
出すとともに、この読み出された画像情報に付加された
寝台位置情報を読み取る読み取り部13と、読み取り部
13により読み取られた寝台位置情報に対応させて寝台
113を移動させる移動部15とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線TV装置用の寝台
装置やX線CT装置用の寝台装置等の医療用寝台装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、X線を用いて被検体を撮影するX
線TV装置用の寝台装置や、X線を用いて被検体の断層
像を得るX線CT装置用の寝台装置等の医療用寝台装置
が種々提案されている。
【0003】このような医療用寝台装置を備えるX線T
V装置の外観を図3に示す。図3に示すようにX線TV
装置101は、X線を曝射するX線管103と、被検体
を通過したX線像を光学像に変換するイメージインテン
シファイア(以下I.Iと記す)105と、I.I10
5の光学像出力側(X線像入射側と対向する側)に接合
され、光学像を撮像して画像を得るTVカメラ107
と、シートフィルムを収納するシートフィルムカセット
109と、X線管103、I.I.105、TVカメラ
107およびシートフィルムカセット109とを同時に
移動させるスポットショット装置111と、被検体が載
置される天板113aを備える寝台113と、TVカメ
ラ107により得られた画像を表示する表示装置115
とを有する。
【0004】このX線TV装置101により透視または
撮影を行う場合、操作者(医師)がその都度、X線透視
像を表示装置115上で確認し、寝台113を傾動させ
る、いわゆる寝台起倒動作、天板113aをその長手方
向に移動させる動作、いわゆる天板上下動作、前記天板
の113aをその長手方向と直交する方向に移動させる
動作、いわゆる天板左右動作と、前記天板上下動作と同
一方向のスポットショット装置111の動作、いわゆる
スポット上下動作、或いは前記天板左右動作と同一方向
のスポットショット装置111の動作、いわゆるスポッ
ト左右動作の各々の機構を図示しない操作卓を用いて選
択し、操作することによって天板113aと寝台113
とスポットショット装置111の位置を移動させてい
た。
【0005】また、集団検診の胃の検査等の撮影条件、
撮影枚数が予め決められたルーチン検査でも随時操作者
が天板113aと寝台113とスポットショット装置1
11の位置を移動させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線TV装置では、透視または撮影行う場合、操作者が
その都度、X線透視像を確認しながら操作卓を用いて天
板と寝台とスポットショット装置を移動させていたた
め、操作者に負担が掛かるばかりか、前記移動の操作に
時間が掛かり、被検体(患者)に不快感を与える可能性
があった。さらに、前記移動の操作に時間が掛かるため
に造影剤が流れる可能性があった。さらに、以前に撮ら
れた透視、撮影像と同一の位置で再度透視、撮影像を撮
りたい場合、前記移動の位置は操作者の記憶に頼って決
めるしかなく、完全に同一の位置にするのは困難であっ
た。さらに、撮影条件、撮影枚数が予め決められたルー
チン検査でも随時操作者が前記移動の操作を行っていた
ので、手間が掛かるという問題があった。本発明は、上
記課題に鑑みてなされたもので、寝台を所望の位置に容
易に移動させることができる医療用寝台装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、被検体が載置される寝台と、この寝
台に載置された被検体を撮像して画像情報を得る撮像手
段と、前記寝台の位置と寝台の起倒角度との少なくとも
一つを寝台位置情報として検出する寝台位置検出手段
と、この寝台位置検出手段で検出された寝台位置情報を
前記撮像手段により撮像された画像情報に付加する寝台
位置付加手段と、この寝台位置情報付加手段により寝台
位置情報の付加された画像情報を記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶される画像情報の内から指定された
画像情報を読み出すとともに、この読み出された画像情
報に付加された寝台位置情報を読み取る読み取り手段
と、この読み取り手段により読み取られた寝台位置情報
に対応させて前記寝台を移動させる移動手段とを有する
ことを要旨とする。
【0008】また、本願第2の発明は、被検体が載置さ
れる寝台と、この寝台に載置された被検体を撮像して画
像情報を得る撮像手段と、この撮像手段により得られた
画像情報を表示する表示手段と、この画像表示手段に表
示された画像の中心を診断の中心とし、この表示手段上
で指定された位置を前記診断の中心を基準とした座標に
変換する座標変換手段と、この座標変換手段により変換
された指定位置の座標を基に、前記指定位置を診断の中
心に移動させるための寝台の移動量を演算する演算手段
と、この演算手段により演算された寝台の移動量に対応
させて前記寝台を移動させる移動手段とを有することを
要旨とする。
【0009】また、本願第3の発明は、被検体が載置さ
れる寝台と、この寝台に載置された被検体を撮像して画
像情報を得る撮像手段と、前記寝台の位置と寝台の起倒
角度との少なくとも一つを寝台位置情報として検出する
寝台位置検出手段と、この寝台位置検出手段により検出
された寝台位置情報を前記撮像手段により撮像された画
像情報に付加する寝台位置付加手段と、この寝台位置付
加手段により寝台位置情報の付加された画像情報を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶される画像情報の
内から指定された画像情報を読み出すとともに、この読
み出された画像情報に付加された寝台位置情報を読み取
る読み取り手段と、前記撮像手段により得られた画像情
報を表示する表示手段と、この画像表示手段に表示され
た画像の中心を診断の中心とし、この表示手段上で指定
された位置を前記診断の中心を基準とした座標に変換す
る座標変換手段と、この座標変換手段により変換された
指定位置の座標を基に、前記指定位置を診断の中心に移
動させる寝台の移動量を演算する演算手段と、前記読み
取り手段により読み取られた寝台位置情報もしくは前記
演算手段により演算された寝台の移動量に対応させて前
記寝台を移動させる移動手段とを有することを要旨とす
る。
【0010】また前記寝台位置検出手段は、前記撮像手
段の位置を寝台位置情報として検出し、前記移動手段は
前記読み取り手段により読み取られた寝台位置情報に対
応させて前記寝台を移動させるとともに、前記撮像手段
を移動させることが望ましい。
【0011】さらに前記寝台位置検出手段は、前記寝台
の位置と寝台の起倒角度と撮像手段の位置を寝台位置情
報として検出し、前記移動手段は前記読み取り手段によ
り読み取られた寝台位置情報に対応させて前記寝台を移
動させるとともに、前記撮像手段を移動させ、前記演算
手段により演算された寝台の移動量に対応させて前記寝
台を移動させることが望ましい。
【0012】
【作用】本願第1の発明の医療用寝台装置は、寝台の位
置と寝台の起倒角度との少なくとも一つを寝台位置情報
として検出し、この検出された寝台位置情報を前記撮像
手段により撮像された画像情報に付加して記憶手段に記
憶する。そして、この記憶手段に記憶される画像情報の
内から操作者等により指定された画像情報を読み出すと
ともに、読み出された画像情報に付加された寝台位置情
報を読み取り、この読み取られた寝台位置情報に対応さ
せて前記寝台を移動させる。これにより、寝台を所望の
位置に容易に移動させることができる。
【0013】本願第2の発明の医療用寝台装置は、画像
表示手段に表示された画像の中心を診断の中心とし、こ
の表示手段上で操作者等により指定された位置を前記診
断の中心を基準とした座標に変換し、この変換された指
定位置の座標を基に、前記指定位置を診断の中心に移動
させるための寝台の移動量を演算する。そしてこの演算
された寝台の移動量に対応させて前記寝台を移動させ
る。これにより寝台を所望の位置に容易に移動させるこ
とができる。
【0014】本願第3の発明の医療用寝台装置は、寝台
の位置と寝台の起倒角度との少なくとも一つを寝台位置
情報として検出し、この検出された寝台位置情報を前記
撮像手段により撮像された画像情報に付加して記憶手段
に記憶する。また、画像表示手段に表示された画像の中
心を診断の中心とし、この表示手段上で操作者等により
指定された位置を前記診断の中心を基準とした座標に変
換し、この変換された指定位置の座標を基に、前記指定
位置を診断の中心に移動させる寝台の移動量を演算す
る。そしてこの記憶手段から操作者等により指定された
画像情報を読み出すとともに、読み出された画像情報に
付加された寝台位置情報を読み取り、この読み取られた
寝台位置情報もしくは前記演算された寝台の移動量に対
応させて前記寝台を移動させる。これにより、寝台を所
望の位置に容易に移動させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る医療用寝台装置を備え
るX線TV装置の構成を示したブロック図である。ま
た、図1に示すX線TV装置1は、図3に示すX線TV
装置101と外観構成は同一であり、X線を曝射するX
線管103と、被検体を通過したX線像を光学像に変換
するイメージインテンシファイア(以下I.Iと記す)
105と、I.I.105の光学像出力側(X線像入射
側と対向する側)に接合され、光学像を撮像して画像を
得るTVカメラ107と、シートフィルムを収納するシ
ートフィルムカセット109と、X線管103、I.
I.105、TVカメラ107およびシートフィルムカ
セット109とを同時に移動させるスポットショット装
置111と、被検体が載置される天板113aを備える
寝台113と、TVカメラ107により得られた画像を
表示する表示部115とを有する。
【0016】特に本実施例のX線TV装置1は、図1に
示すように座標変換部3と、演算部5と、寝台位置検出
部7と、寝台位置情報付加部9と、記憶部11と、読み
取り部13と、移動部15と、操作卓17とを有する。
【0017】座標変換部3は、表示部115に表示され
た画像の中心を診断の中心とし、表示部115上で操作
者によりポインティングデバイス115aを用いて指定
された位置を、診断の中心を基準とした座標に変換す
る。
【0018】演算部5は、座標変換部3により変換され
た前記指定位置の座標を基に前記指定位置を診断の中心
に移動させるための移動量を演算する。寝台位置検出部
7は、後述する移動部15のエンコーダから供給される
コード化された情報を基に、図3に示すように天板11
3aをその長手方向に移動させる動作、いわゆる天板上
下動作、前記天板の113aをその長手方向と直交する
方向に移動させる動作、いわゆる天板左右動作、前記天
板上下動作と同一方向のスポットショット装置111の
動作、いわゆるスポット上下動作、或いは前記天板左右
動作と同一方向のスポットショット装置111の動作、
いわゆるスポット左右動作の各動作量を天板113aの
位置として検出するとともに、寝台113を傾動させ
る、いわゆる寝台起倒動作の動作量、すなわち寝台11
3の起倒角度を検出し、これら天板113aの位置と寝
台113の起倒角度とスポットショット装置111の位
置を寝台位置情報として寝台位置情報付加部9に供給す
る。
【0019】寝台位置情報付加部9は、寝台位置検出部
7により検出された寝台位置情報をTVカメラ107に
より得られた画像に付加する。記憶部11は、画像メモ
リ、光ディスク等の画像記憶手段を備え、寝台位置情報
付加部9により寝台位置情報の付加された画像を前記画
像記憶手段に記憶する。
【0020】読み取り部13は、操作者により操作卓1
7を用いて指定された画像を記憶部11から読み出すと
ともに、読み出された画像に付加された寝台位置情報を
読み取る。
【0021】移動部15は、天板113aと寝台113
とスポットショット装置111を移動させる少なくとも
三つのモータと、このモータの回転量をコード化して寝
台位置検出部7に供給するエンコーダ(いずれも図示せ
ず)とを備え、演算部5により演算された移動量に対応
させて天板113aもしくはスポットショット装置11
1を移動させる。また移動部15は、読み取り部13に
より読み取られた寝台位置情報に対応させて天板113
aと寝台113とスポットショット装置111を移動さ
せる。さらに移動部15は、操作者により操作卓17を
用いて指定された寝台位置情報に対応させて天板113
aと寝台113とスポットショット装置111を移動さ
せる。
【0022】操作卓17は、キーボード(図示せず)を
備え、操作者より押されたキーに対応させ、読み取り部
13に読み出す画像の情報、移動部15に寝台位置情報
を供給する。
【0023】次に、本実施例のX線TV装置1の動作を
説明する。X線TV装置1により被検体の撮影像を取得
する場合、操作者は操作卓17の所定キーを押すことに
より撮影を開始させる。撮影が開始されると寝台位置検
出部7は、前記撮影が行われる度に天板113aの位置
と寝台113の起倒角度とスポットショット装置111
の位置を寝台位置情報として検出する。
【0024】ここで寝台113の寝台起倒動作、天板上
下動作、天板左右動作、スポット上下動作およびスポッ
ト左右動作は移動部15のモータを回転させることによ
り行わる。このモータを回転させると、移動部15のエ
ンコーダからその回転量がコード化されて寝台位置検出
部7に供給される。寝台位置検出部7では、このコード
化された回転量を基に天板113aの位置と寝台113
の起倒角度とスポットショット装置111の位置を検出
する。そして寝台位置検出部7は、この天板113aの
位置と寝台113の起倒角度とスポットショット装置1
11の位置とを寝台位置情報として寝台位置情報付加部
9に供給する。
【0025】前記寝台位置情報が供給されると寝台位置
情報付加部9は、この寝台位置情報をTVカメラ107
により得られた画像に付加して記憶部11に供給する。
前記寝台位置情報が付加された画像が供給されると記憶
部11は、この寝台位置情報が付加された画像を記憶す
る。
【0026】またX線TV装置1により被検体の透視像
を取得する場合、操作者により操作卓17の透視像の取
得を示すキーが押される。寝台位置検出部7は、この透
視像の取得を示すキーが押された時の天板113aの位
置と、寝台113の起倒角度を寝台位置情報として検出
する。以後前述の被検体の撮影像を取得する場合と同様
に動作して寝台位置情報の付加された画像が記憶部11
に記憶される。
【0027】この状態で、記憶部11に記憶された画像
と同一の天板113aの位置と寝台113の起倒角度で
撮影または透視を行いたい場合、操作者は操作卓17を
用いて読み取り部13により所望の画像を記憶部11か
ら読み出させる。
【0028】読み取り部13は、読み出した画像に付加
された寝台位置情報を読み取り、それを移動部15に供
給する。前記寝台位置情報が供給されると移動部15
は、この寝台位置情報に対応させて天板113aと寝台
113とスポットショット装置111を移動させる。こ
れによって、天板113aの位置と寝台113の起倒角
度とスポットショット装置111の位置を記憶部11に
記憶された画像と同一にすることができる。
【0029】なお、集団検診の胃の検査等の場合は、天
板113aの位置と寝台113の起倒角度とスポットシ
ョット装置111の位置が決まっているので、寝台位置
情報のみを記憶部11に記憶させておく。この状態で集
団検診の胃の検査を行う場合は、読み取り部13により
集団検診の胃の検査に対応する寝台位置情報を記憶部1
1から読み出させ、その寝台位置情報に対応させて天板
113aと寝台113とスポットショット装置111を
移動させる。これにより、集団検診時の天板113aと
寝台113とスポットショット装置111の移動動作が
容易となる。
【0030】次に、表示部115上で診断の中心の位置
を調整する場合を説明する。X線TV装置1を用いて被
検体の透視を行うと、図2に示すように診断の中心が画
像の中心に表示される。
【0031】この状態で図2(a)に示すように表示部
115の画面上に表示される位置決めカーソルをポイン
ティングデバイス3aを用いて診断の中心としたい位置
に移動させて決定キーをクリックすることにより前記診
断の中心としたい位置を指定する。
【0032】これにより座標変換部3は、ポインティン
グデバイス3aを用いて指定された位置を、診断の中心
を基準とした座標に変換して演算部5に供給する。前記
変換された座標が供給されると演算部5は、この変換さ
れた前記指定位置の座標を基に前記指定位置を診断の中
心に移動させるための移動量を演算して移動部15に供
給する。
【0033】前記移動量が供給されると移動部15は、
この移動量に対応させて天板113aもしくはスポット
ショット装置111を移動させる。これにより図2
(b)に示すように前記指定位置が診断の中心に移動さ
れる。このとき、元の診断の中心は図2(b)の点線で
示す位置に移動される。
【0034】なお、移動部15は、演算部5から供給さ
れた移動量に対応させて天板113aもしくはスポット
ショット装置111を移動させるが、例えば、前記移動
量がスポットショット装置111の移動量の許容範囲で
ある場合はスポットショット装置111のみを移動さ
せ、スポットショット装置111の移動量の許容範囲を
越える位置に移動させる場合は前記許容範囲を越える分
については天板113aを移動させるようにする。ま
た、天板113aのみを移動させるようにしても良い。
この場合、天板113aの位置と寝台113の起倒角度
のみを診断位置情報とする。
【0035】このように本実施例のX線TV装置1で
は、撮影を開始する旨を示すキーが押された時もしくは
透視像の取得を示すキーが押された時の天板113aの
位置と、寝台113の起倒角度を寝台位置情報として検
出の天板113aの位置と、寝台113の起倒角度とス
ポットショット装置111の位置を寝台位置情報として
検出し、TVカメラ107により得られた画像に前記寝
台位置情報を付加して記憶部11に記憶する。そして、
読み取り部13により所望の画像を記憶部11から読み
出させるとともに、読み出された画像に付加された寝台
位置情報を読み取らせ、この読み取られた寝台位置情報
に対応させて天板113aと寝台113とスポットショ
ット装置111を移動させるので、記憶部11に記憶さ
れた画像と同一の天板113aの位置と寝台113の起
倒角度とスポットショット装置111の位置で透視また
は撮影を行うことができる。
【0036】また、表示部115上で操作者によりポイ
ンティングデバイス3aを用いて指定された位置を、診
断の中心を基準とした座標に変換し、この変換された前
記指定位置の座標を基に前記指定位置を診断の中心に移
動させるための移動量を演算する。そして、この演算さ
れた移動量に対応させて天板113aもしくはスポット
ショット装置111を移動させるようにしているので、
表示部115上の所望の位置を診断の中心にすることが
できる。
【0037】尚、本実施例のX線TV装置1では、演算
部5により演算された移動量に対応させて天板113a
もしくはスポットショット装置111を移動させ、また
読み取り部13により読み取られた寝台位置情報に対応
させて天板113aと寝台113とスポットショット装
置111を移動させるようにしているが、これに限ら
ず、操作卓17を用いて操作者により入力された移動量
に対応させて天板113aもしくはスポットショット装
置111を移動させるようにしても良く、また操作卓1
7を用いて操作者により入力された寝台位置情報に対応
させて天板113aと寝台113とスポットショット装
置111を移動させるようにしても良い。
【0038】また、本実施例のX線TV装置1では、寝
台位置情報を画像データとして記録したが、寝台一情報
と画像(透視像または撮影像)とを対応して記録するも
ので有れば、画像データとして記録するのでなくとも良
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、移動手
段によって寝台を移動させるようにしているので、寝台
を所望の位置に容易に移動させることができるという効
果を奏し、このため、検診時間を短縮することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る医療用寝台装置を備えるX
線TV装置の構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示したX線TV装置により得られた画像
上で診断の中心を調整する場合を示す説明図である。
【図3】医療用寝台装置を備えるX線TV装置の外観を
示す図である。
【符号の説明】
1 X線TV装置 3 座標変換部 5 演算部 7 寝台位置検出部 9 寝台位置情報付加部 11 記憶部 13 読み取り部 15 移動部 17 操作卓 103 X線管 105 イメージインテンシファイア 107 TVカメラ 109 シートフィルムカセット 111 スポットショット装置 113a 天板 113 寝台 115 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体が載置される寝台と、 この寝台に載置された被検体を撮像して画像情報を得る
    撮像手段と、 前記寝台の位置と寝台の起倒角度との少なくとも一つを
    寝台位置情報として検出する寝台位置検出手段と、 この寝台位置検出手段で検出された寝台位置情報を前記
    撮像手段により撮像された画像情報に付加する寝台位置
    付加手段と、 この寝台位置情報付加手段により寝台位置情報の付加さ
    れた画像情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される画像情報の内から指定された
    画像情報を読み出すとともに、この読み出された画像情
    報に付加された寝台位置情報を読み取る読み取り手段
    と、 この読み取り手段により読み取られた寝台位置情報に対
    応させて前記寝台を移動させる移動手段と、 を有することを特徴とする医療用寝台装置。
  2. 【請求項2】 被検体が載置される寝台と、 この寝台に載置された被検体を撮像して画像情報を得る
    撮像手段と、 この撮像手段により得られた画像を表示する表示手段
    と、 この表示手段に表示された画像の中心を診断の中心と
    し、この表示手段上で指定された位置を前記診断の中心
    を基準とした座標に変換する座標変換手段と、 この座標変換手段により変換された指定位置の座標を基
    に、前記指定位置を診断の中心に移動させるための寝台
    の移動量を演算する演算手段と、 この演算手段により演算された寝台の移動量に対応させ
    て前記寝台を移動させる移動手段と、 を有することを特徴とする医療用寝台装置。
  3. 【請求項3】 被検体が載置される寝台と、 この寝台に載置された被検体を撮像して画像情報を得る
    撮像手段と、 前記寝台の位置と寝台の起倒角度との少なくとも一つを
    寝台位置情報として検出する寝台位置検出手段と、 この寝台位置検出手段により検出された寝台位置情報を
    前記撮像手段により撮像された画像情報に付加する寝台
    位置付加手段と、 この寝台位置付加手段により寝台位置情報の付加された
    画像情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される画像情報の内から指定された
    画像情報を読み出すとともに、この読み出された画像情
    報に付加された寝台位置情報を読み取る読み取り手段
    と、 前記撮像手段により得られた画像情報を表示する表示手
    段と、 この画像表示手段に表示された画像の中心を診断の中心
    とし、この表示手段上で指定された位置を前記診断の中
    心を基準とした座標に変換する座標変換手段と、 この座標変換手段により変換された指定位置の座標を基
    に、前記指定位置を診断の中心に移動させる寝台の移動
    量を演算する演算手段と、 前記読み取り手段により読み取られた寝台位置情報もし
    くは前記演算手段により演算された寝台の移動量に対応
    させて前記寝台を移動させる移動手段と、 を有することを特徴とする医療用寝台装置。
  4. 【請求項4】 前記寝台位置検出手段は、前記寝台の位
    置と寝台の起倒角度と前記撮像手段の位置との少なくと
    も一つを寝台位置情報として検出し、前記移動手段は前
    記読み取り手段により読み取られた寝台位置情報に対応
    させて前記寝台と前記撮像手段との少なくとも一つを移
    動させることを特徴とする請求項1記載の医療用寝台装
    置。
  5. 【請求項5】 前記寝台位置検出手段は、前記寝台の位
    置と寝台の起倒角度と前記撮像手段の位置との少なくと
    も一つを寝台位置情報として検出し、前記移動手段は前
    記読み取り手段により読み取られた寝台位置情報に対応
    させて前記寝台と前記撮像手段との少なくとも一つを移
    動させ、さらに前記演算手段により演算された寝台の移
    動量に対応させて前記寝台を移動させることを特徴とす
    る請求項3記載の医療用寝台装置。
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