JP3563254B2 - 火災報知設備および感知器 - Google Patents

火災報知設備および感知器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、受信機に複数の感知器を線路を介して接続してなる火災報知設備、並びに、上記感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】
受信機に複数の感知器を線路を介して接続してなる火災報知設備において、感知器が正常に働くか否かを試験する試験方法が幾つか開発されている。
【0003】
この感知器試験の一つとして、例えば、外部試験器或は受信機等から、上記線路を介して遠隔的に感知器の試験を行う遠隔試験がある。この遠隔試験は、例えば、感知器に、試験パルスを検出する試験パルス検出回路と、この試験パルスの検出に基づき試験的な火災状態を発生させる試験手段とを設け、線路上の複数の感知器に1個ずつ上記試験パルスを送信して感知器に試験的な火災状態を発生させると共に、この試験的な火災状態に基づき感知器から発せられる試験用の発報信号を受信することで行われる。そして、この試験用発報信号が線路上の全ての感知器から受信された場合に試験結果が正常と判断され、それより少ない場合に異常と判断される。
【0004】
上記の複数の感知器に1個ずつ試験パルスを出力する構成は、例えば、全ての感知器に、試験信号が後続の感知器に伝播するのを阻止するフィルタ手段と、試験発報を一度実行した場合に上記フィルタ手段の作用を解除する解除手段とを備えることで実現される。このような構成により、全ての感知器が正常であれば、試験パルスは線路の手前側の感知器から終端側の感知器に掛けて1個ずつ送信されて、全ての感知器で順に作動試験が行われる一方、何れかの感知器が故障している場合は、試験パルスがその感知器より終端側に送信されず試験終了となる。
【0005】
上記の遠隔試験によれば、試験者は感知器が設置されている箇所を立ち回ることなく試験を行うことが出来るので、試験作業の効率が向上されると共に、例えばマンション等の集合住宅に設置された火災報知設備において、試験者が各住戸に立ち入らずに試験を行えるので大変便利なものとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記感知器の遠隔試験において、その試験結果を判定するには、感知器から出力される試験用発報信号の数をカウントし、この試験用発報信号の数と線路に接続されている感知器の数とを比較することが必要である。そして、これらの数が等しければ全ての感知器が正常であると判断され、異なっていれば故障している感知器があると判断される。
【0007】
ところが、上記試験用発報信号の数と感知器の数との比較は、例えば、外部試験器を用いる場合、作業者による比較判断に頼るしかなく、その分、試験の信頼性を低下させる要因となっている。また、線路に接続された感知器の数が不明であれば試験結果の判定が行えないし、線路に接続された感知器の数が間違って認識されていると試験結果の判定も間違ってしまうという不具合を生じる。
【0008】
この発明は、受信機に複数の感知器を線路を介して接続してなる火災報知設備において上記線路を介した感知器の遠隔試験の際、線路に接続されている感知器の数が不明であっても感知器試験を行うことが可能であり、その結果として、試験結果の誤判定の防止、感知器試験の信頼性の向上を計ることの出来る火災報知設備および感知器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、同一線路上に複数接続された感知器と、前記線路に試験信号を繰り返し出力すると共に、前記感知器から出力される試験用発報信号を受信していくことで、前記線路上の手前側の感知器から奥側の感知器まで1個ずつ試験を行う感知器試験手段と、前記感知器試験手段による試験中、線路上に出力される前記試験信号の1つを受けて、前記試験発報信号と異なり、試験が所定の感知器まで終了したことを示す応答信号を出力する試験応答手段とを備えている火災報知設備とした。
【0010】
この請求項1記載の発明によれば、上記感知器試験手段による感知器の遠隔試験中、線路上に連続する複数の感知器に対して、順に試験信号が出力されて感知器の試験が行われていく一方、上記試験信号の1つが試験応答手段に入力され、この試験信号の入力に基づき、該試験応答手段から試験用発報信号と異なる応答信号が出力される。
従って、例えば、上記試験応答手段を線路上の所定位置(複数の感知器に対して所定番目の位置)に接続しておけば、感知器試験がどこまで進行したか認識可能となり、線路上に接続された感知器の数が不明であっても、上記応答信号に基づき、感知器試験の完了、並びに、全ての感知器が正常であったか否かの判定を明確に行うことが出来る。
【0011】
ここで、感知器試験手段は、例えば、受信機、受信機と複数の感知器の間を中継する中継器等に設けられていても良いし、外部試験器のように上記線路に接続可能な構成で独立に設けられたものとしても良い。試験応答手段は、例えば、感知器、線路の終端で線路間のインピーダンスを調整する終端器、線路上に設けられているその他の機器中に設けられていても良いし、その他、試験応答器として独立に設けられたものでも良い。
また、応答信号は、試験用発報信号と識別可能であればどのような信号でも良く、例えば、信号の電流値、信号の出力時間、信号の出力回数などを、上記試験用発報信号と異ならせることで生成可能であり、このような信号にすることで試験応答手段を単純な構成とすることが出来る。が、これらに限られず、周波数や波形等を異ならせることで上記試験用発報信号と識別可能な信号としても良い。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の火災報知設備において、
前記感知器が、後続の感知器に所定の試験信号が伝播するのを阻止するフィルタ手段、前記試験信号の入力に基づき感知器が正常であることを示す試験用発報信号を出力する試験手段、および、前記試験信号の入力に基づき前記フィルタ手段の作用を解除させる解除手段を備えている構成とした。
【0013】
この請求項2の発明によれば、一番手前の感知器に対して感知器試験手段から試験信号を出力し、この試験信号に対応して感知器は試験用発報信号を出力すると共に、当該感知器は次の感知器に対して試験信号を伝達されるのを許可していくという方式の感知器試験に、請求項1記載の発明が適用されるので、従来上記方式の感知器試験では、線路に接続されている感知器の数が不明であると試験結果が判定できない等の不具合があったのに対して、本発明によれば、これらの不具合を解消することが出来て大変有用なものとなる。
【0014】
なお、請求項1記載の発明は、請求項2記載の感知器試験の方式に限って適用可能なものではなく、例えば、線路に接続された機器(感知器や試験応答手段)にアドレスを付与しておき、このアドレス信号と共に前記試験信号を出力していくアドレス指定の試験方式に適用しても良い。このアドレス指定の試験方式の場合、例えば、感知器に連続するアドレスが付与され、且つ、終端の感知器がどのアドレスか分からない場合などに、試験応答手段の発明は有用となる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の火災報知設備において、前記応答信号が、該線路上で以後試験される残りの感知器の数を示す信号である構成とした。
【0016】
この請求項3記載の発明によれば、感知器試験中に出力される応答信号により、以後試験される残りの感知器の数が示されるので(例えば、残り一個の感知器で試験終了であることが示されたり、残りの感知器は無く試験終了であることが示されたりする)、この応答信号により、感知器試験の完了、並びに、全ての感知器が正常であったか否かの判定を明確に行うことが出来る。
【0017】
ここで、試験応答手段から出力される応答信号は、予め、試験応答手段の設置位置(線路の終端から何個目の感知器の前に設置されたか)を定めておくことで、試験用発報信号と識別可能であれば任意の信号により構成可能であり、この任意の信号により線路上で以後試験される残りの感知器の数を示すことが出来る。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の火災報知設備において、
前記試験応答手段が、前記線路上の最も奥側の感知器を含め該感知器より以降に設けられている構成とした。
【0019】
この請求項4記載の発明によれば、上記応答信号の受信により試験の完了および試験結果の判定を行うことが出来る。
【0020】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の火災報知設備において、
前記感知器試験手段に、
前記試験用発報信号を検出する発報信号検出手段と、
前記応答信号を検出する応答信号検出手段と、
前記応答信号および前記試験用発報信号に基づいて前記線路上の全ての感知器が正常か否かを判定する試験結果判定手段と
が備わる構成とした。
【0021】
この請求項5記載の発明によれば、感知器試験手段に、線路に接続された感知器の数を入力したりしなくても、自動的に試験結果の判定を行わせることが出来る。
例えば、応答信号が残り1個の感知器試験で終了であることを示す信号であれば、応答信号の入力後に1個の試験用発報信号を検出することで感知器試験の完了、並びに、感知器試験の結果が正常であることを自動的に判定することが出来る。従って、人の判断を介さない信頼性の高い試験を行うことが出来る。
また、試験応答手段が線路上の最も終端側に設置され、応答信号が試験終了を示す信号として設定されている場合には、応答信号以降に試験される感知器の数は「0」となるので、前記試験結果判定手段は、応答信号の検出に基づき線路上の感知器試験の完了、並びに、試験結果の判定を行うことになる。
【0022】
なお、感知器試験手段に、表示出力や音声出力等により試験結果を外部に報知する報知手段を設けると更に効果的である。
【0023】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の火災報知設備において、
前記試験応答手段が前記線路に接続された所定の感知器内に設けられ、
前記応答信号が、前記感知器が正常であることを示す前記試験用発報信号から生成されている構成とした。
【0024】
この請求項6記載の発明によれば、応答信号の生成のために新たな構成を必要とせず、試験用発報信号を出力する構成を流用できるので、コストの低減を計ることが出来る。
また、応答信号が試験用発報信号から生成されているので、この応答信号により、この感知器が正常であることを確認することが出来る。従って、感知器一個分の試験用発報信号を、前記応答信号と兼用させることが可能となり、結果として試験処理の幾分かの高速化を計ることが出来る。
【0025】
また、試験用発報信号や応答信号を受信する感知器試験手段において、応答信号の検出用に専用の構成を必要とせず、試験用発報信号を検出する構成を流用できるので、従来からある感知器試験手段の構成にわずかな改良(例えばソフト的な改良)を加えるだけで、感知器試験手段を構成することが出来る。
【0026】
ここで、試験用発報信号から生成される応答信号は、例えば、試験用発報信号を複数回出力した信号、試験用発報信号を出力時間を異ならせて出力した信号などである。
【0027】
請求項7記載の発明は、線路上に接続される感知器であって、前記線路上に出力された所定の試験信号を検出する試験信号検出手段と、前記試験信号の受信に基づき感知器に試験的な火災状態を発生させて試験用発報信号を出力させる試験手段と、前記試験信号の受信に基づき前記試験用発報信号と異なり、試験が所定の感知器まで終了したことを示す所定の応答信号を出力する試験応答手段とを備えた感知器構成とした。
【0028】
この請求項7記載の発明によれば、この感知器を線路上の終端側から所定個目に設置しておくことで、線路を介した感知器試験の際に上記試験応答手段から応答信号が出力されるので、この応答信号により、線路上で以後試験される残りの感知器の数を知らせることが出来る。例えば、この感知器を最も終端側に設置することで、上記応答信号により上記線路上の感知器試験が終了したことを知らせることが出来る。
【0029】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の感知器において、
更に、前記試験応答手段の機能をオン/オフさせる切替手段を備えた構成とした。
【0030】
この請求項8記載の発明によれば、応答信号を出力するために線路上の終端側から所定個目に設置される感知器と、それ以外の感知器と、上記切替手段による切り替えにより同一の感知器で対応することが出来る。
【0031】
ここで、切替手段は、例えば、感知器外部から手動により切り替え可能なディップスイッチなどとしても良いし、又は、感知器の内部に設けられて感知器のケースを外してのみ切り替え可能なスイッチとしても良い。また、リード線を介して感知器内に所定の信号を入力することで切り替わるロジック制御等のスイッチとしても良い。
【0032】
請求項9記載の発明は、請求項7又は8に記載の感知器において、
前記試験応答手段が、前記試験手段と異なる態様で前記試験的な火災状態を発生させることで、前記応答信号を生成出力する構成とした。
【0033】
この請求項9記載の発明によれば、上記応答信号を生成出力するために専用の構成を必要とせず、発報信号を出力する構成を流用して応答信号を出力するので、その分、感知器の製造コストを低く抑えることが出来る。また、応答信号は試験的な火災状態を発生させることで出力されるので、この応答信号によりこの感知器が正常であることも示すことが出来る。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態である火災報知設備および感知器について、図1〜図5の図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、この実施の形態の火災報知設備の全体構成を示すブロック図、図2は図1の感知器4の回路構成を示すブロック図である。
【0035】
この実施の形態の火災報知設備は、火災の監視を行う住棟受信機6に感知器回線(線路)を介して複数の感知器4…を接続して構成される。複数の感知器4…は、中継器7…を介して住棟受信機6に接続されており、これら中継器7…には火災情報を各住戸に伝える住宅情報盤5…も接続されている。
【0036】
この火災報知設備は、例えば集合住宅等に設けられ、1個の中継器7とこの中継器7に接続された複数の感知器4…および住宅情報盤5が一組になって、これら一組の構成が各住戸1,2(或は各フロアー)毎にそれぞれ設けられている。住棟受信機6は、複数の感知器回線を備えたもので、各感知器回線ごとに上記一組の感知器4…が接続されている。感知器回線は、電源線を兼ねた信号線L1〜L3と、基準電圧を供給するコモン線Cとからなり、コモン線Cは各住戸を通して共通の線が使用されている。
【0037】
中継器7…は、外部試験器8を接続する端子を備える一方、例えば各住戸1,2の玄関横に設置されており、感知器試験を行う試験者は住戸1,2内に立ち入ることなく中継器7…に外部試験器8を接続することが出来るようになっている。中継器7…には、該中継器7に接続されている感知器4…の数が記された例えば表示シール7fなどが貼られている。
【0038】
中継器7から伸びる感知器回線には、複数の感知器4…が縦続接続されており、その終端には、感知器回線のインピーダンスを調整する終端器9が接続されている。終端器9は、感知器回線の断線を監視するために感知器回線に微弱電流を流したり、感知器回線に送信される信号の反射を防ぐものである。
【0039】
外部試験器8は、中継器7に接続された複数の感知器4…の試験を行う感知器試験手段を構成するもので、その内部に、試験パルス(試験信号)を繰り返し送信する試験パルス送信手段、試験パルスに基づき感知器4から出力される試験用発報信号を検出する発報信号検出手段、後述の試験応答信号を検出する応答信号検出手段、並びに、試験結果を判定する試験結果判定手段等が設けられている。また、外部試験器8の外部には、感知器試験を開始する試験スイッチ8eと試験結果を表示する表示器8aが設けられている。
【0040】
感知器4は、図2にも示すように、試験パルス検出回路(試験信号検出手段)4b、熱や煙などにより火災を検出する火災検出回路4c、発報回路4d、フィルタ回路4e等から構成される。
【0041】
発報回路4dは、火災検出回路4eからの出力によりトランジスタTRをオン/オフすることで、感知器回線の電圧を降下させる回路である。トランジスタTRがオン状態になると、ツェナーダイオードZDに電流が流れて感知器回線間の電圧をツェナー電圧まで降下させると共に、発光ダイオードLEDが発光して感知器4が発報していることを外部に表示出力する。上記の電圧降下により住宅情報盤5に火災発生情報が伝達される。
【0042】
試験パルス検出回路4bは、感知器回線を介して入力された試験パルスを検出すると共に、火災検出回路4cやフィルタ回路4eに制御信号を出力する回路である。この試験パルス検出回路4bに試験パルスが検出されると、該試験パルス検出回路4bから火災検出回路4cに試験的な火災状態を発生させる試験制御信号が出力されると共に、フィルタ回路4eにその機能を解除する解除信号が出力される。試験パルス検出回路4bは、一度、試験パルスを検出した後、試験完了後まで状態を変化させないようになっており、上記解除信号は端子M1から試験完了後まで継続される。
【0043】
また、この試験パルス検出回路4bには、試験パルスの検出に基づき応答信号を出力させる試験応答機能も備わっており、スイッチSW(切替手段)のオン/オフにより、この試験応答機能が有効/無効に切り替えられるようになっている。
なお、上記のスイッチSWは、例えば、感知器4の外部に設けられ手動で切り替えられるものであっても良いし、感知器4内部に設けられ感知器4のケースを閉じる前に切り替え設定されるものであっても良い。感知器4の内部に設ける場合、外部からどちらに設定されているかが分かるように、例えば印刻などにより感知器4外部に表示すると好ましい。
【0044】
試験応答機能は、端子M2からの応答制御信号の出力により、火災検出回路に試験的な火災状態を発生させるものである。この試験的な火災状態は、上記試験制御信号によるものと異なる態様で発生される。例えば、上記試験制御信号により所定時間1回の火災状態が発生されるとすると、応答制御信号により、所定時間2回の火災状態が発生されたり、所定時間の二倍の時間長で火災状態が発生されたりする。
【0045】
つまり、上記試験パルス検出回路4bの試験応答機能、火災検出回路4c、並びに、発報回路4dが、試験パルスを受けて応答信号を出力する試験応答手段を構成している。
【0046】
フィルタ回路4eは、外部試験器8から出力される試験パルスを後続の感知器4…に伝播するのを阻止する回路であり、抵抗R1とコンデンサーC1からなるローパスフィルターと、コンデンサーC1を解除可能とするトランジスタTR2とから構成される。通常時には、トランジスタTRがオン状態にされ、フィルタ回路4eとしての機能が働いているが、試験パルスが検出されると、トランジスタTRがオフ状態にされて、フィルタ機能を解除するようになっている。
【0047】
感知器回線に接続された複数の感知器4…の内、各感知器4…に備わるスイッチSWの切り替えにより、最も終端側の感知器4は試験応答機能がオン状態に設定され、残りの感知器4…は試験応答機能がオフ状態に解除されている。即ち、最も終端側の感知器4のみが試験応答手段を内蔵したものとなっている。
【0048】
この実施の形態の火災報知設備および感知器4…は、上記のように構成され、次のようにして、外部試験器8を用いて感知器試験が行われるようになっている。
図5には、感知器試験で送受信されるパルス信号のタイミングチャートを示す。
【0049】
感知器試験は、例えば、試験者が外部試験器8を持って各住戸前を周り、中継器7に外部試験器8を接続した後、外部試験器8の試験スイッチ8eをオン操作することで開始される。
【0050】
試験スイッチ8eがオン操作されると、外部試験器8から感知器回線に図5(a)に示す試験パルスExが所定時間間隔で繰り返し出力される。試験パルスExは複数の短パルスを連続して出力した信号であり、感知器4のフィルタ回路4e(ローパスフィルター)に吸収されやすくなっている。
1個目に出力された試験パルスExは、先ず、感知器回線上の一番手前の感知器4に入力された後、該感知器4のフィルタ回路4eに吸収されて、後続の感知器4…に伝播されない。
【0051】
一番手前の感知器4に試験パルスExが入力されると、試験パルス検出回路4bの端子M2から試験制御信号が出力されて、火災検出回路4cにおいて、所定タイミングで且つ所定時間間隔の試験用火災状態が発生される。そして、感知器4が正常であれば、上記の試験用火災状態により発報回路4dが働いて、試験用発報信号Emが出力される。
【0052】
この試験用発報信号Emは、図5(b)に示すように、試験パルスExの入力から所定タイミングで且つ所定の時間長で出力される信号であり、後続の試験パルスExが出力される前に出力される。
外部試験器8は、この試験用発報信号Emを検出して、1個目の感知器4が正常であると判断する。
【0053】
また、一番手前の感知器4に試験パルスExが入力されると、試験パルス検出回路4bの端子M1からの出力が停止されてフィルタ回路4eの機能が解除される。そして、この状態を試験完了まで維持する。
次いで、外部試験器8から2個目の試験パルスExが出力されて、1個目の感知器4を通過して2個目の感知器4に入力される。その後、この感知器4についても上記と同様の処理がなされて、試験用発報信号Emの出力、外部試験器8での試験用発報信号Emの検出、および、2個目の感知器4の試験結果の判断が行われる。
【0054】
そして、上記のような処理を繰り返すことで、感知器回線に接続された複数の感知器4…について、手前側から終端側に順次試験が行われていき、これまでの感知器4…が皆正常であれば、最終的に一番終端側(奥側)の感知器4に試験パルスExが入力される。
つまり、感知器回線に4個の感知器4…が接続されているとすれば、図5(c)に示すように、外部試験器8から試験パルスExが4個出力される間に、手前側3個の感知器4…から、それぞれ試験用発報信号Em1〜Em3が出力されて、最後の試験パルスExが4個目の感知器4に入力される。
【0055】
一番終端側の感知器4に試験パルスExが入力されると、試験パルス検出回路4bが試験応答手段として機能しているので、試験パルス検出回路4dから火災検出回路4cに応答制御信号が出力される。そして、この応答制御信号により、試験的な火災状態が発生されて、試験用発報信号Emと異なる応答信号Reが発報回路4dから出力される。この応答信号Reは、以後試験される感知器の数が無いこと、即ち、感知器試験が完了したことを示している。
【0056】
上記応答制御信号は、間欠的に出力された2回の試験制御信号から構成されており、その結果、応答信号Reは試験用発報信号Emが2回連続して出力された信号となる。
この応答信号Reは、外部試験器8に検出され、外部試験器8の試験結果判定手段が試験完了、全ての感知器が正常であると判定する。そして、外部試験器8の表示器8aに、試験結果正常を示す表示がなされる。
【0057】
一方、感知器回線に接続された複数の感知器4…の何れかが故障していた場合、試験パルスExの送信後に試験用発報信号Emが検出されなかったり、試験パルスExを設定数以上出力したにも拘わらず応答信号が検出されなかったりする。このような状態のときは、外部試験器8の試験結果判定手段により試験結果異常であると判定されて、表示器8aに試験結果異常を示す表示がなされる。
【0058】
以上のように、この実施の形態の火災報知設備によれば、外部試験器8による感知器試験中、終端の感知器4で有効に設定された試験応答機能により、試験パルスが終端の感知器まで到達されると、以後試験される感知器の数が「0」であること(即ち感知器試験完了であること)を示す応答信号が出力されるので、線路上に接続された感知器の数が不明であったとしても、感知器試験が完了したこと、並びに、全ての感知器が正常であったか否かの判断を明確に行うことが出来る。
【0059】
また、外部試験器8側では、上記応答信号によって、感知器試験の完了および感知器試験の結果判定を自動的に行うことが出来るので、従来の感知器試験において感知器数と試験用発報信号Emの数とを試験者が比較して試験結果を判定していたのに対して、本発明では人の判断を介さない信頼性の高い試験を行うことが出来る。
【0060】
また、上記応答信号Reは、終端の感知器4が正常であることを示す試験用発報信号Emを2個連続して出力することで生成されるので、応答信号生成のために専用の構成を必要とせず、試験用発報信号Emを出力する構成(発報回路4d)を流用できる。従って、感知器4および火災報知設備のコストの低減を計ることが出来る。
【0061】
また、応答信号Reが試験用発報信号から生成されているので、この応答信号Reにより、この感知器4が正常であることを確認することが出来る。従って、感知器一個分の試験用発報信号Emが、上記応答信号Reに置き換えられ、幾分か感知器試験の処理の高速化を計ることが出来る。
【0062】
また、応答信号Reが試験用発報信号から生成されているので、外部試験器8では、応答信号Reの検出に専用の構成を必要とせず(例えば、検出可能な周波数成分を変えたり、検出する電流値を変えたりする必要がない。)、試験用発報信号Emを検出する構成を流用できるので、従来からある外部試験器の構成にわずかな改良(例えばソフト的な改良)を加えるだけで、外部試験器8を構成可能である。
【0063】
また、この実施の形態の感知器4は、前記試験信号の受信に基づき試験用発報信号Emと異なる応答信号Reを出力する試験応答機能と、この機能をオン/オフさせるスイッチSWを備えているので、感知器試験で応答信号Reを出力すべく線路上の終端に設置する感知器4と、それ以外の感知器4…と、上記スイッチSWの切替えにより同じ感知器4で対応することが出来る。
【0064】
なお、本発明は、この実施の形態の火災報知設備および感知器4に限られるものではなく、例えば、試験応答機能を有効とした感知器の設置箇所は、感知器回線の最も終端側に限られず、最も終端側から2番目に設置して、応答信号の後に1個の試験用発報信号Emが出力された場合に試験完了としても良いし、同様に感知器回線の最も終端側から3番目や4番目に設置することも可能である。また、試験応答機能のオン/オフを切り替え可能な感知器を用いずに、試験応答機能を備えた感知器と備えてない感知器とを別個に設け、備えた感知器を火災報知設備の所定の箇所に設置しても良い。また、応答信号が発報回路4dから出力される構成としたが、専用の信号出力回路を設け、この信号出力回路から応答信号を出力させるようにしても良い。
【0065】
また、この実施の形態では、外部試験器8を用いて感知器試験を行う方式について説明してきたが、住棟受信機6や中継器7に試験器機能を持たせて試験を行うようにすることも可能である。また、感知器にアドレスが備わる火災報知設備であっても、例えば、複数の感知器に連続的にアドレスが付加され、感知器のアドレスは予測可能であるが感知器数(何番地のアドレスで最後の感知器か)が予測不可である場合などに、試験応答手段を備えることで上記同様の効果を期待することが出来る。
【0066】
また、試験応答手段は感知器4内に設けずに、例えば終端器9の内部に備えたり、試験応答器として独立の機器を備えるようにしても良い。また、応答信号の形態も様々に変更可能である。次に、試験応答手段を独立に設けた構成、並びに、応答信号のバリエーションについて説明する。
【0067】
[第2の実施の形態]
図3は、この実施の形態の火災報知設備の全体構成を示す構成図、図4は、図3中の試験応答器10の回路構成を示す回路図である。
【0068】
この実施の形態の火災報知設備は、中継器7から伸びる感知器回線の終端側に試験応答器10を設置した点で第1の実施の形態と異なり、その他は第1の実施の形態とほぼ同様の構成である。従って、同一の構成は、同符号を振って説明を省略する。
【0069】
この実施の形態の火災報知設備は、中継器7から伸びる感知器回線に、複数の感知器4…と共に試験応答器10を縦続接続して構成される。
感知器回線に接続されている全ての感知器4…は、スイッチSWの切り換えにより、試験応答機能が解除された状態にある。なお、感知器4…は、試験応答機能を始めから有さない感知器を使用することも可能である。
【0070】
試験応答器10は、外部試験器8から出力される試験パルスを入力して、以後試験される残りの感知器の数(この実施の形態では「0」個)を示す応答信号を出力するものであり、感知器回線の最も終端側の感知器4より奥側(終端器9の前側でも後ろ側でも良い)に接続されている。
【0071】
この試験応答器10は、図4に示すように、試験パルス検出回路10aと、応答信号出力回路10bとから構成される。
試験パルス検出回路10aは、感知器回線を介して入力された試験パルスを検出する回路であり、この試験パルス検出回路10aが試験パルスを検出すると、端子M3から応答信号出力回路10bに応答制御信号が出力されるようになっている。この応答制御信号の出力時間により応答信号の出力時間が調整される。
【0072】
応答信号出力回路10bは、試験パルス検出回路10aからの出力によりトランジスタTRをオン/オフすることで、感知器回線の電圧を降下させる回路である。トランジスタTRがオン状態になると、ツェナーダイオードZD10に電流が流れて感知器回線間の電圧を所定のツェナー電圧まで降下させる。なお、トランジスタTRのオン作動により、発光ダイオードLEDが発光して試験応答器10が作動していることを外部に表示出力するが、この構成は省略可能である。上記ツェナーダイオードZD10を変更してツェナー電圧を変えることで、応答信号の電流値(降下電圧値)を変更することが出来る。
【0073】
この実施の形態の火災報知設備は、上記のように構成され、次のようにして、外部試験器9を用いて感知器試験が行われるようになっている。
【0074】
即ち、第1の実施の形態と同様、外部試験器9から感知器回線に繰り返し試験パルスExを出力していくことで、感知器回線に接続された複数の感知器4…に対して手前側から終端側に1個ずつ試験が行われていく。そして、最も終端側の感知器4の試験が終了した後、外部試験器8から試験パルスExが出力されると、この試験パルスExが試験応答器10に入力される。
【0075】
つまり、図5(d)に示すように、感知器回線に4個の感知器4…が接続されているとすれば、外部試験器8から試験パルスExが5個出力される間に、4個の感知器4…から、試験用発報信号Em1〜Em4がそれぞれ出力されて、5個目の試験パルスExが試験応答器10に入力される。
【0076】
試験応答器10に試験パルスExが入力されると、試験パルス検出回路10aから応答信号出力回路10bに制御信号が出力されて、感知器回線上に応答信号Re−1が出力される。
この応答信号Re−1は、その電流値(降下電圧値)が試験用発報信号Emの2倍のものであり、出力タイミングや出力期間は試験用発報信号Emと同一のものである。
【0077】
応答信号Re−1が出力されると、該信号が外部試験器8に検出されると共に、外部試験器8の試験結果判定手段により試験完了、全ての感知器が正常であると判定される。そして、外部試験器8の表示器8aに、試験結果正常を示す表示がなされる。
【0078】
一方、感知器回線に接続された複数の感知器4…の何れかが故障していた場合には、試験パルスExの間に試験用発報信号Emの検出が無かったり、試験パルスExを設定数以上出力したにも拘わらず応答信号が返ってこなかったりする。このような状態のときは、外部試験器8の試験結果判定手段により試験結果異常であると判定されて、表示器8aに試験結果異常を示す表示がなされる。
【0079】
なお、試験応答器10から出力される応答信号は、様々に変更可能である。例えば、図5(e)に示すように、電流値が試験用発報信号Emと同一で、且つ、出力時間が試験用発報信号Emの2倍である応答信号Re−2としても良い。この応答信号Re−2は、例えば、ツェナーダイオードZD10のツェナー電圧を感知器4のツェナーダイオードZDと同一にし、且つ、応答制御信号の出力時間を2倍にして生成されるものである。
【0080】
以上のように、この実施の形態の火災報知設備によれば、外部試験器8による感知器試験中、感知器回線の終端側に設置された試験応答器10によって、試験パルスが終端の感知器まで到達された後、以後試験される感知器の数が「0」であること(即ち感知器試験完了であること)を示す応答信号が出力されるので、線路上に接続された感知器の数が不明であったとしても、感知器試験が完了したこと、並びに、全ての感知器が正常であったか否かの判断を明確に行うことが出来る。
【0081】
また、この実施の形態の試験応答器10によれば、既存の火災報知設備に試験応答器10を接続するだけで、本発明の火災報知設備とすることが出来るため、従来の火災報知設備を利用改良して本発明の火災報知設備を構築する場合、この改良を低コストで実現することが出来る。
【0082】
なお、本発明は、この実施の形態の火災報知設備に限られず、例えば、試験応答器10の設置箇所は、最も終端側の感知器4の奥方に限られず、終端側から1番目の感知器4と2番目の感知器4の間に設置して、応答信号により残り1個の感知器の試験で感知器試験が完了される構成および方法にしても良い。その他、応答信号を出力する回路構成、感知器4と住棟受信機6との接続構造、感知器試験手段として挙げた外部試験器8など、具体的に示した細部構造等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0083】
【発明の効果】
以上のように、本発明の火災報知設備および感知器によれば、線路を介した感知器の遠隔試験中、試験応答手段から応答信号が出力され、この応答信号により感知器試験がどこまで進行したかを認識することが出来るので、線路に接続されている感知器の数が不明であっても感知器試験を行うことが可能であり、結果として、試験結果の誤判断等を防ぎ、感知器試験の信頼性を向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である火災報知設備の全体構成を示す構成図である。
【図2】図1の火災感知器の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態である火災報知設備の全体構成を示す構成図である。
【図4】図3の試験応答器の構成を示す回路図である。
【図5】感知器試験で送受信されるパルス信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
4 感知器
4b 試験パルス検出回路
4c 火災検出回路
4d 発報回路
4e フィルタ回路
6 住棟受信機
7 中継器
8 外部試験器
8a 表示器
8e 試験スイッチ
9 終端器
10 試験応答器
10a 試験パルス検出回路
10b 応答信号出力回路
L1〜L3 感知器回線(信号線)
C 感知器回線(コモン線)

Claims (9)

  1. 同一線路上に複数接続された感知器と、
    前記線路に試験信号を繰り返し出力すると共に、前記感知器から出力される試験用発報信号を受信していくことで、前記線路上の手前側の感知器から奥側の感知器まで1個ずつ試験を行う感知器試験手段と、
    前記感知器試験手段による試験中、線路上に出力される前記試験信号の1つを受けて、前記試験発報信号と異なり、試験が所定の感知器まで終了したことを示す応答信号を出力する試験応答手段と
    を備えたことを特徴とする火災報知設備。
  2. 前記感知器は、後続の感知器に所定の試験信号が伝播するのを阻止するフィルタ手段、前記試験信号の入力に基づき感知器が正常であることを示す試験用発報信号を出力する試験手段、および、前記試験信号の入力に基づき前記フィルタ手段の作用を解除させる解除手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の火災報知設備。
  3. 前記応答信号は、該線路上で以後試験される残りの感知器の数を示す信号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の火災報知設備。
  4. 前記試験応答手段は、前記線路上の最も奥側の感知器を含め該感知器より以降に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の火災報知設備。
  5. 前記感知器試験手段には、
    前記試験用発報信号を検出する発報信号検出手段と、
    前記応答信号を検出する応答信号検出手段と、
    前記応答信号および前記試験用発報信号の検出に基づいて前記線路上の全ての感知器が正常か否かを判定する試験結果判定手段と
    が備わることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の火災報知設備。
  6. 前記試験応答手段は前記線路に接続された所定の感知器内に設けられ、
    前記応答信号が、前記感知器が正常であることを示す前記試験用発報信号から生成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の火災報知設備。
  7. 線路上に接続される感知器であって、
    前記線路上に出力された所定の試験信号を検出する試験信号検出手段と、
    前記試験信号の受信に基づき感知器に試験的な火災状態を発生させて試験用発報信号を出力させる試験手段と、
    前記試験信号の受信に基づき前記試験用発報信号と異なり、試験が所定の感知器まで終了したことを示す所定の応答信号を出力する試験応答手段と
    を備えたことを特徴とする感知器。
  8. 前記試験応答手段の機能をオン/オフさせる切替手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の感知器。
  9. 前記試験応答手段は、前記試験手段と異なる態様で前記試験的な火災状態を発生させることで、前記応答信号を生成出力することを特徴とする請求項7又は8に記載の感知器。
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