JP2905136B2 - 信号伝送方法および基地局装置 - Google Patents

信号伝送方法および基地局装置

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JP2905136B2
JP2905136B2 JP5892096A JP5892096A JP2905136B2 JP 2905136 B2 JP2905136 B2 JP 2905136B2 JP 5892096 A JP5892096 A JP 5892096A JP 5892096 A JP5892096 A JP 5892096A JP 2905136 B2 JP2905136 B2 JP 2905136B2
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康博 加藤
昭宏 前原
あずさ 和田
祐章 友田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における基地局と制御局との間の信号伝送方法およびそ
の基地局装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来技術として、現在日本で商用
サービスされているPDC(Personal Dig
ital Cellularl)方式における呼出信号
の伝送制御について説明する。このPDC方式において
は、移動局は基地局からの呼出信号を待ち受ける際に、
予め決められたフレーム及びスロットで信号を待ち受け
るようにしている。そのため、基地局もこの移動局が設
定しているフレーム及びスロットを用いて信号を送信す
る必要がある。
【0003】例えば、図5を参照するに、従来の基地局
101の送信に係る部分は送信手段111の他に移動局
情報管理手段112及びフレーム及びスロット番号決定
手段113により構成されている。このような従来の構
成の基地局101を用いて移動局へ送信する場合につい
て説明する。ここでは、図6に示すように、移動局aは
フレーム番号#na、スロット番号#ma(#na、#
ma)で、移動局bはフレーム番号#nb、スロット番
号#mb(#nb、#mb)でそれぞれ待ち受けている
ものとする。そのため基地局101も同一のフレーム番
号#na、スロット番号#maで送信する必要がある。
【0004】このような場合、従来のPDC方式におい
ては、一般的に、網側で呼出信号が発生したときに、制
御局は基地局101に対して呼出信号に当該移動局aに
付与されている移動局番号を付加して移動局宛情報と共
に送出する。一方、基地局101ではこの制御局から送
出された移動局宛情報と移動局番号の内、フレーム及び
スロット番号決定手段113で移動局番号のみを移動局
情報管理手段112に送出し、この移動局情報管理手段
112において管理している移動局の情報を基に当該移
動局aのフレーム番号及びスロット番号を決定し、この
フレーム番号及びスロット番号を移動局宛情報と共にフ
レーム及びスロット番号決定手段113を介して送信手
段に送出し、さらにこれらフレーム番号及びスロット番
号を用いて移動局aへ呼出信号を送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のPDC方式における呼出信号の伝送制御を行った場合
には、制御局だけではなく基地局においても移動局の状
態を常に管理する必要が生じるため基地局の制御負荷が
増大するという欠点があった。また、同一に移動局に対
して制御局と基地局で2重に状態管理を行うことになる
ため、それぞれの局で得られた移動局の状態が異なる、
いわゆる状態不一致が発生する原因となり、仮に状態が
不一致となった場合には、移動通信システムが正常に動
作しなくなる可能性があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、基地局の制御負荷を低減し、より安定した制御動作
を行うことを可能とする基地局と制御局間の信号伝送方
法および基地局装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、制御局
と、この制御局により制御される基地局と、この基地局
によるサービスエリア内を移動する移動局とで構成さ
れ、かつ基地局と移動局との間の通信をフレームおよび
スロットを介して行う移動通信システムであって、前記
制御局は前記移動局との間の通信に際して、当該移動局
が受信しているフレームおよびスロット番号を付与して
前記基地局へ送信し、前記基地局は前記制御局から送信
されたフレームおよびスロット番号に従いフレームおよ
びスロットを設定して当該移動局に信号を送信すること
を要旨とする。
【0008】すなわち、本発明は、例えば予め定められ
た複数のフレームを繰り返し単位として、移動局では該
繰り返し単位のうち予め定められたアルゴリズムで受信
するフレームおよびスロットを設定し、この設定された
フレームのみで信号の受信を行なうTDMA移動通信方
式であり、制御局から移動局に信号を送出する際に、制
御局は移動局が受信しているフレームおよびスロット番
号を付与して基地局へ送信し、基地局は制御局から指定
されたフレームおよびスロットを用いて移動局へ信号を
送出する。
【0009】また、請求項2記載の発明は、制御局と、
この制御局により制御される基地局と、この基地局によ
るサービスエリア内を移動する移動局とで構成され、か
つ基地局と移動局との間の通信をフレームおよびスロッ
トを介して行う移動通信システムの基地局装置であっ
て、前記制御局から送信されたフレームおよびスロット
番号に従い前記移動局との間の通信のためのフレームお
よびスロットを設定して当該移動局に信号を送信するこ
とを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るTDM
A移動通信システムの構成を示したブロック図である。
【0011】図1に示すように、基地局1と、この基地
局1を制御する制御局3とは信号を授受するための有線
若しくは無線による制御線2によって接続される。ま
た、無線ゾーン6は基地局1がカバーするサービスエリ
アである。この無線ゾーン6に位置する移動局5は基地
局1との間で無線チャネル4を介して通信を行う。ま
た、基地局1は送信に係る部分としては送信手段11の
みを備えており、図5に示した従来の基地局101が具
備する移動局情報管理手段112及び制御手段113は
有していない。
【0012】図2は、図1における無線チャネル4の構
成例を示しており、この図2に示す例では、無線チャネ
ル4はN個のフレームの繰り返しにより構成されてお
り、さらに個々のフレームはM個のスロットの繰り返し
により構成されている。図2において、上の段は個々の
フレームに連続的に繰り返し付与されるフレーム番号の
構成を示しており、下の段は個々のスロットに連続的に
繰り返し付与されるスロット番号の構成を示している。
【0013】図3は、本発明の実施形態における移動局
宛信号のフォーマットの一例を示す図である。具体的に
は、図3(a)に制御局3から基地局1に送られる移動
局宛信号のフォーマット例を示し、図3(b)に基地局
1から移動局5に送られる移動局宛信号のフォーマット
例を示している。
【0014】ここで図3(a)を参照するに、移動局宛
信号(制御局3→基地局1)において、301は移動局
宛の信号であることなどを示すメッセージ種別を示して
おり、302は基地局が移動局と通信を行うための無線
チャネルのフレーム番号を示しており、303は基地局
が移動局と通信を行うための無線チャネルのスロット番
号を示しており、さらに304は移動局宛の情報を示し
ている。また、図3(b)を参照するに、移動局宛信号
(基地局1→移動局5)において、305は304と同
一の移動局宛の情報を示している。なお、304および
305の移動局宛情報には、移動局5を識別するための
情報や、移動局用のメッセージ種別などが含まれるが、
基地局1には直接関係しない情報であるためここではと
くに規定していない。
【0015】次に、図4を参照して、本実施形態におけ
る制御局3、基地局1および移動局5の動作を処理手順
に従って説明する。図4は、図1に示した実施形態にお
ける移動局5、基地局1及び制御局3のシーケンスフロ
ーを示している。
【0016】図4を参照するに、制御局3は、移動局5
に送信すべき情報が発生した場合には、まずS11にお
いて、送信先の移動局5についての制御局3内に記憶さ
れている情報を基に、当該移動局5が受信しているフレ
ーム番号およびスロット番号を決定し、さらに図3に示
すフォーマットに従い移動局宛信号を生成する。このよ
うなフレーム番号およびスロット番号の決定は、デジタ
ル方式自動車電話システム標準規格((財)電波システ
ム開発センター)RCR−27D、4.1.10.4項
チャネル構造決定法に示されるような移動局番号を用い
た数値計算により算出する方法や、移動局が受信したい
フレームおよびスロットを予め制御局に登録しておく方
法により実現が可能である。
【0017】次に、S13において制御局3はこの生成
された移動局宛信号を移動局5が位置する無線ゾーンの
基地局1に送出する。続いて、この移動局宛信号を受信
した基地局1は、S15で移動局宛信号で指定されたフ
レーム番号およびスロット番号に従い、移動局5に送出
するフレームおよびスロットを設定する。さらに、S1
7において、基地局1は移動局5に対して、S15で設
定したフレームおよびスロットを用いて移動局宛信号を
送出する。
【0018】この一連の動作からも明らかなように、基
地局1は移動局5に対して、制御局3より指定されたフ
レームおよびスロット番号に従いフレームおよびスロッ
トを設定して信号を送出すればよく、基地局1で移動局
5の状態を管理する必要がなくなるため、従来と比較し
て基地局1における制御負荷を低減することができる。
また、移動局5の状態管理が必要となるのは制御局3の
みなので、状態不一致が発生する要因がなくなり、シス
テム全体として従来より安定した動作が可能になる。
【0019】以上、説明してきたように本実施形態の基
地局によれば、基地局が従来の基地局が具備する移動局
情報管理手段及び制御手段を備えていないことから、基
地局を簡易な構成とすることができ、これにより小形・
軽量かつ廉価とすることができ、基地局の設置をより容
易とするものである。また、基地局ではフレーム番号お
よびスロット番号の設定のための処理を行わないことか
ら、基地局における処理時間を短縮することでき、貴重
な通信資源の節約が可能となる。
【0020】
【発明の効果】上述したように、本発明は、基地局は制
御局から送信されたフレームおよびスロット番号に従っ
て通信のためのフレームおよびスロットを設定して当該
移動局への送信を行うようにしたので、従来と比較して
基地局の制御負荷を低減することができ、さらにはシス
テム全体としてより安定した動作が可能になるという効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る移動通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る無線チャネルの構成を
示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る移動局宛信号のフォー
マットの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る制御局、基地局及び移
動局のシーケンスフローを示す図である。
【図5】従来の移動通信システムにおける基地局の構成
を示すブロック図である。
【図6】待ち受け中の移動局の受信動作例を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 基地局 2 制御線 3 制御局 4 無線チャネル 5 移動局 6 無線ゾーン 11 送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友田 祐章 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御局と、この制御局により制御される
    基地局と、この基地局によるサービスエリア内を移動す
    る移動局とで構成され、かつ基地局と移動局との間の通
    信を予め定められたフレームおよびスロットを介して行
    う移動通信システムにおける信号伝送方法であって、 前記制御局は前記移動局との間の通信に際して、当該移
    動局が受信しているフレームおよびスロット番号を付与
    して前記基地局へ送信し、 前記基地局は前記制御局から送信されたフレームおよび
    スロット番号に従いフレームおよびスロットを設定して
    当該移動局への送信を行うことを特徴とする基地局と制
    御局との間の信号伝送方法。
  2. 【請求項2】 制御局と、この制御局により制御される
    基地局と、この基地局によるサービスエリア内を移動す
    る移動局とで構成され、かつ基地局と移動局との間の通
    信を予め定められたフレームおよびスロットを介して行
    う移動通信システムの基地局装置であって、 前記制御局から送信されたフレームおよびスロット番号
    に従いフレームおよびスロットを設定して前記移動局へ
    の送信を行うことを特徴とする基地局装置。
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