JP2023181713A - 仮想空間提示システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023181713000001
【課題】仮想空間においてユーザ毎に立入可能な空間を変更可能な技術を提供する。
【解決手段】仮想空間提示システム1は、現実世界に対応した仮想空間を表示するための仮想空間提示システムであって、仮想空間に係る仮想空間情報を保持する記憶部と、ユーザの指示に基づいて、仮想空間情報に基づいて、仮想空間内をユーザが移動した場合に、仮想空間のうちユーザによって指定された空間を表示可能な表示部と、を有し、仮想空間情報は、現実世界においてユーザの立入が制限されない領域である第1領域に対応する第1領域情報と、現実世界においてユーザに応じて立入が制限される第2領域に対応する第2領域情報とを含み、表示部は、ユーザが第2領域への立入が許可されている場合に、第2領域情報に基づいて構成される空間を、ユーザが移動可能な仮想空間とする。
【選択図】図1

Description

本開示は、仮想空間提示システムに関する。
近年、仮想空間の活用に関して種々の技術が検討されている。例えば、特許文献1では、現実世界の地理的位置に対応する仮想空間をユーザ端末において表示させる技術が開示されている。
特許第5975430号公報
近年、ユーザ毎にそれぞれアバターを設定し、仮想空間においてアバター同士が交流する、所謂メタバースを用いた技術が検討されている。このような環境では、ユーザ毎に仮想空間での活動範囲が異なる場合もある。
本開示は上記を鑑みてなされたものであり、仮想空間においてユーザ毎に立入可能な空間を変更可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一形態に係る仮想空間提示システムは、現実世界に対応した仮想空間を表示するための仮想空間提示システムであって、仮想空間に係る仮想空間情報を保持する記憶部と、ユーザの指示に基づいて、前記仮想空間情報に基づいて、前記仮想空間内を前記ユーザが移動した場合に、前記仮想空間のうち前記ユーザによって指定された空間を表示可能な表示部と、を有し、前記仮想空間情報は、前記現実世界において前記ユーザの立入が制限されない領域である第1領域に対応する第1領域情報と、前記現実世界において前記ユーザに応じて立入が制限される第2領域に対応する第2領域情報とを含み、前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されている場合に、前記第2領域情報に基づいて構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする。
上記の仮想空間提示システムによれば、ユーザが第2領域への立入が許可されている場合には、第2領域情報に基づいた仮想空間が表示される。したがって、ユーザは第2領域に対応する仮想空間に対しての立入が可能となる。一方、立入が許可されていない場合には第2領域情報に基づいた仮想空間がユーザに対して提示されないため、ユーザは第2領域に対応する仮想空間への立入が制限される。したがって、上記の構成であれば、仮想空間においてユーザ毎に立入可能な空間を変更することが可能となる。
前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されていない場合に、前記第2領域情報を使用せずに構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする態様であってもよい。
上記の構成とすることで、前記第2領域への立入が許可されていないユーザに対しても、ユーザが移動可能な仮想空間を表示させることができるため、各領域への立入条件に応じた仮想空間を種々のユーザに対して適切に形成し提示することができる。
前記仮想空間は、歴史的建造物を含む地理的空間である態様であってもよい。
上記の構成とすることで、歴史的建造物を含む地理的空間が仮想空間として形成されるため、ユーザは、歴史的建造物を含む地理的空間に行かなくてもその環境を模した仮想空間において楽しむことが可能となる。
前記記憶部は、前記仮想空間情報として、第1の時代の仮想空間を表示する第1時代仮想空間情報と、前記第1時代とは異なる第2の時代の仮想空間を表示する第2時代仮想空間情報と、を含む、複数の時代の仮想空間を表示する情報を含み、前記表示部は、前記複数の時代の仮想空間を表示する情報の中から、1つの時代の仮想空間を表示する態様であってもよい。
上記の構成とすることで、ユーザは、自身が存在しない時代の風景もその環境を模した仮想空間において楽しむことが可能となる。また、1つの仮想空間提示システムにおいて、互いに異なる時代の風景を模した仮想空間を表示することが可能となるため、利便性も向上する。
前記表示部は、前記ユーザに対応する仮想人物を前記仮想空間内に表示する態様であってもよい。
上記の構成とすることで、ユーザに対応する仮想人物が仮想空間内に表示されるため、ユーザ自身が仮想空間内に存在するような感覚を高めることができる。また、仮想空間内に存在する他の仮想人物を介して、他のユーザとのコミュニケーションを取ることも可能となり得る。
前記記憶部は、前記仮想空間内にオブジェクトを配置するための使用されるオブジェクト情報を保持し、前記オブジェクト情報は、前記オブジェクトと関連付けられたWebサイトの情報を含み、前記表示部は、前記仮想空間内に前記オブジェクトを表示すると共に、前記ユーザが前記オブジェクトを操作した際に、前記オブジェクトと関連付けられた前記Webサイトを表示する態様であってもよい。
上記の構成とすることで、オブジェクトを介して仮想空間内を仮想空間外のWebサイトを関連付けることが可能となるため、例えば、仮想空間内で興味を持ったことについて外部のWebサイトから情報を得ることができる等、仮想空間を介して情報活用の幅が広がり得る。
本開示によれば、仮想空間においてユーザ毎に立入可能な空間を変更可能な技術が提供される。
図1は、一実施形態に係る仮想空間提示システムの概要を説明する図である。 図2は、仮想空間提示システムに含まれる仮想空間提示装置及び各DB(記憶部)の機能構成を説明する図である。 図3は、仮想空間提示システムに含まれるユーザ端末の機能構成を説明する図である。 図4は、仮想空間情報の構成例を説明する図である。 図5は、仮想空間提示システムに含まれる各装置のハードウェア構成を示す図である。 図6は、ユーザ端末において仮想空間を表示するまでの手順を説明する図である。 図7(a)、図7(b)は、ユーザに応じた仮想空間表示の変更例を示す図である。 図8は、ユーザ端末においてアバターを移動した際の表示の変更手順を説明する図である。 図9は、ユーザ端末においてオブジェクトを操作した際の表示の変更手順を説明する図である。 図10は、オブジェクトを操作した際の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本開示を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[仮想空間提示システム]
一実施形態に係る仮想空間提示システムを図1に示す。仮想空間提示システム1は、ユーザ端末70において仮想空間を表示することで、ユーザ端末70を所有するユーザに対して仮想空間を提示するシステムである。
図1に示されるように、仮想空間提示システム1は、仮想空間提示装置10と、ユーザ端末70と、を含んで構成される。仮想空間提示装置10と、ユーザ端末70との間は、例えば通信回線としてのインターネットを介して接続されていてもよい。なお、通信回線としては、インターネットに限定されない。
仮想空間提示装置10は、仮想空間生成に必要な情報を、希望するユーザ端末70に対して送信する機能を有する。仮想空間提示装置10は、後述の各DBに保持されている情報を利用して、ユーザ端末70に対して送信するデータを準備して送信する。後述の各DBは、仮想空間提示装置10と連携するDBであり、仮想空間提示システム1における記憶部に相当する。
一方、ユーザ端末70は、仮想空間提示装置10から送信された情報に基づいて、例えば、Webページ上、または、特定のアプリケーション上で仮想空間を表示する機能を有する。本実施形態に係る仮想空間提示システム1では、例えば、実際に存在する建造物やその周辺の特定の領域(例えば、建造物を含む公園、など)に係る仮想空間をユーザ端末70において表示することを想定している。ユーザ端末70を使用するユーザは、ユーザ端末70を利用してこの仮想空間内を移動可能とする。なお、ユーザ端末70は、例えば、スマートフォン、タブレット等であってもよいし、デスクトップPC等のコンピュータであってもよい。ユーザ端末70は、HMD(頭部装着ディスプレイ)のようなディスプレイ装置であってもよい。
図1では、3つのユーザ端末70が示されている。この3つのユーザ端末70は、同一の仮想空間を共有する(同一の仮想空間内を移動可能とする)構成としてもよいし、互いに異なる仮想空間を移動する構成としてもよい。本実施形態では、同一の仮想空間を共有する(同一の仮想空間内を移動可能とする)場合について説明する。
同一の仮想空間を共有する場合、3つのユーザ端末70は、仮想空間提示装置10によって提供される仮想空間(を提供するサーバ)に対して、ユーザIDとパスワードとを用いてログインする。そして、例えば、仮想空間生成のためのプログラムをダウンロードすることで、その仮想空間が後述の表示部73(図3参照)に表示される。なお、仮想空間生成のためのプログラムのダウンロードは必須ではなく、アプリケーション・サービス・プロバイダ(Application Service Provider)により仮想空間を共有するものとしてもよい。このように、仮想空間を表示するためユーザ端末70または仮想空間提示装置10に設けられる機能は、具体的な表示方法等に応じて適宜変更される。
図2及び図3を参照しながら、仮想空間提示システム1における仮想空間提示装置10及びユーザ端末70の機能部について説明する。
まず、図2を参照しながら仮想空間提示装置10及びDB群について説明する。図2に示されるように、仮想空間提示装置10は、受信部11、送信部12、及び仮想空間制御部20を含んで構成される。また、仮想空間提示装置10は、ユーザ管理DB30、仮想空間DB40、オブジェクトDB50及びアバターDB60と接続されていて、これらのDBにおいて保持されている情報を用いて仮想空間に係る情報をユーザ端末70に対して送信する。
受信部11は、ユーザ端末70からの仮想空間の利用に係るデータの受信を行う。ここで、アクセスに関わるデータとしては、ログイン時のユーザIDやパスワードを示すデータ、仮想空間における仮想人物であるアバター(分身)のデータ、アバターの移動等に伴うアバター変更データ等である。なお、これらのデータは、仮想空間提示装置10へリアルタイムで送信される。アバター(分身)のデータとは、アバターを表示するためのデータである。アバターのデータは、予め仮想空間提示装置10で準備されたデータに基づくものであってもよいが、ユーザ端末70からユーザの顔写真をアップロードし、ユーザ端末70で入力された身長と体重の情報を基に再現したフォトリアルなアバターを自動生成するものとしてもよい。これらの情報をユーザ端末70から送信することによって、アバターのデータ及びアバターの移動などが、同一の仮想空間を共有している他のユーザ端末70に対しても適宜反映される。
送信部12は、少なくともユーザID及びパスワードを含むユーザ情報登録を行ったユーザ端末70に対して、仮想空間提示装置10が提供する仮想空間を生成するための情報(例えば、仮想空間の生成に係る情報、仮想空間内のアバター等の変更情報、仮想空間生成のためのプログラムを使用する場合には当該プログラム)を送信する。
仮想空間制御部20は、ユーザ管理部21、仮想空間管理部22、仮想空間情報生成部23、オブジェクト管理部24、アバター管理部25、及び、変更管理部26を含んで構成される。
ユーザ管理部21は、仮想空間を利用するユーザの管理を行う機能を有する。ユーザ管理部21は、例えば、ユーザID及びパスワードを含む仮想空間を利用するユーザに係る情報を管理する。また、ユーザ管理部21は、いずれかのユーザ端末70からのユーザID及びパスワードの入力に伴うログイン時から、当該ユーザ端末70が仮想空間の利用を停止するログアウトまでの間の当該ユーザ端末70との通信を管理する。これにより、ユーザ端末70がログインした時点からの、仮想空間でのアバター(分身)の移動やその行動に伴う各種の変更関連データ等をリアルタイムで管理することができる。
ユーザ管理部21において管理されるユーザに係る情報は、ユーザ管理DB30において管理される。ユーザ管理DB30は、例えば、ユーザ情報D31と、ユーザ別特別エリア入場可否情報D32と、を管理する。ユーザ情報D31としては、ユーザ毎に割り当てられたユーザIDに対応付けて、ユーザ名、ログインのためのパスワードに係る情報、ユーザの属性等を示す情報(例えば、性別、居住地、その他嗜好に係る情報等)等があげられる。また、ユーザ別特別エリア入場可否情報D32は、ユーザID毎に特別エリアへの入場可否を示す情報である。以下の実施形態では、仮想空間内に特定のユーザのみが入場できる空間(特別エリア)が含まれる場合について説明する。この場合、ユーザ毎に特別エリアへの入場可否を仮想空間提示装置10側で管理する必要がある。ユーザ管理DB30では、ユーザ毎の入場可否に係る情報をユーザ別特別エリア入場可否情報D32として管理する。
仮想空間管理部22は、ユーザ端末70に対して割り当てる仮想空間を管理する機能を有する。上述したように、1つの仮想空間は複数のユーザ端末70(ユーザ)によって共有され得る。したがって、仮想空間管理部22は、どの仮想空間をどのユーザ端末70に割り当てるかなどを管理する機能を有する。どの仮想空間をどのユーザ端末70に割り当てるかの管理方法は特に限定されず、例えば、仮想空間の提示に係るリクエストを受信したタイミングが近いユーザ同士を同一の仮想空間に割り当てる等の構成としてもよい。また、同一の仮想空間に存在できるユーザ(またはユーザの分身であるアバター)の数には上限を設定してもよい。このように、仮想空間管理部22では、ユーザ端末70と仮想空間の紐付けを管理する。仮想空間管理部22では、作成する仮想空間毎にIDを割り振っておき、ユーザIDと仮想空間のIDとを対応付けて管理してもよい。
仮想空間情報生成部23は、ユーザ端末70において提示する仮想空間に係る仮想空間情報を生成する機能を有する。仮想空間情報とは、仮想空間内においてユーザが見ることができる景色を構成する情報であって、仮想空間内の3次元での風景等を構成するデータである。仮想空間情報は、例えば、3Dモデルデータによって構成され、仮想空間内での特定の場所に特定の建造物が配置された状態を形成するデータである。
なお、仮想空間情報は、例えば、仮想空間DB40に保持されている。本実施形態では、仮想空間DB40には、第1時代仮想空間情報D41と第2時代仮想空間情報D42とが保持されているとする。第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42は、それぞれ、現実世界にある特定の空間について、第1時代における状況を仮想空間にしたもの、及び、第2時代における状況を仮想空間にしたものである。特定の空間とは、例えば、ある建造物及びその周辺の領域等を設定することができる。一例として、特定の建造物を含んで設定された公園など、または、特定の構造物を含んで設定された有料入場エリアなど、現実世界でも周囲から区切られている空間を仮想空間としてもよい。
また、第1時代及び第2時代としては、例えば、現代と100年前とを設定することができる。別の例として、第1時代及び第2時代として、震災前、震災後といったように、建造物の状態が変化し得る事象(例えば、震災)の前後に設定することができる。このように、第1時代仮想空間情報D41と第2時代仮想空間情報D42は、互いに異なる年代における同一の領域(空間)を仮想空間として再構成したものである。図2では2つの時代のみを示しているが、3つ以上の互いに異なる時代の仮想空間情報を持っていてもよい。互いに異なる時代として、例えば、江戸時代、明治時代、昭和時代、平成時代、現代といったように和暦に対応させて設定することができる。この場合、同一の領域(空間)の時系列に沿った変化を仮想空間において再現することが可能となる。特に、仮想空間情報に含まれる建造物が、一般的な住居等と比較して長期間存在している所謂歴史的建造物または史跡等、時代による変化を楽しむことが興味深い建造物である場合、互いに異なる年代における仮想空間を利用して、過去の建造物をよりリアルに観賞することができる。
なお、第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42は、いずれも、ユーザに対応するアバターが移動可能な領域と、移動不可能な領域とが規定されているものとする。例えば、仮想空間情報には、3次元空間の中でアバターを重畳して配置することができないという条件で配置されたオブジェクトを特定する情報が含まれる。アバターを重畳して配置することができないということは、アバターは当該オブジェクトが規定された空間には入り込めない。このようなデータを用いて仮想空間情報を構成することで、アバターが移動可能な空間を規定することができる。したがって、このような構成とすると、例えば、仮想空間内でのアバターの移動経路等を指定することも可能となる。仮想空間内でのアバターの移動経路を指定することにより、移動経路に沿ったアバターの移動時間等を見積もりやすくなるため、例えば、アバターに対して所定時間内で仮想空間を案内することが可能となる。
ここで、図4を参照しながら第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42のデータ構造についてさらに説明する。上述のように、第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42は、同一の領域(空間)の異なる時代の場景をそれぞれ仮想空間として構築したものである。したがって、第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42は、同じ大きさの仮想空間を描画可能なデータを含んでいる。例えば、第1時代仮想空間情報D41が、互いに異なる領域(空間)を構成する第1領域情報D411、第2領域情報D412、及び第3領域情報D413によって構成されているとする。この場合、第2時代仮想空間情報D42が、例えば、互いに異なる領域(空間)を構成する第1領域情報D421、第2領域情報D422、及び第3領域情報D423によって構成されていることにすることができる。この3つの領域情報を全て描画した場合、1つの仮想空間の全体が描画されることになり、ユーザは全ての仮想空間を利用することが可能となる。
ところで、1つの仮想空間情報(例えば、第1時代仮想空間情報D41または第2時代仮想空間情報D42)が複数の領域情報によって構成されている場合、領域情報毎に表示/非表示を切り替えることができる。例えば、図4に示す例では、第1時代仮想空間情報D41において、第1領域情報D411及び第3領域情報D413に基づいて形成される空間は全ユーザが入場可能とされているが、第2領域情報D412に基づいて形成される空間はチケット所有者、すなわち、特定のチケットを事前購入した者のみが入場可能とされている。また、第2時代仮想空間情報D42では、第1領域情報D421及び第2領域情報D422に基づいて形成される空間は全ユーザが入場可能とされているが、第3領域情報D423に基づいて形成される空間は4月のみ解放、すなわち、4月のみユーザが入場可能とされている。このように、1つの仮想空間情報を複数の領域情報で区切ることで、特定の領域に対する入場の規制を領域情報単位で設定することができる。
この領域毎の入場の可否は現実世界でのユーザの立入制限に対応して設定されている。一例として、第2領域に対応する領域は現実世界ではユーザの入場が規制されている領域(例えば、通常は関係者しか立ち入れない領域、または、通常は非公開であるが特定の期間のみ公開される領域等)であるとする。この場合、第2領域情報D412についても入場可否を判定する条件を設定することで、特定の者しか入場できない領域とすることができる。一方、第1領域情報D411及び第3領域情報D413については、現実世界ではユーザの入場が規制されていない領域に対応する領域であるので、入場に対して制限を設けていない(全員入場可能とされている)。ただし、第2時代仮想空間情報D42における第2領域情報D422のように、現実世界ではユーザの入場が規制されている領域であっても、仮想空間においては入場が規制されていない領域が含まれていてもよい。
また、入場可否は、例えば、ユーザ毎に事前購入されるチケットの有無、ユーザ毎の属性等、ユーザに関わる条件に基づいて設定することができるほか、時期等の条件に基づいて設定することもできる。ユーザに関わる条件に基づいて入場可否を設定する場合には、例えば、ユーザ管理DB30におけるユーザ別特別エリア入場可否情報D32において、ユーザの入場可否を管理することで、ユーザ毎の入場可否を個別に管理することができる。
図2に戻り、仮想空間提示装置10の仮想空間制御部20における仮想空間情報生成部23は、ユーザ端末70毎に、ユーザ別特別エリア入場可否情報D32に保持されている情報にも基づいて、ユーザ端末70で提示するための仮想空間情報を作成する。
オブジェクト管理部24は、各仮想空間に配置されるオブジェクト等を管理する機能を有する。オブジェクトとしては、例えば、仮想空間内に配置され、ユーザによって移動等の操作が可能なもの、特定の期間のみ配置されるもの、外部の提携会社等によって設置されるもの、などが挙げられる。一例として、仮想空間内に設置される店舗等に関する表示などもオブジェクトとして取り扱われる。
オブジェクトに関する情報は、例えば、オブジェクトDB50において保持されている。オブジェクトDB50では、オブジェクト情報D51として、オブジェクトの名称、オブジェクトの大きさを示す情報、オブジェクトを配置する仮想空間内での位置情報、オブジェクトの機能に係る情報等が含まれ得る。上述のように、オブジェクトDB50には、例えば外部の提携会社等から提供される情報も含まれ得る。そのため、オブジェクトDB50は、例えば、提携会社等からのアクセスも可能とされていてもよい。
アバター管理部25はユーザ毎に作成される、ユーザの分身となるアバターを管理する機能を有する。作成されたアバターは、アバターDB60においてアバター情報D61として保持される。アバター情報D61には、アバターに対応するユーザID、アバター等アバターを仮想空間に配置するための情報が含まれる。
変更管理部26は、ユーザ端末70をユーザが操作することによって生じる仮想空間内の変更に係る情報を収集し、必要に応じて同一の仮想空間を共有する他のユーザ端末70に対して変更を反映させる機能を有する。ユーザ端末70において表示される仮想空間において、アバターの位置が変更したことに係る情報を取得し、他のユーザ端末70において反映させることになる。また、ユーザ端末70においてユーザがオブジェクトに対して何らかの変更を加えた場合には、その変更に係る情報を取得し、必要に応じて他のユーザ端末70に対して反映させる。上述のように、ユーザ端末70においてユーザによって加えられる仮想空間への変更は、リアルタイムに仮想空間提示装置10によって収集され、必要に応じて同一の仮想空間を共有する他のユーザ端末70に対して送信される。
次に、図3を参照しながらユーザ端末70について説明する。図3に示されるように、ユーザ端末70は、受信部71、送信部72、表示部73、操作部74、及び仮想空間生成部80を含んで構成される。
受信部71は、仮想空間提示装置10からの仮想空間を生成するための情報(例えば、仮想空間の生成に係る情報、仮想空間内のアバター等の変更情報、仮想空間生成のためのプログラムを使用する場合には当該プログラム)を受信する機能を有する。
送信部72は、仮想空間の利用に係るデータの送信を行う機能を有する。具体的には、ログイン時のユーザIDやパスワードを示すデータ、仮想空間におけるアバター(分身)の移動等に伴うアバター変更データ等である。なお、これらのデータは、仮想空間提示装置10へリアルタイムで送信される。
表示部73は、仮想空間生成部80によって生成された仮想空間を表示する機能を有する。表示部73は、具体的には、モニタ等が挙げられる。ユーザ端末70の種類によって表示の手法は異なる場合があり、その場合には、ユーザ端末70において適宜調整が行われてもよい。
操作部74は、ユーザによって操作されることで、ユーザ端末70に対して種々の指示を行う機能を有する。操作部74は、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、またはその他のデバイス等によって実現されてもよい。操作部74によって、ユーザの意思をユーザ端末70に対して伝えることができると共に、ユーザ端末70は、ユーザの意思に基づいた処理を実行する。なお、操作部74は、ユーザが仮想空間に表示されているアバターを移動させる、または、アバターに何らかの動作を実行させる際にも使用される。
仮想空間生成部80は、表示部73において仮想空間を表示するための各種処理を行う機能を有する。仮想空間生成部80は、仮想空間生成指示部81、仮想空間生成制御部82、アバター制御部83、オブジェクト制御部84、及び、変更情報通知部85を含んで構成される。
仮想空間生成指示部81は、ユーザからの指示に基づいて、ユーザ端末70から仮想空間提示装置10に対して仮想空間の生成に必要な情報を送信する機能を有する。具体的には、ログイン時のユーザIDやパスワードを示すデータが挙げられる。
仮想空間生成制御部82は、仮想空間提示装置10から送信される、表示部73において仮想空間を表示するための情報を取得して、表示部73に対して仮想空間を表示させる制御を行う機能を有する。また、仮想空間内に存在するアバター・オブジェクト等の情報を取得し、仮想空間内に配置する機能を有する。仮想空間生成制御部82は、仮想空間提示装置10から送信される仮想空間の生成に係る情報、仮想空間内のアバター・オブジェクト等の変更情報を受信し、これに基づいて表示部73における表示処理が実行される。
仮想空間内の状況は、他のユーザ端末70の変更等によって変化し得る。仮想空間生成制御部82は、仮想空間提示装置10から変更に係る情報を受信すると、変更に係る情報に基づいて表示内容を即座に反映させる制御を行う。上述のように、ユーザ端末70と仮想空間提示装置10との間はリアルタイムに情報の送受信が行われ、表示内容の変更もリアルタイムで行われる。
なお、仮想空間におけるアバターの位置(座標)や、ユーザによって指定される視点に応じて、表示部73における仮想空間の表示内容(どの座標範囲の画像を表示部73に示すか、など)が変更され得る。仮想空間生成制御部82において、仮想空間の3Dモデルデータを保持している場合、視点の変更に応じて、表示部73で表示する仮想空間の画像を変更する。
アバター制御部83は、ユーザの指示に基づいて、当該ユーザ端末70に対応するアバターの表示変更を行う機能を有する。ユーザは、仮想空間内でのアバターの移動や、アバターの動作を指示する。アバター制御部83は、ユーザの指示に基づいて表示部73での表示内容を変更する。
オブジェクト制御部84は、ユーザからの指示に基づいて、仮想空間に配置されているオブジェクトに対して何らかの変更を加える、または、オブジェクトを利用して特定の動作を行う機能を有する。例えば、オブジェクトとして仮想空間において物品の販売を行う店舗であって、オブジェクトが現実に通信販売で物品を購入可能なWebサイト等と連携しているものであるとする。この場合、例えば、ユーザがユーザ端末70を操作して、店舗で販売している商品を購入する処理を行うことが想定される。オブジェクト制御部84はこのようなユーザ端末70におけるユーザの指示に基づいてオブジェクトにおいて実行可能な特定の処理を実行する機能を有する。なお、仮想空間にオブジェクトとして店舗を配置する場合、店舗の種類は特に限定されないが、例えば、現実世界における歴史的建造物の設置場所に関連する店舗としてもよい。このような例として、現実世界において歴史的建造物またはその周辺で販売される土産物を販売する店舗等のように、当該歴史的建造物が設置された場所において購入可能な商品を販売する店舗を仮想空間内のオブジェクトとして実現してもよい。
なお、オブジェクトが、例えば、仮想空間においてアバターが持ち歩くことが可能な物体である場合には、アバターの動作によって、オブジェクト自体の位置が移動する場合がある。この場合には、オブジェクト制御部84は、アバター制御部83と同様に、オブジェクトに係る画像の表示変更を行う。このように、オブジェクト制御部84は、ユーザの指示に基づいたオブジェクトに係る変更を実行する機能を有する。
変更情報通知部85は、アバター制御部83またはオブジェクト制御部84においてアバターまたはオブジェクトの変更が行われた場合に変更内容を仮想空間提示装置10に対して通知する機能を有する。変更情報通知部85は、例えば、アバター制御部83がアバターの移動に係る処理を実行した場合に、当該処理を行ったことを仮想空間提示装置10に対して通知する。これによって、仮想空間提示装置10では、このユーザ端末70に対応するアバターの移動に係る情報を取得し、同じ仮想空間を共有する他のユーザ端末70において表示される仮想空間に対して変更を反映することができる。これにより、他のユーザ端末70においても、アバターの移動が反映されることとなる。
[仮想空間提示装置及びユーザ端末のハードウェア構成]
図5は、仮想空間提示装置10及びユーザ端末70に用いられるコンピュータ110のハードウェア構成の一例を示す図である。例えば、コンピュータ110は制御回路100を有する。一例では、制御回路100は、一つまたは複数のプロセッサ101と、メモリ102と、ストレージ103と、通信ポート104と、入出力ポート105とを有する。プロセッサ101はオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを実行する。ストレージ103はハードディスク、不揮発性の半導体メモリ、または取り出し可能な媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスクなど)の記憶媒体で構成され、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。メモリ102は、ストレージ103からロードされたプログラム、またはプロセッサ101による演算結果を一時的に記憶する。プロセッサ101は、メモリ102と協働してプログラムを実行することで、個々の機能モジュールとして機能する。通信ポート104は、プロセッサ101からの指令に従って、通信ネットワークNWを介して他の装置との間でデータ通信を行う。入出力ポート105は、プロセッサ101からの指令に従って、キーボード、マウス、モニタ、タッチパネルなどの入出力装置(ユーザインタフェース)との間で電気信号の入出力を実行する。
ストレージ103は、コンピュータ110を仮想空間提示装置10またはユーザ端末70として機能させるためのプログラム120を記憶する。プロセッサ101がこのプログラム120を実行することで、仮想空間提示装置10またはユーザ端末70の各機能モジュールが実現される。プログラム120は、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリなどの非一時的な記録媒体に固定的に記録された上で提供されていてもよい。あるいは、プログラム120は、搬送波に重畳されたデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
なお、仮想空間提示装置10及びユーザ端末70は一つまたは複数のコンピュータ110によって構成されていてもよい。仮想空間提示装置10またはユーザ端末70が複数のコンピュータ110から構成されている場合、複数のコンピュータ110は、分散配置していてもよく、これらが相互に通信ネットワークNWを介して接続されていてもよい。このように、仮想空間提示装置10またはユーザ端末70に対して複数のコンピュータ110が用いられる場合には、通信ネットワークNWを介してこれらのコンピュータ110が互いに接続されることで論理的に1つの仮想空間提示装置10またはユーザ端末70等が構成される。なお、仮想空間提示装置10またはユーザ端末70として機能するコンピュータ110は限定されない。例えば、仮想空間提示装置10またはユーザ端末70は大型のコンピュータ110で構成されていてもよいし、パーソナルコンピュータなどの小型のコンピュータ110で構成されていても良い。
[仮想空間提示方法]
次に、図6~図10を参照しながら、仮想空間提示システム1の動作方法について説明する。なお、以下の手順では、ユーザによるユーザ端末70の操作も含まれる。
(仮想空間表示方法)
図6は、ユーザ端末70において仮想空間を表示するまでの手順を説明する図である。まず、図6に示すように、ユーザ端末70においてログインに係る動作が行われ(ステップS01)、ユーザ端末70の送信部72から仮想空間提示装置10に対してログインに係る情報が送信される。仮想空間提示装置10では、受信部11においてログインに係る情報を受信すると、ユーザ管理部21においてログイン処理を行う(ステップS02)。次に、ユーザ端末70の仮想空間生成指示部81において準備された仮想空間表示リクエストが、送信部72から仮想空間提示装置10に対して送信される(ステップS03)。仮想空間表示リクエストには、ユーザ端末70において表示したい仮想空間を指定する情報(例えば、第1時代仮想空間情報D41及び第2時代仮想空間情報D42のいずれかを指定する情報)が含まれ得る。仮想空間生成指示部81では、ユーザ端末70が取得したユーザからの指示に基づいて、必要な情報を準備し、これが仮想空間表示リクエストとして仮想空間提示装置10へ送信される。
仮想空間提示装置10の仮想空間制御部20では、ユーザ管理部21が仮想空間情報の表示リクエストを送信したユーザのユーザIDを確認して(ステップS04)、ユーザ管理DB30で保持されるユーザ情報D31及びユーザ別特別エリア入場可否情報D32を参照し、ユーザに対して表示可能な仮想空間の領域を特定する。また、ユーザIDの確認と共に、仮想空間管理部22は、ユーザ端末70に対して提示する仮想空間を特定する。具体的には、ユーザ端末70に対して提示する仮想空間のIDを決定する(新たなIDが割り振られた仮想空間を作成する、または作成済みの仮想空間からユーザ端末70に対して割り振る仮想空間を特定し当該仮想空間のIDを特定する)。これにより、仮想空間管理部22では、ユーザ端末70において表示される仮想空間が特定され、同一の仮想空間を共有するユーザも関連付けられる。
次に、仮想空間情報生成部23では、IDを用いて特定される仮想空間のうち、ユーザ端末70において表示してもよい領域の領域情報を仮想空間DB40から取得する(ステップS05)。ここでは、ユーザ端末70が第1時代仮想空間の表示をリクエストしていて、このユーザ端末70によってログインされているユーザが、第2領域情報によって規定されている特別エリアへの入場チケットを所持している、すなわち、ユーザ別特別エリア入場可否情報D32において入場可とされているユーザであるとする。この場合、仮想空間情報生成部23においてユーザ端末70において表示する仮想空間を構成するデータとして、図4に示す第1領域情報D411、第2領域情報D412、及び第3領域情報D413が全て取得される。なお、特別エリアへの入場不可とされているユーザに対しての仮想空間を形成する情報としては、図4に示す第1領域情報D411及び第3領域情報D413のみが用いられる。このように、ユーザの権限に応じて仮想空間の構成に使用するデータが変更される。
次に、オブジェクト管理部24によって、仮想空間に配置されるオブジェクトが選択される(ステップS06)。オブジェクト管理部24は、オブジェクトDB50に含まれるオブジェクト情報D51の中から、ユーザ端末70で表示される仮想空間において配置すべきオブジェクトを特定し、当該オブジェクトに係るオブジェクト情報を取得する。
次に、アバター管理部25によって、仮想空間に配置されるアバターが特定される(ステップS07)。アバター管理部25は、アバターDB60に含まれるアバター情報D61の中から、ユーザ端末70で表示される仮想空間において配置すべきアバター、すなわち、仮想空間を共有する複数のユーザに対応するアバターを取得する。なお、アバターの初期位置(仮想空間内のどこにアバターを配置するか)は、仮想空間提示装置10の仮想空間情報生成部23において決定されてもよい。
次に、仮想空間情報生成部23は、上記の手順(S05~S07)で準備されたデータから、ユーザ端末70における仮想空間の表示に使用される仮想空間表示用データが作成される(ステップS08)。さらに、作成された仮想空間表示用データは、仮想空間提示装置10の送信部12からユーザ端末70に対して送信される(ステップS09)。
ユーザ端末70では、仮想空間提示装置10から送信される仮想空間表示用データを受信部71において受信すると、仮想空間生成制御部82によって表示部73への表示制御が行われ、表示部73において仮想空間が表示される(ステップS10)。このとき、ユーザに対応したアバターも仮想空間上に配置された状態がユーザに示される。
ユーザが、第2領域情報D412によって規定されている特別エリアへの入場チケットを所持している、すなわち、ユーザ別特別エリア入場可否情報D32において入場可とされている場合と、入場不可とされている場合との間で、仮想空間の表示内容がどのように変わるかの一例について図7を参照しながら説明する。
図7(a)は、第2領域情報D412によって規定されている特別エリアへの入場が不可とされているユーザに対する仮想空間の表示例であり、図7(b)は、第2領域情報D412によって規定されている特別エリアへの入場が可とされているユーザに対する仮想空間の表示例である。図7(a)、図7(b)では、ユーザに対応するアバターA1も表示されている。
ここで、図7(a)に示す例では、ユーザに対して移動経路を促す矢印の表示に対応する廊下が示されていて、その右側には閉じた障子C1が示されている。一方、図7(b)に示す例では、障子が一部開放されていて、その先の空間C2が示されている。この空間C2は、第2領域情報D412によって規定されている空間であり、特別エリアへの入場が可とされているユーザに対してのみ表示される。この結果、図7(a)を表示されたユーザは、空間C2への入場が規制される一方、図7(b)を表示されたユーザは、空間C2への入場が可能とされる。なお、図7(a)に示す例では、空間C2への入口となる一に障子C1が配置されているが、障子C1が配置される場所では、第2領域情報D412においては空間C2への入口を規定したオブジェクトが配置されていることになる。このように、2つの領域情報を接続する部分では領域情報が重複することがある場合には、配置する場所が重複した場合に優先して使用する領域情報を予め指定しておくことで、一方の領域情報(この例では、第2領域情報D412)に基づいた制御を当該空間で実施することが可能となる。
また、図7(b)に示す例では、空間C2への案内を示したオブジェクトC3が追加されている。オブジェクトC3は、例えば、第2領域情報D412との対応付けが行われているオブジェクト情報で規定されていてもよい。このような構成とすることで、仮想空間提示装置10において仮想空間表示用データを準備する際に、第2領域情報D412を用いた仮想空間を提示するユーザに対しては特定のオブジェクトも併せて配置するという構成が可能となる。
(アバターの移動に係る情報の反映方法)
同一の仮想空間を複数のユーザ端末70において共有している場合の表示の変更例として、アバターの移動をユーザ端末70における表示に反映させる際の手法について、図8を参照しながら説明する。ここでは、図6に示す手順によって、仮想空間がユーザ端末70の表示部73において表示されていることを前提とする。
まず、ユーザ端末70の操作部74をユーザが操作することによって、ユーザに対応するアバターを移動させる(ステップS21)。仮想空間内でのアバターの移動は、例えばアバター制御部83によって行われる。自装置での表示の変更は、アバター制御部83によってこのタイミングで行われてもよい。次に、ユーザ端末70の変更情報通知部85は、アバター制御部83によって変更されたアバターの移動先の位置の情報を作成し、送信部72から仮想空間提示装置10に対して送信する(ステップS22)。このとき、仮想空間提示装置10の変更管理部26では、ユーザ端末70から送信された情報に基づいて、移動した後のアバターの位置を保存する(ステップS23)。これにより、仮想空間提示装置10では、アバターの新たな位置の情報が得られることになる(ステップS24)。
さらに、変更管理部26は、アバターの新たな位置の情報を共有すべき他のユーザ端末70に対して送信するための、表示変更用データを作成する(ステップS25)。そして変更用データが、仮想空間提示装置10からユーザ端末70(自端末では、ステップS21いのいて表示を変更している場合には、対象は共有すべき他のユーザ端末70)へ送信される(ステップS26)。送信された変更用データを受信したユーザ端末70では、仮想空間生成制御部82によって、表示部73における表示内容を変更する処理が行われる(ステップS27)。これにより、表示部73では、仮想空間内でアバターの移動が反映された状態が表示されることになる。
これらの処理は、ユーザ端末70において仮想空間が表示されている間に高速に繰り返し行われる。その結果、ユーザ端末70では、他のユーザのアバターが移動した場合にもその情報がリアルタイムで反映された、より臨場感の高い仮想空間が表示される。
なお、図8に示す例では、アバターの移動、すなわち、アバターの位置の変更を仮想空間に反映する場合について説明したが、他のユーザ端末70における仮想空間の表示に影響を与える他の変更も同様の手順で処理が行われる。例えば、仮想空間内にアバターを操作することで移動可能なオブジェクト、または、アバターの操作によって消去させることが可能なオブジェクトが存在していたとする。このようなオブジェクトについては、アバターの移動と共に、いずれかのユーザ端末70において行われた動作を他のユーザ端末70において表示される仮想空間にも反映されることが求められる。その場合、図8に示す例と同様の手順で変化した状態に係る変更用データを他のユーザ端末70へ送信する構成とすることで、各ユーザ端末70において仮想空間の最新の状況を共有することができる。
(オブジェクトから他のWebサイトへの遷移方法)
仮想空間内でのアバターの動作は、仮想空間内で完結するものではなく、例えば、他のサイト等と連絡させることで、現実世界とリンクさせることもできる。図9及び図10を参照しながら、店舗オブジェクトを仮想空間内に配置する場合の処理手順について説明する。
図9では、ユーザに対応するアバターA2が、図10に示すように店舗オブジェクトC11が配置された空間にいるものとする。また、店舗オブジェクトC11には、現実世界で販売する商品に対応する商品オブジェクトC12が複数配置されているとする。なお、商品オブジェクトC12に係るオブジェクト情報D51には、商品オブジェクトを選択した際に表示される画像情報や、リンク先の情報等が含まれているとする。
ここで、ユーザが操作部74を操作することによって、仮想空間内のアバターA2を操作することで、アバターA2が商品オブジェクトC12を選択したとする(ステップS31)。このとき、アバターA2が商品オブジェクトC12を選択したことを特定する情報は、例えばオブジェクト制御部84によって検出される。
次に、ユーザ端末70の変更情報通知部85は、オブジェクト制御部84が検出した商品オブジェクトC12を選択したという情報を作成し、送信部72から仮想空間提示装置10に対して送信する。このとき、仮想空間提示装置10の変更管理部26では、ユーザ端末70から送信された情報に基づいて、商品オブジェクトC12に対応する表示の変更をユーザ端末70に対して指示する(ステップS32)。この結果、変更管理部26は、オブジェクト情報D51に含まれる,選択時に表示される画像情報を変更用データとしてユーザ端末70に対して送信する。この結果、ユーザ端末70の表示部73では、図10に示されるように選択した商品オブジェクトC12に対応する画像情報C13が表示される。図10では、画像情報C13が商品オブジェクトC12から吹き出すように表示されている例を示している。また、画像情報C13には、「詳細説明」「購入サイト」という2つの文字列C14が示されている。2つの文字列C14をユーザが選択した場合には、特定の動作を行うことが文字列C14には規定されている。
ここで、操作部74を操作することによって、ユーザが一方の文字列C14を選択したとする(ステップS33)。このとき、ユーザ端末70の変更情報通知部85は、オブジェクト制御部84が検出した、ユーザが文字列C14を選択したことを示す情報を作成し、送信部72から仮想空間提示装置10に対して送信する。これに対して、仮想空間提示装置10の変更管理部26では、ユーザ端末70から送信された情報に基づいて、ユーザが選択した文字列C14に対応するリンク先情報をユーザ端末70に対して送信する(ステップS34)。この結果、ユーザ端末70の仮想空間生成制御部82によって、文字列C14に対応するリンク先を表示する(ステップS35)。これにより、表示部73では、仮想空間内でユーザが選択した文字列C14に対応する情報がリンク先を辿って表示されることになる。
これらの処理は、ユーザ端末70においてユーザまたはアバターの動作に応じて適宜行われる。
[作用]
上記の仮想空間提示システム1によれば、ユーザが第2領域への立入が許可されている場合には、第1時代仮想空間情報D41においては、第2領域情報D412に基づいた仮想空間がユーザ端末70の表示部73に表示される。したがって、ユーザは第2領域に対応する仮想空間に対しての立入が可能となる。一方、立入が許可されていない場合には第2領域情報D412に基づいた仮想空間がユーザに対して提示されないため、ユーザは第2領域に対応する仮想空間への立入が制限される。したがって、上記の構成であれば、仮想空間においてユーザ毎に立入可能な空間を変更することが可能となる。
仮想空間をユーザに提示する従来の方法では、現実世界に対応した仮想空間を再現した環境において、ユーザ毎に立入場所を制限することは行われていなかった。しかしながら、現実世界では、ユーザ毎に立入可能な領域が異なる場合もあることから、そのような環境を仮想空間で構築することが求められていた。上記の構成によれば、第2領域へ立入可能なユーザに対してのみ、第2領域に対応した仮想空間が表示されるため、ユーザ毎の立入領域に応じた仮想空間を表示することができる。
ユーザ端末70の表示部73は、ユーザが前記第2領域への立入が許可されていない場合に、第2領域情報D412を使用せずに構成される空間を、ユーザが移動可能な仮想空間としてもよい。上記実施形態の例では、第1領域情報D411及び第3領域情報D413を用いて仮想空間を構成する態様としてもよい。このような構成とすることで、各領域への立入条件に応じた仮想空間を種々のユーザに対して適切に形成し提示することができる。この場合、立入可能な領域に応じてユーザ毎に仮想空間自体の表示を変更するため、仮想空間内を移動するユーザにおいて、表示されているのに立入動作ができないとストレスを軽減させることができる。
仮想空間は、歴史的建造物を含む地理的空間である態様であってもよい。この場合、歴史的建造物を含む地理的空間が仮想空間として形成されるため、ユーザは、歴史的建造物を含む地理的空間に行かなくてもその環境を模した仮想空間において楽しむことが可能となる。
記憶部としての仮想空間DB40は、仮想空間情報として、第1の時代の仮想空間を表示する第1時代仮想空間情報D41と、第1時代とは異なる第2の時代の仮想空間を表示する第2時代仮想空間情報D42と、を含む、複数の時代の仮想空間を表示する情報を含んでいてもよい。また、ユーザ端末70の表示部73は、複数の時代の仮想空間を表示する情報の中から、1つの時代の仮想空間を表示してもよい。このような構成とすることで、ユーザは、例えば、自身が存在しない時代の風景もその環境を模した仮想空間において楽しむことが可能となる。また、1つの仮想空間提示システム1において、互いに異なる時代の風景を模した仮想空間を表示することが可能となるため、利便性も向上する。
ユーザ端末70の表示部73は、ユーザに対応する仮想人物であるアバターを仮想空間内に表示する態様であってもよい。このような場合、ユーザに対応する仮想人物(アバター)が仮想空間内に表示されるため、ユーザ自身が仮想空間内に存在するような感覚を高めることができる。また、仮想空間内に存在する他の仮想人物を介して、他のユーザとのコミュニケーションを取ることも可能となり得る。
また、記憶部としてのオブジェクトDB50は、仮想空間内にオブジェクトを配置するための使用されるオブジェクト情報を保持していてもよい。このとき、オブジェクト情報は、オブジェクトと関連付けられたWebサイトの情報を含んでいてもよい。また、表示部73は、仮想空間内に前記オブジェクトを表示すると共に、ユーザがオブジェクトを操作した際に、オブジェクトと関連付けられたWebサイトを表示してもよい。このような構成とすることで、オブジェクトを介して仮想空間内を仮想空間外のWebサイトを関連付けることが可能となるため、例えば、仮想空間内で興味を持ったことについて外部のWebサイトから情報を得ることができる等、仮想空間を介して情報活用の幅が広がり得る。
[変形例]
以上、本開示は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、仮想空間提示システム1が仮想空間提示装置10とユーザ端末70とによって構成される例について説明したが、仮想空間提示システムとしての機能が1つの装置に集約されていてもよい。また、ユーザに対して仮想空間を表示する表示部に対応する機能は、ユーザ端末70に相当する装置に設けられるが、その他の機能は仮想空間提示装置10に搭載されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2領域情報D412に基づいて形成される空間はチケット所有者、すなわち、特定のチケットを事前購入した者のみが入場可能とされている条件について説明した。しかしながら、このような特別エリアへの入場可否を判断する基準はチケット購入の有無に限定されない。例えば、予めユーザ管理DB30のユーザ情報D31に保持されているユーザの属性等に基づいて入場可否を決定してもよい。
さらに、チケット購入に代わる手法として、仮想空間内での行動が所定の条件を満たしたユーザについて特別なエリアへの入場を認める、という設定などにすることもできる。例えば、仮想空間内の所定の施設(オブジェクト等によって設定されたものでもよい)を訪れたユーザ(アバター)に対してスタンプを付与する構成とし、スタンプが一定数貯まったユーザについては特別なエリアへの入場権を付与する、という構成であってもよい。
また、上記実施形態で説明した店舗オブジェクト等が仮想空間内に設けられている場合、店舗オブジェクトでの購入金額が所定金額以上の場合に入場権を付与する、等の構成とすることもできる。このように、仮想空間内でのユーザの行動と対応付けて特別なエリアへの入場に係る権利を付与する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザに対応する仮想人物であるアバターが仮想空間内に設けられる場合について説明したが、アバターを表示させない仮想空間とした場合でも、上記実施形態で説明した、立入可能な領域に応じてユーザ毎に仮想空間自体の表示を変更する構成を適用することは可能である。また、表示部73に表示する画像の表示の手法として、自身のアバターの視点からの画像を表示するという手法を採用してもよい。この場合、自身に対応するアバターは自身からは基本的に見ることができない構成となる。また、アバターを仮想空間内に存在させる場合、ユーザの分身としてのアバターのほかに、NPCのアバター、すなわち、ユーザとは関連付けられていないアバターが仮想空間内に存在していてもよい。このようなNPCのアバターに対して、事前に定められた所定の機能(例えば、仮想空間内の案内を行う機能)等を付与していてもよい。
[付記]
本開示は以下の発明に関する。
[1]現実世界に対応した仮想空間を表示するための仮想空間提示システムであって、
仮想空間に係る仮想空間情報を保持する記憶部と、
ユーザの指示に基づいて、前記仮想空間情報に基づいて、前記仮想空間内を前記ユーザが移動した場合に、前記仮想空間のうち前記ユーザによって指定された空間を表示可能な表示部と、
を有し、
前記仮想空間情報は、前記現実世界において前記ユーザの立入が制限されない領域である第1領域に対応する第1領域情報と、前記現実世界において前記ユーザに応じて立入が制限される第2領域に対応する第2領域情報とを含み、
前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されている場合に、前記第2領域情報に基づいて構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする、仮想空間提示システム。
[2]前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されていない場合に、前記第2領域情報を使用せずに構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする、[1]に記載の仮想空間提示システム。
[3]前記仮想空間は、歴史的建造物を含む地理的空間である、[1]または[2]に記載の仮想空間提示システム。
[4]前記記憶部は、
前記仮想空間情報として、第1の時代の仮想空間を表示する第1時代仮想空間情報と、前記第1時代とは異なる第2の時代の仮想空間を表示する第2時代仮想空間情報と、を含む、複数の時代の仮想空間を表示する情報を含み、
前記表示部は、前記複数の時代の仮想空間を表示する情報の中から、1つの時代の仮想空間を表示する、[1]~[3]のいずれかに記載の仮想空間提示システム。
[5]前記表示部は、前記ユーザに対応する仮想人物を前記仮想空間内に表示する、[1]~[4]のいずれか一項に記載の仮想空間提示システム。
[6]前記記憶部は、前記仮想空間内にオブジェクトを配置するための使用されるオブジェクト情報を保持し、
前記オブジェクト情報は、前記オブジェクトと関連付けられたWebサイトの情報を含み、
前記表示部は、前記仮想空間内に前記オブジェクトを表示すると共に、前記ユーザが前記オブジェクトを操作した際に、前記オブジェクトと関連付けられた前記Webサイトを表示する、[1]~[5]のいずれか一項に記載の仮想空間提示システム。
1…仮想空間提示システム、10…仮想空間提示装置、11…受信部、12…送信部、20…仮想空間制御部、21…ユーザ管理部、22…仮想空間管理部、23…仮想空間情報生成部、24…オブジェクト管理部、25…アバター管理部、26…変更管理部、70…ユーザ端末、71…受信部、72…送信部、73…表示部、74…操作部、80…仮想空間生成部、81…仮想空間生成指示部、82…仮想空間生成制御部、83…アバター制御部、84…オブジェクト制御部、85…変更情報通知部。

Claims (6)

  1. 現実世界に対応した仮想空間を表示するための仮想空間提示システムであって、
    仮想空間に係る仮想空間情報を保持する記憶部と、
    ユーザの指示に基づいて、前記仮想空間情報に基づいて、前記仮想空間内を前記ユーザが移動した場合に、前記仮想空間のうち前記ユーザによって指定された空間を表示可能な表示部と、
    を有し、
    前記仮想空間情報は、前記現実世界において前記ユーザの立入が制限されない領域である第1領域に対応する第1領域情報と、前記現実世界において前記ユーザに応じて立入が制限される第2領域に対応する第2領域情報とを含み、
    前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されている場合に、前記第2領域情報に基づいて構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする、仮想空間提示システム。
  2. 前記表示部は、前記ユーザが前記第2領域への立入が許可されていない場合に、前記第2領域情報を使用せずに構成される空間を、前記ユーザが移動可能な前記仮想空間とする、請求項1に記載の仮想空間提示システム。
  3. 前記仮想空間は、歴史的建造物を含む地理的空間である、請求項1または2に記載の仮想空間提示システム。
  4. 前記記憶部は、
    前記仮想空間情報として、第1の時代の仮想空間を表示する第1時代仮想空間情報と、前記第1時代とは異なる第2の時代の仮想空間を表示する第2時代仮想空間情報と、を含む、複数の時代の仮想空間を表示する情報を含み、
    前記表示部は、前記複数の時代の仮想空間を表示する情報の中から、1つの時代の仮想空間を表示する、請求項1または2に記載の仮想空間提示システム。
  5. 前記表示部は、前記ユーザに対応する仮想人物を前記仮想空間内に表示する、請求項1または2に記載の仮想空間提示システム。
  6. 前記記憶部は、前記仮想空間内にオブジェクトを配置するための使用されるオブジェクト情報を保持し、
    前記オブジェクト情報は、前記オブジェクトと関連付けられたWebサイトの情報を含み、
    前記表示部は、前記仮想空間内に前記オブジェクトを表示すると共に、前記ユーザが前記オブジェクトを操作した際に、前記オブジェクトと関連付けられた前記Webサイトを表示する、請求項1または2に記載の仮想空間提示システム。
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