JP2001325169A - タグ付き言語を用いたサイバースペースシステム - Google Patents

タグ付き言語を用いたサイバースペースシステム

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JP2001325169A JP2000142195A JP2000142195A JP2001325169A JP 2001325169 A JP2001325169 A JP 2001325169A JP 2000142195 A JP2000142195 A JP 2000142195A JP 2000142195 A JP2000142195 A JP 2000142195A JP 2001325169 A JP2001325169 A JP 2001325169A
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茂暁 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 XML型のようなタグ付き言語を用いること
によりユーザが容易にサイバースペースを構築できるシ
ステムを提供する。 【解決手段】 サイバースペースを表示する複数のユー
ザ端末にネットワークを介して接続され、それら複数の
ユーザ端末に表示されるサイバースペースデータ、各ユ
ーザのアバターの現在位置情報、アバターのグラフィッ
クデータの所在情報、メタファの位置情報が格納された
情報を持ち、前記現在位置情報、アバターの前記グラフ
ィックデータの所在情報、前記メタファの位置情報は、
タグ付き言語によって表現された情報ファイルを各ユー
ザ端末に送信することによって、各々のユーザ端末上で
サイバースペースを構築することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、XML等のタグ付
き言語を用いユーザに仮想現実空間を提供するサイバー
スペースシステムに係わる。
【0002】
【従来の技術】仮想現実空間に関する技術の研究・開発
が盛んになってきている。仮想現実空間の一例として
は、現実の世界をコンピュータの画面上に仮想的に再現
し、ユーザがその画面上の世界に入っていけるようなも
のが知られている。
【0003】仮想現実空間として、たとえば、道路、商
店、公園などを含む街を構築した場合、ユーザは、コン
ピュータ画面上でこの街の中を自由に歩くことができ
る。中には、商店の中に入ってその商店で扱う商品に関
する情報を得たり、あるいは実際に商品を購入できるよ
うなシステムも提案されている。このような仮想現実空
間およびシステムは、それぞれサイバースペースおよび
サイバースペースシステムと呼ばれる。
【0004】ネットワーク上にサイバースペースを構築
し、ネットワークに収容される複数のユーザがそのサイ
バースペースを共有できるシステムが知られている。た
とえば、特開平7−134695号公報、特開平8−7
7255号公報によりこの種のシステムが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サイバースペースは、独自の言語やデータ構造をもって
おり、一般には構築が困難で時間とコストのかかるもの
であった。
【0006】従って、本発明の目的は、XML型のよう
なタグ付き言語を用いることによりユーザが容易にサイ
バースペースを構築できるシステムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
サイバースペースを表示する複数のユーザ端末にネット
ワークを介して接続され、それら複数のユーザ端末に表
示されるサイバースペースデータ、各ユーザのアバター
の現在位置情報、アバターのグラフィックデータの所在
情報、メタファの位置情報が格納された情報を持ち、前
記現在位置情報、アバターの前記グラフィックデータの
所在情報、前記メタファの位置情報は、タグ付き言語に
よって表現された情報ファイルを各ユーザ端末に送信す
ることによって、各々のユーザ端末上でサイバースペー
スを構築することを可能とするサイバースペースシステ
ムを提供する。
【0008】本発明(請求項2)は、上記請求項1にお
いて、前記タグ付き言語はXMLであることを特徴とす
るサイバースペースシステムを提供する。
【0009】本発明(請求項3)は、上記請求項1にお
いて、前記メタファの位置情報に対して、URLへのリ
ンク情報が関連付けられており、アバターが前記サイバ
ースペースの位置に移動すると、そのURLへのアクセ
スを行うことを特徴とするサイバースペースシステムを
提供する。
【0010】本発明(請求項4)は、上記請求項1にお
いて、前記サイバースペースにおけるマップのメタファ
ーに高さ情報や入場制限情報を設定することでアバター
の移動範囲を制限する機能を有することを特徴とするサ
イバースペースシステムを提供する。
【0011】本発明(請求項5)は、上記請求項1にお
いて、自分のアバターの周辺のメタファーから表示する
機能を有することを特徴とするサイバースペースシステ
ムを提供する。
【0012】本発明(請求項6)は、上記請求項1にお
いて、アバターの趣向を登録したファイルを参照するこ
とによりアバター同士が近接したときに発生する表現効
果の機能を有することを特徴とするサイバースペースシ
ステムを提供する。
【0013】本発明(請求項7)は、上記請求項1にお
いて、前記タグ付き言語に記載された動作プログラムに
従い自動的にサイバースペース上で動作するアバターに
かかわる機能を有することを特徴とするサイバースペー
スシステムを提供する。
【0014】本発明(請求項8)は、上記請求項1にお
いて、他アバターと会話に関する機能のうち自分の操る
アバターから声の届く範囲を制限する機能を有すること
を特徴とするサイバースペースシステムを提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施形態の説明を
する前に、本発明の基本的なコンセプトを、以下の説明
で使用する用語の意味と共に説明する。
【0016】先ず、本発明の実施形態では、サイバース
ペースを構築する基本的なデータは、テキストデータで
あるということが重要である。テキストデータとは、人
が見て理解できる文字列のデータである。これに対し
て、バイナリデータとは、数値を表すデータ及び文字列
以外の機能的な意味を持つデータを含むデータである。
【0017】テキストデータには、マークアップ言語
(ML)が含まれている。マークアップ言語とは、文書構
造を記述するためのタグ付き言語のことである。これら
のタグ付き言語では、テキストデータの中に、機能的な
意味を持ったコマンドが記入されている。例えば、WE
Bブラウザでは、HTMLファイルの中に記入されたコ
マンドつまりタグを読みとり、そのタグで指定された通
りに表示を行うわけである。
【0018】最近、特に重要視されているマークアップ
言語としてXML(Extensible Markup Language)があ
る。これはHTMLと同様に互換性のないコンピュータ
ーシステム同士でも共通に読み取りや書き込みができる
環境を提供する。特に、XMLでは、自由にタグを定義
することができる。
【0019】本発明の特徴の1つは、通常バイナリデー
タで表現されるものを、XMLで表現することである。
具体的には、サイバースペースにおける位置情報などの
数値データがXMLのテキストで表現される。このよう
にすることで、非常に難解で時間のかかるサイバースペ
ースの設計が、非常に理解しやすく、しかもプログラミ
ングが効率的に行えるようになる。
【0020】以下、本発明の実施形態について図面を参
照しながら説明する。図1は、本実施形態のサイバース
ペースシステムの概念図である。サイバースペースシス
テムは、主としてWEBサーバとユーザ管理サーバから
なっている。WEBサーバは通常のコンピュータ内に実
装されており、サイバースペースを構成する各要素(以
下「メタファ」と呼ぶ)、即ち背景データ、建物、その
他のサイバースペースを構成するオブジェクトのデータ
を格納している。各ユーザは、WEBサーバにアクセス
することによって、このメタファをダウンロードするこ
とが出来る。
【0021】又、本発明の実施形態のサイバースペース
システムのユーザ管理サーバは、同時に接続している複
数のユーザで共有しているサイバースペースを管理し、
各々のユーザに、同じサイバースペースを共有するユー
ザの位置情報を配信する。又、これら各要素を有機的に
結合させるXMLファイルを生成して各ユーザに送信す
る。
【0022】即ち、このユーザ管理サーバも通常のコン
ピュータ内に実装されており、インターネットを介して
複数のユーザで共有されるサイバースペースを提供する
為のユーザ管理データを格納している。サイバースペー
ス上での自分が操るキャラクター(以下「アバター」と
呼ぶ)、および、各ユーザの位置情報を保持している。
このサーバは独立したXMLサーバであってもよいし、
Webサーバと同居してもよい。即ち、Webサーバと
ユーザ管理サーバを同一URLを持つ1つのサーバとし
て実装することも可能である。ここではWebサーバと
しているがWebサーバと同等の機能を有しているサー
バであれば特にWebサーバでなくてもよい。
【0023】ユーザは、先ず、本実施形態によるシステ
ムの認証ページにアクセスする。ここで、そのユーザが
会員であればIDとパスワードを入力する。又、会員で
なければ、新規会員登録ページで、会員の登録を行う。
又、本発明の実施形態では、後で説明する様に、サイバ
ースペースに配置された広告の割り当てを会員のプロフ
ィールに合わせて行うため、各々の会員の趣味趣向等を
予め問い合わせておくと効果的である。
【0024】この情報は、新規会員登録ページに含まれ
るアンケート処理CGIで行われ、会員プロフィール・
データベースで管理される。しかし、サイバースペース
上での各会員の活動をモニターすることで、会員の趣味
趣向等のデータを得ることも出来るので、特にアンケー
トが必須というわけではない。
【0025】会員登録システムの基本構成は、一般的な
マーケティングシステムと同様に設計することが出来、
しかもその実装そのものは、本発明の特徴的な構成要件
ではないので詳細は省略する。
【0026】以下に本発明によるXML型タグ付き言語
のサイバースペース実施の形態を図2,図3に沿って示
す。図2は、各会員(User1)とWEBサーバ及び
ユーザ管理サーバとの通信を説明する図である。ここ
で、User1のWEBクライアントは、通常のWEB
ブラウザをコントロールすると共に、WEBブラウザに
代わってWEBサーバやユーザ管理サーバと直接接続
し、そこから送られてくる情報に従ってサイバースペー
スを表示するサイバースペース表示プログラムからなっ
ている。
【0027】先ず、会員User1のサイバースペース
表示プログラムは、WEBサーバに対してHTTPでサ
イバースペースを表現するXMLファイルを要求する。
これに対して、WEBサーバは、XMLファイルを返
す。会員User1のサイバースペース・プログラムは
サイバースペースを構築するために、XMLファイルに
記載されている必要なファイル(コンテンツデータ)を
WEBサーバに要求して、サイバースペースを構築す
る。それと共に、ユーザ管理サーバのIPアドレス等の
ネットワークに接続されているコンピュータの識別情報
を得て、ユーザ管理サーバへのログイン要求を行う。ロ
グインの手続きは、通常の方法なので詳細は記載しな
い。
【0028】ログインが完了すると、ユーザ管理サーバ
内の会員プロフィール・データベースが参照され、ユー
ザ情報(趣向データ,自アバターデータURLなど)を
含んだXMLファイルが送信される。これによって、自
アバターデータURLから自アバターデータをダウンロ
ードして、自アバターをサイバースペース上に表示する
ことが出来るようになる。それと共に、自アバター近く
の他アバターデータがダウンロードされ、やはりサイバ
ースペース上に表示することが出来るようになる。又、
他アバターと会話するといった通常のサイバースペース
の機能は従来と代わらないので、その詳細は省略する。
しかし、ここでは、自分の操るアバターから声の届く範
囲を制限することで、処理を軽くすると共にリアルな感
じを与えることが可能となる。たとえば自分から向かっ
て正面方向に対しては扇形の範囲に声が届き、自分の側
方や後方については声の届く範囲を比較的狭くさせ現実
に近い形態とすることがあげられる。また、他アバター
との隣接時にはユーザ管理サーバへお互いの個人デー
タ、たとえば趣向データを比較し同じ趣向や近い趣向の
分類であった場合にはアバターに対して特殊な表現を施
すといったような処理をおこなうことも可能である。こ
れによりサイバースペース上で同じ趣向をもった人が出
会うことでコミニュケーションが円滑に行われるように
なることが考えられる。
【0029】図3は、ユーザのデスクトップの具体例を
示す説明図である。ここでサイバースペース表示プログ
ラムのウインドウが左側に位置し、その右側にWEBブ
ラウザが表示されている。
【0030】図4は、サイバースペースの動きを表現す
るXMLファイルの具体例を示す図である。上から各タ
グとその動きを説明する。最初の1行はバージョン情報
やエンコーディング方法の指定であり、特に特徴的な使
い方というわけではない。
【0031】"<e-life>"は、本発明による表記形式をサ
イバースペース表示プログラムで識別するタグである。
【0032】"<map>"は、マップ用のウインドウの内部
情報を指定するタグである。"<ums>"は、ユーザ管理サ
ーバのIPアドレスを指定するタグである。ここではI
Pアドレスを用いているが、IPアドレスでなくてもネ
ットワークに接続されているコンピュータの識別情報を
指定していればよい。"<name>"は、このサイバースペー
スの名前を指定するタグである。ここでは図3に示すよ
うにサイバースペース表示プログラムのウインドウ枠内
にこのサイバースペースの名前を表示している。"<file
>"は、このサイバースペースの画像ファイルを指定する
タグである。"<locate>"は、自アバターの初期の出現位
置を指定するタグである。ここでは2次元のサイバース
ペースとなっているので、x=10、y=13の位置に自アバタ
ーが表示されが、3次元の場合にはx,y,z等パラメータ
が3つとなるなどn次元の場合、パラメータの数はn個
となる。これを基点として、ユーザは自アバターの前後
左右に自在に移動させることができる。自アバターの移
動は、従来と変わらないので詳細を省略する。又、"<mu
sic>"は、サイバースペースのBGMの音楽ファイルを
指定するタグである。
【0033】"<event>"は、このサイバースペースで発
生するさまざまな挙動を決める重要なタグである。これ
は、何らかのイベントに対して行われる処理を指定する
のに用いられる。ここでは、"<event>"の後に"<locate
>"があり、x=27、y=12の位置情報が記載されているが、
3次元の場合にはx,y,z等パラメータが3つとなるなど
n次元の場合、パラメータの数はn個となる。ここでは
自アバターがx=27、y=12の位置に移動した場合、その後
に記載されている処理が行われることを意味する。ここ
では、"<link>"のタグが続いており、"<url>"タグに記
載されているURLに接続され、"<locate>"タグに記載
の位置に表示される。ここでゲットされたファイルは、
XMLファイルなのでサイバースペース表示プログラム
で、同様に解釈され、他サイバースペースへのリンクが
実行される。
【0034】ここでは、街のサイバースペースからshop
やhomeというファイル名のXMLファイルで指定された
サイバースペースへリンクしている。これによりあたか
も街のある箇所(店舗メタファなどのようにお店を表す
建物)からお店の店内に入るイメージを表現できる。こ
れによりサイバースペースの広がりを表現できる。ま
た、他ユーザの作成したサイバースペースとのリンクも
可能で容易にサイバースペース同士の結合が可能とな
る。
【0035】又、3番目の"<event>"に対する処理とし
て、"<name>"(看板娘)の名前が付けられ、サイバース
ペース上では当該オブジェクトの至近にその名前が表示
される。"<talk>"というタグで、「ヴァーチャルタウン
へようこそ!」という言葉が話される。これは合成音声
としてもよいが、文字列で表示するようにすれば実装が
容易である。そして、"<file>"で、付加情報がロードさ
れ、その属性に従った処理が為される。ここでは、"gir
l.png"なので、当該オブジェクトの画像ファイルが表示
される。
【0036】更に、4番目の"<event>"に対する処理と
して、"<name>"(ヤフー(登録商標)君)の名前が付け
られたアバターに対して、"<talk>"というタグで、「Y
AHOO(登録商標)を表示します!」という言葉が話
される。既出のタグの説明は省略し、"<www>"のタグが
続いているので、そこに記載されているWEBサーバに
接続される。ゲットされたファイルは、WEBブラウザ
に渡されそこで自動的に表示される。"<move>"タグによ
り指定されたオブジェクトの動きを決定付けている。こ
こでは2次元のため"ddduuu"というような記述で
<locate>タグで指定された初期出現位置から下、下、
下、上、上、上と一定の動きを繰り返す。
【0037】このように、XML型タグ付き言語を用い
ることにより、ユーザがテキストファイルエディタを用
いて、容易にサイバースペースを構築できる。
【0038】図5は、サイバースペースに空間的に配置
された各オンラインショップなどのメタファが、そのホ
ームページにリンクされている様子を示す説明図であ
る。このように、サイバースペース上を、自アバターが
移動し、各ショップに入店するかのように、店内のグラ
フィックで表現された他サイバースペースへ移動した
り、その場所で対応するホームページがWEBブラウザ
に表示されたりする。
【0039】又、サイバースペースを構成する各地図の
情報は、升目上に分割されて各々にURLを指定してダ
ウンロードできる。サイバースペース表示プログラム
は、自アバターがサイバースペース上を移動するに従っ
て、その位置近傍に対応する升目のマップデータと、そ
こでのサイバースペースの動きを表現するXMLファイ
ルをWebサーバに要求する。やはり、ユーザ管理サー
バ内の会員プロフィール・データベースを参照され、ユ
ーザ情報によってカスタマイズされたXMLファイルを
送信する。サイバースペース表示プログラムは、自アバ
ターの動きによって、適宜サイバースペースを更新す
る。
【0040】例えば、サイバースペース上の電子ショッ
ピングモールに自アバターが入店する場合(つまり、空
間上のその位置にくると)、その電子ショッピングモー
ルがWEBブラウザに表示されるが、自アバターがこれ
まで購入したか興味を示したショップが最初に出現する
ようにXMLファイルに記載しておくといった具合であ
る。
【0041】以上の実施形態では、サイバースペース表
示プログラムをWEBブラウザとは独立に実行されるも
のとしているが、WEBブラウザに組み込まれて実行さ
れても同様の動作が可能である。例えば、プラグインと
呼ばれる方法がある。これは、ユーザの許可を得てから
ダウンロードし、サイバースペース表示プログラムのモ
ジュールをWEBブラウザにリンクさせる。受信したX
MLファイルにそのモジュールを示すタグが存在する
と、WEBブラウザその処理をモジュールに行わせる。
モジュールはWEBブラウザの提供するAPIを利用し
て、WEBブラウザのウインドウにサイバースペースを
表示する。このサイバースペースは、WEBブラウザの
分割フレームに表示することができる。
【0042】又、プラグインとしてWEBブラウザに組
み込まず、初めからサイバースペース表示プログラムが
内蔵された専用ブラウザを作成することも可能であるこ
とはいうまでもない。
【0043】以下にユーザ管理サーバを利用しない本発
明の実施例を示す。先に説明したサイバースペース表示
プロセスの中で、ユーザ管理サーバへの接続以降のプロ
セスがなくなり、その結果、他のアバターがサイバース
ペース上に出現しないのみで、そのほかのサイバースペ
ースの機能は実現できる。そこで実現されるサイバース
ペースの機能は前述したのでここでは省略する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
XMLを代表とするタグ付き言語により極めて容易にユ
ーザがサイバースペースを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のサイバースペースシステム
を示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態のサイバースペースシステム
における、各会員(User1)とWEBサーバ及びユ
ーザ管理サーバとの通信を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態のサイバースペースシステム
における、各会員のデスクトップの具体例を示す説明図
である。
【図4】本発明の実施形態のサイバースペースシステム
における、サイバースペースの動きを表現するXMLフ
ァイルの具体例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態のサイバースペースシステム
における、サイバースペースに空間的に配置された各シ
ョップなどのメタファが、そのホームページにリンクさ
れている様子を示す説明図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイバースペースを表示する複数のユーザ
    端末にネットワークを介して接続され、それら複数のユ
    ーザ端末に表示されるサイバースペースデータ、各ユー
    ザのアバターの現在位置情報、アバターのグラフィック
    データの所在情報、メタファの位置情報が格納された情
    報を持ち、前記現在位置情報、アバターの前記グラフィ
    ックデータの所在情報、前記メタファの位置情報は、タ
    グ付き言語によって表現された情報ファイルを各ユーザ
    端末に送信することによって、各々のユーザ端末上でサ
    イバースペースを構築することを可能とするサイバース
    ペースシステム。
  2. 【請求項2】前記タグ付き言語はXMLであることを特
    徴とする請求項1に記載のサイバースペースシステム。
  3. 【請求項3】前記メタファの位置情報に対して、URL
    へのリンク情報が関連付けられており、アバターが前記
    サイバースペースの位置に移動すると、そのURLへの
    アクセスを行うことを特徴とする請求項1に記載のサイ
    バースペースシステム。
  4. 【請求項4】前記サイバースペースにおけるマップのメ
    タファーに高さ情報や入場制限情報を設定することでア
    バターの移動範囲を制限する機能を有することを特徴と
    する請求項1に記載のサイバースペースシステム。
  5. 【請求項5】自分のアバターの周辺のメタファーから表
    示する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の
    サイバースペースシステム。
  6. 【請求項6】アバターの趣向を登録したファイルを参照
    することによりアバター同士が近接したときに発生する
    表現効果の機能を有することを特徴とする請求項1に記
    載のサイバースペースシステム。
  7. 【請求項7】前記タグ付き言語に記載された動作プログ
    ラムに従い自動的にサイバースペース上で動作するアバ
    ターにかかわる機能を有することを特徴とする請求項1
    に記載のサイバースペースシステム。
  8. 【請求項8】他アバターと会話に関する機能のうち自分
    の操るアバターから声の届く範囲を制限する機能を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のサイバースペース
    システム。
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