JP2014518034A - 可変的なデータレート対応のコントローラエリアネットワーク - Google Patents

可変的なデータレート対応のコントローラエリアネットワーク Download PDF

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Abstract

バスシステムを用いて接続された送信ノードと少なくとも1つの受信ノードとの間でのデータフレームの交換によるシリアル通信のための方法であって、送信機及び受信機の役割が、CAN規格ISO11898−1により定められた調停の手続きにより、データフレームごとにノードに割り当てられ、交換されるデータフレームは、CAN規格ISO11898−1に準拠した論理的構造を有し、データフレームはビットシーケンスで構成され、データフレームの論理的構造は、スタートオブフレームビット、アービトレーションフィールド、コントロールフィールド、データフィールド、CRCフィールド、アクノリッジフィールド、及び、エンドオブフレームフィールドを含み、データフィールドは、ゼロビットの長さを有してもよく、各他のフィールドは少なくとも2個のビットを含み、各ビットはビット時間を有し、各ビット時間は、タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)に分けられ、ビットレートはビット時間の逆数により定められ、交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、1Mビット/sの最大値を下回り、交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第2の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分内よりも速い、上記方法において、タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)の値の少なくとも2つの異なる組み合わせが、交換されるデータフレームの少なくとも2つの異なる部分について予め設定可能であることを特徴とする、上記方法が記載される。
【選択図】図1

Description

直列通信が受け入れられ益々多くのアプリケーションに導入されるにつれて、直列通信のための帯域幅を増やす必要があるという要求が生まれた。
2つの要因が、CANネットワーク内での効率の良いデータレートを制限しており、即ち、第1の要因は、CANバス調停方法(CAN bus arbitration method)の機能のために必要な最小ビット時間であり、第2の要因は、CANメッセージ内でのデータビット数とフレームビット数との間の関係である。
本ホワイトペーパー(White Paper)では、ISO11898−1で規定されるCANプロトコルに基づく、「CAN with Flexible Data−Rate(可変的なデータレート対応のCAN)」又はCAN FDと呼ばれる新しいプロトコルについて記載する。CAN FDは、CANバスの調停方法を未だに利用し、調停処理の終了後により短いビット時間へと切り替えることによってビットレートを上げ、受信機が自身のアクノリッジビット(acknowledge bits)を送信する前に、CRCデリミタ(CRC Delimiter)においてより長いビット時間へと戻る。効率の良いデータレートは、より長いデータフィールドを可能にすることによって増大する。CANは、16個の異なるコードとなるデータ長コード(Data Length Code)として4ビットを利用するが、最初の9個の値のみ利用され、コード[0−8]は、[0−8]バイトのデータフィールドの長さを表している。CANでは、コード[9−15]が、8データバイトを示すよう定められる。CAN FDでは、当該コードは、より長いデータフィールドを示すために利用される。
注:CANシステムは、CAN FDシステムへと徐々に移行することが可能である。ネットワーク内の全てのノードは、CAN FD通信のためのCAN FDプロトコルコントローラを有している必要があるが、全てのCAN FDプロトコルコントローラは、標準型のCAN通信に関与することも可能である。CAN FD通信が、長さが8データバイトまでのデータフィールドに制限される場合には、コントローラの初期設定は別として、アプリケーションプログラムを変更する必要はない。
序論:
コントローラエリアネットワーク(CAN:Controller Area Network)は、非常に高い安全レベルにより、分散型の実時間制御を効率良くサポートする直列(serial)通信プロトコルである。CANの適用範囲は、高速ネットワークから低コストの多重配線にまで至る。自動車エレクトロニクスでは、エンジン制御ユニット、センサ、滑り止めシステム(anti−skid−system)等が、ビットレートが1Mbit/sまでのCANを用いて接続される。同時に、そうでなければ必要となるワイヤーハーネスと置き換えるために、例えば、照明器具群、パワーウィンドウ等の車体エレクトロニクスを組み込むための費用対効果が高い。
CAN FD(CAN with Flexible Data−Rate)は、高速データレートを必要とするアプリケーションにおいて、CANを補完する。CAN FDプロトコルコントローラは、標準型のCAN通信にも関与することが可能であり、特定の駆動モードでのみ、例えば、ラインの末端でのソフトウェアダウンロード又はメンテナンスにおいて、CAN FDを使用することを可能にする。CAN FDは、2組のビットタイミング設定レジスタと、調停段階のための1ビット時間と、データフィールドのための1ビット時間と、を必要とする。調停段階のためのビット時間は、標準型のCANネットワーク内と同じ制限があり、データフィールドのためのビット時間は、選択されたトランシーバの性能、及び、CAN FDネットワークの特性に鑑みて選択される。
標準型のCANトランシーバは、CAN FDのために使用することが可能であり、専用トランシーバは任意選択である。CAN FDプロトコルコントローラは、ビットレートがより速い段階において、専用CAN FDトランシーバを他の駆動モードに切り替えるために、追加的なインタフェース信号を提供してもよい。
専用CAN FDトランシーバは、ビットレートがより速い段階において、他の符号化システムを利用してもよく、CANのNRZ(Non−Return to Zero、非ゼロ復帰)方式の符号化には限定されない。
基本概念:
CAN FDフレームは、CANフレームと同じ構成要素から成り、相違点は、CAN FDフレームでは、データフィールド(Data Field)及びCRCフィールド(CRC Field)がより長くてもよいということである。メッセージの妥当性確認(validation)には、CANのように、少なくとも1つの受信機からのドミナントな(dominant)アクノリッジビットが必要である。エラーフレーム(Error Frame)、エラーカウンタ(Error Counter)、エラーパッシブレベル(Error Passive level)、及びバスオフレベル(Bus−off level)によるCAN FDの障害隔離はCANと同じであり、5つのエラータイプ、即ち、ビットエラー(Bit Error)、スタッフエラー(Stuff Error)、CRCエラー(CRC Error)、フォームエラー(Form Error)、及び、アクノリッジメントエラー(Acknowledgement Error)に基づいている。
CAN FDフレームの例は図1に図示されている。
CAN FDフレームはCANフレームと同じ構造を有し、CANフレームとCAN FDフレームとの相違点は、コントロールフィールド(Control Field)内のデータ長コード(Data Length Code)の直前の予約ビットである。CAN FDフレームでは、この予約ビットはレセッシブで(recessive)送信される。
プロトコルを区別する予約ビットまでの、CAN FDフレームの最初の部分は、CANフレームと同じビットレートで送信される。ビットレートは、予約ビットの後で、CRCデリミタに到達するまで、又は、エラーフレームの開始をもたらすエラー状態をCAN FDコントローラが検出するまで、切り替えられる。CAN FDエラーフレーム、ACKフィールド、エンドオブフレーム(End of Frame)、オーバーロードフレーム(Overload Frame)は、CANエラーフレームと同じビットレートで送信される。
フレームフォーマット:
図2は、メッセージ内でビットレートが切り替えられる位置を示している。
CAN FDは、CANプロトコルの2つの識別子の長さ、即ち、11ビット長の「標準フォーマット」と、29ビット長の「拡張フォーマット」と、をサポートする。両ケースで、ビットレートは、予約ビットr0で(DLCの前で)より短いビット時間へと切り替えられる。
データフィールド内のバイト数は、データ長コード(Data Length Code)により示される。このデータ長コードは4ビット幅であり、コントロールフィールド内で送信される。
データ長コードの符号化は、CAN FDとは異なっている。最初の9個のコードは同じであるが、CANで8バイトのデータフィールドを規定する後続のコードは、CAN FDでは、より長いデータフィールドを規定する。全てのリモートフレーム(Remote Frame)は、対応するデータフレームのデータ長コードに関係なく、ゼロのデータ長コードを利用する。
注:本文書では、データフィールドの最大長は、64バイトと規定されている。この値、及び、データ長コードの8よりも大きい他の値は、CAN FDの最終仕様書において変更される可能性がある。
データ長コードによるデータバイト数の符号化が、図3に記載されている。
CRCフィールド(CRC Field)は、図4に示すように、CRCデリミタ(CRC DELIMITER)がその後に続くCRCシーケンスを含んでいる。
CRCシーケンス:フレームチェックシーケンスは、巡回冗長コード(BCHコード)に由来する。
CRC演算を行うために、除算すべき多項式は、その係数が関連するビットストリームにより与えられる多項式として定められる。CAN FDは、異なるフレームの長さについて、異なるCRC多項式を利用する。8データバイトまでのフレームについては、CANと同じ多項式が利用される。8データバイトまでのフレームについて、関連するビットストリームは、スタートオブフレーム(START OF FRAME)、アービトレーションフィールド(ARBITRATION FIELD)と、コントロールフィールド(CONTROL FIELD)と、(もし存在するのであれば)データフィールド(Data Field)と、15番目の最下位の係数のために0と、で構成される、デスタッフ処理された(destuffed)ビットストリームである。この多項式は、ハミング距離(HD=Hamming Distance)=6であり、ビットカウントが127ビットより小さいフレームに最も適した生成多項式、即ち、
X15+X14+X10+X8+X7+X4+X3+1
により除算される(係数は、モジュロ2(modulo−2)演算される)。
データフィールド内の、8バイトより大きいフレームについては、フレームの長さに対して調整された、異なる(及び、より長い)CRC多項式が利用される。CRCフィールドは、これに応じて延長される。より長いフレームでは、CRCシーケンスの前に発生するスタッフビット(Stuff Bit)も、CRCにより保護される。
各CRCシーケンスは、別のシフトレジスタブロック(shift register block)で計算される。フレームの開始時には、全てのノードにおいて、全てのCRCシーケンスが、調停の後にCRCシーケンスのうちの1つが予約ビット及びDLCにより選択されるまで、同時に計算される。選択されたCRCシーケンスのみが、CRCエラー(CRC Error)を発生させることが可能である。
注:実際のCRC多項式は、データ長コードの符号化が終了した後に定められる。
CRCデリミタ(CRC DELIMITER):CRCシーケンスの後には、1個又は2個の「レセッシブ」ビットで構成されるCRCデリミタが続く。送信機は、CRCデリミタとして、「レセッシブ」ビットを1個だけ送信するが、全てのノードは、アクノリッジスロット(Acknowledge Slot)を開始するレセッシブからドミナントへのエッジの前で、2個の「レセッシブ」ビットを受け取るものとする。
注:CRCデリミタが検出された場合には、CAN FDプロトコルコントロ―ラは、ビット時間がより長いビットレートに戻して切り替える。
CANネットワーク内でのノード間の位相のずれは、トランシーバ内での遅延時間、及び、CANバス線上での遅延時間により定められる。位相のずれは、CAN内、CAN FD内において同じであるが、ビット時間がより短い位相においては、位相のずれが比例して長い。ネットワーク内の全ての受信機は、様々な時間に送信されたエッジを検出するため、送信機に対して異なる位相のずれを有する可能性がある。より長いビット時間へとビットレートが戻して切り替えられた場合に上記の位相のずれを補正するために、アクノリッジスロットを開始するレセッシブからドミナントなエッジの前及び後で、1ビット分の追加的なビット時間許容差が許容される。
ACKフィールド(ACK FIELD)は、2又は3ビット長であり、図5に示すように、ACKスロットと、ACKデリミタと、を含む。ACKフィールドでは、送信局は、2個の「レセッシブ」ビットを送信する。有効なメッセージを正しく受信した受信機は、このことを送信機に、ACKスロットの間に「ドミナント」ビットを送信することにより報告する(受信機は「ACK」を送信する)。
ACKスロット(ACK SLOT):一致するCRCシーケンスを受信した全ての局は、このことを、「ドミナント」ビットで、送信機の「レセッシブ」ビットを上書きすることにより、ACKスロット内で報告する。受信機間の位相のずれを補正するために、全てのノードは、有効なACKとしてACKビットが重畳された2ビット長の「ドミナントな」位相を受け入れる。
ACKデリミタ(ACK DELIMITER):ACKデリミタは、ACKフィールドの第2又は第3番目のビットであり、「レセッシブ」ビットである必要がある。結果的に、ACKスロットは、2個の「レセッシブ」ビット(CRCデリミタ、ACKデリミタ)で囲まれる。
エンドオブフレーム(END OF FRAME):各データフレーム及びリモートフレームは、7個の「レセッシブ」ビットから成るフラグシーケンスにより区切られる。
CAN FDにおけるCANプロトコルの特徴:
CANプロトコル仕様書(バージョン2.0、ロバートボッシュ社、1991年)の以下の部分が、CAN FDプロトコルにおいて、変更されることなく適用される。
・送信機/受信機の定義
・メッセージフィルタリング(MESSAGE FILTERING)
・メッセージ検証(MESSAGE VALIDATION)
・符号化(CODING)
・エラー処理(ERROR HANDLING)
・エラー検出
・エラーシグナリング
・障害隔離(FAULT CONFINEMENT)
ビットタイミング(BIT TIMING)要件:
CAN FDプロトコルは、2つのビットレート、即ち、ビット時間がより長い第1のビットレートと、ビット時間がより短い第2のビットレートと、を定める。第1のビットレートの定義は、CANプロトコル仕様書の公称ビットレート(NOMINAL BIT RATE)及び公称ビット時間(NOMINAL BIT TIME)についての定義と同じである。第2のビットレートの定義は、別の設定レジスタセットを必要とする。2つのビット時間は、重畳しない異なるタイムセグメントで構成され、これらタイムセグメント、即ち、
・同期化セグメント(SYNC_SEG:SYNCHRONIZATION SEGMENT)と、
・遅延時間セグメント(PROP_SEG:PROPAGATION TIME SEGMENT)と、
・位相バッファセグメント1(PHASE_SEG1:PHASE BUFFER SEGMENT1)と、
・位相バッファセグメント2(PHASE_SEG2:PHASE BUFFER SEGMENT2)と、
は、図6に示されるビット時間を構成する。
CAN FDプロトコルの2つのビットレートのためのタイムセグメントは、2組の設定レジスタによって定められる。
SYNC SEG:ビット時間のこの部分は、バス上の様々なノードを同期化させるために利用される。エッジがこのセグメント内に存在することが予期される。
PROP SEG:ビット時間のこの部分は、ネットワーク内での物理的な遅延時間を補正するために利用される。PROP SEGは、バス線上での信号の遅延時間と、入力比較器の遅延と、出力ドライバ遅延と、の合計の2倍の長さである。
PHASE SEG1、PHASE SEG2:この位相バッファセグメントは、エッジの位相エラーを補正するために利用される。このセグメントは、再同期化によって延長され又は短縮されうる。
サンプルポイント(SAMPLE POINT):サンプルポイントは、バスレベルが読み込まれて、対応するビットの値として解釈される時点である。サンプルポイントの位置は、PHASE_SEG1の終りにある。
情報処理時間(INFORMATION PROCESSING TIME):情報処理時間は、後続のビットレベルの計算のために予約された、サンプルポイントにより開始するタイムセグメントである。
このセグメントの長さは、タイムクワントゥム(TIME QUANTUM)の整数倍で定められ、このタイムクワントゥムとは、発振子の周期に由来する固定の時間単位である。少なくとも1〜32の範囲の整数値による、プログラム可能なプリスケーラが存在する。最小タイムクワントゥム(MINIMUM TIME QUANTUM)から開始して、タイムクワントゥムは、以下の長さを有する。即ち、

TIME QUANTUM(n)=m(n)*MINIMUM TIME QUANTUM
但し、mはプリスケーラの値

プリスケーラ、即ち、m(1)及びm(2)の2つの値がCAN FDプロトコルでは定められ、それぞれが各ビットレートのための値であり、2つの異なる長さのタイムクワントゥムをもたらす。
第1のビットレートのタイムセグメントの長さ:
・SYNC_SEG(1)は、長さが1TIME QUANTUM(1)である。
・PORP_SEG(1)は、長さ1、2、…、8TIME QUANTA(1)にプログラム可能である。
・PHASE_SEG1(1)は、長さ1、2、…、8TIME QUANTA(1)にプログラム可能である。
・PHASE_SEG2(1)は、PHASE_SEG1(1)の最大値及び情報処理時間である。
・情報処理時間は、2TIME QUANTA(1)より短く、又は、2TIME QUANTA(1)と等しい。
第2ビットレートのタイムセグメントの長さ:
・SYNC_SEG(2)は、長さが、1TIME QUANTUM(2)である。
・PORP_SEG(2)は、長さ0、1、2、…、8TIME QUANTA(2)にプログラム可能である。
・PHASE_SEG1(2)は、長さ1、2、…、8TIME QUANTA(2)にプログラム可能である。
・PHASE_SEG2(2)は、PHASE_SEG1(2)の最大値及び情報処理時間である。
・情報処理時間は、2TIME QUANTAより短く、又は、2TIME QUANTAと等しい。
ビット時間におけるタイムクワントゥムの合計数は、少なくとも8〜25にプログラム可能である必要がある。
サンプルポイントの位置は、2つのビットタイミング設定において異なっていてもよく、PROP_SEGの長さは、第2のビットレートのための設定において短縮されてもよい。
CAN FDの実装:
CAN FDプロトコルの実装は、既存のCANアプリケーションための簡単な移行経路を提供するために、CANプロトコルによる実装と同じコントローラ・ホストインタフェースを提供する。必要とされる最小の相違点は、CAN FD駆動のための新しい設定レジスタである。
CAN FDプロトコルは、8データバイトよりも大きいフレームを可能とする。全てのCAN FDの実装が、より長いフレームをサポートすることは求められておらず、CAN FDの実装は、データフィールド長の部分集合に限定されてもよい。フレーム内で例えば8データバイトまでのみサポートするCAN FDの実装は、受信されたより長いフレームをエラーとして扱わず、故障の無い、より長いフレームが肯定応答されて、アクセプタンスフィルタリング(acceptance filtering)に関与する。CAN FDのデータ処理容量を超える、受信されたデータバイトは破棄される。より長いフレームを送信することを要求されている、このような限定されたCAN FDの実装によって、データ処理容量を超えた、一定のバイトパターンを有するフレーム内のデータバイトが充填される。このバイトパターンは、例えば0x33のスタッフビットの挿入を引き起こさないように選択される。
以下の任意のインタフェースレジスタにより、進行中の通信についての拡張された解析が提供される。即ち、
・第1のビットレート又は第2のビットレートで駆動中に生じるメッセージとエラーとを区別するための2組の状態レジスタ。
・2つの駆動モードにおけるエラーレートを比較するための専用エラーカウンタ。
・メッセージが第1のビットレート又は第2のビットレートを用いて受信されたかを示す、メッセージごとの状態フラグ。
・メッセージが第1のビットレート又は第2のビットレートを用いて送信されるべきかを制御する、メッセージごとの設定フラグ。
・例えば、第2のビットレートにおける相対的なエラー率、特定ビットレートでのメッセージの受信、外部のバスマスタから受信された制御メッセージ、ローカルホストにより書き込まれた命令等の基準に従って、第2のビットレートの使用を可能又は不可能にする通信管理状態装置(communication management state machine)。

Claims (15)

  1. バスシステムを用いて接続された送信ノードと少なくとも1つの受信ノードとの間での、データフレームの交換によるシリアル通信のための方法であって、
    送信機及び受信機の役割が、CAN規格ISO11898−1で定められた調停の手続きにより、データフレームごとにノードに割り当てられ、
    交換される前記データフレームは、CAN規格ISO11898−1に準拠した論理的構造を有し、
    前記データフレームは、ビットシーケンスで構成され、
    前記データフレームの前記論理的構造は、スタートオブフレームビット、アービトレーションフィールド、コントロールフィールド、データフィールド、CRCフィールド、アクノリッジフィールド、及び、エンドオブフレームフィールドを含み、
    前記データフィールドは、ゼロビットの長さを有してもよく、
    各他のフィールドは、少なくとも2個のビットを含み、
    各ビットは、ビット時間を有し、
    各ビット時間は、タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)に分けられ、
    前記ビットレートは、前記ビット時間の逆数により定められ、
    前記交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、1Mbit/sの最大値を下回り、
    前記交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第2の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、前記少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分内でのビットレートよりも速い、前記方法において、
    前記タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)の値の、少なくとも2つの異なる組み合わせが、前記交換されるデータフレームの前記少なくとも2つの異なる部分について予め設定可能であることを特徴とする、方法。
  2. 前記タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)の値の、前記少なくとも2つの異なる組み合わせの少なくとも1つにおいて、PROP_SEGの値は、CAN規格ISO11898−1で規定された範囲から外れてもよく、特に、値ゼロを有してもよいことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも2つの異なるビット時間を有する前記交換されるデータフレームは、前記コントロールフィールド内に含まれる前記予約ビット(r0)により、均一なビット時間を有するデータフレームと区別可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 交換されるデータフレームの、ビット時間がより短い前記少なくとも1つの第2の予め設定可能な部分は、前記予約ビット(r0)により開始し、前記CRCフィールドの終りでレセッシブビット(CRCデリミタ)により終了し、又は、エラーフレームの開始をもたらすエラー状態の検出により終了することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 少なくとも2つの異なるビット時間を有する交換されるデータフレームは、8バイトよりも大きい大きさのデータフィールドを含んでもよく、
    前記データフィールドの前記大きさは、前記コントロールフィールド内に含まれるデータ長コードにより規定され、
    CAN規格ISO11898−1で定められた符号化とは異なる、前記データ長コードのための符号化が利用されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記データ長コードのための前記異なる符号化は、0b0000と0b1000との間の値が、CAN規格ISO11898−1のように0〜8バイトのデータフィールドに対応し、0b1001と0b1111との間の値が、8バイトよりも長いデータフィールドに対応するという符号化であることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記データフィールドの大きさが8バイトより大きい、少なくとも前記交換されるデータフレームのための前記CRCフィールドの内容は、CAN規格ISO11898−1で定められたCRC多項式とは異なるCRC多項式を用いて定められることを特徴とする、請求項5〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記データフィールドの大きさが8バイトよりも大きい、少なくとも前記交換されるデータフレームのための前記CRCフィールドの大きさは、CAN規格ISO11898−1で定められ大きさとは異なることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記スタートオブフレームビットにより開始されて、少なくとも2つのCRCシーケンスが、調停の後に、前記CRCシーケンスのうちの1つが前記予約ビット(r0)により及び前記データ長コードにより選択されて、CRCエラーを起動しうる得る有効なCRCシーケンスとなるまで、同時に計算されることを特徴とする、請求項5〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 送信機は、前記CRCシーケンスの後で1個のレセッシブビット(CRCデリミタ)を送信し、全てのノードは、エラーを検出することなく、ACKスロットを開始するバス状態の変更の前に、2個のレセッシブビットを受け取ることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 一致する前記CRCシーケンスを受信した受信機は、前記ACKスロット内でドミナントビット(ACK)を送信し、全てのノードは、エラーを検出することなく、ACKビットが重畳された2ビット長のドミナントなバス状態を受け入れることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記交換されるデータフレーム内の前記少なくとも2つの異なるビット時間は、プリスケーラの2つの異なる値を用いて生成され、
    前記プリスケーラは、タイムクワントゥムと最小タイムクワントゥムとの間の比率のように定められることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記交換されるデータフレームの前記少なくとも1つの第2の予め設定可能な部分であって、前記ビットの前記ビット時間が前記少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分でのビット時間より短い前記第2の予め設定可能な部分において、前記少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分内とは異なるビット符号化方法が利用されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. バスシステムを用いて接続された送信ノードと少なくとも1つの受信ノードとの間での、データフレームの交換によるシリアル通信のための装置であって、
    送信機及び受信機の役割が、CAN規格ISO11898−1で定められた調停の手続きにより、データフレームごとにノードに割り当てられ、
    交換される前記データフレームは、CAN規格ISO11898−1に準拠した論理的構造を有し、
    前記データフレームは、ビットシーケンスで構成され、
    前記データフレームの前記論理的構造は、スタートオブフレームビット、アービトレーションフィールド、コントロールフィールド、データフィールド、CRCフィールド、アクノリッジフィールド、及び、エンドオブフレームフィールドを含み、
    前記データフィールドは、ゼロビットの長さを有してもよく、
    各他のフィールドは、少なくとも2個のビットを含み、
    各ビットは、ビット時間を有し、
    各ビット時間は、タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)に分けられ、
    前記ビットレートは、前記ビット時間の逆数により定められ、
    前記交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、1Mbit/sの最大値を下回り、
    前記交換されるデータフレームの、少なくとも1つの第2の予め設定可能な部分について、当該部分内でのビットレートは、前記少なくとも1つの第1の予め設定可能な部分内でのビットレートよりも速い、前記装置において、
    前記装置は、前記交換されるデータフレームの、前記少なくとも2つの異なる部分のための前記タイムセグメント(SYNC_SEG、PROP_SEG、PHASE_SEG1、PHASE_SEG2)の値の、少なくとも2つの異なる組み合わせを予め決定するための手段を含むことを特徴とする、装置。
  15. 前記装置は、請求項1〜13に記載の通信方法のうちの1つを実行するための手段を含むことを特徴とする、請求項14に記載の装置。
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