JP2010022044A - 電子黒板システム - Google Patents

電子黒板システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010022044A
JP2010022044A JP2009237190A JP2009237190A JP2010022044A JP 2010022044 A JP2010022044 A JP 2010022044A JP 2009237190 A JP2009237190 A JP 2009237190A JP 2009237190 A JP2009237190 A JP 2009237190A JP 2010022044 A JP2010022044 A JP 2010022044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic blackboard
screen
computer
electronic
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009237190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4535205B2 (ja
Inventor
Naozumi Hara
直純 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009237190A priority Critical patent/JP4535205B2/ja
Publication of JP2010022044A publication Critical patent/JP2010022044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4535205B2 publication Critical patent/JP4535205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】スクリーン切替え操作のみで、スクリーン切替えとコンピュータ上の新規ページ作成を同時に行える電子黒板システムの提供を目的とする。
【解決手段】スクリーン切替え操作が行われたとき、電子黒板ではスクリーン切替え処理とコンピュータへのスクリーン切替えコードの送信を行い、コンピュータ上のプログラムにおいては、スクリーン切替えコードを受信(ステップS91)すると、新規ページを自動的に作成(ステップS92)する。また、スキャン操作が行われたとき、電子黒板ではコンピュータへのスキャンコードとスキャンイメージの送信を行い、コンピュータ上のプログラムにおいては、スキャンコードを受信(ステップS93)すると、スキャンイメージの受信(ステップS93)を行った後、新規ページの作成とスキャンイメージの登録を同時に行う(ステップS94)。
【選択図】図9

Description

本発明は、座標検出技術を利用して得られる電子黒板のスクリーン上へ描画された情報を、通信手段を利用してコンピュータへ伝送し、コンピュータ側でスクリーンの描画状態を仮想的に再現できる電子黒板システムに関する。
近年、電子黒板のスクリーン上での操作位置をセンサーにより自動的に検出する座標検出技術を利用し、マーカー等で描画された軌跡をリアルタイムにパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す)に取り込み、PC上のソフトウェアで電子黒板のスクリーンを仮想的に再現する、いわゆるインタラクティブ機能を搭載した電子黒板システムが見受けられる。
また、スクリーンをスキャンする機能を有する別の電子黒板システムにおいては、リアルタイム性はないがマーカー等により描画されたスクリーンを適宜スキャンし、スキャンしたイメージをPCへ転送することが可能である。
ここで、従来の電子黒板システムの概略動作について、図11および図12を用いて説明する。
図11は従来の電子黒板システムの概略構成図で、電子黒板とPCが通信ケーブルで接続された一般的な電子黒板システムを示している。111は電子黒板、112はPCであり、これらは通信ケーブル113により接続されている。
まず、インタラクティブ機能に必要な座標検出方法について説明する。専用電子ペン114より同時に発信された赤外光と超音波を座標検出センサー115が受信し、その時間差により専用電子ペン114から座標検出センサー115までの距離を算出する。座標検出センサー115は電子黒板111のスクリーン上部の両端に配置されており、その間の距離はあらかじめわかっていることから、三角法によりスクリーン左上を原点とした座標を検出することができる。
次に、検出された座標情報は、通信ケーブル113を介して順次PC112へリアルタイムに送信される。PC112上の専用ソフトウェア116は情報を受信すると同時に、座標情報からスクリーンに描画された内容を再現する。このとき、専用電子ペン114が発する赤外光にカラー情報を付加し、座標情報と同時にカラー情報を検出しPCへ送信すれば、カラー描画も再現できる。
電子黒板によってはスクリーン面を複数用意し、図11の操作部117に用意したボタンを押すことによりスクリーンがスクロールし、新しいスクリーン面が前面に現れる、といった方式のものがある。図12は従来の電子黒板システムにおけるPC上のソフトウェアの概略説明図で、PC112上の専用ソフトウェア116で電子黒板111のスクリーンの3面分を取りこんだところを表している。専用ソフトウェア116ではスクリーンの1面をページという単位で扱っており、121は全ページのサムネイルを表示するウィンドウである。122は電子黒板111のスクリーンに現在描画中の面に対応したページを表示するウィンドウであり、専用ソフトウェア116は受信中の座標情報を使用し、このページに描画を再現する。なお、スクリーンが1面のみの電子黒板においても、スクリーンを消去することで新しい面と考えることができるため、専用ソフトウェアのページ数と面数は特に一致する必要はない。
一方、スキャン機能を有する電子黒板111では、スクリーンをスクロールさせながらスキャン処理を行い、1面分のイメージを通信手段を使用してPC112へ送信する。このスキャン指示手段は、上記スクリーンのスクロール指示と同様、図11の操作部117にボタン等で用意されている。PC112へ送られたイメージは、専用ソフトウェア116のページのベースイメージとして使用することが可能である。スキャンイメージをページのベースイメージとして使用することの意味は、電子黒板111とPC112とが未接続の状態、つまりリアルタイムに座標情報をPC112に取り込むことができない状態のときにスクリーンに描画された内容をベースとして、電子黒板111とPC112を接続しリアルタイムに座標情報を取得しながら進める会議等のときに使用されるものである。
上記構成の電子黒板システムにおいて、使用者が電子黒板111のスクリーン切替え操作と同時にPC112の専用ソフトウェア116で新規ページを追加したい場合、スクリーン切替え操作と専用ソフトウェア116に用意された新規ページ作成メニューの実行という2つの操作を行う必要がある。
また、スキャン機能を有する電子黒板111でスキャンしPC112へ送られるスクリーンイメージは、専用ソフトウェア116のページのベースイメージとして使用することはできるが、電子黒板111でのスキャン操作と連動することができないため、PC112の専用ソフトウェア116でこの操作を行う必要がある。
本発明は、スクリーンの切替え指示と同時にPC等のコンピュータで自動的に新規ページを作成し、電子黒板からの座標情報受信待ち状態とする機能を付加すること、また、電子黒板でのスキャン指示操作のみでスクリーンのイメージをコンピュータのページのベースイメージとして使用できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、電子黒板側にコンピュータ上のプログラムと通信を可能とする通信手段を設け、電子黒板操作部で操作されたスクリーン切替え操作およびスキャン操作を通信データとしてコンピュータ上のプログラムへ送信し、かつ、スキャン操作の場合はスキャンしたイメージも送信できるように構成したものである。また、コンピュータ上のプログラムは電子黒板から送信される通信データを受信し解析する通信手段を備え、通信データがスクリーン切替えのコードであった場合は、自動的に新規ページを作成し電子黒板からの描画データ受信待ちになり、通信データがスキャンコードの場合は、自動的に新規ページを作成、電子黒板からスキャンイメージを受信した後、ページのベースイメージとして登録するように構成したものである。
本発明によれば、電子黒板でのスクリーン切替え指示のみで電子黒板のスクリーン切替え操作とコンピュータ上のプログラムの新規ページ作成操作を同時に行え、使用者はそのままスクリーンへの描画を続けることができる。また、電子黒板でのスキャン指示のみでコンピュータ上のプログラムの新規ページ作成操作とベースイメージ登録操作を同時に行え、以前に描画されたスクリーン上の筆記を基に継続して行う会議を自動的に開始することができる。
本発明により、以下の効果を奏することができる。
(1)請求項1,2に記載の発明により、電子黒板でのスクリーン切替え指示のみで電子黒板のスクリーン切替え操作とコンピュータ上の新規ページ作成操作を同時に行え、使用者はそのままスクリーンへの描画を続けることができる。
(2)請求項3に記載の発明により、電子黒板でのスキャン指示のみでコンピュータ上の新規ページ作成操作とベースイメージ登録操作を同時に行え、以前に描画されたスクリーン上の筆記を基に継続して行う会議を自動的に開始することができる。
本発明の実施の形態における電子黒板の機能ブロック図 本発明の実施の形態におけるパーソナルコンピュータの機能ブロック図 ドキュメント情報記憶部に記憶する情報の具体例を示す図 文字のストロークの具体例を示す図 文字のストローク情報の具体例を示す図 本発明の実施の形態における電子黒板操作部のフローチャート 本発明の実施の形態における電子ペンスイッチオン時のフローチャート 本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる通信データ処理のフローチャート 本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる制御データ処理のフローチャート 本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる描画データ処理のフローチャート 従来の電子黒板システムの概略構成図 従来の電子黒板システムにおけるPC上のソフトウェアの概略説明図
請求項1に記載の発明は、電子ペンにて指し示すスクリーン上の位置の座標を検出可能な座標検出手段、スクリーンの切替えが可能なスクリーン切替え手段、該スクリーン切替え手段への切替え指示をスイッチ操作で行える電子黒板操作部、および、座標検出手段により検出された座標情報および電子黒板操作部による切替え指示が行われたことをコンピュータへ通知する通信手段を備える電子黒板と、電子黒板からの座標情報および切替え指示を受信する通信手段、電子黒板のスクリーンをウィンドウ上に仮想的に作成し該電子黒板から受信した座標情報を基に電子ペンで描画されたスクリーン上の軌跡を再現する描画手段、任意時点でのスクリーン描画状態をページ単位とし複数ページをドキュメント単位として管理することが可能なドキュメント情報記憶部、および、使用者の指示にしたがって任意の時点で新規ページを作成することができる手段としてコンピュータを機能させるプログラムとから構成され、コンピュータは、切替え指示に同期して自動的に新規ページを作成し、電子黒板からの座標情報受信待ち状態になるものとしたことを特徴とする電子黒板システムであり、電子黒板でのスクリーン切替え指示のみで電子黒板のスクリーン切替え操作とコンピュータ上のプログラムの新規ページ作成操作を同時に行え、使用者はそのままスクリーンへの描画を続けることができる。
請求項2に記載の発明は、座標検出手段は、超音波と赤外線を発信する電子ペンおよび該超音波と赤外線を受信する手段によりスクリーン上の位置の座標を検出するものである請求項1記載の電子黒板システムであり、スクリーン上の位置の座標を超音波と赤外線によって検出することができる。
請求項3に記載の発明は、電子黒板は、スクリーン上に描画された情報をスキャンするスキャン手段を備え、電子黒板の電子黒板操作部は、該スキャン手段へのスキャン指示をスイッチ操作で行える機能を備え、電子黒板の通信手段は、スキャン指示に連動しスキャンしたイメージデータをコンピュータへ転送する機能を備え、プログラムは、コンピュータの通信手段に電子黒板から送られるイメージデータを受信する機能を付加し、該イメージデータをページのベースとなるイメージとしてコンピュータにより使用可能とするものであることを特徴とする請求項1または2記載の電子黒板システムであり、電子黒板でのスキャン指示のみでコンピュータ上のプログラムの新規ページ作成操作とベースイメージ登録操作を同時に行え、以前に描画されたスクリーン上の筆記を基に継続して行う会議を自動的に開始することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態における電子黒板システムは、図1に示す電子黒板および図2に示すパーソナルコンピュータ(PC)により構成される。図1は本発明の実施の形態における電子黒板の機能ブロック図、図2は本発明の実施の形態におけるパーソナルコンピュータの機能ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における電子黒板は、スクリーン切替えやスキャン指示を与えるための電子黒板操作部11、スクリーン切替え指示を受け実際にスクリーン切替えを行うスクリーン切替え手段12、スキャン指示を受け実際にスキャン動作を行うスキャン手段13、図11に示した従来の技術と同様に電子ペン114のスクリーン上の座標位置を座標検出センサー115と組み合わせて検出する座標検出手段14、図2に示すPCとのデータ通信を行うための通信手段15、および、全体を制御する制御部16により構成される。
図2に示すように、本発明の実施の形態におけるPCは、キーボードやマウス等の入力装置21、CRT等の出力装置22、図1に示す電子黒板とのデータ通信を行うための通信手段23、電子黒板から送信された通信データを解析しその後の処理を決定する通信データ処理部24、任意時点でのスクリーン描画状態をページ単位とし複数ページをドキュメント単位として管理するためのドキュメント情報記憶部25、ドキュメント情報記憶部25のドキュメント情報を基にウィンドウ上にスクリーン描画状態を再現するドキュメント情報描画手段26、および、プログラムの実行によって全体の処理を制御する制御部27により構成される。
図3はドキュメント情報記憶部25に記憶する情報の具体例を示す図である。ドキュメント情報記憶部25は、ページ単位の情報を任意のページ数分管理しており、31は1ページのページ情報、32は1ページ以外の任意のページ情報を表している。ページ情報31,32は1つのベースイメージと任意数のストローク情報からなる。ベースイメージはページの背景となるイメージであり、この上にすべてのストロークが描画される。ストローク情報は電子黒板上で電子ペンを使用して筆記されたストローク単位の描画を再現するための情報を有している。
図4は「あ」という文字のストロークの具体例を示す図、図5は「あ」という文字のストローク情報の具体例を示す図である。
「あ」という文字は、図4に示す3つのストロークS1,S2,S3からなっており、図5に示すストローク情報51,52,53にそれぞれのストロークに関する情報が記憶されている。個々のストローク情報51,52,53は、線幅、線カラー、および、2個以上の座標データにより構成されており、図4に黒点で示すようにS1,S2,S3はそれぞれ3点、5点、10点の座標データを記憶している。
図5に示すようにストローク情報51,52,53を記憶しておけば、PC上のウィンドウ等任意の2次元空間で図4に示す「あ」の描画を再現することができる。具体的には、個々のストローク情報51,52,53が記憶している座標を上から順にそれぞれの線幅と線カラーを使用して線で結んでいく。ここで、実際に電子ペンでスクリーン上に筆記された描画と再現する描画が相似になるのであれば、線は直線であってもベジエ曲線等の近似曲線であっても構わない。
以下、本実施の形態における処理の流れを図6から図10に示すフローチャートに沿って説明する。
図6は本発明の実施の形態における電子黒板操作部のフローチャートで、電子黒板操作部11でスクリーン切替え指示操作またはスキャン指示操作が行われたときの電子黒板の処理の流れを示している。
図6に示すステップS61において図1の電子黒板操作部11でスクリーン切替え指示されたことが確認されると、ステップS62でスクリーン切替え手段12によりスクリーンの切替えが行われ、ステップS63で通信手段15を利用しスクリーン切替えコードがPC上のプログラムへ送信される。ステップS61で、操作部の操作がスクリーン切替え指示でなく、ステップS64でスキャン指示であることを検知した場合、ステップS65でスキャン手段13によるスクリーンのスキャン操作が行われる。スキャンされたイメージは、ステップS66でスキャン操作指示が行われたことを意味するスキャンコードがPCへ送信された後、ステップS67でPCへ送信される。
図7は本発明の実施の形態における電子ペンスイッチオン時のフローチャートで、電子ペンを用いてスクリーン上に描画したときの電子黒板での処理の流れを示している。
電子ペンスイッチがスクリーン上でオンになったとき、つまり座標検出センサーで座標が検出可能な状態になったとき、ステップS71で図1の座標検出手段14を使用しその位置を検出する。検出された座標データは通信手段15を利用し、ステップS72で描画開始データとしてPC上のプログラムへ送信される。次に、ステップS73で座標検出処理を再度行った後、ステップS74で電子ペンスイッチがオフになったかどうかチェックする。電子ペンスイッチがオン状態の間は、ステップS75で、検出した座標データをPCへ送信後、ステップS73の座標検出処理へ戻り、座標検出と電子ペンスイッチのチェックを繰り返す。ステップS74で電子ペンスイッチがオフになったことを確認すると、ステップS76で描画最終データとして座標データをPCへ送信した後、処理を終了(リターン)する。ここで、座標データは必ず2個以上PCへ送信されるものとし、1個だけの送信はないものとする。
図8は本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる通信データ処理のフローチャートで、PC上のプログラムで電子黒板からの通信データを受信したときの処理の流れを表しており、まずステップS81では、図2の通信手段23を用いて電子黒板からの通信データをリードする。リードされた通信データは通信データ処理部24で処理され、ステップS82で制御コード(ここでは、スクリーン切替えコードまたはスキャンコードのどちらか)であった場合はステップS83の制御データ処理へ、ステップS84で描画開始データであった場合はステップS85の描画データ処理へ処理が移管される。
図9は本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる制御データ処理のフローチャートで、PC上のプログラムでの制御データ処理を表す。ステップS91で制御データがスクリーン切替えコードであった場合、ステップS92で図3に示すドキュメント情報に新規ページを作成し、ベースイメージとして真白なイメージを登録した後、制御データ処理を抜け、通信データ処理に戻る(リターン)。ステップS91で制御データがスキャンコードであることが判明すると、ステップS93で電子黒板側から送られるスキャンイメージを受信し、ステップS94で図3に示すドキュメント情報に新規ページを作成し、ベースイメージとして受信したイメージを登録後、制御データ処理を抜け、通信データ処理に戻る(リターン)。
図10は本発明の実施の形態におけるPC上のプログラムによる描画データ処理のフローチャートで、PC上のプログラムでの描画データ処理を表す。描画開始データを電子黒板から受けると本処理が開始され、まず、ステップS101において図3のドキュメント情報に新規のストローク情報を追加作成する。次に、ステップS102で新規作成されたストローク情報に図5中にある線幅、線カラーを登録する。線幅、線カラーについては、本発明と直接関連がないため詳細は説明しないが、例えば電子ペンにマーカーを装着して使用するタイプのものであれば、マーカーにより線幅、線カラーが決定されるため電子ペンが発する赤外光にその情報を付加し、座標検出用センサーで情報を受け、通信データの一部として電子黒板からPCへ送信することが可能である。描画開始データには座標情報が含まれるので、ステップS103では図5の座標1にこれを登録する。この後、ステップS104で電子黒板からの通信データをリードし、ステップS105で次の座標情報を獲得し同様に登録する。ステップS106では、この時点で1つ前に登録した座標情報と現座標を、登録されている線幅、線カラーを使用して線で描画する。ステップS107でリードしたデータが描画最終データでない間は、ステップS104の次の通信データをリードする処理に戻り、座標の登録と線描画を繰り返す。このように処理することで、電子黒板のスクリーン上に電子ペンで描画された筆記をPC上でリアルタイムに再現することができる。また、ウィンドウ上で再描画等の処理が必要になったときは、図5のストローク情報を上から順に描画する処理を行うことで実現できる。
なお、本発明の実施の形態において、スクリーン上の座標検出は電子ペンとセンサーにより構成しているが、本発明においては座標が検出できる機能を有していることが目的であり、他の例えばタッチパネル方式等による座標検出方法であっても構わない。同様に、電子黒板とPCとの通信は通信ケーブルを使用しているが、通信機能が実現できればこれが無線であっても構わない。
また、本発明においてはスキャン機能を有しているが、その実現方法は問わない。例えば、スキャン機構自体が自走しスクリーンをスキャンするタイプのものであっても構わない。
本発明は、スクリーンの切替え指示とスキャン指示操作でスクリーンのベースイメージを選択できる電子黒板の分野に利用できる。
11 電子黒板操作部
12 スクリーン切替え手段
13 スキャン手段
14 座標検出手段
15 通信手段
16 制御部
21 入力装置
22 出力装置
23 通信手段
24 通信データ処理部
25 ドキュメント情報記憶部
26 ドキュメント情報描画手段
27 制御部

Claims (3)

  1. 電子ペンにて指し示すスクリーン上の位置の座標を検出可能な座標検出手段、前記スクリーンの切替えが可能なスクリーン切替え手段、該スクリーン切替え手段への切替え指示をスイッチ操作で行える電子黒板操作部、および、前記座標検出手段により検出された座標情報および前記電子黒板操作部による切替え指示が行われたことをコンピュータへ通知する通信手段を備える電子黒板と、
    前記電子黒板からの座標情報および切替え指示を受信する通信手段、前記電子黒板のスクリーンをウィンドウ上に仮想的に作成し該電子黒板から受信した座標情報を基に前記電子ペンで描画されたスクリーン上の軌跡を再現する描画手段、任意時点でのスクリーン描画状態をページ単位とし複数ページをドキュメント単位として管理することが可能なドキュメント情報記憶部、および、使用者の指示にしたがって任意の時点で新規ページを作成することができる手段として前記コンピュータを機能させるプログラムとから構成され、
    前記コンピュータは、前記切替え指示に同期して自動的に新規ページを作成し、前記電子黒板からの座標情報受信待ち状態になるものとしたことを特徴とする電子黒板システム。
  2. 前記座標検出手段は、超音波と赤外線を発信する電子ペンおよび該超音波と赤外線を受信する手段により前記スクリーン上の位置の座標を検出するものであることを特徴とする請求項1記載の電子黒板システム。
  3. 前記電子黒板は、前記スクリーン上に描画された情報をスキャンするスキャン手段を備え、前記電子黒板の電子黒板操作部は、該スキャン手段へのスキャン指示をスイッチ操作で行える機能を備え、前記電子黒板の通信手段は、スキャン指示に連動しスキャンしたイメージデータをコンピュータへ転送する機能を備え、
    前記プログラムは、前記コンピュータの通信手段に前記電子黒板から送られるイメージデータを受信する機能を付加し、該イメージデータをページのベースとなるイメージとして前記コンピュータにより使用可能とするものであることを特徴とする請求項1または2記載の電子黒板システム。
JP2009237190A 2009-10-14 2009-10-14 電子黒板システム Expired - Fee Related JP4535205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237190A JP4535205B2 (ja) 2009-10-14 2009-10-14 電子黒板システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237190A JP4535205B2 (ja) 2009-10-14 2009-10-14 電子黒板システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001192226A Division JP2003008805A (ja) 2001-06-26 2001-06-26 電子黒板システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010022044A true JP2010022044A (ja) 2010-01-28
JP4535205B2 JP4535205B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=41706411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009237190A Expired - Fee Related JP4535205B2 (ja) 2009-10-14 2009-10-14 電子黒板システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4535205B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019139819A (ja) * 2019-05-20 2019-08-22 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132778A (ja) * 1984-07-26 1986-02-15 Canon Inc 記録装置
JPS6152778A (ja) * 1984-08-21 1986-03-15 Micro Netsutowaaku:Kk 画像編集装置
JPH01320521A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Wacom Co Ltd 電子黒板装置及びその筆記具等
JPH0561604A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Nec Corp タツチパネル
JPH05181596A (ja) * 1991-04-30 1993-07-23 Ncr Corp 手書きメッセージ記録方法
JPH08240407A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置検出入力装置
JPH09212285A (ja) * 1996-02-06 1997-08-15 Sharp Corp 手書入力装置
JPH1023385A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Ricoh Co Ltd テレビ会議通信端末装置
US5737740A (en) * 1994-06-27 1998-04-07 Numonics Apparatus and method for processing electronic documents
JPH10151893A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子黒板装置及び電子黒板システム
JP2000132340A (ja) * 1998-06-09 2000-05-12 Ricoh Co Ltd 座標入力/検出装置および電子黒板システム
JP2001051785A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Brother Ind Ltd 通信方法およびその通信方法を使用した座標読取装置
JP2001084104A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Ricoh Co Ltd 座標入力/検出装置及び情報記憶媒体
JP3174162B2 (ja) * 1992-08-31 2001-06-11 キヤノン株式会社 座標入力制御方法及び装置
JP2003008805A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子黒板システム
US6529920B1 (en) * 1999-03-05 2003-03-04 Audiovelocity, Inc. Multimedia linking device and method

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132778A (ja) * 1984-07-26 1986-02-15 Canon Inc 記録装置
JPS6152778A (ja) * 1984-08-21 1986-03-15 Micro Netsutowaaku:Kk 画像編集装置
JPH01320521A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Wacom Co Ltd 電子黒板装置及びその筆記具等
JPH05181596A (ja) * 1991-04-30 1993-07-23 Ncr Corp 手書きメッセージ記録方法
JPH0561604A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Nec Corp タツチパネル
JP3174162B2 (ja) * 1992-08-31 2001-06-11 キヤノン株式会社 座標入力制御方法及び装置
US5737740A (en) * 1994-06-27 1998-04-07 Numonics Apparatus and method for processing electronic documents
JPH08240407A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置検出入力装置
JPH09212285A (ja) * 1996-02-06 1997-08-15 Sharp Corp 手書入力装置
JPH1023385A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Ricoh Co Ltd テレビ会議通信端末装置
JPH10151893A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子黒板装置及び電子黒板システム
JP2000132340A (ja) * 1998-06-09 2000-05-12 Ricoh Co Ltd 座標入力/検出装置および電子黒板システム
US6529920B1 (en) * 1999-03-05 2003-03-04 Audiovelocity, Inc. Multimedia linking device and method
JP2001051785A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Brother Ind Ltd 通信方法およびその通信方法を使用した座標読取装置
JP2001084104A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Ricoh Co Ltd 座標入力/検出装置及び情報記憶媒体
JP2003008805A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子黒板システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019139819A (ja) * 2019-05-20 2019-08-22 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4535205B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9335860B2 (en) Information processing apparatus and information processing system
CN101315586B (zh) 一种用于交互式电子白板的电子笔及其交互控制方法
Wellner Interacting with paper on the DigitalDesk
JP6233314B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN102662498B (zh) 一种投影演示的无线控制方法及系统
Huang et al. Ubii: Towards seamless interaction between digital and physical worlds
JP2008217782A (ja) 紙ベースの会議サービス管理ツール、及びシステム
JP2008097371A (ja) 表示システム、座標処理方法、及びプログラム
US10565299B2 (en) Electronic apparatus and display control method
JP5846270B2 (ja) 画像処理システム、情報処理装置
CN103207741A (zh) 多人触控计算机虚拟对象的控制方法及其系统
JP2003008805A (ja) 電子黒板システム
JP2006221550A (ja) インタフェース方法、装置、プログラム、および記録媒体
US10795467B2 (en) Display device, electronic blackboard system, and user interface setting method
JP3169604U (ja) 端末装置及び電子ペンシステム
JP4535205B2 (ja) 電子黒板システム
TWI326041B (en) Portable electronic apparatus, input system and method thereof
JP2001313761A (ja) 手書き入力データ表示システム,座標データ入力装置,表示装置及び手書き入力データ表示装置
TWI547862B (zh) Multi - point handwriting input control system and method
JP2014044471A (ja) 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム
JP6187172B2 (ja) 受信装置、受信システム及びプログラム
JP2022087633A (ja) 表示装置、消去方法切替方法、プログラム
JP2011081749A (ja) 制御装置、制御方法、制御プログラム、及び記録媒体
KR101538788B1 (ko) 전자칠판의 동작 모드 제어 방법
KR101404812B1 (ko) 전자칠판

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4535205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees