JP2014044471A - 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム - Google Patents

端末装置、電子ペンシステム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014044471A
JP2014044471A JP2012184917A JP2012184917A JP2014044471A JP 2014044471 A JP2014044471 A JP 2014044471A JP 2012184917 A JP2012184917 A JP 2012184917A JP 2012184917 A JP2012184917 A JP 2012184917A JP 2014044471 A JP2014044471 A JP 2014044471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entry
reproduction
stroke
information
electronic pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012184917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6056263B2 (ja
Inventor
Sanae Sakamoto
早苗 坂本
Hiromi Fujimasu
裕実 藤枡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2012184917A priority Critical patent/JP6056263B2/ja
Publication of JP2014044471A publication Critical patent/JP2014044471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6056263B2 publication Critical patent/JP6056263B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】各記入者の記入内容を比較しやすいように並べて再生させることが可能な端末装置、電子ペンシステム及びプログラムを提供する。
【解決手段】集約装置2は、各受講者の電子ペン1による解答用紙5へのストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むユーザストローク情報を記憶し、当該ユーザストローク情報に基づき、指定された受講者の記入内容を示す再現ストロークを並べて再生する。このとき、集約装置2は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させる。
【選択図】図12

Description

本発明は、手書きストロークを表示する技術に関する。
従来から、記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。例えば、特許文献1に記載されているように、アノトペンは、用紙に印刷された所定のドットパターンを読み取って記入情報を生成し、当該記入情報を端末装置に送信する。
特許文献2には、ドットパターンに対向する電子ペンの角度に起因するドットの画像上の配列を補正する回転補正処理機能が記載されている。さらに、特許文献3には、電子ペンを用いた協働学習システムにおいて、表示画面で任意の位置及び大きさの範囲を指定すると、解答用紙の指定された範囲に記入された内容を再現して並べて表示する技術が開示されている。
特許第3872498号公報 特表2003−529853号公報 特開2009−276479号公報
授業などにおいて、複数の受講生が記入した解答内容を比較する際、最終的な解答内容を並べて表示するだけではなく、これらの解答を作成する過程を視認できると便宜である。一方、各受講生が解答用紙に記入する時刻は受講生ごとにそれぞれ異なるため、複数人の解答内容を再生する場合には、観察者が比較しやすいように解答内容を再生する必要がある。そこで、本発明は、各記入者の記入内容を比較しやすいように並べて再生させることが可能な端末装置、電子ペンシステム及びプログラムを提供することを主な目的とする。
本発明に係る端末装置は、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶する記憶手段と、前記ストローク情報に基づき、複数の記入内容のストロークを再生する再生手段とを有し、前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させる。
上記の端末装置は、記憶手段と、再生手段とを有する。記憶手段は、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶する。再生手段は、ストローク情報に基づき、複数の記入内容のストロークを再生する。このとき、再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させる。このようにすることで、端末装置は、各記入者が記入した内容を、観察者が比較しやすいように、同時に再生させることができる。
上記端末装置の一態様では、前記再生手段は、前記ストロークを記入内容ごとに並べて再生する。これにより、端末装置は、各記入者が記入した内容を、観察者が比較しやすいように、好適に再生することができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生開始から再生終了までの各時間幅を、当該各記入内容の記入に要した時間幅にそれぞれ設定する。この態様により、端末装置は、実際に記入者が記入したペースに従い、好適に各記入内容のストロークを再生することができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生終了のタイミングを一致させる。この態様により、端末装置は、再生開始のタイミングと再生終了のタイミングとを一致させて各記入内容のストロークを再生することができ、観察者に好適に記入内容を比較させることができる。
上記端末装置の他の一態様では、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生開始から再生終了までの各時間幅を、当該各記入内容の記入に要した時間幅にそれぞれ設定するか、又は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生終了のタイミングを一致させるかを指定する入力を受け付ける入力手段を備え、前記再生手段は、前記入力に基づき前記ストロークを再生する。この態様により、端末装置は、再生の態様を好適にユーザに選択させることができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記ストローク情報に基づき記入内容が再現されたストロークの画像から、再生を行う範囲を指定する範囲指定手段を備え、前記再生手段は、前記範囲指定手段により指定された範囲に含まれる記入内容のストロークの再生を行う。この態様により、端末装置は、任意の範囲をユーザに指定させて、当該範囲における記入内容のストロークの再生を観察者が比較しやすいように好適に再生することができる。
本発明に係る電子ペンシステムの一態様では、コード化パターンを読み取り、前記コード化パターンに応じた記入情報を生成する電子ペンと、前記電子ペンにより読み取り可能なコード化パターンが印刷され、各記入者が前記電子ペンによってストロークを記入する記入用紙と、前記電子ペンから前記記入情報を受信する上記記載の端末装置と、を備える電子ペンシステムであって、前記端末装置の記憶手段は、前記電子ペンから受信した記入情報に基づき、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶する。
上記の電子ペンシステムは、電子ペンと、コード化パターンが印刷された記入用紙と、端末装置とを有する。端末装置は、電子ペンから受信した記入情報に基づき、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶する。これにより、端末装置は、記憶したストローク情報に基づき、各記入者が記入した内容を、比較しやすいように同時に再生させることができる。
本発明に係るプログラムは、上記記載のいずれか一つの端末装置として機能させる。これらのプログラムを端末装置にインストールして機能させることで、本発明に係る端末装置を構成させることができる。
本発明によれば、端末装置は、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報に基づき、各記入内容のストロークを並べて再生する際に、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させる。このようにすることで、端末装置は、各記入者が記入した内容を、比較しやすいように同時に再生させることができる。
本実施形態に係る電子ペンシステムのシステム構成図である。 電子ペンシステムで利用される解答用紙を示す図である。 解答用紙、電子ペン、及び受講者の対応を説明するための図である。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 集約装置の機能ブロック図を含む電子ペンシステムのシステム構成図である。 集約装置に記憶された、ユーザIDとユーザ名とペンIDとの関係を示す図である。 集約装置に記憶させる学習データのファイルの構造図である。 集約装置における描画アプリケーションウィンドウの表示例である。 集約装置における描画アプリケーションによる機能メニューの説明図であり、(A)はファイルメニューのプルダウンメニュー、(B)は表示メニューのプルダウンメニュー、(C)はツールメニューのプルダウンメニューを示す。 再生方法選択ウィンドウの表示例である。 解答選択ウィンドウの表示例である。 ユーザ選択リストから解答内容を比較する受講者が選択された後の解答選択ウィンドウを示す。 太郎及び五郎の比較対象解答を並べて表示した解答再生ウィンドウを示す。 選択ユーザ表示ボタンが選択された場合に表示される描画アプリケーションウィンドウを示す。 ドラッグ指定範囲が設定された場合の比較一覧表示を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るシステムの好適な実施形態について説明する。
[電子ペンシステムのシステム構成]
図1は、第1実施形態における電子ペンシステム10のシステム構成図である。図1に示すように、電子ペンシステム10は、各受講者(記入者)それぞれに配布される解答用紙(記入用紙)5A,5B,…(5)と、解答用紙5に解答(筆跡)を記入し、記入した情報を外部へBluetooth(登録商標)等の無線通信方式で送信するための電子ペン1A,1B,…(1)と、各電子ペン1から送信される記入情報を受信してディスプレイ(表示手段)に記入内容等を表示する集約装置(端末装置)2とを備える。
なお、図1では、集約装置2は、電子ペン1A〜1Cから直接、記入情報を受信しているが、記入される解答用紙5が多いために記入情報を送信する電子ペン1の本数が多い場合や、受講者が解答する会場が離れている等により無線通信の範囲外となるような場合は、他の電子ペン1D、1E、…から送信される記入情報を中継して集約装置2へ転送するための転送装置3を設ける。このとき、転送装置3から集約装置2へのデータの送信は、例えばLAN経由でTCP/IPの通信方式で行うとよい。各電子ペン1には、アノトペンを利用することができ、集約装置2には、ラップトップパソコンなどを利用することができ、転送装置3には、ラップトップパソコンやデータ転送専用のコンピュータなどを利用することができる。プロジェクタ4は、集約装置2から表示情報を受信して、集約装置2の画面をスクリーン6へ投影表示する装置である。
[解答用紙]
図2を参照して解答用紙(記入用紙)5について説明する。図2に示すように、受講者ごとに複数枚の解答用紙5が一組用意され、同じ組の解答用紙5には、それぞれ異なる座標範囲のドットパターン(コード化パターン)が印刷される。また、解答用紙5には、マス目が印刷されている。ドットパターンは、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷され、マス目は、赤外域に吸収性を持たないインキにより印刷される。なお、解答用紙5に、記入欄や問題や解答欄等を印刷しておいても良い。
[解答用紙、電子ペンと受講者の対応等]
解答用紙、電子ペンと受講者(記入者)の対応等については、本実施形態では、図3に示すように、受講者「太郎」が、電子ペン1Aを用いて解答用紙5Aに解答し、受講者「次郎」が、電子ペン1Bを用いて解答用紙5Bに解答し、受講者「三郎」が、電子ペン1Cを用いて解答用紙5Cに解答し、受講者「四郎」が、電子ペン1Dを用いて解答用紙5Dに解答し、受講者「五郎」が、電子ペン1Eを用いて解答用紙5Eに解答するものとする。また、講師(操作者)「花子」が、集約装置2を操作するものとする。
[ドットパターン]
次に、図4と図5を参照しながら、解答用紙5に印刷されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。図4は、解答用紙5に印刷されたドットパターンのドットと、そのドットが変換される値との関係を説明する図である。図4に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組み合わせにより、用紙上の位置座標が決定されるように構成されている。
図5(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図5(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、用紙上のどの部分から6×6ドットを取っても、ユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンが解答用紙5上のどの位置にあるのか)を保持している。図5(b)は、図5(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図4に示す規則性に基づいて、対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
[電子ペン]
次に、電子ペン1について図6を用いて説明する。図6は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図6に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111、及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、各受講者は、電子ペン1のペン先部103を、解答用紙5に当接させてストローク(手書きストローク)を記入する。インクカートリッジ104のインクは、赤外線を吸収する材料(例えばカーボン)を含まないようにする。ここで、電子ペン1のペン先部103が用紙に接触することを「ペンダウン」と呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることを「ペンアップ」と呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、受講者が電子ペン1により解答用紙5に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からインクカートリッジ104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切り替える。即ち、受講者が電子ペン1で解答用紙5に文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、受講者が記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、受講者が1つのストロークを記入し終えて電子ペン1を解答用紙5から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報として集約装置2へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、解答用紙5上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103が解答用紙5に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線透過フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。ここで、カーボンは赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットに含まれるカーボンによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、カーボンを含むドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。したがって、解答用紙5に記入欄などが印刷されていた場合でも、印刷したインクは赤外域に吸収性を持たないため、プロセッサ108は、ドットパターンを認識することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図5(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
プロセッサ108は、受講者の記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、受講者が記入するストローク(筆跡)の解答用紙5上におけるX、Y座標(以後、単に「座標データ」または「座標情報」とも呼ぶ。)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図5(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図5(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX、Y座標データを演算する。なお、プロセッサ108は、ドットパターンに対向する電子ペン1の角度に起因するドットの画像上の配列を補正する回転補正処理機能を備えており、座標演算に利用されている。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX、Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、解答用紙5における6×6のドットパターンは、解答用紙5内で重複することはないため、受講者が電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置が解答用紙5のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、各電子ペン1A〜1Eを識別するためのそれぞれのペンID「pen01」〜「pen05」、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X、Y座標データとを関連付けて、記入情報として集約装置2へ送信する。通信ユニット111による集約装置2への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されて集約装置2に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、集約装置2によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX、Y座標(座標点)からなり、集約装置2は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを構成する1個又は複数個の座標属性情報を認識する。
このように、各電子ペン1A〜1Eは、受講者が解答用紙5に記入する都度、記入情報を生成して、集約装置2へ送信する。言い換えると、各電子ペン1A〜1Eは、受講者が解答用紙5に記入し続けている間、記入情報を生成し、集約装置2へ送信し続ける。そして、受講者が電子ペン1を解答用紙5から離す(ペンアップする)と、当該電子ペン1は、圧力センサ107で所定値以上の筆圧が検出されなくなったことにより、受講者が記入を停止したと判定する。そして、この場合、ペンアップされた電子ペン1は、LED105とCMOSカメラ106を停止して、集約装置2への記入情報の送信を中止する。
[転送装置]
図7を参照して転送装置3について説明する。図7に、転送装置3の機能ブロック図と集約装置2の機能ブロック図とを含む電子ペンシステム10のシステム構成図を示す。
図7に示すように、転送装置3は、転送受信手段31と転送送信手段32とを備える。転送受信手段31は、電子ペン1からBluetooth(登録商標)の無線通信方式で送信される記入情報等のデータを受信する手段である。転送送信手段32は、転送受信手段31によって受信した記入情報等のデータを集約装置2に送信する手段である。転送送信手段32による集約装置2へのデータの送信は、例えばLAN経由でTCP/IPの通信方式により行うと良い。
[集約装置]
続いて、集約装置2について説明する。図7に示すように、集約装置2は、範囲指定手段20、入力手段21、集約個別受信手段(受信手段)22、集約転送受信手段(受信手段)23、集約処理手段(処理手段)24、記憶手段25、表示手段26、及び送信手段27を備える。集約装置2は、ハードウェアとして、電子ペン1やプロジェクタ4とのデータ通信が可能な通信装置と、CPU等のプロセッサと、ROMやRAM、ハードディスクなどのメモリと、ディスプレイと、マウスやキーボード等で構成されているパーソナルコンピュータ等である。また、集約装置2は、集約処理手段24による描画アプリケーション(プログラム)の実行により、電子ペン1から受信した記入情報を処理して、表示手段26に記入内容を再現する。
集約個別受信手段22は、電子ペン1から送信された記入情報等のデータを受信する手段である。集約転送受信手段23は、転送装置3から転送された記入情報等のデータを受信する手段である。集約個別受信手段22及び集約転送受信手段23は、アンテナや受信回路等により構成される。
範囲指定手段20は、マウス等のポインティング・デバイスとその操作を検知する手段によって構成され、マウスによって、表示手段26の画面におけるボタンのクリック操作や任意の位置・大きさの長方形状の画面範囲を指定するドラッグ操作が可能である。入力手段21は、処理や表示の種別を含む処理態様を指示する手段であり、キーボードやマウスとその操作を検知する手段によって構成される。このように、マウスは、その操作によって範囲指定手段20と入力手段21とを兼ねる。送信手段27は、表示手段26に表示される内容と同じ内容をプロジェクタ4からスクリーン6へ投影表示させるため、表示手段26への表示信号を同期してプロジェクタ4へ送信する手段である。
記憶手段25は、ROMやRAM、ハードディスクなどのメモリによって構成され、解答用紙5における各ユーザエリアと位置座標とを関連付けて記憶する。また、図8に示すように、記憶手段25は、電子ペン1が保持する固有のペンIDに対して、ユーザIDとユーザ名とをユーザ定義情報として関連付けて記憶する。図8において、例えば、ペンID「pen01」には、ユーザID「U01」とユーザ名「太郎」とが予め関連付けられて記憶されている。さらに、記憶手段25は、各電子ペン1によって送信されてきた記入情報を、ペンIDごとに記憶する。
記憶手段25には、記入情報およびユーザ定義情報に基づいて、集約処理手段24による描画アプリケーション(プログラム)の実行により、ファイル形式で学習データが保存される。図9は、データのファイル形式の概略的な構造を示している。図9に示すように、学習データは、ファイル属性情報と、ユーザID別の個人学習データとを有する。ファイル属性情報には、作成日時情報が含まれている。また、個人学習データには、ユーザIDと、電子ペン1から送信された記入情報の位置座標情報等を含むユーザストローク情報と、解答内容等に応じてカテゴライズのために操作者によって設定されるユーザ色(分類)情報やキーワード情報等が含まれている。ユーザIDは、集約処理手段24により、記入情報に含まれるペンIDに基づいて、記憶手段25に予め記憶されたユーザ定義情報を参照することで特定され、当該記入情報に基づくユーザストローク情報と対応付けられる。ユーザストローク情報は、電子ペン1が演算した位置座標(XY座標)情報、記入された時の時刻情報、及び筆圧情報が含まれる。ファイルデータを読み込む際には、操作者が、入力手段21によって、ユーザID、ユーザ色情報、キーワード情報などを所定の入力エリアに入力することで、集約処理手段24によって特定のデータを検索させ、ユーザストローク情報を表示手段26に再現させることができる。
集約処理手段24は、電子ペン1からのデータを集約して処理する手段であり、アプリケーションプログラムの実行により機能を発揮するCPU等のプロセッサによって構成されている。この集約処理手段24は、電子ペン1から位置座標及びペンID等を含む記入情報を受信すると、ペンIDごとに記入情報を記憶手段25に記憶させる。また、集約処理手段24は、ペンIDごとに関連付けられた記入情報を筆跡として再現して表示手段26に表示させ、また、範囲指定手段20のマウス操作でドラッグにより指定された範囲に対応する各解答用紙5における記入情報を、記憶手段25から抽出して、各解答用紙5における記入情報を筆跡として表示手段26に一覧表示させる等、様々な処理を行う。
また、集約処理手段24は、解答用紙5についての記入情報を含む学習データに基づいて、表示手段26に記入内容を表示させるとともに電子ペンIDに対応するユーザIDに対応するユーザ名を表示させる。表示手段26に電子ペン1による記入内容とユーザ名とが表示されるため、操作者である講師「花子」は、受講者(記入者)とその者による記入内容とを合わせて認識することができる。また、集約処理手段24は、表示手段26と同じ内容を同期させて、プロジェクタ4からスクリーン6へ投影表示させるため、表示手段26に対する表示信号と同じ信号を送信手段27に対してプロジェクタ4へ向けて送信させる。すると、各受講者も、プロジェクタ4からスクリーン6へ投影表示された記入内容とその記入者とを合わせて認識することができる。
また、集約処理手段24は、再生手段241を有する。再生手段241は、後述する図11に示す並べて再生メニュー92Aが選択された場合に、比較の対象となる受講者の解答(「比較対象解答」とも呼ぶ。)を指定する入力を受け付け、当該比較対象解答のストロークを並べて再生する。この処理については、[比較再生機能]のセクションで詳しく説明する。
[描画アプリケーションによる画面表示]
次に、描画アプリケーションの実行による集約処理手段24の表示手段26への表示処理について図10を参照しつつ説明する。図10は、表示手段26の表示画面に表示された描画アプリケーションに基づくウィンドウ(「描画アプリケーションウィンドウ」とも呼ぶ。)の一例を示す。
図10に示すように、電子ペン1で解答用紙5に記入された際に生成された記入情報に基づいて、集約装置2で記憶手段25に個別学習データとして記憶したユーザストローク情報により解答用紙5上での電子ペン1の筆跡が再現されたストローク(以下、単に「再現ストローク」とも表記する。)は、集約処理手段24によって、表示手段26のユーザストローク情報表示領域50に描画される。描画する再現ストロークが、拡大表示などでユーザストローク情報表示領域50よりも大きい場合、集約処理手段24は、横スクロールバー51及び縦スクロールバー52を有効とし、操作者のマウス操作によってユーザストローク情報表示領域50をスクロールして、再現ストローク全体を複数回に分けて表示できるようにする。
また、集約処理手段24は、描画アプリケーションウィンドウ上部に、機能ボタンとして、選択ユーザ表示ボタン53、比較一覧表示ボタン54、再生表示ボタン56、選択画像出力ボタン57、表示サイズ変更リスト58、縮小表示ボタン59、拡大表示ボタン60、ページ送りボタン61,62、回転表示ボタン63、64、及びユーザコントロール表示ボタン65などを表示し、マウスによる機能ボタンの選択により、それぞれの処理を実行する。
選択ユーザ表示ボタン53は、後述するユーザ選択リスト69から選択した1つのユーザ名に対応する再現ストロークを大きく表示し、他のユーザ名に対応する再現ストロークを小さく表示したサムネイルを一覧表示するためのボタンである。以後、選択ユーザ表示ボタン53が選択された際の描画アプリケーションウィンドウの表示を「選択ユーザ表示」と呼ぶ。比較一覧表示ボタン54は、複数のユーザ名に対応する再現ストロークを同時に並べて一覧表示するためのボタンである。以後、比較一覧表示ボタン54が選択された際の描画アプリケーションウィンドウの表示を「比較一覧表示」と呼ぶ。再生表示ボタン56は、再現ストロークを1ストロークずつ再生表示するためのボタンである。選択画像出力ボタン57は、任意選択範囲がある場合にその範囲内の再現ストロークを、画像データとして出力するためのボタンである。この機能を設けることで、各受講生の記入情報から、参考となる模範解答集などを容易に作成できるようになる。
表示サイズ変更リスト58は、現在、ユーザストローク情報表示領域50に描画する再現ストロークの表示サイズを示すリストである。また、操作者がマウスを用いてプルダウンメニューの中から表示サイズを任意に選択し、変更できる。縮小表示ボタン59は、ユーザストローク情報表示領域50に描画する再現ストロークの表示サイズを、現在設定されている表示サイズから所定の割合で縮小する機能である。拡大表示ボタン60は、ユーザストローク情報表示領域50に描画する再現ストロークの表示サイズを、現在設定されている表示サイズから所定の割合で拡大する機能である。ページ送りボタン61,62は、解答用紙5のセットが複数枚に及ぶ場合に、異なるページアドレス(用紙ドットパターン)の解答用紙5を表示するためのボタンである。回転表示ボタン63,64は、ユーザストローク情報表示領域50に描画する再現ストロークを90度ずつ回転させるためのボタンである。このような機能を設けることで、表示上の用紙向きを簡単に変更できる。ユーザコントロール表示ボタン65は、ユーザコントロールリスト68の表示・非表示を切り替える機能である。非表示にすることで、ユーザストローク情報表示領域50を拡大できる。
図10に示すように、ユーザコントロールリスト68には、ユーザ選択リスト69、色分類ボタン71〜76、名簿順ソートボタン78、色順ソートボタン79、分類グラフ表示ボタン81、リロードボタン82などが表示される。
ユーザ選択リスト69は、ユーザストローク情報表示領域50に表示する再現ストロークを、ユーザ名で選択するためのリストである。ユーザ選択リスト69は、ユーザ色(分類)情報表示欄691と、ユーザ名表示欄692と、キーワード表示欄693とを備える。集約処理手段24は、電子ペン1から取得して個別学習データとして記憶手段25に記憶したユーザストローク情報ごとに関連付けられているユーザIDに対応するユーザ名をユーザ名表示欄692に表示し、色分類ボタン71〜76によって選択されたユーザ色(分類)情報をユーザ色(分類)情報表示欄691に表示し、キーワード等の各ユーザの情報をキーワード表示欄693に表示する。ユーザ選択リスト69のユーザ名表示欄692には、集約処理手段24により、記憶手段25に記憶した個別学習データのユーザIDに対応するユーザ名が表示される。
そして、操作者がマウスによって、ユーザ選択リスト69から所望のユーザを選択したうえで選択ユーザ表示ボタン53をクリックすると、集約処理手段24は、ユーザストローク情報表示領域50に、選択された受講者のストローク情報を大きく表示させると共に、他の受講者のストローク情報を小さく表示したサムネイルを一覧表示させる。なお、集約装置2の操作者は、ユーザ選択リスト69のキーワードの欄に、入力手段21のキーボードを用いて直接文字を入力することができ、集約処理手段24は、入力された文字を個人学習データファイルのキーワード情報として記憶手段25におけるユーザID別の格納領域に記憶させる(参照図9)。
色分類ボタン71〜76は、ユーザ選択リスト69に表示されている受講者ごとにユーザ色(分類)情報を設定するためのボタンである。ボタン71は赤色に、ボタン72は青色に、ボタン73は黄色に、ボタン74は緑色に、ボタン75は茶色に、ボタン76は白色にユーザ色(分類)情報を設定するためのボタンである。集約装置2の操作者は、マウスによって、ユーザ選択リスト69内の特定のユーザ名を選択し、色分類ボタン71〜76のうち所望のボタンを選択すると、集約処理手段24は、ユーザ選択リスト69内の選択されたユーザ名のユーザ色(分類)情報表示欄691を指定された色で表示する。この機能により、操作者である講師が、ユーザストローク情報表示領域50に表示される受講者の解答内容を見て、その考え方などをカテゴリー分けして色をつけ、見易くすることができる。なお、ユーザ色(分類)情報は、未設定時は、白色に設定しておくとよい。
名簿順ソートボタン78は、ユーザ選択リスト69に表示されているユーザ一覧を、名簿番号順に並べ替えるためのボタンである。本実施形態では、図8に示すユーザID順を名簿番号順としている。色順ソートボタン79は、ユーザ選択リスト69に表示されているユーザ一覧を、色分類ボタン71〜76の操作によって付されたユーザ色(分類)情報が同じ受講者同士を連続して配列されるように、ユーザ色(分類)情報順に並べ替えるためのボタンである。分類グラフ表示ボタン81は、色分類ボタン71〜76の操作によって付されたユーザ色情報別のユーザ数を、ユーザストローク情報表示領域50に棒グラフ等で表示するためのボタンである。
リロードボタン82は、ユーザ選択リスト69において選択されている受講者のユーザストローク情報を、学習データファイル保存時の状態まで戻すためのボタンである。この機能により、操作者である講師が、リロードボタン82をマウスで選択すると、集約処理手段24は、選択されている受講者に関連付けられているユーザIDに基づいて、前回のファイル保存以降に電子ペン1より受信して記憶手段25のユーザID別の格納領域に記憶したユーザストローク情報をクリアして、前回ファイル保存した時点までのユーザストローク情報を読み出し、ユーザストローク情報表示領域50に再現ストロークを表示する。この機能により、個々の受講者が解答をやり直したい場合などに対応できる。
また、図11に示すように、ファイルデータの保存やアプリケーションの設定などは、一般的なアプリケーションと同様に、機能メニューとして用意しておくと良い。図11(A)に示すように、ファイルメニュー90のプルダウンメニューとして、ファイルデータの読み込み・保存を実行するメニュー90A、90B、画像形式で保存するメニュー90C、90D、アプリケーションの終了を実行するメニュー90Eなど、アプリケーションの全般的な管理に関する実行機能を一覧で用意しておくと便利である。
また、ファイルデータの保存に関するファイル形式を、ユーザ別のユーザストローク情報と設定情報を関連付けた構造としているので、ファイルデータを読み込む際、ユーザID(記入者ID)、ユーザ色情報、キーワード情報などから特定のデータを検索し、検索されたユーザストローク情報に基づく再現ストロークをユーザストローク情報表示領域50に表示することができる。ここで、図9のキーワード情報は、図10に示すユーザ選択リスト69のキーワードに対応している。
図11(B)に示すように、表示メニュー91のプルダウンメニューとして、ウィンドウ枠を隠しアプリケーションの表示領域を最大限拡大する全画面表示メニュー91Aなど、アプリケーションの表示に関する実行機能を一覧で用意しておくと便利である。また、図11(C)に示すように、ツールメニュー92のプルダウンメニューとして、比較対象解答の再現ストロークを並べて再生する並べて再生メニュー92A(詳細は後述する)、電子ペン1の接続経由状況(例えば転送装置3のIPアドレスなど)を表示するペン管理メニュー92B、再現ストロークを表示する背景となる解答用紙5の画像を設定する用紙管理メニュー92C、アプリケーションの情報を表示するメニュー92Dなど、アプリケーションの設定に関する実行機能を一覧で用意しておくと便利である。これらのボタンやメニューが選択されると、集約処理手段24により各機能が実行される。
[比較再生機能]
次に、図12乃至図15を参照して、並べて再生メニュー92Aが選択された場合の比較再生機能について説明する。概略的には、再生手段241は、記憶手段25に記憶されたユーザストローク情報に基づき、少なくとも再生開始のタイミングを揃えて、各比較対象解答の再現ストロークを並べて再生する。これにより、再生手段241は、受講者の比較対象解答を比較しやすいように再生する。
以後では、各比較対象解答を受講者が記入する際に、当該受講者が解答用紙5へ電子ペン1により最初にペンダウンした時刻を「記入開始時刻TwS」と呼び、各比較対象解答の記入に要した時間を「記入時間幅TwL」とも呼ぶ。また、各比較対象解答の再現ストロークを再生するのに要する時間を「再生時間幅TrL」とも呼ぶ。なお、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークに対応するユーザストローク情報のうち、解答用紙5への電子ペン1の最初のペンダウンにより生成されたユーザストローク情報の時刻情報が示す時刻を、記入開始時刻TwSとして認識する。また、再生手段241は、記入開始時刻TwSから解答用紙5への最後のペンアップ時に生成されたユーザストローク情報の時刻情報が示す時刻までの時間幅を、記入時間幅TwLとして認識する。
(1)再生方法選択ウィンドウ
図12は、並べて再生メニュー92Aが選択された際に表示され、比較対象解答の再現ストロークの再生方法を決定するための入力を受け付ける描画アプリケーションウィンドウ(「再生方法選択ウィンドウ」とも呼ぶ。)を示す。図12に示す再生方法選択ウィンドウは、ストローク表示領域50内に立体的に強調表示された立体表示エリア95と、ストローク表示領域50の下部に設けられた再生コントローラ200とを有する。
再生手段241は、立体表示エリア95に、択一的に選択可能なラジオボタン96A、96B(96)を表示する。ここで、ラジオボタン96Aには、「書き始めをそろえて再生」と表示され、ラジオボタン96Bには、「書き始めと書き終わりをそろえて再生」と表示されている。そして、再生手段241は、後述する図16に示す解答再生ウィンドウにおいて、ラジオボタン96A、96Bのいずれが選択されたかに基づき、表示対象となる各比較対象解答を再現する再生方法を決定する。
ラジオボタン96Aが選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークの再生開始のタイミングを同一(即ち、後述する再生バー201の左端位置)に設定し、かつ、各比較対象解答に対応する再現ストロークの再生時間幅TrLを、各比較対象解答の記入時間幅TwLに定める。具体的には、この場合、再生手段241は、例えば記入開始時刻TwSからA秒(「A」は正数)後に解答用紙5に記入された筆跡の再現ストロークを、再生開始からA秒後に描画する。従って、ラジオボタン96Aが選択された場合、各比較対象解答の再現ストロークの再生終了のタイミングは、各比較対象解答の記入時間幅TwLに応じて異なる。
一方、ラジオボタン96Bが選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークの再生開始のタイミングを同一に設定し、かつ、再生終了のタイミングを同一(即ち、後述する再生バー201の右端位置)に設定する。従って、この場合、再生手段241は、ラジオボタン96Aが選択された場合と異なり、各比較対象解答の再生時間幅TrLを一致させる。
このとき、再生手段241は、記入時間幅TwLが短い方の比較対象解答の記入時間幅TwLを、各比較対象解答の再生時間幅TrLとすることで、各比較対象解答の再生時間幅TrLを一致させる。例えば、「B」、「C」(B<C)をそれぞれ正数とすると、再生手段241は、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答と、記入時間幅TwLがC分の比較対象解答とを並べて再生する場合、記入時間幅TwLがC分の比較対象解答に対応する再現ストロークを、「C/B」の倍速により早送りして再生する。即ち、この場合、再生手段241は、記入開始時刻TwSからA秒後に解答用紙5に記入された筆跡の再現ストロークを、再生開始から「(A×B)/C」秒後に描画する。一方、再生手段241は、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答に対応する再現ストロークを、解答用紙5への電子ペン1による記入と同一速度により再生する。このように、ラジオボタン96Bが選択された場合、再生手段241は、記入時間幅TwLの比率に基づき、記入時間幅TwLが長い方の比較対象解答の再生ストロークの再生時間幅TrLを、当該比較対象解答の記入時間幅TwLよりも縮める。
次に、再生コントローラ200の各構成要素の機能について説明する。
再生バー201は、再生の対象となる時間帯を棒状に示した表示である。再生ポインタ202は、再生バー201上で、再生の対象となる時点(再生対象時点)の位置を示す。ここで、ラジオボタン96A、96Bのいずれが選択された場合であっても、再生手段241は、再生バー201の左端位置を、各比較対象解答の再現ストロークの再生開始の位置とする。また、ラジオボタン96Aが選択された場合には、再生手段241は、再生バー201の右端位置を、記入時間幅TwLが長い方の比較対象解答の再現ストロークの再生終了の位置とする。この場合、記入時間幅TwLが短い方の比較対象解答の再現ストロークの再生は、再生ポインタ202が再生バー201の右端位置に遷移する前に終了する。また、ラジオボタン96Bが選択された場合、再生手段241は、再生バー201の右端位置を、各比較対象解答の再現ストロークの再生終了の位置とする。
次に、各操作ボタン203〜208について説明する。再生ボタン203が選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークの再生を開始する。停止ボタン604が選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークの再生を停止する。
所定時間戻るボタン205が選択された場合、再生手段241は、再生バー201上の再生ポインタ202を、左方向に所定距離だけ移動させることで、再生対象時点を所定時間だけ戻す。巻き戻し再生ボタン206が選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークを、再生ポインタ202が示す再生対象時点から巻き戻して再生する。早送り再生ボタン207が選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答の再現ストロークを、再生ポインタ202が示す再生対象時点から所定の倍速により早送りして再生する。所定時間進むボタン208が選択された場合、再生手段241は、再生バー201上の再生ポインタ202を、右方向に所定距離だけ移動させることで、再生対象時点を所定時間だけ進める。
なお、早送りボタン207が複数回選択された場合、再生手段241は、選択された回数に応じた倍速により、各比較対象解答の再現ストロークを早送りで再生してもよい。同様に、巻き戻し再生ボタン206が複数回選択された場合、再生手段241は、選択された回数に応じた倍速により、各比較対象解答の再現ストロークを巻き戻して再生してもよい。
(2)解答選択ウィンドウ
図13は、再生方法選択ウィンドウでラジオボタン96A、96Bのいずれかが選択された際に表示され、比較対象解答を選択するための描画アプリケーションウィンドウ(「解答選択ウィンドウ」とも呼ぶ。)である。
図13に示す解答選択ウィンドウの立体表示エリア95において、再生手段241は、比較一覧表示ボタン54をクリックにより選択すべき旨、及びユーザ選択リスト69から比較対象解答を記入した受講者を選択すべき旨を表示する。
図14は、比較一覧表示ボタン54が選択された場合に表示される解答選択ウィンドウを示す。図14に示すように、集約処理手段24は、操作者によって比較一覧表示ボタン54が選択された場合に、ユーザストローク情報表示領域50に、各受講者によって記入されたストロークを縮小表示したサムネイル102A〜102E(102)を同時に並べて一覧表示させる。この場合、集約処理手段24は、同じ縮尺にて、各受講者によって記入されたストロークに対応するサムネイル102を表示させる。
また、図14に示すように、再生手段241は、操作者によって選択された受講者に対応するユーザ選択リスト69の箇所を強調表示させる。具体的には、再生手段241は、操作者によって選択された受講者(図14に示す例では「太郎」及び「五郎」)に対応するユーザ選択リスト69の番号を、赤色などの枠99A、99Bで囲って表示させる。その後、再生手段241は、再生ボタン203が選択された場合に、比較対象解答の再現ストロークを並べて再生する描画アプリケーションウィンドウ(「解答再生ウィンドウ」とも呼ぶ。)を表示する。
(3)解答再生ウィンドウ
図15は、太郎及び五郎の比較対象解答を並べて表示した解答再生ウィンドウを示す。再生手段241は、図14の解答選択ウィンドウで再生ボタン203が選択されたことを検知した場合に、図15に示す解答再生ウィンドウを表示する。
図15に示すように、再生手段241は、再生バー201上の再生ポインタ202が示す再生対象時点での記入状態の比較対象解答の再現ストロークを横に並べて表示する。また、この場合、再生手段241は、上述した再生コントローラ200の各操作ボタン204〜208の選択を受け付け、選択された操作ボタンに応じて、再生ポインタ202が示す再生対象時点や再生速度などを変更する。また、比較対象解答が再生中の場合、再生手段241は、図15に示すように、再生ボタン203に代えて一時停止ボタン209を表示する。そして、再生手段241は、一時停止ボタン209が選択された場合、再生ポインタ202の移動を一時停止すると共に比較対象解答の再現ストロークの再生を一時停止する。この場合、再生手段241は、一時停止ボタン209に代えて、再生ボタン203を再び表示する。
[本実施形態による作用効果]
以上説明した実施形態によれば、集約装置2は、各受講者の電子ペン1による解答用紙5へのストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むユーザストローク情報を記憶し、当該ユーザストローク情報に基づき、指定された受講者の記入内容を示す再現ストロークを並べて再生する。このとき、集約装置2は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させる。これにより、集約装置2は、受講者が記入した内容を、比較しやすいように、同時に再生させることができる。
[本実施形態の変形例]
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
集約装置2は、並べて再生メニュー92Aが選択された場合、解答用紙5の全体の解答内容を示す再現ストロークを並べて表示した。これに代えて、集約装置2は、ユーザがマウスのドラッグ操作により指定した範囲(「ドラッグ指定範囲WR」とも呼ぶ。)における解答用紙5の解答内容を示す再現ストロークを並べて表示してもよい。
図16は、選択ユーザ表示ボタン53が選択された場合に表示される描画アプリケーションウィンドウを示す。ここでは、一例として、集約処理手段24は、記入者「四郎」の再現ストロークが解答用紙5の画像に重畳された再現ストローク画像220を表示している。なお、図16の例では、解答用紙5には問題が記載されており、集約処理手段24は、記憶手段25に記憶された解答用紙5の画像情報を参照することで、再現ストローク画像220を表示する。
このように、操作者は、まず、選択ユーザ表示ボタン53を選択し、ユーザ選択リスト69から選択した任意の1つのユーザ(ここでは「四郎」)に対応する再現ストローク画像220をユーザストローク情報表示領域50に表示させる。その後、範囲指定手段20は、操作者のマウスのドラッグ操作に基づきカーソルを動かし、再現ストローク画像220上でドラッグ指定範囲WRを指定する。
図17は、ドラッグ指定範囲WRが設定された場合の比較一覧表示を示す。図17では、集約処理手段24の再生手段241は、図13に示す解答選択ウィンドウのユーザ選択リスト69で選択された受講者(ここでは三郎及び四郎)のドラッグ指定範囲WRにおける解答内容を比較対象解答とし、ドラッグ指定範囲WRに相当する位置座標に含まれる再現ストロークを、対応する解答用紙5の画像部分に重畳させて表示している。
そして、再生手段241は、再生方法選択ウィンドウにてラジオボタン96Aが選択された場合には、ドラッグ指定範囲WRにおける各比較対象解答の再現ストロークの再生開始タイミングを同一にし、かつ、ドラッグ指定範囲WRにおける各比較対象解答の記入時間幅TwLを各再生時間幅TrLに設定する。また、再生手段241は、再生方法選択ウィンドウにてラジオボタン96Bが選択された場合には、ドラッグ指定範囲WRにおける各比較対象解答の再現ストロークの再生開始のタイミング及び再生終了のタイミングを一致させる。
このように、集約装置2は、再生表示させる範囲を限定するドラッグ指定範囲WRの指定を受け付け、ドラッグ指定範囲WRにおける比較対象解答を並べて再生することができる。
(変形例2)
集約装置2は、電子ペン1からBluetooth(登録商標)等の無線通信方式により記入情報を受信し、当該記入情報に基づくユーザストローク情報を用いて所定の表示を行った。しかし、本発明が適用可能な方法は、これに限定されない。
これに代えて、例えば、電子ペンシステム10は、電子ペン1に代えて、筆記中にペン先から赤外線(光)と超音波(音)を同時に発信するデジタルペンを備えてもよい。この場合、集約装置2は、当該デジタルペンから赤外線及び超音波を受信し、赤外線を受信してから超音波を受信するまでの時間に基づきペン先の動きを割り出してユーザストローク情報を生成し、当該ユーザストローク情報に基づき所定の表示を行ってもよい。
他の例では、各受講者には、iPad(登録商標)などのタッチパネルを備えるタブレットPCが配布され、当該タブレットPCのタッチパネル上で描かれたストロークの情報をタブレットPCが集約装置2へ送信してもよい。この場合、集約装置2は、タブレットPCから受信したストロークの情報に基づき時刻情報、ディスプレイ上のXY座標情報及びタブレットPCの識別情報(端末ID)を含むユーザストローク情報を生成及び保存し、当該ユーザストローク情報に基づき表示を行う。また、集約装置2は、ユーザIDと端末IDとを関連付けて記憶しておくことで、記入者を識別する。
(変形例3)
図12の再生方法選択ウィンドウにてラジオボタン96Bが選択された場合、再生手段241は、記入時間幅TwLが短い方の比較対象解答の記入時間幅TwLを、各比較対象解答の再生ストロークの再生時間幅TrLとした。これに代えて、再生手段241は、記入時間幅TwLが長い方の比較対象解答の記入時間幅TwLを、各比較対象解答の再生時間幅TrLとしてもよく、予め設定された時間幅を各比較対象解答の再生時間幅TrLとしてもよい。例えば前者の場合、再生手段241は、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答と、記入時間幅TwLがC(>B)分の比較対象解答とを並べて再生する場合、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答に対応する再現ストロークを、「B/C」の倍速によりスロー再生する。
(変形例4)
比較再生機能では、再生手段241は、各比較対象解答の再生ストロークの再生時に、少なくともこれらの再生開始のタイミングを一致させた。これに代えて、再生手段241は、2つの比較対象解答の再現ストロークの再生終了のタイミングのみを一致させてもよい。即ち、再生手段241は、再生ポインタ202が再生バー201の左端位置のときに記入時間幅TwLが長い方の比較対象解答の再現ストロークの再生を開始し、再生ポインタ202が再生バー201の右端位置のときに、両方の比較対象解答の再現ストロークの再生が終了するように設定してもよい。
具体的には、再生手段241は、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答と、記入時間幅TwLがC(>B)分の比較対象解答との再現ストロークを並べて再生する場合、記入時間幅TwLがC分の比較対象解答の再現ストロークを「C−B」分だけ再生させた後、記入時間幅TwLがB分の比較対象解答の再現ストロークの再生を開始する。この場合、記入時間幅TwLがC分の比較対象解答の再現ストロークの再生からC分後に、両方の比較対象解答の再現ストロークの再生が終了する。
このように、2つの比較対象解答の再生終了のタイミングのみを一致させた場合であっても、再生手段241は、好適に、比較対象解答を並べて再生してユーザに比較させることができる。
(変形例5)
再生手段241は、3人以上の解答内容を比較対象解答として、描画アプリケーションウィンドウ上で並べて再生してもよい。この場合、再生手段241は、図14の解答選択ウィンドウにおいて、3人以上の受講者をユーザ選択リスト69から選択させることで、3以上の比較対象解答を決定する。そして、再生手段241は、解答再生ウィンドウにおいて、決定した比較対象解答の再現ストロークを並べて再生する。
このとき、再生手段241は、実施形態と同様に、各比較対象解答の再生開始のタイミング及び再生時間幅TrLを調整する。具体的には、図12のラジオボタン96Aが選択された場合には、再生手段241は、各比較対象解答に対応する再現ストロークの再生開始のタイミングを一致させると共に、各比較対象解答に対応する再現ストロークの再生時間幅TrLを各比較対象解答の記入時間幅TwLに設定する。また、再生手段241は、図12のラジオボタン96Bが選択された場合、再生手段241は、各比較対象解答に対応する再現ストロークの再生開始及び再生終了のタイミングを一致させる。
このように、3以上の比較対象解答の再現ストロークを並べて再生した場合であっても、再生手段241は、好適に受講者の解答内容を観察者に比較させることができる。
(変形例6)
上記した実施形態では、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いていたが、アノト方式を用いることに限定はされない。
1(1A〜1E)…電子ペン
2…集約装置
3…転送装置
4…プロジェクタ
5(5A〜5E)…解答用紙
6…スクリーン
10…電子ペンシステム
20…範囲指定手段
21…入力手段
22…集約個別受信手段
23…集約転送受信手段
24…集約処理手段
25…記憶手段
26…表示手段
27…送信手段

Claims (8)

  1. 各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶する記憶手段と、
    前記ストローク情報に基づき、複数の記入内容のストロークを再生する再生手段とを有し、
    前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させることを特徴とする端末装置。
  2. 前記再生手段は、前記ストロークを記入内容ごとに並べて再生することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生開始から再生終了までの各時間幅を、当該各記入内容の記入に要した時間幅にそれぞれ設定することを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記再生手段は、再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生終了のタイミングを一致させることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  5. 再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生開始から再生終了までの各時間幅を、当該各記入内容の記入に要した時間幅にそれぞれ設定するか、又は、
    再生させる各記入内容のストロークの再生開始のタイミングを一致させ、かつ、当該各記入内容のストロークの再生終了のタイミングを一致させるか
    を指定する入力を受け付ける入力手段を備え、
    前記再生手段は、前記入力に基づき前記ストロークを再生することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記ストローク情報に基づき記入内容が再現されたストロークの画像から、再生を行う範囲を指定する範囲指定手段を備え、
    前記再生手段は、前記範囲指定手段により指定された範囲に含まれる記入内容のストロークの再生を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の端末装置。
  7. コード化パターンを読み取り、前記コード化パターンに応じた記入情報を生成する電子ペンと、
    前記電子ペンにより読み取り可能なコード化パターンが印刷され、各記入者が前記電子ペンによってストロークを記入する記入用紙と、
    前記電子ペンから前記記入情報を受信する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の端末装置と、を備える電子ペンシステムであって、
    前記端末装置の記憶手段は、
    前記電子ペンから受信した記入情報に基づき、各記入者の記入内容を示すストロークに関する位置情報及び時刻情報を含むストローク情報を記憶することを特徴とする電子ペンシステム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2012184917A 2012-08-24 2012-08-24 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム Active JP6056263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012184917A JP6056263B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012184917A JP6056263B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014044471A true JP2014044471A (ja) 2014-03-13
JP6056263B2 JP6056263B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=50395716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012184917A Active JP6056263B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6056263B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020035452A (ja) * 2019-09-30 2020-03-05 株式会社ワコム デジタルインクファイル生成方法、デジタルインクファイル生成装置、デジタルインクファイル再生方法、デジタルインクファイル再生装置、及びプログラム
JP2021036445A (ja) * 2020-11-04 2021-03-04 株式会社ワコム デジタルインクファイル再生装置、デジタルインクファイル再生方法、及びプログラム
JPWO2021084763A1 (ja) * 2019-11-01 2021-05-06

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023595A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc 画像処理装置、方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008243025A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Canon Inc 情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2009020373A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 端末装置及びそれを用いた学習システムとそのプログラム
JP2009276479A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン・システム、端末装置及びそのプログラム
JP2010191776A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Dainippon Printing Co Ltd ストローク再生装置及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023595A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Canon Inc 画像処理装置、方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008243025A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Canon Inc 情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2009020373A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 端末装置及びそれを用いた学習システムとそのプログラム
JP2009276479A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン・システム、端末装置及びそのプログラム
JP2010191776A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Dainippon Printing Co Ltd ストローク再生装置及びプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
中谷 健司: "第5章 タツチパネルの開発動向と関連技術", 新・タッチパネル実用講座, JPN6016018605, 13 April 2011 (2011-04-13), JP, pages 89 - 125, ISSN: 0003433120 *
山口 浩司: "マルチモーダル情報記録再生システム", 第50回(平成7年前期)全国大会講演論文集(6) ハードウェア システム, JPN6016018604, 15 March 1995 (1995-03-15), JP, pages 6 - 233, ISSN: 0003433119 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020035452A (ja) * 2019-09-30 2020-03-05 株式会社ワコム デジタルインクファイル生成方法、デジタルインクファイル生成装置、デジタルインクファイル再生方法、デジタルインクファイル再生装置、及びプログラム
JPWO2021084763A1 (ja) * 2019-11-01 2021-05-06
JP7359218B2 (ja) 2019-11-01 2023-10-11 日本電信電話株式会社 管理装置、管理方法及び管理プログラム
JP2021036445A (ja) * 2020-11-04 2021-03-04 株式会社ワコム デジタルインクファイル再生装置、デジタルインクファイル再生方法、及びプログラム
JP7072621B2 (ja) 2020-11-04 2022-05-20 株式会社ワコム デジタルインクファイル再生装置、デジタルインクファイル再生方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6056263B2 (ja) 2017-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5240653B2 (ja) 電子ペン・システム、端末装置及びそのプログラム
JP6255935B2 (ja) 筆跡再生装置及びプログラム
JP2009251925A (ja) 電子ペン・システム及びそのプログラム
JP6044198B2 (ja) コンピュータ装置、プログラム及び情報処理システム
JP5807433B2 (ja) コンピュータ装置、電子ペンシステム、及びプログラム
JP6248409B2 (ja) データ管理システム及びプログラム
JP6056263B2 (ja) 端末装置、電子ペンシステム及びプログラム
JP5408513B2 (ja) 電子ペン・システム及びそのプログラム
JP2014134571A (ja) コンピュータ装置、再生システム、及びプログラム
JP3169604U (ja) 端末装置及び電子ペンシステム
JP5408511B2 (ja) 電子ペンシステム、コンピュータ装置及びそのプログラム
JP5810724B2 (ja) 端末装置、電子ペンシステム、及びプログラム
JP5915118B2 (ja) アーカイブシステム、第一の端末及びプログラム
JP3171421U (ja) 電子ペン収容ユニット及び電子ペンシステム
JP6019716B2 (ja) コンピュータ装置、プログラム及び情報処理システム
JP6260210B2 (ja) 表示システム、表示方法及びプログラム
JP6187172B2 (ja) 受信装置、受信システム及びプログラム
JP5141997B2 (ja) コンピュータ、それを用いた表示システム、およびそのプログラム
JP5288340B2 (ja) 表示システムおよびそのプログラム
JP2013029990A (ja) 電子ペン収容ユニット、電子ペンシステム、及びプログラム
JP5866874B2 (ja) 電子ペンシステム
JP5983136B2 (ja) 電子ペンシステム及びプログラム
JP5862395B2 (ja) 端末装置、コンテンツ再生システム、及びプログラム
JP6244647B2 (ja) コンピュータ装置及びプログラム
JP5141935B2 (ja) コンピュータ、それを用いた表示システム、およびそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6056263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150