JP2007234786A - 波長可変レーザ光源 - Google Patents

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【課題】シングルモードでモードホップなく波長を広い帯域に渡って変化させることができる波長可変レーザ光源を提供すること。
【解決手段】半導体レーザ11と回折格子15とで外部共振器を構成し、その間に光偏向部14を設ける。光偏向部14は電気光学効果等の外部からの信号によって屈折率を変化させる素子を用いる。こうすれば外部からの信号により光偏向部の屈折率が変化するため、屈折率の変化に伴う光路長の変化及び光ビームの変更に伴う外部共振器の光路長の変化に伴う波長の変化と、光の偏向に伴う回折格子での選択波長の変化分とを同期させることによって、所定の範囲でモードホップなく波長を変化させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は単一モード光を発生してその発光波長を変化させることができる波長可変レーザ光源に関するものである。
光コヒーレントトモグラフィ(OCT)や光ファイバセンシングの分野では、検出対象を高速且つ感度よく検出する要求が高まっている。このような周波数領域干渉計測や分光分析用の光源として、広帯域の走査ができる波長走査型レーザ光源が必要となる。狭スペクトルで広帯域の波長可変光源としては、複雑な可変機構を用いた外部共振器型が一般的である。しかし、出力を安定にし、且つ連続的に波長を変化させるために、複雑な機構を高精度なモータなどによって機械的に制御する必要があるため、従来、可変速度を上げるという点では限界があった。
次に外部共振型レーザ光源の発振原理について説明する。一般的な外部共振型レーザにおいては、半導体レーザ等のゲイン媒質と外部のミラーとを外部共振器とし、この間に光バンドパスフィルタを設けている。このような波長可変光源において、バンドパスフィルタと外部ミラーの機能を果たすものとして回折格子を用い、回折格子への入射角度を変化させることにより選択波長を変化させるものもある。回折格子への入射角度を変化させて波長を変化させると共に、外部共振モードもこの変化率に同期させれば、モードホップを生じることなく波長を変化させることができる。このため、回折格子の光軸が交わる中心ではなく、特定のピボットを中心に回折格子自体を回転させることによって、モードホップのない波長掃引を実現した波長可変光源も知られている。(非特許文献1)この波長可変光源では、回動角を変化させると、回折格子への光の入射角と外部共振器長とが連動して変化する。
分布帰還型(DFB)型レーザ等では、半導体の材料、構造などの制限により外部共振器レーザ程の広帯域可変は期待できない。また出力レベルを調整するゲイン領域と、波長可変領域と共振器長を構成する位相調整領域を設け、波長可変と位相を調整することによって波長を可変するようにした集積型の外部共振器型波長可変レーザも知られている(非特許文献2)。
"Continuously Tuned External Cavity Semiconductor Laser", W. R. Trutan et al., Journal of Lightwave technology Vol. 11, No.8 August 1993 PP1279〜1286 "Monolithically Integrated Grating Cavity Tunable Lasers", Oh Kee Kwon et al., IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS VOL. 17, NO.9, SEPTEMBER 2005
しかし従来型の外部共振器型レーザはモードホップを回避し、位相を同調する複雑なメカニズムが必要であり、高速で波長掃引あるいは走査することは困難である。非特許文献1ではピボットと回折格子との間隔を大きくする必要があり、回転モーメントが大きくなる。回折格子は高精度の角度調整精度が要求されるため、連続して波長を掃引することができる速度は数秒程度であり、高速に波長走査することができないという欠点があった。又非特許文献2では、波長と位相の2つのパラメータを同時にしかも高速に連続して調整することは困難であった。即ち、狭線幅、広帯域、高速連続可変を実現するレーザ光源は実現されていない。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、回折格子を回動させることなく、シングルモードで波長を広い帯域に渡って高速で掃引、走査したり、任意の速度で可変又は固定することができる波長可変レーザ光源を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の波長可変レーザ光源は、発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、前記ゲイン媒体に隣接して設けられ、前記ゲイン媒体から入射された光を同一の光行路に沿って反射する第1のミラーと、前記ゲイン媒体を中心とし、前記第1のミラーと対称な位置に設けられた回折格子と、前記ゲイン媒体と前記回折格子との間に設けられ、外部からの信号によって屈折率を変化させ、光を屈折させることにより前記回折格子への入射角を偏向する光偏向部と、具備し、前記光偏向部の屈折率変化に伴う光路長の変化及び光ビームの偏向に伴う外部共振器の光路長の変化に伴う波長の変化と、前記回折格子への入射角の変化に伴う波長の変化とを同期させることによって、単一モードで連続的にレーザ発振波長を変化させるようにしたものである。
ここで前記回折格子は、前記外部共振器モードの波長変化と回折格子の選択波長の波長変化とが同期するように、その格子線数を変化させてもよい。
ここで前記光偏向部は、電気光学効果、熱光学効果、磁気光学効果及び音響光学効果のいずれかの機能を有する素子を用いてもよい。
ここで前記回折格子は、導波路素子の端面に形成されたものであり、前記導波路素子は、更に光導波路中に前記光偏向部を集積してもよい。
ここで前記ゲイン媒体は半導体レーザであり、前記半導体レーザの出射面に前記導波路素子を接触させ、前記半導体レーザ及び導波路素子を同一基板に集積化してもよい。
ここで前記回折格子は、回折格子で反射された光を同一位置に反射するリットマン配置により構成してもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、ゲイン媒体を中心として第1のミラーと回折格子とによって外部共振器を構成する。光偏向部で光を偏向し、回折格子への入射を変化させる。回折格子は入射角に応じて波長が変化するフィルタとして用い、その選択波長によって発振波長を決めることができる。そして回折格子への入射角を連続的に変化させ、回折格子の選択波長を連続的に変化させると共に、外部共振器長をこれと連動して変化させることにより、同一の外部共振器モードを用いてモードホップでなく発振波長を変化させることができる。この光偏向部の偏向速度を十分高くすることによって、シングルモードで広い範囲に渡って高速で波長走査を行うことができる。又この光源を用いることにより、狭線幅で光周波数走査範囲が広いため、OCT等において深い範囲で、且つ高分解能の画像表示を実現できる。
図1は本発明の第1の実施の形態による外部共振器型半導体レーザの構成を示す図である。本図に示すようにベース10上に半導体レーザ11が配置される。半導体レーザ11の右側出射面には導波路素子12を設ける。導波路素子12は電気光学効果を有する素子を用い、図示のように半導体レーザ11の右端から出射した光のスポットサイズを変換するスポットサイズ変換部13、光偏向部14及び回折格子15を有している。スポットサイズ変換部13は半導体レーザ11からの光のスポット径を拡大するコリメートレンズに相当する機能を達成している。又導波路素子12は光偏向部14のハッチングで示す部分の上下にのみ電極を形成する。そして光偏向部14はハッチングで示す領域に電圧源16より電圧を印加することによって、電気光学効果によりその領域内で屈折率を変化させ、光を電圧に応じて偏向させるものである。電圧源16は求める波長変化に応じて三角波のこぎり波などの交流電源を用いる。回折格子15はこの導波路素子12の端面に形成される。又半導体レーザ11の左方の端面は第1のミラーを構成しており、光の一部を透過するものとする。透過光の出射側には集光レンズ17及びアイソレータ18が設けられ、光ファイバ19が接続されている。回折格子15はディープドライエッチング(DRIE)装置や成型的製造法を用いて導波路素子12の端面に形成することによって、任意のピッチを有する回折格子を容易に製造することができる。
図2は本発明の第1の実施の形態による外部共振器型レーザの主要部のみを示す図である。本図においてゲイン素子である半導体レーザ11の左端はミラー面であって、外部共振器を構成する第1のミラーとする。又他方の面はARコート(反射防止コート)とし、出射光を光偏向部14に導く。光偏向部14は導波路素子12の中央部分に設けられており、外部からの信号に応じて一定の角度範囲で光の偏向方向を変化させるものである。光偏向部14は前述したように、台形状の部分のみが上部からの上下に電極が設けられている。電圧を印加しない状態では、他の領域と同一の屈折率を有しているため、半導体レーザ11からの光は直進する。そして電圧を印加することによってその電圧に応じて屈折率が変化し、一定の角度範囲で光を偏向させる。そしてこの偏向した光を受光する位置に回折格子15を設ける。回折格子15は導波路素子12の端に連続的に三角波状の格子が形成された光学素子であり、この実施の形態ではリトロー配置によって入射方向が変わっても入射光は同じ光路を通って投射方向に戻るように構成されている。そしてこの入射角度によって選択波長が変化する。回折格子15は外部共振器の第2のミラーと光バンドパスフィルタとの機能を備えたものである。
ここでリトロー配置について説明する。回折格子に対する光ビームの入射角をθ、反射角をδとすると、以下の式によって回折光が得られる。
Λ(sinθ+sinδ)=kλ ・・・(1)
ここでkは次数であり、0,±1,±2・・・の値となる。Λは回折格子の格子ピッチ(μm)、即ち単位長さ当たりの格子線数a(本/mm)の逆数である。
さて回折光にはリトロー配置とリットマン配置とがある。リトロー配置では−1次の回折光と入射光の角度が等しい。従って(1)式においてθ=δとすると、(1)式より回折光の波長は次式で決定される。
λ=2Λsinθ ・・・(2)
尚、リットマン配置では入射光と反射光の角度は一致していない。
ここで光偏向部14は、図示のように直進状態から連続的に光を偏向させるものである。ここで偏向角φを0〜φまで変化させるものとする。又回折格子15への入射光は図示のように光偏向部14で光が偏向されない状態での入射角をθ、光偏向部14が最大まで偏向した状態での入射角θ+φとする。入射角θはθ〜θ+φで表せる。この場合は回折格子15で選択される反射光の波長λは、式(2)よりφとθを用いて次式(3)で表せる。
λ(φ)=2Λsinθ=2Λsin(θ+φ) ・・・(3)
さて光が偏向されないときの外部共振器長Lは、図2のようにゲイン素子である半導体レーザ11の一方の端部から光偏向部14までの光路長L1と、光偏向部14の内部の光路長b、及び光偏向部14から回折格子15までの光路長L2との和によって決定される。
=L1+b+L2 ・・・(4)
ここで外部共振器長Lとして、回折格子15によるバンドパスフィルタの半値全幅中に1本の外部共振器モードが含まれるような長さを選択する。そして本実施の形態は、光偏向部14による光の偏向によって回折格子15に対する光の入射角θが変化するのと同期させて、外部共振器長L自体を変化させ、これによって1本の外部共振器モード自体の波長を変化させつつ波長を走査できるようにしたものである。光偏向部14の光路長は元のbからb’(=b+Δb)となるとすると、Δbは光偏向部14での屈折率の変化に基づく光路長の増加分及び幾何学的な光路長増加分の加算値である。そしてこの光路長の増加分Δbと、光ビームの偏向に伴う回折格子までの光路長L2の増加分ΔL2との総和による位相変化量を最適化して、偏向角度の変化による波長変化と同期させる。こうすることによって、光偏向部14の制御パラメータ、例えば電圧を連続的に変化させ、一定の波長範囲でモードホップのない波長走査型の光源を実現することができる。
ここで図2に示すように、半導体レーザ11から光偏向部14への入射角をα、出射角をβとし、光偏向部14から導波路素子12への入射角をα−β、出射角をφとすると、スネルの法則より以下の式が成り立つ。
sinα=n’sinβ ・・・(5)
sinφ=n’sin(α−β) ・・・(6)
ここでn’は光偏向部14の屈折率を周囲の屈折率で正規化した屈折率であり、光偏向部14に印加される電圧によって変化する。そして電圧を印加することによって屈折率が変化し、光偏向部14で光路長bはb’へと増加し、又光偏向部14から回折格子までの長さもL2からL2’へと増加する。ここで光偏向部14での元の光軸からの変位量をH、光偏向部14から回折格子15までの間での光の偏向分をYとすると、光偏向部14から回折格子15までの光路長L2’は次式で示される。
Figure 2007234786
従ってこのL2’を用いて全光路長Lは次式で表される。
Figure 2007234786
又出射角βは式(5),(6)より次式(9)で表される。
Figure 2007234786
従って光路長で定まる外部共振器モードの波長λは変数φの関数として表され、次式で定まることとなる。
λ=λL/L ・・・(10)
ここで電圧を印加しない状態での光路長は前述のようにLであり、λはφ=0のときの回折格子のリトロー配置によって決まる波長である。
又回折格子15のリトロー配置によって定まる選択波長λは前述した式(3)で表される。これらの波長λ,λの光の光周波数f,fは、光速をcとすると、夫々次式で示される。
=c/λ
=c/λ
そしてこの周波数の差の絶対値が外部モード間隔F(=c/2L)の1/2以下、即ち次の不等式を満足することによって、モードホップフリーの発振が行える。
|f−f|<c/4L ・・・(11)
さて上記の不等式(11)を満足する例として、例えば以下のものがある。
L1=5.25mm
b=29mm
L2=2mm
α=35°
a=800本/mm
この条件での回折格子の回折角と波長λとのλとの関係を図3に、モードホップ番号と発振波長の関係を図4に示す。これらの図に知られるように、モードホップ番号が±0.5未満となる範囲は上記の不等式(11)の成り立つ範囲である。この場合には19nmの波長範囲が得られ、この角度範囲では、モードホップのない発振が可能である。即ちこの範囲内では波長の変化と位相変化とを同期させることができ、モードホップを伴うことなく発振波長を変化させることができる。この発振波長は光偏向部14に与える電圧によって変化させることができる。電気光学素子の応答速度は速いため、例えば三角波、サイン波等任意の波形の電圧の印加によって、電圧波形に応じて高速で波長を変化させることができる。
この実施の形態では、波長走査型レーザ光源の構成要素は全てベース10上に集積回路として構成されるため、可動部がなく極めて小型軽量とすることができるという効果が得られる。
更に本実施の形態では電圧源16として任意の交流電源を用いることにより波長走査型光源としているが、電圧に応じて任意の偏向角度に固定してその角度に対応した波長の光を得る波長可変光源として用いることができる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態では図5に示すように導波路素子12の端部に形成する回折格子15に特徴を有するものである。この実施の形態ではモードホップフリーとなる発振可能な波長範囲を拡大するために光の反射する位置に応じて格子線数aを変化させるようにしたものである。回折格子自体は導波路の端面にディープドライエッチング(DRIE装置)や成型的製造法を用いて形成することによって任意のピッチとすることができるので、このピッチを適宜変更することによってモードホップのない発振が可能な波長範囲を拡大することができる。図5は導波路素子の端面に形成される回折格子の長さ方向を横軸とし、格子線数aを線数とした場合の格子線数の変化を示すグラフである。このように格子線数を第1の実施の形態の定数から偏向角度に応じた格子線数となるように連続的に又は不連続的に変化させることによって、波長可変範囲を拡大することができる。
図6は本発明の第3の実施の形態による波長可変レーザ光源を示す図である。本図において前述した第1実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実施の形態では導波路素子とその端面の回折格子のみが前述した第1の実施の形態と異なっている。この実施の形態では導波路素子21を用いる。導波路素子21上には前述した第1の実施の形態と同様に、スポットサイズ変換部13、光偏向部14を設ける。又その端部には回折格子22を同様に形成するが、この回折格子22に対向する位置を平面とし、その面をミラー23として形成しておく。そして回折格子22の回折光をそのまま同一位置に反射させるものとする。こうすれば1次回折光を利用するリットマン配置となる。この場合には光偏向部14を出射した後の光路長L2が更に回折格子22からミラー部23への往復の光路長を加えたものとなるが、その他は前述した第1の実施の形態と同様である。ミラー23はこの場合には外部共振器の一端を構成する第2のミラーとなる。この場合も同様の構成によってモードホップフリーの波長可変レーザ光源を実現することができる。
ここで光偏向部には高い効率で屈折率を変調可能な非線形光学材料や液晶、又はポリマ等を用いることができる。電気光学効果を持った素子としては、例えばPZTやLiNbOがあり、この素子に電圧を印加することによって、屈折率が変化するため電圧に対応した屈折角で光を偏向することができる。
尚、光偏向部14の領域は特定の領域のみの屈折率をあらかじめ変化させておき、更に電圧でその領域の屈折率を変化させるようにしてもよい。又屈折率が変化する複数の領域を設けることによって偏向角度を拡大することができる。
更に前述した各実施の形態では導波路素子の端面に回折格子を形成するようにしているが、導波路素子を用いることなくゲイン媒体である半導体レーザと光偏向部及び回折格子とを夫々独立した素子として形成してもよい。又各実施の形態において、半導体レーザを基板上に同時に形成することによって全体を集積回路化することができる。
本発明はシングルモードで任意の速度で波長を掃引、走査することができるため、OCTや光ファイバセンシング等の種々の分野の波長走査型光源、その他の光源として用いることができる。
本発明の第1の実施の形態による波長可変レーザ光源を示す図である。 本実施の形態による波長可変レーザ光源の主要部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態による回折角に対する波長の変化を示すグラフである。 本実施の形態による波長変化とモードホップ番号を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態による波長可変レーザ光源の回折格子の位置に対する格子線数の変化を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による波長可変レーザ光源を示す図である。
符号の説明
10 ベース
11 半導体レーザ
12,21 導波路素子
13 スポットサイズ変換部
14 光偏向部
15,22 回折格子
16 電圧源
17 集光レンズ
18 アイソレータ
19 光ファイバ
23 ミラー

Claims (6)

  1. 発振する波長に対する利得を有するゲイン媒体と、
    前記ゲイン媒体に隣接して設けられ、前記ゲイン媒体から入射された光を同一の光行路に沿って反射する第1のミラーと、
    前記ゲイン媒体を中心とし、前記第1のミラーと対称な位置に設けられた回折格子と、
    前記ゲイン媒体と前記回折格子との間に設けられ、外部からの信号によって屈折率を変化させ、光を屈折させることにより前記回折格子への入射角を偏向する光偏向部と、具備し、
    前記光偏向部の屈折率変化に伴う光路長の変化及び光ビームの偏向に伴う外部共振器の光路長の変化に伴う波長の変化と、前記回折格子への入射角の変化に伴う波長の変化とを同期させることによって、単一モードで連続的にレーザ発振波長を変化させるようにした波長可変レーザ光源。
  2. 前記回折格子は、前記外部共振器モードの波長変化と回折格子の選択波長の波長変化とが同期するように、その格子線数を変化させた請求項1記載の波長可変レーザ光源。
  3. 前記光偏向部は、電気光学効果、熱光学効果、磁気光学効果及び音響光学効果のいずれかの機能を有する素子を用いた請求項1記載の波長可変レーザ光源。
  4. 前記回折格子は、導波路素子の端面に形成されたものであり、
    前記導波路素子は、更に光導波路中に前記光偏向部を集積した請求項1記載の波長可変レーザ光源。
  5. 前記ゲイン媒体は半導体レーザであり、
    前記半導体レーザの出射面に前記導波路素子を接触させ、前記半導体レーザ及び導波路素子を同一基板に集積化した請求項1記載の波長可変レーザ光源。
  6. 前記回折格子は、回折格子で反射された光を同一位置に反射するリットマン配置により構成した請求項1記載の波長可変レーザ光源。
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