JP2004513296A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
本発明は、燃料噴射弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の噴射弁であって、弁ニードル(6)と弁閉鎖体(7)とが設けられており、該弁閉鎖体(7)が、弁座体(5)における弁座面(8)と共働してシール座(9)を形成しており、シール座(9)の下流に複数の噴射開口(4,12)が設けられていて、これらの噴射開口(4,12)が燃料供給路に対してシール座(9)によってシールされている形式のものに関する。このような形式の燃料噴射弁において、本発明の構成では、シール座(9)の下流に円板エレメント(10)が配置されていて、該円板エレメント(10)が、温度変化時に形状を変化させる少なくとも1つの弁区分(11)を有しており、該弁区分(11)が加熱エレメント(13)と結合されていて、しかも噴射開口(12)を覆うことができるようになっている。
Description
【0001】
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第3228079号明細書に基づいて公知の燃料噴射弁は、複数の噴射開口を個別に制御することができる。燃料噴射弁は2つの弁ニードルを有しており、両弁ニードルは各1つのばねによってそれぞれのシール座に向かって、予負荷もしくはプレロード(Vorspannkraft)を負荷される。1つの弁ニードルがある程度の前行程だけそのシール座から持ち上げられると、この弁ニードルは他方の弁ニードルのストッパに当接し、そしてさらなる行程時に他方の弁ニードルを連行する。両弁ニードルの両シール座は、異なった角度をもって方向付け可能な異なった噴射開口を閉鎖する。しかしながらこの構造は多数の部材から成っており、2つのシール座を正確に製造しなくてはならないので、コストが高くなる。さらに別の欠点としては、単に2グループの噴射開口を個別に制御できるだけであり、開放される噴射開口をそれ以上に選択することができない、ということが挙げられる。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許公開第3048304号明細書には、弁ニードルと、この弁ニードルの孔内に設けられた補助ニードルとを備えた、内燃機関用の燃料噴射弁が開示されている。弁ニードルは、燃焼室側に弁閉鎖体として形成された区分において、弁座面と共働して、噴射開口を燃料供給部から隔てるシール座を形成している。弁ニードル内において案内されている補助ニードルもまた同様に弁閉鎖体を有しており、この弁閉鎖体は燃料噴射弁の第2の弁座面と共働する。弁ニードル内に設けられたばねによって、補助ニードルは弁ニードルに向かって引っ張られ、そしてこの弁ニードルに対して、該弁ニードルにおける弁座面と共働してシール座を形成する。液圧作動式の燃料噴射弁が燃料供給管路における圧力上昇によって開放し始めると、補助ニードルは弁ニードルにおけるそのシール座から、弁体におけるシール座に向かって押圧され、噴射開口の1つのグループを閉鎖し、これに対して噴射開口の別のグループは開放される。圧力がさらに上昇すると、弁ニードルがそのシール座から持ち上げられ、所定の行程後に、弁ニードルのストッパに当接する補助ニードルを連行する。これによってすべての噴射開口が開放される。この公知の構成には、全部で3つのシール座を精密に製造しなくてはならないという欠点がある。また、この公知の燃料噴射弁においても単に2グループの噴射開口を別個に制御できるだけである。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許第3120044号明細書に基づいて公知の2つの弁ニードルを備えた燃料噴射弁では、噴射開口が2グループにおいて開放され得るようになっている。この場合一方の弁ニードルは、中空ニードルとして形成された他方の弁ニードルの内部において案内される。中空ニードルとして形成されたこの弁ニードルは、その燃料室側の端部に噴射開口を有している。この公知の構成には、中空ニードルの製造が極めて面倒かつ高価であるという欠点がある。それというのは、この中空ニードルは噴射開口をも有していることにより、それぞれ精密な部材の製造を必要とする2つの機能を、1つの部材においてまとめられているからである。
【0005】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁は、公知のものに比べて次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、開放される噴射開口を制御するための、製造技術的に良好に転換可能な安価な解決策が提供されている。それというのは本発明による燃料噴射弁では、噴射開口はこれらの噴射開口を個別に開放するために、精密に製造されるさらなるシール座を必要とせず、弁区分に配属もしくは対応配置された噴射開口は、弁区分の各加熱エレメントが弁閉鎖体とは別個に制御されることにより、互いに無関係に開放され得るからである。すべての噴射開口に各1つの弁区分を対応配置させて、各加熱エレメントを互いに別個に制御できるようにすると、最大で、すべての噴射開口を個別に選択することが可能である。弁閉鎖体が開放されるや否や、弁区分によって覆われていない噴射開口だけが燃料を噴射する。
【0006】
特に、燃料噴射弁の噴流パターンにおける燃料の分布に対しては、噴射開口の選択によって有利な形式で影響を与えることができる。
【0007】
請求項1記載の本発明による燃料噴射弁の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0008】
本発明の有利な構成では、円板エレメントの少なくとも弁区分がバイメタルから成っており、バイメタルの成層は、円板エレメントの弁区分が加熱時に噴射開口を開放するように構成されている。
【0009】
択一的に、円板エレメントの少なくとも弁区分がバイメタルから成っており、バイメタルの成層が、円板エレメントの弁区分が加熱時に噴射開口を覆うように構成されていてもよい。
【0010】
本発明の別の有利な構成では、円板エレメントの少なくとも弁区分が、形状記憶合金から、特に2方向効果(Zweiwegeffekt)を有する形状記憶合金から製造されている。
【0011】
本発明のさらに別の有利な構成では、加熱エレメントが、弁区分に取り付けられた電気式の加熱ワイヤから成っている。
【0012】
加熱ワイヤそれぞれのために適宜な制御ラインが設けられていると、最大で、1つの円板エレメントにおいてすべての弁区分を個々に選択して開放することができる。
【0013】
また別の有利な構成では、弁座体もしくは噴射開口プレートが、第1の孔サークルに対して半径方向外側に配置された、複数の噴射開口から成る第2の孔サークルを有しており、第2の孔サークルの噴射開口に、円板エレメントの相応に成形された弁区分が配属もしくは対応配置されている。
【0014】
噴射開口が互いに異なった噴射角度、開放直径及び軸方向長さを有していると、有利である。
【0015】
図面
次に図面を参照しながら本発明による燃料噴射弁の実施例を説明する。
【0016】
図1は、弁ニードルが閉鎖されかつ噴射開口が覆われている状態における、本発明による燃料噴射弁の1実施例が断面図で示されている。
【0017】
図2は、図1に示された燃料噴射弁を、噴射開口が開放されている状態において示す図である。
【0018】
図3は、図1のIII−III線に沿って断面した図である。
【0019】
図4は、図2のIVで示された範囲を拡大して示す図である。
【0020】
実施例の記載
図1には、内燃機関の図示されていない燃焼室に向けられた側における、本発明による燃料噴射弁の区分が断面図で示されている。
【0021】
弁体1は例えば溶接シーム3を介して、噴射開口4を有する噴射開口プレート2と結合されており、この噴射開口プレート2と一緒に弁座体5を形成している。弁ニードル6は、図示されていない燃焼室に向けられた端部に、弁閉鎖体7を有している。弁閉鎖体7は、弁体1に設けられた例えば円錐台形状の弁座面8と共働してシール座9を形成している。噴射開口プレート2には円板エレメント10が配置されており、この円板エレメント10は、噴射開口プレート2に弁体1によって保持される。円板エレメント10は半径方向内側に向かって突出する弁区分11を有しており、これらの弁区分11は、孔サークル19に配置された外側の噴射開口12を通常運転温度において覆う。弁区分11には加熱エレメント13が配置されている。弁区分11は、半径方向で中心に向かって延びる舌片17として形成されている。実施例では円板エレメント10はバイメタルから形成されており、このバイメタルの層は次のように、すなわち加熱エレメント13が弁区分11を付加的に加熱していない場合に、低温時において弁区分11が外側の噴射開口12を覆うように、成形されている。
【0022】
図1には燃料噴射弁が閉鎖状態で示されている。加熱エレメント13は制御されておらず、円板エレメント10の弁区分11は通常の運転温度又はそれよりも低い運転温度を有している。バイメタルの設計によって、弁区分11は円形に配置された外側の噴射開口12に押し付けられ、そしてこれらの噴射開口12を閉鎖する。そして弁ニードル6がシール座9から持ち上げられると、燃料は、例えば内側の孔サークル18における覆われていない噴射開口4から流出することができる。この場合これらの噴射開口4だけが燃料の噴流パターンを規定する。
【0023】
図2には本発明の同じ実施例が示されている。図2に示されている領域も図1と同じなので、同一部材は同一符号で示されている。しかしながらこの図2には、円板エレメント10の弁区分11が加熱によって制御された状態における燃料噴射弁が示されている。
【0024】
弁体1は、溶接シーム3を介して、噴射開口4を有する噴射開口プレート2と結合されていて、この噴射開口プレート2と一緒に弁座体5を形成している。弁ニードル6は弁閉鎖体7と一体的に形成されている。弁閉鎖体7は、弁体1に成形された弁座面8と共働してシール座9を形成している。円板エレメント10は噴射開口プレート2に配置されており、かつ弁体1によって噴射開口プレート2に保持される。所属の加熱エレメント13を備えた弁区分11は、第2の孔サークルを形成する外側の噴射開口12の上方に配置されている。
【0025】
燃料噴射弁は閉鎖された状態で示されている。加熱エレメント13は弁区分11を付加的に加熱する。これによって弁区分11は、対応配置された外側の噴射開口12から離れ、これらの噴射開口12を開放する。そして弁ニードル6がシール座9から持ち上げられると、燃料は覆われていないすべての噴射開口4,12から流出することができる。図面には、それぞれ所属の外側の噴射開口12を開放している2つの弁区分11が示されている。個別に開放可能な噴射開口12の数はしかしながら、加熱エレメント13を個別に制御するという可能性に依存している。燃料噴射弁が閉鎖されている時間に、開放される噴射開口12の数が所属の加熱エレメント13の制御によって選択されるようになっていると、有利である。このようになっていると、燃料噴射弁の開放は、従来技術による燃料噴射弁におけるように、弁ニードル6によって極めて正確かつ迅速に行われる。
【0026】
図3には図1のIII−III線に沿った断面図が示されている。噴射開口プレート2には噴射開口4が配置されている。弁区分11は外側の噴射開口12を覆っている。弁区分11には加熱エレメント13が配置されている。加熱エレメント13は例えば、1つの共通の接続ワイヤ14を介して互いに接続されている加熱ワイヤとして形成されている。加熱エレメント13は本発明の図示の実施例では、外側の孔サークル19のために共通に操作されることができる。
【0027】
図4には、図2のIVで示された範囲が拡大して示されている。噴射開口プレート2には、外側の噴射開口12である噴射開口4が配置されている。弁区分11は加熱エレメント13によって加熱され、したがって外側の噴射開口12から持ち上げられている。円板エレメント10及び弁区分11を固定する弁体1は、その縁部だけが示されている。バイメタルから形成された弁区分11は、熱膨張の小さな上側層15と熱膨張の大きな下側層16とを有している。燃料噴射弁が開放された場合における燃料の貫流方向は矢印で示されている。
【0028】
択一的に、弁区分11を形状記憶合金、特にいわゆる2方向特性(Zweiwegeverhalten)を示すような形状記憶合金で構成することも可能である。このような形状記憶合金では変形は、温度上昇に関連して、かつそれとは逆に温度低下時に生じるようになっている。
【0029】
外側の噴射開口12及びその他の噴射開口4が設けられる角度を異なって設計することによって、燃料噴射コーンの角度全体に対して影響を与えることができる。燃料噴射弁の本発明による構成は、有利な形式で高い切換え周波数(Schaltfrequenz)を可能にする。本発明による構成はまた安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
弁ニードルが閉鎖されかつ噴射開口が覆われている状態における、本発明による燃料噴射弁の1実施例が断面図で示されている。
【図2】
図1に示された燃料噴射弁を、噴射開口が開放されている状態において示す図である。
【図3】
図1のIII−III線に沿って断面した図である。
【図4】
図2のIVで示された範囲を拡大して示す図である。
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の燃料噴射弁に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第3228079号明細書に基づいて公知の燃料噴射弁は、複数の噴射開口を個別に制御することができる。燃料噴射弁は2つの弁ニードルを有しており、両弁ニードルは各1つのばねによってそれぞれのシール座に向かって、予負荷もしくはプレロード(Vorspannkraft)を負荷される。1つの弁ニードルがある程度の前行程だけそのシール座から持ち上げられると、この弁ニードルは他方の弁ニードルのストッパに当接し、そしてさらなる行程時に他方の弁ニードルを連行する。両弁ニードルの両シール座は、異なった角度をもって方向付け可能な異なった噴射開口を閉鎖する。しかしながらこの構造は多数の部材から成っており、2つのシール座を正確に製造しなくてはならないので、コストが高くなる。さらに別の欠点としては、単に2グループの噴射開口を個別に制御できるだけであり、開放される噴射開口をそれ以上に選択することができない、ということが挙げられる。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許公開第3048304号明細書には、弁ニードルと、この弁ニードルの孔内に設けられた補助ニードルとを備えた、内燃機関用の燃料噴射弁が開示されている。弁ニードルは、燃焼室側に弁閉鎖体として形成された区分において、弁座面と共働して、噴射開口を燃料供給部から隔てるシール座を形成している。弁ニードル内において案内されている補助ニードルもまた同様に弁閉鎖体を有しており、この弁閉鎖体は燃料噴射弁の第2の弁座面と共働する。弁ニードル内に設けられたばねによって、補助ニードルは弁ニードルに向かって引っ張られ、そしてこの弁ニードルに対して、該弁ニードルにおける弁座面と共働してシール座を形成する。液圧作動式の燃料噴射弁が燃料供給管路における圧力上昇によって開放し始めると、補助ニードルは弁ニードルにおけるそのシール座から、弁体におけるシール座に向かって押圧され、噴射開口の1つのグループを閉鎖し、これに対して噴射開口の別のグループは開放される。圧力がさらに上昇すると、弁ニードルがそのシール座から持ち上げられ、所定の行程後に、弁ニードルのストッパに当接する補助ニードルを連行する。これによってすべての噴射開口が開放される。この公知の構成には、全部で3つのシール座を精密に製造しなくてはならないという欠点がある。また、この公知の燃料噴射弁においても単に2グループの噴射開口を別個に制御できるだけである。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許第3120044号明細書に基づいて公知の2つの弁ニードルを備えた燃料噴射弁では、噴射開口が2グループにおいて開放され得るようになっている。この場合一方の弁ニードルは、中空ニードルとして形成された他方の弁ニードルの内部において案内される。中空ニードルとして形成されたこの弁ニードルは、その燃料室側の端部に噴射開口を有している。この公知の構成には、中空ニードルの製造が極めて面倒かつ高価であるという欠点がある。それというのは、この中空ニードルは噴射開口をも有していることにより、それぞれ精密な部材の製造を必要とする2つの機能を、1つの部材においてまとめられているからである。
【0005】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁は、公知のものに比べて次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射弁では、開放される噴射開口を制御するための、製造技術的に良好に転換可能な安価な解決策が提供されている。それというのは本発明による燃料噴射弁では、噴射開口はこれらの噴射開口を個別に開放するために、精密に製造されるさらなるシール座を必要とせず、弁区分に配属もしくは対応配置された噴射開口は、弁区分の各加熱エレメントが弁閉鎖体とは別個に制御されることにより、互いに無関係に開放され得るからである。すべての噴射開口に各1つの弁区分を対応配置させて、各加熱エレメントを互いに別個に制御できるようにすると、最大で、すべての噴射開口を個別に選択することが可能である。弁閉鎖体が開放されるや否や、弁区分によって覆われていない噴射開口だけが燃料を噴射する。
【0006】
特に、燃料噴射弁の噴流パターンにおける燃料の分布に対しては、噴射開口の選択によって有利な形式で影響を与えることができる。
【0007】
請求項1記載の本発明による燃料噴射弁の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0008】
本発明の有利な構成では、円板エレメントの少なくとも弁区分がバイメタルから成っており、バイメタルの成層は、円板エレメントの弁区分が加熱時に噴射開口を開放するように構成されている。
【0009】
択一的に、円板エレメントの少なくとも弁区分がバイメタルから成っており、バイメタルの成層が、円板エレメントの弁区分が加熱時に噴射開口を覆うように構成されていてもよい。
【0010】
本発明の別の有利な構成では、円板エレメントの少なくとも弁区分が、形状記憶合金から、特に2方向効果(Zweiwegeffekt)を有する形状記憶合金から製造されている。
【0011】
本発明のさらに別の有利な構成では、加熱エレメントが、弁区分に取り付けられた電気式の加熱ワイヤから成っている。
【0012】
加熱ワイヤそれぞれのために適宜な制御ラインが設けられていると、最大で、1つの円板エレメントにおいてすべての弁区分を個々に選択して開放することができる。
【0013】
また別の有利な構成では、弁座体もしくは噴射開口プレートが、第1の孔サークルに対して半径方向外側に配置された、複数の噴射開口から成る第2の孔サークルを有しており、第2の孔サークルの噴射開口に、円板エレメントの相応に成形された弁区分が配属もしくは対応配置されている。
【0014】
噴射開口が互いに異なった噴射角度、開放直径及び軸方向長さを有していると、有利である。
【0015】
図面
次に図面を参照しながら本発明による燃料噴射弁の実施例を説明する。
【0016】
図1は、弁ニードルが閉鎖されかつ噴射開口が覆われている状態における、本発明による燃料噴射弁の1実施例が断面図で示されている。
【0017】
図2は、図1に示された燃料噴射弁を、噴射開口が開放されている状態において示す図である。
【0018】
図3は、図1のIII−III線に沿って断面した図である。
【0019】
図4は、図2のIVで示された範囲を拡大して示す図である。
【0020】
実施例の記載
図1には、内燃機関の図示されていない燃焼室に向けられた側における、本発明による燃料噴射弁の区分が断面図で示されている。
【0021】
弁体1は例えば溶接シーム3を介して、噴射開口4を有する噴射開口プレート2と結合されており、この噴射開口プレート2と一緒に弁座体5を形成している。弁ニードル6は、図示されていない燃焼室に向けられた端部に、弁閉鎖体7を有している。弁閉鎖体7は、弁体1に設けられた例えば円錐台形状の弁座面8と共働してシール座9を形成している。噴射開口プレート2には円板エレメント10が配置されており、この円板エレメント10は、噴射開口プレート2に弁体1によって保持される。円板エレメント10は半径方向内側に向かって突出する弁区分11を有しており、これらの弁区分11は、孔サークル19に配置された外側の噴射開口12を通常運転温度において覆う。弁区分11には加熱エレメント13が配置されている。弁区分11は、半径方向で中心に向かって延びる舌片17として形成されている。実施例では円板エレメント10はバイメタルから形成されており、このバイメタルの層は次のように、すなわち加熱エレメント13が弁区分11を付加的に加熱していない場合に、低温時において弁区分11が外側の噴射開口12を覆うように、成形されている。
【0022】
図1には燃料噴射弁が閉鎖状態で示されている。加熱エレメント13は制御されておらず、円板エレメント10の弁区分11は通常の運転温度又はそれよりも低い運転温度を有している。バイメタルの設計によって、弁区分11は円形に配置された外側の噴射開口12に押し付けられ、そしてこれらの噴射開口12を閉鎖する。そして弁ニードル6がシール座9から持ち上げられると、燃料は、例えば内側の孔サークル18における覆われていない噴射開口4から流出することができる。この場合これらの噴射開口4だけが燃料の噴流パターンを規定する。
【0023】
図2には本発明の同じ実施例が示されている。図2に示されている領域も図1と同じなので、同一部材は同一符号で示されている。しかしながらこの図2には、円板エレメント10の弁区分11が加熱によって制御された状態における燃料噴射弁が示されている。
【0024】
弁体1は、溶接シーム3を介して、噴射開口4を有する噴射開口プレート2と結合されていて、この噴射開口プレート2と一緒に弁座体5を形成している。弁ニードル6は弁閉鎖体7と一体的に形成されている。弁閉鎖体7は、弁体1に成形された弁座面8と共働してシール座9を形成している。円板エレメント10は噴射開口プレート2に配置されており、かつ弁体1によって噴射開口プレート2に保持される。所属の加熱エレメント13を備えた弁区分11は、第2の孔サークルを形成する外側の噴射開口12の上方に配置されている。
【0025】
燃料噴射弁は閉鎖された状態で示されている。加熱エレメント13は弁区分11を付加的に加熱する。これによって弁区分11は、対応配置された外側の噴射開口12から離れ、これらの噴射開口12を開放する。そして弁ニードル6がシール座9から持ち上げられると、燃料は覆われていないすべての噴射開口4,12から流出することができる。図面には、それぞれ所属の外側の噴射開口12を開放している2つの弁区分11が示されている。個別に開放可能な噴射開口12の数はしかしながら、加熱エレメント13を個別に制御するという可能性に依存している。燃料噴射弁が閉鎖されている時間に、開放される噴射開口12の数が所属の加熱エレメント13の制御によって選択されるようになっていると、有利である。このようになっていると、燃料噴射弁の開放は、従来技術による燃料噴射弁におけるように、弁ニードル6によって極めて正確かつ迅速に行われる。
【0026】
図3には図1のIII−III線に沿った断面図が示されている。噴射開口プレート2には噴射開口4が配置されている。弁区分11は外側の噴射開口12を覆っている。弁区分11には加熱エレメント13が配置されている。加熱エレメント13は例えば、1つの共通の接続ワイヤ14を介して互いに接続されている加熱ワイヤとして形成されている。加熱エレメント13は本発明の図示の実施例では、外側の孔サークル19のために共通に操作されることができる。
【0027】
図4には、図2のIVで示された範囲が拡大して示されている。噴射開口プレート2には、外側の噴射開口12である噴射開口4が配置されている。弁区分11は加熱エレメント13によって加熱され、したがって外側の噴射開口12から持ち上げられている。円板エレメント10及び弁区分11を固定する弁体1は、その縁部だけが示されている。バイメタルから形成された弁区分11は、熱膨張の小さな上側層15と熱膨張の大きな下側層16とを有している。燃料噴射弁が開放された場合における燃料の貫流方向は矢印で示されている。
【0028】
択一的に、弁区分11を形状記憶合金、特にいわゆる2方向特性(Zweiwegeverhalten)を示すような形状記憶合金で構成することも可能である。このような形状記憶合金では変形は、温度上昇に関連して、かつそれとは逆に温度低下時に生じるようになっている。
【0029】
外側の噴射開口12及びその他の噴射開口4が設けられる角度を異なって設計することによって、燃料噴射コーンの角度全体に対して影響を与えることができる。燃料噴射弁の本発明による構成は、有利な形式で高い切換え周波数(Schaltfrequenz)を可能にする。本発明による構成はまた安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
弁ニードルが閉鎖されかつ噴射開口が覆われている状態における、本発明による燃料噴射弁の1実施例が断面図で示されている。
【図2】
図1に示された燃料噴射弁を、噴射開口が開放されている状態において示す図である。
【図3】
図1のIII−III線に沿って断面した図である。
【図4】
図2のIVで示された範囲を拡大して示す図である。
Claims (13)
- 燃料噴射弁、特に内燃機関の燃料噴射装置用の噴射弁であって、弁閉鎖体(7)が、弁座体(5)における弁座面(8)と共働してシール座(9)を形成しており、シール座(9)の下流に複数の噴射開口(4,12)が配置されており、これらの噴射開口(4,12)が燃料供給路に対してシール座(9)によってシールされている形式のものにおいて、
シール座(9)の下流に円板エレメント(10)が配置されていて、該円板エレメント(10)が、温度変化時に形状を変化させる少なくとも1つの弁区分(11)を有しており、該弁区分(11)が加熱エレメント(13)と結合されていて、しかも噴射開口(12)を覆うことができるようになっていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 円板エレメント(10)の少なくとも弁区分(11)がバイメタルから成っている、請求項1記載の燃料噴射弁。
- バイメタルの成層によって、円板エレメント(10)の弁区分(11)が加熱時に噴射開口(12)を開放する、請求項2記載の燃料噴射弁。
- バイメタルの成層によって、円板エレメント(10)の弁区分(11)が加熱時に噴射開口(12)を覆う、請求項2記載の燃料噴射弁。
- 円板エレメント(10)の少なくとも弁区分(11)が、形状記憶合金から成っている、請求項1記載の燃料噴射弁。
- 形状記憶合金が2方向効果を有している、請求項5記載の燃料噴射弁。
- 加熱エレメント(13)が、弁区分(11)に取り付けられた電気式の加熱ワイヤから成っている、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁区分(11)が円板エレメント(10)の、半径方向内側に向かって方向付けられた舌片(17)として形成されていて、外側の孔サークル(19)における噴射開口(12)の一部が、円板エレメント(10)の弁区分(11)に対応配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(4,12)が、弁座体(5)もしくは噴射開口プレート(2)における内側の孔サークル(18)及び外側の孔サークル(19)に配置されている、請求項8記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(4,12)が異なった噴射角度を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(4,12)が、異なった開放直径及び/又は異なった軸方向長さを有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 弁閉鎖体(7)が弁ニードル(6)を介して、電磁式又は圧電式のアクチュエータを用いて操作可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(4,12)が、シール座(9)を有する弁体(1)と堅固に結合されている噴射開口プレート(2)に設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
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