JP2004318579A - 商品販売支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】セレクトショップの特徴を活かし、商品供給者に商品提供へのインセンティブを与える仕組みを備える商品販売支援システムを提供する。
【解決手段】セレクトショップの設計段階において、店舗運営者が端末18を用いて個別商品を対象とする操作(例:商品の選択、紹介文の作成、独自グループの付与)を実行すると、その操作履歴がサーバ12に保存される。セレクトショップの場合、店舗運営者は同時に消費者でもあるから、上記履歴情報は買い手側(消費者)側の商品評価も反映したものとなる。従って、商品供給者は、商品が実際に売れるよりも早く、店舗設計段階で消費者による商品評価の情報を入手し、その後の販売戦略や商品開発に活用できる。
【選択図】 図1
【解決手段】セレクトショップの設計段階において、店舗運営者が端末18を用いて個別商品を対象とする操作(例:商品の選択、紹介文の作成、独自グループの付与)を実行すると、その操作履歴がサーバ12に保存される。セレクトショップの場合、店舗運営者は同時に消費者でもあるから、上記履歴情報は買い手側(消費者)側の商品評価も反映したものとなる。従って、商品供給者は、商品が実際に売れるよりも早く、店舗設計段階で消費者による商品評価の情報を入手し、その後の販売戦略や商品開発に活用できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のデータ通信ネットワークを利用した商品の販売を支援するシステムに関する。このようなシステムを本明細書では商品販売支援システムと呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】
商品販売支援システムには様々な形態がある。一例として、電子ショッピングモールが挙げられる。電子ショッピングモールでは、売りたい商品の現物を保有又は管理している者(例えば、メーカー、卸売業者、小売業者等。以下、商品供給者と呼ぶ)がシステム運営者と契約して自分の仮想店舗を電子ショッピングモール内に開設する。この仮想店舗で、商品供給者は、自分の保有商品に関する情報を広く消費者に告知し、商品の販売を行う。
【0003】
上記のような従来型の電子ショッピングモールには次のような問題がある。
(1)商品供給者の直営店舗では取扱商品の選択の幅は狭くならざるを得ない。例えば、自社店舗で競合他社の製品を販売することは事実上不可能である。また、自社が供給する商品と全く関連性のない商品を取り扱うことはあまり一般的とは言えない。
(2)既に一般消費者に広く認知されている商品や、有名な製造元・販売元が供給する商品は別として、そうでない商品の場合、単にインターネット上に仮想店舗を開いて商品告知や情報提供を行うだけでは容易に販売に結びつかないのが実情である。
(3)例えば、化粧品、飲料、食品のように、実際に試して初めて品質が確かめられる類の商品は、オンラインでの商品購入に対する消費者の心理的障壁が高い。このような商品については、いかに媒体を通じて商品告知や情報提供を行っても、消費者にとって商品の購入に踏み切ることは容易ではない。
【0004】
上記問題に対処する方法の一つとして、いわゆるセレクトショップシステムの活用が考えられる。セレクトショップシステムとは、消費者が消費者の立場で様々な商品を評価し、自分の気に入った商品や他者に推薦したい商品を選択して、自分で設計したオリジナルの仮想店舗で販売することを可能にするものである。このようなシステムの例としては、特許文献1に記載のオンラインショッピング仲介装置、特許文献2に記載の電子店舗システム等が挙げられる。
【特許文献1】特開2002−259732号公報
【特許文献2】特開2001−142976号公報
【0005】
一般にセレクトショップには以下のような特徴があると考えられる。
(1)直営店舗では商品供給者が自分の供給商品を販売するものであるため、品質評価の客観性の点でどうしても問題がある。これに対して、セレクトショップでは、消費者が消費者の立場で(あるいは消費者感覚で)商品を評価・選択し、販売するため、一般に品質評価の客観性が高くなると言える。
(2)セレクトショップの設計(商品の選択等)には店舗運営者の嗜好が自ずと反映される。そのため、消費者は、自分の嗜好に合ったセレクトショップが見つかれば、そのセレクトショップを定期的に訪れることにより、自分の嗜好に合った商品を効率よく見つけることができる。
(3)個人で運営されているオンラインショップの場合、店舗運営者が知人や友人に自分の店舗の存在を知らせるという、いわゆる口コミによる宣伝が重要である。このような口コミによる情報は一般に信頼性が高く、オンラインでの商品購入に対する消費者の心理的障壁を低くする効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような特徴を有するセレクトショップを商品の販促に十分に活用するには、次のような課題を考慮する必要がある。
(1)多種多様な内容のセレクトショップが多数揃わなければ、一般消費者に対して魅力ある仮想ショッピング空間を形成することはできない。そのためには、たとえコンピュータの扱いに不慣れな人でも簡単にセレクトショップを開設できるようなシステムを用意することにより、多種多様なセレクトショップの開設を促進する必要がある。
(2)上記のようなセレクトショップ開設支援システムを用意したとしても、セレクトショップでの販売用に用意された商品の品揃え(ストック)が不十分であれば、自分で店舗を運営したいと考えている潜在的な店舗運営希望者を多数集めることはできない。商品の品揃えを充実させるには商品供給者の協力が不可欠である。従って、商品供給者に商品提供への十分なインセンティブを与える仕組みがなければ、多種多様なセレクトショップの開設は期待できない。
【0007】
特許文献1及び特許文献2は主として上記課題(1)に対する解決手段の例を提示していると認められるものの、上記課題(2)については特段の配慮がなされているとは言えない。このような技術的背景に鑑みて成された本発明の目的は、セレクトショップの優れた特徴を十分に活かし、商品供給者に商品提供への十分なインセンティブを与える仕組みを備える商品販売支援システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明に係る商品販売支援システムは、
データ通信ネットワークを通じて他の端末から送信されてくる各種要求に応じた処理を実行するサーバを含み、前記サーバは、
本システムの商品供給者として登録された複数の会員の情報を保存した商品供給者データベース、
前記商品供給者により本システムで販売する商品として登録された複数の商品の情報を保存した商品データベース、
前記商品データベースに登録された複数の商品から希望の商品を選択し、該商品を販売するための商品選択式仮想店舗を運営する店舗運営会員の情報を保存した店舗運営者データベース、
前記商品データベースに登録された商品から希望の商品を選択する手順を少なくとも含む店舗設計処理のためのインターフェースを前記店舗運営者が使用する店舗運営者端末上に構成する機能、及び、前記店舗設計処理により生成された設計データを前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信する店舗設計支援部、
前記店舗運営者端末から受け取った設計データを店舗設計データベースに保存する設計データ保存部、
商品購入者が使用する商品購入者端末からいずれかの商品選択式仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該商品選択式仮想店舗の設計データを前記店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信する店舗データ送信部、
前記店舗設計処理において個別商品を対象とする操作が実行されたときに該操作の内容を示す操作情報を生成して前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信するとともに、前記店舗運営者端末から受け取った操作情報を前記商品と関連付けて操作履歴データベースに保存する操作情報収集部、及び、
商品供給者が使用する商品供給者端末から所定の要求を受けたとき、該商品供給者が供給した商品と関連付けられた操作情報を前記操作履歴データベースから読み出し、所定の形式で前記商品供給者端末に送信する商品情報提供部、
を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態及び発明の効果】
商品供給者の直営店舗の場合とは異なり、セレクトショップでは、店舗運営者が同時に消費者でもあるため、店舗設計には自ずから一消費者の嗜好や考え方が反映されることになる。中でも、商品の選択、商品の分類の仕方、商品の紹介文というような個別商品に関連する設計項目には、各商品に対する一消費者の評価が強く表れる。本発明はこのような考察に基づいて成されたものである。
【0010】
すなわち、まず、本発明に係る商品販売支援システムは、商品データベースに登録された多数の商品から希望の商品を選択して販売するための商品選択式仮想店舗(すなわち、セレクトショップ)の開設を支援する仕組みを備えている(店舗設計支援部、設計データ保存部)。商品は多数の商品供給者から提供される。これにより、自分では商品を持っていない一般消費者であっても、容易にセレクトショップを開設し、店舗運営者となることができる。
【0011】
また、本発明に係る商品販売支援システムは、店舗設計処理において個別商品を対象とする操作が実行されたときにその操作の内容を示す情報を収集し、その情報を商品供給者に提供(還元)する仕組みを備えている(操作情報収集部、商品情報提供部)。「個別商品を対象とする操作」の例としては、商品の選択、商品に対する分類の付与、商品の紹介文の作成等が挙げられる。このような店舗設計段階の情報は、商品が実際に売れるよりも早い段階で入手可能である。しかも、店舗運営者は同時に消費者でもあるから、上記のような情報は売り手側の商品評価だけでなく買い手(消費者)側の商品評価も反映したものとなる。従って、商品供給者は、商品が実際に売れるよりも早く、消費者による商品評価の情報を入手し、その後の販売戦略や商品開発に活用できる。
【0012】
以上のように、本発明に係る商品販売支援システムによれば、セレクトショップの開設を支援する仕組みと、商品供給者に商品提供へのインセンティブを与える仕組みとを設けたことにより、多種多様な商品ストックを活用した多種多様なセレクトショップの開設が促進され、一般消費者にとって魅力ある仮想ショッピング空間が創出される。
【0013】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品に関する意見、要望、提案等を店舗運営者から受け付け、商品供給者に提供するための提案受付部を更に設けてもよい。提案受付部は、例えば電子掲示板や電子メールを利用して構成することができる。商品に関する提案や要望としては、例えば、既存商品の改良の提案、新商品の提案等が挙げられる。このような構成によれば、商品供給者は商品が実際に売れるよりも早く、消費者でもある店舗運営者からの提案や要望に基づいて今後の販売戦略や商品開発を検討することができる。なお、商品に関する提案や要望を出した店舗運営者に対してポイントを付与する仕組みや、そのような提案や要望を反映した商品が実際に売れた場合に売上の所定割合を店舗運営者に還元する仕組みを更に設けるようにすれば、より確実に商品に関する提案・要望等の情報を得ることができるようになる。また、店舗運営者だけでなく一般消費者も提案等を投稿できるようにしてもよい。
【0014】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品供給者が運営する直営型仮想店舗の設計データを保存するための直営店舗設計データベースを更に設けるとともに、前記店舗データ送信部は、前記商品購入者端末からいずれかの直営型仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該直営型仮想店舗の設計データを前記直営店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信する構成としてもよい。この構成によれば、商品供給者が自ら直営店舗を開設して商品を販売することが可能になる。
【0015】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品供給者に自分の保有商品を販売する仮想店舗を指定させるための店舗指定部を更に設けてもよい。例えば、各商品を販売する仮想店舗を直営店舗又はセレクトショップの一方に限定したり、両方で同時に販売可能にしたりすることができるようにするのである。この構成によれば、例えば、自社の新商品はまず直営店舗で販売する一方、いわゆる型落ちの商品や直営店舗での売れ行きがあまりよくない商品はセレクトショップで販売する、というように多様な販売戦略を考えることができる。また、自社の販売戦略に特に合致したコンセプトのセレクトショップだけに自社商品の販売を許可できるようにしてもよい。そのためには、例えば、商品データを閲覧可能なセレクトショップのリストを保存するためのフィールドを商品データベースに設ければよい。
【0016】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、前記操作情報収集部は、更に前記商品選択式仮想店舗における商品の販売段階において個別商品に対する操作が実行されたときに該操作の内容を示す操作情報を生成して前記サーバに送信する機能を前記商品購入者端末に付与するためのデータを該商品購入者端末に送信するとともに、該商品購入者端末から受け取った操作情報を前記商品と関連付けて操作履歴データベースに保存するようにしてもよい。このようにすると、個別商品に対する一般消費者の端末操作の履歴情報も得られる。商品購入操作としては、例えば、商品の詳細情報の閲覧、ショッピングカート(買い物かご)への商品の投入、カートからの商品の削除、商品の注文、注文の取り消し、等が挙げられる。
【0017】
【実施例】
図1に本発明の一実施例である商品販売支援システムの概略構成を示す。本実施例のシステム1(以下、本システム1という)は、インターネット等のデータ通信ネットワーク10に接続されたサーバ12、一般会員端末14、商品供給会員端末16及び店舗運営会員端末18を含む。サーバ12は、所定のサーバプログラムを動作させることにより構成されたソフトウェア機能部であるWEBサーバ20、商品登録受付部22、店舗設計支援部24、操作履歴記録部26、商品情報提供部28及び提案受付部29を備えている。また、サーバ12にはハードディスク等の記憶装置から成るデータ保存部30が備えられており、ここに各種データが保存されている。
【0018】
本システム1の利用者(会員)は、一般会員、商品供給会員及び店舗運営会員の3種類に分類される。
一般会員とは、自分では商品の現物を保有及び管理をしておらず、基本的に消費者として行動する会員のことをいう。
商品供給会員とは、自ら商品の現物を保有又は管理し、その商品の少なくとも一部を本システムに供給する者として登録された会員のことをいう。例えば、メーカー、卸売業者、小売業者等がこれに相当する。
店舗運営会員とは、一般会員のうち、自分の仮想店舗(セレクトショップ)を開設し、商品供給会員により供給される商品の中から自分の希望する商品を選択して販売を行う権利を取得した会員のことをいう。店舗運営会員は、自ら商品の現物の保有又は管理を行うことはない。
【0019】
図2にデータ保存部30の概略構成を示す。データ保存部30に保存されるデータの概略的内容は以下の通りである。なお、以下の説明では、「データベース」という語を適宜「DB」と略記する。
一般会員DB(302): 一般会員の属性情報を保存したデータベース。
店舗運営会員DB(303): 店舗運営会員の属性情報を保存したデータベース。店舗運営会員は一般会員でもあるため、本データベースの「会員ID」フィールドには一般会員DBで用いられている会員IDが書き込まれる。店舗運営会員に関する情報のうち、一般会員と共通の基本的情報は一般会員DB302に保存される。
商品供給会員DB(304): 商品供給会員の属性情報を保存したデータベース。商品供給会員が自分の直営店舗を電子モールに開設している場合、その店舗のIDが「店舗ID」フィールドに書き込まれる。
商品基本情報DB(306): 商品供給会員により本システムに提供された商品に関する基本情報を保存したデータベース。「公開設定」フィールドには、商品情報をセレクトショップでの販売用に公開するかどうかを示す値が書き込まれる。
店舗設計DB(308): セレクトショップの設計データを保存したデータベース。「運営者ID」フィールドには店舗運営会員のIDが書き込まれる。その他の情報は後述する店舗設計処理により自動的に生成される。
モール設計DB(310): 商品供給会員の直営店舗の設計データを保存したデータベース。「店舗分類」フィールドにはどういう種類の商品を販売する店であるかを示す分類が書き込まれる。直営店舗は、商品供給会員(又はその依頼を受けた者)が各種WEBサイト編集ツールを用いて自由に設計することができる。設計データ(HTML文書、画像、スクリプト等)は「店舗URL」フィールドで指定されたディレクトリ下に保存される。
操作履歴DB(312): 個別商品を対象とする操作の履歴を保存したデータベース。本データベースには、いつ、どの店舗で誰が、どの商品を対象として、どのような操作を行ったかを示す情報が保存される。「操作種別」及び「操作内容」については後述する。
提案DB(314): 一般会員や店舗設計会員から受け付けた商品に関する意見、提案、提案等(以下、提案等と呼ぶ)を商品と関連付けて保存したデータベース。「店舗ID」には、提案等の投稿を受け付けた店舗のIDが書き込まれる。
【0020】
一般会員端末14、商品供給会員端末16及び店舗運営会員端末18はいずれもネットワーク10に接続されたパーソナルコンピュータである。各端末にはWEBブラウザ19(以下、ブラウザ19と呼ぶ)がインストールされている。ブラウザ19は、端末上の操作に応じてWEBサーバ20に各種要求を送信するとともに、その要求に応じてWEBサーバ20から送信されてくるデータを処理し、端末の画面上に各種WEBページを表示する。
【0021】
本システム1の動作について以下に説明する。
【0022】
(商品登録)
商品登録の手順は次の通りである。まず、商品供給会員が、端末16のブラウザ19を用いて所定の商品登録用ページへのアクセス要求をサーバ12に送信する。この要求を受けたサーバ12側では、商品登録受付部22が商品登録用ページを生成し、WEBサーバ20を通じて店舗供給端末16に送信する。商品登録用ページ(図示せず)には、商品名、商品分類、提供数といった基本情報の他に、商品情報をセレクトショップでの販売用に公開するかどうかを指定するための入力項目が設けられている。このページで商品供給会員が必要事項を入力し、送信操作を実行すると、入力情報がサーバ12に送信される。この情報を受け取ったサーバ12側では、商品登録受付部22が入力情報を解析し、その情報を商品基本情報DB306に保存する。
【0023】
(店舗設計)
セレクトショップの設計手順について図3のフローチャートを参照しながら説明する。まず、店舗運営会員(以下、設計者と呼ぶ)が、端末18のブラウザ19を用いて所定の店舗設計用URLのページへのアクセス要求をサーバ12に送信する。この要求を受けたサーバ12側では、店舗設計支援部24が店舗設計用の各種ページを生成し、WEBサーバ20を通じて店舗運営会員端末18に送信する。
【0024】
(店舗設計:商品の選択)
店舗設計では、まず端末18に商品選択ページを表示し、多数の商品から希望の商品を選択する(ステップS10)。図4に商品選択ページの一例を示す。図4のページは、商品分類表示領域40、商品情報表示領域42及び作業選択領域44に3分割されており、更に、商品情報表示領域42は選択商品一覧領域422及び選択可能商品一覧領域424に分割されている。商品分類表示領域40には、本システム1で取り扱っている商品の分類一覧が表示されている。この一覧で任意の分類を選択すると、その分類に属する商品のうち未選択の商品の一覧が選択可能商品一覧領域424に表示され、選択済みの商品が選択商品一覧領域422に表示される。なお、セレクトショップ用に情報の公開されていない商品は一覧には表示されない。一覧領域422又は424にある「詳細」ボタン425を押下すると、対応商品の詳細情報が別ウィンドウ(図示せず)に表示される。選択可能商品一覧領域424にある「選択」ボタン426を押下すると、対応する商品が選択され、その商品のエントリ情報が選択商品一覧領域422に表示される一方、選択可能商品一覧領域424からはその情報が消える。また、選択商品一覧領域422にある「解除」ボタン427を押すと、対応商品の選択が解除される。このようにして、設計者は、セレクトショップで販売する商品を選択する。
【0025】
(店舗設計:紹介文の作成)
次に、端末18に紹介文作成ページ(図示せず)を表示し、選択した各商品の紹介文を作成する(ステップS12)。なお、紹介文の作成は必須ではなく、任意作業である。商品の紹介文を作成しなかった場合、商品供給会員又は本システム1の運営者が予め作成しておいた紹介文が自動的に使用される。
【0026】
(店舗設計:商品グループの作成)
次に、端末18に商品グループ作成ページ(図示せず)を表示し、独自の商品グループを作成する(ステップS14)。作成した商品グループには任意の選択商品を所属させることができる。同一商品を複数のグループに所属させることも可能である。更に、作成した各商品グループの紹介文を作成することもできる。なお、本ステップの作業はいずれも必須ではなく、任意作業である。
【0027】
(店舗設計:ショップ名の設定)
次に、端末18にショップ名設定ページ(図示せず)を表示し、所定欄にショップ名を入力する(ステップS16)。ここでは、店舗の紹介文を作成することもできる。本ステップの作業はいずれも必須ではなく、任意作業である。ショップ名を設定しなかった場合、所定のルールに従い自動的にショップ名が付与される。例えば、設計者の会員IDが「shopmaster」である場合は「shopmasterのお店」というショップ名を自動的に付与する。
【0028】
(店舗設計:配色設定)
次に、端末18に配色設定ページ(図示せず)を表示し、店舗の配色を設定する(ステップS18)。例えば、セレクトショップの画面構成要素のうち、ショップ名の背景色、商品又は店舗の紹介文の背景色、見出しの背景色について色を指定できるようにする。予めバランスのよい配色パターンを複数用意しておき、設計者に選択させるようにすれば、配色の設定に不慣れな設計者でも簡単に配色を決めることができる。逆に、配色にこだわりを持つ設計者のために、色名や色コード(RGB)の直接指定により細かい配色設定ができるようにしてもよい。
【0029】
(店舗設計:確認)
設計中のセレクトショップの完成イメージ(外観)は店舗イメージ確認ページ(図示せず)で確認することができる(ステップS20)。なお、図4のフローチャートではステップS18の後で店舗イメージを確認するものとしているが、実際には、ステップS18以前のどのステップの直後でも、その段階における店舗完成イメージを確認することができる。また、設計を修正する必要があれば、ステップS18以前の該当ステップに戻り、必要な修正を施すことができる。
【0030】
(店舗設計段階における操作履歴の収集)
以上のような店舗設計処理の間、操作履歴記録部26は、ブラウザ19とWEBサーバ20との間で受け渡しされる情報から、個別商品を対象とする操作の情報を抽出し、操作履歴データベース312に保存する。操作履歴データベース312には、操作日時、店舗ID、対象商品ID、操作者ID、操作種別及び操作内容が書き込まれる(図2参照)。「操作者」フィールドには、端末18を操作している設計者(店舗運営会員)のIDが書き込まれる。また、「操作種別」フィールド及び「操作内容」フィールドには、例えば図5に示したような情報が書き込まれる。
【0031】
(商品販売)
以上のような手順で設計された店舗(セレクトショップ)には専用のURLが付与される。一般会員端末14がブラウザ19で目的のURLを指定してサーバ12にアクセス要求を送信すると、サーバ12が前記URLに対応する店舗の設計データ及びその店舗で販売されている商品のデータを店舗設計DB308及び商品基本情報DB306から読み出し、ブラウザ19で閲覧可能な形式に加工してブラウザ19に送信する。こうしてブラウザ19上に生成されたセレクトショップ上で一般会員は商品情報の閲覧、商品の注文等を行うことができる。商品販売段階では、通常のオンラインショッピングシステムと同様に、例えば「ショッピングカート」あるいは「買い物かご」と呼ばれるセッション情報管理システムで各種情報が管理される。
【0032】
(商品販売段階における操作履歴の収集)
商品販売段階においても、操作履歴記録部26が、ブラウザ19とWEBサーバ20との間で受け渡しされる情報から、個別商品を対象とする操作の情報を抽出し、操作履歴データベース312に保存する。「操作者」フィールドには、端末14を操作している一般会員のIDが書き込まれる。また、「操作種別」フィールド及び「操作内容」フィールドには、例えば図6に示したような情報が書き込まれる。
【0033】
(商品供給者への情報提供)
店舗設計段階及び商品販売段階で収集された操作履歴情報は、商品供給者端末16のブラウザ19で閲覧可能である。すなわち、商品供給者が端末16のブラウザ19で所定の商品情報閲覧ページへのアクセス要求をサーバ12に送信すると、商品情報提供部28が、前記商品供給者により登録された各商品を対象とする操作履歴及びシステム全体の統計情報(例:総売上、売れ筋商品一覧)をブラウザ19で閲覧可能な形式に加工してブラウザ19に送信する。
【0034】
個別商品を対象とする操作履歴の表現方法は任意でよい。例えば、以下のような方法が考えられる。
・商品毎に操作履歴を表示。
・自社商品の取扱店舗毎に操作履歴を表示。
・自社商品の購入者毎に操作履歴を表示。
【0035】
(提案等の受け付け)
本システム1では、提案受付部29が、一般会員や店舗設計会員から商品に関する提案等の投稿を随時受け付け、提案DB314に保存している。提案等を受け付ける方法としては、例えば、セレクトショップにおいて商品毎に「提案」ボタンを用意し、そのボタンを押下すると、その商品に対する提案等の投稿用フォームが端末に表示される、という例が考えられる。なお、提案等の投稿は個別商品を対象とする操作の一種であるから、操作履歴DB312に保存することも可能である。この場合、提案DB314を別に用意する必要はない。こうして受け付けられた提案等の内容も、先の操作履歴と同様に商品供給会員に提供される。
【0036】
以上、本発明に係る商品販売支援システムの一実施例について説明したが、上記はあくまで一例に過ぎず、本発明の精神及び範囲内で様々な実施例が可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である商品販売支援システムの概略構成図。
【図2】図1のシステムのデータ保存部の概略構成。
【図3】セレクトショップの設計手順を示すフローチャート。
【図4】店舗設計段階に用いられる商品選択ページの一例。
【図5】店舗設計段階において店舗運営会員(設計者)が行う個別商品を対象とする操作の種別及び内容の例。
【図6】店舗設計段階において一般会員(購入者)が行う個別商品を対象とする操作の種別及び内容の例。
【符号の説明】
1…商品販売支援システム
12…サーバ
14…一般会員端末
16…商品供給会員端末
18…店舗運営会員端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のデータ通信ネットワークを利用した商品の販売を支援するシステムに関する。このようなシステムを本明細書では商品販売支援システムと呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】
商品販売支援システムには様々な形態がある。一例として、電子ショッピングモールが挙げられる。電子ショッピングモールでは、売りたい商品の現物を保有又は管理している者(例えば、メーカー、卸売業者、小売業者等。以下、商品供給者と呼ぶ)がシステム運営者と契約して自分の仮想店舗を電子ショッピングモール内に開設する。この仮想店舗で、商品供給者は、自分の保有商品に関する情報を広く消費者に告知し、商品の販売を行う。
【0003】
上記のような従来型の電子ショッピングモールには次のような問題がある。
(1)商品供給者の直営店舗では取扱商品の選択の幅は狭くならざるを得ない。例えば、自社店舗で競合他社の製品を販売することは事実上不可能である。また、自社が供給する商品と全く関連性のない商品を取り扱うことはあまり一般的とは言えない。
(2)既に一般消費者に広く認知されている商品や、有名な製造元・販売元が供給する商品は別として、そうでない商品の場合、単にインターネット上に仮想店舗を開いて商品告知や情報提供を行うだけでは容易に販売に結びつかないのが実情である。
(3)例えば、化粧品、飲料、食品のように、実際に試して初めて品質が確かめられる類の商品は、オンラインでの商品購入に対する消費者の心理的障壁が高い。このような商品については、いかに媒体を通じて商品告知や情報提供を行っても、消費者にとって商品の購入に踏み切ることは容易ではない。
【0004】
上記問題に対処する方法の一つとして、いわゆるセレクトショップシステムの活用が考えられる。セレクトショップシステムとは、消費者が消費者の立場で様々な商品を評価し、自分の気に入った商品や他者に推薦したい商品を選択して、自分で設計したオリジナルの仮想店舗で販売することを可能にするものである。このようなシステムの例としては、特許文献1に記載のオンラインショッピング仲介装置、特許文献2に記載の電子店舗システム等が挙げられる。
【特許文献1】特開2002−259732号公報
【特許文献2】特開2001−142976号公報
【0005】
一般にセレクトショップには以下のような特徴があると考えられる。
(1)直営店舗では商品供給者が自分の供給商品を販売するものであるため、品質評価の客観性の点でどうしても問題がある。これに対して、セレクトショップでは、消費者が消費者の立場で(あるいは消費者感覚で)商品を評価・選択し、販売するため、一般に品質評価の客観性が高くなると言える。
(2)セレクトショップの設計(商品の選択等)には店舗運営者の嗜好が自ずと反映される。そのため、消費者は、自分の嗜好に合ったセレクトショップが見つかれば、そのセレクトショップを定期的に訪れることにより、自分の嗜好に合った商品を効率よく見つけることができる。
(3)個人で運営されているオンラインショップの場合、店舗運営者が知人や友人に自分の店舗の存在を知らせるという、いわゆる口コミによる宣伝が重要である。このような口コミによる情報は一般に信頼性が高く、オンラインでの商品購入に対する消費者の心理的障壁を低くする効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような特徴を有するセレクトショップを商品の販促に十分に活用するには、次のような課題を考慮する必要がある。
(1)多種多様な内容のセレクトショップが多数揃わなければ、一般消費者に対して魅力ある仮想ショッピング空間を形成することはできない。そのためには、たとえコンピュータの扱いに不慣れな人でも簡単にセレクトショップを開設できるようなシステムを用意することにより、多種多様なセレクトショップの開設を促進する必要がある。
(2)上記のようなセレクトショップ開設支援システムを用意したとしても、セレクトショップでの販売用に用意された商品の品揃え(ストック)が不十分であれば、自分で店舗を運営したいと考えている潜在的な店舗運営希望者を多数集めることはできない。商品の品揃えを充実させるには商品供給者の協力が不可欠である。従って、商品供給者に商品提供への十分なインセンティブを与える仕組みがなければ、多種多様なセレクトショップの開設は期待できない。
【0007】
特許文献1及び特許文献2は主として上記課題(1)に対する解決手段の例を提示していると認められるものの、上記課題(2)については特段の配慮がなされているとは言えない。このような技術的背景に鑑みて成された本発明の目的は、セレクトショップの優れた特徴を十分に活かし、商品供給者に商品提供への十分なインセンティブを与える仕組みを備える商品販売支援システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明に係る商品販売支援システムは、
データ通信ネットワークを通じて他の端末から送信されてくる各種要求に応じた処理を実行するサーバを含み、前記サーバは、
本システムの商品供給者として登録された複数の会員の情報を保存した商品供給者データベース、
前記商品供給者により本システムで販売する商品として登録された複数の商品の情報を保存した商品データベース、
前記商品データベースに登録された複数の商品から希望の商品を選択し、該商品を販売するための商品選択式仮想店舗を運営する店舗運営会員の情報を保存した店舗運営者データベース、
前記商品データベースに登録された商品から希望の商品を選択する手順を少なくとも含む店舗設計処理のためのインターフェースを前記店舗運営者が使用する店舗運営者端末上に構成する機能、及び、前記店舗設計処理により生成された設計データを前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信する店舗設計支援部、
前記店舗運営者端末から受け取った設計データを店舗設計データベースに保存する設計データ保存部、
商品購入者が使用する商品購入者端末からいずれかの商品選択式仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該商品選択式仮想店舗の設計データを前記店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信する店舗データ送信部、
前記店舗設計処理において個別商品を対象とする操作が実行されたときに該操作の内容を示す操作情報を生成して前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信するとともに、前記店舗運営者端末から受け取った操作情報を前記商品と関連付けて操作履歴データベースに保存する操作情報収集部、及び、
商品供給者が使用する商品供給者端末から所定の要求を受けたとき、該商品供給者が供給した商品と関連付けられた操作情報を前記操作履歴データベースから読み出し、所定の形式で前記商品供給者端末に送信する商品情報提供部、
を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態及び発明の効果】
商品供給者の直営店舗の場合とは異なり、セレクトショップでは、店舗運営者が同時に消費者でもあるため、店舗設計には自ずから一消費者の嗜好や考え方が反映されることになる。中でも、商品の選択、商品の分類の仕方、商品の紹介文というような個別商品に関連する設計項目には、各商品に対する一消費者の評価が強く表れる。本発明はこのような考察に基づいて成されたものである。
【0010】
すなわち、まず、本発明に係る商品販売支援システムは、商品データベースに登録された多数の商品から希望の商品を選択して販売するための商品選択式仮想店舗(すなわち、セレクトショップ)の開設を支援する仕組みを備えている(店舗設計支援部、設計データ保存部)。商品は多数の商品供給者から提供される。これにより、自分では商品を持っていない一般消費者であっても、容易にセレクトショップを開設し、店舗運営者となることができる。
【0011】
また、本発明に係る商品販売支援システムは、店舗設計処理において個別商品を対象とする操作が実行されたときにその操作の内容を示す情報を収集し、その情報を商品供給者に提供(還元)する仕組みを備えている(操作情報収集部、商品情報提供部)。「個別商品を対象とする操作」の例としては、商品の選択、商品に対する分類の付与、商品の紹介文の作成等が挙げられる。このような店舗設計段階の情報は、商品が実際に売れるよりも早い段階で入手可能である。しかも、店舗運営者は同時に消費者でもあるから、上記のような情報は売り手側の商品評価だけでなく買い手(消費者)側の商品評価も反映したものとなる。従って、商品供給者は、商品が実際に売れるよりも早く、消費者による商品評価の情報を入手し、その後の販売戦略や商品開発に活用できる。
【0012】
以上のように、本発明に係る商品販売支援システムによれば、セレクトショップの開設を支援する仕組みと、商品供給者に商品提供へのインセンティブを与える仕組みとを設けたことにより、多種多様な商品ストックを活用した多種多様なセレクトショップの開設が促進され、一般消費者にとって魅力ある仮想ショッピング空間が創出される。
【0013】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品に関する意見、要望、提案等を店舗運営者から受け付け、商品供給者に提供するための提案受付部を更に設けてもよい。提案受付部は、例えば電子掲示板や電子メールを利用して構成することができる。商品に関する提案や要望としては、例えば、既存商品の改良の提案、新商品の提案等が挙げられる。このような構成によれば、商品供給者は商品が実際に売れるよりも早く、消費者でもある店舗運営者からの提案や要望に基づいて今後の販売戦略や商品開発を検討することができる。なお、商品に関する提案や要望を出した店舗運営者に対してポイントを付与する仕組みや、そのような提案や要望を反映した商品が実際に売れた場合に売上の所定割合を店舗運営者に還元する仕組みを更に設けるようにすれば、より確実に商品に関する提案・要望等の情報を得ることができるようになる。また、店舗運営者だけでなく一般消費者も提案等を投稿できるようにしてもよい。
【0014】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品供給者が運営する直営型仮想店舗の設計データを保存するための直営店舗設計データベースを更に設けるとともに、前記店舗データ送信部は、前記商品購入者端末からいずれかの直営型仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該直営型仮想店舗の設計データを前記直営店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信する構成としてもよい。この構成によれば、商品供給者が自ら直営店舗を開設して商品を販売することが可能になる。
【0015】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、商品供給者に自分の保有商品を販売する仮想店舗を指定させるための店舗指定部を更に設けてもよい。例えば、各商品を販売する仮想店舗を直営店舗又はセレクトショップの一方に限定したり、両方で同時に販売可能にしたりすることができるようにするのである。この構成によれば、例えば、自社の新商品はまず直営店舗で販売する一方、いわゆる型落ちの商品や直営店舗での売れ行きがあまりよくない商品はセレクトショップで販売する、というように多様な販売戦略を考えることができる。また、自社の販売戦略に特に合致したコンセプトのセレクトショップだけに自社商品の販売を許可できるようにしてもよい。そのためには、例えば、商品データを閲覧可能なセレクトショップのリストを保存するためのフィールドを商品データベースに設ければよい。
【0016】
本発明に係る商品販売支援システムにおいて、前記操作情報収集部は、更に前記商品選択式仮想店舗における商品の販売段階において個別商品に対する操作が実行されたときに該操作の内容を示す操作情報を生成して前記サーバに送信する機能を前記商品購入者端末に付与するためのデータを該商品購入者端末に送信するとともに、該商品購入者端末から受け取った操作情報を前記商品と関連付けて操作履歴データベースに保存するようにしてもよい。このようにすると、個別商品に対する一般消費者の端末操作の履歴情報も得られる。商品購入操作としては、例えば、商品の詳細情報の閲覧、ショッピングカート(買い物かご)への商品の投入、カートからの商品の削除、商品の注文、注文の取り消し、等が挙げられる。
【0017】
【実施例】
図1に本発明の一実施例である商品販売支援システムの概略構成を示す。本実施例のシステム1(以下、本システム1という)は、インターネット等のデータ通信ネットワーク10に接続されたサーバ12、一般会員端末14、商品供給会員端末16及び店舗運営会員端末18を含む。サーバ12は、所定のサーバプログラムを動作させることにより構成されたソフトウェア機能部であるWEBサーバ20、商品登録受付部22、店舗設計支援部24、操作履歴記録部26、商品情報提供部28及び提案受付部29を備えている。また、サーバ12にはハードディスク等の記憶装置から成るデータ保存部30が備えられており、ここに各種データが保存されている。
【0018】
本システム1の利用者(会員)は、一般会員、商品供給会員及び店舗運営会員の3種類に分類される。
一般会員とは、自分では商品の現物を保有及び管理をしておらず、基本的に消費者として行動する会員のことをいう。
商品供給会員とは、自ら商品の現物を保有又は管理し、その商品の少なくとも一部を本システムに供給する者として登録された会員のことをいう。例えば、メーカー、卸売業者、小売業者等がこれに相当する。
店舗運営会員とは、一般会員のうち、自分の仮想店舗(セレクトショップ)を開設し、商品供給会員により供給される商品の中から自分の希望する商品を選択して販売を行う権利を取得した会員のことをいう。店舗運営会員は、自ら商品の現物の保有又は管理を行うことはない。
【0019】
図2にデータ保存部30の概略構成を示す。データ保存部30に保存されるデータの概略的内容は以下の通りである。なお、以下の説明では、「データベース」という語を適宜「DB」と略記する。
一般会員DB(302): 一般会員の属性情報を保存したデータベース。
店舗運営会員DB(303): 店舗運営会員の属性情報を保存したデータベース。店舗運営会員は一般会員でもあるため、本データベースの「会員ID」フィールドには一般会員DBで用いられている会員IDが書き込まれる。店舗運営会員に関する情報のうち、一般会員と共通の基本的情報は一般会員DB302に保存される。
商品供給会員DB(304): 商品供給会員の属性情報を保存したデータベース。商品供給会員が自分の直営店舗を電子モールに開設している場合、その店舗のIDが「店舗ID」フィールドに書き込まれる。
商品基本情報DB(306): 商品供給会員により本システムに提供された商品に関する基本情報を保存したデータベース。「公開設定」フィールドには、商品情報をセレクトショップでの販売用に公開するかどうかを示す値が書き込まれる。
店舗設計DB(308): セレクトショップの設計データを保存したデータベース。「運営者ID」フィールドには店舗運営会員のIDが書き込まれる。その他の情報は後述する店舗設計処理により自動的に生成される。
モール設計DB(310): 商品供給会員の直営店舗の設計データを保存したデータベース。「店舗分類」フィールドにはどういう種類の商品を販売する店であるかを示す分類が書き込まれる。直営店舗は、商品供給会員(又はその依頼を受けた者)が各種WEBサイト編集ツールを用いて自由に設計することができる。設計データ(HTML文書、画像、スクリプト等)は「店舗URL」フィールドで指定されたディレクトリ下に保存される。
操作履歴DB(312): 個別商品を対象とする操作の履歴を保存したデータベース。本データベースには、いつ、どの店舗で誰が、どの商品を対象として、どのような操作を行ったかを示す情報が保存される。「操作種別」及び「操作内容」については後述する。
提案DB(314): 一般会員や店舗設計会員から受け付けた商品に関する意見、提案、提案等(以下、提案等と呼ぶ)を商品と関連付けて保存したデータベース。「店舗ID」には、提案等の投稿を受け付けた店舗のIDが書き込まれる。
【0020】
一般会員端末14、商品供給会員端末16及び店舗運営会員端末18はいずれもネットワーク10に接続されたパーソナルコンピュータである。各端末にはWEBブラウザ19(以下、ブラウザ19と呼ぶ)がインストールされている。ブラウザ19は、端末上の操作に応じてWEBサーバ20に各種要求を送信するとともに、その要求に応じてWEBサーバ20から送信されてくるデータを処理し、端末の画面上に各種WEBページを表示する。
【0021】
本システム1の動作について以下に説明する。
【0022】
(商品登録)
商品登録の手順は次の通りである。まず、商品供給会員が、端末16のブラウザ19を用いて所定の商品登録用ページへのアクセス要求をサーバ12に送信する。この要求を受けたサーバ12側では、商品登録受付部22が商品登録用ページを生成し、WEBサーバ20を通じて店舗供給端末16に送信する。商品登録用ページ(図示せず)には、商品名、商品分類、提供数といった基本情報の他に、商品情報をセレクトショップでの販売用に公開するかどうかを指定するための入力項目が設けられている。このページで商品供給会員が必要事項を入力し、送信操作を実行すると、入力情報がサーバ12に送信される。この情報を受け取ったサーバ12側では、商品登録受付部22が入力情報を解析し、その情報を商品基本情報DB306に保存する。
【0023】
(店舗設計)
セレクトショップの設計手順について図3のフローチャートを参照しながら説明する。まず、店舗運営会員(以下、設計者と呼ぶ)が、端末18のブラウザ19を用いて所定の店舗設計用URLのページへのアクセス要求をサーバ12に送信する。この要求を受けたサーバ12側では、店舗設計支援部24が店舗設計用の各種ページを生成し、WEBサーバ20を通じて店舗運営会員端末18に送信する。
【0024】
(店舗設計:商品の選択)
店舗設計では、まず端末18に商品選択ページを表示し、多数の商品から希望の商品を選択する(ステップS10)。図4に商品選択ページの一例を示す。図4のページは、商品分類表示領域40、商品情報表示領域42及び作業選択領域44に3分割されており、更に、商品情報表示領域42は選択商品一覧領域422及び選択可能商品一覧領域424に分割されている。商品分類表示領域40には、本システム1で取り扱っている商品の分類一覧が表示されている。この一覧で任意の分類を選択すると、その分類に属する商品のうち未選択の商品の一覧が選択可能商品一覧領域424に表示され、選択済みの商品が選択商品一覧領域422に表示される。なお、セレクトショップ用に情報の公開されていない商品は一覧には表示されない。一覧領域422又は424にある「詳細」ボタン425を押下すると、対応商品の詳細情報が別ウィンドウ(図示せず)に表示される。選択可能商品一覧領域424にある「選択」ボタン426を押下すると、対応する商品が選択され、その商品のエントリ情報が選択商品一覧領域422に表示される一方、選択可能商品一覧領域424からはその情報が消える。また、選択商品一覧領域422にある「解除」ボタン427を押すと、対応商品の選択が解除される。このようにして、設計者は、セレクトショップで販売する商品を選択する。
【0025】
(店舗設計:紹介文の作成)
次に、端末18に紹介文作成ページ(図示せず)を表示し、選択した各商品の紹介文を作成する(ステップS12)。なお、紹介文の作成は必須ではなく、任意作業である。商品の紹介文を作成しなかった場合、商品供給会員又は本システム1の運営者が予め作成しておいた紹介文が自動的に使用される。
【0026】
(店舗設計:商品グループの作成)
次に、端末18に商品グループ作成ページ(図示せず)を表示し、独自の商品グループを作成する(ステップS14)。作成した商品グループには任意の選択商品を所属させることができる。同一商品を複数のグループに所属させることも可能である。更に、作成した各商品グループの紹介文を作成することもできる。なお、本ステップの作業はいずれも必須ではなく、任意作業である。
【0027】
(店舗設計:ショップ名の設定)
次に、端末18にショップ名設定ページ(図示せず)を表示し、所定欄にショップ名を入力する(ステップS16)。ここでは、店舗の紹介文を作成することもできる。本ステップの作業はいずれも必須ではなく、任意作業である。ショップ名を設定しなかった場合、所定のルールに従い自動的にショップ名が付与される。例えば、設計者の会員IDが「shopmaster」である場合は「shopmasterのお店」というショップ名を自動的に付与する。
【0028】
(店舗設計:配色設定)
次に、端末18に配色設定ページ(図示せず)を表示し、店舗の配色を設定する(ステップS18)。例えば、セレクトショップの画面構成要素のうち、ショップ名の背景色、商品又は店舗の紹介文の背景色、見出しの背景色について色を指定できるようにする。予めバランスのよい配色パターンを複数用意しておき、設計者に選択させるようにすれば、配色の設定に不慣れな設計者でも簡単に配色を決めることができる。逆に、配色にこだわりを持つ設計者のために、色名や色コード(RGB)の直接指定により細かい配色設定ができるようにしてもよい。
【0029】
(店舗設計:確認)
設計中のセレクトショップの完成イメージ(外観)は店舗イメージ確認ページ(図示せず)で確認することができる(ステップS20)。なお、図4のフローチャートではステップS18の後で店舗イメージを確認するものとしているが、実際には、ステップS18以前のどのステップの直後でも、その段階における店舗完成イメージを確認することができる。また、設計を修正する必要があれば、ステップS18以前の該当ステップに戻り、必要な修正を施すことができる。
【0030】
(店舗設計段階における操作履歴の収集)
以上のような店舗設計処理の間、操作履歴記録部26は、ブラウザ19とWEBサーバ20との間で受け渡しされる情報から、個別商品を対象とする操作の情報を抽出し、操作履歴データベース312に保存する。操作履歴データベース312には、操作日時、店舗ID、対象商品ID、操作者ID、操作種別及び操作内容が書き込まれる(図2参照)。「操作者」フィールドには、端末18を操作している設計者(店舗運営会員)のIDが書き込まれる。また、「操作種別」フィールド及び「操作内容」フィールドには、例えば図5に示したような情報が書き込まれる。
【0031】
(商品販売)
以上のような手順で設計された店舗(セレクトショップ)には専用のURLが付与される。一般会員端末14がブラウザ19で目的のURLを指定してサーバ12にアクセス要求を送信すると、サーバ12が前記URLに対応する店舗の設計データ及びその店舗で販売されている商品のデータを店舗設計DB308及び商品基本情報DB306から読み出し、ブラウザ19で閲覧可能な形式に加工してブラウザ19に送信する。こうしてブラウザ19上に生成されたセレクトショップ上で一般会員は商品情報の閲覧、商品の注文等を行うことができる。商品販売段階では、通常のオンラインショッピングシステムと同様に、例えば「ショッピングカート」あるいは「買い物かご」と呼ばれるセッション情報管理システムで各種情報が管理される。
【0032】
(商品販売段階における操作履歴の収集)
商品販売段階においても、操作履歴記録部26が、ブラウザ19とWEBサーバ20との間で受け渡しされる情報から、個別商品を対象とする操作の情報を抽出し、操作履歴データベース312に保存する。「操作者」フィールドには、端末14を操作している一般会員のIDが書き込まれる。また、「操作種別」フィールド及び「操作内容」フィールドには、例えば図6に示したような情報が書き込まれる。
【0033】
(商品供給者への情報提供)
店舗設計段階及び商品販売段階で収集された操作履歴情報は、商品供給者端末16のブラウザ19で閲覧可能である。すなわち、商品供給者が端末16のブラウザ19で所定の商品情報閲覧ページへのアクセス要求をサーバ12に送信すると、商品情報提供部28が、前記商品供給者により登録された各商品を対象とする操作履歴及びシステム全体の統計情報(例:総売上、売れ筋商品一覧)をブラウザ19で閲覧可能な形式に加工してブラウザ19に送信する。
【0034】
個別商品を対象とする操作履歴の表現方法は任意でよい。例えば、以下のような方法が考えられる。
・商品毎に操作履歴を表示。
・自社商品の取扱店舗毎に操作履歴を表示。
・自社商品の購入者毎に操作履歴を表示。
【0035】
(提案等の受け付け)
本システム1では、提案受付部29が、一般会員や店舗設計会員から商品に関する提案等の投稿を随時受け付け、提案DB314に保存している。提案等を受け付ける方法としては、例えば、セレクトショップにおいて商品毎に「提案」ボタンを用意し、そのボタンを押下すると、その商品に対する提案等の投稿用フォームが端末に表示される、という例が考えられる。なお、提案等の投稿は個別商品を対象とする操作の一種であるから、操作履歴DB312に保存することも可能である。この場合、提案DB314を別に用意する必要はない。こうして受け付けられた提案等の内容も、先の操作履歴と同様に商品供給会員に提供される。
【0036】
以上、本発明に係る商品販売支援システムの一実施例について説明したが、上記はあくまで一例に過ぎず、本発明の精神及び範囲内で様々な実施例が可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である商品販売支援システムの概略構成図。
【図2】図1のシステムのデータ保存部の概略構成。
【図3】セレクトショップの設計手順を示すフローチャート。
【図4】店舗設計段階に用いられる商品選択ページの一例。
【図5】店舗設計段階において店舗運営会員(設計者)が行う個別商品を対象とする操作の種別及び内容の例。
【図6】店舗設計段階において一般会員(購入者)が行う個別商品を対象とする操作の種別及び内容の例。
【符号の説明】
1…商品販売支援システム
12…サーバ
14…一般会員端末
16…商品供給会員端末
18…店舗運営会員端末
Claims (4)
- データ通信ネットワークを通じて他の端末から送信されてくる各種要求に応じた処理を実行するサーバを含み、前記サーバは、
本システムの商品供給者として登録された複数の会員の情報を保存した商品供給者データベース、
前記商品供給者により本システムで販売する商品として登録された複数の商品の情報を保存した商品データベース、
前記商品データベースに登録された複数の商品から希望の商品を選択し、該商品を販売するための商品選択式仮想店舗を運営する店舗運営会員の情報を保存した店舗運営者データベース、
前記商品データベースに登録された商品から希望の商品を選択する手順を少なくとも含む店舗設計処理のためのインターフェースを前記店舗運営者が使用する店舗運営者端末上に構成する機能、及び、前記店舗設計処理により生成された設計データを前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信する店舗設計支援部、
前記店舗運営者端末から受け取った設計データを店舗設計データベースに保存する設計データ保存部、
商品購入者が使用する商品購入者端末からいずれかの商品選択式仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該商品選択式仮想店舗の設計データを前記店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信する店舗データ送信部、
前記店舗設計処理において個別商品を対象とする操作が実行されたときに該操作の内容を示す操作情報を生成して前記サーバに送信する機能を前記店舗運営者端末に付与するためのデータを該店舗運営者端末に送信するとともに、前記店舗運営者端末から受け取った操作情報を前記商品と関連付けて操作履歴データベースに保存する操作情報収集部、及び、
商品供給者が使用する商品供給者端末から所定の要求を受けたとき、該商品供給者が供給した商品と関連付けられた操作情報を前記操作履歴データベースから読み出し、所定の形式で前記商品供給者端末に送信する商品情報提供部、
を備えることを特徴とする商品販売支援システム。 - 商品に関する意見、要望、提案等を店舗運営者から受け付け、商品供給者に提供するための提案受付部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の商品販売支援システム。
- 商品供給者が運営する直営型仮想店舗の設計データを保存するための直営店舗設計データベースを更に設けるとともに、前記店舗データ送信部は、前記商品購入者端末からいずれかの直営型仮想店舗へのアクセス要求を受けたとき、該直営型仮想店舗の設計データを前記直営店舗設計データベースから読み出し、該設計データを用いて生成された仮想店舗表示用データを前記商品購入者端末へ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品販売支援システム。
- 商品供給者に自分の保有商品を販売する仮想店舗を指定させるための店舗指定部を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の商品販売支援システム。
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