JP2003063659A - コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置 - Google Patents

コンテナターミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナターミナルにおけるコンテナ管理の
効率化を図る。 【解決手段】 コンテナターミナルの物流情報センタ2
2と荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情
報ネットワーク23を構築し、該ネットワーク23内で
の交信のため個々のコンテナ1に対応してキー番号を付
けたファイルまたはホルダ28を作成し、該ファイルま
たはホルダ28にはコンテナ番号や積荷の物流情報など
を保存し、コンテナ1にはキー番号を発信する無線IC
キー番号タグ10を貼付し、ターミナルゲート、ヤード
クレーン25、コンテナクレーン26などに取り付けた
無線アンテナ9と交信し、上記キー番号によって上記フ
ァイルまたはホルダ28を検索して対応させることによ
りコンテナ1の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナターミナ
ルにおけるコンテナの管理装置および管理方法に係り、
特にコンテナターミナルゲートでのコンテナの搬出・
入、コンテナヤードでのヤードクレーンによるコンテナ
の段積み・段卸しおよび岸壁でのコンテナクレーンによ
るコンテナの船積み、船卸しなどについて、インターネ
ットとコンテナに取り付けた無線ICキー番号タグとを
組み合わせて総合的にコンテナの管理を行うコンテナの
管理方法および管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナターミナルは、陸上輸送と海上
輸送の接点に位置し、コンテナ船とトレーラ(シャー
シ)などの異種輸送手段間のコンテナの積み替え等を行
う。荷主は船会社から送られてきた空コンテナに荷物を
積み込む。一旦コンテナに積み込まれた荷物は、個々の
コンテナに付されているコンテナ番号と、コンテナに荷
物を積み込むときに作成された、図7に示す伝票(コン
テナ貨物搬入票)により、その荷物の種類、重量、仕向
地、荷主などの属性を知ることができる。また、荷主は
コンテナへ荷物の積み込みが完了すると船会社から支給
されたシールにより、図8に示すように、コンテナ1の
開閉扉1bをシール5により施封する。荷積みされたコ
ンテナ1はシャーシ3に載置されて、コンテナターミナ
ルに運ばれる。コンテナターミナル入口ゲートでゲート
マンがコンテナ番号と荷物の種類、重量、仕向地、荷主
などをチェックするとともに、シール5のシール番号と
施封状態とをチェックする。コンテナ1がコンテナター
ミナル内に運ばれると、図示しないヤードクレーンによ
ってコンテナヤードに段積みされる。また、岸壁でコン
テナ1の船積みをする際には、図示しないコンテナクレ
ーンによってコンテナ番号やシール5などの確認を行
う。なお、反対に輸入コンテナを船卸したり輸入コンテ
ナをコンテナヤードに段積みしたり輸入コンテナをコン
テナヤードから運び出す際にもコンテナ番号やシールな
どの確認を行う。
【0003】本願出願人は、コンテナターミナルゲート
の自動化の一環として荷物の種類、重量、仕向地、荷主
などの物流情報を記入したコンテナ貨物搬入票を無線I
Cカード(タグ)化してコンテナ貨物搬入票によるコン
テナの搬出・入手続きを無くすようにした「コンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの搬出・入管理装置および管
理方法」を特許出願した(特願平11−37289
7)。また、コンテナ番号を無線ICカード(タグ)化
してコンテナ番号の読み取りを可能にした「コンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの搬入・出管理装置および管
理方法」を特許出願した(特願2000−27241
(未公開))。
【0004】さらに、本願出願人は、コンテナターミナ
ルゲートの自動化を推進するため、上記無線IC書類タ
グと無線ICシールタグおよび無線IC番号タグを組み
合わせて使用することによってコンテナターミナルの入
口において、それらの自動読み取りを可能とした「コン
テナターミナルの入口におけるコンテナの管理装置およ
び管理方法」を案出し、特許出願した(特願2000−
25976(未公開))。
【0005】図4ないし図6は特願2000−2597
6に提示したコンテナターミナルの入口におけるコンテ
ナの管理装置の図で、図4はその概念図である。図5
(A)は無線アンテナの概念図、(B)はコンテナの無
線ICタグの概念図である。図6(A)は無線ICシー
ルタグの平面図で、施封する前の状態を示す図、(B)
は施封した状態を示す斜視図である。図4において、コ
ンテナターミナルに搬入されるコンテナ(実入コンテ
ナ)1は、前面に無線IC番号タグ7を取り付け、後方
の開閉扉に無線ICシールタグ11を取り付け、トレー
ラ2のトラクタヘッドに荷物の種類、重量、仕向地、荷
主などを入力した無線IC書類タグ12を取り付け、ト
レーラ2に載置されて、コンテナターミナルに運ばれ
る。コンテナ1がコンテナターミナル入口ゲートに運ば
れると、コンテナターミナル入口ゲートに設置された無
線アンテナ9のリーダ8と無線IC番号タグ7との間で
交信してコンテナ番号をチェックするとともに、無線ア
ンテナ9のリーダ8と無線IC書類タグ12との間で交
信して荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの物流情報
をチェックしてコンピュータ13と交信する。次に無線
アンテナ9Aのリーダ8Aと無線ICシールタグ11と
の間で交信してシール11のシール番号と施封状態とを
チェックしてコンピュータ13と交信する。さらに無線
アンテナ9Bのリーダ8Bとの間で交信し、コンピュー
タ13からの情報によってトラクタヘッドの車載機にコ
ンテナ1の行き先番地の表示をする。
【0006】コンテナターミナル入口ゲートでのチェッ
クが終了すると、コンテナ1はコンテナターミナル内に
運ばれて、図示しないヤードクレーンにより一旦コンテ
ナヤードに段積貯蔵される。
【0007】コンテナヤードに段積貯蔵されているコン
テナ1を船積みするときは、ヤードクレーンにより積み
卸し、トレーラなどに載せて岸壁まで運び、図示しない
コンテナクレーンにより船積みする。
【0008】無線アンテナ9に配設したリーダ8は、一
例として、たとえば、図5(A)に示すように、コイル
8aを内蔵しており、無線IC番号タグ7は、図5
(B)に示すように、コイル7aおよびIC7bを内臓
していて、IC7bにコンテナ番号が入力されている。
無線IC番号タグ7は、常時は発信することなく、無線
アンテナ9に配設されたリーダ8からの電波により電力
の供給を受けて発信するようになっている。無線IC書
類タグ12も無線IC番号タグ7と同様な構造になって
いる。なお、無線IC書類タグ12はトラクタヘッドの
車載機に取り付けてもよく、その場合には車載機を介し
てアンテナ9と交信する。
【0009】無線ICシールタグ11は、一例として、
たとえば、図6(A)に示すように、カバー11dとプ
ラスチックまたはFRP製のバンド11gとからなり、
バンド11gの先端に突起11eが配設されている。バ
ンド11gにはICチップ11aと配線11bが埋め込
まれており、配線11bの先端は突起11eおよびカバ
ー11d内部に達している。無線ICシールタグ11
は、施封するときには、図6(B)に示すように、バン
ド11gを曲げて突起11eをカバー11dの底面にあ
る図示しない穴に挿入し、かしめると無線ICシールタ
グ11はループを形成するとともに、配線11bの先端
同志が接続して接点11cを形成し、ループ状の閉回路
が完成して無線ICシールタグ11が発信可能になる。
無線ICシールタグ11は、コンテナ1に荷積みして一
旦施封すると破壊しない限り、再び開かないようになっ
ている。また、無線ICシールタグ11は、常時は発信
することなく、無線アンテナ9に配設されたリーダ8か
らの電力の供給を受けて発信するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したコンテナターミナルにおける管理装置および管理
方法では、(1)無線IC書類タグ、無線IC番号タグを
別々に作成する必要があって繁雑である。(2)特に無線
IC書類タグは情報量が多いので、無線ICタグの値段
が高い。(3)無線アンテナはそれぞれ別の場所に取り付
けられた無線ICタグや無線IC番号タグなどと交信し
なければならないので、繁雑である。などの問題があ
る。また、無線IC書類タグに記載されるような物流情
報を常にコンテナと一体として移動させる必要もない。
【0011】本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み
案出したもので、無線IC番号タグと無線IC書類タグ
を一体化して、無線ICキー番号タグとし、物流情報や
コンテナ番号はインターネットを利用して交信すること
により、コンテナターミナルにおいてコンテナの管理を
総合的に行うことができる、コンテナターミナルにおけ
るコンテナの管理方法および管理装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナターミナルにおけるコンテナの管
理方法は、コンテナターミナルの物流情報センタと荷
主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネッ
トワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため個
々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルまた
はホルダ(以下、総称して「ホルダ」という)を作成
し、該ホルダにはコンテナ番号や積荷の物流情報などを
保存し、コンテナにはキー番号を発信する無線ICキー
番号タグを貼付し、ターミナルゲート、ヤードクレー
ン、コンテナクレーンなどに取り付けた無線アンテナと
交信し、上記キー番号によって上記ホルダを検索して対
応させることによりコンテナの管理を行うものである。
【0013】また、本発明のコンテナターミナルにおけ
るコンテナの管理装置は、コンテナターミナルの物流情
報センタと荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で
港湾情報ネットワークを構築し、該ネットワーク内での
交信のため個々のコンテナに対応してキー番号を付けた
ホルダを作成し、該ホルダにはコンテナ番号や積荷の物
流情報などを保存し、コンテナにはキー番号を発信する
無線ICキー番号タグを貼付し、ターミナルゲート、ヤ
ードクレーン、コンテナクレーンなどに上記無線ICキ
ー番号タグと交信する無線アンテナを設けたものであ
る。
【0014】コンテナの所要個所にキー番号を発信する
無線ICキー番号タグを貼付するとともに、開閉扉に無
線ICシールタグを取り付けるのが好まし。
【0015】次に本発明の作用を説明する。物流情報セ
ンタにあるホストコンピュータと荷主、集荷業者、船会
社、税関、陸運業者などにある端末のコンピュータとの
間で港湾情報ネットワークを構築し、ネットワーク内で
の交信の一環として個々のコンテナに1対1で対応する
ファイルまたはホルダ(以下、単に「ホルダ」という)
を作成し、ホルダにはコンテナ番号の他、積荷の種類、
重量、仕向地、本船名、荷主名などの物流情報を保存し
て置く。一方、コンテナにはキー番号を入力してキー番
号が発信可能な無線ICキー番号タグを貼付して置く。
コンテナターミナルのターミナルゲート、ヤードクレー
ン、コンテナクレーンなどには上記無線ICキー番号タ
グと交信する無線アンテナを設け、それらの無線アンテ
ナによりキー番号を検知して、その情報をホストコンピ
ュータに送る。ホストコンピュータはキー番号によりそ
のコンテナに対応するホルダを検索し、ホルダから必要
なデータを取り出して、そのコンテナの貯蔵番地を決定
してトレーラの運転手に行き先を指示するなどのコンテ
ナの管理を行う。なお、ホストコンピュータはデータベ
ースのみを管理し、必要なデータのみを端末のコンピュ
ータにダウンロードしておき、検索や指示は端末のコン
ピュータにより行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のコンテナ
ターミナルにおけるコンテナの管理装置の概念図であ
る。図2はコンテナを載置したトレーラの側面図であ
る。なお、図4ないし図6を用いて説明した特願200
0−25976に提示したものと共通の部分については
同じ符号を付して説明する。図1および図2において、
1はコンテナである。2はトラクタヘッド、3はシャー
シで、4はトラクタヘッド2とシャーシ3とを組み合わ
せたトレーラである。10はキー番号を発信する無線I
Cキー番号タグで、コンテナ1の開閉扉1bに貼付され
ている。なお、無線ICキー番号タグ10は、コンテナ
1の開閉扉1bに限らず、他の個所に貼付してもよい。
無線ICキー番号タグ10は、プラスチック製などのフ
ィルム式で、図5(B)で説明した無線IC番号タグ7
と同様な構成を有している。22は物流情報センタ、2
3は港湾情報ネットワーク、24は物流情報センタ内に
設置されたホストコンピュータ、25はヤードクレー
ン、26はコンテナクレーン、27は荷主、集荷業者、
船会社、税関などに設置された端末コンピュータであ
る。
【0017】コンテナターミナルの物流情報センタ22
内のホストコンピュータ24と荷主、集荷業者、船会
社、税関などに設置された端末コンピュータ27との間
で港湾情報ネットワーク23を構築する。港湾情報ネッ
トワーク23は、通常の電話回線を使用してもよいし、
専用回線を使用してもよい。通常の電話回線を使用する
場合にはパスワードなどを使用してセキュリティを確保
する。ホストコンピュータ24で港湾情報ネットワーク
23内で相互の交信のため、使用する個々のコンテナ1
に1対1で対応するキー番号を付したホルダを作成す
る。各ホルダ28にはコンテナ番号や積荷の物流情報な
どを保有する。積荷の物流情報とは、先に説明したよう
に、図7で示すコンテナ貨物搬入票などに記載されるよ
うな荷物の種類、重量、仕向地、荷主などの情報であ
る。
【0018】ターミナルゲート、ヤードクレーン25、
コンテナクレーン26などには無線アンテナ9が設けら
れており、これらの無線アンテナ9と無線ICキー番号
タグ10とが交信する。無線アンテナ9は、無線ICキ
ー番号タグ10が発信するキー番号をホストコンピュー
タ24に送る。ホストコンピュータ24は、そのキー番
号を手がかりにその番号を付したホルダ28を検索し、
検索したホルダ28からコンテナ番号などの必要な情報
を取り出し、コンテナ1の貯蔵番地を決定してトレーラ
3に行き先を指示するなどのコンテナ1の管理を行う。
無線ICキー番号タグ10と無線アンテナ9との交信は
ターミナルゲートだけでなく、ヤードクレーン25やコ
ンテナクレーン26などでも行われて、コンテナ1の蔵
入れ、蔵出しや船積み船卸しの管理なども行う。さら
に、輸出のため、コンテナターミナルから空のコンテナ
1を貸し出す際または輸入コンテナ1の積荷の取り出し
後に空のコンテナ1を返却する際にもターミナルゲート
の無線アンテナ9と無線ICキー番号タグ10との交信
を行い、貸し出しまたは返却を予定したコンテナ1であ
ることを確認する。さらに実入りの輸入コンテナ1につ
いても、無線ICキー番号タグ10によって、同様の管
理を行うことができる。
【0019】図3は請求項3記載発明の例を示す図で、
コンテナを載置したトレーラの側面図である。図3にお
いて、コンテナ1にはキー番号を発信する無線ICキー
番号タグ10が貼付されている。また、コンテナ1の開
閉扉1bには従来例で説明した無線ICシールタグ11
と同様な無線ICシールタグ11が取り付けられてい
る。
【0020】次に本実施形態の作用を説明する。このよ
うに無線ICキー番号タグ10は、キー番号が発信可能
なので、アンテナ9との交信により、インターネットを
通じて交信される情報をキー番号によって検索してコン
テナ番号や積荷の物流情報を知ることができるので、コ
ンテナターミナル内での蔵入れ、蔵出しの管理や船積
み、船卸しの管理を行うことができる。このように従来
技術として説明した無線IC書類タグ12や無線IC番
号タグ7は不要になり、無線ICキー番号タグ10だけ
でコンテナターミナル内でのすべての管理が可能にな
る。したがって、これらの無線ICタグを取り付ける手
間が省けるとともに、製作のコストも下がる。無線アン
テナも別々の場所に取り付けて別々に無線ICタグと交
信する必要がないので、交信の手間も省ける。なお、開
閉扉1bに無線ICシールタグ11を取り付けることに
より、人手によるシールのチェック作業の合理化も可能
になる。
【0021】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。たとえば、ホストコンピュータ24
はデータベースのみを管理して必要なデータのみをター
ミナルゲート、ヤードクレーン25の運転室、コンテナ
クレーン26の運転室などにある端末のコンピュータに
ダウンロードしておき、検索や指示は端末のコンピュー
タにより行うようにしてもよい。また、シールタグは無
線IC化されていてもいなくてもよい。無線IC化され
ていればゲートマンがシールを確認する必要がなくな
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナタ
ーミナルにおけるコンテナの管理方法および管理装置
は、無線IC番号タグと無線IC書類タグを一体化し
て、無線ICキー番号タグとし、コンテナ番号や積荷の
物流情報はインターネットを通じて交信し、コンテナに
はキー番号を発信する無線ICキー番号タグのみを貼付
したので、次のような優れた効果がある。 (1)従来のように無線IC書類タグ、無線IC番号タ
グを別々に作る必要がないので、製作の手間と費用が少
くてすむ。 (2)従来の無線IC書類タグは、タグに書き込む情報
量が多いので高価であったが、本発明では情報はインタ
ーネットで交信し、タグにはキー番号のみを書き込めば
よいので、コストが安くてすむ。 (3)無線アンテナは、それぞれ別の場所に取り付けら
れた無線IC書類タグや無線IC番号タグと別々に交信
しなくてもよいので、繁雑さがない。 (4)コンテナの開閉扉に無線ICシールタグを取り付
けることにより、人手によるシールのチェック作業の合
理化も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のコンテナターミナルにおけるコンテ
ナの管理装置の概念図である。
【図2】コンテナを載置したトレーラの側面図である。
【図3】本願発明の請求項3記載発明のコンテナを載置
したトレーラの側面図である。
【図4】従来のコンテナターミナルの入口におけるコン
テナの管理装置の概念図である。
【図5】無線ICタグと無線アンテナに内臓されたリー
ダとの交信状態を示す概念図である。
【図6】無線ICシールタグの図であり、(A)は施封
しない状態の平面図、(B)は施封した状態の斜視図で
ある。
【図7】コンテナ貨物搬入票である。
【図8】コンテナの開閉扉にシールタグを取り付けた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 トラクタヘッド 3 シャーシ 4 トレーラ 8 リーダ 9 アンテナ 10 無線ICキー番号タグ 11 無線ICシールタグ 22 物流情報センタ 23 港湾情報ネットワーク 24 ホストコンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナターミナルの物流情報センタと
    荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
    ットワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため
    個々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルま
    たはホルダを作成し、該ファイルまたはホルダにはコン
    テナ番号や積荷の物流情報などを保存し、コンテナには
    キー番号を発信する無線ICキー番号タグを貼付し、タ
    ーミナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーンな
    どに取り付けた無線アンテナと交信し、上記キー番号に
    よって上記ファイルまたはホルダを検索して対応させる
    ことによりコンテナの管理を行うことを特徴とするコン
    テナターミナルにおけるコンテナの管理方法。
  2. 【請求項2】 コンテナターミナルの物流情報センタと
    荷主、集荷業者、船会社、税関などとの間で港湾情報ネ
    ットワークを構築し、該ネットワーク内での交信のため
    個々のコンテナに対応してキー番号を付けたファイルま
    たはホルダを作成し、該ファイルまたはホルダにはコン
    テナ番号や積荷の物流情報などを保存し、コンテナには
    キー番号を発信する無線ICキー番号タグを貼付し、タ
    ーミナルゲート、ヤードクレーン、コンテナクレーンな
    どに上記無線ICキー番号タグと交信する無線アンテナ
    を設けたことを特徴とするコンテナターミナルにおける
    コンテナの管理装置。
  3. 【請求項3】 コンテナの所要個所にキー番号を発信す
    る無線ICキー番号タグを貼付するとともに、開閉扉に
    無線ICシールタグを取り付けた請求項1および請求項
    2記載のコンテナターミナルにおけるコンテナの管理方
    法および管理装置。
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