WO2023276082A1 - 感情認知誘導装置、電気刺激強度決定方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
認知者の身体に電気刺激を提示する電気刺激提示部と、前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部とを備える感情認知誘導装置。
Description
本発明は、感情認知の誘導技術に関連するものである。
感情認知を行う認知者に対して刺激を加えることで、当該認知者の感情認知を特定の感情認知に誘導することができる(非特許文献1)。
また、認知者の顔面に対して電気刺激を提示することで、特定の感情認知を誘導する手法が知られている(非特許文献2)。
Strack, Fritz, Leonard L. Martin, and Sabine Stepper. "Inhibiting and facilitating conditions of the human smile: a nonobtrusive test of the facial feedback hypothesis." Journal of personality and social psychology 54.5 (1988): 768.
Goto, Takashi, et al. "Towards Enhancing Emotional Responses to Media using Auto-Calibrating Electric Muscle Stimulation (EMS)." Proceedings of the 9th Augmented Human International Conference. 2018.
しかし、非特許文献2に開示されている従来技術では、提示する電気刺激の強度が高く、電気刺激による痛みやこわばりにより認知者の不快感を誘発し、感情認知の誘導が行えないという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、感情認知を行う認知者に対して不快感を誘発せずに感情認知を誘導することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、認知者の身体に電気刺激を提示する電気刺激提示部と、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部と
を備える感情認知誘導装置が提供される。
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部と
を備える感情認知誘導装置が提供される。
開示の技術によれば、感情認知を行う認知者に対して不快感を誘発せずに感情認知を誘導することを可能とする技術が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(実施の形態の概要)
本実施の形態では、後述する感情認知誘導装置100が、認知者の顔面に電気刺激を提示することで認知者の感情認知を誘導する。「感情認知を誘導する」とは、例えば、認知者が認知する感情を別の感情に変化させること、認知者が認知する感情をより強く(又はより弱く)認知者に認知させること、等である。
本実施の形態では、後述する感情認知誘導装置100が、認知者の顔面に電気刺激を提示することで認知者の感情認知を誘導する。「感情認知を誘導する」とは、例えば、認知者が認知する感情を別の感情に変化させること、認知者が認知する感情をより強く(又はより弱く)認知者に認知させること、等である。
具体的には、感情認知誘導装置100は、認知者の顔面に提示する電気刺激の強度を、認知者が知覚できない強度(閾下)の限界に設定することで、認知者の不快感を誘発せずに感情認知を誘導する。
なお、上記の例では、電気刺激の提示箇所を認知者の顔面としているが、感情認知の誘導を実現できる部位であれば、認知者の身体における顔面以外の部位へ電気刺激を提示することとしてもよい。そのため、以下の説明では、電極設置部位を認知者の「身体」としている。
(装置構成)
図1に、本実施の形態における感情認知誘導装置100の構成例を示す。図1に示すように、本実施の形態における感情認知誘導装置100は、電気刺激提示部110、制御部120、知覚反応取得部130、データ記憶部140を備える。電気刺激提示部110には電極200が接続されている。知覚反応取得部130には、応答用押ボタンスイッチ(以下、ボタン300と呼ぶ)が接続されている。各部の概要は下記のとおりである。
図1に、本実施の形態における感情認知誘導装置100の構成例を示す。図1に示すように、本実施の形態における感情認知誘導装置100は、電気刺激提示部110、制御部120、知覚反応取得部130、データ記憶部140を備える。電気刺激提示部110には電極200が接続されている。知覚反応取得部130には、応答用押ボタンスイッチ(以下、ボタン300と呼ぶ)が接続されている。各部の概要は下記のとおりである。
電気刺激提示部110は、認知者の身体に設置された電極200に電気を流すことにより、認知者の身体に対して電気刺激を提示する。
知覚反応取得部130は、ボタン300に接続されており、電気刺激の提示を受けた認知者によるボタン300の操作に基づいて、認知者からのフィードバック(知覚の有無)を取得する。
制御部120は、認知者からのフィードバックに基づいて、電気刺激提示部110から認知者に対して提示する電気刺激の強度を決定し、決定した強度を電気刺激提示部110に通知することで、電気刺激提示部110により当該強度での電気刺激の提示を実行させる。
データ記憶部140には、認知者に提示した電気刺激の強度、試行回数、フィードバックの結果、計算に用いるパラメータ等が格納される。
感情認知誘導装置100は、物理的な1つのコンピュータで実現されてもよいし、複数のコンピュータがネットワーク接続された構成で実現されてもよいし、クラウド上の仮想マシンにより実現されてもよい。
(感情認知誘導装置100の動作例)
次に、図2のフローチャートを参照して、感情認知誘導装置100の動作例を説明する。なお、S1のみ、感情認知誘導装置100の動作ではなく、人の動作である。
次に、図2のフローチャートを参照して、感情認知誘導装置100の動作例を説明する。なお、S1のみ、感情認知誘導装置100の動作ではなく、人の動作である。
<S1>
S1(ステップ1)において、認知者の身体に対して電気刺激を提示するための電極200を設置する。なお、電極200の形態としては、例えば、非特許文献2に示すような形態を使用することができる。ただし、電極200の形態はこれに限られず、どのような形態であってもよい。
S1(ステップ1)において、認知者の身体に対して電気刺激を提示するための電極200を設置する。なお、電極200の形態としては、例えば、非特許文献2に示すような形態を使用することができる。ただし、電極200の形態はこれに限られず、どのような形態であってもよい。
<S2>
S2において、制御部120は、認知者に提示する電気刺激の強度を調節する。すなわち、本実施の形態では、図2のS2~S5のループに示されるように、電気刺激の強度を調節しながら電気刺激提示の試行を繰り返す。この繰り返しの結果により、閾下強度(認知者が知覚できない限界の強度)を決定する。
S2において、制御部120は、認知者に提示する電気刺激の強度を調節する。すなわち、本実施の形態では、図2のS2~S5のループに示されるように、電気刺激の強度を調節しながら電気刺激提示の試行を繰り返す。この繰り返しの結果により、閾下強度(認知者が知覚できない限界の強度)を決定する。
S2においては、この繰り返しの中で、試行回数に応じて段階的に電気刺激の強度を上昇させる。例えば試行回数nのとき、下記の式を用いて電気刺激の提示強度S[mA]を決定する。
S(n)=0.01×(n-1)
なお、上記の例では、電気刺激強度の段階的な上昇として、0.01の等差数列を用いているが、これは一例であり、試行回数に応じて段階的に強度を上昇させることができれば、式の形態は問わない。例えば、nが小さい間は、nの増加に対して速く電気刺激強度を上昇させ、nがある閾値よりも大きくなったら電気刺激強度の上昇の速さを減少させる(ゆっくりと上昇させる)ような式を用いてもよい。
なお、上記の例では、電気刺激強度の段階的な上昇として、0.01の等差数列を用いているが、これは一例であり、試行回数に応じて段階的に強度を上昇させることができれば、式の形態は問わない。例えば、nが小さい間は、nの増加に対して速く電気刺激強度を上昇させ、nがある閾値よりも大きくなったら電気刺激強度の上昇の速さを減少させる(ゆっくりと上昇させる)ような式を用いてもよい。
制御部120は、S2で決定(調節)した強度の値を、そのときの試行回数nとともにデータ記憶部140に格納する。
<S3>
S3において、制御部120は、S2で設定した強度Sの電気刺激を行うように電気刺激提示部110に指示し、電気刺激提示部110は、電極200を用いて強度Sの電気刺激を認知者の身体に提示する。
S3において、制御部120は、S2で設定した強度Sの電気刺激を行うように電気刺激提示部110に指示し、電気刺激提示部110は、電極200を用いて強度Sの電気刺激を認知者の身体に提示する。
<S4>
S4において、知覚反応取得部130は、認知者の身体に対して提示された電気刺激に対して認知者が知覚したかどうかを示すフィードバックを得る。例えば、認知者が電気刺激を提示された後、ボタン300を使って知覚の有無を回答してもらうことでフィードバックを得る。フィードバックは制御部120に通知される。
S4において、知覚反応取得部130は、認知者の身体に対して提示された電気刺激に対して認知者が知覚したかどうかを示すフィードバックを得る。例えば、認知者が電気刺激を提示された後、ボタン300を使って知覚の有無を回答してもらうことでフィードバックを得る。フィードバックは制御部120に通知される。
例えば、ボタン300は、「知覚有ボタン」と「知覚無ボタン」を有し、「知覚有ボタン」が押されたことを検知したら知覚有と判断でき、「知覚無ボタン」が押されたことを検知したら知覚無と判断できる。
なお、フィードバックの取得方法として上記の方法は一例である。上記以外のどのような方法を使用してもよい。例えば、認知者に質問をして知覚有無を確認し、確認結果を知覚反応取得部130に入力してもよい。
<S5>
S5において、制御部120は、S4で得たフィードバックに基づいて、認知者の知覚が有かどうかを判断する。知覚無(S5のNo)であればS2に戻り、知覚有(S5のYes)であればS6に進む。
S5において、制御部120は、S4で得たフィードバックに基づいて、認知者の知覚が有かどうかを判断する。知覚無(S5のNo)であればS2に戻り、知覚有(S5のYes)であればS6に進む。
<S6>
認知者により電気刺激が知覚されたS6において、制御部120は、実際に認知者への感情認知誘導の動作を実行する際の電気刺激の強度S´を決定する。制御部120は、S2~S5のループの過程で得た認知者が知覚できない強度のうち最も強い強度を強度S´として決定する。
認知者により電気刺激が知覚されたS6において、制御部120は、実際に認知者への感情認知誘導の動作を実行する際の電気刺激の強度S´を決定する。制御部120は、S2~S5のループの過程で得た認知者が知覚できない強度のうち最も強い強度を強度S´として決定する。
具体的には、n回目の試行で初めて知覚有になったとすると、制御部120は、下記の式に示すとおり、試行回数n-1回目においてS2で決定した強度SをS´として採用する。
S´=S(n-1)
S(n-1)は、「S(n)=0.01×(n-1)」から計算してもよいし、データ記憶部140から読み出してもよい。
S(n-1)は、「S(n)=0.01×(n-1)」から計算してもよいし、データ記憶部140から読み出してもよい。
<S7>
制御部120は、電気刺激提示部110に対し、認知者の感情認知を誘導するために、強度S´の電気刺激を提示するように指示し、電気刺激提示部110は、電極200を用いて認知者の身体に強度S´の電気刺激を提示する。
制御部120は、電気刺激提示部110に対し、認知者の感情認知を誘導するために、強度S´の電気刺激を提示するように指示し、電気刺激提示部110は、電極200を用いて認知者の身体に強度S´の電気刺激を提示する。
なお、強度S´の電気刺激を提示する継続時間やタイミングに関しては、例えば既存技術を使用することができる。
(ハードウェア構成例)
感情認知誘導装置100は、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。このコンピュータは、物理的なコンピュータであってもよいし、クラウド上の仮想マシンであってもよい。
感情認知誘導装置100は、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。このコンピュータは、物理的なコンピュータであってもよいし、クラウド上の仮想マシンであってもよい。
すなわち、感情認知誘導装置100は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、感情認知誘導装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図3は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図3のコンピュータは、それぞれバスBSで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、入力装置1007、出力装置1008等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、感情認知誘導装置100に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワーク、電極200,ボタン300等に接続するためのインタフェースとして用いられる。インタフェース装置1005が、電気刺激提示部110として、電極200に電気を提供する機能を有してもよい。
表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。出力装置1008は演算結果を出力する。
(実施の形態の効果)
以上説明した本実施の形態に係る技術により、感情認知を行う認知者に対して不快感を誘発せずに感情認知を誘導することが可能となる。
以上説明した本実施の形態に係る技術により、感情認知を行う認知者に対して不快感を誘発せずに感情認知を誘導することが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記各項の感情認知誘導装置、電気刺激強度決定方法、及びプログラムが開示されている。
(第1項)
認知者の身体に電気刺激を提示する電気刺激提示部と、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部と
を備える感情認知誘導装置。
(第2項)
前記制御部は、前記認知者において電気刺激に対する知覚が無い間、前記電気刺激提示部により提示する電気刺激の強度を段階的に上昇させることにより、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する
第1項に記載の感情認知誘導装置。
(第3項)
前記制御部は、前記認知者が知覚できない電気刺激の強度のうちの最も強い強度を、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度として決定する
第1項又は第2項に記載の感情認知誘導装置。
(第4項)
コンピュータが実行する電気刺激強度決定方法であって、
認知者の身体に電気刺激を提示するステップと、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得するステップと、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定するステップと
を備える電気刺激強度決定方法。
(第5項)
コンピュータを、第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の感情認知誘導装置における各部として機能させるためのプログラム。
本明細書には、少なくとも下記各項の感情認知誘導装置、電気刺激強度決定方法、及びプログラムが開示されている。
(第1項)
認知者の身体に電気刺激を提示する電気刺激提示部と、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部と
を備える感情認知誘導装置。
(第2項)
前記制御部は、前記認知者において電気刺激に対する知覚が無い間、前記電気刺激提示部により提示する電気刺激の強度を段階的に上昇させることにより、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する
第1項に記載の感情認知誘導装置。
(第3項)
前記制御部は、前記認知者が知覚できない電気刺激の強度のうちの最も強い強度を、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度として決定する
第1項又は第2項に記載の感情認知誘導装置。
(第4項)
コンピュータが実行する電気刺激強度決定方法であって、
認知者の身体に電気刺激を提示するステップと、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得するステップと、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定するステップと
を備える電気刺激強度決定方法。
(第5項)
コンピュータを、第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の感情認知誘導装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 感情認知誘導装置
110 電気刺激提示部
120 制御部
130 知覚反応取得部
140 データ記憶部
200 電極
300 ボタン
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
110 電気刺激提示部
120 制御部
130 知覚反応取得部
140 データ記憶部
200 電極
300 ボタン
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
Claims (5)
- 認知者の身体に電気刺激を提示する電気刺激提示部と、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得する知覚反応取得部と、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する制御部と
を備える感情認知誘導装置。 - 前記制御部は、前記認知者において電気刺激に対する知覚が無い間、前記電気刺激提示部により提示する電気刺激の強度を段階的に上昇させることにより、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定する
請求項1に記載の感情認知誘導装置。 - 前記制御部は、前記認知者が知覚できない電気刺激の強度のうちの最も強い強度を、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度として決定する
請求項1又は2に記載の感情認知誘導装置。 - コンピュータが実行する電気刺激強度決定方法であって、
認知者の身体に電気刺激を提示するステップと、
前記電気刺激に対する前記認知者からのフィードバックを取得するステップと、
前記フィードバックに基づいて、前記認知者に対する感情認知の誘導を行うための電気刺激の強度を決定するステップと
を備える電気刺激強度決定方法。 - コンピュータを、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の感情認知誘導装置における各部として機能させるためのプログラム。
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Citations (2)
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2021
- 2021-06-30 JP JP2023531267A patent/JPWO2023276082A1/ja active Pending
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JP2020525256A (ja) * | 2017-07-04 | 2020-08-27 | ビー.アール.エイチ. メディカル リミテッド | 内部器官、傷害、及び痛みの治療 |
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