WO2023189829A1 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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良輔 武内
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    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming

Definitions

  • the information processing device 100 is configured as described above. Examples of the information processing device 100 include a smartphone, a tablet terminal, a personal computer, a wearable device, a portable game machine, and a camera-only device. In this embodiment, information processing device 100 will be described as a smartphone. Further, the information processing device 100 may include various sensors such as a distance sensor as necessary. Note that the information processing device 100 may be an external device that controls the display of the zoom UI.
  • the program may be installed in the information processing device 100 in advance, or it may be downloaded or distributed on a storage medium so that the user can install it himself. Good too.
  • the through image display area 301 displays a through image taken by the camera 106 using the currently used lens and the current zoom magnification.
  • a through image display area 301 indicates a viewing angle that is a shooting range, and by viewing this through image, the user can shoot while checking the state of the subject, the angle of view, and the like. Note that the user can change the aspect ratio of the through image display area 301 by inputting information to the function button group 304 or the like.
  • the aspect ratio of the first zoom frame 401 and the second zoom frame 403 is the same as the aspect ratio of the through image display area 301. Therefore, as shown in FIG. 6A, when the aspect ratio of the through image display area 301 is 4:3, the first zoom frame 401 and the second zoom frame 403 are also displayed on the display 105 as frames with an aspect ratio of 4:3. be done.
  • the first zoom frame 401 and the second zoom frame 403 are also displayed on the display 105 as frames with an aspect ratio of 1:1. be done.
  • the display control unit 111 increases the zoom magnification of the first zoom frame 401 to 2.8 times, which is 1.4 times the original zoom magnification (2x), and changes the zoom magnification of the second zoom frame 403 to 2.8 times, which is 1.4 times the original zoom magnification (2x).
  • the zoom magnification is 7x, which is 1.4x the zoom magnification (5x).
  • the display control unit 111 sets the numerical value indicating the magnification superimposed on the first selection button 402 to 2.8 times ( ⁇ 2.8), and displays the second selection button 404.
  • the numerical value indicating the magnification superimposed on the image is 7 times ( ⁇ 7).
  • the display control unit 111 creates multiple zoom frames to surround only the selected subject area. may be displayed.
  • the center of the zoom frame does not necessarily have to be displayed so that it coincides with the center of the subject area. etc.), a zoom frame may be displayed to fit the image.

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Abstract

カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれを示す複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する情報処理装置である。

Description

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
 本技術は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
 通常、スマートフォンなどに搭載されるカメラ機能では撮影待機状態においてディスプレイにスルー画像を表示し、入力部を兼ね備えるディスプレイに対してユーザから各種の入力操作が行われると、その入力操作に応じてズーム倍率を変更する。
 また、ズーム倍率の変更に対応したUI(User Interface)としては特許文献1に示すものがある。特許文献1に記載の技術では液晶モニタの表示画面をメインエリアとその右側に縦に並ぶ3つのサブエリアとに分割して、メインエリアには通常のスルー画像を表示させ、各サブエリアには異なるズーム倍率に応じた画角の複数の想定ズーム画像を表示させる。
特開2007-173888号公報
 しかし特許文献1に記載の技術では、サブエリアにズーム倍率が異なる複数のスルー画像を表示するため、メインエリアの通常のスルー画像も各サブエリアのスルー画像も小さくなり、ズーム状態のスルー画像を確認しにくいなどの問題がある。また、各倍率のスルー画像が別エリアに表示されるため、各スルー画像に写る被写体を同時かつタイムリーに確認しにくい問題もある。
 本技術はこのような点に鑑みなされたものであり、異なる複数のズーム倍率でズームした状態のスルー画像を確認しやすくすることができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
 上述した課題を解決するために、第1の技術は、カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれを示す複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する情報処理装置である。
 また、第2の技術は、カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれを示す複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する情報処理方法である。
 さらに、第3の技術は、カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれを示す複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
情報処理装置100の構成を示すブロック図である。 ディスプレイ105に表示されるカメラ用UIを示す図である。 レンズ選択を実行する際のカメラ用UIを示す図である。 ズームを実行する際のカメラ用UIを示す図である。 ディスプレイ105に表示される本技術のズーム用UIを示す図である。 ズーム枠のアスペクト比を示す図である。 ズーム用UIにおけるズーム枠を選択した場合の表示の遷移を示す図である。 ズーム表示の遷移を示す図である。 レンズの切り替えに応じてズーム枠のズーム倍率が変化する例の説明図である。 ズーム倍率変更に応じてズーム枠のズーム倍率が変化する例の説明図である。 ズーム倍率変更に応じてズーム枠のズーム倍率が変化する例の説明図である。 被写体検出結果に応じてズーム枠を表示の説明図である。 見切れを防止するために推奨するズーム枠の説明図である。 検出された被写体の領域が正方形である場合に推奨するズーム枠の説明図である。 被写体の移動速度が速い場合に推奨するズーム枠の説明図である。 ユーザにより入力された領域に応じてズーム枠を表示する例の説明図である。 ズーム枠が3つの例を示す図である。 ズーム倍率に応じてズーム枠のサイズを決定する例を示す図である。 ズームの種類に応じてズーム枠を強調表示する例を示す図である。
 以下、本技術の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.実施の形態>
[1-1.情報処理装置100の構成]
[1-2.カメラ用UI]
[1-3.ズーム用UI]
[1-3-1.ズーム用UIの構成]
[1-3-2.ズーム枠に基づくズーム]
[1-3-3.被写体検出結果に応じたズーム枠の表示]
[1-3-4.ズーム枠表示のその他の例]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1-1.情報処理装置100の構成]
 図1を参照して情報処理装置100の構成について説明する。情報処理装置100は、本技術のズーム用UIの表示制御を行う装置である。情報処理装置100は少なくとも制御部101、記憶部102、インターフェース103、入力部104、ディスプレイ105、カメラ106を備えている。
 制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などから構成されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従い様々な処理を実行してコマンドの発行を行うことによって情報処理装置100の全体および各部の制御を行う。また、制御部101は表示制御部111、被写体検出部112としての処理も行う。なお、表示制御部111および被写体検出部112は制御部101とは別の専用の処理ブロックとして構成してもよい。
 記憶部102は、例えばハードディスク、フラッシュメモリなどの大容量記憶媒体である。記憶部102には情報処理装置100において使用する各種アプリケーション、プログラム、データなどが格納されている。
 インターフェース103はインターネットや他の装置などとの間のインターフェースである。インターフェース103は、有線または無線の通信インターフェースを含みうる。より具体的には、有線または無線の通信インターフェースは、セルラー通信、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、イーサネット(登録商標)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、USB(Universal Serial Bus)などを含みうる。また、情報処理装置100が複数の装置に分散して実現される場合、インターフェース103はそれぞれの装置のための異なる種類のインターフェースを含みうる。例えばインターフェース103は通信インターフェースと装置内のインターフェースとの両方を含んでもよい。
 入力部104は、情報処理装置100に対してユーザが各種指示の入力を行うためのものである。入力部104に対してユーザから入力がなされると、その入力に応じた制御信号が生成されて制御部101に供給される。そして、制御部101はその制御信号に対応した各種処理を行う。本実施の形態では情報処理装置100は入力部104としてディスプレイ105と一体に構成されたタッチスクリーンを備えているものとする。なお、情報処理装置100はタッチスクリーンの他に電源ボタンや音量調整用ボタンなどのハードウェアボタンも備えている。
 ディスプレイ105は、カメラ用UI、本技術に係るズーム用UI、情報処理装置100において動作するアプリケーション、情報処理装置100の設定画面などを表示するものである。
 カメラ106は、撮像素子や信号処理回路などを備え、静止画および動画の撮影が可能なカメラである。カメラ106が起動している間はカメラ106が撮影している画像がディスプレイ105においてスルー画像として表示される。スルー画像はライブビュー画像とも称される。
 本実施の形態では情報処理装置100は画角や焦点距離が異なる複数のレンズを備え、ユーザの入力に基づいてレンズを切り替えることができるものとする。本実施の形態では情報処理装置100は標準レンズ、望遠レンズ、広角レンズという3つのレンズを備えているものとする。
 カメラ106はズーム倍率を変更して撮影することができる。ズームには光学ズームとデジタルズームがある。光学ズームとは、レンズの中心点から撮像素子までの距離(焦点距離)を変化させることで画像を引き延ばすことなくズームを行う方法である。デジタルズームに比べて画質の劣化を抑えて被写体を拡大することができる。デジタルズームとは画像処理により画像を引き延ばしてズームを行う方法である。カメラ106は光学ズームとデジタルズームを組み合わせてズームを行うことも可能である。
 なお、情報処理装置100が複数のレンズを備える場合、それら複数のレンズは情報処理装置100の筐体において縦や横に並んで配置されるためレンズ間で視差のズレが発生する。よって、予め情報処理装置100の製造工程でズレ量を情報処理装置100に記録してカメラ106のアプリケーションにおける処理でそのズレを補正するとよい。
 表示制御部111は、本技術のズーム用UIをディスプレイ105に表示させる処理を行う。詳しくは後述するが、表示制御部111はズーム用UIの表示のために、ズーム用UIを構成するズーム枠の位置やサイズの決定、ズーム枠が示すズーム倍率の決定なども行う。
 被写体検出部112は、被写体を検出する処理を行う。被写体検出部112はカメラ106の撮像素子からの出力された入力画像に基づいて被写体検出を行うことができる。また、被写体検出部112はカメラ106の撮像素子からの出力された入力画像に基づいて生成されたスルー画像に基づいても被写体検出を行うことができる。被写体検出は機械学習やディープラーニングによる方法、テンプレートマッチングによる方法、被写体の輝度分布情報に基づくマッチング方法、人工知能を用いる方法などで行うことができる。また情報処理装置100は被写体検出結果に基づいて被写体の速度を算出する機能などを備えていてもよい。
 情報処理装置100は以上のようにして構成されている。情報処理装置100としては、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、携帯ゲーム機、カメラ専用機などがある。本実施の形態では情報処理装置100はスマートフォンであるとして説明を行う。また、情報処理装置100は必要に応じて距離センサなどの各種センサを備えていてもよい。なお、情報処理装置100はズーム用UIの表示制御を行う外部装置であってもよい。
 本技術に係る処理のために必要なプログラムがある場合、そのプログラムは予め情報処理装置100にインストールされていてもよいし、ダウンロード、記憶媒体などで配布されて、ユーザが自らインストールするようにしてもよい。
 本実施の形態ではコンピュータとしての機能を備える情報処理装置100においてプログラムを実行することにより情報処理方法が実現されてもよい。そのプログラムは予め情報処理装置100にインストールされていてもよいし、ダウンロード、記憶媒体などで配布されて、ユーザなどがインストールするようにしてもよい。
[1-2.カメラ用UI]
 次に情報処理装置100においてカメラ106を起動した際にディスプレイ105に表示されるカメラ用UIについて説明する。図2はディスプレイ105にカメラ用UIが表示されている状態である。
 カメラ用UIは、スルー画像表示領域301、シャッタボタン302、静止画動画切り替えボタン303、機能ボタン群304、サムネイル表示ボタン305、ズーム倍率調整ボタン306などにより構成されている。
 スルー画像表示領域301には現在使用しているレンズおよび現在のズーム倍率でカメラ106により撮影されているスルー画像が表示される。スルー画像表示領域301は撮影範囲である画角を示しており、このスルー画像を見ることでユーザは被写体の様子や画角などを確認しながら撮影を行うことができる。なお、ユーザは機能ボタン群304に対する入力などによりスルー画像表示領域301のアスペクト比を変更することができる。
 シャッタボタン302はユーザが撮影指示を入力するためのシャッタとして機能するボタンである。シャッタボタン302に対してユーザが入力を行うとカメラ106が撮影を行い、スルー画像表示領域301に表示されている画角の画像を得ることができる。なお、情報処理装置100が備えるハードウェアボタンがシャッタボタン302として機能するようにしてもよい。
 静止画動画切り替えボタン303は、ユーザがカメラ106を静止画撮影モードと動画撮影モードのいずれかに切り替えるためのボタンである。各モードを示すボタンに対してユーザが入力を行うと、情報処理装置100はカメラ106の撮影モードを入力されたボタンが示すモードに切り替える。なお、撮影モードとしては他にもパノラマ画像撮影モード、スロー動画撮影モード、タイムラプス撮影モードなどがあってもよい。また、撮影モードの切り替えは入力部104であるタッチスクリーンに対する左右へのスワイプ操作で行えるようにしてもよい。
 機能ボタン群304は、カメラ106の各種の機能のオンオフや設定を行うための複数のボタンである。機能としては例えば、スルー画像表示領域301のアスペクト比の変更、フラッシュのオンオフ、ボケ調整、色合い・明るさ調整、HDR(High Dynamic Range)のオンオフ、詳細設定などがある。ただし、機能はこれらに限られず、カメラ106に関する機能であればどのようなものでもよい。
 サムネイル表示ボタン305は撮影済みの静止画(動画)のサムネイルを表示するものである。サムネイル表示ボタン305に対してユーザがタップ入力を行うと情報処理装置100において画像保存アプリケーションが起動し、サムネイルとして表示されていた静止画(動画)がディスプレイ105において全画面表示される。
 ズーム倍率調整ボタン306はユーザがカメラ106のズーム倍率を調整するために入力するボタンである。上述したように情報処理装置100は複数のレンズを備えているため、ズーム倍率調整ボタン306はデフォルトの状態では情報処理装置100が備えるレンズ数に対応した数のボタンで構成されている。本実施の形態では情報処理装置100は3つのレンズを備えているため、ズーム倍率調整ボタン306には第1ズーム倍率調整ボタン306a、第2ズーム倍率調整ボタン306b、第3ズーム倍率調整ボタン306cという3つのボタンが存在する。
 第1ズーム倍率調整ボタン306a、第2ズーム倍率調整ボタン306b、第3ズーム倍率調整ボタン306cにはそれぞれ対応するレンズのズーム倍率が重畳表示されている。第1ズーム倍率調整ボタン306aはズーム倍率1倍の標準レンズに対応しており、デフォルトでは1倍を示す「×1」というズーム倍率が重畳表示されている。第2ズーム倍率調整ボタン306bはズーム倍率が2倍の望遠レンズに対応しており、デフォルトでは2倍を示す「×2」というズーム倍率が重畳表示されている。第3ズーム倍率調整ボタン306cはズーム倍率が0.6倍の広角レンズに対応しており、デフォルトでは0.6倍を示す「×0.6」というズーム倍率が重畳表示されている。なお、このズーム倍率0.6倍(×0.6)、ズーム倍率2倍(×2)というのはあくまで例示であり、ズーム倍率は情報処理装置100の種類などによって異なるものである。
 第1ズーム倍率調整ボタン306a、第2ズーム倍率調整ボタン306b、第3ズーム倍率調整ボタン306cのいずれかに対してユーザが入力を行うと情報処理装置100は使用するレンズを入力がなされたボタンに対応するレンズに切り替える。そして、入力がなされたズーム倍率調整ボタンは他のズーム倍率調整ボタンと区別するためにハイライト表示される。これによりユーザは今現在どのレンズを使用しているかを目視で確認することができる。なお、レンズの切り替えを指示するユーザの入力は入力部104であるタッチスクリーンに対する左右へのスワイプ操作などで行えるようにしてもよい。
 図3Aは情報処理装置100が標準レンズを使用している状態である。この状態では、第1ズーム倍率調整ボタン306aがハイライト表示されている。なお、情報処理装置100においてカメラ106を起動すると第1ズーム倍率調整ボタン306aに対するユーザのタップ入力がなくてもカメラ用UIはまずこの状態で表示される。
 図3Bは第2ズーム倍率調整ボタン306bへのユーザの入力に基づいて情報処理装置100が望遠レンズを使用している状態である。望遠レンズに対応するズーム倍率は2倍であるため、スルー画像表示領域301において図3Aに比べて被写体が2倍の大きさで表示されている。この状態では第2ズーム倍率調整ボタン306bがハイライト表示されている。
 図3Cは第3ズーム倍率調整ボタン306cへのユーザの入力に基づいて情報処理装置100が広角レンズを使用している状態である。広角レンズに対応するズーム倍率は0.6倍はであるため、スルー画像表示領域301において図3Aに比べて被写体が0.6倍の大きさで表示されている。この状態では第3ズーム倍率調整ボタン306cがハイライト表示されている。
 このように、ユーザはズーム倍率調整ボタン306に対して入力を行って使用するレンズを選択することでズーム倍率を調整することができる。
 また、カメラ用UIにおいては、ユーザはレンズの切り替えによってではなく具体的な値を指定してズーム倍率を調整することもできる。
 図4Aに示すようにディスプレイ105にカメラ用UIが表示されている状態において、ユーザがスルー画像表示領域301に対してピンチイン・ピンチアウト操作を行うと図4Bに示すようにズーム倍率調整ボタン306が倍率値指定モードに遷移する。倍率値指定モードのズーム倍率調整ボタン306ではレンズの種類に対応するのではなく、ズーム倍率が例えば0.1刻みで連続する点のアイコンで表示され、現在のズーム倍率が倍率値とともにハイライト表示される。
 そして情報処理装置100は、入力部104であるタッチスクリーンに対するユーザのピンチイン・ピンチアウト操作に応じてズーム倍率を変化させ、そのズーム倍率の変化に対応させてズーム倍率調整ボタン306のズーム倍率表示も変化させる。そして、ユーザのピンチイン・ピンチアウト操作が終了してユーザの指がタッチスクリーンから離れると、図4Cに示すように、使用しているレンズに対応するズーム倍率調整ボタンがハイライト表示され、さらにズーム倍率調整ボタン306に重畳表示されるズーム倍率がユーザにより入力されたズーム倍率になる。
 なお、ユーザは倍率値指定モードのズーム倍率調整ボタン306上でスライド操作を行うことで具体的なズーム倍率を指定してズーム倍率を調整することもできる。
 このようにしてユーザはレンズの切り替えよりも詳細にズーム倍率を調整することが可能である。本実施の形態ではカメラ106は最大10倍のズームが可能であるとする。ただし、この10倍というズーム倍率はあくまで一例であり、最大ズーム倍率は10倍以下であってもよいし、10倍以上であってもよい。
 また、ユーザは情報処理装置100が備えるハードウェアボタンに対する入力でズーム倍率を調整することもできる。
 以下の説明においては、倍率値指定モードのズーム倍率調整ボタン306に対する入力、ピンチイン・ピンチアウト操作、ハードウェアボタンに対する入力のいずれかでズーム倍率を調整する方法を、レンズの切り替えによるズーム倍率の調整および本技術のズーム用UIを用いたズーム倍率の調整と区別するために「その他の方法」と記載する場合がある。
[1-3.ズーム用UI]
[1-3-1.ズーム用UIの構成]
 次に表示制御部111によりディスプレイ105に表示される、本技術のズーム用UIについて説明する。図5は情報処理装置100においてカメラ106が起動しており、ディスプレイ105にカメラ用UIとズーム用UIが表示されている状態である。
 ズーム用UIは第1ズーム枠401、第1選択用ボタン402、第2ズーム枠403、第2選択用ボタン404により構成されている。
 第1ズーム枠401はズーム状態における撮影範囲である画角を示す矩形状の枠である。図5の例では第1ズーム枠401はズーム倍率2倍に対応している。このズーム倍率2倍とは、標準レンズを使用している状態のズーム倍率1倍を基準とした倍率である。本実施の形態では第1ズーム枠401のズーム倍率は予め設定された固定値であるものとする。第1ズーム枠401は中心がスルー画像表示領域301の中心に一致するように表示されている。
 第1選択用ボタン402は、第1ズーム枠401の右下角に設けられており、第1ズーム枠401のズーム倍率でズームするようにユーザが指示するためのボタンである。第1選択用ボタン402には、対応する第1ズーム枠401のズーム倍率が重畳表示されている。これによりユーザは第1ズーム枠401のズーム倍率を把握することができる。なお、第1選択用ボタン402の位置は第1ズーム枠401の右下角に限られず、第1ズーム枠401の他の角でもよいし、第1ズーム枠401の枠上でもよい。
 第2ズーム枠403はズーム状態における撮影範囲である画角を示す矩形状の枠である。図5の例では第2ズーム枠403はズーム倍率5倍に対応している。このズーム倍率5倍とは、標準レンズを使用している状態のズーム倍率1倍を基準とした倍率である。本実施の形態では第2ズーム枠403のズーム倍率は予め設定された固定値であるものとする。第2ズーム枠403は中心がスルー画像表示領域301の中心に一致するように表示されている。
 第2選択用ボタン404は、第2ズーム枠403の右下角に設けられており、第2ズーム枠403が示すズーム倍率でズームするようにユーザが指示するためのボタンである。第2選択用ボタン404には、対応する第2ズーム枠403のズーム倍率が重畳表示されている。これによりユーザは第2ズーム枠403のズーム倍率を把握することができる。なお、第2選択用ボタン404の位置は第2ズーム枠403の右下角に限られず、第2ズーム枠403の他の角でもよいし、第2ズーム枠403の枠上でもよい。
 第1ズーム枠401および第2ズーム枠403のアスペクト比はスルー画像表示領域301のアスペクト比と同一である。よって図6Aに示すように、スルー画像表示領域301のアスペクト比が4:3である場合には第1ズーム枠401および第2ズーム枠403もアスペクト比が4:3の枠としてディスプレイ105に表示される。
 また図6Bに示すように、スルー画像表示領域301のアスペクト比が16:9である場合には第1ズーム枠401および第2ズーム枠403もアスペクト比が16:9の枠としてディスプレイ105に表示される。
 さらに図6Cに示すように、スルー画像表示領域301のアスペクト比が1:1である場合には第1ズーム枠401および第2ズーム枠403もアスペクト比が1:1の枠としてディスプレイ105に表示される。
 以下の説明ではスルー画像表示領域301、第1ズーム枠401および第2ズーム枠403のアスペクト比は4:3であるとする。ただし、本技術はスルー画像表示領域301、第1ズーム枠401、第2ズーム枠403のアスペクト比が同一である内容に限定されるものではない。
 このように表示制御部111は、カメラ106における複数のズーム倍率のそれぞれを示す複数のズーム枠をスルー画像が表示されているディスプレイ105に同時に表示する。
 以下の説明において第1ズーム枠401と第2ズーム枠403を区別する必要がない場合には単にズーム枠と称する場合がある。また、第1選択用ボタン402と第2選択用ボタン404を区別する必要がない場合には単に選択用ボタンと称する場合がある。
[1-3-2.ズーム枠に基づくズーム]
 次にズーム枠に基づくズームについて説明する。図7Aに示すようにスルー画像表示領域301に第1ズーム枠401と第2ズーム枠403が表示されている状態でユーザが第1選択用ボタン402に入力を行うと、スルー画像表示領域301における表示は図7Bに示すように第1ズーム枠401のズーム倍率でズームした状態(第1のズーム状態)に遷移する。この第1のズーム状態では第1ズーム枠401で囲う範囲が撮影範囲である画角としてスルー画像表示領域301の全体に表示される。この状態でユーザがシャッタボタン302に入力を行うと、カメラ106は図7Bのスルー画像表示領域301に表示されている第1ズーム枠401のズーム倍率でズームした画角で撮影を行う。
 また、図7Aの状態においてユーザが第2選択用ボタン404に入力を行うと、スルー画像表示領域301における表示は図7Cに示すように第2ズーム枠403のズーム倍率でズームした状態(第2のズーム状態)に遷移する。この第2のズーム状態では第2ズーム枠403で囲う範囲が撮影範囲である画角としてスルー画像表示領域301の全体に表示される。この状態でユーザがシャッタボタン302に入力を行うと、カメラ106は図7Cのスルー画像表示領域301に表示されている第1ズーム枠401のズーム倍率でズームした画角で撮影を行う。
 このように、第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のいずれかがユーザに選択されると、選択されたズーム枠のズーム倍率でズームしたスルー画像がスルー画像表示領域301の全体に表示される。
 なお、図7Aに示すズーム倍率1倍の状態から図7Bに示す第1のズーム状態への遷移は表示が瞬時に切り替わるように遷移してもよいし、図8に示すようにズーム倍率1倍の状態から第1のズーム状態に徐々に変化していくように遷移してもよい。図7に示すように遷移させる場合、瞬時にスルー画像表示領域301の表示が切り替えるため、ユーザは第1選択用ボタン402への入力後すぐにズーム後の状態を確認することができる。一方、図8に示すように遷移させる場合、ユーザはズームしていることや、スルー画像表示領域301のどこにズームしたのかを容易に把握することができる。この遷移は図7Aに示すズーム倍率1倍の状態から図7Cに示す第2のズーム状態への遷移についても同様である。
 なお、図7Bに示す第1のズーム状態や図7Cに示す第2のズーム状態においてユーザが一般的にスマートフォンのカメラ機能においてズーム倍率を調整する操作であるピンチイン・ピンチアウトを行った場合、表示制御部111はズーム状態を解除するようにしてもよい。また、ユーザによる、入力部104として情報処理装置100が備えるボリュームボタンに対する入力、倍率値指定モードのズーム倍率調整ボタン306に対する入力、第1ズーム倍率調整ボタン306aに対する入力、スルー画像表示領域301の任意エリアに対するダブルタップに応じて表示制御部111はズーム状態を解除するようにしてもよい。また、他の入力方法でズーム状態を解除するようにしてもよい。
 第1選択用ボタン402および第2選択用ボタン404がシャッタボタン302としての機能を備えるようにしてもよい。その場合、ユーザが第1選択用ボタン402に入力を行うとカメラ106は第1選択用ボタン402に対応する第1ズーム枠401のズーム倍率でズームして撮影を行う。これによりユーザは第1ズーム枠401が示す画角で撮影された画像を得ることができる。
 また、ユーザが第2選択用ボタン404に入力を行うとカメラ106は第2選択用ボタン404に対応する第2ズーム枠403のズーム倍率でズームして撮影を行う。これによりユーザは第2ズーム枠403が示す画角で撮影された画像を得ることができる。
 このように第1選択用ボタン402および第2選択用ボタン404がシャッタボタン302としても機能する場合、ユーザにより選択されたズーム枠が示すズーム倍率でカメラ106による撮影が行われる。
 第1選択用ボタン402および第2選択用ボタン404をシャッタボタン302として機能させることにより、ユーザは第1選択用ボタン402または第2選択用ボタン404への入力後にシャッタボタン302への入力という2回の入力ではなく、1回の入力のみで撮影を行うことができる。
 なお、第1選択用ボタン402および第2選択用ボタン404がシャッタボタン302としても機能する場合、撮影の際にはスルー画像表示領域301における表示を入力が行われた選択用ボタンに対応するズーム枠のズーム倍率に拡大表示してもよいし、しなくてもよい。
 表示制御部111は、スルー画像表示領域301において表示されているスルー画像の現在のズーム倍率に基づいて第1ズーム枠401および第2ズーム枠403のそれぞれに対応するズーム倍率を決定する。
 上述したように情報処理装置100はズーム倍率が異なる3つのレンズを備えている。ユーザからのズーム倍率調整ボタン306に対する入力に応じて情報処理装置100がレンズを切り替えるとそれに応じてスルー画像表示領域301におけるスルー画像の現在のズーム倍率が変化する。表示制御部111はそのスルー画像の現在のズーム倍率に応じて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のズーム倍率を決定する。
 図9Aに示す標準レンズを使用している状態(ズーム倍率1倍の状態)から、レンズが望遠レンズ(ズーム倍率2倍)に切り替わると図9Bに示すようにスルー画像表示領域301において被写体は2倍にズームした状態で表示される。この状態では、情報処理装置100は第1ズーム枠401のズーム倍率を元々のズーム倍率(2倍)の2倍である4倍にとする。また、表示制御部111は第2ズーム枠403のズーム倍率を元々のズーム倍率(5倍)の2倍である10倍にする。
 そして表示制御部111は、そのズーム倍率の変化に対応して第1選択用ボタン402に重畳表示されているズーム倍率を示す数値を4倍(×4)とし、第2選択用ボタン404に重畳表示されているズーム倍率を示す数値を10倍(×10)とする。ただし、図9Aと図9Bにおいて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のサイズに変化はない。
 また、レンズの切り替えに限らず、ユーザが上述したその他の方法でズーム倍率を調整した場合も表示制御部111はそれに応じて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のズーム倍率を決定する。
 例えば、図10Aに示すように標準レンズを使用してズーム倍率が1倍である状態からユーザがその他の方法でズーム倍率を1.4倍にしたとする。この場合、スルー画像表示領域301における表示は図10Aの状態から図10Bの状態に遷移し、被写体が1.4倍にズームした状態で表示される。
 これに応じて表示制御部111は、第1ズーム枠401のズーム倍率を元々のズーム倍率(2倍)の1.4倍である2.8倍にし、第2ズーム枠403のズーム倍率を元々のズーム倍率(5倍)の1.4倍である7倍にする。表示制御部111は、そのズーム倍率の変化に対応して第1選択用ボタン402に重畳表示されている倍率を示す数値を2.8倍(×2.8)とし、第2選択用ボタン404に重畳表示されている倍率を示す数値を7倍(×7)とする。ただし、図10Aと図10Bにおいて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のサイズに変化はない。
 さらに、その他の方法でズーム倍率を2.1倍にすると、スルー画像表示領域301における表示は図11Aの状態から図11Bの状態に遷移し、被写体が2.1倍にズームした状態で表示される。
 この状態では第2ズーム枠403のズーム倍率は元々のズーム倍率(5倍)の2.1倍である10.2倍になる。しかし、本実施の形態では最大ズーム倍率は10倍であるため、第2ズーム枠403のズーム倍率を10倍以上にすることができない。その場合、図11Bに示すように、表示制御部111はスルー画像表示領域301にズーム倍率が10倍を超える第2ズーム枠403は表示せずに第1ズーム枠401のみを表示する。その他の方法でズーム倍率を2.1倍にした場合、表示制御部111は第1ズーム枠401の倍率を元々の倍率(2倍)の2.1倍である4.2倍にする。そして、表示制御部111は、そのズーム倍率の変化に対応して第1選択用ボタン402に重畳表示されている倍率を示す数値を4.2倍(×4.2)にする。
 なお、このように第2ズーム枠403が表示されなくなるのは、最大ズーム倍率を10倍として説明しているからであり、最大ズーム倍率がもっと大きい場合や第2ズーム枠403の元々のズーム倍率が5倍以下である場合には第2ズーム枠403は表示され続ける。
 なお、その他の方法でズーム倍率を大きくした結果、第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のズーム倍率が共に最大ズーム倍率を超えた場合、第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のいずれもがスルー画像表示領域301には表示されなくなる。
[1-3-3.被写体検出結果に応じたズーム枠の表示]
 次に、ズーム用UIにおける被写体検出結果に応じたズーム枠の表示について説明する。表示制御部111は、被写体検出部112の検出結果に基づいて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403をディスプレイ105に表示することができる。
 例えば、図12Aにおけるスルー画像表示領域301内の破線の枠で示すように被写体(例えば人物の顔)が検出された場合、表示制御部111はその被写体領域に対応させて第1ズーム枠401および第2ズーム枠403を表示することができる。
 また、図12Bにおけるスルー画像表示領域301内の破線の枠で示すように複数の被写体(例えば複数の人の顔)が検出された場合、表示制御部111はその複数の被写体領域のそれぞれに対応させて第1ズーム枠401および第2ズーム枠403を表示することができる。
 なお、複数の被写体が検出され、ユーザがいずれかの被写体を選択する入力(被写体に対するタップ入力など)をした場合、表示制御部111はその選択された被写体領域のみを囲むように複数のズーム枠を表示してもよい。
 このように表示制御部111は、検出された被写体の位置に対応させて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403の表示位置を決定する。
 検出された被写体に対応させてズーム枠を表示する場合、表示制御部111は被写体領域のサイズや被写体までの距離などに基づいてズーム枠のサイズを決定することができる。例えば、ズーム枠は検出された被写体の領域全体を含みつつ、縦方向および横方向に被写体の領域から所定の寸法の余白が生じるサイズで表示するとよい。余白の寸法は予め情報処理装置100において設定されていてもよいし、ユーザが設定できるようにしてもよい。よって、検出された被写体が大きければそれに対応して表示されるズーム枠も大きくなり、検出された被写体が小さければそれに対応して表示されるズーム枠も小さくなる。ズーム枠に対応するズーム倍率はズーム枠のサイズと現在のズーム倍率に基づいて決定される。
 検出された被写体に対応させてズーム枠を表示する場合、ズーム枠は中心が被写体の領域の中心に一致するように表示される。よって、ズーム枠の中心はスルー画像表示領域301の中心と一致するとは限らない。また、スルー画像の中心とズーム後の画像の中心が一致し、かつ、検出した被写体を含むようにしてもよい。
 ただし、必ずしもズーム枠の中心が被写体の領域の中心に一致するように表示しなくてもよく、例えば、公知の構図推定技術を用いて代表的な写真の構図(対角線構図、放射線構図、日の丸構図など)に合うようにズーム枠を表示してもよい。
 検出された被写体に対応させて複数のズーム枠を表示する場合、ユーザに対して推奨するズーム枠を強調表示してもよい。表示制御部111は、例えば、被写体のサイズや被写体までの距離に基づいて推奨するズーム枠を決定することができる。図12ではサイズが大きい左側の被写体に対応させて表示した第1ズーム枠401を強調表示している。また、情報処理装置100は、公知の構図推定技術を用いて代表的な写真の構図に合うズーム枠を推奨するズーム枠として決定してもよい。
 ズーム枠の強調表示は例えば、ズーム枠を太くする、ズーム枠に色をつける、ズーム枠を点滅させるなどの方法で行なうことができる。また、推奨するズーム枠を他のズーム枠と異なる表示形態で表示することにより強調してもよいし、推奨するズーム枠と他のズーム枠をユーザが区別することができればどのような方法で強調してもよい。
 なお、図12に示すように第1ズーム枠401と第2ズーム枠403の中心が被写体のスルー画像表示領域301の中心に一致しない場合、第1選択用ボタン402と第2選択用ボタン404にズーム倍率を示す数値を重畳表示しなくてもよいし、重畳表示してもよい。これは後述する図15、図16の例においても同様である。
 また、図13に示すように複数の被写体が検出され、いずれかの被写体に対応させて複数のズーム枠を表示した場合、ズーム枠に対応した被写体以外の被写体を内部に含まないズーム枠を強調表示してユーザに推奨してもよい。これによりユーザはどのズーム枠を選択すれば見切れを防止して不要な被写体を含まない画像を得ることができるかを容易に把握することができる。
 図13の例では被写体h1と被写体h2が検出され、被写体h1の領域に対応して第1ズーム枠401と第2ズーム枠403が表示されている。第1ズーム枠401は内部に被写体h2を含んでおり、第2ズーム枠403は内部に被写体h2を含んでいないため、第2ズーム枠403を強調表示している。
 また、検出された被写体の領域が正方形または正方形に近似する形状である場合、表示制御部111は、図14に示すように第1ズーム枠401と第2ズーム枠403をそれぞれアスペクト比が異なる縦型の枠と横型の枠として表示してもよい。図14の例では、破線で示すように正方形状の被写体の領域が検出されており、第1ズーム枠401がアスペクト比4:3の縦長の枠として表示され、第2ズーム枠403がアスペクト比3:4の横長の枠として表示されている。図14の例では縦長の第1ズーム枠401と横長の第2ズーム枠403はその中心が被写体の領域の中心に一致するように表示されている。さらに表示制御部111は、公知の構図推定技術を用いて代表的な写真の構図に合うズーム枠を推奨するズーム枠として決定して強調表示するようにしてもよい。図14では第1ズーム枠401が強調表示されている。なお、図14に示すように、横長の第2ズーム枠403はスルー画像表示領域301と異なるアスペクト比の枠であり、単純にスルー画像表示領域301の所定倍ではないため、第2選択用ボタン404にズーム倍率を示す数値を重畳表示しなくてもよい。また、第2選択用ボタン404にズーム倍率を表示しない場合には縦長の第1ズーム枠301に対応する第1選択用ボタン402にもズーム倍率を表示しなくてもよい。
 また、検出された被写体に対応させて複数のズーム枠を表示した場合において、被写体の移動速度が速い場合(例えば移動速度が閾値以上である場合)には、図15に示すように複数のズーム枠のうち大きい方のズーム枠を強調表示してユーザに推奨するとよい。被写体の動きが速い場合、被写体がズーム枠から外れてしまうおそれがあるため、大きいズーム枠を推奨してユーザにそれを選択させることでより確実に被写体をズーム枠内に収めて撮影を行うことができるようになる。なお、被写体の移動速度は例えばフレーム間の被写体の位置の差分とフレームレートから算出することができる。
[1-3-4.ズーム枠表示のその他の例]
 次にズーム用UIにおけるズーム枠表示のその他の例について説明する。図16Aに示すようにユーザが入力部104であるタッチスクリーンに対する入力でスルー画像表示領域301内に矩形状の任意のサイズの領域501を指定したとする。その場合、表示制御部111は図16Bに示すようにその指定された領域501を基準にして第1ズーム枠401と第2ズーム枠403を表示することができる。
 この場合、表示制御部111は、小さい方のズーム枠である第2ズーム枠403はスルー画像表示領域301と同一のアスペクト比で、かつ、領域501を含む最小のサイズで表示する。また、大きい方のズーム枠である第1ズーム枠401はスルー画像表示領域301と同一のアスペクト比で、第2ズーム枠403のサイズを基準にした所定倍のサイズで表示する。
 情報処理装置100であるスマートフォンのカメラ用UIにおいては、通常、ユーザがスルー画像表示領域301の任意の位置に対してタップ入力を行うとAE/AF(Auto Exposure/Auto Focus)機能が実行される。AEとはタップ入力された位置を基準として自動で明るさを決める機能である。AFとはタップ入力された位置に自動でピントを合わせる機能である。
 本技術ではそのタップ入力によるAE/AFと、タップ入力によるズーム枠の選択との共存を図るために第1ズーム枠401に対応する第1選択用ボタン402と、第2ズーム枠403に対応する第2選択用ボタン404を設けている。これにより、スルー画像表示領域301における第1選択用ボタン402と第2選択用ボタン404以外の任意の位置にユーザがタップ入力を行うとAE/AFが実行される。また、第1選択用ボタン402または第2選択用ボタン404にユーザがタップ入力を行うと、その選択用ボタンに対応するズーム枠が選択される。
 ただし、タップ入力によるズーム枠の選択を優先して、ズーム枠内の任意の位置に対してタップ入力を行うことでズーム枠を選択するようにしてもよい。
 また、スルー画像表示領域301内の任意の位置に対するユーザのタップ入力に応じてAE/AFを実行し、ズーム枠内の任意の位置に対するユーザのダブルタップ入力に応じてズーム枠の選択を実行するようにしてもよい。また、ズーム枠内の任意の位置に対するタップ入力に応じてズーム枠の選択を実行し、スルー画像表示領域301内の任意の位置に対するダブルタップ入力に応じてAE/AFを実行するようにしてもよい。
 なお、ズーム枠はスルー画像表示領域301に表示されているスルー画像上に重畳して表示してもよいし、ズーム枠をスルー画像とのαブレンディングによる半透過状態で表示してもよい。ズーム枠を半透過状態で表示することにより、スルー画像表示領域301に表示されている被写体がズーム枠により隠れてしまうことを防止できる。これは選択用ボタンについても同様であり、選択用ボタンを半透過状態で表示してもよい。
 また、図17に示すように表示するズーム枠は3つでもよいし、ズーム枠は複数であればいくつであってもよい。図17ではさらに第3ズーム枠405と第3選択用ボタン406が表示されている。タブレット端末などのスマートフォンよりもディスプレイ105が大きい情報処理装置100においてはズーム枠を3つ以上表示することでより多くのズーム倍率を同時に確認することができ、より撮影における利便性が向上する。
 また図18に示すように、ユーザがその他の方法でズーム倍率を調整した場合、情報処理装置100はその現在のズーム倍率に応じて第1ズーム枠401と第2ズーム枠403のサイズを決定してもよい。
 図18は、図18Aに示すズーム倍率が1倍の状態からユーザがその他の方法で図18Bに示すようにズーム倍率を1.4倍に調整して場合であり、スルー画像表示領域301内の被写体が1.4倍で表示されている。この場合、情報処理装置100は第1ズーム枠401および第2ズーム枠403も図18Aに示すサイズから1.4倍のサイズにして表示する。ただし、第1ズーム枠401のズーム倍率と第2ズーム枠403のズーム倍率に変更はない。
 表示制御部111は、ズームの種類に応じてズーム枠の表示形態を異ならせてもよい。具体的には、ズーム枠のズーム倍率によるズームを情報処理装置100が光学ズームで実行できる場合、表示制御部111はそのズーム枠を強調表示してもよい。図19では第1ズーム枠401はズーム倍率が2倍であり、2倍ズームは望遠レンズの光学ズームで実行することができるため、第1ズーム枠401が強調表示されている。
 光学ズームはデジタルズームと比べて画質の劣化を抑えて被写体を拡大することができるため、光学ズームでユーザが希望するズーム倍率を実現できる場合には光学ズームで撮影するのが好ましいからである。
 上述したディスプレイ105におけるズーム枠の表示はデフォルトではオフとし、情報処理装置100の設定画面でオンオフを切り替えることができるようにしてもよい。ただし、デフォルトでズーム枠が表示するようにしてもよい。
 また情報処理装置100の設定画面で、選択用ボタンに対する入力に対して、画角変更のみが実行されるか、画角変更と同時に撮影も実行されるかなどの設定を変更できるようにするとよい。
 以上のようにして情報処理装置100によるズーム用UIの表示が行われる。本技術によれば、ディスプレイ105にスルー画像が表示されている状態において、異なる複数のズーム倍率でズームした状態を確認しやすくすることができる。
<2.変形例>
 以上、本技術の実施の形態について具体的に説明したが、本技術は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
 実施の形態では2つのズーム枠を具体例として説明を行い、ズーム枠は複数であればいくつでもよいと説明したが、情報処理装置100はズーム枠を1つ表示することを可能としてもよい。
 実施の形態は静止画の撮影を例にしたが、本技術は動画の撮影に対しても適用可能である。なお、動画撮影において選択用ボタンに入力が行われた場合、スルー画像表示領域301の表示は図8に示したように徐々に選択されたズーム枠のズーム倍率に遷移するのが好ましい。動画の場合、瞬時にズーム倍率が切り替わると映像が途切れている、映像に連続性がないような印象を与える可能性があるからである。ただし、動画の場合でも瞬時にズーム倍率を切り替えてもよい。
 ユーザからシャッタボタン302に入力があった場合、その時点で選択されているズーム枠のズーム倍率に拡大した画像と標準レンズを使用した倍率1倍の画像の両方を同時に撮影するようにしてもよい。
また、ユーザからシャッタボタン302に入力があった場合、その時点におけるスルー画像表示領域301の画角の画像と、第1ズーム枠401のズーム倍率に拡大した画像と、第2ズーム枠403のズーム倍率に拡大した画像を同時に撮影するようにしてもよい。
 情報処理装置100が複数のレンズを備えている場合、常時複数のレンズおよびレンズに関連する機構などをオンにすることによりレンズの切り替えを迅速に行うことができる。一方、使用していないレンズおよびそれに関連する機構などをオフにすることにより情報処理装置100における電力消費量を削減することができる。
 実施の形態では情報処理装置100は種類が異なる複数のレンズを備えているとして説明を行ったが、本技術の情報処理装置100は備えるレンズが1つである情報処理装置においても動作可能である。
 本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
 カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
情報処理装置。
(2)
 前記複数の枠のうち、ユーザにより選択された前記枠に対応する前記ズーム倍率でズームした前記スルー画像が前記ディスプレイに表示される(1)に記載の情報処理装置。
(3)
 ユーザによる枠の選択操作により、前記複数の枠のうち、前記選択操作により選択された前記枠に対応するズーム倍率で前記カメラによる撮影が行われる(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
 前記スルー画像の現在の前記ズーム倍率に基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する(1)から(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
 前記カメラが複数のレンズを使用可能な場合において、前記カメラが現在使用しているレンズの種類に基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
 前記スルー画像において検出された被写体に基づいて前記枠を表示する(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
 検出された前記被写体の位置に基づいて前記枠の表示位置を決定する(6)に記載の情報処理装置。
(8)
 検出された前記被写体のサイズに基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する(6)または(7)に記載の情報処理装置。
(9)
 検出された複数の前記被写体のそれぞれに対応して前記枠を表示する(6)に記載の情報処理装置。
(10)
 検出された複数の前記被写体のうち、ユーザにより選択された前記被写体に対応させて前記枠を表示する(6)に記載の情報処理装置。
(11)
前記スルー画像の現在の前記ズーム倍率に基づいて前記枠のサイズを決定する(1)から(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
 前記複数の枠のうちユーザに推奨する枠を強調表示する(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
 前記スルー画像において検出された複数の被写体のいずれかに対応させて前記複数の枠を表示した場合、前記複数の枠のうち、内部に前記複数の枠と対応しない前記被写体を含まない前記枠を強調表示する(12)に記載の情報処理装置。
(14)
 前記スルー画像において検出された被写体の速度が閾値以上である場合、前記複数の枠のうちの大きい方の枠を強調表示する(12)に記載の情報処理装置。
(15)
 光学ズームで実行可能なズーム倍率に対応する前記枠を強調表示する(12)に記載の情報処理装置。
(16)
 前記枠を前記ディスプレイに半透過状態で表示する(1)から(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17)
 ユーザが前記枠を選択するために入力するボタンを前記ディスプレイに表示する(1)から(16)のいずれかに情報処理装置。
(18)
 前記複数の枠のうち、前記ユーザによる前記枠内の任意の位置に対する入力があった前記枠を前記ユーザにより選択された枠とする(1)から(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(19)
 カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
情報処理方法。
(20)
 カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
100・・・情報処理装置
105・・・ディスプレイ
106・・・カメラ
401・・・第1ズーム枠
402・・・第1選択用ボタン
403・・・第2ズーム枠
404・・・第2選択用ボタン

Claims (20)

  1.  カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
    情報処理装置。
  2.  前記複数の枠のうち、ユーザにより選択された前記枠に対応する前記ズーム倍率でズームした前記スルー画像が前記ディスプレイに表示される
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  ユーザによる枠の選択操作により、前記複数の枠のうち、前記選択操作により選択された前記枠に対応するズーム倍率で前記カメラによる撮影が行われる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4.  前記スルー画像の現在の前記ズーム倍率に基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5.  前記カメラが複数のレンズを使用可能な場合において、前記カメラが現在使用しているレンズの種類に基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6.  前記スルー画像において検出された被写体に基づいて前記枠を表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7.  検出された前記被写体の位置に基づいて前記枠の表示位置を決定する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8.  検出された前記被写体のサイズに基づいて前記枠に対応する前記ズーム倍率を決定する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9.  検出された複数の前記被写体のそれぞれに対応して前記枠を表示する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  10.  検出された複数の前記被写体のうち、ユーザにより選択された前記被写体に対応させて前記枠を表示する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  11.  前記スルー画像の現在の前記ズーム倍率に基づいて前記枠のサイズを決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12.  前記複数の枠のうちユーザに推奨する枠を強調表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13.  前記スルー画像において検出された複数の被写体のいずれかに対応させて前記複数の枠を表示した場合、前記複数の枠のうち、内部に前記複数の枠と対応しない前記被写体を含まない前記枠を強調表示する
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14.  前記スルー画像において検出された被写体の速度が閾値以上である場合、前記複数の枠のうちの大きい方の枠を強調表示する
    請求項12に記載の情報処理装置。
  15.  光学ズームで実行可能なズーム倍率に対応する前記枠を強調表示する
    請求項12に記載の情報処理装置。
  16.  前記枠を前記ディスプレイに半透過状態で表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  17.  ユーザが前記枠を選択するために入力するボタンを前記ディスプレイに表示する
    請求項1に情報処理装置。
  18.  前記複数の枠のうち、前記ユーザによる前記枠内の任意の位置に対する入力があった前記枠を前記ユーザにより選択された枠とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  19.  カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
    情報処理方法。
  20.  カメラにおける複数のズーム倍率のそれぞれに対応する複数の枠をスルー画像が表示されているディスプレイに同時に表示する
    情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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